JPS637846Y2 - - Google Patents
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- JPS637846Y2 JPS637846Y2 JP1980097799U JP9779980U JPS637846Y2 JP S637846 Y2 JPS637846 Y2 JP S637846Y2 JP 1980097799 U JP1980097799 U JP 1980097799U JP 9779980 U JP9779980 U JP 9779980U JP S637846 Y2 JPS637846 Y2 JP S637846Y2
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- Japan
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- receiving
- transducer
- transmitting
- ultrasonic waves
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- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 4
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- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 3
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- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来の金属材料の厚さを測定するには超音波厚
さ計により行つているものである。
さ計により行つているものである。
この装置は材料内に入射した超音波が反射面で
反射され再び戻つてくるまでの時間からその厚さ
を測定しているものである。
反射され再び戻つてくるまでの時間からその厚さ
を測定しているものである。
然しながら原子力、化工機等の圧力容器の内面
にその耐腐食性を高めるために施工されているオ
ーステナイト系ステンレス鋼(以下オーバレイと
称す)の厚さを測定するには上記の厚さ計を適用
することができないものであつた。その理由は (1) 通常の金属材料等に比較して反射されてくる
超音波が約1/50〜1/100と極めて弱い。
にその耐腐食性を高めるために施工されているオ
ーステナイト系ステンレス鋼(以下オーバレイと
称す)の厚さを測定するには上記の厚さ計を適用
することができないものであつた。その理由は (1) 通常の金属材料等に比較して反射されてくる
超音波が約1/50〜1/100と極めて弱い。
(2) 送信する超音波を強くすると一探型探触子で
は送信波に不感帯を生じ、二分割型探触子では
送信側から受信側への渡り込み現象のため不感
帯が生ずる。
は送信波に不感帯を生じ、二分割型探触子では
送信側から受信側への渡り込み現象のため不感
帯が生ずる。
(3) 高い周波数を使用しているためオーバレイ層
からの林状エコーが生ずる。
からの林状エコーが生ずる。
而してオーバレイ層は通常4.5〜5.5mm以上の厚
さが必要であるがオーバレイ施工後表面をグライ
ンダーにより研削を行うため、その厚さを確認す
るための測定方法が必要であつた。
さが必要であるがオーバレイ施工後表面をグライ
ンダーにより研削を行うため、その厚さを確認す
るための測定方法が必要であつた。
本考案はかかる要望に応じ鋭意研究を行つた結
果、反射されてくる超音波が極めて弱い材料例え
ばオーバレイ層の厚さを超音波による測定を検討
した結果、オーバレイ層の厚さ測定に適した超音
波探触子を見出したものである。即ち本考案は受
信用振動子と送信用振動子とを相対的位置に取付
けた超音波探触子において、送信用振動子の幅寸
法を受信用振動子の幅寸法より大きくし、かつ送
信点と受信点の間隔を送信用振動子の幅寸法と同
等以上に広くしたことを特徴とするものである。
果、反射されてくる超音波が極めて弱い材料例え
ばオーバレイ層の厚さを超音波による測定を検討
した結果、オーバレイ層の厚さ測定に適した超音
波探触子を見出したものである。即ち本考案は受
信用振動子と送信用振動子とを相対的位置に取付
けた超音波探触子において、送信用振動子の幅寸
法を受信用振動子の幅寸法より大きくし、かつ送
信点と受信点の間隔を送信用振動子の幅寸法と同
等以上に広くしたことを特徴とするものである。
本考案の具体例としてオーバレイ層に適用した
場合を示すと次の如くである。
場合を示すと次の如くである。
(1) 不感帯(近距離分解能)を除去するため二分
割型にする。
割型にする。
(2) 送信パワを強くするために送信側に大きな振
動子を使用する。
動子を使用する。
(3) 分解能を低下させないために受信側に小さな
振動子を使用する。
振動子を使用する。
(4) 送信側から受信側へ超音波が漏洩する所謂渡
り込み現象を防ぐため送信点と受信点(受信用
振動子及び送信用振動子からの超音波がオーバ
レイ層に達した位置)の間隔を受信用振動子と
送信用振動子との幅と同等以上とし、音軸の交
点をオーバレイ層の測定厚さの3〜4倍の深さ
位置とする。
り込み現象を防ぐため送信点と受信点(受信用
振動子及び送信用振動子からの超音波がオーバ
レイ層に達した位置)の間隔を受信用振動子と
送信用振動子との幅と同等以上とし、音軸の交
点をオーバレイ層の測定厚さの3〜4倍の深さ
位置とする。
(5) 反射超音波の強度と林状エコー発生とのかね
合いから探傷周波数を約2MHzとする。
合いから探傷周波数を約2MHzとする。
本考案の1例を図面にもとづき詳細に説明す
る。
る。
超音波探傷器で発生された電気パルスは送信側
接栓1を経て送信用振動子2に印加される。その
とき振動子の圧電効果により電気エネルギーは機
械的振動に変換され超音波を発生する。なお送信
用振動子2は大きいため強力な超音波を発生する
ことができる。
接栓1を経て送信用振動子2に印加される。その
