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フランス人の男子スキー選手、イタリアのコースで練習中に頭部を損傷

フランス人の男子スキー選手、イタリアのコースで練習中に頭部を損傷フランス人の男子スキー選手、イタリアのコースで練習中に頭部を損傷
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フランス人の男子スキー選手が先日、イタリアのコースで滑走中にコントロールを失い、大怪我を負った。

 

背中から激しく着地し、頭部を負傷

 

その男子選手とは、シュプリアン・サラジン(Cyprien Sarrazin)選手(30)だ。

 

彼は2022年の冬季オリンピックでフランス代表に選ばれ、2023年のワールドカップ・スキー(ボルミオ)の滑降でも優勝したという。

 

そして12月27日は、イタリアの町、ボルミオのコースで、2日目のトレーニング・ランに参加。その際、空中に打ち上げられ、背中から激しく着地して斜面を滑り落ちた。

 

その後、現場の救急隊がすぐにサラジン選手を処置し、ヘリコプターで病院に搬送されたが、この時彼は頭部を負傷していたそうだ。

 

硬膜下血腫と診断され、手術

 

サラジン選手は病院で、硬膜下血腫と診断され、手術が行われたという。そしてフランスのスキー連盟は12月28日、サラジン選手の手術が成功したと明らかにした。

 

しかしコースから外れたのは、サラジン選手だけではない。イタリアのピエトロ・ザッツィ選手も滑走中に事故を起こし、病院へ搬送されたそうだ。

 

問題は、このボルミオのコースが、2026年のイタリア冬季オリンピックで使用されること。そのため今回の2つの事故は、スキー界に懸念を引き起こしているという。

 

サラジン選手のチームメイト、ニルス・アレグレ選手は、コースの危険性について主催者を非難。「彼らはコースの準備の仕方を知らない」や「ここには。オリンピックを開催する資格がない」と述べている。(了)

 

出典元:MailOnline:French Olympic ski star, 30, is rushed to hospital after suffering brain injury in horror crash on slope for 2026 Winter Games in Italy(12/28)

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