JPS6364767B2 - - Google Patents
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- JPS6364767B2 JPS6364767B2 JP54171444A JP17144479A JPS6364767B2 JP S6364767 B2 JPS6364767 B2 JP S6364767B2 JP 54171444 A JP54171444 A JP 54171444A JP 17144479 A JP17144479 A JP 17144479A JP S6364767 B2 JPS6364767 B2 JP S6364767B2
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- light
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B15/02—Illuminating scene
- G03B15/03—Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
- G03B15/05—Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2215/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B2215/05—Combinations of cameras with electronic flash units
- G03B2215/0514—Separate unit
- G03B2215/0517—Housing
- G03B2215/0525—Reflector
- G03B2215/0528—Reflector movable reflector, e.g. change of illumination angle or illumination direction
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動調光スピードライトの調光表示回
路に関する。
路に関する。
典型的な自動調光ストロボは主放電コンデンサ
の充電電荷を消費して閃光を発する主放電管と、
この主放電管の発光の被写体による反射光を受光
して抵抗値が低下する受光素子と、主放電管と主
放電コンデンサ間の放電路中に配置されたサイリ
スタ(SCR)とを含み、この受光素子に流れる
電流の積分値が所定の値に達したとき、サイリス
タをターンオフさせて、前記主放電コンデンサの
放電を阻止させることにより前記主放電管の発光
を停止するように構成されている。すなわち、主
放電管の発光時間を制御することにより、その発
光量を制御している。しかしながら、被写体が比
較的遠距離に存在する場合はその被写体による主
放電管の発光の反射光が少なく、したがつて、所
望の発光量が得られない間に主放電管の動作が終
了する。換言すれば、受光素子に流れる電流の積
分値が所定の値に達しないうちに主放電管の動作
が終了してしまい、調光動作が行なわれない。こ
のような場合、従来の自動調光ストロボは調光動
作確認機能を持たないので、露光不足による撮影
ミスがフイルムを現像するまで発見できないとい
う欠点があつた。したがつて、もし自動調光スト
ロボに調光動作確認機能を設けることができれ
ば、撮影ミスを発見することが可能となり、自動
調光ストロボの有役性も著しく向上する。そのた
めに、サイリスタがターンオフしたこと(あるい
は光電流の積分値が所定値に達したこと)を検出
すると、調光動作が行われたことを表示可能にす
る技術が米国特許第3706911号等によつて提案さ
れ、また設定された絞り値、被写体距離及びフイ
ルム感度によつて定まるガイドナンバーがスピー
ドライトの自動制御可能なガイドナンバーの範囲
を逸脱したことを事前(閃光撮影前)に表示する
技術が特公昭49−1204号等によつて提案されてい
る。前者は、撮影直後に調光不能の表示が現出す
るために、適正露光による再撮影を行うことがで
きる。しかしこの表示は予防的なものではないの
で調光不能の撮影ミスにより大切なシヤツタチヤ
ンスを無にしてしまう危険がある。これに対して
後者は設定された因子によつて予め調光可否を表
示するために撮影ミスを防止できる。
の充電電荷を消費して閃光を発する主放電管と、
この主放電管の発光の被写体による反射光を受光
して抵抗値が低下する受光素子と、主放電管と主
放電コンデンサ間の放電路中に配置されたサイリ
スタ(SCR)とを含み、この受光素子に流れる
電流の積分値が所定の値に達したとき、サイリス
タをターンオフさせて、前記主放電コンデンサの
放電を阻止させることにより前記主放電管の発光
を停止するように構成されている。すなわち、主
放電管の発光時間を制御することにより、その発
光量を制御している。しかしながら、被写体が比
較的遠距離に存在する場合はその被写体による主
放電管の発光の反射光が少なく、したがつて、所
望の発光量が得られない間に主放電管の動作が終
了する。換言すれば、受光素子に流れる電流の積
分値が所定の値に達しないうちに主放電管の動作
が終了してしまい、調光動作が行なわれない。こ
のような場合、従来の自動調光ストロボは調光動
作確認機能を持たないので、露光不足による撮影
ミスがフイルムを現像するまで発見できないとい
う欠点があつた。したがつて、もし自動調光スト
ロボに調光動作確認機能を設けることができれ
ば、撮影ミスを発見することが可能となり、自動
調光ストロボの有役性も著しく向上する。そのた
めに、サイリスタがターンオフしたこと(あるい
は光電流の積分値が所定値に達したこと)を検出
すると、調光動作が行われたことを表示可能にす
る技術が米国特許第3706911号等によつて提案さ
れ、また設定された絞り値、被写体距離及びフイ
