[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS6352864A - カルシウムで栄養補給された果汁飲料およびジュ−ス濃縮物 - Google Patents

カルシウムで栄養補給された果汁飲料およびジュ−ス濃縮物

Info

Publication number
JPS6352864A
JPS6352864A JP62109939A JP10993987A JPS6352864A JP S6352864 A JPS6352864 A JP S6352864A JP 62109939 A JP62109939 A JP 62109939A JP 10993987 A JP10993987 A JP 10993987A JP S6352864 A JPS6352864 A JP S6352864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calcium
juice
weight
fruit juice
brix
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62109939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2559732B2 (ja
Inventor
デイビッド、クリントン、ヘッカート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25333598&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS6352864(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPS6352864A publication Critical patent/JPS6352864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2559732B2 publication Critical patent/JP2559732B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
    • A23L2/02Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation containing fruit or vegetable juices
    • A23L2/08Concentrating or drying of juices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
    • A23L2/52Adding ingredients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L33/00Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
    • A23L33/10Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
    • A23L33/16Inorganic salts, minerals or trace elements
    • A23L33/165Complexes or chelates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、十分量のカルシウムで栄養補給された果汁飲
料およびジュース濃縮物に関する。更に、本発明は、こ
れらの飲料および濃縮物の製造法に関する。
食物(dietary )カルシウム不足は、少なくと
もある程度の人々にとって、骨粗晋症の寄与原因である
ことがある。例えば、カルシウム摂取と骨塊との間の正
の相関は、多くの年齢群にわたって見出されている。ま
た、−生のうちの初期のカルシウム摂取量は、骨格成熟
期で達成されるピークの骨塊に直接影響することが示唆
されている。
10代の終りからヤングアダルトまでの期間、食物カル
シウム摂取の著しい減少が典型的には生ずることが見出
されている。このことは、減少された食物カルシウム摂
取が男性に比較して一生のうちのはるかに早く通常起こ
る女性群について特に真実である。従って、女性は、ク
ラスとして、−生にわたって長期のカルシウム不足を特
に受けやすい。このカルシウム不足は、閉経後の婦人に
おける骨組毀症のより大きい発生率の1つの理由である
かも知れない。
カルシウムは、各種の食物源から得ることができる。主
要なカルシウム源は、乳製品、特に牛乳である。牛乳は
、非常に価値がある食物カルシウム源を与える。しかし
ながら、10代の終りからヤングアダルトで始まって、
その後の一生涯続いて、牛乳は、典型的には、一般の人
々によって必要量のカルシウムを得るのに十分な量では
消費されていない。このことは、「社会的行事」用飲物
としての牛乳の魅力のなさに起因することがある。
事実、10代の少女、特にヤングアダルトの婦人は、一
般に牛乳を社会的に魅力のない飲物であり、しかもカロ
リーがありすぎ、かつ味も魅力的ではないとみなしてい
ることが見出されている。その上、人口のかなりの割合
で、成熟期に達するにつれラクトースに耐えられなくな
り、もし牛乳を消費するならば胃腸上の問題が生ずるよ
うになる。
カルシウムのより多い消費を達成するためには、牛乳に
代るより魅力的なものが、明らかに必要とされる。この
代替品は栄養上有利な回のカルシウムを与えるのに十分
な量で消費されるものでなければならない。一般の人々
によって朝食でしばしば消費される飲料は、果汁製品、
特にオレンジジュースである。牛乳と同様に、オレンジ
ジュースは、健康によい栄養イメージを有する。また、
オレンジジュースは、一般に、魅力的な味を有するとみ
なされている。従って、カルシウムで栄養補給されたオ
レンジジュースは、−生を通じてより大きい食物カルシ
ウム摂取を達成するための追加のビヒクルとみなすこと
ができた。
