今井は昨年、奪三振のタイトルも獲得した(C)産経新聞社 侍ジャパンの強化試合「ラグザス侍ジャパンシリーズ 日本VSオランダ」が3月5日、京セラドーム大阪で行われ、4番手でマウンドにあがった今井達也(西武)の“剛腕ぶり”に注目が集まった。【プ…
今井は昨年、奪三振のタイトルも獲得した(C)産経新聞社
侍ジャパンの強化試合「ラグザス侍ジャパンシリーズ 日本VSオランダ」が3月5日、京セラドーム大阪で行われ、4番手でマウンドにあがった今井達也(西武)の“剛腕ぶり”に注目が集まった。
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1-0の6回から4番手として登板した今井は先頭のヤイル・ファンボルキュロを空振り三振に抑えると、続くパトリック・ディダーにはこの日最速となる158キロを計測、ドーム内にどよめきが起きた。結果として四球を与えるが、その後ディディ・グレゴリアスを一邪飛、ジュレミ・プロファーを外角の156キロで見逃し三振に仕留めた。
7回も続投、このイニングも3球で2アウトを奪うと、最後はジアンディド・トロンプをスライダーで空振り三振に打ち取った。2イニングを3奪三振無失点、158キロを2度計測、直球は平均155キロ以上と3月初旬のこの時期に仕上がりの早さが目を惹いた。
今井は昨年2年連続2桁勝利となる10勝(8敗)をマーク、初タイトルとなる奪三振王にも輝いた。かつてはメジャー志望を口にしたこともあったが、現在は今季も2年連続の開幕投手を務めることが内定とまずはチーム最優先を認めている。
ただ最速158キロをマークした直球に加え、一級品のスライダーなど変化球への評価も高いとあって、ネット上でも右腕の快投には「今季が楽しみすぎる」「この力感で158キロはえぐすぎる」「早くメジャーの舞台で見たい」など、反響が拡がっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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