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PL7デイズ。

西ドイツの精霊さん系(または小悪魔系)ドリブラー、ピエール・リトバルスキーについて無秩序に書き散らかす「備忘録」。

スペシャル・ポートレート・オブ・ザ・サニーボーイ。

アイドルっぽくて面白い!?

その昔、ある人から頂戴したリトバルスキーさんのポートレート。 1983年のものらしい。「アイドルっぽくて面白いから、きっと気に入ると思う」というコメント付きの贈り物でした。まあ、言いたいことはわかる(笑)

同じ出立の写真で赤ん坊を連れているものを見たことがあるので、年代も間違いないでしょう。 (第一子のデニーゼちゃんが82年の初冬生まれだから辻褄が合います。なお、少し大きくなった彼女の写真も拝見したことがありますが、 彫りの深い端正な顔立ちの子だったな。単にパパ似っていう説もあるかもですけどw)

「サニーボーイ」であった理由。

この頃の彼に関連して、こちらの記事でこんな遣り取りがありました。

質問「当時の写真は、ゴールドのチェーンにブロンドのハイライトの入った髪の、陽気な少年 (Sunnyboy) のような姿ですね。 あなたはチームメイトたちのコンサバなスタイルと一線を画すことを意図していたのですか?」
リティさん「数年前にブラジル代表監督のフェリペ・スコラーリと会ったときの話が答えになるかな。彼は挨拶代わりに言ったんだ。 『君はドイツ人なんかじゃない。ブラジル人だ。フットボールのやり方を見てみたまえ!』って。だから、ぼくのプレースタイルは ドイツ的ではない何かだったのさ。(後略)」(←ドイツの若者と比べても意味ないでしょ、的なやつ)

まぁ確かに、カリフォルニアのロック少年みたいだよ...。

ファッションのチョイスは問題なし。

とはいえ、この人はこの「サニーボーイ」な出立が、ご自身のキャラクターや体格に合うことをちゃんと理解したうえでファッションの選択をしているとしか思えない。 似合ってしまっているのである。しかも、1983年が明けた頃、雑誌「イレブン」の記事の中で「22歳の若さで彼はすでに一人前の大人である。サッカー以外の事柄や彼自身について質問を受けてもはっきりと意見を述べる。」 「一言一言に注意をしながら適切な返事をする。」と、その人間としての完成度を大絶賛されているような人だ。 たとえファッションのチョイスが多少「子供っぽい」「チャラい」とジャッジされがちだったとしても(更にその出立で赤ん坊を連れていたとしても)彼の中身がまとも過ぎて殆ど問題にならなかったに違いない。

...尤も彼自身はそんなこと、全く気にしていないような気がするのですが。