有意量のカルシウムでのオレンジジュースまたは他の果
汁の栄養補給は、簡単ではない。牛乳は、平均してカル
シウム約0.12重量%を含有する。
このような多量のカルシウムをオレンジジュースに配合
することは、多数の論点の考慮を必要とする。
1つは、カルシウム補給オレンジジュースが望ましい味
品質を有することを確実にすることてある。炭酸カルシ
ウム、水酸化カルシウムなどのカルシウム源のオレンジ
ジュースへの直接添加は、望ましくない調理/褐色化異
臭を発生するか、望ましいアロマ(aroma )およ
びフレーバー化合物をジュースからストリッピングさせ
ることがあることが見出されている。多量の塩化カルシ
ウムなどのカルシウム塩(例えば、0.11%よりも多
い塩化カルシウム)の添加は、望ましくない塩気性(b
racklshness)をジュースに付与することが
ある。また、塩化カルシウム添加は、オレンジジュース
のフレーバー強度および品質、並びに甘味度を減少する
ことが見出されている。従って、カルシウム源は、オレ
ンジジュースの望ましい味およびu″味性著しく影響し
ない方式で添加することが必要である。
別の潜在的論点は、カルシウムをジュースに可溶化する
ことを保証することである。カルシウムのジュース濃縮
物への可溶化は、存在する多量のカルシウムのため、非
常に重要な問題でありうる。
しかしながら、カルシウムの単一強度(single−
strength )ジュース製品への可溶化もジュー
スに存在する酸系および他の成分のために困難でありう
る。オレンジジュースは、天然に、クエン酸とリンゴ酸
との混合物を含有する。カルシウム源をオレンジジュー
スに直接加える時に生成する最も熱力学的に安定なりエ
ン酸カルシウム物質は、最も不溶性でもある。これらの
不溶性クエン酸カルシウム物質は、オレンジジュースか
らかなり迅速に沈降することがある。従って、カルシウ
ム源も、単一強度オレンジジュース飲料およびジュース
濃縮物の両方へのカルシウムの可溶化を保証する方式で
添加することが必要である。
考慮されなければならない別の因子は、ジュースからの
カルシウムの吸収性および生物学的利用能(bioav
allablllty )である。ここで使用する「吸
収性」は、ついには血清に至るカルシウムの量を意味す
る。ここで使用する「生物学的利用能」は、生活性の部
位、即ち、骨に達するカルシウムの能力を意味する。牛
乳は、非牛乳飲料からのカルシウムの吸収性および生物
学的利用能を決定するであろう標準であるらしい。従っ
て、可能な程度、カルシウム補給オレンジジュースは、
カルシウムの吸収性および生物学的利用能に関して牛乳
に近付くか望ましくは超えるべきである。
背景技術 米国特許第2,325.360号明細書は、オレンジジ
ュースなどの果汁の脱気時に除去されるガスを二酸化炭
素で置換する方法を開示している。
この方法においては、乾燥炭酸カルシウム、または炭酸
カルシウムとクエン酸との混合物をカンに滴下し、次い
でカンに脱気オレンジジュースを詰める(クエン酸の代
わりに他の有機酸、例えばリンゴ酸および酒石酸を使用
できる)。炭酸カルシウムと、添加クエン酸またはジュ
ース中のクエン酸との反応は、二酸化炭素を発生する。
米国特許第3,657.424号明細書は、ジュースに
天然に存在する量を超える量のナトリウム、カルシウム
および塩化物イオンでのカンキツ類ジュース(オレンジ
ジュースを含めて)の強化を開示している。塩化カルシ
ウムが所望の塩化物イオンを与えるのに好ましいが、強
化に使用できるカルシウム塩としては、塩化物、クエン
酸塩またはリン酸塩が挙げられている。これらの強化カ
ンキツ類ジュースで許容されるカルシウム塩の最高量は
、約0.04%までである(塩化カルシウムを使用する
ならば、これはジュース中のカルシウム約0.015%
に計算する)。強化されたカンキツ類ジュースは、単一
強度、希釈または凍結濃縮物であることができる。
米国特許第3.114.641号明細書は、単一強度オ
レンジジュースまたは濃縮オレンジジュースを希釈する
ことによって得られる増量オレンジジュース製品を開示
している。希釈オレンジジュース製品のフレーバーを維
持するために、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、ク
エン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、酒石酸(または
その塩)、リンゴ酸(またはその塩)などの物質は、「
非常に少量」で配合される。これらの増量オレンジジュ
ース製品は、単一強度ジュースを使用する時には希釈倍
率1:1から1:4、濃縮ジュースを使用する時には希
釈倍率1:12から1:16をベースとする。これらの
増量製品の場合に使用する添加剤処方物の所定の一例は
、塩化カルシウム(0,04%)、クエン酸(0,85
%)およびクエン酸ナトリウム(0,06%)を含有す
る。この添加剤処方物は、単一強度ジュースまたは濃縮
物、増量製品を調製するのに使用する水、または増量製
品それ自体に直接添加できる。
英国特許第2,095,530号明細書は、タンパク質
に富んだ酸飲料、特に果汁または果物フレーバーのある
飲料を得る方法を開示している。
この方法においては、水および/または果汁を使用して
、大豆タンパク質の水性懸濁液を調製する。
濃度5〜50mMのカルシウムを加えた後、懸濁液のp
Hを下げ、不溶物を分離してタンパク質溶液を調製する
。次いで、果汁または果物フレーバーは、このタンパク
質溶液に添加できる。塩化カルシウムが好ましいらしい
が、カルシウムは、塩化物、酢酸塩、酒石酸塩、リンゴ
酸塩または乳酸塩の形態で添加できる。抽出媒体として
オレンジジュースを使用する例■に記載の飲料は、添加
されたカルシウム30mMを有する。
欧州特許出願節75,114号明細書は、ビタミンおよ
びミネラルに富んだタンパク質含有果汁飲物を開示して
いる。これらの飲物は、果汁30〜90%〔リンゴジュ
ース20〜70%と、白色グレープジュース4〜40%
と、パッションフルーツ(passion f’rui
t )ジュース1〜10%とレモンジュース5〜25%
との混合物〕、ホエータンパク質濃縮物2〜20%、お
