ベロリと剥がれた天井を取っ払ったのが前々回の作業「虫&糞まみれの汚部屋を2時間かけてホウキで掃いたら劇的ビフォーアフター状態に」であったが、その後どうしようか悩んでいた。
穴の空いた天井に、新しく天井(天板)を貼り付けるか。それとも、いっそのこと全部ブチ抜いてしまうか。
5秒ほど悩んだ末、私が決断したのは「抜く」ほうであった。長くて重いバールを手に、抜きまくってみた!
刺して、
ドカーン!
刺して、
ドッカーン!
刺して、
ドンガラガッシャーン!
……と作業自体は簡単なのだが、2部屋ぶんの天井を抜き終えると、
床がとんでもないことになっていた。
ここで気づいた事がある。天井の板と共に、野生動物の乾いたウンコらしき物体も大量に落ちてきたのである。
どうもこの2部屋、ちょっとアンモニア臭がしていたのだが、もしかしたら天井裏に野生動物が忍び込み、尿や糞をしまくっていたのかもしれない。
ともあれ、ゴミをすべて掃き掃除すると、ものすごい解放感ある部屋に生まれ変わった。
ちなみに天井裏には、ものすごく立派な梁(はり)が通っており、色も激シブの黒でメチャクチャかっこいい。
うまいことやれば、逆サイドの部屋みたいに、黒い梁を活かした感じの内装にできるかな……なんて考えている。
次にやろうとしているのは、2階中央、床の間のある和室の天井抜き。
前回の記事でも報告したが、つい最近、天井が抜け落ちそうになっていることもあり、早々に手をつけたほうが良さそうだ。
なお、今回の作業が終わった時、汗と埃で私の体や防塵マスクはとんでもないことになっていたが、
古民家裏にある大自然のシャワー「滝」で綺麗サッパリ洗い流し、服も着替えて……
リクライニングソファに寝そべりながら、暗くなるまで読書した。
聞こえるのは、滝の音、小川のせせらぎ、鳥の声、風の音、葉擦れ音。
とても穏やかな時間が流ていた。
【つづく】
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
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