ルム感度によつて定まるガイドナンバーがスピー
ドライトの自動制御可能なガイドナンバーの範囲
を逸脱したことを事前(閃光撮影前)に表示する
技術が特公昭49−1204号等によつて提案されてい
る。前者は、撮影直後に調光不能の表示が現出す
るために、適正露光による再撮影を行うことがで
きる。しかしこの表示は予防的なものではないの
で調光不能の撮影ミスにより大切なシヤツタチヤ
ンスを無にしてしまう危険がある。これに対して
後者は設定された因子によつて予め調光可否を表
示するために撮影ミスを防止できる。
ところで、自動調光スピードライトによる閃光
撮影には2つの被写体照明モードがある。被写体
を直接照明するモードと、家屋の天井や壁を介し
て被写体を間接照明(バウンス発光)するモード
である。直接照明モードのとき調光成否の表示は
上記2つの表示技術のいずれでも可能であるが、
間接照明モードのときは前者の表示技術でしか調
光成否の表示を行うことができない。
撮影には2つの被写体照明モードがある。被写体
を直接照明するモードと、家屋の天井や壁を介し
て被写体を間接照明(バウンス発光)するモード
である。直接照明モードのとき調光成否の表示は
上記2つの表示技術のいずれでも可能であるが、
間接照明モードのときは前者の表示技術でしか調
光成否の表示を行うことができない。
従来、直接、間接照明モードの両モードにおい
て調光成否表示を行う技術はなかつた。更に、事
前に予防的に行う調光成否表示と事後に注意的に
行う調光成否表示とについて、両表示が本質的に
異なつていることについて配慮したものもなかつ
た。
て調光成否表示を行う技術はなかつた。更に、事
前に予防的に行う調光成否表示と事後に注意的に
行う調光成否表示とについて、両表示が本質的に
異なつていることについて配慮したものもなかつ
た。
従つて、本発明の目的は閃光撮影のときに多く
使用される直接照明モードのときには予防的な調
光成否表示を行い、また一般にはあまり使用され
ることのない間接照明モードのときには事後的に
注意的な調光成否表示を行う自動調光スピードラ
イトの調光表示回路を提供することである。
使用される直接照明モードのときには予防的な調
光成否表示を行い、また一般にはあまり使用され
ることのない間接照明モードのときには事後的に
注意的な調光成否表示を行う自動調光スピードラ
イトの調光表示回路を提供することである。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例を示すブロツク回路図
である。図において第1の調光検知回路10は、
閃光撮影に際してカメラ側で設定される撮影因子
に対応した電気信号100〜102を入力され
る。この入力信号100はフイルム感度(S)
に、入力信号101は対物レンズの絞り値(A)
に、そして入力信号102は被写体距離(D)に
それぞれ対応する。これら撮影因子から求まるガ
イドナンバー(GN)が、自動調光スピードライ
トの発光量制御可能な一定範囲のガイドナンバー
のうち、上限値Gn.maxと下限値Gn.minとの間に
あるか否かを検知することにより、第1の調光検
知回路10は自動調光スピードライトの自動調光
成否を判別する。即ち、Gn.minGNGn.max
を満足すれば自動調光は成功するとし、この条件
を満足しなければ自動調光は失敗するとするので
ある。第2の調光検知回路11は自動調光スピー
ドライトにおいて自動調光時に発生する信号出力
103を入力とし、出力103の印加があつたと
きには自動調光が成功したとし、これがなかつた
ときには自動調光が失敗したとする。表示回路1
2はスイツチS1によつて選択的に第1、第2の調
光検知回路10,11と接続される。スイツチS1
が端子aを選択しているときには表示回路12は
第1の調光検知回路10の出力を受け、自動調光
の成否を事前に(閃光発光前に)表示する。スイ
ツチS1が端子bを選択しているときには表示回路
12は第2の調光検知回路11の出力を受け、自
動調光の成否を事後に(閃光発光後に)表示す
る。制御回路13はスイツチS1が選択している端
子に応じて表示回路12の表示モードを切換える
もので、必要に応じて付加される。
である。図において第1の調光検知回路10は、
閃光撮影に際してカメラ側で設定される撮影因子
に対応した電気信号100〜102を入力され
る。この入力信号100はフイルム感度(S)
に、入力信号101は対物レンズの絞り値(A)
に、そして入力信号102は被写体距離(D)に
それぞれ対応する。これら撮影因子から求まるガ
イドナンバー(GN)が、自動調光スピードライ
トの発光量制御可能な一定範囲のガイドナンバー
のうち、上限値Gn.maxと下限値Gn.minとの間に
あるか否かを検知することにより、第1の調光検
知回路10は自動調光スピードライトの自動調光
成否を判別する。即ち、Gn.minGNGn.max
を満足すれば自動調光は成功するとし、この条件
を満足しなければ自動調光は失敗するとするので
ある。第2の調光検知回路11は自動調光スピー
ドライトにおいて自動調光時に発生する信号出力
103を入力とし、出力103の印加があつたと
きには自動調光が成功したとし、これがなかつた
ときには自動調光が失敗したとする。表示回路1
2はスイツチS1によつて選択的に第1、第2の調
光検知回路10,11と接続される。スイツチS1
が端子aを選択しているときには表示回路12は
第1の調光検知回路10の出力を受け、自動調光
の成否を事前に(閃光発光前に)表示する。スイ
ツチS1が端子bを選択しているときには表示回路
12は第2の調光検知回路11の出力を受け、自
動調光の成否を事後に(閃光発光後に)表示す
る。制御回路13はスイツチS1が選択している端
子に応じて表示回路12の表示モードを切換える
もので、必要に応じて付加される。
第2,3図はスイツチS1の切換装置の実施例を
示す。第2図において閃光放電管等を含む発光部
