JPS6397862A - デイ−ゼルエンジンの排気ガス再循環制御方法 - Google Patents
デイ−ゼルエンジンの排気ガス再循環制御方法Info
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- JPS6397862A JPS6397862A JP61242255A JP24225586A JPS6397862A JP S6397862 A JPS6397862 A JP S6397862A JP 61242255 A JP61242255 A JP 61242255A JP 24225586 A JP24225586 A JP 24225586A JP S6397862 A JPS6397862 A JP S6397862A
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- egr
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M26/00—Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
- F02M26/02—EGR systems specially adapted for supercharged engines
- F02M26/04—EGR systems specially adapted for supercharged engines with a single turbocharger
- F02M26/05—High pressure loops, i.e. wherein recirculated exhaust gas is taken out from the exhaust system upstream of the turbine and reintroduced into the intake system downstream of the compressor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M26/00—Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
- F02M26/52—Systems for actuating EGR valves
- F02M26/55—Systems for actuating EGR valves using vacuum actuators
Landscapes
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ディーゼルエンジンの排気ガス再循環制御方
法に係り、特に、自動車用の電子制御ディーゼルエンジ
ンに用いるのに好適な、ディーゼルエンジンの排気ガス
再循環$制御方法の改良に関する。
法に係り、特に、自動車用の電子制御ディーゼルエンジ
ンに用いるのに好適な、ディーゼルエンジンの排気ガス
再循環$制御方法の改良に関する。
自動車等の車両に用いられるディーゼルエンジンにおい
ては、排気ガス中の有害成分であるN。 X゛を低減する目的で、排気ガス再循TMC以下、EG
Rと称する)が採用されているものがある。このEGR
は、従来、低回転時にはカットされていたが、近年、排
気ガス規制の強化に伴ない、アイドル運転時を含む低回
転時にもEGRを行うことが考えられている。
ては、排気ガス中の有害成分であるN。 X゛を低減する目的で、排気ガス再循TMC以下、EG
Rと称する)が採用されているものがある。このEGR
は、従来、低回転時にはカットされていたが、近年、排
気ガス規制の強化に伴ない、アイドル運転時を含む低回
転時にもEGRを行うことが考えられている。
しかしながら、アイドル時にパワーステアリング装置、
空気調和装置(以下、エアコンと称する)、自動変速機
(以下、トルコンと称する)等の負荷や電気負荷がかか
った時には、エンジン負荷が増加するため、燃料噴射量
が増加する。この時、通常のアイドルと同じEGR量を
かけていると、アイドル時でもスモークや白煙が増加し
て、車両のイメージを大幅に損うだけでなく、最悪の場
合にはエンジンストールしてしまうことがある。これは
、EGRをかけていると、燃料の着火性が桜慢となり、
未燃焼ガスが多くなって、これがスモークや白煙となっ
て排出されるためである。又、燃え難くなることによっ
て、エンジンの出力トルクが低下するので、特にパワー
ステアリング装置の負荷がかかった時にはエンジンスト
ールする恐れがある等の問題点を有していた。 一方、出願人は、本発明と同様にエンジンの回転数が設
定値以下である時にエアコンやパワーステアリング装置
等のエンジン被駆動装置による負荷が加わった際に、該
