この記事はpyspa アドベントカレンダー 2024の9日目です。
今回は、「続ける思考」という本を読んで実践したことで、自分の生活がどのように変わったかについて書いていきたいと思います。
はじめに
子どもができてから、自分の時間を作ることが本当に難しくなりました。勉強も運動も全然できていない状態が続いていましたが、「続ける思考」を読んでから、毎朝5分の勉強と30分程度のランニングを3月からずっと続けています。正直、こんなに続くとは思っていませんでした。
「続ける思考」のコンセプト
「続ける思考」の基本的なコンセプトは以下の通りです:
- とにかく継続することだけを目標にする
- 目標に対する期限を設定しない(例: 今年中に〇〇を勉強し終える、3か月で3kgやせる、など)
- 決めた時間にやる
私なりのアレンジとしては、「変化をつける」ことを意識しています。これは飽きないようにするためです。
9ヶ月の成果
勉強
9ヶ月で約250日勉強しました。つまり、最低でも1250分(約20時間)の勉強時間を確保できたことになります。1日1時間で20日勉強しようと思ったら、多分達成できなかったでしょう。
実際には、これを日課としつつ、時間が確保できたときにはもっと勉強時間にあてているので、トータルの勉強時間はずっと多くなっています。
運動
始めたころは1km走るだけで疲れていましたが、今では1日3kmを当たり前のように走れるようになりました。
続ける思考メソッドに基づく勉強法
ツール
- Notion (記録用)
- AI (6月からずっとClaude 3.5 Sonnetを使っている)
手順
- 大きなゴールを決める(例: 〇〇のアプリを作る、〇〇の資格を取る、etc.)
- 自分のスキルを書き出す
- 自分がもっていないスキルを書き出す
- AIを使って学習プランを作成する
- 毎日やる
- その日何をしたか、次の日何をするかは必ず書いておく
AIを使った学習プラン作成
以下のようなプロンプトを使っています:
#私のスキルと、#私が持っていないスキルに基づき、#ゴールを達成するための勉強プランを作ってください。 # 私のスキル # 私が持っていないスキル # ゴール
Notionでのプロジェクト管理
Notionのプロジェクトテンプレートを使って、学習プランに基づいたプロジェクトとタスクを管理しています。各タスクには終了条件を書いておくのがおすすめです。
日々の勉強
- タスクを開く
- 今日の日付を見出しにする
- 勉強する
- 勉強したことをNotionに簡単に書いておく
- 明日やることをNotionに簡単に書いておく
勉強は本当に少しでいいです。本を読むなら1ページとかでも構いません。予習も復習もいりません。
続ける思考メソッドに基づくランニング
必要なもの
- ランニング用のスポーツウェアと靴
- フィットネストラッカー(おすすめ)
- 運動アプリ(私はFreeleticsを使用)
フィットネストラッカーはずっとFitbit使ってます。以前はChargeを使ってましたが最近はInspireで十分だと思ったので買い換えました。
Freeleticsは過去記事でも紹介しているので詳細はそちらを参照してください。
場所と時間
屋外で朝に走るのがおすすめです。人が少なく、夏も涼しいです。
手順
- 着替える
- 外に出る
- 走る
- 帰宅する
走る距離
最も重要なのは以下の2点です:
- 楽な距離しか走らない
- ちょっとづつ変化をつける
私の場合、以下のような感じで距離を伸ばしていきました:
- 毎日100m 1セット増やす(100m 走ったらインターバル)
- 100m 3セット走ったら、その次の日は100m 3セットの代わりに200m 1セット走る
- 200m 3セット走ったら、その次の日は200m 3セットの代わりに400m 1セット走る
負荷とインターバル
楽なスピードで走ることを徹底し、インターバルは30秒から1分くらい取ります。私は適当なアプリやゲームの広告を流して、インターバルの時間としています。
冬は寒いんだけど?
以下の習慣を導入しました。
- ランニング前にストレッチの時間を取り、出発直前に白湯を飲む
これだけで全然気持ちが楽になりました。
さらに追加した週間
最近、さらに以下のような習慣をはじめました。
- 寝る前に白湯を飲む
- 起きたら白湯を飲む
- カフェインを抜く
- 朝起きたら1分間瞑想する
- その後1分間ストレッチする
これだけでも心身ともに随分楽になります。
おわりに
「続ける思考」を実践することで、9ヶ月前には想像もしなかった状態になれました。小さな積み重ねが、大きな変化をもたらすことを実感しています。皆さんも、自分なりの「続ける」を見つけて実践してみてはいかがでしょうか。