よびカリウムとナトリウムとマグネシウムとカルシウム
とホスフェートとのミネラル塩混合物を含有する。カル
シウムは、これらの飲物中に0.01〜0.3%、好ま
しくは0.02〜0.03%で存在する。これらの飲物
は、ホエー濃縮物を含有するリンゴ/パッションフルー
ツ/グレープジュースの第一溶液を、ミネラル塩混合物
を含有するレモンジュースの第二水溶液と一緒にするこ
とによって調製できる。このミネラル塩混合物で使用す
るカルシウム塩は、特定されていない。
発明の開示 本発明は、有意量のカルシウムで栄養補給された単一強
度果汁飲料、特にオレンジジュース飲料に関する。これ
らの飲料は、添加タンパク質を実質上含まず、かつ (a)  可溶化カルシウム約0.05〜約0.26重
量%、 (b)  重量比約5=95から約90:10のクエン
酸とリンゴ酸との混合物を含む酸成分約0.4〜約4重
量%、 (C)  果汁少なくとも約45%、 (d)  糖分約2〜約16°ブリックス(Brix)
、 (e)  塩化物イオン約0.07重量%以下を含む。
また、本発明は、カルシウム薄給果汁濃縮物、特にオレ
ンジジュース濃縮物に関する。これらのジュース濃縮物
は、 (a)  可溶化カルシウム約0.15〜約1.30重
量%、 (b)  重量比約5=95から約90:10のクエン
酸とリンゴ酸との混合物を含む酸成分約1.2〜約20
重量%、 (c)  果汁少なくとも約45%、 (d)  糖分約6〜約75°ブリックスを含む。
更に、本発明は、これらのカルシウム補給ジュース製品
の製造法に関する。この方法においては、可溶化カルシ
ウムの少なくとも学安定なプレミックス水溶液を水と、
クエン酸0〜約90重量%/リンゴ酸約10〜100重
量%を含む酸成分と、炭酸カルシウム、酸化カルシウム
、および水酸化カルシウムから選ばれるカルシウム源と
から調製する。次いで、この可溶化カルシウムのプレミ
ックス溶液を、糖分約20〜約80°ブリックスを有す
る濃縮果汁を含む果汁材料と一緒にして、(1)可溶化
カルシウム少なくとも約0.05%、(2)果汁少なく
とも約45%、および(3)糖分約2〜約75°ブリッ
クスを有するカルシウム補給ジュース製品を与える。
本発明の方法は、カルシウム源の果汁または果汁濃縮物
への直接添加によって生ずることがある数種の重要な問
題を解決する。1つは、実質量のカルシウムのジュース
またはジュース濃縮物への可溶化を保証することである
。別のことは、調理/褐色化異臭の発生または塩化物イ
オンなどの望ましくないものの混入を回避することであ
る。また、本誌は、ジュースの望ましくない炭酸化が生
じないように炭酸カルシウムと酸との反応によって発生
された二酸化炭素の除去を可能にする。更に、驚異的な
ことに、本発明の果汁製品からのカルシウムの吸収性/
生物学的利用能は、牛乳からのカルシウムのものと少な
くとも同じ位に良好であることが見出された。
A2定義 ここで使用する「果汁製品」なる用語は、果汁少なくと
も約45%を含む果汁飲料および果汁濃縮物の両方を意
味する。
ここで使用する「果汁飲料」なる用語は、単一強度です
ぐに供することができる飲用形態にある果汁製品を意味
する。本発明の果汁飲料は、典型的には果汁少なくとも
約95%を含む「全強度(full−strength
 ) J型でありうる。
また、本発明の範囲内の果汁飲料としては、「ネクター
」と称される増量ジュース製品が挙げられる。これらの
増量ジュース製品は、典型的には果汁約50〜約90%
を含む。好ましい増量ジュース製品は、果汁約50〜約
70%を含む。
ここで使用する「果汁濃縮物」なる用語は、適量の水で
の希釈時に、飲用果汁飲料を調製する果汁製品を意味す
る。本発明の範囲内の果汁濃縮物は、典型的には、水3
〜5重量部での希釈時に、飲用飲料を与えるように処方
される。
ここで使用する「濃縮果汁」なる用語は、水の一部分が
除去された果汁形態を意味する。
ここで使用する「果汁材料」なる用語は、濃縮果汁+他
の果汁材料、例えば果汁アロマおよびフレーバー揮発分
、ビール油、および果肉または絞りかす(pomace
)を意味する〇 ここで使用する「果汁」なる用語は、カンキツ類ジュー
ス、非カンキツ類ジュース、例えばリンゴジュース、グ
レープジュース、西洋ナシジュース、サクランボジュー
ス、ベリージュース、パイナツプルジュース、モモジュ
ース、アンズジュース、プラムジュース、ブルーンジュ
ース、およびこれらのジュースの混合物を意味する。
ここで使用する「カンキツ類ジュース」なる用語は、オ
レンジジュース、レモンジュース、ライムジュース、グ
レープフルーツジュース、タンジェリンジュースおよび
それらの混合物から選ばれる果汁を意味する。
ここで使用する「含む」なる用語は、各種の成分が本発
明の果汁飲料およびジュース濃縮物で協力的に使用でき
ることを意味する。従って、「含む」なる用語は、より
制限的な用語「本質上からなる」および「からなる」を
包含する。
ここで言及する果汁のすべての量は、単一強度基準であ
る。
B、カルシウム補給果汁飲料およびジュース濃縮物 本発明の果汁飲料およびジュース濃縮物に添加する鍵の
栄養成分は、カルシウムである。好適なカルシウム源と
しては、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カル
シウムが挙げられる。本発明で有用であるために2は、
カルシウムは、果汁飲料またはジュース濃縮物に「可溶
化」、即ち溶解することが必要である。従って、本発明
の飲料および濃縮物に配合されるカルシウムの量は、「
可溶化カルシウム」、即ち飲料または濃縮物に溶解され
たカルシウムイオンの量によって言及されるであろう。
本発明の果汁飲料の場合には、カルシウムは、少なくと
も約0.05重量%の量で存在する。カルシウムのこの
最小量(牛乳二の約半分)は、飲料に著しい栄養補給を
与える。カルシウムの最大量は、約0.26重置火まで
である。飲料中のカルシウムの量が約0.26重量26
をはるかに超えて増大すると、満足な味および安定性は
、達成するのがはるかに困難になる。好ましくは、この
ような飲料中のカルシウムの量は、約0.10〜約0.