21は自動調光スピードライト本体20に対して
回転可能に支持され、被写体を直接照明する第1
の位置(実線図示)と間接照明する第2の位置
(点線図示)とをとりうる。尚、バウンス発光の
ときには、発光部21を上記2つの位置の間の任
意位置に固定できるようにしてもよい。本体20
は取付脚22を介してカメラに取付けられる。第
3図において、カム23は発光部21の回転に連
動する。スイツチS1の接片Cはカム23のカム面
に当接している。発光部21が第1の位置にある
とき、接片Cは端子aと接続される。バウンス発
光のために発光部21が回転されるとカム23は
反時計方向に回転する。カム23の隆起部23a
は発光部21の回転角度に対応して設けられ、こ
れによつて接片Cは反時計方向に回動される。そ
の結果、発光部21が第1の位置から左旋された
状態では接片Cは端子bと接続される。
示す。第2図において閃光放電管等を含む発光部
21は自動調光スピードライト本体20に対して
回転可能に支持され、被写体を直接照明する第1
の位置(実線図示)と間接照明する第2の位置
(点線図示)とをとりうる。尚、バウンス発光の
ときには、発光部21を上記2つの位置の間の任
意位置に固定できるようにしてもよい。本体20
は取付脚22を介してカメラに取付けられる。第
3図において、カム23は発光部21の回転に連
動する。スイツチS1の接片Cはカム23のカム面
に当接している。発光部21が第1の位置にある
とき、接片Cは端子aと接続される。バウンス発
光のために発光部21が回転されるとカム23は
反時計方向に回転する。カム23の隆起部23a
は発光部21の回転角度に対応して設けられ、こ
れによつて接片Cは反時計方向に回動される。そ
の結果、発光部21が第1の位置から左旋された
状態では接片Cは端子bと接続される。
ここで、第1の調光検知回路10は、Gn.min
GNGn.maxのみを判別するものに限定され
るものではなく、Gn.maxGNを満足するか否
かを判別してフル発光したときに調光できるか否
かのみを判別する回路であつてもよい。一般的な
閃光撮影においてはガイドナンバーGn.minでも
調光不可能なことは少ないからである。これに対
して接写をする場合にはGn.minGNを判別する
必要がある。被写体距離が非常に短くなるからで
ある。従つて、これら3つの条件のうちどの条件
を選択して調光検知を行うかは撮影対物レンズや
スピードライトの性格等に応じて任意に選択され
うる。
GNGn.maxのみを判別するものに限定され
るものではなく、Gn.maxGNを満足するか否
かを判別してフル発光したときに調光できるか否
かのみを判別する回路であつてもよい。一般的な
閃光撮影においてはガイドナンバーGn.minでも
調光不可能なことは少ないからである。これに対
して接写をする場合にはGn.minGNを判別する
必要がある。被写体距離が非常に短くなるからで
ある。従つて、これら3つの条件のうちどの条件
を選択して調光検知を行うかは撮影対物レンズや
スピードライトの性格等に応じて任意に選択され
うる。
次に、第3,4図に示す具体的な回路例によつ
て本発明を更に詳しく説明する。第3図は自動調
光スピードライトのDC―DCコンバータ40、メ
インコンデンサ41、トリガ回路42、充電々圧
検出回路43、発光制御回路44を示す。電源ス
イツチsw1をオンするとブロツキング発振回路が
作動して、直流電源Eの電圧は交流化されて昇圧
される。これがダイオードD1によつて整流され
てメインコンデンサ41を充電する。メインコン
デンサ41の充電々圧は分圧回路R1〜R3によつ
て分圧され、ネオン管Neに印加されている。そ
して、メインコンデンサ41の充電が完了して閃
光発光に充分となると、ネオン管Neが点灯する。
このとき端子P1には分圧回路R1〜R3による分圧
電圧が発生する。この電圧が発生したとき端子
P1は“H”でありそうでないときには“L”で
あるとする。
て本発明を更に詳しく説明する。第3図は自動調
光スピードライトのDC―DCコンバータ40、メ
インコンデンサ41、トリガ回路42、充電々圧
検出回路43、発光制御回路44を示す。電源ス
イツチsw1をオンするとブロツキング発振回路が
作動して、直流電源Eの電圧は交流化されて昇圧
される。これがダイオードD1によつて整流され
てメインコンデンサ41を充電する。メインコン
デンサ41の充電々圧は分圧回路R1〜R3によつ
て分圧され、ネオン管Neに印加されている。そ
して、メインコンデンサ41の充電が完了して閃
光発光に充分となると、ネオン管Neが点灯する。
このとき端子P1には分圧回路R1〜R3による分圧
電圧が発生する。この電圧が発生したとき端子
P1は“H”でありそうでないときには“L”で
あるとする。
次に、カメラのシンクロ接点Xをオンすると、
トランジスタQ1,Q2、コンデンサC1,C2、抵抗
R4〜R7及びダイオードD2から成るワンシヨツト
マルチバイブレータが作動し、トランジスタQ1
のコレクタにその出力として電源電圧にほぼ等し
い電圧を発生する。この電圧が発生したときトラ
ンジスタQ1のコレクタに接続された端子P2は
“H”であり、そうでないときには“L”である
とする。一方、トランジスタQ1のコレクタは抵
抗R8、コンデンサC3を介してサイリスタSCR1の
ゲートと交流結合されている。従つて、トランジ
スタQ1のオンによつてサイリスタSCR1はオンと
なり、それまでに抵抗R9を介して充電されてい
たトリガコンデンサC4の放電路を、トリガトラ
ンスTの一次巻線を介して形成する。そのためト
リガトランスの二次巻線には高圧が発生し、閃光
放電管FLはこの高圧によつて励起されて閃光発
光を開始する。被写体はこの閃光によつて直接又
は間接的に照明され、その一部が被写体反射光と
して受光素子(不図示)によつて受光される。受
光出力は被写体照明光量を検出するために積分回
