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Google Maps APIの基本

Web APIで楽々Androidアプリ(5)

 Android端末の通信機能と、国内外のさまざまなサイトで提供されているWeb APIを活用すれば、楽しいアプリを簡単に作ることができます。この連載では、多種多様なWeb APIの紹介と、そのAPIを利用したサンプルアプリの制作を通じて、Androidアプリの実践的な開発を解説します。第5回の本稿からは、広い意味のWeb APIですが、バージョンが2となったGoogle Maps Android APIを使った地図アプリを解説していきます。Google Maps Android APIとは、Googleが提供する、AndroidアプリにGoogle Mapsを組み込むためのAPIです。

対象読者

 Androidアプリケーションの開発を始めたい方で、JavaとEclipseの基本的な知識がある方を対象とします。

スケルトンアプリの作成

 作成する地図アプリは、Google Maps Android API v2を利用します。Google Maps Android API v2は、Googleが2012年末に発表したAPIで、従来のv1からは、仕様がかなり変更されています。

 では、まずはv1との違いについて触れてみましょう。見た目ですぐに分かる部分では、2D/3D対応となって、地図を回転させたり、傾けたりできるようになったことが挙げられます。また、内部的には基本的な設計部分から刷新されました。従来のコードをそのまま流用することができないほどです。

 また、導入手順も大幅に変更されていますので、今回はまず、Google Maps Android API v2を組み込む上での、基本となるスケルトン的なアプリを作っていきます。

地図のスケルトンアプリ
地図のスケルトンアプリ

導入手順

 地図のスケルトンアプリを作成するには、まず下準備として、次の手順が必要です。

  1. Google Play servicesライブラリの作成
  2. スケルトンアプリのプロジェクト作成
  3. Google Play servicesライブラリのインポート
  4. APIアクセスキーの取得
  5. APIアクセスキー、各permissionの追加

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 高江 賢(タカエ ケン)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/7440 2013/10/21 14:00

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