WO2006016524A1

WO2006016524A1 - 外部制御記録再生システム

Info

Publication number: WO2006016524A1
Application number: PCT/JP2005/014363
Authority: WO
Inventors: Masaki Kurihara; Hiroki Teramoto; Tetsuaki Kawahara; Masaya Sano; Ryoichi Okabe
Original assignee: Pioneer Corporation
Priority date: 2004-08-11
Filing date: 2005-07-29
Publication date: 2006-02-16

Abstract

外部機器から違和感なく記録再生装置を制御することができる外部制御記録再生システムであり、記録再生装置は、蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュー映像を示すメニュー映像データを生成し、そのメニュー映像データを映像信号にして映像出力端子に出力するレコーダ制御手段と、メニュー映像データを外部機器に送信する第１通信手段と、を含み、外部機器は、記録再生装置から送信されたメニュー映像データを受信する第２通信手段と、第２通信手段によって受信されたメニュー映像データに応じた外部操作メニュー映像を表示装置に表示させる外部制御手段と、を含む。

Description

明細書外部制御記録再生システム

技術分野

本努明は、内蔵の蓄積装置に記録した映像データを再生する記録再生装置と、それに接続され記録再生装置を外部制御する外部機器とを備えた外部制御記録再生システム及びその制御方法に関する。

背景技術

D V Dレコーダ等の記録再生装置では、放送番組を例えば、 2 4時間分だけ蓄積装置としての内蔵のハードディスクドライブ装置にデータとして録画して置き、後でユーザがその録画された番組の中から任意の番組を選択して視聴することができる。また、内蔵のハードディスクドライブ装置に録画された番組のデータは D V D等の記録媒体にユーザによる入力操作に応じて選択的に複写（コピー）又は移動させることができるようにされている。

かかる記録再生装置では録画、予約録画、再生、複写等の各種の動作については付属のリモコンを用いて操作することが一般的である。しかしながら、そのリモコンの操作はかなり複雑であり、特に、録画番組のタイトル等の文字入力ゃ録画番組の編集操作は難しい。これに対処するために各種の記録再生装置の中にはパーソナルコンビユータ等の外部機器を接続して外部機器から各種の動作を制御可能にされた記録再生装置がある。ところが、そのように外部機器から記録再生装置を制御する場合には外部機器では操作メニュー等の操作に必要な映像が付属のリモコンによる操作のために記録再生装置からテレビモニタに表示される操作メニュー映像とは異なるので、外部機器で操作する際に違和感を感じるという問題力 Sあつた。

発明の開示

本発明が解決しょうとする課題には、上記の問題点が一例として挙げられ、外部機器から違和感なく記録再生装置を制御することができる外部制御記録再生システム及びその制御方法を提供することが本発明の目的である。

本発明の外部制御記録再生システムは、映像データを記録するためのデータ蓄積装置を内蔵し、前記蓄積装置に記録された映像データを再生して映像信号として映像出力端子に出力する記録再生装置と、表示装置を備え前記記録再生装置との間で通信を行って前記記録再生装置の動作を制御する外部機器と、を備えた外部制御記録再生システムであって、前記記録再生装置は、前記蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュー映像を示すメニュー映像データを生成し、そのメニュー映像データを映像信号にして前記映像出力端子に出力するレコーダ制御手段と、前記メニュー映像データを前記外部機器に送信する第 1通信手段と、を含み、前記外部機器は、前記記録再生装置から送信された前記メニュー映像データを受信する第 2通信手段と、前記第 2通信手段によつて受信された前記メニュー映像データに応じた操作メニュー映像を前記表示装置に表示させる外部制御手段と、を含むことを特徴としている。

