回転霧化頭型塗装装置 技術分野
本発明は 、 例えば車体等の被塗物に塗装するのに用い て好適な回転霧化頭型塗装装置に関する。 明
背景技術
一般に 、 回転霧化頭型塗装装置は、 例えばエアモー夕 の回転軸に回転霧化頭を取付け書る。 該回転軸の内周側に は回転霧化頭に向けて塗料または洗浄流体を供給するフ イ ー ドチュ一ブを設けたものが知られている (例えば、 特開平 1 0 ― 1 5 6 2 2 4号公報、 特開平 8 — 3 3 2 4
1 5 号公報 、 特開 2 0 0 2 - 1 8 6 8 8 3 号公報参照)。 このような従来技術では、 回転霧化頭は、 ベル形また は力 ップ形に形成され、 前面側の奥部'が塗.料溜 り となり 、 該塗料溜 Ό の前側に塗料を薄膜化する塗料薄膜化面が形 成された本体部材 (霧化頭本体) と、 該本体部材の内周 側を塗料溜 り と塗料薄膜化面との間で仕切り、 塗料溜 り から塗料薄膜化面に向けて塗料を流出させる塗料流出孔 が設けられた仕切部材とを備えている。
こ こで、 特開平 1 0 _ 1 5 6 2 2 4号公報には、 回転 霧化頭の外周面を洗浄するために、 回転霧化頭の本体部 材には、 塗料溜 り と本体部材の外周面との間を連通する 溶剤通路を設けた設けた構成が開示されている。 しかし、 この場合には、 塗料溜り 内の塗料の一部が溶剤通路に流 入し、 該溶剤通路を通って本体部材の外周面に流出して しまう という 問題がある。
これに対し、 特開平 8 — 3 3 2 4 1 5号公幸 s よび特 開 2 0 0 2 — 1 8 6 8 8 3 号公報には 回転霧化頭の本 体部材には、 塗料溜 り の後側に位置して塗料溜 り とは別 個にシンナ等の溶剤 (洗浄流体) を溜める溶剤溜り を設 けた構成が開示されている。 の場 a 回転霧化頭を構 成する本体部材には、 該溶剤溜 と本体部材の外周面と の間を連通する溶剤通路が設けられてい 7 そして 、 回 転霧化頭を洗浄する とき'には 回転霧化頭を高速回転さ せた状態で本体部材の溶剤溜 り に溶剤を供給する。 これ によ り、 溶剤溜 り 内の溶剤は 遠心力によつて溶剤通路 を介して本体部材の外周面に流出し 本体部材の外周面 を洗浄する構成となっていた
と ころで、 従来技術による回転霧化頭型塗 IK fe ft.では 本体部材に塗料溜 り に加えて溶剤溜 を形成す.るから、 本体部材が大型化する傾向がある のため 、 狭い場所 を塗装するための小型の回転霧化頭を製造する こ とが難 しいのに加え、 回転霧化頭の構造が複 で製造コス 卜が 高いという問題がある。
また、 本体部材に溶剤溜 り を形成し 回転霧化頭を高 速回転させたときの遠心力を用いて溶剤溜 り 内の溶剤を 本体部材の外周面に供給している のため 、 例えば回 転霧化頭を停止した状態では 溶剤に遠心力が作用しな いから、 本体部材の外周面を洗浄し難い傾向がある 発明の開示
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもの で、 本発明の目的は、 回転霧化頭の小型化、 低コス ト化 が可能で、 回転霧化頭を停止した状能でも本体部材の外 周面を洗浄できる回転霧化頭型塗装装置を提供する こ と
にある。
( 1 ) . 上述した課題を解決するために、 本発明は、 モータによって回転する中空の回転軸と、 ベル形または カ ップ形に形成され、 後部側が前記回転軸に取付けるた めの取付部となり 、 前面側の奥部が塗料溜 り となり 、 該 塗料溜 り の前側に塗料を薄膜化する塗料薄膜化面が形成 された本体部材と、 該本体部材の内周側を前記塗料溜 り と塗料薄膜化面との間で仕切 り 、 塗料溜 りから塗料薄膜 化面に向けて塗料を流出させる塗料流出孔が設けられた 仕切部材と、 前記回転軸内を揷通して設けられ、 流出口 が前記塗料溜 り に開口 して当該塗料溜り に塗料を供給す る塗料チューブとからなる回転霧化頭型塗装装置に適用 される。
そして、 本発明が採用する構成の特徴は、 前.記本体部 材には、 流入側が前記塗料溜 り の後側に開口 し、 流出側 が当該本体部材の背面に開口 した第 1 の洗浄流体流.出路 を設け、 前記本体部材には、 流入側が前記塗料溜 り の後 側に開口 し、 流出側が前記塗料溜 り に開口 した第 2 の洗 浄流体流出路を設け、 前記塗料チューブに沿つて延び、 前記第 1 , 第 2 の洗浄流体流出路に向けて洗浄流体を供 給する洗浄流体チューブを設け、 該洗浄流体チューブの 流出口側には、 洗浄流体を前記第 1 , 第 2 の洗浄流体流 出路の流入側に向けて分流させる分流手段を設ける構成 としたことにある。
このよう に、 洗浄流体チューブの流出口側には分流手 段を設けたから、 該分流手段を用いて、 洗浄流体チュー ブから吐出された洗浄流体を第 1 , 第 2 の洗净流体流出 路に向けて分流する こ とができる。 これによ り 、 洗浄流 体の一部は、 第 1 の洗浄流体流出路を通過して本体部材
の外周面を洗浄する。 一方、 残余の洗浄流体は、 第 2 の 浄路流壁よはつ洗本のでブにをををにり 浄流体流出路を通過して塗料溜 り に流入する と共に、 設にとと ί
塗料流出孔か ら流出し、 塗料薄膜化面および放出端縁を 洗浄す形料一チよュまさると。
また、 分流手段を用いて洗浄流体を第 1 , 第 2 の洗浄 流体流出路に向けて分流するから、 洗浄流体の圧力を用 いて第 1 の洗浄流体流出路に流入させ、 該第 1 の洗浄流 体流出路から本体部材の外周面に洗净流体を流出させる こ とができる。 このため、 従来技術のよう に、 回転霧化 には洗浄流体を溜める空間を設ける必要がないから、 体部材を小型化、 簡略化する こ とができ、 製造コス 卜 低減する ことができる。 さ ら に、 洗浄流体はその圧力 て 体部材の外周面に流出するか ら、 回転霧化頭 流
止し
状態でも本体部材の外周面を洗浄す.る とが る
2 ) · 本発明では、 前記本体部材には 、 刖記塗.料溜 第 の洗浄流体流出路とを隔てる を設け、 該隔 は 前記塗料チューブが抨通されるチュ ' ~~ブ揷通孔 け 前記記第第 22 のの洗浄流体流出路は 刖記塗料チュ一 チ ブ挿通孑しとの間の環状通路に よつて形成する が好 しい。
この に、 本体部材には塗料溜 り と 1 の洗浄流体 出路 を隔てる隔壁を設けたから、 該 壁を用いて洗 流体 ューブから流出する洗浄流体の 部が塗料溜 り 供給 れるのを防止する こ とができる また 壁に チュ ブ揷通孔を設ける と共に、 第 2 洗浄流体流出 は塗 チュ一ブとナュープ揷通孔との
の環状通路に つて 成した。 このため、 第 2 の洗浄 体流出路によ て回転する本体部材と固定された塗料チユ ーブとの間
に隙間を形成でき、 洗浄流体の一部を塗料溜 り に供給す る ことができる。
( 3 ) . 本発明では、 前記洗浄流体チューブは、 塗料 チューブの外周側に同軸に設け、 前記分流手段は、 前記 塗料チューブの外周に位置して前記洗浄流体チューブの 先端側に配置する構成と してもよい。
このよう に、 洗浄流体チューブを塗料チューブの外周 側に同軸に設けたから、 洗浄流体チューブから流出した 洗浄流体は、 塗料チューブに沿って流通する。 このとき、 分流手段を塗料チューブの外周に位置して洗浄流体チュ —ブの先端側に配置したから、 分流手段を用いて塗料チ ブに沿って流通する洗浄流体を分流させる ことがで さる。
( 4 ) . 本発明では、 前記分流手段は、 前記洗浄流体 チュ プの流出口に設けられ、 前記塗料チュ ブ耷取囲 んで洗浄流体を溜める環状チャ ンパが形成されたノズル と、 該ノズルのうち前記第 1 の洗浄流体流出路と対向し た位置に設けられ前記環状チャ ンパから第 1 の洗浄流体 流出路に向けて洗浄流体を流出させる第 1 の流出開口 と、 該ノズルのうち前記第 2 の洗诤流体流出路と対向した位 置に設けられ BlJ 己 状チャ ンパから第 2 の洗浄流体流出 路に向けて洗浄流体を流出させる第 2 の流出開口 とによ つて構成し、 目 u 己ノズルの環状チヤ ンバ内には 、 洗浄流 体の逆流を防止するチェ ック弁を設ける 成と してもよ い
のよう に構成したこ とによ り 、 ノ ズル内の環状チヤ ンパに溜まった洗浄流体を第 1 , 第 2 の流出開口を通じ て流出させる こ とができる。 このとき、 第 1 の流出開口 は第 1 の洗浄流体流出路と対向した位置に設けられてい
るから、 洗浄流体を、 第 1 の流出開口か ら第 1 の洗浄流 体流出路を通じて本体部材の外周面に向けて流出させる ことができる。 一方、 第 2 の流出開口は第 2 の洗浄流体 流出路と対向した位置に設けられているから、 洗浄流体 を、 第 2 の流出開口を通じて第 2 の洗浄流体流出路を通 じて塗料溜 り に供給する こ とができる。
また、 ノ ズルの環状チャ ンパ内には洗浄流体の逆流を 防止するチェッ ク弁を設けたから、 例えば塗装時に洗浄 流体が環状チャ ンパから漏洩するのを防ぐこ とができ、 洗浄流体が被塗物に垂れ落ちるのを防止する こ とができ る。 さ らに、 洗浄流体の圧力によってチェック弁を開弁 する こ とができるから、 環状チャ ンバ内の圧力を一定圧 以上に保持する こ とができる。 これによ り 、 洗浄流体の 圧力によ っ て第 1 の流出開 口か ら洗浄流体を吐出 (噴 出) させる こ とができる。 このため、 洗浄流体は、 ノ ズ ル.と第 1 の洗浄流体流出路との間の隙間を飛び越える こ とができ、 洗浄流体を第 1 の洗浄流体流出路内に確実に 供給する こ とができる。 .
