JPS6354564A - 立型吸収式冷凍機 - Google Patents
立型吸収式冷凍機Info
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- JPS6354564A JPS6354564A JP19953186A JP19953186A JPS6354564A JP S6354564 A JPS6354564 A JP S6354564A JP 19953186 A JP19953186 A JP 19953186A JP 19953186 A JP19953186 A JP 19953186A JP S6354564 A JPS6354564 A JP S6354564A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は冷凍装置或いはヒートポンプ装置として使用さ
れる吸収式の冷凍機に関するものであり、特に発生器、
吸収器、蒸発器及び凝縮器を上下方向に組み上げ、冷媒
の循環流通を可能に接続した立型吸収式冷凍機に関する
ものである。
れる吸収式の冷凍機に関するものであり、特に発生器、
吸収器、蒸発器及び凝縮器を上下方向に組み上げ、冷媒
の循環流通を可能に接続した立型吸収式冷凍機に関する
ものである。
なお、本発明では冷凍機は上述の如くヒートポンプ装置
をも包含する。
をも包含する。
[従来の技術]
発生器、吸収器、蒸発器及び凝縮器を上下方向に設置し
た立型吸収式冷凍機は、設置面積を小さくできるという
効果があり、近年注目されている。ところで、前記吸収
器では、冷媒ガスを濃厚な冷媒液と接触させて吸収させ
るのであるが、この接触方式として次のものが知られて
いる。その第1は、上下に配設された吸収管の外周面に
冷媒液を流下し、吸収管の外周面に冷媒ガスを流すもの
である。また、その第2は上下方向に配設された吸収管
の内壁面に冷媒を流し、吸収管の内部に上向流にて冷媒
ガスを流すものである。
た立型吸収式冷凍機は、設置面積を小さくできるという
効果があり、近年注目されている。ところで、前記吸収
器では、冷媒ガスを濃厚な冷媒液と接触させて吸収させ
るのであるが、この接触方式として次のものが知られて
いる。その第1は、上下に配設された吸収管の外周面に
冷媒液を流下し、吸収管の外周面に冷媒ガスを流すもの
である。また、その第2は上下方向に配設された吸収管
の内壁面に冷媒を流し、吸収管の内部に上向流にて冷媒
ガスを流すものである。
[発明が解決しようとする問題点]
上記第1の接触方式の如く、冷媒液を吸収管の外壁面に
沿って流下させる方式においては、吸収管外壁面に均等
に液を流下させることが容易ではなく、ガスの吸収がス
ムースに行なわれない恐れがある。
沿って流下させる方式においては、吸収管外壁面に均等
に液を流下させることが容易ではなく、ガスの吸収がス
ムースに行なわれない恐れがある。
また、上記第2の方式では、吸収管の内壁面に比較的容
易に液膜が形成され、かつ液がガスにより壁面に押し付
けられ均一な液の薄膜が形成されるという長所がある反
面、冷媒ガスを上向流にて流す場合、液膜の流下方向と
ガスの流通方向とが対向するため、壁膜の膜厚に変動が
生じやすい。
易に液膜が形成され、かつ液がガスにより壁面に押し付
けられ均一な液の薄膜が形成されるという長所がある反
面、冷媒ガスを上向流にて流す場合、液膜の流下方向と
ガスの流通方向とが対向するため、壁膜の膜厚に変動が
生じやすい。
また、ローレンツサイクルが取れないという短所もある
。
。
[問題点を解決するための手段]
本発明の立型吸収式冷凍機は、発生器、吸収器、蒸発器
及び凝縮器を上下方向に組み上げたものであって、この
吸収器として、上下方向に設置された吸収管を有するも
のを採用し、この吸収管の内壁面に液状冷媒が流下され
、かつガス状冷媒が該吸収管の内部を下降流にて流通さ
れるようにしたものである。
及び凝縮器を上下方向に組み上げたものであって、この
吸収器として、上下方向に設置された吸収管を有するも
のを採用し、この吸収管の内壁面に液状冷媒が流下され
、かつガス状冷媒が該吸収管の内部を下降流にて流通さ
