JPWO2017002846A1 - 視機能測定装置、および視機能測定プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
(2) 被検眼の視機能を測定する視機能測定装置であって、被検眼の眼底に測定光を投光し、前記眼底からの反射光に基づいて前記被検眼の眼屈折力を測定する測定光学系と、前記被検眼に呈示する固視標の呈示位置を前記被検眼に対して変更可能な固視標呈示光学系と、矯正光学系を駆動させ、前記被検眼の眼屈折力を矯正する矯正手段と、前記測定光学系によって測定される前記眼屈折力の経時変化から前記被検眼の調節緊張パラメータを演算する制御手段と、を備え、前記制御手段は、被検者が作業を行うときの作業距離を取得し、取得された前記作業距離に基づく矯正値を出力することを特徴とする。
(3) 被検眼の視機能を測定するための視機能測定装置に用いられる視機能測定プログラムであって、前記視機能測定装置のプロセッサによって実行されることで、被検者が装用する眼鏡の眼鏡情報を取得する取得ステップと、前記眼鏡情報に基づいて前記被検眼の眼屈折力を矯正する矯正ステップと、前記矯正ステップにおける矯正状態において、固視標を固視した前記被検眼の眼底に測定光を投光し、前記眼底からの反射光に基づいて前記被検眼の眼屈折力を測定する測定ステップと、前記測定ステップおいて、前記眼屈折力の経時変化から前記被検眼の調節緊張パラメータを演算する演算ステップと、を前記視機能測定装置に実行させることを特徴とする。
<実施例>
固視標呈示光学系30は、例えば、被検眼に固視標を呈示する。例えば、固視標呈示光学系はビームスプリッタ29によって光軸L1と同軸にされた光軸L2上に配置される。固視標呈示光学系30は、例えば、可視光源31,固視標板32,投光レンズ33,駆動部34,ハーフミラー35,観察用対物レンズ36,円柱レンズ38a,38b等を備える。円柱レンズ38a,38bは、例えば焦点距離が等しい正の円柱レンズであり、乱視矯正光学系を構成する。円柱レンズ38a,38bは、互いに独立して光軸を中心に同一方向又は反対方向に回転可能であり、両者を相対的に回転させることによって、乱視(円柱)成分を作り出すことができる。
矯正部60は、例えば、固視標を固視する被検眼Eの屈折力を矯正してもよい。矯正部60は、例えば、駆動部61、駆動部62等を主に備える。制御部70は、例えば、駆動部61の駆動を制御し、可視光源31及び固視標板32を光軸L2方向に移動させることによって、被検者に呈示する固視標の呈示位置を変更する。これによって、矯正部60は、固視標に固視する場合の被検眼の屈折力を矯正する。もちろん、矯正部60は、固視標呈示光学系の光軸L2にレンズ等の光学素子を挿脱することによって、屈折力を矯正してもよいし、光学素子を光軸L2に沿って移動させることによって屈折力を矯正してもよい。なお、制御部70は、矯正部60を制御することによって、屈折力の矯正状態を変化させてもよい。
指標投影光学系45は前後方向(Z方向)検出用のアライメント指標を投影する光学系であり、測定光軸L1を挟んで対称に配置された2組の第1投影光学系45a、45bと、この第1投影光学系45a、45bより狭い角度に配置された光軸を持ち測定光軸L1を挟んで対称に配置された2組の第2投影光学系45c、45dを備える。第1投影光学系45a、45bは、近赤外光を出射する点光源46a、46b、コリメータレンズ47a、47bを持ち、略平行光束の光により被検眼Eに無限遠の指標を投影する。一方、第2投影光学系45c、45dは、近赤外光を出射する点光源46c、46dを持ち、発散光束により被検眼Eに有限遠の指標を投影する。
観察光学系50は、固視標呈示光学系30の対物レンズ36及びハーフミラー35が共用され、ハーフミラー35の反射方向の光軸上に配置された撮像レンズ51及び撮像素子52を備える。撮像素子52は被検眼Eの前眼部と光学的に共役な位置関係となっている。撮像素子52からの出力は制御部70に入力される。図示なき前眼部照明用光源による被検眼Eの前眼部像は、撮像素子52により撮像され、表示部7上に動画として表示される。なお、この観察光学系50は、例えば、指標投影光学系45によって被検眼Eの角膜に形成されるアライメント指標像を検出する光学系を兼ねてもよい。例えば、制御部70によってアライメント指標像の位置が検出される。
