父へ
私は貴方の娘として生まれられて大変光栄です。
こんなに優しくて聖人君子な父親はどんな人間に生まれ変わっても貴方しか知りません。
時には喧嘩もしましたが、基本的に私の味方をしてくれて、私の心に寄り添ってくれて、私の心の支えになり、最期まで付きっきりで私の看病をしてくれましたね。
来世でも貴方の子供に生まれたいです。
貴方は私の自慢の父親です。
ただ一つ不満があるとすれば、小5の頃に私が学校でいじめられた時、「そんなの気にするな。学校に行け」と冷酷に一蹴されたのを今でも恨んでます。
同じいじめられっ子だったのにどうして私の気持ちが分からなかったのだかもうか?
今でも疑問です。
あと、福島県いわき市の一軒家から引っ越したくなかったです。
私が悪いんですが、私が精神を病んで身体が不自由になったのはこの引っ越しのせいです。
永遠に懺悔してください。
最後に、私が亡くなっても悲しまないでください。
母へ
貴女の事は9.9割嫌いでした。
特に私にとって貴女は最悪の母親だと思います。
私の痛みも分からず、私の唯一の親友との仲を引き裂こうとしたり、私と他の家の同級生の女の子と比べて「お前はだからダメなんだ。○○ちゃんを見習え」と言われたり、その他私に対してかなり厳しく冷たい態度を取り続けましたね。
「その趣味はなんの役に立つの?」「そんな小説誰も読まねえよ」「夜神月の香水は便所の匂いがする!」……私は貴女に心を抉られ続けました。
貴女じゃなくてもっと優しくて包容力のある聖人君子な母親の元に生まれたかったです。
でも、0.1割は好きでした。
「家族としての最低限の情」ですが。
貴女が発達障害者だから私にもそれが遺伝したんですよ。
精神疾患も、性格の最悪さも、貴女の何もかも悪いところが私に見事に受け継がれて私は史上最悪の人間になりました。
最後に、私が亡くなっても後追い自殺しないで下さいね。
死んで罪が清算されると思ったら大間違いですから。
弟へ
父同様、私は貴方が居なかったらとうの昔に精神的に病んでたでしょう。
コミュ障な私にとって一番話しやすかったのは紛れもなく貴方です。
いつも優しくてイケメンな貴方の事を大変誇りに思います。
貴方は私の事を「5割嫌い」と言いましたね。
あれはかなり心に深い傷を負いました。
反省して下さい。
そして貴方は幸せな家庭を築き、両親に孫の顔を見せて、幸せな老衰死をして下さい。
最後に、貴方はどうか私なんかの事を生涯完全忘却して幸せになってください。
叔母へ
貴女は私の姉的存在でとても親しみやすかっです。
性格が似てて好感が持てました。
一時期は嫌いになりかけましたが、それでも好きです。
貴女が私の叔母で心底良かったです。
一見厳しいけど、クールなだけで母なんかと違って優しくて最高でした。
最後に、私の事は忘れてください。
伯父へ
私は母の実兄である貴方の事も大嫌いです。
性格が本当に大嫌いで、私に母以上の暴言を吐いてきましたよね?
一生恨みます。
呪われて下さい。
最後に、私の事は忘れてください。
父方祖母へ
貴女より早く亡くなった事を深く懺悔します。
これも私の不注意のせいです。
私が死んでもショック死しないで下さい。
なんだかんだ貴女は優しくてお金を沢山渡してくれました。
嬉しかったです。