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幻想生物相

龍の子供が見ている世界を聞き取り情報公開していくブログです。

選ばれなかった可能性世界――私の人生の『没ルート』大学進学編

アメブロで2024年8月12日に公開した記事です)

 

6月、私は仙台へと赴きました。
目的は本業絡みの研修です。

 

私の本業が何か、というのはこのブログでは意図して伏せています。
理由は産土神社・鎮守神社といった出身地・居住地に密接に関わる情報をブログ上で公開しているためです。
これらの土地情報に加えて、私がどういう場所でどんな仕事をしているかを明かしてしまうと、身バレに直結する恐れがあるのですよ……。

 

そういう訳なので、今回の記事を読んでいただくうえで説明しておかないといけない部分だけお伝えしますね。
私の本業は、特定の学部である一定の学習をクリアし、資格を取らないとつけない仕事です。
そう。今回の記事は、私の進学における選択と、その後の人生ルートにおける調査記録です。

 

 

別の人生の記憶

 

今回参加した研修は、私が仕事で取り扱っているモノのうち特定の一分野にフォーカスした研修で、仙台の大学で実施されました。
その分野を専門とし、功績を残している該当大学の教授がその日の研修の講師役となっていました。

 

その先生をお見掛けした時……正確には、研修終了後、お話をする機会を得た時、唐突に感じました。
「ああ、この先生は私の恩師になっていたかもしれない先生だ」と。
そして『この』私は、そのルートを選ばなかったのだと。

 

 

 

一応、その感想についてのスピっていない理由付けもできます。
今回の研修の分野は、私が実際に新潟の母校で選んだ研究室のテーマと近いものでした。
そして私はこの仙台の大学も受験し、合格していたのです。
家庭の経済的負担もあるため、新潟県内の大学への進学を決めましたが、もしも仙台の大学を選び、この分野の研究室に入っていたら。
今回の研修の先生が、大学時代の私を指導してくださる先生になっていたかもしれない……という理屈です。

 

しかし、私が感じたのはそういう理屈が先に立つ感慨ではなく、目頭が不意に熱くなる、喪失感に似た熱を伴った直感でした。
人生を進める過程で失った可能性、私の今世における『没ルート』の要素にこの一日だけ触れられたのだと。
そういうあからさまにスピった部類の予感だったのです。
実際、この記事を書いている今も正体不明の涙がポロポロと溢れてきています……。

 

クリア済みステージの攻略本を覗き見する

 

新潟に帰還した後、私は霊体さんにチャネリングを求めました。
お題は『別の大学に進学していた場合の人生について』。
守護してくださる霊体さんからしても、人生のネタバレはご法度でしょう。
ですが『現職の資格を取るための、高卒直後のタイミングでの大学選び』はもう確定・終了しており、今更覆しようがありません。
大学には何歳からでも入学できますが、私がこれからの人生において、また同じ学部に入って同じような(資格を取るための)勉強をすることはまずないのですから。全く別分野の大学に入り直すなら話は違いますけどね。
だから、もう覆しようがなく、今後も通らないことが(一般的に考えて)確定している部分についてだけ、『没ルート』のネタバレをしてくれないか? とおねだりしたのです。
この要求は許可されました。ただし、情報が得られるのは『同学部で別の大学を、高卒直後(卒業後ストレート、もしくは僅かな期間の浪人)に選んだ場合』の部分だけ。全く別の分野をこのタイミングで志した場合の情報についてはアクセス許可されませんでした。今後の人生でそのルートと(部分的に)合流する可能性が残っている(つまり、ネタバレに該当する)ためです。

 

語ってくれたのは、メイン守護霊とは違うけれどメインガイドをしてくださっている、過去世人格というかハイヤーセルフというか。とにかく、この世界で妖精としてかつて存在していた人格……だそうです。

 

 

 

私が実際に受験した大学は『新潟県内の大学』『仙台の大学』『金沢の大学』『首都圏の巨大私立大学』『千葉の国立大学』『富山の国立大学』です。
合格したのは新潟の大学と仙台の大学。千葉の大学は数学の設問に手も足も出ず、富山の大学は面接で盛大にやらかしました。

仙台ルート

で、今世の私が実際に歩んだ『新潟の大学ルート』以外に最も進む確率が高かった(と、守護・プランニングチームの霊体さんが予測して準備していた)のがこの『仙台の大学ルート』。予感した通り、そちらに進んでいれば今回の講師の先生と強いご縁ができていた可能性が高かった、とのこと。
まぁ、この分野に元々興味があったからこそ今回の研修に参加したのですしね。
こちらへの進学を選んでいれば、就職の段階で新潟に帰るより、仙台で社会人としての第一歩を踏み出していた可能性が高かったとのこと。その場合でもいずれは新潟に戻るルートに誘導された、らしいです。

金沢ルート

仙台ルートに継ぐ可能性の濃さだったのが金沢ルート
実際、今回の研修は仙台でなく金沢で受けることも可能でした。そちらの研修に行っていたら、そのルートでの運命の恩師とすれ違えたのかもしれないですね。
このルートは不合格になった=私の勉強が足りなかった(過去世妖精さんの見立てでは、あと少し)ために閉ざされてしまいましたが、大枠としては仙台ルートと同じ。しばらく金沢で働いた後、新潟に帰っていた可能性が濃厚だったようです。