本発明の記録再生装置は、映像データを記録するためのデータ蓄積装置を内蔵し、前記蓄積装置に記録された映像データを再生して映像信号として映像出力端子に出力する記録再生装置であって、前記蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュー映像を示すメニュー映像データを生成し、そのメニュー映像データを映像信号にして前記映像出力端子に出力するレコーダ制御手段と、前記メニュ一映像デ一タを外部に送信する通信手段と、を備えたことを特徴としてい本発明の外部機器は、映像データを記録するためのデ一タ蓄積装置を内蔵し、前記蓄積装置に記録された映像データを再生して映像信号として映像出力端子に出力する記録再生装置との間で通信を行って前記記録再生装置の動作を制御する外部機器であって、前記蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュ一映像を示すメニュー映像データを前記記録再生装置から受信する通信手段と、前記通信手段によって受信された前記メニュ一映像データに応じた操作メニュー映像を表示装置に表示させる外部制御手段と、を備えたことを特徴としている。本発明のプログラムは、映像データを記録するためのデータ蓄積装置を内蔵し、前記蓄積装置に記録された映像データを再生して映像信号として映像出力端子に出力する記録再生装置との間で通信を行って前記記録再生装置の動作を制御する外部制御方法を実行するコンピュータ読取可能なプログラムであって、前記蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュー映像を示すメニュー映像デ一タを前記記録再生装置から受信する通信ステップと、前記通信ステップによつて受信された前記メニュー映像データに応じた外部操作メニュー映像を表示装置に表示させるステップと、を備えたことを特徴としている。

本発明の外部制御記録再生システムの制御方法は、映像データを記録するためのデータ蓄積装置を内蔵し、前記蓄積装置に記録された映像データを再生して映像信号として映像出力端子に出力する記録再生装置と、表示装置を備え前記記録再生装置との間で通信を行って前記記録再生装置の動作を制御する外部機器と、を備えた外部制御記録再生システムの制御方法であって、前記記録再生装置では、前記蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュー映像を示すメニュ一映像データを生成し、そのメニュー映像データを映像信号にして前記映像出力端子に出力するレコーダ制御ステップと、前記メニュ一映像データを前記外部機器に送信する第 1通信ステップと、を含み、前記外部機器では、前記記録再生装置から送信された前記メニュ一映像データを受信する第 2通信ステツプと、前記第 2通信ステップによって受信された前記メ二ュ一映像データに応じた操作メ二ユー映像を前記表示装置に表示させる外部制御ステツプと、を含むことを特徴としている。

図面の簡単な説明

図 1は本発明を適用した記録再生システムを示すプロック図である。

図 2は図 1のシステム中の D V Dレコーダの構成を示すプロック図である。図 3はテレビモニタに表示される録画映像のタイトルメニューを示す図である。

図 4は P Cコント口ール動作を示すシーケンス図である。

図 5はパーソナルコンピュータのディスプレイ部に表示される P Cコントロール画面である。

図 6はパーソナルコンピュータのディスプレイ部に表示されるタイトルー覧画面である。

発明を実施するための形態

以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。

図 1は本発明を適用した記録再生システムを示している。この記録再生システムは、 DVDレコーダ 1とパーソナルコンピュータ 2とを備えている。 DVDレコーダ 1とパーソナルコンピュータ 2とはケーブル 3によって互いに接続され、 I EEE 1 394規格のインターフェースによって互いにデータ通信が可能とされている。 DVDレコーダ 1の映像出力及ぴ音声出力の各端子はテレビモニタ 4 に接続される。

DVDレコーダ 1は、図 2に示すように、 TVチューナ 1 1、 A/D変換器 1 2、エンコーダ 1 3、番組情報取得部 14、制御部 1 5、表示部 16、操作部 1 7、リモートコントローラ（以下、リモコンと称する) 18、受光部 1 9、 HD D (ハードディスクドライブ）装置 20、 DVDドライブ装置 21、メモリ 22、インターフェース部 23、デコーダ 24、 DZA変換器 25及ぴタイトルメニュ一作成部 26からなる。

TVチューナ 1 1はアンテナ入力端子 31に接続され、そこに接続されるアンテナ (図示せず) を介してテレビ放送波を制御部 1 5による制御によつて選択的に受信しその受信信号を復調してアナログの映像信号及び音声信号を出力する。