負荷を簡単な構成で検知してEGRiを減量又は零とす
ることにより、その際のスモークや白煙の増大を防止す
るようにした電子制御ディーゼルエンジンの排気ガス再
循環制御方法を特願昭61−006962で提案してい
る。 しかしながら、この方法では、低回転時例えばアイドル
時の目標燃料噴射量に応じてEGR8を制御しているが
、アイドル時の目標燃料噴射量の絶対値は燃料噴射制御
系のばらつき例えば燃料噴射ポンプの製造公差等によっ
て異なるため、前記制御系のばらつきの上下限付近では
適正なEGR址が得られない場合があるという問題点が
あった。
空気調和装置(以下、エアコンと称する)、自動変速機
(以下、トルコンと称する)等の負荷や電気負荷がかか
った時には、エンジン負荷が増加するため、燃料噴射量
が増加する。この時、通常のアイドルと同じEGR量を
かけていると、アイドル時でもスモークや白煙が増加し
て、車両のイメージを大幅に損うだけでなく、最悪の場
合にはエンジンストールしてしまうことがある。これは
、EGRをかけていると、燃料の着火性が桜慢となり、
未燃焼ガスが多くなって、これがスモークや白煙となっ
て排出されるためである。又、燃え難くなることによっ
て、エンジンの出力トルクが低下するので、特にパワー
ステアリング装置の負荷がかかった時にはエンジンスト
ールする恐れがある等の問題点を有していた。 一方、出願人は、本発明と同様にエンジンの回転数が設
定値以下である時にエアコンやパワーステアリング装置
等のエンジン被駆動装置による負荷が加わった際に、該
負荷を簡単な構成で検知してEGRiを減量又は零とす
ることにより、その際のスモークや白煙の増大を防止す
るようにした電子制御ディーゼルエンジンの排気ガス再
循環制御方法を特願昭61−006962で提案してい
る。 しかしながら、この方法では、低回転時例えばアイドル
時の目標燃料噴射量に応じてEGR8を制御しているが
、アイドル時の目標燃料噴射量の絶対値は燃料噴射制御
系のばらつき例えば燃料噴射ポンプの製造公差等によっ
て異なるため、前記制御系のばらつきの上下限付近では
適正なEGR址が得られない場合があるという問題点が
あった。
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
のであって、低回転時にエンジン被駆動装置による負荷
がかかったことを、新たな検出機器を付加することなく
、補正回転数の変化から容易に検知することができ、従
って、酊単な構成でその際のスモークや白煙の増大を防
止することができるディーゼルエンジンのE G Ri
l;制御方法を提供することを目的とする。
のであって、低回転時にエンジン被駆動装置による負荷
がかかったことを、新たな検出機器を付加することなく
、補正回転数の変化から容易に検知することができ、従
って、酊単な構成でその際のスモークや白煙の増大を防
止することができるディーゼルエンジンのE G Ri
l;制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、低回転時にエンジン回転数を所定値に制御す
ると共に、低回転時にもEGRをするようにしたディー
ゼルエンジンのEGR制御方法において、エンジン回転
数が設定値以下である時に、前記エンジン回転数を所定
値に制御する際の補正回転数が変化した場合、該補正回
転数の変化量に眉じてEGRiを制御することにより、
前記目的を達成したものである。
ると共に、低回転時にもEGRをするようにしたディー
ゼルエンジンのEGR制御方法において、エンジン回転
数が設定値以下である時に、前記エンジン回転数を所定
値に制御する際の補正回転数が変化した場合、該補正回
転数の変化量に眉じてEGRiを制御することにより、
前記目的を達成したものである。
本発明においては、低回転時のエンジン回転数を所定値
に制御すると共に、低回転時にも排気ガスを再循環する
に際して、エンジン回転数が設定値以下であるときに、
前記エンジン回転数を所定値に制御する際の補正回転数
が変化した場合、該補正回転数の変化量に応じてEGR
iを制御する。 従って、新たな検出機器、例えば多数のセンサやスイッ
チ信号を用いることなく、エアコン、トルコン、パワー
ステアリング装置、電気負荷等のエンジン被駆動装置に
よりエンジン負荷が増大したことを補正回転数の変化か
ら容易に検出することができ、簡単な構成でその際のス
モークや白煙の増大を防止することができる。
に制御すると共に、低回転時にも排気ガスを再循環する
に際して、エンジン回転数が設定値以下であるときに、
前記エンジン回転数を所定値に制御する際の補正回転数
が変化した場合、該補正回転数の変化量に応じてEGR
iを制御する。 従って、新たな検出機器、例えば多数のセンサやスイッ
