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JPS6376792A - 溶接スパッタ付着防止剤 - Google Patents

溶接スパッタ付着防止剤

Info

Publication number
JPS6376792A
JPS6376792A JP21980186A JP21980186A JPS6376792A JP S6376792 A JPS6376792 A JP S6376792A JP 21980186 A JP21980186 A JP 21980186A JP 21980186 A JP21980186 A JP 21980186A JP S6376792 A JPS6376792 A JP S6376792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
wax
oil
base oil
agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21980186A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0453633B2 (ja
Inventor
Yasuo Yamanaka
山中 康夫
Takashi Takizawa
孝 滝沢
Tadao Amasaka
天坂 格郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYODO YUSHI KK
Kyodo Yushi Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
KYODO YUSHI KK
Kyodo Yushi Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYODO YUSHI KK, Kyodo Yushi Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical KYODO YUSHI KK
Priority to JP21980186A priority Critical patent/JPS6376792A/ja
Publication of JPS6376792A publication Critical patent/JPS6376792A/ja
Publication of JPH0453633B2 publication Critical patent/JPH0453633B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/224Anti-weld compositions; Braze stop-off compositions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Nonmetallic Welding Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属部品のアーク溶接において溶接ノズルに塗
布し溶接スパッタの付着を防止し、もって安定した溶接
を行うための溶接スパッタ付着防止剤に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、ペースト状、グリース状、液状の油剤を溶接ノズ
ルまたは溶接金属部品に塗布し、被膜を形成させ、溶接
スパッタがノズルまたは金属部品に付着するのを妨げる
事が行われていた。
それらの油剤の成分には鉱油、脂肪油、合成油等を基油
とし、その中に脂肪酸、金属石鹸等の有機物の皮膜形成
剤および黒鉛、二硫化モリブデン、酸化ジルコニウム、
酸化アルミニウム等の無機物の溶着防止剤等を含有させ
たようなものが使用されていた。
(発明が解決しようとする問題点) かような従来使用されていた油剤において、その形態が
ペースト状、グリース状または高粘度液状の油剤はとか
く過剰につき易く、剥離、再塗布の際に作業が行い難く
なる。
また溶着防止剤は基油と皮膜形成剤の耐酸化性、耐熱性
を補うために加えるものであるが、この内黒鉛、二硫化
モリブデンは高温で酸化し易<、400℃で分解し効果
を失う。酸化ジルコニウム、酸化アルミニウムは800
〜1500℃で安定で、この点は良いが比重が前者は5
.6〜5.89、後者は3.99と大きく、油剤中に加
えて分散させても分離し易く、また塗布膜中において均
一に存在させ難く溶着防止効果が劣る事になる。
従ってこれらの従来の技術による油剤では、最近要求さ
れている一度塗布してから再塗布までの溶接個数を能う
かぎり大とする高能率溶接の目的には適しないという問
題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明はかかる高能率溶接を実現するために従来の油剤
の組成を根本的に再検討し、理心的な組成を追及したも
のであって、かくして得られた本発明の組成上の特徴は
次の各項であってこれが問題点を解決するための手段の
要点である。
1、油剤をエマルジョン型水溶性油剤とし粘度のうすい
エマルジョンをノズルに塗布し、水分を蒸発し均一なう
すい油膜を残す事によって過剰に付着する事をさけた。
2、基油として酸化に強い合成油、特にエステル系合成
油を鉱油と共に用いて耐酸化性の向上を計った。
3、皮膜形成剤としてワックス、特に高融点、硬質のワ
ックスを用いてうすい被膜でも、スパッタ付着防止効果
が優れる様にし、耐酸化性の向上を計った。
4、溶着防止剤として前記の黒鉛、二硫化モリブデン、
酸化ジルコニウムを含めて各種のものを検討したが、窒
化ホウ素により最も優れた結果を得られた。これは窒化
ホウ素が1000〜1050℃まで安定で、耐熱性が非
常に優れている事、また金属とのヌレ性が少ない事、さ
らに比重が2.23で二硫化モリブデン、酸化ジルコニ
ウム、酸化アルミニウムより著しく小さい事、従って高
温で安定であり、金属と溶着し難く、かつ油剤中にも塗
布膜中にも均一性に分散し易い性質を有する事、しかも
固体潤滑剤として知られているものであり、潤滑性を有
する事は付着したスパッタの除去に有利である事等に起
因するものであると考えられる。
かように窒化ホウ素が他の溶着防止剤にない特異な性質
を有し、溶着防止剤として極めて適切なものである事は
本発明者等が研究の結果、始めて知り得たものであって
