シルム(씨름)は、朝鮮半島の格闘技。二人の壮士(チャンサ:シルムにおける競技者の呼び名)が、土俵がなく、組合った状態から投げを打ち合って勝敗を競う。 日本では大相撲にたとえられ朝鮮相撲、韓国相撲とも呼ばれることがあるが、韓国におけるシルム人気は日本における大相撲のそれに遠く及ばない。プロリーグも存在するものの、実態は企業チームであり、2004年にはそのうちの1チームが撤退し、リーグの存続が危ぶまれている。2018年にユネスコの世界無形文化遺産に登録された。