TVチューナ 1 1の出力は AZD変換器 1 2に接続されている。 A/D変換器 1 2は TVチューナ 1 1から出力されるアナログの映像信号及ぴ音声信号をデイジタル化する。また、 A/D変換器 12は外部映像及び音声入力端子 32及ぴ 33 に接続され、そこに供給されるアナ口グの映像信号及ぴ音声信号をディジタル化する。 A/D変換器 1 2の出力はエンコーダ 1 3に接続されている。エンコーダ 1 3は AZD変換器 12から直接又はインターフェース部 23からバス 28を介して供給されるディジタル化された映像信号及び音声信号を例えば、 MP E G形式の圧縮データに変換する。番¾&情報取得部 14は TVチューナ 1 1に接続されており、特定チャンネルの受信信号中に含まれている EPG (電子番組案内）等の番組情報、すなわち放送波に重畳されている番組情報を抽出してその抽出した番組情報をデータとして管理しつつ出力する。

エンコーダ 1 3、番組情報取得部 14、制御部 15、 HD D装置 20、 DVD ドライブ装置 21、メモリ 22、インターフェース部 23、デコーダ 24及びタィトルメニュー作成部 26は共通のバス 28に接続されている。

エンコーダ 1 3は圧縮データをパス 28を介して制御部 1 5、 HDD装置 20、 DVDドライブ装置 21、メモリ 22、インターフェース部 23及びデコーダ 2 4のいずれかに供給することができる。

制御部 15は例えば、マイクロコンピュータからなり、予め定められたプログラムに従って DVDレコーダ 1全体を制御する。制御部 1 5と TVチューナ 1 1 との間は図示しなレ、制御ラインによって接続され、 TVチューナ 1 1の受信チヤンネルが制御部 15によって制御されるようになっている。

表示部 16、操作部 17及ぴ受光部 1 9は制御部 1 5に接続されている。表示部 1 6は制御部 1 5からの表示指令に応じて TVチューナ 1 1の受信チャンネルや HDD装置 20及び DVDドライブ装置 21の記録時間や再生時間を含む記録 /再生状態を表示する。操作部 6はユーザの入力操作を受け入れてその入力操作に応じた指令を制御部 15に供給する。

リモコン 1 8は指令内容が予め割り当てられた複数のボタン（図示せず）を有し、いずれかのボタンがユーザによって押圧操作されると、そのポタンに対応した指令内容の指令信号が赤外線によって発せられる。受光部 1 9はリモコン 18 から発せられた赤外線による指令信号を受信してその指令を制御部 1 5に供給す HDD装置 20は書き換え可能な固定ディスク (図示せず) による記憶装置であり、制御部 1 5の書込指示に応じてエンコーダ 3から供給される圧縮データを内部の固定ディスクのその書込指示が示すァドレス位置に書き込む。圧縮データの書き込み開始からその終了までがデータの単位区切りとなり、それが圧縮データのファイル (データ片) となる。また、制御部 1 5の読出指示に応じて固定デイスクからその読出指示によってァドレス指定された記憶位置の圧縮データを読み出してバス 28に出力する。

DVDドライブ装置 21は、リムーバブル型の記憶装置であり、制御部 1 5の書込指示に応じてエンコーダ 1 3又は HDD装置 20からの圧縮データを光ディスク 29に書き込み可能な装置である。光ディスク 29としては例えば、 DVD —Rや DVD— RWが用いられる。 DVDドライブ装置 21は制御部 1 5の読出指示に応じて光ディスク 29に書き込まれている圧縮データを読み出すこともでさる。

デコーダ 24はバス 28を介してエンコーダ 1 3、 HDD装置 20又は DVD ドライブ装置 21から供給される圧縮データを伸張してディジタルの映像信号及ぴ音声信号を復元する。復元されたディジタルの映像信号及ぴ音声信号は DZ A 変換器 25に供給されるか或いはパス 28を介して制御部 1 5に供給される。 D ZA変換器 25はディジタルの映像信号及び音声信号をアナログの映像信号及ぴ音声信号に変換して映像及ぴ音声出力端子 34及び 35に供給する。映像及び音声出力端子 34及ぴ 35にはテレビモニタ 4や図示しない VCR (ビデオカセットレコーダ）が接続される。 HDD装置 20と DVDドライブ装置 21とは切り替えて用いられる。すなわち、録酉動作時及び再生動作時に H D D装置 20と DVDドライブ装置 21とのうちのいずれの装置が優先されるのかは操作部 1 7又はリモコン 19からの指令に応じて制御部 1 5が設定する。