15重量%である(牛乳瓜、即ち0.12重量%を包含
)。
飲用飲料を調製するのに使用する本発明の果汁濃縮物に
関しては、カルシウムの存在量は、約0.15〜約1.
30重量%である。典型的には、飲用飲料は、3倍(3
×)〜5倍(5X)のジュース濃縮物から調製する。従
って、カルシウムの量は、可溶化カルシウム約0.10
〜約0.15重量%を有する飲料を調製するのに使用す
る時には、これらの濃縮物の場合には好ましくは約0.
3〜約0.75重量%の範囲内である。
カルシウムを可溶化しかつ望ましい味特性を与える見地
から本発明の果汁飲料およびジュース濃縮物で鍵の成分
は、酸成分である。この酸成分は、クエン酸とリンゴ酸
との混合物を含む。これらの酸は、それらの非解離形態
で存在できるが、典型的にはそれぞれのサイトレートお
よびマレート物質として存在する。所望ならば、他の食
用酸、例えばリン酸、フマル酸なども、本発明の果汁飲
料およびジュース濃縮物に配合できる。好ましくは酸成
分は、本質上クエン酸とリンゴ酸との混合物からなる。
酸成分(以下、全酸)が存在する量は、関連する果汁製
品、カルシウムの配合量、並びに所望の味特性に依存す
る(本発明の目的では、「全酸」は、天然に存在するも
の十添加される酸を包含する)。可溶化カルシウム約0
.05〜約0.26市量%を有する果汁飲料の場合には
、全酸の量は、約0.4〜約4重量%であることができ
る(このような飲料を調製するのに使用するジュース濃
縮物の場合には、全酸の量は、約1,2〜約20重量%
であることができる)。可溶化カルシウム約0.10〜
約0.15重置火を有する飲用の場合には、全酸の二は
、好ましくは約0.8〜約1.8重量%である(このよ
うな飲料を調製するのに使用するジュース濃縮物の場合
には、全酸の量は、好ましくは約2.4〜約9重量%で
ある)。
酸成分中のクエン酸対リンゴ酸の重量比は、持に所望の
フレーバーおよび酸味効果、および使用する果汁に応じ
て変化できる。一般に、クエン酸対リンゴ酸の重量比は
、全範囲の果汁にわたって約5二95から約90:10
であることができる。
オレンジジュースなどのカンキツ類ジュース製品の場合
には、この重量比は、典型的には約20二80から約9
0:10、好ましくは約60:40から約90:10で
ある。リンゴジュースなどの非カンキツ類ジュースの場
合には、この重量比は、典型的には約5=95から約8
0 : 20、好ましくは約30 : 70から約50
 : 50である。
また、本発明の果汁飲料およびジュース濃縮物は、果汁
製品に通常存在する糖類を含有する。これらの糖類とし
ては、スクロース、フルクトース、高フルクトースコー
ンシロップ、グルコース、転化糖、およびこれらの混合
物が挙げられる。果汁に天然に存在する糖の量は、通常
、本発明のカルシウム補給果汁飲料およびジュース濃縮
物に十分である。しかしながら、増量ジュース製品の場
合には、糖は、通常スクロースまたは高フルクトースコ
ーンシロップの形態で典型的には添加する。
糖に加えて、本発明の増二果汁飲料は、他の甘味料を含
有できる。他の好適な甘味料としては、サッカリン、シ
クラメート、アセトスルファム、L−アスパルチル−L
−フェニルアラニン低級アルキルエステル甘味料(例え
ば、アスパルテーム)、米国特許第4,411,925
号明細書に開示のし一アスパルチルー〇−アニリンアミ
ド、米国特許第4,399,163号明細書に開示のし
一アスパルチルー〇−セリンアミド、米国特許第4,3
38.346号明細書に開示のし一アスパルチルーL−
1−ヒドロキシメチルアルカンアミド甘味料、米国特許
第4,423,029号明細書に開示のし一アスパルチ
ルー1−ヒドロキシエチルアルカンアミド甘味料、欧州
特許出願第168.11’2号明細書に開示のし一アス
パルチルーD−フェニルグリシンエステルおよびアミド
甘味料などが挙げられる。このような増量ジュース製品
で使用するのに特に好ましい甘味料は、アスパルテーム
である。
単一強度果汁飲料の場合には、糖分は、約2〜約16°
ブリックスであることができる。典型的には、このよう
な飲料の糖分は、その中に含有される果汁の量に依存す
る。果汁少なくとも約95%を含有する全強度飲料の場
合には、糖分は典型的には約5〜約146ブリックスで
ある。果汁約15〜約90%を含む増量ジュース飲料の
場合には、糖分は、典型的には約5〜約13°ブリック
ス(他の甘味料なし)または約2〜約8°ブリックス(
他の甘味料含有)である。