れるようにしたものである。
[作用]
本発明の立型吸収式冷凍機においては、吸収管内部を液
状冷媒とガス状冷媒とが順流となって流れるので、該吸
収管内壁面を流下する液膜の膜厚が変動せず、安定した
ガス吸収を行なうことがてぎる。また、ローレンツサイ
クルを採用することができる。
状冷媒とガス状冷媒とが順流となって流れるので、該吸
収管内壁面を流下する液膜の膜厚が変動せず、安定した
ガス吸収を行なうことがてぎる。また、ローレンツサイ
クルを採用することができる。
[実施例コ
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明の実施例に係る立型吸収式冷凍機2の構
成系統図である。図示の如く、この冷凍機は凝縮器4、
蒸発器6、吸収器8及び発生器10等が上下方向に組み
上げられた立型のものであり、互いに冷媒の循環流通が
可能に配管等を用いて接続されている。
成系統図である。図示の如く、この冷凍機は凝縮器4、
蒸発器6、吸収器8及び発生器10等が上下方向に組み
上げられた立型のものであり、互いに冷媒の循環流通が
可能に配管等を用いて接続されている。
なお、本実施例に係る冷凍機は冷媒として水を採用し、
吸収液として臭化リチウム水溶液を採用している。また
、発生器の熱源としてスチームを採用し、吸収器、凝縮
器の玲却梳体として軟水を採用している。そこで、以下
の説明において、名水の区別を明瞭なものとするために
、発生器等で用いられる熱源流体たる蒸気をスチームと
いい、このスチームが凝縮したものをスチーム復水とい
う。また、冷凍サイクルにて発生ずる冷媒とじての水を
単に水といい、その気化物を蒸気という。
吸収液として臭化リチウム水溶液を採用している。また
、発生器の熱源としてスチームを採用し、吸収器、凝縮
器の玲却梳体として軟水を採用している。そこで、以下
の説明において、名水の区別を明瞭なものとするために
、発生器等で用いられる熱源流体たる蒸気をスチームと
いい、このスチームが凝縮したものをスチーム復水とい
う。また、冷凍サイクルにて発生ずる冷媒とじての水を
単に水といい、その気化物を蒸気という。
また、冷却用の水を冷却水という。更に、臭化リチウム
溶液のうち濃度の高い液を強溶液といい、濃度の低いも
のを弱溶液という。(ただし、図面においては明瞭とす
るために強溶液を単に強と記し、弱溶液を単に弱とのみ
記す。) 以下、塔形に組み上げられた冷凍機の上部よりその説明
を行なう。
溶液のうち濃度の高い液を強溶液といい、濃度の低いも
のを弱溶液という。(ただし、図面においては明瞭とす
るために強溶液を単に強と記し、弱溶液を単に弱とのみ
記す。) 以下、塔形に組み上げられた冷凍機の上部よりその説明
を行なう。
凝縮器4は塔形の冷凍機の最上部に設けられており、蒸
気を受は入れるための蒸気受入室12と、蒸気及び水を
排出するための排出室14をその上部及び下部に有して
いる。これら受入室12と排出室14はそれぞれ管板1
6.18によって仕切られて形成されているものであり
、排出室14の底部は蒸発器6の上部と仕切板20によ
って仕切られている。受入室12と排出室14とは凝縮
管22によって連通されており、この凝縮管22の周囲
部分には冷却水が通水されるように配管24と26とが
接続されている。従って、配管28から受入室12内に
供給された蒸気は、凝縮管22内を流下する間に冷却さ
れて水となり、排出室14に至る。
気を受は入れるための蒸気受入室12と、蒸気及び水を
排出するための排出室14をその上部及び下部に有して
いる。これら受入室12と排出室14はそれぞれ管板1
6.18によって仕切られて形成されているものであり
、排出室14の底部は蒸発器6の上部と仕切板20によ
って仕切られている。受入室12と排出室14とは凝縮
管22によって連通されており、この凝縮管22の周囲
部分には冷却水が通水されるように配管24と26とが
接続されている。従って、配管28から受入室12内に
供給された蒸気は、凝縮管22内を流下する間に冷却さ
れて水となり、排出室14に至る。
蒸発器6は、その上下の部分にそれぞわ水受入室30と