( 5 ) . 本発明では、 前記塗料チューブの先端部は前 記第 2 の洗浄流体流出路を越えて前記塗料溜 り まで延び、 前記ノズルは、 前記塗料チューブの外周側に同軸に配置 された外周壁部と、 前記第 2 の洗浄流体流出路の後側に 位置して該外周壁部の先端に設けられた蓋部とによって 構成し、 前記第 1 の流出開口は前記外周壁部に設け、 前 記第 2 の流出開口は前記蓋部に設ける構成としてもよい。
これによ り 、 第 1 の流出開口か ら流出した洗浄流体は、 ノズルの外周壁部から径方向外側に向けて流出し、 第 1 の洗浄流体流出路に流入する こ とができる。 一方、 第 2 の流出開口か ら流出した洗浄流体は、 ノズルの蓋部か ら
塗料チューブに沿って流出し、 第 2 の洗浄流体流出路に 流入する こ とができる。
( 6 ) . 本発明では、 前記チェ ッ ク弁は、 弾性材料を 用いて形成され、 常時は前記洗浄流体チューブの流出口 を閉塞し、 洗浄流体が供給されたときには弾性変形して 開弁する構成としてもよい。
このよう に、 チェック弁は弾性材料を用いて形成した か ら、 該チェッ ク弁を用いて常時は洗浄流体チューブの 流出口を閉塞し、 洗浄流体が供給されたときには弾性変 形して洗浄流体チューブの流出口を開放する こ とができ る。 これによ り 、 チェッ ク弁は洗浄流体の圧力に応じて 開弁、 閉弁するから、 洗浄流体が供給されたときには、 塗料溜 り 内の圧力を一定圧以上に保持する ことができる。
( 7 ) . 本発明は、 前記チェッ ク弁は、 前記洗浄流体 チューブの流出口を閉じる蓋体と、 該蓋体を洗浄流体チ ブの流出 P に向けて付勢するばねとによつて構.成し てもよい。
このとさ、 蓋体を用いて常時は洗浄流体チュ ' ~ブの流 出口を閉塞し 洗浄流体が供給されたときには、 ばね部 材に抗して蓋体を変位ざせ、 洗浄流体チュ一ブの流出口 を開放する こ とができる。 これによ り 、 テェッ ク弁は洗 浄流体の圧力に応じて開弁、 閉弁するから、 洗浄流体が 供給されたときには 環状チャ ンバ内の圧力を一定圧以 上に保持する とがでさる。
本発明では、 前記第 1 の流出開 口の軸方向寸 法は 刖記第 1 の洗浄流体流出路の流入開 部の軸方向 寸法よ り 小さ く するのが好ま しい。
これによ Ό 、 例えば第 1 の流出開口力 ^ら第 1 の洗浄流 体流出路に向けて洗浄流体を吐出する場合には 、 洗浄流
体が第 1 の流出開口の周囲に拡散した後、 大きく 開いた 第 1 の洗浄流体流出路の流入開口部によって確実に洗浄 流体を受ける こ とができる。 この結果、 第 1 の流出開口 か ら吐出した洗浄流体を、 ほぼ全て第 1 の洗浄流体流出 路を通じて本体部材の外周面に供給する こ とができる。
( 9 ) . 本発明では、 前記第 1 の流出開 口 には、 前記 第 1 の洗浄流体流出路の流入開口部内に挿入される分岐 ノズルを取付けるのが好ま しい。
このよう に構成する こ とによって、 第 1 の流出開口か ら吐出した洗浄流体を分岐ノズルを通じて確実に第 1 の 洗浄流体流出路に導 < こ とができる。 これによ Ό 、 第 1 の流出開口から吐出した洗浄流体を、 ほぼ全て第 1 の洗 浄流体流出路を通じて本体部材の外周面に供給する こ と ができる。
( 1 0 ) . また、 本発明では、 前記分流手段は 、 刖 S己 洗浄流体チューブから流出した洗浄流体を第 1 の洗 争流 体流出路に向けて屈曲させるために前記 料チュ一ブに 設けられた壁部材と 、 前前記洗浄流体チュ一ブから流出 した洗浄流体を第 2 の洗浄流体流出路に向けて流通させ るために該壁部材に貫通して設けられた貫通孔とに.よつ て構成し、 前記洗浄流体チューブの流出 □には 、
、 記壁 部材の後側に位置して洗浄流体の逆流を防止するチェ ッ ク弁を設ける構成としてもよい。
この場合、 分流手段を、 塗料チューブに設けた壁部材 と、 該壁部材に貫通して設けた貫通孔とによつて ί冓成し たから、 洗浄流体チューブか ら吐出した洗浄流体の一部 を、 壁部材を用いて第 1 の洗浄流体流出路に向けて屈曲 させる こ とができる。 一方、 残余の洗浄流体を、 貫通孔 を通じて第 2 の洗浄流体流出路に向けて供給する こ とが
できる。
また、 洗浄流体チューブの流出口には壁部材の後側に 位置して洗浄流体の逆流を防止するチェッ ク弁を設けた から、 例えば塗装時に洗浄流体が洗浄流体チューブから 漏洩するのを防ぐこ とができ、 洗狰流体が被塗物に垂れ 落ちるのを防止する ことができる。 さ らに、 洗浄流体の 圧力によってチェッ ク弁を開弁する こ とができるか ら、 洗浄流体チューブから吐出する洗浄流体を、 一定の吐出 圧以上の力をもって壁部材に当てる こ とができる。 この ため、 洗浄流体は、 壁部材か ら第 1 の洗浄流体流出路に 向けて壁部材と第 1 の洗浄流体流出路との間の隙間を飛 び越える こ とができ、 洗浄流体を第 1 の洗浄流体流出路 内に確実に供給する ことができる。
( 1 1 ) . 本発明では、 前記本体部材には 記塗料
=ru 溜 り と第 1 の洗浄流体流出路とを隔てる隔壁を け、 該 隔壁の後面には、 前記壁部材の周囲に凹陥して設け.られ 前記壁部材で屈曲した洗浄流体を受け止めて刖記第 1 の 洗浄流体流出路に導く凹陥流路を設ける構成とするのが 好ま しい。
本発明によれば 、 本体部材の隔壁の後面には凹陥流路 を設けたか ら 、 壁部材で屈曲した洗浄流体が隔壁に当た る ときでも この洗浄流体を凹陥流路で受け止める こ と ができる。 のため、 洗浄流体が隔壁に当た て飛散す るのを防ぐ とができる と共に、 凹陥流路で受け止めた 洗浄流体を 1 の洗浄流体流出路に導く こ とがでさる。 図面の簡単な説明
図 1 は、 第 1 の実施の形態による回転霧化頭型塗装装 置を示す縦断面図である。
図 2 は、 図 1 中の a部を拡大して示す縦断面図である。 図 3 は、 洗浄流体流出路を図 1 中の矢示 I I I一 I I I方向 からみた拡大横断面図である
図 4 は、 ノズルの先端を図 2 中の矢示 I V— I V方向から みた拡大横断面図である。
図 5 は、 洗浄流体を供給した状能を示す図 2 と同様位 置の縦断面図である。
図 6 は、 第 1 の変形例による洗浄流体流出路を示す図
3 と同様位置の拡大横断面図である
図 7 は、 第 2 の実施の形態による回転霧化頭型塗装装 置を示す縦断面図である。
図 8 は、 図 7 中の b部を拡大して示す縦断面図である。 図 9 は、 洗浄流体を供給した状能、を示す図 8 と I ] 位 置の縦断面図である。
図 1 0 は 、 第 3 の実施の形態による回転霧化頭 5% 装置を示す図 2 と同様位置の縦断面図である。
図 1 1 は 、 第 4 の実施の形態による回転霧化頭 m % 装置を示す縦断面図である
図 1 2 は 、 図 1 1 中の c 部を拡大して示す縦断面図で める。
図 1 3 は 、 鍔部材を図 1 2 中の矢示 X I 1 1— X I 1 1方向か らみた拡大横断面図である
図 1 4 は 、 洗浄流体を供給した状態を示す図 1 2 と 様位置の縦断面図である。
図 1 5 は 、 第 2 の変形例 よ る鍔部材を示す図 1 3 と 同様位置の拡大横断面図でめ 。
図 1 6 は 、 第 3 の変形例による回転霧化頭型塗装装 m を示す図 1 2 と同様位置の縦断面図である。
図 1 7 は 、 第 4 の変形例による回転霧化頭型塗 g
を示す図 1 と同 ¾位置の縦断面図である。
図 1 8 は 第 5 の変形例による回転霧化頭型塗 士 衣 を示す図 1 と |BJ様位置の縦断面図である 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の実施の形態による回転霧化頭型塗衣 衣 置を添付図面に従 て詳細に説明する
まず、 図 1 ないし図 5 は本発明の第 1 の実施の形態に よる回転霧化頭型塗装装置を示している
図において 1 は回転霧化頭型塗装装置の外周を覆う 塗装機カバ ―である 。 該塗装機カバー 1 は 円筒状に形 成され、 その内部には後述のエアモー夕 2 を収容してい
2 は塗装機力バ 1 内に収容されたェァモ .夕である 該エアモー夕 2 は 筒状に形成されたモ 夕ケ一シ. ング
2 Aと、 該モ 夕ケ —シング 2 A内に収容されたェ.ァ夕 ビンと、 後述する回転軸 3 を回転可能に軸支する静圧 ェァ軸受 (いずれ 図示せず). とによつて大略構成され ている。 そして、 ェァモ一夕 2 は、 ェァ夕 ―ビンに圧縮
Xァが供給される とによ り 、 回転軸 3 を例えば 3 0 0
0 〜 1 5 0 0 0 0 r p mの高速で回転駆動する ものであ る。
3 はェァモ 夕 2 の静圧 Xァ軸受に回転可能に支持さ れた筒状 (中空) の回転軸である。 該回転軸 3 の先端は エアモ一タ 2 の前側に突出し その先端部外周側には雄 ねじが刻設され、 回転霧化頭 7 が螺着されている よノ 回転軸 3 の基端側はェァモ ―夕 2 のエアタービンに取付 けられている