本発明に係る果汁濃縮物の場合には、糖分は、約6〜約
75°ブリックスであることができる。
典型的には、これらのジュース濃縮物の糖分は、約20
〜約50°ブリックスである。オレンジジュース濃縮物
の場合には、糖分は、好ましくは約35〜約50°ブリ
ックスである。
本発明の果汁飲料およびジュース濃縮物は、添加タンパ
ク質を実質上含まない。このようなタンパク質の例とし
ては、大豆タンパク質、ホエータンパク質濃縮物などが
挙げられる。これらのタンパク質は、果汁アロマおよび
フレーバーと反応することがあり、そして加水分解され
るならば、望ましくない痛烈なフレーバーを有する短鎖
ペプチドまたはアミノ酸を生成することがある。本発明
の果汁飲料の場合には、添加タンパク質の量は、一般に
約0.1重量%以下である。好ましくは、これらの飲料
および濃縮物は、添加タンパク質を全く含有しない。
また、本発明の果汁飲料およびジュース濃縮物は、最小
量の塩化物イオンを含有する。余りに多量の塩化物イオ
ンの配合は、望ましくない塩気性を果汁飲料中に生じさ
せることがある。また、多量の塩化物イオンは、オレン
ジジュースのフレーバーおよび甘味強度を減少すること
が見出された。
塩化物イオンの量は、一般に果汁飲料の約0.07重量
%以下であり、好ましくは、望ましくない塩気性が検出
できないような量、即ち、約0.03重量%以下である
(本発明の果汁濃縮物は、適量の水での希釈時に、特定
の最大量の塩化物イオンを有する飲用飲料を与えるよう
に処方する)。
また、本発明のカルシウム補給果汁製品は、少ユの可溶
化ホスフェートを含むことができる。
0.04重量%までの可溶化ホスフェート、特にリン酸
の添加は、カルシウム補給リンゴジュース飲料のアップ
フロント(uprronL )酸度を改善することが見
出された。しかしながら、この利益は、可溶化ホスフェ
ートを約0.04重量%よりもはるかに多い量で加える
時には生じない。
果汁製品に典型的に存在する他の任意成分は、本発明の
飲料および濃縮物に配合できる。例えば、防腐剤、ビタ
ミンおよび他のミネラルが、配合できる。好適なビタミ
ンとしては、A、、D、E、C(アスコルビン酸)、B
1、B2、B6、B12、ニアシン、葉酸、チアミン、
ビオチン、リボフラビンが挙げられる。配合できるカル
シウム以外の他のミネラルは、鉄、亜鉛、カリウム、マ
グネシウム、マンガン、銅である。所望ならば天然およ
び合成のフレーバーおよび゛着色剤は、これらの飲料お
よび濃縮物に配合できる。
本発明のカルシウム補給果汁製品の驚異的性質は、牛乳
に比較してさえ、それがらのカルシウムの優秀な吸収性
/生物学的利用能である。この観察は、ラットに投薬さ
れたカルシウム補給オレンジジュース、カルシウム補給
リンゴジュース、およびヤギ乳からの標識カルシウム(
47Ca)の全身保持(whole body ret
ention)を測定する実験で得られたデータに基づ
く (標識カルシウムの全身保持の測定は、カルシウム
の組み合わされた吸収性および生物学的利用能を正確に
反映すると信じられる)。投与された飲料の各々は、カ
ルシウム0.12重量%を含有していた。ヤギ乳のカル
シウム保持は、ヤギ乳中のカルシウムの全量に基づいて
約26(内因的に標識された47ca)〜約31%(外
因的に標識された47ca)であった。
比較して、補給オレンジジュースおよびリンゴジュース
製品のカルシウム保持は、ジュース中のカルシウムの全
量に対して、それぞれ54%および47%であった。
C,カルシウム補給果汁製品の製造法 本発明のカルシウム補給果汁製品は、独特の方法によっ
て製造する。この方法は、図に概略的に示す。この方法
の以下の議論は、一般に本発明に係る高度に好ましい果
汁製品であるオレンジジュース飲料およびジュース濃縮
物の調製に関するであろう。しかしながら、この方法は
、グレープフルーツなどの他のカンキツ類ジュース、リ
ンゴジュースなどの非カンキツ類ジュース、並びにジュ
ースの混合物をベースとするカルシウム補給果汁製品を
製造するのにも使用できる。
図を参照すると、クエン酸およびリンゴ酸を含む酸成分
(酸)を典型的には適量の水に溶解する(所望ならば、
レモンジュースなどの果汁または濃縮果汁は、酸の一部
分を供給するのに使用できる)。一般に、この酸成分は
、クエン酸O〜約90重量%およびリンゴ酸約10〜1
00重量%を含む。オレンジジュースの場合には、この
酸成分は、典型的にはクエン酸約20〜約90重量%お
よびリンゴ酸約10〜約80重二%を含む。好ましくは