分離室32とを管板34.36により仕切られて構成さ
れており、該受入室30と分離室32とは、上下方向に
配設された蒸発管38によって連通されている。受入室
30内には水のトレー40が設けられており、配管42
及び44から供給される水を受は入れ、その底面に開設
されている開口から流出させるようにしている。なお、
配管42は分離室32の水を冷媒ポンプ45を介して循
環させるためのものであり、配管44は凝縮器4の排出
室14内の水を導入するためのものである。
分離室32とを管板34.36により仕切られて構成さ
れており、該受入室30と分離室32とは、上下方向に
配設された蒸発管38によって連通されている。受入室
30内には水のトレー40が設けられており、配管42
及び44から供給される水を受は入れ、その底面に開設
されている開口から流出させるようにしている。なお、
配管42は分離室32の水を冷媒ポンプ45を介して循
環させるためのものであり、配管44は凝縮器4の排出
室14内の水を導入するためのものである。
また、前記蒸発管38の外周面にブラインを流ずための
配管46.48が接続されており、各配管46.48は
蓄熱糟50に接続されると共に、ブライン供給系の配管
46にはブラインポンプ52が設けられている。
配管46.48が接続されており、各配管46.48は
蓄熱糟50に接続されると共に、ブライン供給系の配管
46にはブラインポンプ52が設けられている。
吸収器8は、その上部及び下部に蒸気及び強溶液の受入
室54と排出室56とが管板58.60によって区画形
成されており、蒸気及び強溶液の受入室54内には強溶
液を一旦貯留するためのトレー62が設置され、配管6
4から供給される強溶液を該トレー62の底面に開設さ
れた開口から流出させるように構成されている。なお受
入室54の天井部分は管板66によフて前記蒸発器6の
分離室32と仕切られており、該管板66には垂直管6
8が立設され、分離室32内の蒸気を吸収器8の受入室
54内に導入するように構成されている。なお垂直管6
8の上端開口には陣笠状の部材68aが設けられており
、蒸発管38から滴下する水がこの垂直管68内に入り
込まないように構成されている。
室54と排出室56とが管板58.60によって区画形
成されており、蒸気及び強溶液の受入室54内には強溶
液を一旦貯留するためのトレー62が設置され、配管6
4から供給される強溶液を該トレー62の底面に開設さ
れた開口から流出させるように構成されている。なお受
入室54の天井部分は管板66によフて前記蒸発器6の
分離室32と仕切られており、該管板66には垂直管6
8が立設され、分離室32内の蒸気を吸収器8の受入室
54内に導入するように構成されている。なお垂直管6
8の上端開口には陣笠状の部材68aが設けられており
、蒸発管38から滴下する水がこの垂直管68内に入り
込まないように構成されている。
しかして、蒸気及び強溶液の受入室54と排出室56と
は鉛直方向に設置された吸収管70によって連通されて
おり、受入室54内にてトレー62の底部開口から流下
する強溶液が該吸収管70の内壁面を伝わって排出室5
6へ向って流下する。また、垂直管68を通って受入室
54内に流入した蒸気は、トレー62の側周部分を通り
抜けて該吸収管70内部を下降流にて流れ、その途中に
て強溶液に吸収される。吸収管70を流下する間に蒸気
を吸収して弱溶液となった液は、排出室56から配管7
2にて発生器10へ送られる。
は鉛直方向に設置された吸収管70によって連通されて
おり、受入室54内にてトレー62の底部開口から流下
する強溶液が該吸収管70の内壁面を伝わって排出室5
6へ向って流下する。また、垂直管68を通って受入室
54内に流入した蒸気は、トレー62の側周部分を通り
抜けて該吸収管70内部を下降流にて流れ、その途中に
て強溶液に吸収される。吸収管70を流下する間に蒸気
を吸収して弱溶液となった液は、排出室56から配管7
2にて発生器10へ送られる。
また、吸収管70の外周囲に冷却水を消すための配管7
4が接続されており、冷却水の排出管として前記配管2
