【UEFAチャンピオンズリーグ】レアル・マドリード 2-1 アトレティコ・マドリード(日本時間3月5日/サンティアゴ・ベルナベウ)【映像】ブラヒムが変態フェイント→ゴラッソ決勝点 レアル・マドリードのFWブラヒム・ディアスが、華麗な足さばき…
【UEFAチャンピオンズリーグ】レアル・マドリード 2-1 アトレティコ・マドリード(日本時間3月5日/サンティアゴ・ベルナベウ)
レアル・マドリードのFWブラヒム・ディアスが、華麗な足さばきからゴラッソ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のベスト8進出への大きな一歩となった決勝点に、ファンが興奮している。
レアル・マドリードは日本時間3月5日、CLラウンド16・1stレグでアトレティコ・マドリードと対戦。同じ街に本拠を置くダービーマッチとなった一戦を2ー1で制し、ベスト8に向けて大きく前進した。
サンティアゴ・ベルナベウがこの試合で一番の盛り上がりを見せたのは、1ー1で迎えた55分のことだ。レアル・マドリードは左サイドでブラヒム、FWヴィニシウス・ジュニオール、DFフェルランド・メンディによる高速パスワークから敵ボックス内の左サイドに進入すると、背番号21がここで卓越したセンスを発揮する。
ブラヒムは左で前を向いた状態でボールをレシーブ。すると、正面をDFホセ・マリア・ヒメネスに塞がれた。非常に狭いスペースで1対1をすることになったが、両利きのアタッカーはお構いなしにゴールに向かっていく。
細かいステップワークで間合いを測りつつ、小刻みなボディフェイントと足首のスナップを使ったフェイントで横に揺さぶる。そして、縦にいくフリをしてから重心の逆を突きヒメネスを転倒させ、追走してきたMFジュリアーノ・シメオネとの間を割るようにしてカットイン。右足をシャープに振った。
カーブ回転の掛かった地を這うシュートは、コースを消そうと立ちふさがってきたアトレティコ・マドリードの3選手の間隙を突いてゴールマウスの右下隅に決まった。世界的守護神のヤン・オブラクも横跳びしたものの触れない完璧な一撃だった。
解説の風間八宏氏は「シュートコースをよく見つけましたね。ちょうど空いたコースが見えたのでしょう。(シュートは)本当に流し込んだパス(のよう)ですよね。コースを見つけて流し込む。素晴らしい。一瞬でしたね」とゴールをこじ開けたプレーを大絶賛した。
個人技で打開した決まったゴールには、ファンが大興奮。ABEMAのコメント欄やSNSでは、「なんじゃこりゃ」「うまいて」「えぐ」「圧倒的個人技」「ブラヒムのドリブルなんかキモかったないい意味で」「狭いとこぶち抜いた」「よくあの密集地帯こじ開けたな」「大一番でそれはえぐい」「ブラヒムの左足首どうなってんの?」「天才かよ」「あまりにうますぎる」「あそこ抜けんのえぐい」「何回見てもおかしいわ」「理不尽」など興奮の声が寄せられた。
ゴラッソを決めてみせたブラヒムは喜びを大爆発。一目散にゴール裏に走って看板を越え、白で埋め尽くされたスタンドへと飛び込むと、サポーターと情熱的に歓喜の瞬間を分かち合った。しかし、観客席に入ってしまったためイエローカードで咎められ、ファンは「スタンド入りすぎw」「警告でてる」「知ら間にイエロー」「観客席入ったからイエローなんかよ何か情緒がねえなあ」などと反応していた。
ちなみに、この試合は4分のロドリゴ、32分のフリアン・アルバレスのゴールも難易度が高く、このブラヒムの決勝点を受けて、SNSには「今日はゴラッソ祭り」「なんだ今日ゴラッソ祭りか?」「CLらしいゴラッソ祭りだな」「スーパーゴールしか生まれないやん」「今日のゴール全部ゲームのゴールみたいなスーパーなのばっかり」などと沸騰していた。
CLで8シーズンぶりに実現した“マドリード・ダービー”は、レアル・マドリードがそのまま逃げ切りに成功。ベスト8進出をかけた運命の2ndレグは、日本時間3月13日に開催される。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)