4 は塗装機力バ 1 の先端部に取付けられたシエーピ
ングエア U ングである 該シェ―ピングェァ リ ング 4 は、 前側がすり鉢状に凹陥した円筒状に形成されている ま た 、 ン工一ピングェァ U ング 4の外周側の先端部には 多数本の Xァ噴出孔 4 A ( 2 本のみ図示 ) が形成されて いる の Xァ噴出孔 4 Aは シ X 一ピングェァ通路 5 を介してェァ源 (図示せず ) に接 されている そして、 ェァ噴出孔 4 Aはシ X 一ピング ァを噴出し、 該シェ ― ピングェァは 後述の回転 化頭 7 から噴霧された塗料 粒子の噴霧パターン等を制御する。
また、 4 Βは各エア噴出孔 4 Aよ り も内周側に位置し てシエ ービングエアリ ング 4 に設けられた多数本の拡散 エア噴出孔 ( 2本のみ図示) でめる 該各拡散エア噴出 孔 4 Βは 、 後述する本体部材 8 の外周面 8 cよ り も後側 に位置し 、 周方向に列設されている また 、 各.拡散エア 噴出孔 4 Βは、 後述する環状ガィ 1 6 の外周側近傍位 置に開口している。
そして 、 拡散エア噴出孔 4 Βは 、 分散 Xァ通路 6 を介 してエア源から供給されるェァを拡散ェァとし、 この拡 散エアを環状ガイ ド 1 6 の外周端近傍に向け本体部材 8 の後側から吹付ける。 これに り 、 拡散ェァは、 各洗浄 流体流出路 1 5 から流出した洗浄流体を本体部材 8 の外 周面 8 Cで拡散して広げ、 均一な膜 にして 、 外周面 8
Cの先端に向け案内する。
7 は回転軸 3 の先端部に取付けられた回転霧化頭であ る 。 該回転霧化頭 7 は、 図 1 に示すよう に、 後述する本 体部材 8 、 内向き突部 9 、 塗料溜 り 1 2 、 塗料薄膜化面
1 3 仕切部材 1 4 、 第 1 の洗浄流体流出路 1 5 環状 ガィ ド 1 6等によつて大略構成されている。
8 はベル形または力 ップ形に形成された中空のベル力
ップからなる回転霧化頭 7 の本体部材 (霧化頭本体) で ある。 該本体部材 8 には 後部側に位置して回転軸 3 に 取付けるための取付部 8 Aが形成され 、 刖部側に位置し て前方に向けて拡開したベル形拡開部 8 Βが形成されて いる。 で 、 取付部 8 Aは、 円筒状に形成され、 その 内周側の奥部には雌ねじが刻設されている 。 このとき、 該雌ねじは 回転軸 3 の先端に設けられた雄ねじに螺合 する。 そして 、 取付部 8 Aを回転軸 3 の先端に取付けた とさには ベル形拡開部 8 Bの外周面 8 Cは、 シェ ピ ングェァ ング 4 の内周側と対向している
9 は本体部材 8 に設けられた内向き突部で 内向き 突部 9 は、 取付部 8 Aとベル形拡開部 8 B との間に位置 して 、 本体部材 8 の内周側で内向きに突出した環状体と して形成されている。 また 、 刖記内向き突部 9 の前側に は、 後述の洗浄流体流出路 1 5 が形成されている 。.そし て、 内向き突部 9 の内周側 (中央部) にはノズル揷.通穴
9 Aが形成され、 該ノズル揷通穴 9 Aには フィ ー ドチ ュ ' ~ブ 1 7 の先端側に設けられた後述のノズル 2 2 が揷 通される。
1 0 は本体部材 8 に設けられた位置決め穴部で、 該位 置決め穴部 1 0 は、 内向き突部 9 とベル形拡開部 8 B と の間に位置して、 該ベル形拡開部 8 Bの前面に開口 して 設けられている。 そして、 該位置決め穴部 1 0 は、 後述 する中間筒部 1 1 を位置決めするものである。
1 1 は本体部材 8 の位置決め穴部 1 0 内に取付けられ た中間筒部である。 該中間筒部 1 1 は、 本体部材 8 の 部を構成している。 そして、 中間筒部 1 1 は、 本体部材 8 の軸方向の中間に位置して後述の洗浄流体流出路 1 5 と塗料溜 り 1 2 とを隔てる隔壁と しての環状壁部 1 1 A
と、 該環状壁部 1 1 Aの外周側から前側に突出した円筒 部 1 1 B とによって有底筒状に形成されている こで、 環状壁部 1 1 Aの内周側 (中央部) には、 フィ ― ドチュ ーブ 1 7 の塗料チューブ 1 8 が隙間をもって揷通される チューブ揷通孔 1 1 Cが形成されている。 このとき 、 チ ュ一ブ揷通孔 1 1 Cは、 後側から前側に向けて漸次穴径 が小さ く なつたテーパ状の貫通孔によって形成されてい る。 また、 環状壁部 1 1 Aの前面側中央寄り は 、 塗料、 洗浄流体が回転軸 3 内に浸入するのを防止するために、 刖方に向けて突出している 。 さ らに、 円筒部 1 1 Bの内 周側は 、 後述の塗料流出孔 1 4 Aに向けて塗料を案内す る案内面部 1 1 D となっている (図 2 、 図 5参照)。
1 2 は中間筒部 1 1 の内周側に位置して環状壁部 1 1
Aと後述の仕切部材 1 4 との間に画成された塗 .料溜 りで める。 該塗料溜 り 1 2 は、 中間筒部 1 1 、 環状壁部 1 1
Aの前面、 案内面部 1 1 D 、 仕切部材 1 4 の後 mに.よつ て囲まれた深皿状の空間として形成されている 。 そして、 塗料溜 り 1 2 は 塗料チューブ 1 8 から吐出された塗料 または溶剤を 時的に溜め 、 これら を拡散するための空 間である
1 3 は塗料溜 り 1 2 の前側から本体部材 8 の BU端にか けて設けられた塗料薄膜化面である。 そして この塗料 薄膜化面 1 3 は 本体部材 8 のベル形拡開部 8 Bの内面 に円皿状に拡開 して形成されている。 また、 塗料薄膜化 面 1 3 の先端は 薄膜化した塗料を放出する放出端縁 1
3 Aとなっている 。 そして 、 塗料薄膜化面 1 3 は、 塗料 溜 り 1 2 から流出した塗料を薄膜化し、 放出端縁 1 3 A か i¾料粒子と して噴霧する ものである。
1 4 は中間筒部 1 1 の前面を閉塞するよう に設けられ
た仕切部材 (仕切壁) で、 仕切部材 1 4 は、 本体部材 8 の内周側を塗料溜 り 1 2 と塗料薄膜化面 1 3 との間で仕 切るものである。 そして、 この仕切部材 1 4 は、 中間筒 部 1 1 等と一緒に本体部材 8 を構成している。 また、 仕 切部材 1 4 は、 略円板状に形成され、 中間筒部 1 1 の開 口端 (前端) を塞いで塗料溜 り 1 2 を画成している。 こ こで、 仕切部材 1 4 の外周側には、 塗料、 洗浄流体を本 体部材 8 の塗料薄膜化面 1 3 に流出させる多数本の塗料 流出孔 1 4 Aが設けられている。 また、 仕切部材 1 4 の 中央部側には、 前面に洗浄流体を流出させる複数本の中 央開口 1 4 B (いずれも 2本のみ図示) が設けられてい る。
1 5 は本体部材 8 に設けられた第 1 の洗浄流体流出路 である。 該洗浄流体流出路 1 5 は 、 図 1 に示す.よう に、 流入側が塗料溜 り 1 2 の後側に開口する と共に、 流出側 が本-体部材 8 の外周面 8 C に開口 している。 洗 浄流体流出路 1 5 は、 例えば回転霧化頭 7 の取付部 8 A
(内向き突部 9 ) とベル形 .開部 8 B (中間筒部 1 1 ) との間に形成された円環状の隙間と して構成されている。
こ こで、 洗浄流体流出路 1 5 の流入開口部 1 5 Aは、 図 2 に示すよう に、 後述のノズル 2 2 を取囲み、 全周に 亘つて開口する と共に、 内周側の開口端 (流入端) に向 けて軸方向の隙間寸法が漸次広がったテーパ状に形成さ れている。 このよう に、 洗浄流体流出路 1 5 は、 その流 入開口部 1 5 Aによ り 、 ノズル 2 2 から吐出される洗浄 流体を受け易 く している。 そして、 洗浄流体流出路 1 5 は、 環状壁部 1 1 Aによって塗料溜 り 1 2 との間が隔て られ、 洗浄流体チューブ 1 9 から供給された洗浄流体を 本体部材 8 の外周面 8 C に流出させる。
また、 図 3 に示すよう に、 洗浄流体流出路 1 5 の流出 側には、 取付部 8 Aとベル形拡開部 8 B との間に複数の 支持部 1 5 Bが設けられ、 これらの支持部 1 5 Bは、 周 方向に向けて等間隔に配置されている。 のよ Ό に、 洗 浄流体流出路 1 5 は 、 この支持部 1 5 Bによつて 、 本体 部材 8 内で軸方向の隙間が確保されている o
なお、 支持部 1 5 Bは、 洗浄流体流出路 1 5 の流入開 口部 1 5 Aには設けず、 流出側にのみに設けるのが好ま しい。 第 1 の実施の形態のよう に、 支持部 1 5 B を洗浄 流体流出路 1 5 の流出側にのみ設けた場 PI には 後述す るノズル 2 2 の流出開口 2 5 から噴出した洗浄流体が支 持部 1 5 B に干渉して跳ね返る こ とがな < 、 洗净流体を 洗浄流体流出路 1 5 に容易に受け渡すことができるか ら である。
