アレグリア(Alegría)はシルク・ドゥ・ソレイユの移動公演の演目のひとつ。監督、芸術監督で1994年4月21日に初演、2013年12月29日にベルギー・アントワープで一度最終公演を迎えた。20年間で5,000回以上上演され、世界65都市以上、1000万人以上を動員した。その後2019年より初演25周年を記念してコンセプトやアクロバット、舞台演出や衣装などを刷新した『アレグリア-新たなる光-』の移動公演を開始した。 『アレグリア』は大テントでのツアー公演から始まった。しかし2009年から2010年の北米ツアーからアリーナ・ツアーへと変わり、大テントでの公演が不可能だった都市での公演も可能になった。1999年5月から2000年10月、MGMのカジノで常設公演を行ったこともある。 『アレグリア』はスペイン語で、英語では『joy』、日本語では『喜び』『歓喜』といった意味になる。シルク・ドゥ・ソレイユのパンフレットによると『パワーへの努力と若さのエネルギーの爽快さをオペラで表現』している。の、フランス、スペイン、アフリカ、地中海などから影響され個性的にブレンドされたニューエイジな音楽が流れ、ドミニク・ルミューがデザインしたバーレスクのデカダンスな美学を表現する衣裳と装飾で表現される。舞台や小道具はゴシック建築や大胆で直線的なデザインが特徴とされる。