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ぶるぶるイスタンブール 期間限定のトルコ生活

2024年夏から始まった期間限定のイスタンブール暮らし。毎日の出来事を発信します。

イスタンブールのパキスタン人の友人宅で初のイフタール

夫の誕生日祝いを兼ねてパキスタン流のイフタールをやるからおいでよ!」というパキスタン人の友人の招待を受けて、イスタンブールで初めてのイフタールに参加して来ました。

友人のマンションに到着すると、テーブルには、パキスタンのバーガー(シャミカバブバーガー)やラマダン期間中にだけ作るというフルーツサラダ(フルーツチャート)など様々なパキスタン料理が並んでいました!どれもとても美味しかったです。

パキスタン料理

招待客の1人のお手製で「パキスタン料理と中華の融合」と説明を受けた「チョウメン」。辛いソースをかけて食べる焼きそばで、非常に美味でした。

チョウメン

イスタンブール在住のパキスタンの方々が20人弱集まっての賑やかなイフタール。

面白いなと思ったのは、誰も時間通りに来なかったということです(笑)。私も1時間遅れて到着することになってしまったので、主催者の友人に謝罪のメッセージを送ると「まだ1人しか来てないから大丈夫!誰も時間通りには来ないよ!」との返信。結果、ほとんどの人たちが1時間以上遅れてのんびりやって来ました。

誕生日ケーキも

参加したパキスタン人の皆さんは日中は断食している上、終日ノンアルコールです。

ラマザン期間中にパキスタンで好んで飲まれる飲料「ルーアフザ」を紹介してもらいました。甘い濃厚シロップで、水で割って飲みます。好き嫌いが分かれそうな独特な味でした。ハマる人はハマりそう。

イスタンブールでは入手しづらいということでパキスタンから持って来たのだそうです。

ルーアフザ

イスタンブールに住んでいると、様々な文化や考え方を持った人たちと出会う機会があります。日本に長年住んでいた自分の常識や認識は世界中に無数にある価値観の中の一つに過ぎないということを日々教えられます。

そして誰が、どの考え方が、正解ということではなく、シンプルにそのどれもが存在するということ。それを理解すること。人には多様な考えを持つ権利があり、そこには背景があり、それらをリスペクト(尊重)するということ。

言葉にすると当たり前のようにも聞こえるのですが、様々な人種や文化が混ざり合うイスタンブールの地で実感していることです。

友人の住むマンションからのイスタンブール市街の夜景。初めてのイフタールはとっても贅沢な時間となりました。

イスタンブールの夜景

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イスタンブール・タクシムでパサージュ巡り

イスタンブールのタクシム広場から少し歩いたところにある「チチェキ・パサージュ(花の商店街)」。ヨーロッパの雰囲気を感じるアーケード街にはレストランや飲食店が軒を連ねています。

チチェキ・パサージュ(Çiçek Pasajı)

かつて花屋が多く店を構えていたことから「花の商店街」と名付けられたこの場所は、1870年の大火で焼失した劇場の跡地に建てられたそうです。当初24軒の店舗と18軒の高級マンションで構成されていたそうで、イスタンブールに住む外国人に人気だったとか。

チチェキ・パサージュ(Çiçek Pasajı)

一時は荒廃してしまった「チチェキ・パサージュ」ですが、その後に修復が行われ、現在の形に。

私が訪れた日はラマザン期間中だったのでほとんどお客さんがいませんでしたが、普段は食事やアルコールを楽しむ人たちで賑わっているようです。

チチェキ・パサージュ(Çiçek Pasajı)の入り口

さて、実は「チチェキ・パサージュ」は別のパサージュを訪れて偶然見つけましたのでした。

この日の本当の目的は近くにある別の商店街「アスルハン・パサージュ」。ここは古本屋さんや理髪店、文房具屋、コピー屋などが入るインドア商店街です。

アスルハン・パサージュ

レコードを求めて来たのですが、ほんの少し置いている店があっただけで収穫はありませんでした。残念。ただ、古い本や昔の写真、ポストカードなどを見て通りを歩くのは楽しかったです。