1 6 は図 1 に示すよう にべル形拡開部 8 Bの後面側に 隙間 ^ fcつて本体部材 8 の外周側に取付けられた環.状ガ ィ ド、である 。 該環状ガイ ド 1 6 は、 各洗浄流体流出路 1
5 の傾きに対応して内周側が後側に傾斜しつつ、 外周側 は本体部材 8 の外周面 8 Cに向けて前側に傾斜している。 そして、 環状ガィ ド 1 6 は、 各洗浄流体流出路 1 5.から 流出して径方向に飛散しよう とする溶剤を本体部材 8 の 外周面 8 Cに向けて前側に案内するものでめ 。
1 7 は回転軸 3 内を軸方向に伸長して設けられたフィ チューブである。 該フィ ドチ ブ 1 7 は、 図 2 に示す如く 、 先端部が後述する第 2 の洗浄流体流出路 2
0 を越えて回転霧化頭 7 の塗料溜 り 1 2 まで延びた長尺 な 料チュ ブ 1 8 と 該塗料チューブ 1 8 の外周側に 同軸に設けられ 先端部が塗料溜 り 1 2 よ り も後側に後 退した短尺な洗浄流体チュープ 1 9 とによ り、 二重筒状
に形成されている。
こ こで、 塗料チューブ 1 8 の内部は塗料供給路 1 8 A とな り 、 該塗料供給路 1 8 Aは、 回転霧化頭 7 に向けて 塗装作業時に塗料を供給し、 洗浄作業時に溶剤、 エア等 の洗浄流体を供給する。 また、 塗料供給路 1 8 A内には 塗料弁 (図示せず) が設けられ、 該塗料弁は、 塗料を供 給する ときに開弁し、 塗料の供給を停止するときに閉弁 する。 そして、 塗料チューブ 1 8 は、 例えば配管、 弁体 等を介して色替弁装置 (図示せず) に接続されている。
また、 塗料チューブ 1 8 と洗浄流体チューブ 1 9 との 間の断面環状の空間は、 洗浄流体供給路 1 9 Aとな り 、 該洗浄流体供給路 1 9 Aは 、 回転霧化頭 7 に向けて溶剤、
Xァ等の洗浄流体を供給する。 そして、 洗浄流体チュー ブ 1 9 は 、 例えば配管、 弁体等を介して洗浄流.体供給源
(図示せず) に接 されている。
2 0 は本体部材 8 の中間筒部 1 1 に設けられた第. 2 の 洗浄流体流出路でめる ό 該洗浄流体流出路 2 0 は、 塗料 チュ一ブ 1 8 の外周面とチユーブ揷通孔 1 1 C との間の 状通路によって形成されている。 そして、 洗浄流体流 出路 2 0 の流入側は、 中間筒部 1 1 の後側 (第 1 の洗浄 流体流出路 1 5 の流入開口部 1 5 Α側) に開口 している。 即ち、 洗浄流体流出路 2 0 は、 流入側が塗料溜 り 1 2 の 後側に開口 し、 流出側が塗料溜 り 1 2 内に開口 している。 また、 洗浄流体流出路 2 0 は、 流入側から流出側に向け て漸次狭まったテーパ状に形成されている。
2 1 は洗浄流体チューブ 1 9 の流出口側に設けられた 分流手段である。 該分流手段 2 1 は、 後述のノズル 2 2、 第 1 , 第 2 の流出開口 2 5, 2 6 によって構成されてい る。 そして、 分流手段 2 1 は、 洗浄流体を第 1 , 第 2 の
洗浄流体流出路 1 5 2 0 の流入側に向けて分流させる のである。
2 2 は洗浄流体チュ―ブ 1 9 の先端に設けられたノ ズ ルである。 このノズル 2 2 は 、 図 2 に示すよう に、 塗料 チュ一ブ 1 8 の外周側を取囲んだ略円筒形状に形成され ている。 また 、 刖 己ノズル 2 2 は 、 接続部材 2 3 を用い て洗浄流体チユーブ 1 9 の先端に取付けられている。
こ こで、 ノズル 2 2 は 、 塗料チュ―ブ 1 8 に沿つて延 びる円筒状の外周壁部 2 2 Aと、 該外周壁部 2 2 Aの先 端に設けられ塗料チュ ' ~~ブ 1 8 の向つて内周側に延びる 部 2 2 B とによつて構成されている o で、 外周壁 部 2 2 Aは、 塗料チュ ' ~"ブ 1 8 の外周側に同軸に配置さ れている。 方、 蓋部 2 2 Bは、 第 2 の洗浄流体流出路
2 0 の後側に配置されている 0
た、 ノズル 2 .2 の内部 には、 外周壁'部 2 2 Aと 料チュ ―ブ 1 8 との間に環状 チヤ ンパ 2 4が画成されている。 そして、 環状チャ ンバ
2 4 は、 洗浄流体チュ ~ブ 1 9 内 (洗浄流体供給路 1 9
A ) に連通し 、 洗浄流体を溜める洗浄流体溜 り として用 い られる。
また ノズル 2 2 は、 回転軸 3 の先端から突出して内 向き突部 9 のノズル揷通穴 9 A内に揷入されている。 そ して ノ ズル 2 2 の外周壁部 2 2 Aは 、 洗浄流体流出路
1 5 の流入開口部 1 5 Aと対向した位置まで進出してい 方 、 ノズル 2 2 の蓋部 2 2 Bは 、 中間筒部 1 1 の 環状壁部 1 1 A (チュ―プ揷通孔 1 1 C ) との間に隙間 が形成されている 0
2 5 は第 1 の洗浄流体流出路 1 5 の流入開口部 1 5 A と対向した位置でノズル 2 2 に設けられた第 1 の流出開
Pである 。 該流出開 □ 2 5 は 図 2 図 3 に示すよう に
外周壁部 2 2 Aを貫通した小径の貫通孔によって形成さ れ、 外周壁部 2 2 Aの軸方向に対して同じ位置に複数個 (例えば 8個) 形成されている。 これらの流出開口 2 5 は、 外周壁部 2 2 Aの全周に亘つて等間隔に配置されて いる。 また、 流出開 口 2 5 の開口の軸方向寸法 L 1は、 洗浄流体流出路 1 5 の流入開口部 1 5 Aの軸方向寸法 L 2よ り も小さ く なつている。 そして、 流出開 口 2 5 は、 環状チャ ンバ 2 4か ら洗浄流体流出路 1 5 に向けて洗浄 流体を流出させる。
2 6 は第 2 の洗浄流体流出路 2 0 と対向した位置でノ ズル 2 2 に設けられた第 2 の流出開口である。 該流出開
□ 2 6 は 図 2 、 図 4 に示すよう に、 蓋部 2 2 B を貫通 した小径の貫通孔によって形成され、 蓋部 2 2 B と塗料 チュ―ブ 1 8 とが接触する位置に複数個 (例え.ば 4個) 形成されている。 また、 これら複数個の流出開口 2 6 は、 塗料チュ ブ 1 8 を取囲み、 塗料チューブ 1 8 の周.方向 に対して等間隔に配置されている。 そして、 流出開口 2
6 は、 環状チャ ンパ 2 4から第 2 の洗浄流体流出路 2 0 に向けて洗浄流体を流出させる。 これによ り 、 流出開口
2 6から流出した洗浄流体は、 塗料チューブ 1 8 の外周 面に沿つて第 2 の洗浄流体流出路 2 0 を通過し、 塗料溜 り 1 2 内に供給される。
で 塗料チューブ 1 8 の外周面から流出開口 2 6 の外周端までの径方向寸法 L 3は、 塗料チューブ 1 8 の 外周面か ら第 2 の洗浄流体流出路 2 0 の後端側 (流入 側 ) までの径方向径寸法 L 4よ り も小さ く なつている。
れによ り 、 第 2 の流出開口 2 6 から洗浄流体流出路 2
0 に向けて洗浄流体を吐出するときに、 大きく 開いた洗 浄流体流出路 2 0 の流入側によって確実に洗浄流体を受
ける こ とがでさ 洗浄流体流出路 2 0 を通じて洗浄流体 を塗料溜 り 1 2 に供給する ことがでさる。
2 7 はノズル 2 2 の環状チャ ンバ 2 4 内に設けられ洗 浄流体の逆流を防止するチェ ッ ク弁である。 該チェッ ク 弁 2 7 は 図 2 に示すよう に 、 フィ — ドチューブ 1 7 の 塗料チュ ―ブ 1 8 を取囲んで配置されている。 そして、 刖記チェック弁 2 7 は、 接続部材 2 3 の先端とノズル 2
2 の外周壁部 2 2 Aとを用いて洗浄流体チューブ 1 9 の 流出口に取付けられている。 また、 チェッ ク弁 2 7 は、 弾性材料として例えばフッ素系樹脂材料を用いて略円筒 状に形成されている。
で チ ッ ク弁 2 7 の基端側は、 内部が洗浄流体 チューブ 1 9 内に連通して、 洗浄流体が流入可能となつ ている 一方 チエック弁 2 7 の先端側は、 常.時は塗料 チューブ 1 8 の外周面に弹性的に当接して、 洗浄流体が 漏洩するのを防止している。 これに対し、 洗浄流体.チュ ーブ 1 9 から洗浄流体が供給されたときには、 チェッ ク 弁 2 7 の先端側は 、 洗浄流体 圧力によって弾性変形し、 塗料チュ ―ブ 1 8 から離れる によ り 、 チェッ ク弁
2 7 は 常時は閉弁し、 洗浄流体が供給されたとぎに開 弁する。
本実施の形態による回転霧化頭型塗装壮 idは上述の如 含構成を有する ので 、 次に 、 塗装作業 よび洗浄作業 について説明する
m初に 、 被塗物に 料を噴霧する塗装作業を行う場 について説明する の塗装作業では、 ェァモ一夕 2 に よ て回転軸 3 と共に回転霧化頭 7 を高速回転、 例えば
3 0 0 0 1 5 0 0 0 0 r P mで回転駆動する の状 で 、 色替弁装置から供給される塗料を 料チューブ 1
