marute 曰く、

時事通信によると、韓国政府は東日本大震災で被災し、操業停止などに追い込まれた日本企業に対し、韓国国内への工場移転を促す案を非公式に日本政府に打診したようだ。（ニュース記事)

同記事によると韓国では、サムスンや現代自動車などを生産面で支える部品・素材産業の高度化が課題となっており、その解決策として造成済の工業団地へ、被災企業の工場を誘致したいとのこと。

海外への工場移転は部品調達コストや製品流通コスト、税制面等のメリットもあるが、同時にコア技術流出の危険・産業の空洞化等のデメリットも内包している。

被災企業にとって急務である操業再開と、その手段としての海外移転。
経営者の判断を見守りたい。