古本屋

タクシムには毎日のように足を運んでいるのですが、今回訪れたパサージュ(商店街)のあるエリアは初めてでした。まだ他にもあるようなので時間を見つけて行ってみたいと思います。

イスタンブールにはモダン(かつ巨大)なショッピングモールもかなりの数ありますが、こうした昔ながらの小売店が元気に商売をしている姿を見ると感動に近いものを覚えます。インフレが凄まじいので賃料の値上がりも大変だと思いますが、これからも末長く続いて欲しいです。

古本屋

アスルハン・パサージュの入り口

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ラマザンにだけ食べられる特別なパン(ピデ):イスタンブールでも断食月が始まりました

3月1日(土)からイスラム教の「ラマダン(ラマザン)」が始まりました。これから1か月間、イスラム教徒の人たち(の多く)は日の出から日没まで断食をして過ごします。

イスタンブール(特に私の住んでいる外国人が多く住むエリア)は、リベラルなイスラム教徒の人たちも多いので、一見普段通りの日常ですが、日中のカフェやレストランは明らかに閑散としてます。

猫が占拠するイスタンブール

個人的に面白いと感じるのは、断食月に「食事」が重要な役割を果たすということです。ラマザン期間中の日没後に毎晩食べる食事はアラビア語で「イフタール」と呼ばれます。イスラム教徒の家庭では、家族や知り合いを招いて食卓を囲み、食事を楽しんで関係を深めるそうです。

さてさて、そんなイフタールに欠かせないのが「Ramazan pidesi(ラマザンピデシ)」と呼ばれるパン。ラマザン期間にしか作られない特別なパンです。

ラマザン初日、ご近所スーパーのミグロスにも山積みで販売されていました。

ラマザンのピデ

このラマザン用のピデは至ってシンプルでプレーンなパン。ふかふかなナンのような感じで、格子の線が入っているのが特徴のようです。日没前にはピデを求める人たちでパン屋さんに行列ができます。ミグロスでも(特に焼きたては)飛ぶように売れていました。

ラマザンピデシ

私たちは断食には参加していないのですが、せっかくなのでイフタール初日の夜はラマザンのピデを夕食に頂きました。

我が家の初イフタール(?)

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イスタンブールでたこ焼きパーティ〜近所のスーパーで買った高級冷凍タコを使って

先日、イスタンブールで2回目のたこ焼きパーティを開催しました!

たこ焼き

1回目のたこ焼きパーティの際には「Metro」という倉庫型スーパーで冷凍タコを手に入れました。

そのほかたこ焼きに必要な基本的な食材(たこ焼き粉やあげ玉、ソース、鰹節など)は日本から持って来ました。

そして今回は、「Metro」に行くことができなかったので、近所のスーパー「Migros(ミグロス)」で見つけた冷凍タコを購入しました。

タコの入手は困難だと聞いていたので、見つけた時には歓喜!ただメトロスーパーで購入したものよりも、ずっとずっと高級で、1匹1200グラムで879TL(約3,620円)でした(実は買った時には値札を読み間違えて210TLだと勘違い)。

グロスの冷凍タコ

半解凍したタコ

この日は鮮魚売り場で生のタコも売られていました。このスーパで初めてお目にかかる生タコ!グラムで買えるといいなと思って聞いてみたのですが、丸ごとでしか販売していないとのこと。1匹950TL(3,900円)でした。

生のタコ

購入した冷凍タコは一晩冷蔵庫に移して半解凍にし、たっぷりのお湯で約15分茹でて茹蛸に。

茹でタコ

せっかくなのでたこ焼きだけでなく、タコ飯とタコの唐揚げも作りました。それでも使いきれなかった一部は次回のたこ焼きパーティ用に冷凍保存することとしました。

タコ飯とタコの唐揚げ

たこ焼きの具には、タコ、揚げ玉、ネギ、チーズ、おもち、桜エビを入れました。招待したトルコ人の友人たちはたこ焼きは初体験だったそうですが、かなり気に入ってくれました。

ホットプレートを使って自分たちで作るというエンターテイメントも加わるので、たこ焼きを主役にしたパーティ、とってもおすすめです。

たこ焼き

ちなみにホットプレートは日本から持ってきた「Bruno」に変圧器を繋いで使用しました。

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イスタンブール・タクシムのアジア食材店【詳報】

まだまだアジア食材が手に入りづらいトルコで、現時点で最も1番の品揃えを誇る(と私が勝手に考えている)アジア食材店が、タクシムにある「China Supermarket」です。お店に置いてある商品の一部をご紹介。

アジア食材の中でも日本製のものは特に高値だと感じます(涙)。ここでしか見たことのないキューピーマヨネーズは500グラム入りのボトルで驚愕の527TL(約2,260円)!!

