五反田東映劇場(ごたんだとうえいげきじょう)は、かつて存在した日本の映画館である。 正確な年代は不明であるが1910年代に東京府荏原郡大崎町(現在の東京都品川区西五反田)に開館した大崎館(おおさきかん)が源流である。1938年(昭和13年)6月に設立されたばかりの東横映画がこれを買収し、同年11月、同社の2館目の直営館東寶五反田映畫劇場(とうほうごたんだえいがげきじょう、新漢字表記東宝五反田映画劇場)として新装開館、東宝映画の封切館として稼働した。第二次世界大戦後は直ちに再建されて1946年(昭和21年)1月、五反田東横映画劇場(ごたんだとうよこえいがげきじょう)として開館する。1951年(昭和26年)4月1日、合併によって東映の直営館となり、五反田東映劇場と改称した。1977年(昭和52年)11月には改築して五反田TOEIシネマ(ごたんだとうえいシネマ)を併設・開館したが、1991年(平成3年)には閉館した。