不動産業のアクアリゾート(東京)が那覇市松尾に地下1階、地上17階建ての新ホテル「KOKO HOTEL Premier(ココホテルプレミア)那覇」の建設を計画していることが24日、分かった。
県庁前通り沿いで、敷地面積は約2717平方メートル。全173室で、2028年夏ごろの開業を予定している。総事業規模は180億~200億円。
同ブランドで県内初の都市型ラグジュアリーホテルとして、客室は30平方メートル以上とするほか、インフィニティープール、レストラン、バー、スパ、サウナなどを備える。価格帯は1泊2万~10万円程度を想定。着工は25年10月を予定している。
ビジネスと観光需要を見込み、国際会議などの際の1棟貸しなども想定しているという。アクアリゾートの佐藤裕樹代表は「県庁、県警、市役所が並ぶエリアは全国的にも珍しい。利便性が良い場所で、リゾートにも使えるホテルとなる」と話した。
新ホテルの運営はポラリス・ホールディングス(東京)が手掛ける。「ココホテル」ブランドは出店予定を含め全国56施設あり、県内では27年秋に開業を予定する那覇市前島の「ココホテル那覇前島」(132室)に続き2施設目となる。
(與那覇智早)