世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31)=大橋=が5月4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスでWBA世界同級2位のラモン・カルデナス(29)=米国=と防衛戦を行う予定だと、2月28日(日本時間3月1日)、米専門メディア「…
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31)=大橋=が5月4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスでWBA世界同級2位のラモン・カルデナス(29)=米国=と防衛戦を行う予定だと、2月28日(日本時間3月1日)、米専門メディア「ボクシング・シーン」が報じた。試合会場は、T―モバイル・アリーナが最有力候補として挙がっているという。
井上の次戦について、当初はWBC同級1位のアラン・ピカソ(24)=メキシコ=が挑戦者として内定していた。しかし、ピカソ陣営が井上との対戦に難色を示したと、複数の海外メディアが報じていた。「ボクシング・シーン」は、井上とカルデナスの対戦交渉は最終段階にあるとしている。正式に決定すれば、井上にとっては2021年6月のダスマリナス(フィリピン)戦以来のラスベガス上陸となる。
WBA2位、IBF8位、WBO10位のカルデナスは、井上との対戦が決定すれば世界初挑戦。2月8日には、井上のスパーリングパートナーも務めたブライアン・アコスタ(26)=メキシコ=との10回戦で3―0の判定勝ちを収めている。
1月に金芸俊(韓国)に4回TKO勝ちした井上は、9月に日本でWBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=と王座統一戦、12月にサウジアラビアでの試合と、年間4試合を行う計画がある。
戦績は井上が29戦29勝(26KO)、カルデナスが27戦26勝(14KO)1敗、アフマダリエフが14戦13勝(10KO)1敗。