以下、図3に基づいて測定画面について説明する。測定画面80は、被検眼EのHFCを測定する際に表示部7に表示される画面である。例えば、測定画面80の右側には、例えば、HFCの測定結果を示すグラフ82が表示される。測定画面80の左側には、例えば、患者情報欄83、イベント欄86、度数欄87等が表示される。患者情報欄83は、例えば、ID欄84、名前欄85、性別、誕生日、年齢等の各種入力欄が表示される。イベント欄86は、例えば、加療等のイベントを入力できる欄である。度数欄87は、例えば、被検者が現在装用している眼鏡の度数等を入力できる欄である。測定画面80の下側には、例えば、比較ボタン91、差分ボタン92、経過ボタン93、作業距離ボタン94等の各種ボタンが表示させる。比較ボタン91は、複数の解析結果を比較する比較画面を表示するためのボタンである。差分ボタン92は、例えば、2つの解析結果の差分を表示するためのボタンである。
以上のような装置おいて、その動作を図4のフローチャートに基づいて説明する。本実施例の視機能測定装置は、例えば、固指標の位置を順次変化させて、各位置での所定時間における屈折力の経時変化から被検眼Eの調節微動の高周波成分の出現頻度を求める。
本実施例の視機能測定装置は、眼鏡またはコンタクトレンズ等の矯正度数(例えば、S値、SE値(等価球面度数)など、)の位置を基準に、固視標の呈示位置を所定のディオプタステップ毎(以下では、0.5Dステップ毎)に8箇所に順次変化させ、各ステップで所定時間T(例えば、以下では20秒とする)における屈折力の経時変化をサンプリングし、HFCを求める。矯正度数は、例えば、レンズメータLMによって測定される。制御部70は、例えば、レンズメータLMによって測定された矯正度数を取得する。例えば、制御部70はレンズメータLMと接続されており、レンズメータLMから出力された度数データを受け取ることによって、矯正度数を取得してもよい。もちろん、レンズメータLMから取得する度数データは眼鏡レンズの度数分布データであってもよい。度数分布データは、例えば、少なくとも眼鏡レンズの遠用部を含む領域において測定された屈折度数分布のデータであってもよい。なお、レンズメータLMから矯正度数を取得すると、制御部70は測定画面80の度数欄87に矯正度数を表示させてもよい。もちろん、制御部70は、検者によって度数欄87に入力された矯正度数を取得してもよい。
矯正度数が取得されると、制御部70は矯正度数に基づいて矯正部60を制御する。例えば、制御部70は駆動部61を駆動させ、固視標の位置を0Dの位置から矯正度数の位置まで移動させる。例えば、矯正度数が−2Dであった場合、制御部70は駆動部61を制御し、固視標を−2Dの位置まで被検眼に近づける。さらに、乱視がある場合、制御部70は取得された眼鏡の乱視度数と乱視軸角度に合わせて、駆動部62を移動させ、矯正度数と同様の乱視成分を生じさせる。これによって、制御部70は、矯正度数に基づいて矯正部60を調整し、眼鏡を装用した状態で固視標を観察する状態と同様の状態を作り出す。
矯正部60による調整が完了すると、制御部70は測定部4と被検眼Eとの位置合わせを行う。例えば、被検者の顔を顔支持部6に固定させた後、制御部70は被検眼Eの角膜にアライメント指標を投影する。制御部70は、撮像素子52からの撮像信号に基づいて被検眼Eに対するアライメント状態を検出する。制御部70はマイヤーリング像の中心位置(略角膜中心)を算出することによりXY方向のアライメントずれを求める。Z方向のアライメント状態はアライメント指標投影光学系45により形成される4つの指標像の位置関係から検出される(特開平6−46999号参照)。
なお、被検眼Eの屈折力を求める場合、制御部70は、測定開始信号の入力に基づいて測定光源11を点灯させると共に、プリズム15を駆動部23により高速回転させる。測定光源11から出射された測定光は、リレーレンズ12からビームスプリッタ29までを介して眼底Efに投影され、眼底Ef上で回転するスポット状の点光源像を形成する。このとき、光軸L1を中心に回転するプリズム15により、ホールミラー13の開口の瞳投影像(瞳上での投影光束)は、高速に偏心回転される。なお、プリズム15は撮像素子22の1回の露光時間(蓄光時間)で2回転する速度で回転する。
続いてHFCの算出について簡単に説明する。例えば、制御部70は被検眼の瞬き検出によりチェックされた屈折力データを演算対象から除去する。例えば、制御部70は、瞬きによるデータの欠損、乱れ等を3次スプライン関数によって補正してもよい。次に、制御部70は高速フーリエ変換(FFT)を用いて周波数分析を行い、パワースペクトルを求める。パワースペクトルの算出は、例えば、時間T(20秒間)の各区間を対象とする。各区間は、時間T内で一定時間(例えば、1秒)ずつずらして設定し、各区間内の時間はそれぞれ同一(例えば、8秒)とする。制御部70は、算出されたパワースペクトルを常用対数に変換して解析する。制御部70は、このパワースペクトルから高周波数成分1.0〜2.3Hzの区間の平均パワースペクトル(単位dB)を求め、調節微動高周波成分の出現頻度(HFC)として評価する。
