前回、鯖江市西山公園で藤棚を撮影したものの、満開というにはタイミングがやや早く、不本意な写真となってしまった。
そこで、何とかリベンジしたいと福井市近郊の藤の名所を探ったところ、西山公園より近い、片道10㎞ほどの場所が見つかった。
鯖江市は福井市の南であるが、それとは正反対の北隣である、坂井市春江町にある藤鷲塚の藤である。
10㎞なら、おんぼろママチャリでも何とか1時間ほどで行くことが出来そうだ。
というわけで、期待に胸を膨らませて早速向かったのであるが……
こんなことをいっては怒られそうだが、少々期待外れであった。
場所に迷い、現地住民に道を訊いたのだが、ピークは過ぎてしまったらしい。
リベンジならずといったところだが、先客の熱心なカメラマンもおり、見物客も盛んにやってくる様子である。
そんなわけで、やや消沈しながらも撮影に臨む。
先ず、このぼろぼろの木製の碑の後ろに見えている幹の木一本が、枝分かれして藤棚になっているとの事である。樹齢は最低300年以上、400年とも、信じがたいが800年といっている情報もあり相当な古木である。
個人的に提灯は雰囲気ぶち壊しと思うが、夜間灯りに照らされた花も風情があるのかもしれない。
一番密度の濃い感じを狙って撮って、この程度である。房の長さは短めで迫力はないが、良く云えば可愛い感じだ。
アップで撮ると、苔の生えた幹に風情を感じる。
苦しい説明だなw
しめ縄とのコラボ。今見ると、しめ縄にもピントが合った写真の方が良かったかも。一応そういう写真も撮ってはいる。
最後は藤棚の上からのショット。工事用の足場で階段と展望台が設けられていて、藤棚の上を望むことが出来るが、全体的に緑の葉の中に埋まるような感じでしか花が見えない。
という感じで、残念という他ないが、地域にとっては歴史ある宝なのだろう。またピークであれば、もっと迫力がある物なのかもしれない。
西山公園もそうだが、今年は縁がなかったという事だろう。
とはいえ納得いかないのでネットで画像を検索したところ、昨年の最盛期に撮られたと思われる写真ブログを発見した。
やはり、ピークの花の美しさはこんなものではないようだ。
上のブログの写真は広角レンズで主に撮られているが、自分は超望遠レンズだけを使い、花の密度が低すぎて広角にする気は全くならなかった。
いや、本当は広角といえるようなレンズ自体持っていないのだがw
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広角の単焦点が欲しいが、なかなかのお値段である。