チ信号を用いることなく、エアコン、トルコン、パワー
ステアリング装置、電気負荷等のエンジン被駆動装置に
よりエンジン負荷が増大したことを補正回転数の変化か
ら容易に検出することができ、簡単な構成でその際のス
モークや白煙の増大を防止することができる。
以下図面を参照して、本発明に係るE RG rvi御
方法が採用された、自動車用電子制御ディーゼルエンジ
ンの実施例を詳細に説明する。 本実施例には、第2図に示す如く、エアクリーナ11の
下流に配設された、吸入空気の温度を検出するための吸
気温センサ12が備えられている。 該吸気温センサ12の下流には、排気ガスの熱エネルギ
により回転されるタービン14Aと、該タービン14A
と連動して回転されるコンプレッサ14Bからなるター
ボチャージャ14が備えられている。該ターボチャージ
ャ14のタービン14Aの上・流側とコンプレッサ14
Bの下流側は、吸気圧の過上昇を防止するためのウェス
トゲート弁15を介して連通されている。 前記コンプレッサ14B下流側のベンチュリ16には、
アイドル時に吸入空気の流量を制限するための、運転席
に配設されたアクセルペダル17と連動して非線形に回
動するようにされた主吸気絞り弁18が備えられている
。前記アクセルへダル17の開度(以下、アクセル開度
と称する)ACCpは、アクセルセンサ20によって検
出されている。 前記主吸気絞り弁18と並列に副吸気絞り弁22が備え
られており、該副吸気絞り弁22の開度は、ダイヤフラ
ム装置24によって制御されてぃる、該ダイヤフラム装
置24には、負圧ポンプ(図示省略)で発生した負圧が
、負圧切換弁(以下、vSvと称する)28又は30を
介して供給される。 前記吸気絞り弁18.22の下流側には吸入空気の圧力
を検出するための吸気圧センサ32が備えられている。 ディーゼルエンジン10のシリンダヘッド10Aには、
エンジン燃焼室10Bに先端が臨むようにされた噴射ノ
ズル34、グロープラグ36及び着火時期センサ38が
備えられている。又、ディーゼルエンジン10のシリン
ダブロック10Cには、エンジン冷却水温を検出するた
めの水温センサ40が備えられている。 前記噴射ノズル34には、噴射ポンプ42から燃料が圧
送されてくる。該噴射ポンプ42には、ディーゼルエン
ジン10のクランク軸の回転と連動して回転されるポン
プ駆動軸42Aと、該ポンプ駆動軸42Aに固着された
、燃料を加圧するためのフィードポンプ42B(第2図
は90゛展開した状態を示す)と、燃料供給圧を調整す
るための燃圧調整弁42Cと、前記ポンプ駆動軸42A
に固着されたポンプ駆動軸プーリ42Dの回転変位から
エンジンのクランク角基準位置、例えば上死点(TDC
)を検出するための、例えば電磁ピックアップからなる
クランク角センサ44と、該クランク角センサ44の取
付は位置のずれを電気的に調整するための調整抵抗45
と、前記ポンプ駆動軸42Aに固着されたエンジン回転
数バルサ(以下、NEバルサと称する)42Eの回転変
位からエンジン回転角、欠歯位置及びエンジン回転数を
検出するための、ローラリング42Hに固定された、例
えばtmピックアップからなるエンジン回転数センサ(
以下、NEセンサと称する)46と、フェイスカム42
Fとプランジャ42Gを往復動させ、又、そのタイミン
グを変化させるためのローラリング42Hと、該ローラ
リング42Hの回動位置を変化させるためのタイマピス
トン42J(第2図は90’展開した状態を示す)と、
該タイマピストン42Jの位置を1t(I御することに
よって噴射時期を制御するためのタイミングi!11御
弁(以下、TCVと称する)48と、スピルボート42
Kを介してのプランジャ42Gからの燃料逃し時期を変
化させることによって燃料噴射量を制御するための電磁
スピル弁49と、エンジン停止時や異常時等に燃料をカ
ットするための燃料カット弁(以下、FCVと称する)
50と、燃料の逆流や後事れを防止するためのデリバリ
バルブ42Lと、が備えられている。 ディーゼルエンジン10の吸気管51と排気管52は、
両者を連通するEGR通路53によって接続されている
。該EGR通路53の途中には、EGRiを制御するた
めのEGR弁54が設けられている。該EGR弁54の
ダイヤフラム室に印加される負圧は、電子制御の負圧調
整弁(以下、EVRVと称する)55によって制御され
る。該EVRV55は、オンオフデユーティ信号によっ
て制御されており、制御デユーティ比Degrが増加す
れば、EVRV55の電流値が増加し、EGR弁54の
ダイヤフラム室の負圧が大きくなって、EGR量が増加
するようにされている。 前記吸気温センサ12、アクセルセンサ20、吸気圧セ
ンサ32、着火時期センサ38、水温センサ40゛、ク