8 から回転霧化頭 7 の塗料溜 り 1 2 に供給する と、 塗料 は塗料溜 り 1 2 内で滞留しつつ拡散される 。 そして、 塗 料溜 Ό 1 2 は洗浄流体流出路 1 5 と別個に設けられ、 塗 料溜 Ό 1 2 と第 1 の洗浄流体流出路 1 5 との間が中間筒 部 1 1 の環状壁部 1 1 Aによって隔てられている。 この ため 涂料溜 り 1 2 で拡散された塗料は、 洗浄流体流出 路 1 5 側に流出する ことなく 、 仕切部材 1 4の塗料流出 孔 1 4 Aを通過して本体部材 8 の塗料薄膜化面 1 3 に流 出する さ らに、 この塗料は、 塗料薄膜化面 1 3 で均一 に薄膜化され、 その放出端縁 1 3 Aから塗料粒子となつ て噴霧される
のとさ 、 例えば回転霧化頭 7 には高電圧が印加され、 該回転霧化頭 7 からアースに接続された被塗物に向けて 電気力線が形成される。 このため、 回転霧化頭. 7 から噴 霧された塗料粒子は、 この電気力線に沿つて飛行し、 被 塗物に塗着する。 また、 このときの塗料粒子の噴霧パタ
―ンは シ ピングエア リ ング 4 の各ェァ噴出孔 4 A ら噴出されるシェービング !:ァによって所望の噴霧パ 夕 ンに成形される。
次に 塗装作業が終了し、 回転霧化頭 7 を洗浄する洗 浄作業について図 2 および図 5 を参照しつつ説明する。
例えば色替を行わず次回の塗装作業も同じ塗料を用い る場 α には 、 回転霧化頭 7 だけを洗浄すればよい。 こ の ため の場合の洗浄作業を行う ときは、 回転霧化頭 7 を高速回転させた状態で、 洗浄流体チューブ 1 9から洗 浄用の溶剤 、 エア等の洗浄流体を供給する 。 これによ り 、 洗浄流体チュ一ブ 1 9 に先端に設けられたチェ ッ ク弁 2
7 は洗浄流体の圧力によって開弁するから、 環状チャ ン バ 2 4 内には、 チェッ ク弁 2 7 を開弁させるだけの一定
圧力をもった洗浄流体が充填される。 そして、 環状チヤ ンバ 2 4 内に浸入した洗浄流体は、 その圧力によって第 1 , 第 2 の流出開 口 2 5 , 2 6 か らそれぞれ噴出する (飛び出す)。
このとき、 第 1 の流出開口 2 5 は第 1 の洗浄流体流出 路 1 5 と対向した位置に設けられている。 このため、 第 1 の流出開口 2 5 から噴出した洗浄流体は、 ノズル 2 2 から洗浄流体流出路 1 5 に向けてノズル 2 2 と洗浄流体 流出路 1 5 との間の隙間を飛び越える ことができ、 洗浄 流体は洗浄流体流出路 1 5 の流入開口部 1 5 A内に流入 する。 そして、 洗浄流体流出路 1 5 内に流入した洗浄流 体は、 その圧力に加えて回転霧化頭 7 の遠心力が作用 し、 洗浄流体流出路 1 5 を通り 、 本体部材 8 の外周面 8 Cに 流出する。 この外周面 8 Cに流出した洗浄流体.は、 外周 面 8 C に沿って外周面 8 C と環状ガイ ド 1 6 との間を流 れる。
このとき、 拡散エア噴出孔 4 B は、 本体部材 8 の外周 面 8 C に向けて拡散エアを噴出しているから、 環状ガイ ド 1 6 の外周端から流出した洗浄流体は、 外周面 8 C に 押付けられながら、 拡散して外周面 8 Cの全体に広がる。 これによ り 、 洗浄流体は、 本体部材 8 の外周面 8 Cで全 体に均一な膜厚で広がるから、 この外周面 8 C に付着し た塗料を残さず洗浄する。
一方、 第 2 の流出開口 2 6 は第 2 の洗浄流体流出路 2 0 と対向した位置に設けられているから、 第 2 の流出開 口 2 6 から噴出した洗浄流体は、 塗料チューブ 1 8 に沿 つて洗浄流体流出路 2 0 を通過し、 塗料溜 り 1 2 内に流 入する。 そして、 塗料溜 り 1 2 内に流入した洗浄流体は、 仕切部材 1 4 の塗料流出孔 1 4 A、 本体部材 8 の塗料薄
膜化面 1 3等を順次流れ、 これらの接液面に付着した前 色塗料を洗浄する。 こ こで、 塗料溜 り 1 2 が第 1 の洗浄 流体流出路 1 5 と別個に設けられている こ とから、 該塗 料溜り 1 2等を洗浄して汚れた溶剤は、 洗浄流体流出路 1 5側に流出する こ とはない。
なお、 色替作業を行う場合には、 色替作業の前に回転 霧化頭 7 の洗浄と一緒に塗料チューブ 1 8 も洗浄する必 要がある。 このため、 この場合の洗浄作業では、 洗浄流 体チューブ 1 9 に洗浄流体を供給するのに加え、 塗料チ ュ一ブ 1 8 にも洗浄流体を供給する。 塗料チューブ 1 8 から供給される洗浄流体は、 塗料チューブ 1 8 を洗浄す る と共に、 仕切部材 1 4 の中央開口 1 4 B を通って仕切 部材 1 4の前面を洗浄し、 さ らに塗料薄膜化面 1 3 を流 れる。
かぐ して、 本実施の形態によれば、 フィ ドヽチューブ
1 7 の先端にはノズル 2 2 を取付ける と共に 、 該ノ ズル
2 2 に第 1 , 第 2 の流出開口 2 5 , 2 6 を設ける構成と している 。 この結果、 洗浄流体チュ一ブ 1 9か ら吐出さ れた洗浄流体は、 ノズル 2 2 内の環状チャ ンバ 2 4 内に 充填され 、 第 1 , 第 2 の流出開口 2 5 , 2 6 か らそれぞ れ噴出する こ とができる しのとき、 第 1 の流出開口 2
5 は第 1 の洗浄流体流出路 1 5 と対向した位置に設けら れているから、 洗浄流体の一部は 、 第 1 の流出開口 2 5 カゝら洗浄流体流出路 1 5 に向けて流出する とができる。 これによ り 、 第 1 の流出開口 2 5 から流出した洗浄流体 は、 洗浄流体流出路 1 5 から 体部材 8 の外周面 8 Cに 供給され 、 外周面 8 Cを洗浄する ことができる
一方、 第 2 の流出開口 2 6 は第 2 の洗浄流体流出路 2
0 と対向した位置に設けられているから、 洗浄流体の一
部は、 第 2 の流出開□ 2 6から塗料チューブ 1 8 に沿つ て洗浄流体流出路 2 0 を通過し 、 塗料溜り 1 2 に供給さ し る れによ り 、 第 2 の流出開口 2 6 力 ら流出した洗 浄流体は 、 塗料溜 り 1 2 を通じて塗料流出孔 1 4 A力 ら 流出し 塗料薄膜化面 1 3 および放出端縁 1 3 Aを洗浄 する こ とができる。
また 、 洗浄流体チュ―ブ 1 9 は 、 塗料チューブ 1 8 よ り 短尺に形成し、 塗料チュ プ 1 8 の外周側に同軸に 配置している によ り、 短尺な洗浄流体チューブ 1
9 から流出した洗浄流体は、 長尺な塗料チューブ 1 8 に 沿 て流通する のとさ、 ノズル 2 2 を塗料チューブ
1 8 の外周に配置したから、 ノズル 2 2 に設けた第 1 第 2 の流出開 Ρ 2 5 2 6 を用いて塗料チューブ 1 8 に 沿つて流通する洗浄流体を第 1 第 2 の洗浄流.体流出路
1 5 2 0 に向けてそれぞれ分流させる こ とができる。 また 、 第 1 , 第 2 の流出開口 2 5 , 2 6 は、 洗浄流体 を回転霧化頭 7 の第 1 , 第 2 の洗浄流体流出路 1 5 2
0 に向けて分流する構成とな ている。 これによ り 、 洗 浄流体の圧力を用いて 、 ノズル 2 2 内の環状チヤ ンパ 2 4から洗浄流体流出路 1 5 , 2 0 に向けて洗浄流体を噴 出する こ とができ、 本体部材 8 の外周面 8 Cや塗料溜 り
1 2 内に勢い良く洗浄流体を流出させる こ とができる。 のため、 特開平 8 — 3 3 2 4 1 5号公報および特開 2
0 0 2一 1 8 6 8 8 3 号公報に IFJ示された従来技術のよ う に、 回転霧化頭 7 には洗浄流体を溜める空間を設ける 必要がない。 従って、 これらの従来技術に比べて、 回転 霧化頭 7 を小型化、 簡略化する こ とができ、 製造コス ト を低減する こ とができる。 さ ら に、 洗浄流体はその圧力 によって本体部材 8 の外周面 8 C に流出するか ら、 例え
ば回転霧化頭 7 を停止した状態でも本体部材 8 の外周面 8 C を洗浄する こ とができる。
さ ら に、 ノズル 2 2 の環状チャ ンバ 2 4 内には洗浄流 体の逆流を防止するチェッ ク弁 2 7 を設けたから、 例え ば塗装時に洗浄流体が環状チャ ンバ 2 4か ら漏洩するの を防ぐことができ、 洗浄流体が被塗物に垂れ落ちるのを 防止する こ とができる。 さ ら に、 洗浄流体の圧力によつ てチェック弁 2 7 を開弁する こ とができるか ら、 環状チ ヤ ンバ 2 4 内の圧力を一定圧以上に保持する こ とができ る。 これによ り 、 洗浄流体の圧力によって第 1 の流出開 口 2 5 から洗浄流体を吐出 (噴出) させる こ とができる から、 洗浄流体は、 ノズル 2 2 と洗浄流体流出路 1 5 と の間の隙間を飛び越 る ことができ、 洗浄流体を洗浄流 体流出路 1 5 内に確実に供給する こ とができる.。 .