インタ一フェース部 23は I EEE 1 394規格の入出力インターフェースであり、この DVDレコーダ 1と DV (ディジタルビデオ) 端子 36に接続される機器との間でデータ通信を可能にする回路である。この記録再生システムにおいては DV端子 36には機器としてパーソナルコンピュータ 2がケーブル 3を介して接続されている。

タイトルメニュー作成部 26は、制御部 1 5の指令に応じて HDD装置 20の固定ディスク又は DVDドライブ装置 21にセットされた光ディスク 29に録画された内容に応じてタイトルメニュー表示データを作成する。タイトルメニューとは HDD装置 20の固定ディスク又は DVDドライブ装置 21にセットされた光ディスク 29に録画された映像の再生可能なタイトル単位のリストであり、そのリストには録画映像がサムネイルサイズの静止画又は動画で含まれる。タイトルメニュー表示データはディジタル映像信号として D/ A変換器 25又はバス 2 8を介してインターフェース部 23に供給される。 DZA変換器 25は制御部 1 5からの制御ライン（図示せず）を介した指令に応じてデコーダ 24からのディジタル映像信号に代えてタイトルメニュー作成部 26の出力ディジタル映像信号を入力し、それをアナログ化する。なお、タイトルメニュー作成部 26は制御部 15内に形成しても良い。

パーソナルコンピュータ 2はコンピュータ本体 41、ディスプレイ部 42及ぴ操作部 4 3からなる周知の構成であるので、その詳細構成については省略する。なお、コンピュータ本体 4 1には I E E E 1 3 9 4規格の入出力インターフエ一ス部 (図示せず) が備えられており、そこにケーブル 3が接続されている。かかる構成の記録再生システムにおいて、記録動作においては、 T Vチューナ 1 1で受信された放送波の映像信号及び音声信号又は外部映像及び音声入力端子 3 2及び 3 3に供給された映像信号及び音声信号が AZD変換器 1 2によってディジタルの映像信号及び音声信号に変換される。そのディジタルの映像信号及び音声信号はエンコーダ 1 3によつて圧縮化されて圧縮データとなり、その圧縮データはバス 2 8を介して H D D装置 2 0に供給される。 H D D装置 2 0は制御部 1 5の書込指示に応じて圧縮データを固定ディスクの主データ記録領域内のその書込指示が示すァドレス位置に書き込む。

その主データ記録領域内への書き込みが終了すると、固定ディスクの管理データ記録領域にその書き込んだ圧縮データについての管理データを書き込む。

H D D装置 2 0の固定ディスクには、このように録画が行われる毎に圧縮データとその管理データとが記録される。圧縮データは固定ディスクの主データ記録領域にファイル単位で書き込まれ、その実際に録画された時間分の映像信号及び音声信号を圧縮したデータである。管理データは管理データ記録領域に書き込まれ、録画毎の圧縮データの識別情報、主データ記録領域における書込位置、記録レート、タイトル、録画日時、録画時間、受信チャンネル（外部入力を含む）及びジャンル等の情報からなる。記録レートは F i n e， S P , L P , E P , S L P , MNのモードから録画の際にユーザによって選択される。この記録レートの選択はエンコーダ 1 3による圧縮データ生成の際の圧縮率を指定していることになる。タイトル及びジャンルはユーザによつて操作部入力操作によつて指定された内容或いはジャンルの分類でも良いが、番組情報取得部 1 4によって管理された番組情報に含まれるものをそのまま用いても良い。

