JPWO2019213737A5 - - Google Patents

Claims (30)

1. ドレープであって、
   ドレープ本体であって、前記ドレープ本体は、内部撮像環境内の光が予め決められたしきい値を超えないように、前記光が前記ドレープ本体を介して前記ドレープ本体により画定される前記内部撮像環境へ通過することを制限するように構成される、ドレープ本体と、
   前記ドレープ本体へ結合されかつ前記ドレープ本体内に孔を画定する接続エレメントと、を備え、前記接続エレメントは、前記ドレープを撮像デバイスへ取り付けるように構成される、ドレープ。
2. 光の前記予め決められたしきい値を超える量は、蛍光および白色光イメージングに干渉することが知られている光の量である、請求項１に記載のドレープ。
3. 前記接続エレメントは、少なくとも１つの支持構造体をさらに備え、前記少なくとも１つの支持構造体は、前記ドレープの内面上または外面上に位置合わせされる、請求項１または請求項２に記載のドレープ。
4. 前記少なくとも１つの支持構造体は、前記ドレープが展開構造にあるとき、前記ドレープの一部分が、前記接続エレメントから前記ドレープの第１の成形エレメントまで平面的に延びるように、前記接続エレメントを包囲する前記ドレープ本体の一部分を支持するように構成される、請求項２または請求項３に記載のドレープ。
5. 前記第１の成形エレメントおよび／または前記少なくとも１つの支持構造体は、前記ドレープ本体を前記撮像デバイスの視野外に保持するように構成される、請求項４に記載のドレープ。
6. 前記ドレープは、展開構造において円形形状、円筒形状、円錐台形状、または、角錐台形状を有する、請求項１～請求項５のいずれか１項に記載のドレープ。
7. 前記接続エレメントは、フレームを備え、
   前記ドレープ本体における孔は、前記接続エレメントの前記フレーム内に形成され、
   前記ドレープ本体における孔は、光源およびレンズを含む前記撮像デバイスの一部分を受け入れるように成形されかつサイズ決定される、
   請求項１～請求項６のいずれか１項に記載のドレープ。
8. 前記ドレープは、プラスチック材料、紙材料、ビニール材料、布材料のうちの少なくとも１つを含む、請求項１～請求項７のいずれか１項に記載のドレープ。
9. 標的の蛍光ベースイメージングのためのシステムであって、
   請求項１に記載のドレープと、
   携帯用ハンドヘルド式撮像デバイスと、を備え、前記撮像デバイスは、レンズと、少なくとも１つの青／紫の励起光源とを含み、前記接続エレメントは、前記レンズおよび前記少なくとも１つの青／紫の励起光源を包囲する領域を取り囲んで前記青／紫の励起光源を前記ドレープ本体の内部撮像環境内に位置合わせするように構成される、システム。
10. 携帯用撮像環境を作り出す方法であって、
    ドレープのフレームを携帯用撮像デバイスへ接続することと、
    前記ドレープの本体が前記撮像デバイスの視野の中に位置しないように、前記ドレープの前記本体を前記撮像デバイスから離して拡張することと、
    標的の周りに遮光された撮像環境を作り出すために前記ドレープの前記本体を位置合わせすることと、を含み、前記ドレープは、光が前記ドレープを介して前記遮光された撮像環境へ通過することを制限するように構成されており、前記方法はさらに、
    前記撮像デバイスのレンズで前記標的を見るべく前記撮像デバイスを位置合わせすることと、を含み、前記撮像デバイスの前記レンズおよび前記撮像デバイスの励起光源は、前記ドレープによって作り出された前記遮光された撮像環境の中に位置合わせされている、方法。
11. 前記撮像デバイスを用いて、前記遮光された撮像環境内で、撮像されるべき前記標的の蛍光画像または蛍光ビデオを取得することをさらに含む、請求項１０に記載の方法。
12. 前記撮像デバイスを用いて、前記遮光された撮像環境内で、撮像されるべき前記標的の白色光画像または白色光ビデオを取得することをさらに含む、請求項１０に記載の方法。
13. 周辺光の状態を変えることなく標的の測定値を取得する方法であって、
    撮像デバイスを前記ドレープへ取り付けることと、
    前記ドレープの開いた下端を、測定されるべき前記標的を含む身体部位を覆って位置合わせすることと、
    前記ドレープの一部分を、撮像されるべき前記標的を含む前記身体部位の周りの輪郭に合わせて、測定されるべき前記標的を含む前記身体部位の周りに遮光環境を作り出すことであって、前記ドレープは、光が前記ドレープを介して前記遮光環境内へ通過することを制限するように構成されることと、
    前記ドレープへ取り付けられた携帯用撮像デバイスによって前記身体部位上の前記標的を測定することと、を含む方法。
14. 前記標的は、創傷、病変、切り傷、切開部または腫瘍である、請求項１３に記載の方法。
15. 前記標的を測定することは、前記撮像デバイスの画面上で前記標的の白色光画像を見ることを含む、請求項１３に記載の方法。
16. 前記身体部位が前記遮光環境にある間に、前記標的の白色光画像を前記携帯用撮像デバイスによって捕捉することをさらに含む、請求項１３に記載の方法。