、これが本発明の基礎をなすものである。
従って本発明は溶接ノズルに塗布し溶接スパッタの付着
を防止する溶接スパッタ付着防止剤において基油30〜
78.9重量%、ワックス0.1〜10重量%、窒化ホ
ウ素粉末1〜30重量%、界面活性剤20〜30重量%
を含存することを特徴とする溶接スパッタ付着防止剤で
あって、使用時に水で希釈し10〜60重量%のエマル
ジョンとしてノズルに塗布するものである。
(作用) 基油はノズルに塗布した油剤エマルジョンの水分が蒸発
した後の被膜の主成分として流動し易く、均一に被覆す
る作用を有するもので合成油および鉱油であり、鉱油は
JISに2238マシン油、JISK2213タービン
油等、合成油はステアリン酸n−ブチル、パルミチン酸
2−エチルヘキシル等のエステル系合成油、セバシン酸
ジ、2−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソオクチル等
のジエステル系合成油、ポリプロピレングリコールモノ
メチルエーテル等のポリアルキレングリコール系合成油
、ポリメチルフェニルシロキサン等のシリコーン系合成
油を使用し得るが、エステル系合成油が耐酸化性が優れ
ているので、これを単独または鉱油との混合油として使
用することが必要である。
合成油と鉱油との混合比率は10:90(重量比)より
合成油の多い事が好ましい。
ワックスは被膜の耐熱性および機械的強度を増大させ、
また窒化ホウ素の基油への分散の作用をなすもので、パ
ラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等の
石油系ワックス、カルナウバワックス、蜜ろう、モンタ
ンワックス等の天然ワックス、ステアリン酸アミド、N
、N’  −エチレンビスステアリン酸アミド、ポリエ
チレンワックス、ポリウレタンワックス、ベヘン酸トコ
シル、リグノセリン酸テトラコシル等の合成ワックスを
使用することができるが、融点70°C以上、特に融点
100℃以上の高融点ワックスが好ましい。
窒化ホウ素粉末はその耐熱性によってスパッタを基油お
よびワックスから防護する作用をなすもので粉末状で基
油およびワックスに分散し易い事が必要な条件であり、
平均粒径0.1〜10μmの範囲のものが好ましい。
界面活性剤は基油、ワックス、窒化ホウ素混合物の水中
への分散、乳化の作用をなすものでまた油剤のノズル表
面への均一な付着を促進する作用もある。
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレンソルビタンオレエート等の非イオン活性剤、
石油スルホン酸ナトリウム、スルホコハク酸ナトリウム
、オレイン酸トリエタノールアミン塩、オレイン酸カリ
ウム塩等の陰イオン活性剤を用いる。
上記各成分の含有量の限定の意義は基油に対して他の成
分がそれぞれ下限以下では効果がなく、ワックスが上限
を超えると被膜の流動性が乏しく均一な被膜になり難く
、窒化ホウ素が上限を超えると被膜が脆くなる。界面活
性剤が上限を超えるとエマルジョンのノズル表面に対し
ての油膜の付着性が悪(なり均一な被膜が出来難くなる
理由によるものである。その他の成分として酸化防止剤
、防錆剤をさらに加えることも出来る。
(実施例) 第1表中に示す組成の各実施例、比較例を各成分を配合
し均一に混和して製造し、各々の50重量%のエマルジ
ョンを再生し試料とした。
各試料について次の試験方法により試験を行い、効果を
比較し確認した。
試験方法 A、小型交流アーク溶接試験(実験室試験)自動車工場
現場のリアアクスルハウジングのアーム継手部分の溶接
ではセラミック製の溶接ノズルを使用しているので、こ
れと同一条件として試験を行った。
セラミック材(酸化アルミニウム)の50 X 50 
X5(鶴)の板の片面に前記試料をそれぞれ全面塗布し
105℃の恒温槽中1時間乾燥し試験片とした。
ついで該試験片4枚を300 x300 x50 (1
霞)の鋳鉄板上に1辺50mmの正方形をなし、かつ塗
布面が内側を向く様に配置し直立させた。
次に東洋変圧撥型、小型交流アーク溶接機(トーヨーア
ークTK−150、二次電流90/130 A、無負荷
電圧50V、使用率20%)を用い鋳鉄板上の各試験片
を配置した正方形の中心点に1分間、アーク溶接を行っ
た。
その後各試験片を冷却してから超音波洗浄機を用いエチ
ルアルコール、エチルエーテル1:1混合溶剤で洗浄し
、乾燥後それぞれの重量を測定し、試験前後の重量差を
算出して試験片に付着したスパッタの量(第1表に示す
)とし、この大小により優劣を判定した。
B、自動車工場現場試験 自動車工場の75龍リヤアクスルパンジヨウ溶接ライン
において溶接スパッタ付着防止剤として本発明品(実施
例2)と市販品Aの2種と従来使用していた90タービ
ン油との計3種を拭清としセラミック製溶接ノズルに塗
布してノズルにおけるスパッタの堆積量および塗布して
から付着防止効果がなくなって再塗布に至るまでの期間
を各拭清に〜二であるという好成績が得られた。従って
再検布までの使用期間は本発明品は90タービン油の6
倍、市販品Aの3〜4倍と大幅に延長する効果が得られ
ることが判明した。
このことは本発明品の使用によって溶接ラインの稼動率
が格段に向上することを意味し、特に最近の溶接ライン
においてはアークロボットを採用し全自動化され、再塗
布の場合には全ラインを止める必要がある事情を考え合
わせると、かように使用期間が大幅に延長し再塗布の数
を激減し得た事は溶接の高能率化の目標達成において、
極めて大きな成果が得られた事となる。
(発明の効果) 基油、ワックス、窒化ホウ素粉末、界面活性剤を特定比
で含有する事を特徴とする本発明の付着防止剤を溶接ノ
ズルに塗布すると前述の試験結果欄に示す様に実験室お
よび現場においてスパッタ付着防止の効果が極めて優れ
ていて、発明の目的を達成する事が出来た事が確認され
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、溶接ノズルに塗布し溶接スパッタの付着を防止する
    溶接スパッタ付着防止剤において、基油30〜78.9
    重量%、ワックス0.1〜10重量%、窒化ホウ素粉末
    1〜30重量%、界面活性剤20〜30重量%を含有す
    ることを特徴とする溶接スパッタ付着防止剤。
JP21980186A 1986-09-19 1986-09-19 溶接スパッタ付着防止剤 Granted JPS6376792A (ja)