H D D装置 2 0の固定ディスクに記録された圧縮データをタイトル毎にユーザが確認するためには、リモコン 1 8のタイトルメェユーボタン（図示せず）が操作される。リモコン 1 8のタイトルメニューボタンの操作によってリモコン 1 8 からのタイトルメニュー表示指令を表す指令信号が受光部 1 9で受信され、タイトルメニュー表示指令が制御部 1 5に供給される。制御部 1 5はタイトルメニュ一表示指令に応じてタイトルメニュー作成部 2 6にタイトルメニュー表示データの作成を指令する。この指令に応答してタイトルメニュー作成部 2 6は H D D装置 2 0の固定ディスクの管理データを録画日時順に 6タイトル分だけ読み出し、かつデータ記録領域の圧縮データを 6タイトル分各々の 1画面分読み出してそれをデコードしてそれらの読み出し管理データ及ぴ画面データを用いてタイトルメニュー表示データを作成する。タイトルメニュー表示データを作成すると、タイトルメニュー作成部 2 6は制御部 1 5に対して作成完了通知を送り、それに応答して制御部 1 5は D/A変換器 2 5にデコーダ 2 4からのディジタル映像信号に代えてタイトルメニュー作成部 2 6の出力ディジタル映像信号を入力するように指令する。よって、タイトルメニュー作成部 2 6の出力ディジタル映像信号が D /A変換器 2 5によってアナログ映像信号に変換され、その映像信号が映像出力端子 3 4を介してテレビモニタ 4に供給される。テレビモニタ 4には、例えば、図 3に示すように HD D装置 2 0についての 6タイトル分の録画映像を有するタィトルメニューが表示される。その 6タイトル分の録画映像は例えば、録画が最新のものから、古い順或いはタイトル名の五十音順である。なお、タイトルメニユーには各録画映像のタイトル自体は表示されていないが、各録画映像のタイトル、録画日時等の管理データに含まれる情報を表示するようにしても良い。

上記の HDD装置 20の固定デイスクに圧縮データがタイトル単位でファイルとして記録された録画内容をタイトルメニューとしてテレビモニタ 4に表示する動作は、 DVDドライブ装置 21にセットされた光ディスク 29に圧縮データがファイルとして記録された録画内容をタイトルメニューとしてテレビモニタ 4に表示する場合についても同様である。リモコン 1 8のタイトルメニューボタンの操作直前に HDD装置 20と DVDドライブ装置 21とのいずれがその時点で優先されるのかによつてどちらのタイトルメニューが表示されるのかが定まる。パーソナノレコンピュータ 2のコンピュータ本体 41には P Cコントローノレとレヽう名称のアプリケーションソフト (所定のプログラム) が HDD装置等の記憶装置 (図示せず) にインストールされており、そのアプリケーションソフトを図 4 に示すように起動させると（ステップ S I) 、 DVDレコーダ 1とパーソナルコンピュータ 2とは通信を行いつつ PCコントロール動作を行う。 PCコントロール動作はパーソナルコンピュータ 2におけるユーザ操作によって DVDレコーダ 1を制御する外部コントロール動作である。通信では DVDレコーダ 1の制御部 15から又はその指令によって発せられた各種通知やデータはインターフェース部 23からケーブル 3を介してコンピュータ本体 41の上記した入出力ィンターフェース部に伝送され、更にコンピュータ本体 41内のプロセッサ（図示せず）に行われる。コンピュータ本体 41内のプロセッサによって発せられた各種コマンドはその逆の経路を経て DVDレコーダ 1の制御部 1 5に伝送される。 PCコントロール動作においては、コンピュータ本体 41内のプロセッサは、図 4に示すように、アプリケーションソフトの起動直後に PCコントロールオンコマンドを DVDレコーダ 1に送信する (ステップ S 2) 。 D VDレコ一ダ 1の制御部 1 5は P Cコント口ールォンコマンドを受信すると、 PCコントロールォン状態遷移処理を行う (ステップ S 3) 。 PCコントロールオン状態遷移処理では、制御部 1 5はタイトルメニュー作成部 26に HDD装置 20についてのタイトルメニュー表示データの作成を指令する。この指令に応答してタイトルメニュ一作成部 26は上記したようにタイトルメニュー表示データを作成し、作成し終わると制御部 1 5に対して作成完了通知を送る。また、パーソナルコンピュータ 2から送られてくるコマンドの受け付けを有効にし、リモコン 1 8から受光部 1 9を介して送られてくる指令の受け付けを無効にする。

制御部 15は、 PCコント口ールオン状態遷移処理の終了を確認すると、 PC コントロールオン成功通知をパーソナルコンピュータ 2に対して送信する (ステップ S 4 ) 。コンピュータ本体 41内のプロセッサは、 P Cコントロールオン成功通知を受信すると、 P Cコントロールオンと認識して DVDレコーダ 1からのデータを受信可能にする (ステップ S 5) 。