ランク角センサ44、調整抵抗45、NEセンサ46、
キイスイッチ、エアコンスイッチ、ニュートラルセーフ
ティスイッチ出力、車速信号等は、電子制御ユニット(
以下、ECUと称する)56に入力されて処理され、該
ECtJ56の出力によッテ、前記VSV28.30、
TCV48、電磁スピル弁49、FCV50、EVRV
5−5等が制御される。 以下実施例の作用を説明する。 本実施例において、燃料噴射量の制御は、前記NEセン
サ46出力から検出されるエンジン回転数NEと、前記
アクセル位置センナ20出力から検出されるアクセル開
度ACCp等より燃料噴射量の目標値を算出し、前記電
磁スピル弁49の通電時間を制御することによって、行
われている。 又、燃料噴射時期は、同様にアクセル開度ACC1p、
エンジン回転数NE等より、目標噴射時期を算出し、前
記TCV48を制御することで、目標値となるように制
御されている。 そして、アイドル時には、特開昭57−181940号
公報等にて周知のアイドルスピードコントロール(以下
、ISCと称する)により、エンジン回転数を所望のア
イドル回転数とすべく、エンジン回転数補正1NEis
c信号(特開昭57−181940号公報ではNe’
)に基づき前記電磁スピル弁49及びTCV48が制御
される。 又、EGRiの制御は、第1図に示すような流れ図に従
って実行される。この場合、図(A)にはEGHの制御
デユーティ比Degr (%)を算出するためのルー
チンを示し、図(B)にはISOのエンジン回転数補正
量NEiscとその学習値NEnとの回転数差ΔNEを
算出するためのルーチンを示す。 図(A)のEGR制御ルーチンにおいては、まず、ステ
ップ110で、エンジン回転数NE、燃料噴射量Q、ア
クセル開度A CCp等より、通常のEGRの制御デユ
ーティ比pegrを算出する0次いでステップ120で
、エンジン運転状態がアイドル状態か否かを判定し、判
定結果が否、即ちアイドル状態でなければステップ16
0に進み、前記制御デユーティ比Degrを今回の指令
値として出力する。 一方、ステップ120の判定結果が正、即ちアイドル状
態と判定されたときにはステップ130に進み、アイド
ル時の専用のEGR制御デユーティ比D 1dleを算
出する0次いでステップ140で、後述する同図(B)
に示す回転数差ΔNE算出ルーチンで求める回転数差Δ
NE(rpn)より、今回のEGRの補正デユーティ比
ΔEGR(%)を、例えば第3図に示すマツプを用いて
一次元補間により算出する0次いでステップ150で、
次式(1)に示すように、ステップ130で算出された
デユーティ比D 1dle (%〉から前記補正デユー
ティ比ΔEGRを引いたものを制御デユーティ比Deg
rに入れる。 D egr 4−D 1dle−ΔEGR−−−−−−
(1)そして、ステップ160で該制御デユーティ比D
egrを指令値として出力しEGH8を制御する。 次に、同図(B)に示す前記回転数差ΔNE算出ルーチ
ンについて説明する。 即ち、ステップ210で、エンジン回転数NHの変化の
ないアイドル状態が一定時間以上継続したか否かを判定
する。この場合、例えばエンジン回転数NHの変化が1
0rpn以内のアイドル安定状態が5秒間以上継続した
か否かで判定することができる。 判定結果が正の時はステップ220に進み、今回のエン
ジン回転補正1NEiscと前回のエンジン回転補正量
の学習値N E 、、より今回の学習値NEnを更新す
る。この際には、重み付けをするため、次式(2)のよ
うに今回の学習値NEnを算出する。 NE n = (7NErI−I+NE isc )
/8− (2>次いでステップ230で前記学習値NE
nを今回の学習値として記憶する。そしてステップ24
0で、次式(3)のように、今回のエンジン回転補正M
NE、iscと学習値NEnとの差から差の回転数差Δ
NEを算出して記憶し、このルーチンを終了する。 ΔNE=NE isc −NEn −・−・・−
・・(3)なお、先のステップ210の判定結果が否の
時、即ちアイドル状態が一定時間以上継続していない場
合もステップ240に進み、上記と同様に回転数差ΔN
ET!:算出してこのルーチンを終了する。 なお、前記EGR算出ルーチンを実行する際に、車両の
変速段がニュートラルレンジ、エアコンスイッチがオフ
の状態のエンジン回転補正1NEisCを基準として補
正デユーティ比ΔEGRを決定するようにすれば、パワ
ーステアリング負荷だけでなく、ドライブレンジやエア
コンスイッチオンによるエンジンの回転変化に対するE
GRnの補正も可能となる。 又、前記第1図(B)の回転数差ΔNEルーチンに示し
たアイドル時判定条件によらず、トルコン信号やエアコ
ンスイッチ信号の各条件によってアイドル時を判定し、
回転数差ΔNEを学習するようにすれば、より精密な制
