JPS6398389U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は従来技術における針の作動軌跡および
糸案内部と対応するシンカーを示す略線図である
。第２図〜第１１図は、第１図に示された従来技
術の種々の状態を示す図である。第１２図は、第
１図と同様の表現形式で、本考案の実施例を示す
図である。第１３図は本考案により編成されるニ
ツトを示す図で、タツク形成を明確に示すために
細い糸に代つて太い黒い糸が与えられている。な
お第１３図中、Ｘ，Ｙ，Ｚはそれぞれ、編目、浮
目、タツク（メツシユ・ループ）を示す。 １……編目脱出用縁部、２……シンカー、３…
…軌跡、４……糸案内部、５，６……糸案内孔、
７……ラツチ開き領域、８……ラツチ閉じ領域、
９……編目脱出位置、１０……クリアリング位置
、１１……糸挿入位置、１２……糸受入れ位置、
１３……シンカー脚部、１４……シンカーカム、
１５……溝、１６……糸案内把握部、１７……べ
ら、１８……さじ型、１９……針幹、２１……既
成編目、２２……溝、２３……針、２４……張出
し部、２５……柄出し糸、２６……基本糸、２７
……編目脱出用縁部、２８……シンカーカム、２
９……打撃シンカー脚部、３０……シンカー、３
１……軌跡、３１ａ……第１部分域、３１ｂ……
第２部分域、３２……ラツチ開き領域、３３……
クリアリング位置、３４……把持位置、３５……
柄出し糸、３６……基本糸、３７……第１の糸案
内孔、３８……第２の糸案内孔、３９……糸案内
部、４０……編目脱出位置、４１……べら閉じ領
域、４２……前方縁部、４３……前側面、４４…
…後側面、４５……後方縁部、４６……下方縁部
、４７……第１の下降カーブ、４８……糸挿入位
置、４９……第３の下降カーブ、５０……糸受入
れ位置、５１……第２の下降カーブ。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前側面４３および後側面４４をもち、後方
   縁部４５と下方縁部４６および針の走行方向Ｗに
   対して傾斜した前方縁部４２を有するとともに、
   細い基本糸３６のための第１の糸案内孔３７と太
   い柄出し糸３５のための第２の糸案内孔３８を有
   する糸案内部３９と、編目脱出用縁部２７を有す
   るシンカー３０と、このシンカーを動かすため半
   径方向に往復運動し得るシンカーカム２８と、所
   定の軌跡を描いて走行する針とを備えており、 この針の軌跡には、 第１部分域３１ａと第２部分域３１ｂを含み針
   の走行方向Ｗに上昇する上昇カーブ３１にして、
   前記第１部分域３１ａが前記糸案内部３９の前記
   前方縁部４２の前方にあるとともにラツチ開き領
   域３２を含み、前記第２部分域３１ｂが前記糸案
   内部３９の背後に位置している上昇カーブ３１を
   存在し、 前記第２部分域３１ｂに連なるクリアリング位
   置３３にして、針の走行方向Ｗに平行な部分を含
   むとともに柄出し糸３５のための糸受入れ位置５
   ０を含むクリアリング位置が存在し、 このクリアリング位置から下降する第１の下降
   カーブ４７が存在し、 この第１の下降カーブ４７に続く糸挿入位置４
   ８が存在し、 この糸挿入位置４８より後方にあつて前記糸受
   入れ位置５０に続く第２の下降カーブ５１にして
   、編目脱出用縁部２７よりも下方に位置する編目
   脱出位置４０へとのびる第２の下降カーブ５１が
   存在し、 前記糸案内部３９の前記後方縁部４５の後方に
   ラツチ閉じ領域４１が存在し、 前記第２の下降カーブ５１はほとんど前記糸案
   内部３９の背面側にあつて前記ラツチ開き領域４
   １を一部に含んでいる丸編機用装置であつて、 (a) 前記ラツチ開き領域３２の後でかつ前記
   傾斜した前方縁部４２以前から、針による基本糸
   ３６の捕捉のために、前記上昇カーブ３１が分岐
   して水平部分をもつ把持位置３４へ移行し、更に
   前記糸挿入位置４８へと移行しており、前記把持
   位置３４では基本糸３６および柄出し糸３５から
   成る既成編目が針の開放して垂下状のべらの上に
   乗つており、 (b) 柄出し糸３５の編目を形成するための針
   はクリアリング位置３３を前記第２の下降カーブ
   ５１まで水平状に延長して維持し、前記第２の下
   降カーブ５１はほぼ第１の角度をもつて前記編目
   脱出用縁部２７の高さへと延在しており、 (c) 前記糸挿入位置４８は、前記編目脱出位
   置４０へのびる第３の下降カーブ４９へ移行し、
   この第３の下降カーブがほぼ第２の角度をもつて
   前記編目脱出用縁部２７の高さへと延在しており
   、この第３の下降カーブに沿う針が柄出し糸３５
   を捕捉しないように前記第２の角度は前記第１の
   角度よりも十分小さいものであり、 (d) 前記第１の糸案内孔３７が前記第３の下
   降カーブ４９の下に配置され、 (e) 前記第２の糸案内孔３８が前記第１の糸
   案内孔３７の上部で、かつ、前記第２の下降カー
   ブ５１の前側に存在する ことを特徴とする丸編機用装置。 (2) 前記第１の糸案内孔３７が前記後方縁部４
   ５の近傍に存在することを特徴とする実用新案登
   録請求の範囲第１項記載の装置。 (3) 前記第１の糸案内孔３７が上方から下方へ
   傾斜していることを特徴とする実用新案登録請求
   の範囲第１項記載の装置。 (4) 前記第１の糸案内孔３７が針の走行方向に
   傾斜していることを特徴とする実用新案登録請求
   の範囲第１項記載の装置。 (5) 前記第２の糸案内孔３８が前記クリアリン
   グ位置の下方に存在することを特徴とする実用新
   案登録請求の範囲第１項記載の装置。 (6) 前記第２の糸案内孔３８が前記糸挿入位置
   ４８の上方に存在することを特徴とする実用新案
   登録請求の範囲第１項記載の装置。 (7) 前記第２の糸案内孔３８が、前記第２およ
   び第３の下降カーブ５１，４９の間における領域
   内に存在することを特徴とする実用新案登録請求
   の範囲第１項に記載の装置。 (8) 前記クリアリング位置が前記後方縁部４５
   の近傍において前記第２の下降カーブへと移行す
   ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
   項に記載の装置。 (9) 前記糸案内部３９の前記下方縁部４６が突
   起を有しないことを特徴とする実用新案登録請求
   の範囲第１項に記載の装置。 (10) 前記第１の角度が５０〜５５°であること
   を特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項に記
   載の装置。 〓(11)１１〓 前記第２の角度が４２〜４６°で
   あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
   １項に記載の装置。 〓(12)１２〓 前記編目脱出用縁部２７の高さに
   て前記第３の下降カーブ４９が前記第２の下降カ
   ーブ５１に一致し、そこからともに編目脱出位置
   ４０にまで到達することを特徴とする実用新案登
   録請求の範囲第１項に記載の装置。 〓(13)１３〓 前記シンカーが、前記編目脱出用
   縁部２７からのびる１つの溝を備えていることを
   特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項に記載
   の装置。 〓(14)１４〓 前記丸編機の針シリンダーの径に
   対する給糸本数の比率が１．５以上になつている
   ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項
   に記載の装置。