キューピーマヨネーズ 

ハウス食品バーモントカレーのカレールーを発見しました。パッケージの表記が中国語なので、中国で販売されているものなのかもしれません。100グラム4人分で138TL(約590円)。

カレールー

【「China Supermarket」の過去記事はこちら】

干し椎茸を発見!中国製の100グラム入りで165TL(約710円)。

干し椎茸 

こちらも中国産の昆布は200グラム入りで305TL(約1,310円)。

昆布

片栗粉は一般的なスーパーにも置いてあるそうなのですが、まだ見つけたことがありません(Metroにはありました)。

片栗粉

別の日にレベントの「fresh」というスーパーで見つけた中国製の乾麺がここにもありました!しかもここの方がずっと安かったです。

ラーメン、そうめん、うどんの乾麺はどれも500グラム入りで96.5TL(約400円)でした。

乾麺

乾麺

乾麺

乾麺

みりん風調味料は1リットルボトルが302リラ(1,230円)でありました。高い…。

みりん

調味料各種

醤油と米酢

お店の入り口には白菜と大根がありました。トルコの大根は日本のものより小さめです。白菜は大きさも味も日本のものとほぼ同じ。冬の自炊の強い味方です。

白菜と大根

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移民の町・ゼイティンブルヌで絶品アフガニスタンピラフと緑茶

先日、イスタンブール南部にある移民の町・ゼイティンブルヌへ連れて行ってもらいました。

ゼイティンブルヌのメインストリート

以前はこの地区には皮の加工工場がたくさんあって、アフガニスタンウイグルの移民の多くは皮革産業に従事していたそうです。多くの工場は取り壊されましたが、現在も街中のビルの地下では皮加工が行われています。革製品を扱う店もかなりの数ありました。

地下で行われる皮加工

革製品を扱う店

さて、この日の最大の目的はアフガニスタンのピラフです。

アフガニスタンを代表する米料理で「カブリ・パラウ」と言います。羊肉、にんじん、そしてぷりっぷりのレーズンと細長い米を炊き込んだピラフのような料理です。お肉は米の下に隠れています。

アフガンピラフ(350TL)

アフガニスタンのピラフ、とっても美味しかったです!薄めの味付けで、羊はやらか〜くなるまでしっかり煮込まれていて臭みは皆無。羊肉苦手でも大丈夫、というよりむしろ好きなくらいでした。レーズンとにんじんがほのかな甘さを醸し出していて、とても優しい料理です。

羊肉のケバブも比較的臭みは抑えめで美味しかったです。

羊肉のケバブ(350TL)

そしてこちらは、中にネギの入ったマントゥ(餃子/小籠包)。メニューになかったのですが、他にお客さんがいなかったので、特別にアフガニスタンの家庭食を作ってくれました。こういうサービスがとても素敵だなと思います。優しい家庭の味で美味しかったです。

アフガニスタンのネギのマントゥ

スターターとして出てきた野菜のスープ。とろみがあって、トルコのスープとは一味違いました。これも美味でした。

野菜のスープ

パンが無料で提供されるのはトルコ料理と同じですが、「チェキチ」というパン用のスタンプで膨らまないように穴が開けられた跡があります。私たちが食事中にちょうどパンを仕入れてきたお店の人が焼きたてのパンをくれました。ケバブと一緒にいただきました。

焼き立てパン

Afgan Pamir Restaurant

店内

今回お邪魔したのは「Afghan Pamir Restaurant」というレストランです。料理はクセがなく、日本人にも食べやすいです。そして美味しい。

ウェイターが女性(女性がこうして店頭に立つのはまだ珍しい)で、丁寧にメニューの説明をしてくれました。また絶対に訪れたいと思わせてくれる好印象のお店でした。

大大大満足のアフガニスタン料理。食事中には温かい緑茶がポットで提供されました。アフガニスタンでは日常的に緑茶を飲むそうです。いきなり親近感!