4が吸収器8の上部側に接続されている。また、吸収器
8の排出室56には、純水の補給管76が接続されると
共に、吸収しきれなかった蒸気を抜き出して油気吸収器
78に供給するための配管80が接続されている。
4が接続されており、冷却水の排出管として前記配管2
4が吸収器8の上部側に接続されている。また、吸収器
8の排出室56には、純水の補給管76が接続されると
共に、吸収しきれなかった蒸気を抜き出して油気吸収器
78に供給するための配管80が接続されている。
発生器10は、その上下の部分にそれぞれ排出室82と
弱液の受入室84が仕切板85及び管板86.88によ
って区画形成されており、これら排出室82と受入室8
4を連通ずるように加熱管88が配設されている。この
加熱管88は、その内部を弱液が上向流にて通液され、
その外周囲を配管90から導入されるスチームが通過さ
れ、弱液の加熱を行なうようになっている。スチーム及
びその復水は配管92からトラップ94へ送られる。
弱液の受入室84が仕切板85及び管板86.88によ
って区画形成されており、これら排出室82と受入室8
4を連通ずるように加熱管88が配設されている。この
加熱管88は、その内部を弱液が上向流にて通液され、
その外周囲を配管90から導入されるスチームが通過さ
れ、弱液の加熱を行なうようになっている。スチーム及
びその復水は配管92からトラップ94へ送られる。
排出室82には、スチームによる加熱により生じた蒸気
及び強溶液の排出管96が接続されており、蒸気及び強
溶液をセパレータ98に導入している。セパレータ98
の頂部には前記配管28が接続されており、蒸気を前記
凝縮器4の受入室12に導いている。また、セパレータ
98の底部には強溶液の抜き出し用の配管100が接続
されており、熱交換器102に導いている。この熱交換
器102は配管72にて吸収器8の排出室56から抜き
出される弱溶液と、この強溶液とを熱交換させて弱溶液
を加熱するためのものであり、強溶液は配管104でこ
の熱交換器102から抜き出され、その一部は配管10
6から抽気吸収器78へ送られ、残部は配管64から吸
収器8の蒸気及び強溶液の受入室54へ送られる。なお
、弱溶液の配管72の途中にはポンプ108が設置され
ている。
及び強溶液の排出管96が接続されており、蒸気及び強
溶液をセパレータ98に導入している。セパレータ98
の頂部には前記配管28が接続されており、蒸気を前記
凝縮器4の受入室12に導いている。また、セパレータ
98の底部には強溶液の抜き出し用の配管100が接続
されており、熱交換器102に導いている。この熱交換
器102は配管72にて吸収器8の排出室56から抜き
出される弱溶液と、この強溶液とを熱交換させて弱溶液
を加熱するためのものであり、強溶液は配管104でこ
の熱交換器102から抜き出され、その一部は配管10
6から抽気吸収器78へ送られ、残部は配管64から吸
収器8の蒸気及び強溶液の受入室54へ送られる。なお
、弱溶液の配管72の途中にはポンプ108が設置され
ている。
熱交換器】02で加熱された弱溶液は配管110を経て
弱液予熱器112に導入され、更に加熱された後配管1
14から発生器10の受入室84へ導入される。なお弱
液予熱器112は、前記スチーム配管90から分岐した
配管116によって導入されるスチームを熱源とするも
のであり、このスチーム復水は配管118からトラップ
120に送り出される。
弱液予熱器112に導入され、更に加熱された後配管1
14から発生器10の受入室84へ導入される。なお弱
液予熱器112は、前記スチーム配管90から分岐した
配管116によって導入されるスチームを熱源とするも
のであり、このスチーム復水は配管118からトラップ
120に送り出される。
次に油気吸収器78の構成について説明する。
符号122は吸収塔であり、その上部に強溶液の導入室
124が形成され、下部に排出室26が形成されている
。この導入室124と排出室126とを連通ずるように
吸収管128が配設されており、配管106から導入室
124に導入された強溶液がこの吸収管128内壁面を
伝わって排出室126に流下する。また、導入室124