17. 前記身体部位が前記遮光環境にある間に、前記標的の蛍光画像を前記携帯用撮像デバイスによって捕捉することをさらに含む、請求項１３に記載の方法。
18. ドレープであって、
    ドレープ本体であって、前記ドレープ本体は、周辺光が前記ドレープ本体を介して前記ドレープ本体により画定される内部撮像環境へ通過することを制限するように構成される、ドレープ本体と、
    前記ドレープ本体へ結合され、かつ前記ドレープを撮像デバイスへ取り付けるように構成される保持機能と、を備えるドレープ。
19. 標的の蛍光ベースイメージングのためのシステムであって、
    請求項１８に記載のドレープと、
    携帯用ハンドヘルド式撮像デバイスと、を備え、前記撮像デバイスは、
    レンズと、
    少なくとも１つの励起光源と、
    フィルタであって、細菌の自己蛍光に対応する信号が当該フィルタを通過して前記撮像デバイスの画像センサへ到達することが可能なように構成された、フィルタと、
    ディスプレイ画面と、を含み、
    前記ドレープの前記接続エレメントは、前記レンズおよび前記少なくとも１つの励起光源を包囲する領域を取り囲んで前記励起光源を前記ドレープ本体の内部空間内に位置合わせするように構成される、システム。
20. キットであって、
    請求項１、１８および１９のうちのいずれか１項に記載のドレープと、
    癌性組織細胞内にポルフィリンを誘起するように構成される化合物と、を含むキット。
21. 前記化合物は、５－アミノレブリン酸である、請求項２０に記載のキット。
22. 携帯用撮像デバイスをさらに含み、
    前記撮像デバイスは、レンズと、複数の励起光源と、を含み、前記複数の励起光源の各々は、紫外、可視、近赤外、および赤外の範囲から選択され、
    フィルタであって、誘起されたポルフィリンの自己蛍光に対応する信号が当該フィルタを通過して前記撮像デバイスの画像センサへ到達することが可能なように構成された、フィルタをさらに含む、請求項２０に記載のキット。
23. 前記複数の励起光源の各々は、４００ｎｍ～４５０ｎｍ、４５０ｎｍ～５００ｎｍ、５００ｎｍ～５５０ｎｍ、６００ｎｍ～６５０ｎｍ、６５０ｎｍ～７００ｎｍ、７００ｎｍ～７５０ｎｍ、および／または７５０ｎｍ～９００ｎｍの間の波長を有する励起光を発するように構成される、請求項２２に記載のキット。
24. 前記複数の励起光源の各々は、異なる波長を有する励起光を発するように構成される、請求項２２に記載のキット。
25. 前記携帯用撮像デバイスは、フィルタであって、前記励起光による照射に反応して癌性組織または腫瘍内に誘起される細菌、細菌成分、組織、組織成分および／またはポルフィリンにより発せられる信号が前記フィルタを介して前記携帯用撮像デバイスの画像センサへ通過することを許容するように構成されるフィルタを含む、請求項２２に記載のキット。
26. 前記フィルタは、４５０ｎｍ～５００ｎｍ、５００ｎｍ～５５０ｎｍ、５５０ｎｍ～６００ｎｍ、６００ｎｍ～６６０ｎｍ、および／または６６０ｎｍ～約７１０ｎｍの波長を有する信号の通過を許容するように構成される、請求項２５に記載のキット。
27. 前記携帯用撮像デバイスは、複数の励起光源を備えるように構成され、
    前記複数の励起光源の各々は、異なる波長を有する励起光を発するように構成される、
    請求項９に記載のシステム。
28. 前記携帯用撮像デバイスは、フィルタであって、前記励起光による照射に反応して癌性組織または腫瘍内に誘起される細菌、細菌成分、組織、組織成分および／またはポルフィリンにより発せられる信号が前記フィルタを介して前記携帯用撮像デバイスの画像センサへ通過することを許容するように構成されるフィルタを含む、
    請求項２７に記載のシステム。
29. 前記フィルタは、４５０ｎｍ～５００ｎｍ、５００ｎｍ～５５０ｎｍ、５５０ｎｍ～６００ｎｍ、６００ｎｍ～６６０ｎｍ、および／または６６０ｎｍ～７１０ｎｍの波長を有する信号の通過を許容するように構成される、請求項２８に記載のシステム。
30. 標的に関するデータを取得する方法であって、
    前記標的を白色光で照射することと、
    前記標的への前記白色光の照射に反応した反射データを、携帯用撮像デバイスの画像センサで捕捉することと、
    前記標的を取り囲む環境内の周辺光を低減することと、を備え、
    前記周辺光が低減されることは、
    前記携帯用撮像デバイス上に設けられた少なくとも一つの励起光源によって発せられる励起光で前記標的を照射することを含み、前記少なくとも一つの励起光減は、前記標的の上または中に存在している細菌に蛍光させるように構成された少なくとも一つの波長または波長帯域を発するものであり、さらに、
    前記標的への前記励起光の照射に反応した細菌の蛍光データを、前記携帯用撮像デバイスの前記画像センサで捕捉することと、
    リアルタイムで、前記携帯用撮像デバイスの処理部によって、前記標的の合成画像を前記携帯用撮像デバイスのディスプレイに出力することと、を含み、前記合成画像は、前記細菌の蛍光データに伴う前記白色光のデータに基づくものである、方法。