制御部 15は、 PCコント口ールォン状態遷移処理で作成されたタイトルメニユー表示データをパーソナルコンピュータ 2に対して送信させる (ステップ S 6) 。すなわち、タイトルメニュー作成部 26からタイトルメニュー表示データはバス 28を介してィンターフェース部 23に供給され、パーソナルコンビユータ 2に対して送信される。

コンピュータ本体 41内のプロセッサは、タイトルメニュー表示データを受信すると、そのタイトルメニュー表示データによるタイトルメニュー映像を含む P Cコントロール画面（ウィンドウ）を作成してディスプレイ部 4 2に表示させる (ステップ S 7 ) 。 P Cコントロール画面が外部操作メニュー映像であり、図 5 に示す通りである。図 5において符号 Aがタイトルメニュー表示データによるタィトルメニュー映像であり、この映像の構成はテレビモニタ 4に表示されるタイトルメニューと同一である。符号 Bはリモコン映像であり、リモコン 1 8に含まれるボタンのうちの少なくとも再生動作に必要な再生ボタン等の一部のボタンからなる。これらのポタンはディスプレイ部 4 2の画面に表示されたマウスポインタを図示しないマウスの操作によって移動させて選択され、選択ボタンの押圧が可能となる。符号 Cはタイトル編集映像であり、この部分を用いてマウスの操作及ぴ文字入力操作によりタイトルの編集を行うことができる。また、 P Cコントロール画面中の映像としての全画面表示ボタン Dはタイトルメニュー映像 Aの 6 タイトルのうちの選択された録画映像を全画面表示するために操作ボタンである。タイトル一覧へボタン Eは例えば、図 6に示す如きタイトル一覧画面に移行するための操作ポタンであり、終了ボタン Fは P Cコントロール動作を終了させるための操作ボタンである。

コンピュータ本体 4 1内のプロセッサは、リモコン映像 B又はタイトル編集映像 Cのいずれかに表示されたボタンの操作を検出すると（ステップ S 8 ) 、その操作に応じた操作コマンドを D V Dレコーダ 1に送信する（ステップ S 9 ) 。制御部 1 5は、操作コマンドを受信すると、その操作コマンドに対応した操作コマンド処理を実行する（ステップ S 1 0 ) 。例えば、リモコン映像 B中の再生ボタンがユーザによって操作されると、ステップ S 9では操作コマンドとして再生コマンドが D V Dレコーダ 1に送信される。制御部 1 5は、再生コマンドを受信すると、タイトルメニュー映像 Aの選択カーソル位置の録画映像についての再生動作を実行する。

コンピュータ本体 4 1内のプロセッサは、操作コマンド処理の結果を得るために情報要求コマンドを D V Dレコーダ 1に送信する (ステップ S 1 1 ) 。制御部 1 5は、情報要求コマンドを受信すると、その情報要求コマンドに対応した情報取得処理を実行する（ステップ S 1 2 ) 。情報取得処理では操作コマンド処理によって変化したタイトルメニュー表示データが取得される。すなわち、制御部 1 5はタイトルメニュー作成部 2 6に H D D装置 2 0についてのタイトルメニュー表示データの作成を指令する。この指令に応答してタイトルメニュー作成部 2 6 は上記したようにタイトルメニュー表示データを作成し、作成し終わると制御部 1 5に対して作成完了通知を送る。

制御部 1 5は、情報取得処理の終了を確認すると、情報取得処理で作成されたタイトルメニュー表示データをパーソナルコンピュータ 2に対して送信させる (ステップ S 1 3 ) 。これはステップ S 6と同様であるが、ステップ S 6では図 5の Aのデータ、ステップ S 1 3では図 5の B , Cのデータを送信するようにしても良い。

コンピュータ本体 4 1内のプロセッサは、タイトルメニュー表示データを受信すると、そのタイトルメニュー表示データによるタイトルメニュー表示を含む P Cコントロール画面を更新してディスプレイ部 4 2に表示させる（ステップ S 1 4 ) 。

上記のステップ S 8〜S 1 4の動作をユーザの操作に応じて適宜繰り返される。

コンピュータ本体 41内のプロセッサは、上記の終了ボタン Fの操作を検出すると (ステップ S 1 5) 、 PCコントローノレオフコマンドを DVDレコーダ 1に送信し (ステップ S 1 6) 、 PCコントロールのアプリケーションソフトについての終了動作を行う (ステップ S 1 7) 。

