NVIDIAは、12月17日、新しい小型の生成AIスーパーコンピューター「Jetson Orin Nano Super」を発表した。
Jetson Orin Nano Superは、手のひらに収まるサイズの生成AIスーパーコンピューター。前モデルより生成AI推論パフォーマンスが1.7倍向上し、最大 67 TOPSを実現。メモリ帯域幅は50%増加し、102GB/秒となっている。
また、価格も安価になり、より幅広いユーザーの手に届くようになった。
Jetson Orin Nano Superで強化された機能は、あらゆる主要な生成AIモデルとTransformerベースのコンピュータービジョンで活用可能。開発者キットは、Jetson Orin Nano 8GB システムオンモジュール(SoM)とリファレンス キャリアボードで構成されており、エッジ AI アプリケーションのプロトタイプ作成に最適なプラットフォームとなっている。
また、今回のJetson Orin Nano Super向けのソフトウェアアップデートにより、Jetson Orin Nano 開発者キットをすでに所有しているユーザーも、生成AIの性能を向上できる。
なお、日本では販売パートナーである菱洋エレクトロとマクニカから12月18日より販売されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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