路(不図示)によつて積分される(受光及び積分
回路は第5図に示される)。そして積分値が所定
値に達すると端子P3は該積分回路からの発光停
止信号によつて“H”となつて、サイリスタ
SCR2をオンする。そこで、転流コンデンサC5は
抵抗R10,R11を介して図示の極性に予め充電さ
れているので、サイリスタSCR2がオンすると、
サイリスタSCR1はこの転流コンデンサC5の電圧
によつて逆バイアスされてオフとなる。その結果
閃光発光は停止し自動調光が成されたこととな
る。
トランジスタQ1,Q2、コンデンサC1,C2、抵抗
R4〜R7及びダイオードD2から成るワンシヨツト
マルチバイブレータが作動し、トランジスタQ1
のコレクタにその出力として電源電圧にほぼ等し
い電圧を発生する。この電圧が発生したときトラ
ンジスタQ1のコレクタに接続された端子P2は
“H”であり、そうでないときには“L”である
とする。一方、トランジスタQ1のコレクタは抵
抗R8、コンデンサC3を介してサイリスタSCR1の
ゲートと交流結合されている。従つて、トランジ
スタQ1のオンによつてサイリスタSCR1はオンと
なり、それまでに抵抗R9を介して充電されてい
たトリガコンデンサC4の放電路を、トリガトラ
ンスTの一次巻線を介して形成する。そのためト
リガトランスの二次巻線には高圧が発生し、閃光
放電管FLはこの高圧によつて励起されて閃光発
光を開始する。被写体はこの閃光によつて直接又
は間接的に照明され、その一部が被写体反射光と
して受光素子(不図示)によつて受光される。受
光出力は被写体照明光量を検出するために積分回
路(不図示)によつて積分される(受光及び積分
回路は第5図に示される)。そして積分値が所定
値に達すると端子P3は該積分回路からの発光停
止信号によつて“H”となつて、サイリスタ
SCR2をオンする。そこで、転流コンデンサC5は
抵抗R10,R11を介して図示の極性に予め充電さ
れているので、サイリスタSCR2がオンすると、
サイリスタSCR1はこの転流コンデンサC5の電圧
によつて逆バイアスされてオフとなる。その結果
閃光発光は停止し自動調光が成されたこととな
る。
第5図には受光及び積分回路45と第1、第2
の調光表示回路10,11、表示回路12及びス
イツチS1が示されている。同図において、フオト
ダイオードD10を含む受光及び積分回路45は、
端子P2の“H”出力によつて作動を開始し、フ
オトダイオードD10が発生する閃光により照明さ
れた被写体からの光に応じた光電流で積分コンデ
ンサを充電する。そして、この積分電圧が設定フ
イルム感度と絞り値により定まる所定値に達する
と端子P3に“H”を出力する。次に調光表示回
路の作動を直接照明時と間接照明(バウンス発
光)時とに分けて説明する。
の調光表示回路10,11、表示回路12及びス
イツチS1が示されている。同図において、フオト
ダイオードD10を含む受光及び積分回路45は、
端子P2の“H”出力によつて作動を開始し、フ
オトダイオードD10が発生する閃光により照明さ
れた被写体からの光に応じた光電流で積分コンデ
ンサを充電する。そして、この積分電圧が設定フ
イルム感度と絞り値により定まる所定値に達する
と端子P3に“H”を出力する。次に調光表示回
路の作動を直接照明時と間接照明(バウンス発
光)時とに分けて説明する。
(1) 直接照明のとき;
スイツチS1は端子aを選択している。このと
き第2の調光検知回路11は作動しない。フイ
ルム感度に対応して抵抗値が変化する可変抵抗
RSと、撮影レンズの絞り値に対応して抵抗値
が変化する可変抵抗RAと、被写体までの距離
に対応して抵抗値が変化する可変抵抗RDとが
直列に接続されている。抵抗RA,RDは撮影レ
ンズ鏡筒内に配置されてそれぞれ絞に環、距離
環に連動して抵抗値が変化する。また抵抗RS
はカメラ内に配置され、フイルム感度設定ダイ
アルに連動して抵抗値が変化する。これらの可
変抵抗RS,RA,RDには定電流源cc1から定電流
I1が供給される。接点aには可変抵抗R20,R21
が直列接続されており、定電流源cc2から定電
流I2の供給を受ける。ここで便宜上、I1=I2と
しておく。
き第2の調光検知回路11は作動しない。フイ
ルム感度に対応して抵抗値が変化する可変抵抗
RSと、撮影レンズの絞り値に対応して抵抗値
が変化する可変抵抗RAと、被写体までの距離
に対応して抵抗値が変化する可変抵抗RDとが
直列に接続されている。抵抗RA,RDは撮影レ
ンズ鏡筒内に配置されてそれぞれ絞に環、距離
環に連動して抵抗値が変化する。また抵抗RS
はカメラ内に配置され、フイルム感度設定ダイ
アルに連動して抵抗値が変化する。これらの可
変抵抗RS,RA,RDには定電流源cc1から定電流
I1が供給される。接点aには可変抵抗R20,R21
が直列接続されており、定電流源cc2から定電
流I2の供給を受ける。ここで便宜上、I1=I2と
しておく。
コンパレータA2の反転入力端子は接続点P10
に、非反転入力端子は接続点P11にそれぞれ接
続されている。コンパレータA3の非反転入力
端子は接続点P10に、反転入力端子は接続点P12
にそれぞれ接続されている。これらのコンパレ
ータA2,A3はウインドウコンパレータの一部
を構成する。コンパレータA2,A3の出力は、
ナンドゲート回路G1の入力となる。
に、非反転入力端子は接続点P11にそれぞれ接
続されている。コンパレータA3の非反転入力
端子は接続点P10に、反転入力端子は接続点P12
にそれぞれ接続されている。これらのコンパレ
ータA2,A3はウインドウコンパレータの一部
を構成する。コンパレータA2,A3の出力は、
ナンドゲート回路G1の入力となる。
さて、ガイドナンバーは次式で表わされる。
但し、Sx…任意のフイルム感度ASAx、
Sa…基準のフイルム感度ASA100、
A…レンズの絞り値、
D…被写体までの距離、である。
(1)式の両辺の対数をとると、