には、前記の蒸気排出管80が接続されており、吸収器
8で吸収しぎれなかった蒸気が、吸収器排出室56から
この導入室124へ導入され、次いでこの吸収管128
内部を下降流にて通過することにより強?8液に吸収さ
れる。排出室126に至った溶液は配管130.132
を経て排出室56へ導入される。
124が形成され、下部に排出室26が形成されている
。この導入室124と排出室126とを連通ずるように
吸収管128が配設されており、配管106から導入室
124に導入された強溶液がこの吸収管128内壁面を
伝わって排出室126に流下する。また、導入室124
には、前記の蒸気排出管80が接続されており、吸収器
8で吸収しぎれなかった蒸気が、吸収器排出室56から
この導入室124へ導入され、次いでこの吸収管128
内部を下降流にて通過することにより強?8液に吸収さ
れる。排出室126に至った溶液は配管130.132
を経て排出室56へ導入される。
符号134は結晶解除管である。また、油気吸収器78
の排出室126には、蒸気及びミスト分の抜き出し用の
配管136が接続されており、蒸気及びミストをセパレ
ータ138に導入している。セパレータ138には真空
ポンプ140が接続されており、セパレータ138で分
離されない気体成分の系外への排出を行なっている。セ
パレータ138で分離された溶液は、配管142を経て
前記配管132に送り込まれ、次いで排出室56へ導入
される。
の排出室126には、蒸気及びミスト分の抜き出し用の
配管136が接続されており、蒸気及びミストをセパレ
ータ138に導入している。セパレータ138には真空
ポンプ140が接続されており、セパレータ138で分
離されない気体成分の系外への排出を行なっている。セ
パレータ138で分離された溶液は、配管142を経て
前記配管132に送り込まれ、次いで排出室56へ導入
される。
なお、吸収塔122には冷却水の供給管144が接続さ
れており、この配管144の上流側はフローメータ14
6を介して軟水器148に接続されている。従って、軟
水器148からの冷却水は、フローメータ146でその
流量が検出されつつ配管144から吸収塔122に送り
込まれ、更に配管74を経て吸収器8に送り込まれ、吸
収管70の冷却を行なった後配管24を経て凝縮器4へ
送られ、凝縮管22の冷却を行ない、その後配管26か
ら軟水タンク150へ送り出される。
れており、この配管144の上流側はフローメータ14
6を介して軟水器148に接続されている。従って、軟
水器148からの冷却水は、フローメータ146でその
流量が検出されつつ配管144から吸収塔122に送り
込まれ、更に配管74を経て吸収器8に送り込まれ、吸
収管70の冷却を行なった後配管24を経て凝縮器4へ
送られ、凝縮管22の冷却を行ない、その後配管26か
ら軟水タンク150へ送り出される。
−例として、以上のように構成された立型吸収式冷凍機
において、前述した通り、配管28によってセパレータ
98から凝縮器4へ送られた蒸気は、凝縮して水となっ
て配管44から蒸発器6の受入室30内に導入され、蒸
発管38内を通る間にブラインの冷却を行ない、蒸気と
なる。この蒸気は分離室32から垂直管58を経て吸収
器8の受入室54に送り込まれ、配管64から導入され
る強溶液と共に吸収管70内に入り、この吸収管70内
壁面を流下する強溶液と接触することにより吸収される
。生じた弱溶液は、排出室56から配管72を経て熱交
換器102に導入され、強溶液と熱交換して加熱され、
次いで配管iioから弱溶液予熱器112にてスチーム
で更に加熱された後配管114を経て発生器10へ導入
される。そして、この発生器10で加熱されて生じた蒸
気及び強溶液は配管96からセパレータ98に送り込ま
れ、蒸気は再度凝縮器4へ戻される。
において、前述した通り、配管28によってセパレータ
98から凝縮器4へ送られた蒸気は、凝縮して水となっ
て配管44から蒸発器6の受入室30内に導入され、蒸
発管38内を通る間にブラインの冷却を行ない、蒸気と
なる。この蒸気は分離室32から垂直管58を経て吸収