また 、 本実施の形能では、 ノズル 2 2 は、 塗料チュー ブ 1 8 の外周側に同軸に配置された外周壁部 2 2 Aと、 該外周壁部 2 2 Aの先端に設けられた蓋部 2 2 B とによ つて構成し 、 第 1 の流出開口 2 5 は外周壁部 2 2 Aに設 け、 第 2 の流出 1开 J □ 2 6 は蓋部 2 2 B に設ける構成とし た。 これによ り 、 第 1 の流出開口 2 5 から流出した洗浄 流体は 、 ノズル 2 2 の外周壁部 2 2 Aから径方向外側に 向けて流出し、 第 1 の洗浄流体流出路 1 5 に流入する こ とができる 方 、 第 2 の流出開口 2 6 から流出した洗 浄流体は、 ノズル 2 2 の蓋部 2 2 Bから塗料チューブ 1
8 に沿つて流出し 、 2 の洗浄流体流出路 2 0 に流入す る こ とができる
また 、 チェッ ク弁 2 7 は弾性材料を用いて形成したか ら、 該チェッ ク弁 2 7 を用いて常時は洗浄流体チューブ
1 9 の流出口を閉塞し 、 洗浄流体が供給されたときには
弾性変形して洗浄流体チューブ 1 9 の流出口を開放する こ とができる。 これによ り 、 チェ ック弁 2 7 は洗浄流体 の圧力に応じて開弁、 閉弁するか ら、 洗浄流体が供給さ れたときには、 環状チャ ンバ 2 4 内の圧力を一定圧以上 に保持する こ とができる。
特に、 本実施の形態では、 第 1 の流出開口 2 5 の開口 の軸方向寸法 L 1を第 1 の洗浄流体流出路 1 5 の流入側 の開口の軸方向寸法 L 2よ り も小さ く している。 これに よ り、 例えば第 1 の流出開口 2 5 から第 1 の洗浄流体流 出路 1 5 に向けて洗浄流体を吐出する場合には、 洗浄流 体は、 第 1 の流出開口 2 5 の周囲に拡散した後、 大きく 開いた流入開口部 1 5 Aに確実に流入する こ とができる この結果、 第 1 の流出開口 2 5か ら吐出した洗浄流体を ほぼ全て洗浄流体流出路 1 5 を通じて本体部材.8 の外周 面 8 C に供給する こ とができる
なお、 前記第 1 の実施の形能、では、 本体部材 8 に.は洗 浄流体流出路 1 5 の流出側にのみ支持部 1 5 B を設ける 構成と した。 しかし、 本発明 (まこれに限らず、 例えば図
6 に示す第 1 の変形例のよう に 、 本体部材 8 には洗浄流 体流出路 1 5 ' の流入開口部 1 5 A ' の近く まで延びる 支持部 1 5 B ' を設ける構成と してもよい。 この場合、 支持部 1 5 B ' は、 ノズル 2 2 を中心にして放射状に配 置する と共に、 支持部 1 5 B のう ち、 洗浄流体流出路
1 5 ' の流入開口部 1 5 A ' 側は、 洗浄流体の跳ね返り を減少させるために、 その幅寸法を漸次縮小させるのが 好ましい。
次に、 図 7 ないし図 9 は第 2 の実施の形態による回転 霧化頭型塗装装置を示している 。 本実施の形態の特徴は チェッ ク弁を、 洗浄流体チュ一ブの流出口を閉じる蓋体
と、 該蓋体を洗浄流体チュ ブの流出口に向けて付勢す るばねとによって構成した とにある。 なお、 本実施の 形態では第 1 の実施の形合 と 一の構成要素には同一の 符号を付し 、 その説明を 略する ものとする。
3 1 は第 2 の実施の形 による分流手段である。 該分 流手段 3 1 は、 後述のノズル 3 2 、 第 1 , 第 2 の流出開
□ 3 5 , 3 6 によって構成されている。 そして、 分流手 段 3 1 は、 洗浄流体チュ ブ 1 9 の流出口側に設けられ 洗浄流体を第 1 , 第 2 の洗浄流体流出路 1 5 , 2 0 の流 入側に向けて分流させる
3 2 は洗浄流体チュープ 1 9 の先端に設けられたノズ ルである。 該ノズル 3 2 は 、 図 7 図 8 に示すよう に、 塗料チュ ブ 1 8 の外周側を取囲んだ略円筒形状に形成 され、 洗浄流体チューブ 1 9 の先端側に位置し.て接続部 材 3 3 を用いて洗浄流体チュ―ブ 1 9 の先端に取付けら れている。 このとき、 接 部材 3 3 の内周側には、 .洗浄 流体供給路 1 9 Aが延伸している また、 ノズル 3 2 は 第 1 の実施の形態による ノズル 2 2 とほぼ同様に、 塗料 チューブ 1 8 に沿つて延びる円筒状の外周壁部 3 2 Aと 該外周壁部 3 2 Aの先端に設けられ塗料チューブ 1 8 の 向って内周側に延びる蓋部 3 2 B とによって構成されて いる。 さ ら に、 ノズル 3 2 の内部には、 外周壁部 3 2 A と塗料チュ —ブ 1 8 との間の円環状の空間からなる環状 チャ ンノ 3 4が画成されている
また、 ノ ズル 3 2 は、 回転軸 3 の先端から突出して内 向き突部 9 のノズル揷通穴 9 A内に揷入されている。 そ して、 ノ ズル 3 2 の外周壁部 3 2 Aは、 第 1 の洗浄流体 流出路 1 5 の流入開口部 1 5 Aと対向した位置まで進出 している。 一方、 ノズル 3 2 の蓋部 3 2 Bは、 中間筒部
1 1 の環状壁部 1 1 A (第 2 の洗浄流体流出路 2 0 ) と の間に隙間が形成され、 洗浄流体流出路 2 0 よ り も後側 に配置されている。
3 5 は第 1 の洗浄流体流出路 1 5 の流入開 □部 1 5 A と対向した位置でノズル 3 2 に設けられた第 1 の流出開
Pでめ 流出開口 3 5 は 、 第 1 の実施の形態による
1 の流出開口 2 5 とほぼ同 に 、 外周壁部 3 2 Aを貫 通した小径の貫通孔によって形成され、 外周壁部 3 2 A の全周に亘つて等間隔に複数個形成されている。 そして、 流出開口 3 5 は、 環状チャ ンパ 3 4から洗浄流体流出路 1 5 に向けて洗浄流体を流出する ものである。
• 3 6 は第 2 の洗浄流体流出路 2 0 と対向した位置でノ ズル 3 2 に設けられた第 2 の流出開口である。 該流出開 口 3 6 は、 第 1 の実施の形能ノ、による第 2 の流出.開口 2 6 とほぼ同様に、 蓋部 3 2 Β を貫通した小径の貫通孔によ つ て形成され、 部 3 2 Β と塗料チユーブ 1 8 とが接触 する位置に複数個形成されている o また、 これら複数個 の流出開口 3 6 は 、 塗料チュ一ブ 1 8 を取囲み 、 塗料チ ュ一ブ 1 8 の周方向に対して等間隔に配置されている。 そして、 流出開 □ 3 6 は、 環状チャ ンパ 3 4から回転霧 化頭 7 の塗料溜 り 1 2 に向けて洗浄流体を流出する もの 1あ 。 しれに り 、 流出開 P 3 6 から流出した洗浄流 体は、 塗料チュ一プ 1 8 の外周面に沿つて第 2 の洗浄流 体流出路 2 0 を通過し 、 塗料溜 り 1 2 内に供給 れる。
3 7 はノ ズル 3 2 の環状チャ ンバ 3 4 内に設けられ洗 浄流体の逆流を防止するチ X Vク弁である o 該チェ ッ ク 弁 3 7 は、 図 7 、 図 8 に示すよ Ό に 、 環状チャ ンノ 3 4 内に設けられ洗浄流体チュ一ブ 1 9 の流出口を閉じる蓋 体としての リ テ一ナ 3 8 と 、 該 U テーナ 3 8 とノズル 3
2 の蓋部 3 2 B との間に設けられリ テーナ 3 8 を洗浄流 体チューブ 1 9 の流出口に向けて付勢するばね部材 3 9 とによって構成されている。 こ こで、 リ テ一ナ 3 8 は、 塗料チューブ 1 8 を取囲んだ筒状に形成される と共に、 その後端側には洗浄流体チューブ 1 9 の流出口を閉塞す るシール部材 3 8 Aが取付けられている。 そして、 シ一 ル部材 3 8 Aは、 樹脂材料を用いて円環状に形成され、 常時はリ テ一ナ 3 8 と一緒に接続部材 3 3 の前端面に押 付けられている。