lnGn=1/2lnSx−1/2lnSa+lnA+lnD
lnGn+1/2lnSa=1/2lnSx+lnA+lnD …(2)
ここで、可変抵抗RSから任意のフイルム感
度(一般に、カメラに装填されたフイルムの感
度)を導入するためにRS・I1=1/2lnSx、即ち、 RS=1/2I1lnSxの関係を満足するようにフイルム 感度に対して抵抗RSの抵抗値が変化できるよ
うにする。同様に、RA・I1=lnA即ちRA=
lnA/I1の関係を満足するように、絞に値に対し て可変抵抗RAの抵抗値が変化できるようにす
る。また、RD・I1=lnD即ちRD=lnD/I1の関係を 満足するように被写体距離に対して可変抵抗
RDの抵抗値が変化できるようにする。こうす
ることにより、 RS+RA+RD・I1=1/2lnsx+lnA+lnD =lnGn+1/2ln100 …(3) となり、フイルム感度、絞り値及び被写体距離
によつて定まるガイドナンバーに対応した電圧
V1が接続点P10に発生することになる。
度(一般に、カメラに装填されたフイルムの感
度)を導入するためにRS・I1=1/2lnSx、即ち、 RS=1/2I1lnSxの関係を満足するようにフイルム 感度に対して抵抗RSの抵抗値が変化できるよ
うにする。同様に、RA・I1=lnA即ちRA=
lnA/I1の関係を満足するように、絞に値に対し て可変抵抗RAの抵抗値が変化できるようにす
る。また、RD・I1=lnD即ちRD=lnD/I1の関係を 満足するように被写体距離に対して可変抵抗
RDの抵抗値が変化できるようにする。こうす
ることにより、 RS+RA+RD・I1=1/2lnsx+lnA+lnD =lnGn+1/2ln100 …(3) となり、フイルム感度、絞り値及び被写体距離
によつて定まるガイドナンバーに対応した電圧
V1が接続点P10に発生することになる。
一方、自動調光スピードライトは発光量を所
定の範囲内で変化できるものであるが、そこに
は下限値Gnminと上限値Gnmaxが存在する。
従つて R5・I2=1/2ln100+lnGNmin …(4) (R5+R4)・I2=1/2ln100+lnGnmax …(5) となるように抵抗R20,R21の値を設定してお
く。こうすれば接続点P11にはガイドナンバー
の上限値Gnmaxに対応した電圧V2が、また接
続点P12にはガイドナンバーの下限値Gnminに
対応した電圧V3が発生することになる。
定の範囲内で変化できるものであるが、そこに
は下限値Gnminと上限値Gnmaxが存在する。
従つて R5・I2=1/2ln100+lnGNmin …(4) (R5+R4)・I2=1/2ln100+lnGnmax …(5) となるように抵抗R20,R21の値を設定してお
く。こうすれば接続点P11にはガイドナンバー
の上限値Gnmaxに対応した電圧V2が、また接
続点P12にはガイドナンバーの下限値Gnminに
対応した電圧V3が発生することになる。
上述のように調節された回路において、フイ
ルム感度、絞り値及び被写体距離によつて定ま
る閃光撮影に必要なガイドナンバーGNが自動
調光スピードライトの上限のガイドナンバー
Gnmaxよりも大きいときには、電圧V1は電圧
V3よりも高くなる。そのため、コンパレータ
A2は出力端子にLowレベル信号(以下“L”
という。)を発生し、またコンパレータA3は出
力端子にHighレベル信号(以下“H”とい
う。)を発生する。これを受けてナンドゲート
回路G1は“H”を発生する。また、閃光撮影
に必要なガイドナンバーGNが、スピードライ
トの下限のガイドナンバーGnminよりも小さ
いときには、電圧V1は電圧V2,V3よりも低く
なる。そのためにコンパレータA2は出力端子
に“H”を発生し、またコンパレータA3は出
力端子に“L”を発生する。これを受けてナン
ドゲート回路G1は“H”を出力する。そして、
閃光撮影に必要なガイドナンバーGNが、スピ
ードライトのガイドナンバーの上限Gnmaxと
下限Gnminとの間のときには、電圧V1は電圧
V2より低く電圧V3より高い。そのため、コン
パレータA2は“H”を、またコンパレータA3
も“H”をそれぞれ出力するから、ナンドゲー
ト回路G1は“L”を出力する。
ルム感度、絞り値及び被写体距離によつて定ま
る閃光撮影に必要なガイドナンバーGNが自動
調光スピードライトの上限のガイドナンバー
Gnmaxよりも大きいときには、電圧V1は電圧
V3よりも高くなる。そのため、コンパレータ
A2は出力端子にLowレベル信号(以下“L”
という。)を発生し、またコンパレータA3は出
力端子にHighレベル信号(以下“H”とい
う。)を発生する。これを受けてナンドゲート
回路G1は“H”を発生する。また、閃光撮影
に必要なガイドナンバーGNが、スピードライ
トの下限のガイドナンバーGnminよりも小さ
いときには、電圧V1は電圧V2,V3よりも低く
なる。そのためにコンパレータA2は出力端子
に“H”を発生し、またコンパレータA3は出
力端子に“L”を発生する。これを受けてナン
ドゲート回路G1は“H”を出力する。そして、
閃光撮影に必要なガイドナンバーGNが、スピ
ードライトのガイドナンバーの上限Gnmaxと
下限Gnminとの間のときには、電圧V1は電圧
V2より低く電圧V3より高い。そのため、コン
パレータA2は“H”を、またコンパレータA3
も“H”をそれぞれ出力するから、ナンドゲー
ト回路G1は“L”を出力する。
ナンドゲートG1が“H”のときオアゲート
G2は“H”を出力してパルス発生器PGを作動
させる。このパルス発生器PGからのパルスは
端子P1の出力と共にアンドゲートG3に印加さ
れる。そして、メインコンデンサの充電が完了
していれば端子P1は“H”であるからアンド
ゲートG3の出力はパルス発生器PGのパルスに
応じて“H”←→“L”を繰り返す。この出力
はオアゲートG4を介して例えばカメラのフア
インダ内に設けられた発光ダイオードD11を点
