JR東海は11月と12月に実施する、試験車両で高速走行を体験できる「超電導リニア体験乗車」の参加者を募集している。申込み締切は9月30日。参加費は1区画2席4,320円。 超電導リニアは、超電導を利用した日本独自の先端技術により開発された輸送システム。従来の鉄道のように車輪とレールとの摩擦を利用して走行するのではなく、車両に搭載した超電導磁石と地上に取り付けられたコイルとの間の磁力によって10センチ浮上させ、非接触で走行することにより、時速500kmという超高速走行が可能になったのだという。1997年から山梨リニア実験線において走行試験が開始され、超電導リニアはすでに営業運転に支障のないレベルにまで達しているという。 今回の体験乗車では、東海道新幹線のイメージを踏襲した白と青のカラーリングが施された、Linear(リニア)のLと第1世代を表す0(ゼロ)から名付けられたL0(エルゼロ)系が使用され、山梨リニア実験線全長約40キロにおいて超電導リニアの高速走行を体験するというもの。乗車時間は約30分、集合から解散までは概ね2時間が予定されている。 参加の申込みはホームページまたは電話にて受付け、抽選で参加者が決定する。締切りは9月30日。申込みは1人につき1回限りで、最大2区画4座席までとなっている。◆超電導リニア体験乗車開催日:11月13日(木)、14日(金)、18日(火)、19日(水)、12月4日(木)、5日(金)、9日(火)、10日(水) ※各日3回開催集合時間:第1回10:30~、第2回13:00~、第3回14:30~ 場所:山梨実験センター(山梨県都留市小形山) ※山梨県立リニア見学センター向募集人数:1回につき50区画(100座席)参加料金:1区画(2席)4,320円、2区画(4席)8,640円 ※最大2区画まで申込締切:9月30日申込方法:Webサイトまたは電話にて