器8の受入室54に送り込まれ、配管64から導入され
る強溶液と共に吸収管70内に入り、この吸収管70内
壁面を流下する強溶液と接触することにより吸収される
。生じた弱溶液は、排出室56から配管72を経て熱交
換器102に導入され、強溶液と熱交換して加熱され、
次いで配管iioから弱溶液予熱器112にてスチーム
で更に加熱された後配管114を経て発生器10へ導入
される。そして、この発生器10で加熱されて生じた蒸
気及び強溶液は配管96からセパレータ98に送り込ま
れ、蒸気は再度凝縮器4へ戻される。
生じた強溶液は、セパレータ98から熱交換器102を
経てその主要部分が配管104.64を経て吸収器8の
受入室54へ導入され、一部が油気吸収器78へ送られ
る。吸収器8へ送られた強溶液はその後弱溶液となり前
記した経路に従って発生器10にて加熱された後セパレ
ータ98へ戻る。また、油気吸収器78へ送られた強溶
液は油気吸収をなした後配管132を経て排出室56へ
戻される。このような冷媒及び吸収液の基本的なフロー
のほかに、蒸発器6内で蒸発しきれなかった水は、配管
42にて蒸発器6の受入室30へ戻されている。
経てその主要部分が配管104.64を経て吸収器8の
受入室54へ導入され、一部が油気吸収器78へ送られ
る。吸収器8へ送られた強溶液はその後弱溶液となり前
記した経路に従って発生器10にて加熱された後セパレ
ータ98へ戻る。また、油気吸収器78へ送られた強溶
液は油気吸収をなした後配管132を経て排出室56へ
戻される。このような冷媒及び吸収液の基本的なフロー
のほかに、蒸発器6内で蒸発しきれなかった水は、配管
42にて蒸発器6の受入室30へ戻されている。
以上のように、本発明の立型吸収式冷凍機においては、
吸収器8において吸収管70内壁面を強溶液が流下する
と共に、蒸気がこの吸収管70内部を下降流にて通過さ
れるから、蒸気と吸収液(強溶液)との流れが順流とな
る。そのため、吸収管70内壁面を伝わって流れる強溶
液の液膜厚さが蒸気流れによる変動を受けにくく、均一
な液膜厚さとなって安定した蒸気吸収作用が奏される。
吸収器8において吸収管70内壁面を強溶液が流下する
と共に、蒸気がこの吸収管70内部を下降流にて通過さ
れるから、蒸気と吸収液(強溶液)との流れが順流とな
る。そのため、吸収管70内壁面を伝わって流れる強溶
液の液膜厚さが蒸気流れによる変動を受けにくく、均一
な液膜厚さとなって安定した蒸気吸収作用が奏される。
また、このように順流であるからローレンツサイクルと
なる。
なる。
なお、ローレンツサイクルは、高低熱源の温度に変動幅
を持たせるときに、逆カルノーサイクルよりも必要人力
Wが小さくなるものとして注目されているものであり(
例えばProc、 ”AbsorptionHeat
Pump Experts Meeting″’ P
aris 1985゜March等)、T−s線図上で
平行四辺形となるものである。
を持たせるときに、逆カルノーサイクルよりも必要人力
Wが小さくなるものとして注目されているものであり(
例えばProc、 ”AbsorptionHeat
Pump Experts Meeting″’ P
aris 1985゜March等)、T−s線図上で
平行四辺形となるものである。
第1図に示した臭化リチウム−水系立型吸収冷凍機にお
いて、臭化リチウム濃度mが変化すると、飽和温度や圧
力が変化するのであるが、同一圧力でも該濃度mが逐次
変化すれば温度が変化することを利用し、ローレンツサ
イクル化できる。
いて、臭化リチウム濃度mが変化すると、飽和温度や圧
力が変化するのであるが、同一圧力でも該濃度mが逐次
変化すれば温度が変化することを利用し、ローレンツサ
イクル化できる。
[発明の効果]
以上の通り、本発明の立型吸収式冷凍機においては、吸
収液及び冷媒ガスが吸収管内部を通され、かつこの吸収
液と冷媒ガスとの流れが順流方式となるので、吸収管内
壁面を流下する液がガスにより吸収管内壁面に押し付け
られ、均一な厚さの液の薄膜が形成される。そして、順
流方式であるから、この液膜の厚さがガス流れによって
乱されることが少なく、安定な厚さの液膜となり、均一