御も可能となる。 更に、前記実施例の如<l5C1til制御系から出力
されるエンジン回転補正量NEiscを用いて学習制御
するのに対して、トルクコンバータに対する見込み制御
量やエアコンに対する見込み制御量を持っているディー
ゼルエンジンの回転数制御系においては、通常の運転状
態時にエンジン回転補正のための積分制御量がトルクコ
ンバータ信号やエアコンスイッチ信号に拘らずほぼOr
pnとなるようになっているため、前記実施例の如き学
習制御を行わずに、所定の基準回転数からのずれ量をエ
ンジン回転補正1NEiscとして前記補正デユーティ
比ΔEGRを算出することも可能である。 この場合、エンジン回転補正量のばらつきは若干大きく
なるが、補正デユーティ比ΔEGRを算出するロジック
がFr!JFqr化する。従って、この場合には、プロ
グラムの8址が少なくてよいという利点がある。 なお、前記実施例においては、本発明が、電磁スピル弁
49を用いて燃料噴射量を制御するようにされた、ター
ボチャージャを備えた自動車用のt子i+l制御ディー
ゼルエンジンに採用されていたが、本発明の採用範囲は
これに限定されず、一般の電子制御ディーゼルエンジン
にも同様に採用すること°ができる。
方法が採用された、自動車用電子制御ディーゼルエンジ
ンの実施例を詳細に説明する。 本実施例には、第2図に示す如く、エアクリーナ11の
下流に配設された、吸入空気の温度を検出するための吸
気温センサ12が備えられている。 該吸気温センサ12の下流には、排気ガスの熱エネルギ
により回転されるタービン14Aと、該タービン14A
と連動して回転されるコンプレッサ14Bからなるター
ボチャージャ14が備えられている。該ターボチャージ
ャ14のタービン14Aの上・流側とコンプレッサ14
Bの下流側は、吸気圧の過上昇を防止するためのウェス
トゲート弁15を介して連通されている。 前記コンプレッサ14B下流側のベンチュリ16には、
アイドル時に吸入空気の流量を制限するための、運転席
に配設されたアクセルペダル17と連動して非線形に回
動するようにされた主吸気絞り弁18が備えられている
。前記アクセルへダル17の開度(以下、アクセル開度
と称する)ACCpは、アクセルセンサ20によって検
出されている。 前記主吸気絞り弁18と並列に副吸気絞り弁22が備え
られており、該副吸気絞り弁22の開度は、ダイヤフラ
ム装置24によって制御されてぃる、該ダイヤフラム装
置24には、負圧ポンプ(図示省略)で発生した負圧が
、負圧切換弁(以下、vSvと称する)28又は30を
介して供給される。 前記吸気絞り弁18.22の下流側には吸入空気の圧力
を検出するための吸気圧センサ32が備えられている。 ディーゼルエンジン10のシリンダヘッド10Aには、
エンジン燃焼室10Bに先端が臨むようにされた噴射ノ
ズル34、グロープラグ36及び着火時期センサ38が
備えられている。又、ディーゼルエンジン10のシリン
ダブロック10Cには、エンジン冷却水温を検出するた
めの水温センサ40が備えられている。 前記噴射ノズル34には、噴射ポンプ42から燃料が圧
送されてくる。該噴射ポンプ42には、ディーゼルエン
ジン10のクランク軸の回転と連動して回転されるポン
プ駆動軸42Aと、該ポンプ駆動軸42Aに固着された
、燃料を加圧するためのフィードポンプ42B(第2図
は90゛展開した状態を示す)と、燃料供給圧を調整す
るための燃圧調整弁42Cと、前記ポンプ駆動軸42A
に固着されたポンプ駆動軸プーリ42Dの回転変位から
エンジンのクランク角基準位置、例えば上死点(TDC
)を検出するための、例えば電磁ピックアップからなる
クランク角センサ44と、該クランク角センサ44の取
付は位置のずれを電気的に調整するための調整抵抗45
と、前記ポンプ駆動軸42Aに固着されたエンジン回転
数バルサ(以下、NEバルサと称する)42Eの回転変
位からエンジン回転角、欠歯位置及びエンジン回転数を
検出するための、ローラリング42Hに固定された、例
えばtmピックアップからなるエンジン回転数センサ(
以下、NEセンサと称する)46と、フェイスカム42
Fとプランジャ42Gを往復動させ、又、そのタイミン
グを変化させるためのローラリング42Hと、該ローラ
リング42Hの回動位置を変化させるためのタイマピス
トン42J(第2図は90’展開した状態を示す)と、
該タイマピストン42Jの位置を1t(I御することに
よって噴射時期を制御するためのタイミングi!11御
弁(以下、TCVと称する)48と、スピルボート42
Kを介してのプランジャ42Gからの燃料逃し時期を変
化させることによって燃料噴射量を制御するための電磁
スピル弁49と、エンジン停止時や異常時等に燃料をカ
ットするための燃料カット弁(以下、FCVと称する)