D VDレコーダ 1の制御部 1 5は P Cコントロールオフコマンドを受信すると、 P Cコント口ールオフ状態遷移処理を行う (ステップ S 18) 。 PCコント口ールォフ状態遷移処理では、制御部 1 5はパーソナルコンピュータ 2から送られてくるコマンドの受け付けを無効にし、リモコン 18から受光部 1 9を介して送られてくるコマンドの受け付けを有効にし、リモコン 18の操作によって DV Dレコーダ 1の動作を制御可能状態となる。

なお、上記した実施例においては、 PCコントロール画面のタイトルメニュー映像 Aで示されているボタンゃ選択力一ソルを直接操作しないで、代わりにリモコン映像 Bに示された各種ポタンをマウスを介して操作するようにしたが、タイトルメニュ一映像 Aで示されているボタンゃ選択力一ソルを直接操作して操作コマンドを発するような構成にしても良い。

また、上記した実施例においては、記録再生装置としての DVDレコーダ 1と外部機器としてのパーソナルコンピュータ 2との間は I E EE 1 394規格の入出力インターフヱースを用いて有線で接続されているが、これに限定されない。それらの間を US Bや LAN等の他の規格の入出力ィンターフェースを用いて有線又は無線で接続しても良い。

更に、蓄積装置としてハードディスクドライブ装置を備えた DVDレコーダを示したが、記録再生装置は D V Dレコーダに限らず、蓄積装置を備えていれば良く、蓄積装置は D V D等の光ディスクがセットされたドライブ装置或いは半導体メモリ装置であっても良い。

また、上記した実施例においては操作メニュー映像はタイトルメニューを示しているが、録画予約、番組表、ダビング (複写) 、プレイリスト作成、ディスク管理等の機能を選択するための映像でも良い。

以上のように、本発明によれば、記録再生装置は、蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュー映像を示すメニュー映像データを生成し、そのメニュー映像データを映像信号にして映像出力端子に出力するレコーダ制御手段と、メニュー映像データを外部機器に送信する第 1通信手段と、を含み、外部機器は、記録再生装置から送信されたメニユー映像データを受信する第 2通信手段と、第 2通信手段によつて受信されたメェュ一映像データに応じた外部操作メ二ユー映像を表示装置に表示させる外部制御手段と、を含むので、記録再生装置の映像出力端子に接続されるテレビモニタに表示される操作メ二ュ一映像を含む外部操作メュユー映像が外部機器の表示装置に表示させる。よって、ユーザは外部機器でそのような外部操作メニュー映像を見ながら操作することができるので、外部機器から違和感なく記録再生装置を制御することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 映像データを記録するためのデータ蓄積装置を内蔵し、前記蓄積装置に記録された映像データを再生して映像信号として映像出力端子に出力する記録再生装置と、

表示装置を備え前記記録再生装置との間で通信を行って前記記録再生装置の動作を制御する外部機器と、を備えた外部制御記録再生システムであって、前記記録再生装置は、前記蓄積装置に記録された映像データについての操作メ二ュ一映像を示すメ二ュ一映像データを生成し、そのメニュ一映像データを映像信号にして前記映像出力端子に出力するレコーダ制御手段と、

前記メニュー映像データを前記外部機器に送信する第 1通信手段と、を含み、前記外部機器は、前記記録再生装置から送信された前記メニュー映像データを受信する第 2通信手段と、

前記第 2通信手段によつて受信された前記メ二ユー映像データに応じた外部操作メニュー映像を前記表示装置に表示させる外部制御手段と、を含むことを特徴とする外部制御記録再生システム。

2 . 前記記録再生装置は、本体動作を無線制御するリモートコントローラを有し、前記操作メニュー映像は前記リモートコントローラの操作用映像であることを特徴とする請求項 1記載の外部制御記録再生システム。

3 . 前記記録再生装置は前記蓄積装置としてハードディスク装置を備えたディスクレコーダであり、前記外部機器はパーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項 1記載の外部制御記録再生システム。

