叢書(そうしょ)は、漢籍の分類のひとつで、多くの書物をひとつにまとめたものをいう。 『四庫全書総目提要』では叢書のための特別な分類は存在せず、いくつかの叢書を子部の雑家類に分類している。現在でもこの方式に従うこともあるが、四部分類のほかに叢書部を立てることも多い。 『十三経注疏』『二十四史』なども定義上は叢書と言えるが、分類上は叢書でなく経部や史部に入れられる。