滅させる。この発光ダイオードD11の点滅はメ
インコンデンサの充電完了を知らせると共に調
光が失敗することを事前に知らせる。
G2は“H”を出力してパルス発生器PGを作動
させる。このパルス発生器PGからのパルスは
端子P1の出力と共にアンドゲートG3に印加さ
れる。そして、メインコンデンサの充電が完了
していれば端子P1は“H”であるからアンド
ゲートG3の出力はパルス発生器PGのパルスに
応じて“H”←→“L”を繰り返す。この出力
はオアゲートG4を介して例えばカメラのフア
インダ内に設けられた発光ダイオードD11を点
滅させる。この発光ダイオードD11の点滅はメ
インコンデンサの充電完了を知らせると共に調
光が失敗することを事前に知らせる。
ナンドゲートG1が“L”のとき、パルス発
生器PGは“H”をアンドゲートG3に印加す
る。そのため、発光ダイオードD11は端子P1が
“H”のときメインコンデンサが充電完了した
ことと、調光が成光することを点灯によつて事
前に知らせる。尚、調光成否の表示にメインコ
ンデンサの充電完了をこのように関与せしめる
ことは必ずしも必要でなく、パルス発生器PG
の出力を直接オアゲートG4に印加してもよい。
生器PGは“H”をアンドゲートG3に印加す
る。そのため、発光ダイオードD11は端子P1が
“H”のときメインコンデンサが充電完了した
ことと、調光が成光することを点灯によつて事
前に知らせる。尚、調光成否の表示にメインコ
ンデンサの充電完了をこのように関与せしめる
ことは必ずしも必要でなく、パルス発生器PG
の出力を直接オアゲートG4に印加してもよい。
(2) バウンス発光のとき;
スイツチS1は端子bを選択する。このときコ
ンパレータA3の反転入力端子は可変抵抗R21を
介して接地され、またコンパレータA2の非反
転入力端子は定電流I2と抵抗R22,R23によつて
定まる一定電圧となる。この一定電圧はカメラ
において通常使用されるフイルム感度、絞り
値、被写体距離により定まる電圧範囲の上限よ
り高く設定される。そのため、コンパレータ
A2,A3の出力は“H”となり、ナンドゲート
G1は“L”を出力する。
ンパレータA3の反転入力端子は可変抵抗R21を
介して接地され、またコンパレータA2の非反
転入力端子は定電流I2と抵抗R22,R23によつて
定まる一定電圧となる。この一定電圧はカメラ
において通常使用されるフイルム感度、絞り
値、被写体距離により定まる電圧範囲の上限よ
り高く設定される。そのため、コンパレータ
A2,A3の出力は“H”となり、ナンドゲート
G1は“L”を出力する。
一方、トランジスタQ10はスイツチS1が端子
aを選択するとオンになり、トランジスタQ11
をオフにする。トランジスタQ12は端子P2が
“L”(シンクロ接点Xがオフ)のときオフであ
る。そのためトランジスタQ13は定電流源cc3に
よつてバイアスされてオンになり、コンデンサ
C10を短絡する。コンパレータA1はコンデンサ
C10の端子電圧と抵抗R27,R28の分圧電圧を入
力とする。従つて、トランジスタQ13がオンの
ときには“L”を出力する。アンドゲートG6
は端子P2と、インバータG7によつて反転され
たP3の出力と、コンパレータA1の出力とを入
力される。
aを選択するとオンになり、トランジスタQ11
をオフにする。トランジスタQ12は端子P2が
“L”(シンクロ接点Xがオフ)のときオフであ
る。そのためトランジスタQ13は定電流源cc3に
よつてバイアスされてオンになり、コンデンサ
C10を短絡する。コンパレータA1はコンデンサ
C10の端子電圧と抵抗R27,R28の分圧電圧を入
力とする。従つて、トランジスタQ13がオンの
ときには“L”を出力する。アンドゲートG6
は端子P2と、インバータG7によつて反転され
たP3の出力と、コンパレータA1の出力とを入
力される。
さて、シンクロ接点Xのオンによつて閃光発
光が開始されると端子P2から抵抗R25,R26を
介して“H”を印加されるトランジスタQ12は
オンとなつて、トランジスタQ13をオフにす
る。そのため、コンデンサC10は抵抗R29を介し
て充電される。この充電々圧が抵抗R27,R28
の分圧電圧と一致するまでの時間τ1は自動調光
スピードライトがフル発光するに要する時間と
なるように設定されている(自動調光は時間τ1
の間に行われる)。また、このとき端子P2が
“H”である状態は時間τ1より長い所定時間τ2
となるように前述のワンシヨツトマルチバイブ
レータが作動するものとする。
光が開始されると端子P2から抵抗R25,R26を
介して“H”を印加されるトランジスタQ12は
オンとなつて、トランジスタQ13をオフにす
る。そのため、コンデンサC10は抵抗R29を介し
て充電される。この充電々圧が抵抗R27,R28
の分圧電圧と一致するまでの時間τ1は自動調光
スピードライトがフル発光するに要する時間と
なるように設定されている(自動調光は時間τ1
の間に行われる)。また、このとき端子P2が
“H”である状態は時間τ1より長い所定時間τ2
となるように前述のワンシヨツトマルチバイブ
レータが作動するものとする。
従つて、シンクロ接点Xがオンされると、端
子P2は“H”になるからトランジスタQ12はオ
ン、トランジスタQ13はオフとなり、コンデン
サC10が充電される。充電頭初においてはコン
パレータA1は“L”を出力する。積分回路に
よる光量積分値が所定値に達するまでは回路4
5は端子P3に“L”を出力するから、インバ
ータ出力は“H”である。時間τ1が経過する前
に調光達成によつてインバータ出力が“L”と
なつてもアンドゲートG6の入力のうちコンパ
レータA1の出力は“L”なのでトランジスタ
Q14はオフのままである。従つてコンパレータ
A4は“L”を出力するからパルス発生器PGは
作動しないし、またアンドゲートG5は“L”
を出力する(このとき端子P1は閃光発光によ