富山ルート

次が富山ルート。こちらに進んでいた場合、富山で就職せず、卒業後即新潟の職場に就職していた可能性が高かったらしいです。隣県だからかな、直接今私が働いている組織に入っていた可能性が最も濃厚だったようです。つまり、今世での採用ルートとほぼ合流していたと。とはいえ、採用ルートで同窓生となり、同じ組織に入った同期の方とは『同窓生』ではなくなるので、そのあたりの関係性は変わっていたはずですが。
上記の通り富山の大学は不合格となったのですが、過去世妖精さんによれば『富山の大学を第一志望とし、前期課程に受験していればまだ合格可能性はあった』とのこと。

千葉ルート?

同じく不合格だった千葉ルート。これも一応は準備されていたようですが、ここを狙うならもっと数学の修行を頑張らないと合格できないし、仮に入れても勉強についていけなかった……と過去世妖精さんは語っているようです。ぶっちゃけ、志望校を確定した=出願した時点ではもう学力的に手遅れ(合格可能な水準に達していないし、ここから千葉の大学でやっていけるレベルまで上げていけない)だったとのこと。
仮にこのルートが実現していたら、富山以外のルートと同じく、首都圏で生活した後新潟に帰る人生を歩んでいた可能性が高かったとか。

首都圏ルート?

実際に受験したのにルート設定されていなかったのが首都圏巨大私立ルート。理由は『他の志望校に落ち、その学校にだけ合格する状況は不自然』『他の志望校に合格していたら、そちらを優先することになっていただろうから』『シンプルに学力不足』……だそうです。
実際に受験したのにルート想定がされていなかったこの大学に対し、やはり首都圏の私立大で、受験はしなかったけどルート構築がされ始めていた大学もあったらしいです。その大学に関してはさりげなく親が校名を口に出すよう仕向けるなどして守護チームが推薦したそうですが、高校生の私がスルーしたことでお蔵入りに。

想定外ルート

もっと遠方、例えば関西圏などへの進学は想定されていなかった(守護チームのプラン立案がされなかった)らしいです。
『他の分野を志望していたならともかく、この学部で、そんな遠方の大学を受験する気はなかったでしょう?』とのこと。

 

全ては収束する?

 

……ここまでお読みくださった皆様、どの都市に行っても実質同じルートに収束するじゃないか! と思いませんか? 私は書いていて思いました。
どうやら私の人生計画において、一時期新潟を離れることがあっても、その後生涯新潟と縁を持たないルートは想定されていなかったようです。
これは阿賀野市の旦飯野神社(が窓口となってくださっていましたが、実際は五頭山の奥)に『預け物』――過去世で培った力の一部――が保管されていたため、とのこと。
この預け物、三十歳を過ぎてから引き取りに来る人生プランを組んでいたとのことです。なので、過去世人格・プランニングチームからすれば、少なくともその頃には新潟に居てほしかったらしいです。
私は家族との間に確執もないので、他県に本拠地を構えたとしてもちょくちょく帰省することは厭わなかったと思います。
だけど、特定期間内の、限られた帰省時期に、旦飯野神社に参拝する=預け物を引き取りに来るかと問われると……確かにその行動は選択しないような気がします。だから思い立ったらいつでも、更にその後も何度でも参拝できるように、新潟に住んでいてほしかった、とのことです。

 

しかし、言うまでもないですが、どのルートを選んでも人生の中身まで同じになっていた訳ではありません。大学時代、その後の社会人生活でどんな人に、どのタイミング、どの立場で出会うのか、そして身を置く環境自体もが全て変わるのですから。
霊的存在さんとのご縁もそうです。進学先として地元以外を選んでいたら、その土地の神様方、守護の方々とご縁を深めることができていたかもしれません。

 

五頭山の奥の預け物は既に受け取ったらしいので、では私は他の土地に旅立ってももう引き戻されないのか? と尋ねてみましたが、そこに関してはノーコメントらしいです。未来は自己決定せねばならず、見えないサポートを超えた直接的な教唆は霊体さんたちのルールとして行えないためです。
ただ、どこに行くにしても、たまにはまた顔を出してほしいな……と、新潟でご縁をいただいた霊体さんたちは思ってくださっているそうです。

 

 

 

ちなみに、以前の記事で統合された別世界線についてちょっと書きましたが。
今回お話した大学選択の件とは、直接は関係しないようです。
統合された世界線はただ一つではなく群となっていたそうです。この群には、これらの大学のどこを選んだルートであっても内包されていたようです。存続したこの世界線が、不採用とはいえ複数の大学進学ルートを内包していたのと同じように、ということです。
私がどこに進学しようがしなかろうが、それとは無関係に発生した全世界級イベントの結果打ち切りが決まったのがその世界線群だったそうなので。

 

 

 

初めて出会う人に郷愁を感じたら。
それは過去世などでのご縁であるかもしれませんが……。
選ばなかった可能性の世界との交錯であるかもしれません。