、この酸成分は、クエン酸約15〜約60重二%および
リンゴ酸約40〜約85重量%を含む(リンゴジュース
などの非カンキツ類ジュースの場合には、この酸成分は
、典型的にはクエン酸約5〜約80重量%およびリンゴ
酸約20〜約95重量%を含み、好ましくはクエン酸約
20〜約50重量%およびリンゴ酸約50〜約80重量
%を含む)。一般に、これらの酸の比率は、最適のフレ
ーバー特性をジュース中に与えるように選ばれる。
一旦溶存酸を含有する溶液が調製されたら、次いでカル
シウム源を加える。炭酸カルシウム(Ca COs )
は、好ましいカルシウム源である。
このカルシウム源は、カルシウムの最大の最も迅速な初
期可溶化をもたらし、かつ最小量の異臭発生しか生じな
い。水酸化カルシウム (Ca (OH) 2 )および酸化カルシウム(Ca
 O)も、許容可能なカルシウム源であるが、炭酸カル
シウムよりも多い異臭発生を生ずることがある。溶液に
加えられた全酸対カルシウムの重量比は、典型的には約
0.5〜約12である。好ましくは、この重量比は、約
1〜約6である。
炭酸カルシウム、酸化カルシウムまたは水酸化カルシウ
ムの酸水溶液への添加は、可溶化カルシウムの少なくと
も準安定な溶液を含有するプレミックスを与える。この
ことは、易溶性クエン酸カルシウムおよびリンゴ酸カル
シウム物質、例えばCaHサイトレート、 Ca (H2サイトレート)2、およびCaHマレート
がカルシウム源と酸との反応のため溶液中で生成すると
いう事実のためである。添加安定剤なしで、易溶性クエ
ン酸カルシウム物質は、プレミックス溶液中でわずか大
体数時間までの期間安定である。この短時間後、易溶性
サイトレート物質は、不均一化して対応の酸およびより
熱力学的に安定な不溶性クエン酸カルシウム塩、例えば
、Ca  サイトレート2となる傾向がある。
プレミックス溶液中でのより可溶性のリンゴ酸カルシウ
ムおよび特にクエン酸カルシウム物質の安定性を改善す
るために、本発明の方法においてプレミックス安定剤を
配合することが好ましい。
カルシウムと錯化でき、かつ/または結晶化抑制剤とし
て作用できる物質は、プレミックス安定剤として有用で
ある。これらの物質としては、糖類、例えばスクロース
、グルコース、フルクトース、高フルクトースコーンシ
ロップ、転化糖、および多糖類、例えばペクチン、アル
ギン、加水分解デンプン、キサンタンガム、および他の
食用ガムか挙げられる。糖類と多糖類との両方を天然に
含有する濃縮ジュースは、特に好適なプレミックス安定
剤である。好ましいプレミックス安定剤は、スクロース
および高フルクトースコーンシロップ(特に増ニジユー
ス製品用)および糖分約35〜約806ブリックスを宵
する濃縮オレンジジュース(その源は後述)である。
プレミックス安定剤は、カルシウム源を酸を含有する水
溶液に加えた直後に添加できる(炭酸カルシウムがカル
シウム源である時には、二酸化炭素発生は、プレミック
ス安定剤を加える前に好ましくは実質上とめられる)。
しかしながら、所望ならば、プレミックス安定剤(特に
糖類および濃縮ジュースの場合)は、カルシウム源添加
前に酸の水溶液に添加できる。プレミックス溶液に配合
するプレミックス安定剤の量は、典型的には、使用する
安定剤に依存する。糖類をプレミックス安定剤として使
用する時には、糖類は、典型的には、糖分約2〜約40
°ブリックスを与えるのに十分な量で添加する。多糖類
を使用する時には、量は、広く変化できるが、典型的に
はm H/容量基準で約0.01〜約0.5%である。
濃縮ジュースをプレミックス安定剤として使用する時に
は、濃縮ジュースは、典型的には糖分約2〜約12°ブ
リックス(好ましくは約2〜約6°ブリックス)を与え
るのに十分な量で配合する。
可溶化カルシウムのプレミックス溶液は、典型的には前
記のように室温でバッチ型方法で調製する。しかしなが
ら、このプレミックス溶液は、連続法でも調製できる。
この連続法においては、成分(水、酸、カルシウム源お
よび任意のプレミックス安定剤)を−緒に一定に計量供
給して、プレミックス溶液を調製する。成分を計量供給
する量は、必要に応じてプレミックス溶液中へのカルシ
ウムの適当な可溶化を保証しかつ適当な酸度を与えるた
めに調節される。
可溶化カルシウムを含有するプレミックス溶液は、混合
槽中で糖分約35〜約80°ブリックス(好ましくは約
60〜約70°ブリックス)を有する冷却〔例えば約4
0’F (4,4℃)未満〕濃縮オレンジジュース(濃