算出されたHFCは、表示部7のグラフ82に表示される。解析結果は、調節反応量及びHFCを、カラーコードマップを用いた3次元グラフとしてグラフィック表示している。グラフは縦軸に調節反応量(屈折度D)を、横軸に固視標位置を取り、各固視標位置では所定時間T内の経過時間に対応する調節反応量の変化が棒グラフで表されている。HFCは、各固視標位置の時間T内で一定時間(1秒)ずつずらした区間内毎に得られた平均値が、調節反応量を示す棒グラフ内に11段階で色分けして表現されている。また、グラフ82の下部には各固視標位置のHFCの平均値が表示されている。
なお、制御部70は、経過ボタン93が操作されることによって、同一の被検者に関する測定結果の経時的な変化を示す経過画面80Eを表示部7に表示させてもよい。例えば、制御部70は、縦軸に調節反応量,HFC,および瞳孔径、横軸に時間を取ったグラフを表示部7に表示させてもよい(図8参照)。横軸の目盛は、例えば、測定が行われた日付であってもよいし、所定の間隔に日付が設けられてもよい。図8の経過画面80Eの例では、遠方視における調節反応量,HFC,およびの瞳孔径の測定結果が経時的に表示される。もちろん、制御部70は、調節安静位におけるHFCの結果を表示させてもよいし、複数の呈示位置における測定結果を表示させてもよい。また、測定結果を表示する期間は、任意に変更できてもよい。例えば、最新の測定結果から3ヶ月前までの測定結果を表示させるようにしてもよいし、1ヶ月前までの測定結果を表示させるようにしてもよい。
さらに、制御部70は、測定結果の経過画面80Eにイベント情報95を表示してもよい。イベント情報95は、例えば、点眼薬の処方,点眼薬の濃度,眼鏡の処方等の患者の加療に関する情報であってもよい。例えば、制御部70はイベント欄86に入力されたイベント情報95を前述の経過画面80Eに表示させてもよい。なお、調節緊張を和らげるために処方される点眼薬として、調節麻痺剤を利用する場合があり、調節麻痺剤の濃度が濃過ぎると、瞳孔径の変化に異常が生じることがある。したがって、上記のように、瞳孔径の経時変化が表示部7に表示されることによって、検者は点眼薬の効果を容易に確認することができる。
2 基台
3 筐体
4 測定部
5 XYZ駆動部
6 顔支持部
7 表示部
8 操作部
70 制御部
10 測定光学系
30 固視標呈示光学系
50 観察光学系
60 矯正部
Claims (15)
- 被検眼の視機能を測定する視機能測定装置であって、
被検眼の眼底に測定光を投光し、前記眼底からの反射光に基づいて前記被検眼の眼屈折力を測定する測定光学系と、
前記被検眼に呈示する固視標の呈示位置を前記被検眼に対して変更可能な固視標呈示光学系と、
矯正光学系を駆動させ、前記被検眼の眼屈折力を矯正する矯正手段と、
前記測定光学系によって測定される前記眼屈折力の経時変化から前記被検眼の調節緊張パラメータを演算する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、被検者が装用する眼鏡の度数情報を取得し、前記度数情報に基づいて前記矯正手段を制御することによって被検眼の矯正状態を変更し、前記度数情報に基づく前記矯正状態において前記被検眼の調節緊張パラメータを演算することを特徴とする視機能測定装置。 - 前記制御手段は、各呈示位置に呈示された前記固視標を固視した場合の前記被検眼の視線と前記眼鏡のレンズ面との交点であるアイポイントと、各アイポイント位置での度数情報と、を取得し、各呈示位置における前記アイポイントと前記度数情報とに基づいて、各呈示位置における前記アイポイントに応じた矯正度数で前記眼屈折力が矯正されるように、前記固視標の呈示位置を切り換えるとともに前記矯正手段の矯正度数を切り換えることを特徴とする請求項1の視機能測定装置。
- 前記制御手段は、前記眼鏡の度数情報として累進眼鏡の遠用度数と近用度数を取得し、前記固視標の呈示位置を遠方から近方に切り換えるとともに、前記矯正手段の矯正度数を遠用度数から近用度数に切り換えることを特徴とする請求項1または2の視機能測定装置。
- 前記制御手段は、前記矯正手段を制御することによって、複数の異なる矯正状態で前記被検眼を矯正し、前記複数の異なる矯正状態において測定された複数の調節緊張パラメータを、表示手段に並べて表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの視機能測定装置。