50と、燃料の逆流や後事れを防止するためのデリバリ
バルブ42Lと、が備えられている。 ディーゼルエンジン10の吸気管51と排気管52は、
両者を連通するEGR通路53によって接続されている
。該EGR通路53の途中には、EGRiを制御するた
めのEGR弁54が設けられている。該EGR弁54の
ダイヤフラム室に印加される負圧は、電子制御の負圧調
整弁(以下、EVRVと称する)55によって制御され
る。該EVRV55は、オンオフデユーティ信号によっ
て制御されており、制御デユーティ比Degrが増加す
れば、EVRV55の電流値が増加し、EGR弁54の
ダイヤフラム室の負圧が大きくなって、EGR量が増加
するようにされている。 前記吸気温センサ12、アクセルセンサ20、吸気圧セ
ンサ32、着火時期センサ38、水温センサ40゛、ク
ランク角センサ44、調整抵抗45、NEセンサ46、
キイスイッチ、エアコンスイッチ、ニュートラルセーフ
ティスイッチ出力、車速信号等は、電子制御ユニット(
以下、ECUと称する)56に入力されて処理され、該
ECtJ56の出力によッテ、前記VSV28.30、
TCV48、電磁スピル弁49、FCV50、EVRV
5−5等が制御される。 以下実施例の作用を説明する。 本実施例において、燃料噴射量の制御は、前記NEセン
サ46出力から検出されるエンジン回転数NEと、前記
アクセル位置センナ20出力から検出されるアクセル開
度ACCp等より燃料噴射量の目標値を算出し、前記電
磁スピル弁49の通電時間を制御することによって、行
われている。 又、燃料噴射時期は、同様にアクセル開度ACC1p、
エンジン回転数NE等より、目標噴射時期を算出し、前
記TCV48を制御することで、目標値となるように制
御されている。 そして、アイドル時には、特開昭57−181940号
公報等にて周知のアイドルスピードコントロール(以下
、ISCと称する)により、エンジン回転数を所望のア
イドル回転数とすべく、エンジン回転数補正1NEis
c信号(特開昭57−181940号公報ではNe’
)に基づき前記電磁スピル弁49及びTCV48が制御
される。 又、EGRiの制御は、第1図に示すような流れ図に従
って実行される。この場合、図(A)にはEGHの制御
デユーティ比Degr (%)を算出するためのルー
チンを示し、図(B)にはISOのエンジン回転数補正
量NEiscとその学習値NEnとの回転数差ΔNEを
算出するためのルーチンを示す。 図(A)のEGR制御ルーチンにおいては、まず、ステ
ップ110で、エンジン回転数NE、燃料噴射量Q、ア
クセル開度A CCp等より、通常のEGRの制御デユ
ーティ比pegrを算出する0次いでステップ120で
、エンジン運転状態がアイドル状態か否かを判定し、判
定結果が否、即ちアイドル状態でなければステップ16
0に進み、前記制御デユーティ比Degrを今回の指令
値として出力する。 一方、ステップ120の判定結果が正、即ちアイドル状
態と判定されたときにはステップ130に進み、アイド
ル時の専用のEGR制御デユーティ比D 1dleを算
出する0次いでステップ140で、後述する同図(B)
に示す回転数差ΔNE算出ルーチンで求める回転数差Δ
NE(rpn)より、今回のEGRの補正デユーティ比
ΔEGR(%)を、例えば第3図に示すマツプを用いて
一次元補間により算出する0次いでステップ150で、
次式(1)に示すように、ステップ130で算出された
デユーティ比D 1dle (%〉から前記補正デユー
ティ比ΔEGRを引いたものを制御デユーティ比Deg
rに入れる。 D egr 4−D 1dle−ΔEGR−−−−−−
(1)そして、ステップ160で該制御デユーティ比D
egrを指令値として出力しEGH8を制御する。 次に、同図(B)に示す前記回転数差ΔNE算出ルーチ
ンについて説明する。 即ち、ステップ210で、エンジン回転数NHの変化の
ないアイドル状態が一定時間以上継続したか否かを判定
する。この場合、例えばエンジン回転数NHの変化が1
0rpn以内のアイドル安定状態が5秒間以上継続した
か否かで判定することができる。 判定結果が正の時はステップ220に進み、今回のエン
ジン回転補正1NEiscと前回のエンジン回転補正量
の学習値N E 、、より今回の学習値NEnを更新す
る。この際には、重み付けをするため、次式(2)のよ
うに今回の学習値NEnを算出する。 NE n = (7NErI−I+NE isc )
/8− (2>次いでステップ230で前記学習値NE
nを今回の学習値として記憶する。そしてステップ24
0で、次式(3)のように、今回のエンジン回転補正M
NE、iscと学習値NEnとの差から差の回転数差Δ
NEを算出して記憶し、このルーチンを終了する。 ΔNE=NE isc −NEn −・−・・−