4 . 前記操作メニュー映像は、前記蓄積装置に記録された映像データについてのタイトル毎の記録映像を含むタイトルメニュー映像であり、前記外部操作メニユー映像は前記タイトルメニュー映像を含むことを特徴とする請求項 1記载の外部制御記録再生システム。

5 . 前記外部制御手段は、操作に応じて所定のプログラムを起動したときその所定のプログラムに応じて外部コントロール動作を開始し、外部コントロールォンコマンドを前記第 2通信手段を介して前記記録再生装置に送信し、

前記メニュー映像データを前記第 2通信手段を介して受信すると、前記メニュ一映像データに応じた外部操作メニュー映像を前記表示装置に表示させ、前記外部操作メニュー映像に基づいた操作に応じて操作コマンドを発生し、前記操作コマンドを前記第 2通信手段を介して前記記録再生装置に送信し、前記外部コントロール動作を終了する操作が行われたとき外部コントロールォフコマンドを前記第 2通信手段を介して前記記録再生装置に送信し、その後、前記外部コント口ール動作を終了し、

前記レコーダ制御手段は、前記外部コント口ールオンコマンドを前記第 1通信手段を介して受信すると、外部コントロールオン状態となり、前記メニュー映像データを生成し、それを前記第 1通信手段を介して前記外部機器に送信し、前記操作コマンドを前記第 1通信手段を介して受信すると、前記操作コマンドに応じて操作コマンド処理を実行し、

前記外部コント口ールオフコマンドを前記第 1通信手段を介して受信すると、外部コント口ールオフ状態となることを特徴とする請求項 1記載の外部制御記録再生システム。

6 . 映像データを記録するためのデータ蓄積装置を内蔵し、前記蓄積装置に記録された映像データを再生して映像信号として映像出力端子に出力する記録再生装置であって、

前記蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュー映像を示すメニユー映像データを生成し、そのメニュー映像データを映像信号にして前記映像出力端子に出力するレコーダ制御手段と、

前記メニュー映像データを外部に送信する通信手段と、を備えたことを特徴とする記録再生装置。

7 . 映像データを記録するためのデータ蓄積装置を内蔵し、前記蓄積装置に記録された映像データを再生して映像信号として映像出力端子に出力する記録再生装置との間で通信を行って前記記録再生装置の動作を制御する外部機器であつて、

前記蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュー映像を示すメニユー映像データを前記記録再生装置から受信する通信手段と、

前記通信手段によつて受信された前記メ二ュ一映像データに応じた外部操作メニュー映像を表示装置に表示させる外部制御手段と、を備えたことを特徴とする外部機器。

8 . 映像データを記録するためのデータ蓄積装置を内蔵し、前記蓄積装置に記録された映像データを再生して映像信号として映像出力端子に出力する記録再生装置との間で通信を行って前記記録再生装置の動作を制御する外部制御方法を実行するコンピュータ読取可能なプログラムであって、

前記蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュー映像を示すメニュ一映像データを前記記録再生装置から受信する通信ステップと、前記通信ステップによって受信された前記メ二ユー映像データに応じた外部操作メニュ一映像を表示装置に表示させるステップと、を備えたことを特徴とするプログラム。

9 . 映像データを記録するためのデータ蓄積装置を内蔵し、前記蓄積装置に記録された映像データを再生して映像信号として映像出力端子に出力する記録再生装置と、

表示装置を備え前記記録再生装置との間で通信を行つて前記記録再生装置の動作を制御する外部機器と、を備えた外部制御記録再生システムの制御方法であつて、

前記記録再生装章では、前記蓄積装置に記録された映像データについての操作メニュー映像を示すメニュー映像データを生成し、そのメニュー映像データを映像信号にして前記映像出力端子に出力するレコーダ制御ステップと、

前記メニュー映像データを前記外部機器に送信する第 1通信ステップと、を含み、

前記外部機器では、前記記録再生装置から送信された前記メニュー映像データを受信する第 2通信ステップと、

前記第 2通信ステップによつて受信された前記メ二ュ一映像データに応じた外部操作メ二ュ一映像を前記表示装置に表示させる外部制御ステップと、を含むことを特徴とする制御方法。