アラン・ドゥコー(Alain Decaux、1925年7月23日 - 2016年3月27日)はフランスの作家、歴史学者、劇作家、脚本家、ラジオ・テレビ番組制作者。歴史上の人物や事件を題材とする著書、半世紀近くにわたるラジオ・テレビの歴史番組の制作・担当、ロベール・オッセン監督の歴史映画の脚本や演劇の台本の執筆により、歴史の大衆化に貢献した。1979年にアカデミー・フランセーズの会員に選出され、1988年には、同年フランソワ・ミッテラン政権の首相に就任したミシェル・ロカールにより、外務大臣付に任命された。 邦訳にアカデミー・フランセーズのを受賞した『ナポレオンの母 - レティツィアの生涯』、『パリのオッフェンバック - オペレッタの王』、『フランス女性の歴史』(全4巻)、『聖パウロ - 神から生まれた月足らずの子』などがある。