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JP21980186A JPS6376792A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 溶接スパッタ付着防止剤

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JP21980186A JPS6376792A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 溶接スパッタ付着防止剤

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Publication Number Publication Date
JPS6376792A true JPS6376792A (ja) 1988-04-07
JPH0453633B2 JPH0453633B2 (ja) 1992-08-27

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ID=16741248

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JP21980186A Granted JPS6376792A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 溶接スパッタ付着防止剤

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6393497A (ja) * 1986-10-07 1988-04-23 Toyota Motor Corp 水溶性溶接スパツタ付着防止剤
US6811821B2 (en) 2001-03-30 2004-11-02 J & G Chemical Specialities, Llc Barrier coatings
WO2009060790A1 (ja) * 2007-11-05 2009-05-14 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. グリース組成物及びその製造方法
JP2010023086A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Hitachi Constr Mach Co Ltd 溶接スパッタ付着防止剤
WO2013007236A1 (de) * 2011-07-12 2013-01-17 Mahle International Gmbh Verfahren zur herstellung eines kolbens für einen verbrennungsmotor sowie kolben für einen verbrennungsmotor
CN111250898A (zh) * 2020-03-24 2020-06-09 柯福(上海)化工科技有限公司 一种焊接防飞溅剂及制备方法

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JPH0453633B2 (ja) 1992-08-27

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