中見利男『面白いほどよくわかる聖書のすべて』を読んだのですが、
該当エピソードや人物の聖書における引用箇所の表示が不十分で、
原典を確認するのが困難で不満を覚えました。
なるべくレファレンスや注記がしっかりしているもので良質の本はないでしょうか。
アカデミックなバックグラウンドをもつ著者であればより好ましいと考えます。
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「アカデミックなバックグラウンドをもつ著者」の書籍をご希望であれば、岩波書店から出ているキリスト教関連書籍をお薦めします。宗教くさくない日本語訳聖書を読むなら、岩波の旧約/新約聖書翻訳委員会が訳している「聖書」を入手し、「岩波キリスト教事典」でわからないところを調べていく、というのが基本スタンスでしょう。
その後「聖書を読む」(旧約・新約の2冊)、「イエスとはなにか」を読むことをお薦めします。ただし、前者は個別具体的テーマの学術的検証ですので、網羅的な内容ではありません。後者は、対談集で読みやすいとは思いますが、テーマが大きすぎるため、入門者には不向きかもしれません。いずれも入手しやすい本なので、店頭で確認することをお薦めします。
興味深いです。
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「総解説:聖書の世界」
旧約、新約、外典、偽典まで網羅した聖書のダイジェスト版です。聖書そのものだけでなく、聖書音楽史、聖書美術史、聖書翻訳(出版)史、登場人物略歴なども付いていて重宝します。
神学者、考古学者等、各テーマをアカデミックな研究者が書いているので、リファレンスも充分。
これはよさそうですね。読んでみます。
手塚先生が書かれていたとは!
引き続き回答お待ちしております。
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「旧約聖書のフォークロア」 J. G. フレーザー 著
旧約聖書の記述と、世界各地に聖書以前から語られている伝承との比較が多くて興味深かったです。
特に、旧約聖書と古代バビロニアの伝承との比較はいろんな本で見られますが、アフリカ各地の伝承との比較がされているのは、ちょっと珍しいかもしれません。
興味深いです。
『岩波キリスト教事典』は持っています。便利ですね。