今日、運動散歩帰りに発見して驚いた
斜面の山にブルトーザーが入り、樹を切り倒し地ならし
宅地開発ではない、隣の斜面はソーラパネルが一面
続けて、これでもか、これでもかと設置するらしい
もとはみかん畑であったところ
なるほど
当地のみかんは静岡や和歌山のように甘くはなく
酸っぱいので人気はいまひとつであったよう
高齢化後継者不足で放棄地が多いのは当然
でも先祖が苦労して築き上げたであろう
斜面を支える石垣は立派な芸術といっていいし
防風林の槇の木は古びて茂っているのに
荒れ果てた斜面を見つつ散歩して
それが原野に戻るのかと嘆息し
それにしても急斜面、何の利用が可能か
他人事ながら気にはなっていた
時は電力供給自由化販売
補助金は終わったのだけれども採算が合うのかなあ
今はまだ少ないソーラパネル畑だが
そのうちにみかん畑の中の家々が
ソーラパネル畑斜面の中に家が点在する風景になるのか
けしてそれがいけないとは思わないけど
風力発電の風車の列も
風景としては異様な気がしたものだから