りメインコンデンサの充電々圧が低下するので
“L”である)。そのためオアゲートG4の出力
は“L”で、発光ダイオードD11は点灯せず、
自動調光が成功したことを表示する。
子P2は“H”になるからトランジスタQ12はオ
ン、トランジスタQ13はオフとなり、コンデン
サC10が充電される。充電頭初においてはコン
パレータA1は“L”を出力する。積分回路に
よる光量積分値が所定値に達するまでは回路4
5は端子P3に“L”を出力するから、インバ
ータ出力は“H”である。時間τ1が経過する前
に調光達成によつてインバータ出力が“L”と
なつてもアンドゲートG6の入力のうちコンパ
レータA1の出力は“L”なのでトランジスタ
Q14はオフのままである。従つてコンパレータ
A4は“L”を出力するからパルス発生器PGは
作動しないし、またアンドゲートG5は“L”
を出力する(このとき端子P1は閃光発光によ
りメインコンデンサの充電々圧が低下するので
“L”である)。そのためオアゲートG4の出力
は“L”で、発光ダイオードD11は点灯せず、
自動調光が成功したことを表示する。
逆に、時間τ1の間に自動調光が行われない
と、コンパレータA1の出力が“L”から“H”
に反転するのでアンドゲートG6の入力は全て
“H”となるからトランジスタQ14はオンされ
る。このオンによつてコンデンサC11は時間τ2
−τ1の間に急速に充電される。このときコンパ
レータA4の出力は“L”から“H”に反転す
る。そのためパルゾス発生器PGからパルスを
発生すると共にアンドゲートG5がこのパルス
を通過させてオアゲートG4に送る。オアゲー
トG4の出力を受けた発光ダイオードD11はパル
スの周波数に応じて点滅を繰り返して、調光失
敗を注意的に表示する。バウンス発光のときに
この発光ダイオードD11が点滅したときには再
撮影をする必要がある。この表示はトランジス
タQ14がオフした後コンデンサC11が抵抗R30を
介して放電して、抵抗R27,R28の分圧電圧よ
り高くなるまでの一定時間τ3だけ維持される。
この第2の調光検知回路は、自動調光スピード
ライトのフル発光時間内に発光停止信号が出力
されたか否かによつて自動調光成否を判別して
いる。
と、コンパレータA1の出力が“L”から“H”
に反転するのでアンドゲートG6の入力は全て
“H”となるからトランジスタQ14はオンされ
る。このオンによつてコンデンサC11は時間τ2
−τ1の間に急速に充電される。このときコンパ
レータA4の出力は“L”から“H”に反転す
る。そのためパルゾス発生器PGからパルスを
発生すると共にアンドゲートG5がこのパルス
を通過させてオアゲートG4に送る。オアゲー
トG4の出力を受けた発光ダイオードD11はパル
スの周波数に応じて点滅を繰り返して、調光失
敗を注意的に表示する。バウンス発光のときに
この発光ダイオードD11が点滅したときには再
撮影をする必要がある。この表示はトランジス
タQ14がオフした後コンデンサC11が抵抗R30を
介して放電して、抵抗R27,R28の分圧電圧よ
り高くなるまでの一定時間τ3だけ維持される。
この第2の調光検知回路は、自動調光スピード
ライトのフル発光時間内に発光停止信号が出力
されたか否かによつて自動調光成否を判別して
いる。
以上の実施例においてスイツチS1とパルス発生
器PGとを連動関係に設定し、端子aを選択した
ときには周波数f1でパルスを発生し、端子bを選
択したときには周波数f2(f1≠f2)でパルスを発生
するようにすれば、第1、第2の調光検知回路に
よる調光成否の表示を識別できる。
器PGとを連動関係に設定し、端子aを選択した
ときには周波数f1でパルスを発生し、端子bを選
択したときには周波数f2(f1≠f2)でパルスを発生
するようにすれば、第1、第2の調光検知回路に
よる調光成否の表示を識別できる。
以上のような本発明によれば自動調光スピード
ライトの直接撮影モードと間接撮影モードにおい
て自動調光の成否を事前、事後にそれぞれ表示す
ることができ、自動調光スピードライトによる各
モードの撮影を有効に進めることができる。
ライトの直接撮影モードと間接撮影モードにおい
て自動調光の成否を事前、事後にそれぞれ表示す
ることができ、自動調光スピードライトによる各
モードの撮影を有効に進めることができる。
第1図は本発明の実施例としての調光表示回路
を示すブロツク回路図である。第2図及び第3図
は第1図のスイツチS1の切換装置の実施例を示す
図である。第4図及び第5図は本発明の具体的例
を示す回路図である。 〈主要部分の符号の説明〉 第1の調光検知回
路…10、第2の調光検知回路…11、表示回路
…12、接続手段…S1。
を示すブロツク回路図である。第2図及び第3図
は第1図のスイツチS1の切換装置の実施例を示す
図である。第4図及び第5図は本発明の具体的例
を示す回路図である。 〈主要部分の符号の説明〉 第1の調光検知回
路…10、第2の調光検知回路…11、表示回路
…12、接続手段…S1。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被写体を照射する発光部を有し、該被写体を
直接照明する直接照明モードと、該発光部の俯角
を変更して該被写体を間接照明するバウンス照明
モードとを切換え使用可能な自動調光スピードラ
イトにおいて、 絞り値、フイルム感度及び被写体距離によつて
定まるガイドナンバーが、前記自動調光スピード
ライトの調光可能なガイドナンバーを越えたか否
かを検知して、調光成否を前記発光部の発光前に
予め表示する第1の調光手段と、 前記発光部により照明された前記被写体からの
反射光を受けて自動調光できたか否かを検知して
調光成否を表示する第2の調光手段と、 前記発光部の俯角を検知して、前記自動調光ス
ピードライトが直接照明モードであるか、又はバ
ウンス照明モードであるかを検知するモード検知
手段と、 前記モード検知手段により前記直接照明モード
