最近スマホでも背景をぼかしたよい写真を撮ることができますが、まだまだミラーレスカメラや一眼レフカメラの需要は高いと思います。
カメラを本格的に始めようと思ってミラーレスカメラを購入して写真を撮り始めたけど、SDカードに保存された画像の管理方法が分からなくて、保存したままになっている方は意外と多いいと思います。
SDカード以外の保存先については、大きくて分けてHDDに直接保存する方法とクラウドストレージを活用する方法があり、それぞれメリット・デメリットがあるのでどちらが良いかについては難しいところですが、僕は以下の理由からHDDに直接保存する方法を使用しています。
HDDに直接保存している理由
- 自宅からのアクセスが主にになるから
- 月額の使用料が発生しないから
この記事では僕自身が実践しているミラーレスカメラで撮影した写真をどのように保存運用しているかについて紹介します。
これからカメラを始めようと思っている方や、SDカードに撮影した写真を保存したままになっていて、困っている方の参考になればと思います。
用意するもの
HDD
SDカードに保存してある撮影データを移す先のHDDが必要になります。
HDDよりもアクセス速度の速いSSDも有りますが、価格や容量を考えるとHDDがお勧めです。
注意するポイントとしてはHDDは消耗品なので、壊れてしまうと今までに撮影した写真が全て消えてしまうことです。
そのため、念のために2つHDDを用意しておき、両方に同じ撮影データを保存しておくことで、万が一片方のHDDが壊れでもバックアップを残すことができます。
HDDにはテープライターなどを使用して用途や新調した日付を貼っておくと、管理がしやすくなるのでお勧めです。
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HDDスタンド
パソコンとHDDを接続するためのHDDスタンドも必要になります。
様々な種類のものが発売されていますが、同時に2台のHDDを接続できるモデルがお勧めです。
僕自身が使用しているHDDスタンドは以下の記事で紹介しています。
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SDカードリーダ
ミラーレスカメラとパソコンをケーブルで接続して撮影した写真にアクセスできるので必須ではありませんが、SDカードリーダが必要になる場合は用意する必要があります。
保存運用方法について
HDDに撮影日のフォルダを作成する
まずは、接続したHDDに撮影日ごとのフォルダを作成します。
個人的にお勧めな方法が以下の形式でフォルダ名を付けることです。
フォルダ名の命名規則
- 命名規則:YYYYMMDD_イベント名
- 参考例:20220201_自宅周辺散歩
上記のような命名規則にすることで、フォルダ名を並び替えた時に撮影した順番にソートすることができ、見つけやすくすることができます。
また、作成したフォルダの中にJPGやROWなどの種別毎のフォルダを作成しておくことで、より整頓された形で管理することができます。
HDDに撮影した写真をコピーする
フォルダの作成ができたら、SDカードの中身をHDDにコピーを行います。
上記でも記載していますがHDDの場合、消耗品で故障のリスクがあるのでコピーをする際は2つのHDDにコピーしておくことがお勧めです。
SDカードをフォーマットする
HDDにコピーが終わってしまえばSDカードの画像は不要になるので、カメラにSDカードを戻してフォーマットしてしまいます。
そうすることで、SDカードの中身が全て削除でき、また1から撮影をすることができます。
フォーマットしなくても使用することは可能ですが、次回に撮影データをHDDにコピーする際にどこまでコピーしたかを確認する必要があることや、SDカードの容量が一杯になってしまうと撮影できなくなってしまうため、HDDにコピーしらフォーマットしておくことがお勧めです。
まとめ
カメラで写真を撮影したら都度HDDに撮影データを移しておくことで、撮影する際に容量が一杯で撮影ができないといったことを無くすことができます。
また、SDカードについても消耗品で突然壊れてしまうリスクがあるため、HDDに撮影データを移しておけば安心です。