アフガニスタンの緑茶

ということで、食事の後に近くのアフガニスタン食材店に寄り、緑茶の葉っぱを自宅用に購入しました。生産地はベトナムだそうです。

緑茶

冷蔵庫の上に乗っているポット(魔法瓶)は温かい緑茶用。レストランでもこのポットに入って提供されました。

緑茶用のポット(左上)と長粒米(右)

Kunduz Muhammadi Market

ゼイティンブルヌのウイグル食材店でもお買い物しました。


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トルコのスーパー:倉庫型の大規模スーパー「Metro」で冷凍のタコを買う

イスタンブールにある倉庫型のスーパー「メトロ(METRO)」でお買い物をしてきました。

「メトロ」はドイツに本社のある卸売スーパーマーケットのチェーンで、場所によっては会員限定のようですが、私が行ったイスタンブールの店舗は誰でも買い物できました。

倉庫型スーパー「Metro」

店内はまるでコストコ!商品のほとんどは、まとめ買いするほど商品1つ当たりの値段が安くなるシステムです。

トイレットペーパー

トルコでは必須の食洗機用の洗剤。これが結構お高いのですが、ここでは50個入りが189TL(約800円)で売っていました。まだまだ比較検討が必要ですが、必需品なのでとりあえず購入。

食洗機用の洗剤

冷凍食品も野菜、肉、魚、加工食品など充実しています。

冷凍食品の入った冷蔵庫が並ぶ

今回の私のお目当ては、たこ焼きに使うための冷凍のタコ!冷凍庫にありました〜。

まるっと1匹のタコを冷凍したもので、内臓は抜いてありました。トルコ産です。1匹1.35キロで445TL(約1880円)でした。

冷凍のタコ

野菜売り場では、冬限定の野菜「大根(Japon Turp)」を売っていたので購入しました。大根はトルコではまだまだメジャーではないようですが、チラホラ目にします。1キロ104TL(約440円)でした。

大根

お肉は店舗内で捌いているようで、牛、羊、鶏のさまざまな部位の塊肉が売られていました。

肉売り場

見つけた時に「これはセセリだ!」とテンションが上がった鶏肉のパック。調べてみると実際は、「バタフライ(Piliç Kelebek)」と呼ばれる部位で、羽や足の筋肉を含んだ胸肉に当たるのだそうです。

結果、焼いても鍋に入れても、ぷりぷりで美味しかったので大満足です(ただ骨は多い)。

バタフライ(Piliç Kelebek)

アルコールも類も充実しています。世界各国のビールに紛れて、我らが麒麟の「一番搾り」を発見。330ml入りの瓶が130TL(約550円)でした。

一番搾り

ビール各種

日本やアジアの食材、調味料も充実のラインナップ。

天ぷら粉やワサビ

キッコーマンのお醤油

チリソースとナンプラー

魚売り場にも様々な種類の魚介が。牡蠣や大きめのエビも売っていました。

魚売り場

サバは1キロ590TL(約2490円)、鯛は1キロ250TL(約1050円)、スズキは1キロ370TL(約1560円)でした。街の路面店と違って魚が氷漬けになっているので、より新鮮さが保たれているかも知れません。

サバ

大きなカートにどんどん商品を詰めて支払いへ。自分でベルトコンベアーに乗せるスタイルです。

支払いの際に名前を入力するように言われて、レジで苗字と名前をローマ字で打ち込みました。入力した名前はレシートにも反映されていました。

レジ

この日は通常のエコバックに加えて日本から持ってきた551の保冷袋を持って行って大正解でした。

冷凍タコ、鶏肉、大根、食洗機用洗剤以外にも、洗濯用洗剤やキッチンペーパー、コーヒーのフィルター、インスタント焼きそば、ブイヨン、紅茶、赤ワイン2本、お米、竹串などを購入してホクホク自宅に戻りました。

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