・・(3)なお、先のステップ210の判定結果が否の
時、即ちアイドル状態が一定時間以上継続していない場
合もステップ240に進み、上記と同様に回転数差ΔN
ET!:算出してこのルーチンを終了する。 なお、前記EGR算出ルーチンを実行する際に、車両の
変速段がニュートラルレンジ、エアコンスイッチがオフ
の状態のエンジン回転補正1NEisCを基準として補
正デユーティ比ΔEGRを決定するようにすれば、パワ
ーステアリング負荷だけでなく、ドライブレンジやエア
コンスイッチオンによるエンジンの回転変化に対するE
GRnの補正も可能となる。 又、前記第1図(B)の回転数差ΔNEルーチンに示し
たアイドル時判定条件によらず、トルコン信号やエアコ
ンスイッチ信号の各条件によってアイドル時を判定し、
回転数差ΔNEを学習するようにすれば、より精密な制
御も可能となる。 更に、前記実施例の如<l5C1til制御系から出力
されるエンジン回転補正量NEiscを用いて学習制御
するのに対して、トルクコンバータに対する見込み制御
量やエアコンに対する見込み制御量を持っているディー
ゼルエンジンの回転数制御系においては、通常の運転状
態時にエンジン回転補正のための積分制御量がトルクコ
ンバータ信号やエアコンスイッチ信号に拘らずほぼOr
pnとなるようになっているため、前記実施例の如き学
習制御を行わずに、所定の基準回転数からのずれ量をエ
ンジン回転補正1NEiscとして前記補正デユーティ
比ΔEGRを算出することも可能である。 この場合、エンジン回転補正量のばらつきは若干大きく
なるが、補正デユーティ比ΔEGRを算出するロジック
がFr!JFqr化する。従って、この場合には、プロ
グラムの8址が少なくてよいという利点がある。 なお、前記実施例においては、本発明が、電磁スピル弁
49を用いて燃料噴射量を制御するようにされた、ター
ボチャージャを備えた自動車用のt子i+l制御ディー
ゼルエンジンに採用されていたが、本発明の採用範囲は
これに限定されず、一般の電子制御ディーゼルエンジン
にも同様に採用すること°ができる。
以上説明した通り、本発明によれば、新たな検出機器、
例えば、多数のセンサやスイッチ信号を用いることなく
、低回転時にエンジン負荷が増大したことを補正回転数
の変化から容易に検出して、その際のスモークや白煙の
発生を防止することができる。又、エンジン負荷が増大
したときのEGRiを減少することにより、燃焼が良く
なり、少ない燃料噴射量で大きな出力等を得ることがで
き燃費性能を向上することができる等の優れた効果を有
する。
例えば、多数のセンサやスイッチ信号を用いることなく
、低回転時にエンジン負荷が増大したことを補正回転数
の変化から容易に検出して、その際のスモークや白煙の
発生を防止することができる。又、エンジン負荷が増大
したときのEGRiを減少することにより、燃焼が良く
なり、少ない燃料噴射量で大きな出力等を得ることがで
き燃費性能を向上することができる等の優れた効果を有
する。
第1図(A)、(B)は、本発明が実施された、自動車
用電子制御ディーゼルエンジンのEGRffiを算出す
るためのルーチンを示す流れ図、第2図は前記ディーゼ
ルエンジンの全体構成を示す、一部ブロック線図を含む
断面図、第3図は前記ルーチンで用いられる、回転数差
と補正デユーティ比のマツプの例を示す線図である。 10・・・ディーゼルエンジン、 20・・・アクセル位置センサ、 A CCp・・・アクセル開度、 46・・・NEセンサ、 NE・・・エンジン回転数、 53・・・EGR通路、 54・・・EGR弁、 55・・・電子制御の負圧y1整弁(EVRV)、56
・・・電子制御ユニット(ECU)、Degr・・・E
GRの制御デユーティ比。
用電子制御ディーゼルエンジンのEGRffiを算出す
るためのルーチンを示す流れ図、第2図は前記ディーゼ
ルエンジンの全体構成を示す、一部ブロック線図を含む
断面図、第3図は前記ルーチンで用いられる、回転数差
と補正デユーティ比のマツプの例を示す線図である。 10・・・ディーゼルエンジン、 20・・・アクセル位置センサ、 A CCp・・・アクセル開度、 46・・・NEセンサ、 NE・・・エンジン回転数、 53・・・EGR通路、 54・・・EGR弁、 55・・・電子制御の負圧y1整弁(EVRV)、56
・・・電子制御ユニット(ECU)、Degr・・・E
GRの制御デユーティ比。
Claims (1)
- (1)低回転時にエンジン回転数を所定値に制御すると
共に、低回転時にも排気ガス再循環をするようにしたデ
イーゼルエンジンの排気ガス再循環制御方法において、 エンジン回転数が設定値以下である時に、前記エンジン
回転数を所定値に制御する際の補正回転数が変化した場