な安定したガス吸収を行なうことができる。また、本発
明によればローレンツサイクル化が可能である。
収液及び冷媒ガスが吸収管内部を通され、かつこの吸収
液と冷媒ガスとの流れが順流方式となるので、吸収管内
壁面を流下する液がガスにより吸収管内壁面に押し付け
られ、均一な厚さの液の薄膜が形成される。そして、順
流方式であるから、この液膜の厚さがガス流れによって
乱されることが少なく、安定な厚さの液膜となり、均一
な安定したガス吸収を行なうことができる。また、本発
明によればローレンツサイクル化が可能である。
第1図は本発明の実施例に係る立型吸収式冷凍機の構成
を示す系統図である。 2・・・塔体、 4・・・凝縮器、6・・・
蒸発器、 8・・・吸収器、10・・・発生器
、 12・・・蒸気受入室、22・・・凝縮室
、 30・・・水受入室、38・・・蒸発管、 54・・・蒸気及び強溶液の受入室、 70・・・吸収管、 84・・・弱液受入室、9
8・・・セパレータ、 78・・・油気吸収器、1
02・・・熱交換器、 112・・・弱液予熱器。
を示す系統図である。 2・・・塔体、 4・・・凝縮器、6・・・
蒸発器、 8・・・吸収器、10・・・発生器
、 12・・・蒸気受入室、22・・・凝縮室
、 30・・・水受入室、38・・・蒸発管、 54・・・蒸気及び強溶液の受入室、 70・・・吸収管、 84・・・弱液受入室、9
8・・・セパレータ、 78・・・油気吸収器、1
02・・・熱交換器、 112・・・弱液予熱器。
Claims (1)
- (1)発生器、吸収器、蒸発器及び凝縮器を上下方向に
組み上げ、冷媒の循環流通を可能に接続した立型吸収冷
凍機であって、前記吸収器は、上下方向に設置されてお
りその外周面に冷却流体が流通される吸収管を有し、溶
媒が該吸収管内壁面を流下されると共にガス状冷媒が該
吸収管内部を下降流にて流通されることを特徴とする立
型吸収式冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19953186A JPS6354564A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 立型吸収式冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19953186A JPS6354564A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 立型吸収式冷凍機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6354564A true JPS6354564A (ja) | 1988-03-08 |
Family
ID=16409379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19953186A Pending JPS6354564A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 立型吸収式冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6354564A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0443102A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りラジアルタイヤ |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP19953186A patent/JPS6354564A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0443102A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りラジアルタイヤ |
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