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「育ちが良い」と言われるために!最低限身に付けておきたいマナーを解説

「育ちの良い人」は、ちょっとした言動や振る舞いが美しく、周りに好感を持たれることが多いです。
自分の子どもにも、そんな風に育ちが良いと思われる人間になってほしいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、育ちが良いと思われるために身に付けておきたいマナーをご紹介します。
また、子どもにマナーを教える際のポイントもご紹介するので、将来子どもが恥をかかないためにも、ぜひ参考にしてください。


■育ちとは?育ちが良い人の共通点

「育ちの良さ」とは生まれ育った環境の中で自然と身に付くものです。
そのため、育ちとは家柄で決まるものであり、自分ではどうしようもないと思い込んでいる人も少なくありません。
しかし、実際は「育ちの良さ」とは人として最低限のマナーを知っているか、いないかの違いであると考えられます。
家柄に関係なく、親が子に教えてあげられることばかりなので、将来恥をかかないためにも、人として最低限のマナーは身に付けておくことが大切です。


■育ちが良いと思われるために!身に付けておきたい最低限のマナー

将来子どもが恥をかかないためにも、身に付けておきたい最低限のマナーをご紹介します。
良い習慣を身に付けられるよう、親がしっかり導いてあげることが大切です。


・挨拶をする

挨拶は人とコミュニケーションを取る上で非常に重要です。
「おはよう」「こんにちは」「さようなら」といった基本的な挨拶ができない場合、「あの子は挨拶もろくにできない」「挨拶をしても無視をされる」など、良くない印象を持たれ、敵を作ることになるでしょう。
そうならないためにも、普段から人に会った時は、その場に合った挨拶ができるよう親がお手本を見せることが大切です。
挨拶が習慣となるよう、子どもの頃からしっかり教えてあげましょう。


・感謝や謝罪の言葉が言える

「ありがとう」「ごめんなさい」など、感謝や謝罪の言葉は、挨拶と同じくらい大切です。
親子間ではどうしても言葉が省略される傾向にあり、命令口調だったり、単語のみだったりになってしまいがちですが、何かしてもらった時、悪いことをしてしまった時に素直に感謝や謝罪の言葉が言えるようにしておきましょう。
日頃から丁寧な言葉遣いが習慣になれば、自然と「ありがとう」「ごめんなさい」といった感謝や謝罪の言葉も出てくるようになるはずです。


・公共のマナーを身に付けさせる

子どもが成長するとともに、公共の場や乗り物を利用する機会も増えていくでしょう。
そんな時に、騒いだり、走り回ったりとマナーのなっていない行動を取ると、親が恥ずかしい思いをするのはもちろんですが、周囲の人に迷惑をかけることになりかねません。
公共の場では騒がない、走り回らない、勝手に商品を触らない、靴を履いたままイスの上に乗らないといったマナーを事前に教えることが大切です。


・食事のマナーを教える

食事のマナーが悪いと、周囲の人に不快な思いをさせてしまうことがあります。
恥ずかしい思いをしないためにも、お箸は正しく持つ、口に食べ物を入れたまま喋らない、くちゃくちゃ食べをしないなど、食事にまつわるマナーを教えてあげましょう。
一度ですぐ身に付けるのは難しくとも、何度も根気強く教えることで、いずれしっかりと身に付くはずです。
また、「お店では走らない」「大きな声を出さない」など、外食する際のマナーも小さい頃から身に付けておくことが大切です。


・嘘をつかない

褒めてほしい、怒られたくないなどその理由は様々ですが、子どもは嘘をつくことも少なくありません。
しかし、嘘をつくことが常態化してしまい、嘘をつくことに慣れてしまうと、大人になってもくだらないことで嘘をついてしまうようになります。
そうなれば、誰からも信頼されず、独りぼっちになってしまう可能性もあります。
子どもが小さいうちに、嘘をつくのは良くないことだと教えてあげることが大切です。


・会話に割り込みしない

小さい頃に、人の会話に割り込むのを許していると、大人になってもなかなかその悪癖を直せず、周囲の人に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。
子どもの話に耳を傾けることは大切ですが、順番があること、人の会話には割り込まないことを教えてあげることが大切です。


・相手の目を見て話す

相手と話す時に目をそらしたり、違うところを見て話したりするのは、「あなたと話したくない」と思わせてしまう可能性があり、とても失礼な行動にあたります。
日本人はどちらかというと、相手の目を見て話すのが苦手であると言われています。
自信のなさや恥ずかしさから相手の目を見れないという人もいるでしょう。
しかし、目をそらすのは、嘘をついていると受け取られることもあり、不要なトラブルを招く恐れもあります。
グローバル化が進み、外国人と接する機会も増えている昨今、子どものうちから相手の目を見て話す癖をつけておくことが大切です。

 


■子どもにマナーを教える際のポイント

子どもにマナーを教える時のポイントは以下の通りです。

◎親がお手本を見せる
◎子ども年齢に合わせる
◎優しく伝える

子どもが途中で嫌にならないためにも、上記の方法を参考に、優しく教えてあげることが大切です。


・親がお手本を見せる

子どもにマナーを教える時は、親がお手本となってあげることが大切です。
マナーは行動や言葉を伴うものが多く、どうすれば良いかを言葉で伝えるだけでは、子どもはイメージするのが難しいです。
そのため、マナーを教える際は、どうすれば良いのか親がお手本を見せてあげることが大切です。
日頃からお手本を見ていれば、子どもは特に疑問を持つことなく、自然とマナーが身に付きます。


・子ども年齢に合わせる

マナーを教える際は、子どもの年齢に合わせることも大切です。
特に小さい子どもの場合、まだ理解力も幼いため、言葉でマナーを完全に理解させることは難しいです。
小さいうちはボディランゲージを用いながら、一緒に実践する中でどうすれば良いのかを教えてあげることが大切です。
例えば、食事の際は「いただきます」と言うことを教えたい時は、毎回一緒に「いただきます」の動作を見せ、実践させることで小さい子どもでも覚えやすくなります。
より詳細なマナーは、年齢が上がり、理解力が向上してきたら教えてあげると良いでしょう。


・優しく伝える

何度も教えているのに上手く実践できない時、「なんでできないの?」と厳しく叱る親も少なくありません。
しかし、いくら子どものためであっても、あまりに厳しく指導していると子どもは反発してしまいます。
また、「どうせ僕なんて」「親に嫌われている」といったネガティブな気持ちから、親子関係を悪化させる恐れもあります。
子どものためを思ってしている行動で、子どものことを傷付けてしまったり、親子関係を悪くしたりしてしまっては意味がありません。
子どもにマナーを教える際は、優しい言葉で具体的にどうすれば良いのか、伝えることが大切です。

 

 

今回は、子どもが将来恥をかかないために、教えておくべき最低限のマナーをご紹介しました。
子どもへのしつけは一朝一夕でできるものではなく、時には何度も同じことを言わなければいけません。
頭ではわかっていても、なかなか実践できないといったこともあるでしょう。
しかし、だからといって諦めてはいけません。
根気よく伝え続けることが大切です。
親がお手本となり、子どもの年齢に合わせて優しく教えてあげましょう。