縮ジュース)、オレンジジュースアロマおよびフレーバ
ー揮発分(アロマ/フレーバー濃縮物)十他のオレンジ
ジュース材料、例えば果肉およびビール油と一緒にして
、(1)可溶化カルシウム少なくとも約0.05%、(
2)オレンジジュース少なくとも約45%および(3)
糖分約2〜約75°ブリックスを有するカルシウム補給
オレンジジュース製品を与える。
使用するプレミックス溶液、濃縮ジュース、アロマ/フ
レーバー揮発分、果肉およびビール油の特定の割合は、
所望のカルシウム補給度および包含するオレンジジュー
ス製品の種類(単一強度ジュース飲料またはジュース濃
縮物)を含めて多数の異なる因子に依存するであろう。
例えば、カルシウム補給(カルシウム0.56%)42
”ブリックスオレンジジュース濃縮物は、濃縮オレンジ
ジュース(65’ブリックス)65部、果肉5部、アロ
マ/フレーバー濃縮物15部、ビール油0.4部および
炭酸カルシウム1.4部と、クエン酸とリンゴ酸との混
合物2.2部と水10部と濃縮オレンジジュース(42
6ブリックス)、1部とを一緒にすることによって得ら
れたプレミックス溶液14.6部を一緒にすることによ
って調製できる。同様の単一強度ジュース飲料は、濃縮
オレンジジュース、果肉、アロマ/フレーバー濃縮物、
ビール油およびプレミックス溶液の量の適当な変更、並
びに水の配合によって調製できる。カルシウム補給オレ
ンジジュース製品を得た後、次いでカン、カートン、ビ
ンまたは他の適当なバッキングに詰める。カルシウム補
給オレンジジュース濃縮物の場合には、これらの製品は
、典型的にはカンに詰めた後に、凍結する。
本発明の方法で使用する濃縮オレンジジュース、オレン
ジジュースアロマ/フレーバー揮発分、果肉およびビー
ル油は、標準オレンジジュース加工から得ることができ
る。オレンジ、グレープフルーツおよびタンジエリンの
標準加工についてはネイギーなどの[カンキツ類科学お
よびテクノロジー (Citrus 5ctoncc 
and Technology ) J 、第2巻(A
VIパブリッシング・カンパニー、1977年)、第1
77頁〜第252頁参照〔また、カルシウム補給弁カン
キノ類ジュース製品用のジュース源およびジュース材料
を与えるためのリンゴジュース、グレープフルーツ、パ
イナツプルジュースなどの非カンキツ類ジュースの標準
加工についてはネルソン等の[果汁および野菜ジュース
加工テクノロジー(Fruit & Vegetabl
e JuiceProcessing Technol
ogy ) J  (第3版、AVIパブリッシング、
1980年)、第180頁〜第505頁も参照〕。新鮮
なジュースは、主としてバレンシア(Valencla
)型のオレンジから抽出する(オレンジの皮に最初に傷
をつけて、本発明の方法で使用できるビール浦を与える
)。異なるオレンジからのジュースは、しばしば糖対酸
の比率を調節するためにブレンドする。糖対酸の比率約
8二1から約20=1が、許容可能と考えられる。
しかしながら、好ましい糖対酸の比率は、典型的には約
11=1から約15:1である。
ジュースは、自動ジュース搾り器を使用することにより
、またはしばしばという程ではないが、オレンジの手絞
りによりオレンジから抽出する。
ジュースを抽出するのに使用する装置の種類は、臨界的
ではない。絞り装置から出る粗ジュースは、果肉、ラグ
(rag )および種子を含有する。ラグおよび種子は
、仕上機においてジュースおよび果肉から分離する。次
いで、ジュースは、典型的には果肉部分および漿液(s
erum )部分に分ける(果肉部分は、本発明の方法
において果肉源として使用できる)。
漿液部分は、各種の技術によって濃縮できる。
これらの技術としては、典型的には蒸発濃縮または凍結
濃縮が挙げられる。蒸発濃縮においては、ジュースの漿
液部分を蒸発器〔落下フィルムまたは温度促進短時間蒸
発器(TASTE)型〕に通過させる。水蒸気、並びに
アロマおよびフレーバー揮発分をジュースからストリッ
ピングする。次いで、これらのストリッピングされた揮
発分を遠心分離して、上層(エツセンス浦)および下層
(水性エツセンス)を与える(これらのエツセンス浦お
よび水性エツセンスの一部分は、典型的には本発明の方
法用のオレンジジュースアロマ/フレーバー揮発分源と
して使用される)。次いで残りのストリッピングされた
ジュースを蒸発器において(熱により)a縮して、濃縮
ジュースの糖分により測定した時に適量の固形分とする
。次いで、この濃縮ジュースは、本発明の方法で使用で
きる。