合、該補正回転数の変化量に応じて排気ガス再循環量を
制御することを特徴とするデイーゼルエンジンの排気ガ
ス再循環制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61242255A JPS6397862A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | デイ−ゼルエンジンの排気ガス再循環制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61242255A JPS6397862A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | デイ−ゼルエンジンの排気ガス再循環制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6397862A true JPS6397862A (ja) | 1988-04-28 |
Family
ID=17086547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61242255A Pending JPS6397862A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | デイ−ゼルエンジンの排気ガス再循環制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6397862A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63198765A (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-17 | Toyota Motor Corp | デイ−ゼルエンジンの排気ガス再循環制御方法 |
US5005412A (en) * | 1988-07-28 | 1991-04-09 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Acceleration sensor |
US5632144A (en) * | 1994-10-31 | 1997-05-27 | Nippondenso Co., Ltd. | Exhaust gas re-circulation control device for internal combustion engines |
CN112610342A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-04-06 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 改善发动机停机噪声的egr阀控制方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141858B2 (ja) * | 1978-06-23 | 1986-09-18 | Takeda Chemical Industries Ltd |
-
1986
- 1986-10-13 JP JP61242255A patent/JPS6397862A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141858B2 (ja) * | 1978-06-23 | 1986-09-18 | Takeda Chemical Industries Ltd |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE19540429B4 (de) * | 1994-10-31 | 2005-04-21 | Denso Corp., Kariya | Abgasrückführ-Steuervorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
CN112610342A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-04-06 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 改善发动机停机噪声的egr阀控制方法 |
CN112610342B (zh) * | 2020-12-15 | 2022-07-15 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 改善发动机停机噪声的egr阀控制方法 |
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