- 前記制御手段は、同一の被検者における複数回の測定毎に取得された複数の調節緊張パラメータを経時的に表示手段に表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれかの視機能測定装置。
- 前記制御手段は、被検者に関するイベント情報を取得し、取得した前記イベント情報を、経時的に表示された前記複数の調節緊張パラメータとともに前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項5の視機能測定装置。
- 前記被検眼の前眼部を撮影する撮影手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記撮影手段によって撮影された前記前眼部像を画像処理することによって前記被検眼の瞳孔径を取得し、同一の被検者における複数回の測定毎に取得された前記被検眼の瞳孔径を、経時的に表示された前記複数の調節緊張パラメータとともに前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項5または6の視機能測定装置。 - 複数の被検者を測定して得られた複数の調節緊張パラメータに基づいて作成された比較用パラメータを記憶する記憶手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記調節緊張パラメータと前記記憶手段に記憶された前記比較用パラメータとを比較し、前記調節緊張パラメータを評価することを特徴とする請求項1〜7のいずれかの視機能測定装置。 - 前記制御手段は、前記被検眼を測定して得られた調節緊張パラメータと、前記記憶手段に記憶された前記比較用パラメータとの差分を評価値として算出することを特徴とする請求項8の視機能測定装置。
- 前記制御手段は、被検者が作業を行うときの作業距離を取得し、取得された前記作業距離に基づく矯正値を出力することを特徴とする請求項1〜9のいずれかの視機能測定装置。
- 前記制御手段は、前記作業距離に対応する前記固視標の呈示位置において前記測定光学系によって測定された前記被検眼の眼屈折力を前記矯正値として出力することを特徴とする請求項10の視機能測定装置。
- 被検者の視線方向を変更する視線変更手段をさらに備え、
前記制御手段は、各呈示位置に呈示された前記固視標を固視した場合の前記被検眼の視線方向を取得し、取得した前記視線方向に基づいて前記視線変更手段を制御することによって、前記固視標の呈示位置を切り換えるとともに、前記被検者の視線方向を切り換えることを特徴とする請求項1〜11のいずれかの視機能測定装置。 - 前記制御手段は、前記調節緊張パラメータとして、前記固視標を複数の位置で所定時間の間停止した状態で測定された屈折力変化に基づいて調節微動高周波成分の出現頻度を演算することを特徴とする請求項1〜12のいずれかの視機能測定装置。
- 被検眼の視機能を測定する視機能測定装置であって、
被検眼の眼底に測定光を投光し、前記眼底からの反射光に基づいて前記被検眼の眼屈折力を測定する測定光学系と、
前記被検眼に呈示する固視標の呈示位置を前記被検眼に対して変更可能な固視標呈示光学系と、
矯正光学系を駆動させ、前記被検眼の眼屈折力を矯正する矯正手段と、
前記測定光学系によって測定される前記眼屈折力の経時変化から前記被検眼の調節緊張パラメータを演算する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、被検者が作業を行うときの作業距離を取得し、取得された前記作業距離に基づく矯正値を出力することを特徴とする視機能測定装置。 - 被検眼の視機能を測定するための視機能測定装置に用いられる視機能測定プログラムであって、前記視機能測定装置のプロセッサによって実行されることで、
被検者が装用する眼鏡の眼鏡情報を取得する取得ステップと、
前記眼鏡情報に基づいて前記被検眼の眼屈折力を矯正する矯正ステップと、
前記矯正ステップにおける矯正状態において、固視標を固視した前記被検眼の眼底に測定光を投光し、前記眼底からの反射光に基づいて前記被検眼の眼屈折力を測定する測定ステップと、
前記測定ステップおいて、前記眼屈折力の経時変化から前記被検眼の調節緊張パラメータを演算する演算ステップと、
を前記視機能測定装置に実行させることを特徴とする視機能測定プログラム。
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