一方、 リ テーナ 3 8 の前端側には、 環状チヤ ンバ 3 4 内の洗浄流体を第 2 の流出開口 3 6 に導く ための通路 3
8 Bが形成されている。 そして、 通路 3 8 Bは、 例えば リ テ一ナ 3 8 の前端面を部分的に切欠く こ とによって形 成されている。 これによ り、 通路 3 8 Bは 、 リ テ ナ 3
8 がノズル 3 2 の蓋部 3 2 B に当接したとさでも、. 環状 チャ ンバ 3 4 と第 2 の流出開口 3 6 との間を連通させる ものである。
そして、 チェッ ク弁 3 7 のリ テーナ 3 8 は 、 常時はば ね部材 3 9 によって接続部材 3 3 の前端面に押付けられ、 洗浄流体チューブ 1 9 の流出口を閉塞する これによ り、 シール部材 3 8 Aが接続部材 3 3 の前端面に弾性的に当 接し、 洗浄流体が漏洩するのを防止する。 しれに対し、 洗浄流体チューブ 1 9 から洗浄流体が供給されたときに は、 リ テ一ナ 3 8 は、 洗浄流体の圧力によつてばね部材
3 9 の付勢力に抗してノズル 3 2 の蓋部 3 2 B側に向け て変位する。 これによ り 、 シール部材 3 8 Aが接続部材
3 3 の前端面から離れる。 これによ り、 チェ ッ ク弁 3 7 は、 常時は閉弁し、 洗浄流体が供給されたときに開弁す る。
かく して、 本実施の形態でも第 1 の実施の形態と同様 の作用効果を得る こ とができる。 特に、 本実施の形態で は 、 チ Xッ ク弁 3 7 をリ テーナ 3 8 とばね部材 3 9 とに よつて構成している。 この結果、 チヤ ック弁 3 7 は、 常 時はリ テ ―ナ 3 8 を用いて洗浄流体チ ブ 1 9 の流出
Πを閉塞し 、 洗浄流体が供給されたときには、 ばね部材
3 9 に抗してリ テ一ナ 3 8 を変位させ、 洗浄流体チュー ブ 1 9 の流出口を開放する こ とができる o れによ り、 チェッ ク弁 3 7 は、 洗浄流体の圧力に応じて開弁 、 閉弁 するから 洗浄流体が供給されたときには 環状チャ ン バ 3 4 内の圧力を一定圧以上に保持する こ とができ、 洗 浄流体の圧力によって、 第 1 , 第 2 の流出開口 3 5 , 3
6 から洗浄流体を噴出する こ とができる o
次に、 図 1 0 は第 3 の実施の形態に る回転霧化頭型 塗装装置を示している。 本実施の形態の特徴は 第 1 の 流出開口には、 洗浄流体流出路の流入開口部内に揷.入さ れる分岐ノズルを取付ける構成と したこ とにある。 なお、 本実施の形態では第 1 の実施の形態と同一の構成要素に は同一の符号を付し、 その説明を省略する ものとする。
4 1 は第 1 の流出開口 2 5 にそれぞれ取付けられた分 岐ノズルである。 該分岐ノズル 4 1 は、 例えば耐溶剤性 および耐薬品性を有する弾性材料によって筒状の形成さ れている。 また、 分岐ノ ズル 4 1 は、 基端側が流出開口 2 5 を取囲んだ状態でノ ズル 2 2 に取付けられ、 先端側 が第 1 の洗浄流体流出路 1 5 の流入開口部 1 5 Aに揷入 されている。 これによ り 、 分岐ノズル 4 1 は、 フィ ー ド チューブ 1 7 のノ ズル 2 2 内から回転霧化頭 7 の第 1 の 洗浄流体流出路 1 5 に向けて洗浄流体を確実に受け渡す ものである。
なお、 分岐ノズル 4 1 は弹性材料を用いて形成されて いる力ゝら、 回転霧化頭 7 を回転軸 3 に螺着する (取付け る) ときに 例えば回転霧化頭 7 の内向き突部 9 に接触 して 、 該分岐ノズル 4 1 の先端を容易に変形させる こ とができる これによ り 分岐ノズル 4 1 に邪魔される ことなく 、 回転霧化頭 7 を回転軸 3 に取付ける ことがで きる。
かく して 台
本実施の形 でも第 1 の実施の形態と同様 の作用効果を得る とができる 特に、 本実施の形態で は、 第 1 の流出開口 2 5 には第 1 の洗浄流体流出路 1 5 の流入側の開口内に挿入される分岐ノ ズル 4 1 を取付け る構成としている この 口果 、 第 1 の流出開口 2 5 力、ら 吐出した洗浄流体を分岐ノズル 4 1 を通じて確実に洗浄 流体流出路 1 5 に導ぐ こ とができる 1によ り、 第 1 の流出開口 2 5 から吐出した洗浄流体を、 ほぼ全て洗浄 流体流出路 1 5 を通じて本体部材 8 の外周面 8 cに供給 する こ とがでさる □
なお、 第 3 の実施の形 では、 第 1 の実施の形態によ る回転霧化 55型塗装装置に 分岐ノズル 4 1 を取付けた 場合について説明したが 例えば第 2 の実施の形態によ る回転霧化頭型塗装装置に分岐ノ ズルを取付ける構成と してもよい
よ /し、 3 の実施の形能では、 数個の第 1 の流出開 口 2 5 に対して、 それぞれ別個に分岐ノズル 4 1 を取付 けた場合について説明した。 しかし、 本発明はこれに限 らず、 例えばノ ズル 2 2 の外周側に、 分岐ノズルと して の 2枚の環状锷部を隙間をもって設け、 これら 2枚の環 状鍔部間に第 1 の流出開口 2 5 を配置する構成としても よい。
次に、 図 1 1 ないし図 1 4 は第 4 の実施の形態による 回転霧化頭型塗装装置を示している。 本実施の形態の特 徴は、 分流手段を、 洗浄流体を第 1 の洗浄流体流出路に 向けて屈曲させるために塗料チューブに設けられた壁部 材と、 洗浄流体を第 2 の洗浄流体流出路に向けて流通さ せるために該壁部材に貫通して設けられた貫通孔とによ つて構成したこ とにある。 なお、 本実施の形態では第 1 の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、 その説明を省略するものとする。
5 1 は本体部材 8 に設けられた第 1 の洗浄流体流出路 である。 該洗浄流体流出路 5 1 は、 第 1 の実施の形態に よる洗浄流体流出路 1 5 とほぼ同様に、 流入側が塗料溜 り 1 2 の後側に開口する と共に、 流出側が本体部材 8 の 外周面 8 C に開口 している。 また、 洗浄流体流出路 5 1 は、 例えば回転霧化頭 7 の取付部 8 A (内向き突部 9 ) とベル形拡開部 8 B (中間筒部 1 1 ) との間に形成され た円環状の隙間と して構成されている。
こ こで、 洗浄流体流出路 5 .1 の流入開口部 5 1 Aは、 塗料チューブ 1 8 を取囲み、 全周に亘つて開口 している。 さ らに、 中間筒部 1 1 の環状壁部 1 1 Aの後面は略平面 に形成され、 洗浄流体流出路 5 1 は、 取付部 8 Aとベル 形拡開部 8 B との間の軸方向の隙間寸法がほぼ一定値に 設定されている。 そして、 洗浄流体流出路 5 1 は、 環状 壁部 1 1 Aによって塗料溜り 1 2 との間が隔てられ、 洗 浄流体チューブ 1 9 から供給された洗浄流体を本体部材 8 の外周面 8 C に流出させる。
また、 洗浄流体流出路 5 1 の流出側には、 取付部 8 A とベル形拡開部 8 B との間に複数の支持部 5 1 Bが設け られ、 これらの支持部 5 1 Bは、 周方向に等間隔に配置
されている。 このよう に、 洗浄流体流出路 5 1 は、 この 支持部 5 1 B によって、 本体部材 8 内で軸方向の隙間が 確保されている。
5 2 は本体部材 8 に設けられた第 2 の洗浄流体流出路 である。 該洗浄流体流出路 5 2 は、 第 1 の実施の形態に よる洗浄流体流出路 2 0 とほぼ同様に、 塗料チューブ 1 8 と中間筒部 1 1 のチューブ揷通孔 1 1 C との間の環状 通路によって形成されている。 そして、 洗浄流体流出路 5 2 の流入側は、 中間筒部 1 1 の後側 (第 1 の洗浄流体 流出路 5 1 の流入開口部 5 1 A側) に開口 している。 即 ち、 洗浄流体流出路 5 2 は、 流入側が塗料溜 り 1 2 の後 側に開口 し、 流出側が塗料溜 り 1 2 に開口 している。 ま た、 洗浄流体流出路 5 2 は、 流入側から流出側に向けて 漸次狭まったテーパ状に形成されている。