であると検知された時に前記第1の調光手段を作
動させ、また前記モード検知手段により前記バウ
ンス照明モードであると検知された時に前記第2
の調光手段を作動させる制御手段とを有すること
を特徴とする自動調光スピードライト。 2 前記第1の調光検知回路は、 Gn.min≦GN≦Gn.maxを満足しないときに第
1の出力を発生し、ただし前記自動調光スピード
ライトの発光量制御可能な一定範囲のガイドナン
バーのうち上限値をGn.max、また下限値をGn.
minとすることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の自動調光スピードライト。 3 前記第1の調光手段及び前記第2の調光手段
は、調光否の表示をすることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の自動調光スピードライト。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17144479A JPS5692530A (en) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | Dimming display circuit of automatic dimming speed light |
US06/486,298 US4450506A (en) | 1979-12-27 | 1983-04-25 | Automatic light-quantity-control speed light |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17144479A JPS5692530A (en) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | Dimming display circuit of automatic dimming speed light |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5692530A JPS5692530A (en) | 1981-07-27 |
JPS6364767B2 true JPS6364767B2 (ja) | 1988-12-13 |
Family
ID=15923220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17144479A Granted JPS5692530A (en) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | Dimming display circuit of automatic dimming speed light |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4450506A (ja) |
JP (1) | JPS5692530A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835521A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | バウンス撮影検知装置 |
JPS58149032A (ja) * | 1982-02-27 | 1983-09-05 | Canon Inc | 閃光撮影装置 |
JPS60153031A (ja) * | 1984-01-23 | 1985-08-12 | Asahi Optical Co Ltd | カメラのフアインダ内表示体照明装置 |
JPS60249125A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-09 | West Electric Co Ltd | バウンス撮影装置 |
US5416543A (en) * | 1994-04-28 | 1995-05-16 | Eastman Kodak Company | Camera having selective inhibition of operation based on film speed |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3706911A (en) * | 1971-01-28 | 1972-12-19 | Honeywell Inc | Correct exposure annunciator circuit |
JPS5824766B2 (ja) * | 1975-04-09 | 1983-05-23 | バン イツキ | チヨウコウデンシハツコウキノ ハツコウコウリヨウノ フソクオケイコクスルソウチ |
JPS5223932A (en) * | 1975-08-19 | 1977-02-23 | West Electric Co Ltd | Electronic flash device for photography |
JPS5429036U (ja) * | 1977-07-29 | 1979-02-26 |
-
1979
- 1979-12-27 JP JP17144479A patent/JPS5692530A/ja active Granted
-
1983
- 1983-04-25 US US06/486,298 patent/US4450506A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5692530A (en) | 1981-07-27 |
US4450506A (en) | 1984-05-22 |
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