とき振動子の圧電効果により電気エネルギーは機
械的振動に変換され超音波を発生する。なお送信
用振動子2は大きいため強力な超音波を発生する
ことができる。
発生された超音波はアクリル樹脂にて構成され
ている送信用クサビ3を経て送信点4からオーバ
レイ層5に入射する。
ている送信用クサビ3を経て送信点4からオーバ
レイ層5に入射する。
この場合送信用クサビ3が小型化されているの
で超音波の減衰を小さくすることができる。又超
音波がオーバレイ層5へ入射する以外に直接受信
用振動子11に達することを防ぐために遮蔽板8
を設けているが、完全にこれを遮蔽することは極
めて困難であり、一部は漏洩する。即ち渡り込み
現象を生ずる。
で超音波の減衰を小さくすることができる。又超
音波がオーバレイ層5へ入射する以外に直接受信
用振動子11に達することを防ぐために遮蔽板8
を設けているが、完全にこれを遮蔽することは極
めて困難であり、一部は漏洩する。即ち渡り込み
現象を生ずる。
この渡り込み現象を防止するため送信点4と受
信点9との間隔を送信振動子の幅Aより広くして
送信用及び受信用の振動子2及び11との音軸の
交点7の位置をオーバレイ層厚さの3〜4倍の深
さのところにする。
信点9との間隔を送信振動子の幅Aより広くして
送信用及び受信用の振動子2及び11との音軸の
交点7の位置をオーバレイ層厚さの3〜4倍の深
さのところにする。
又超音波がベースメタル13とオーバレイ層5
との境界面に達したときオーバレイ層5とベース
メタル13の音響インピーダンスの違いから一部
は反射される。このとき周波数2MHzの超音波を
使用することによりオーバレイ層での減衰を小さ
くし林状エコーの発生を減少する。
との境界面に達したときオーバレイ層5とベース
メタル13の音響インピーダンスの違いから一部
は反射される。このとき周波数2MHzの超音波を
使用することによりオーバレイ層での減衰を小さ
くし林状エコーの発生を減少する。
又境界面6にて反射された超音波は受信点9か
ら受信用クサビ10を経て受信用振動子11に達
する。このとき受信用クサビ10が小型化されて
いるので超音波の減衰を小さくすることができ
る。
ら受信用クサビ10を経て受信用振動子11に達
する。このとき受信用クサビ10が小型化されて
いるので超音波の減衰を小さくすることができ
る。
ここで超音波は受信用振動子11で電気信号に
変換され、受信側接栓12を経て超音波探傷器に
入力される。
変換され、受信側接栓12を経て超音波探傷器に
入力される。
而して超音波探傷器の較正された表示器(ブラ
ウン管)により送信点4から受信点9までに超音
波が伝播に要した時間からオーバレイ層5の厚さ
を測定することが出来るものである。
ウン管)により送信点4から受信点9までに超音
波が伝播に要した時間からオーバレイ層5の厚さ
を測定することが出来るものである。
以上詳述した如く本考案によれば反射されてく
る超音波が極めて弱い金属材料の層厚を容易に且
つ正確に測定しうる等顕著な効果を有する。
る超音波が極めて弱い金属材料の層厚を容易に且
つ正確に測定しうる等顕著な効果を有する。
図面は本考案超音波探触子の1例を示す概略説
明図である。 1…送信側接栓、2…送信用振動子、3…送信
用クサビ、4…送信点、5…オーバレイ層、6…
境界面、7…交点、8…遮蔽板、9…受信点、1
0…受信用クサビ、11…受信用振動子、12…
受信用接栓、13…ベースメタル。
明図である。 1…送信側接栓、2…送信用振動子、3…送信
用クサビ、4…送信点、5…オーバレイ層、6…
境界面、7…交点、8…遮蔽板、9…受信点、1
0…受信用クサビ、11…受信用振動子、12…
受信用接栓、13…ベースメタル。
Claims (1)
- 受信用振動子と送信用振動子とを相対的位置に
取付けた超音波探触子において、送信用振動子の
幅寸法を受信用振動子の幅寸法より大きくし、か
つ送信点と受信点の間隔を送信用振動子の幅寸法
と同等以上に広くしたことを特徴とする超音波探
触子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980097799U JPS637846Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980097799U JPS637846Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5720662U JPS5720662U (ja) | 1982-02-02 |
JPS637846Y2 true JPS637846Y2 (ja) | 1988-03-08 |
Family
ID=29459557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980097799U Expired JPS637846Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS637846Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58180935U (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-02 | 住友重機械工業株式会社 | 伸縮可能な杭打機のリ−ダ |
JPS62161006A (ja) * | 1986-01-09 | 1987-07-17 | Kawasaki Steel Corp | ベルトキヤスタの冷却水膜の厚さの測定方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54138693U (ja) * | 1978-03-20 | 1979-09-26 |
-
1980
- 1980-07-11 JP JP1980097799U patent/JPS637846Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5720662U (ja) | 1982-02-02 |
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