5 3 は第 4 の実施の形態による分流手段である。 該分 流手段 5 3 は、 後述の鍔部材 5 4、 貫通孔 5 5 によ.つて 構成されている。 そして、 分流手段 5 3 は、 洗浄流体チ ュ一ブ 1 9 から流出した洗浄流体を第 1 , 第 2 の洗浄流 体流出路 5 1 , 5 2 の流入側に向けて分流させる もので ある。
5 4 は塗料チューブ 1 8 の先端側に設けられた鍔部材 である。 該鍔部材 5 4 は、 後述のチェック弁 5 6 と対向 した位置に配置されている。 また、 鍔部材 5 4 は、 略円 板状に形成され、 塗料チューブ 1 8 の外周側を取囲んだ 状態で塗料チューブ 1 8 の先端側に取付けられている。
また、 鍔部材 5 4 は、 中間筒部 1 1 の環状壁部 1 1 A と隙間をもって洗浄流体流出路 5 2 よ り も後側に配置さ れ、 第 1 の洗浄流体流出路 5 1 と径方向で対向する位置 で、 塗料チューブ 1 8 に取付けられている。 さ らに、 鍔
部材 5 4 の直径寸法は、 第 2 の洗浄流体流出路 5 2 の流 入側 (後端側) の開口寸法 (—直径寸法) よ り も大きい値 に設定されている。 そして、 鍔部材 5 4 は、 後端側か ら 前端側に向けて漸次拡開したテーパ状に形成され、 洗浄 流体チューブ 1 9 を介してチェッ ク弁 5 6 から軸方向に 吐出される洗浄流体を、 径方向外側に向けて屈曲させ、 第 1 の洗浄流体流出路 5 1 に向けて案内している。
5 5 は鍔部材 5 4 のう ち第 2 の洗浄流体流出路 5 2 と 対向した位置して設けられた貫通孔である。 この貫通孔 5 5 は 、 図 1 2 、 図 1 3 に示すよう に、 鍔部材 5 4 を貫 通した小径の貫通孔によつて複 個 (例えば 4個 ) 形成 されている。 また、 これら複数個の貫通孔 5 5 は、 塗料 チュ ブ 1 8 を取囲み、 塗料チュ ―ブ 1 8 の周方向に対 して等間隔に配置されている そして、 貫通孔 • 5 5 は、 洗浄流体チュ一ブ 1 9力ゝら回転霧化頭 7 の塗料溜り 1 2 に向けて洗浄流体を流出させる れによ り'、 貫通孔 5
5 から流出した洗浄流体は、 塗料チュ一ブ 1 8 の外周面 に沿つて第 2 の洗浄流体流出路 5 2 を通過し、 塗料溜 り
1 2 内に供給される。
5 6 は洗浄流体チューブ 1 9 の流出口に設けられ洗浄 流体の逆流を防止するチエツ ク弁である。 このチェ ッ ク 弁 5 6 は、 洗浄流体チューブ 1 9 の先端に設けられた接 続部材 5 7 と、 該接続部材 5 7 の前側外周に取付けられ た固定リ ング 5 8 とを用いて 、 洗浄流体チューブ 1 9 の 流出口に取付けられている。 また、 チェッ ク弁 5 6 は、 第 1 の実施の形態によるチェ 、ソ ク弁 2 7 とほぼ同様に、 弾性材料と して例えばフ ッ素系榭脂材料を用いて略円筒 状に形成され、 塗料チューブ 1 8 を取囲んだ状態で固定 されている。
こ こで、 チェッ ク弁 5 6 の基端側は、 内部が洗浄流体 チュ一ブ 1 9 内 (洗浄流体供給路 1 9 A ) に連通して、 洗浄流体が流入可能となっている。 一 、 チェック弁 5
6 の先端側は、 常時は塗料チューブ 1 8 の外周面と弹性 的と当接して、 洗浄流体が漏洩するのを防止している。 れに対し、 洗浄流体チューブ 1 9 から洗浄流体が供給 されたときには、 チェッ ク弁 5 6 の先端側は、 洗浄流体 の圧力によって弾性変形し、 塗料チュープ 1 8 から離れ る 。 これによ り 、 チェッ ク弁 5 6 は 常時は閉弁し、 洗 浄流体が供給されたときに開弁する
かく して、 本実施の形態でも第 1 の実施の形態と同様 の作用効果を得る こ とができる。 特に 、 本実施の形態で は 、 鍔部材 5 4 と貫通孔 5 5 とによつて分流手段 5 3 を 構成している。 このため、 分流手段 5 3 は、 洗浄流体チ ーブ 1 9 か ら吐出した洗浄流体の一部を鍔部材 5 4 を 用いて第 1 の洗浄流体流出路 5 1 に向けて屈曲さ ¾る こ とができる と共に、 残余の洗浄流体を貫通孔 5 5 を通じ て第 2 の洗浄流体流出路 5 2 .に向けて供給する こ とがで 含る
また、 洗浄流体チューブ 1 9 の流出口には、 鍔部材 5
4の後側に位置してチェック弁 5 6 を設けた。 このため 例えば塗装時に洗浄流体が洗浄流体チューブ 1 9 から漏 洩するのを防ぐこ とができ、 洗浄流体が被塗物に垂れ落 ちるのを防止する こ とができる。 さ ら に、 洗浄流体の圧 力によってチエ ッ ク弁 5 6 を開弁する こ とができるから、 洗浄流体チューブ 1 9 か ら吐出する洗浄流体を 一定の 吐出圧以上の力をもって鍔部材 5 4 に当てる こ とができ る。 このため 、 洗浄流体は、 鍔部材 5 4か ら第 1 の洗浄 流体流出路 5 1 に向けて鍔部材 5 4 と洗浄流体流出路 5
1 との間の隙間を飛び越える ことができ、 洗浄流体を洗 浄流体流出路 5 1 内に確実に供給する こ とができる。
なお、 刖 己第 4 の実施の形態では 、 鍔部材 5 4 には 4 個の貫通孔 5 5 を設ける構成と したが、 図 1 5 に示す第
2 の変形例のよう に、 4個以上 (例えば 1 2個) の貫通
? L 5 5 ' を設ける構成と してもよく 1 個〜 3個の貫通 孔を設ける構成と しても い。
また、 |IJ sti第 4 の実施の形態では 、 塗料溜 り 1 2 と洗 浄流体流出路 5 1 とを隔てる環状壁部 1 1 Aの後面は略 平面に形成する ものとした 。 しカゝし 、 本発明はこれに限 らず、 図 1 6 に示す第 3 の変形例のよう に、 中間筒部 1
1· の環状壁部 1 1 Αの後面には、 鍔部材 5 4 の周囲に位 置して回転霧化頭 7 の前側に向けて凹陥した凹陥流路 6
1 を設ける構成としてもよい。
この場合、 '鍔部材 5 4で屈曲した洗浄流体が環状壁部
1 1 Aに当たる ときでも この洗浄流体を凹陥流路. 6 1 で受け止める とができる 。 このため、 洗浄流体が環状 壁部 1 1 Aに当たって飛散す ¾のを防ぐこ とができる と 共に、 凹陥流路 6 1 で受け止めた洗浄流体を第 1 の洗浄 流体流出路 5 1 に導く こ とができる
また、 刖記各実施の形 では、 本体部材 8 の内周側に 塗料溜 り 1 2 を画成するための中間筒部 1 1 を取付ける 構成としたが 図 1 7 に示す第 4 の変形例のよう に、 中 間筒部を省いて本体部材 7 1 に塗料溜 り 1 2 を直接形成 する構成と してもよい。 の場合、 本体部材 7 1 は、 取 付部 7 1 A ベル形拡開部 7 1 B 外周面 7 1 C を有す る と共に、 環状壁部 7 1 D とナ ブ揷通孔 7 1 E を有 するものである
また、 m @ΰ各実施の形 では、 本体部材 8 と環状ガィ
ド 1 6 とを別々 に形成するものと したが、 図 1 8 に示す 第 5 の変形例のよう に、 本体部材 8 1 に環状ガイ ド 8 2 を一体形成する構成としてもよい。 この場合、 本体部材 8 1 は、 取付部 8 1 A、 ベル形拡開部 8 1 B、 外周面 8 1 C を有するものである。
さ らに、 前記各実施の形態では、 塗料チューブ 1 8 と 洗浄流体チューブ 1 9 を同軸な二重筒状に設ける構成と した。 しかし、 本発明はこれに限らず、 例えば塗料チュ —プと洗浄流体チューブを互いに隣接した状態で平行に 延びる構成としてもよい。