大抵の7a縮オレンジジユースは、蒸発濃縮によって得
られる。しかしながら、凍結濃縮も、本発明の方法で有
用な濃縮オレンジジュースを得るのに使用できる。凍結
濃縮は、典型的にはジュースの漿液部分をスクレープ壁
熱交換器(scrapedwall heat exc
hager)に通過させて実質上純粋な氷結晶を形成さ
せ、次いでこれらの氷結晶を濃縮ジュースから分離する
ことを包含する。好ましい凍結濃縮法は、米国特許第4
,374,865号明細書に開示されている。蒸発濃縮
と異なり、凍結濃縮によって得られた濃縮オレンジジュ
ースは、典型的にはアロマ/フレーバー揮発分も含有す
る。
本発明のカルシウム補給果汁飲料およびジュース濃縮物
は、他の方法によって調製できる。例えば、酸および炭
酸カルシウムは、アロマ/フレーバー揮発分を取り除い
た濃縮果汁に直接添加できる。この方法は、酸および炭
酸カルシウムを良く混合してカルシウムの可溶化を保証
することを必要とする。このことは、注意深く行なわれ
なければ、望ましくない泡立ちおよびジュース中の揮発
性フレーバー化合物の損失を生ずることがある。
また、この方法においては溶存炭酸カルシウムまたは水
酸化カルシウムを囲む局部的塩基性環境中のフレーバ一
部分の反応および/または相互作用のための調理/褐色
異臭の発生を回避するように注意を払わなければならな
い。更に、炭酸カルシウム(単独またはクエン酸と一緒
に)をジュースに直接加える時には、残留炭酸化がある
。この残留炭酸化は、特にオレンジジュースにおいて、
不快な腐蝕した醗酵臭を付与することが見出された。
これらの理由で、可溶化カルシウムのプレミックス溶液
の使用は、本発明のカルシウム補給果汁飲料およびジュ
ース濃縮物の好ましい製造法である。
カルシウム補給果汁濃縮物の製造法の特定の説明以下の
ものは、本発明に係るカルシウム補給果汁濃縮物の製造
法を説明する。
A、オレンジネクター濃縮物 カルシウム補給オレンジネクター濃縮物は、以下の成分
から調製した。
成分      量(g) 65°ブリックスオレンジジユース  2070濃縮物 水性オレンジエツセンス        550オレン
ジ果肉             270オレンジ浦 
               2オレンジフレーバー
;昆合物        14炭酸カルシウム    
         58クエン酸          
       68リンゴ酸            
     54スクロース             
  910水                   
   1450合計       5446 プレミックス溶液は、下記のようにして調製した。糖を
水に溶解し、次いで酸(クエン酸およびリンゴ酸)を溶
解した。炭酸カルシウムを加え、泡立ちがやむまで混合
物を撹拌した。このプレミックス溶液は、全酸対カルシ
ウムのffi量比5.3およびクエン酸対リンゴ酸のT
Jm比56 : 44を有していた。プレミックス溶液
を撹拌下に65°ブリックスオレンジジユース濃縮物に
加えた後、オレンジエツセンス、オレンジ果肉、オレン
ジ油、およびオレンジフレーバー混合物を加えた。得ら
れたカルシウム補給オレンジ濃縮物ネクターは、糖分4
2°ブリックス、カルシウム0.44重量%、全酸対カ
ルシウムの重量比10およびクエン酸対リンゴ酸の重量
比67 : 33を有していた。
このオレンジネクター濃縮物1部は、水3部での希釈時
に、オレンジジュース60%およびカルシウム0.11
重量%を含有するオレンジネクター飲料を与える。
B、オレンジジュース濃縮物 カルシウム補給オレンジジュース濃縮物は、以下の成分
から調製した。
成分       量(g) 65°ブリックスオレンジジユース  3472濃縮物 水性オレンジエツセンス        549オレン
ジ果肉             273オレンジ油 
               9炭酸カルシウム  
           62クエン酸        
         11リンゴ酸          
       44水               
       1040合計       5460 プレミックス溶液は、下記のようにして調製した。酸を
水に溶解し、次いで炭酸カルシウムを加ぇた。この混合
物に直ちに使用すべき全量の大体1/3までの65°ブ
リックスオレンジジニース濃縮物の部分を加えた。この
プレミックス溶液は、全酸対カルシウムの重量比1およ
びクエン酸対リンゴ酸の重量比20 : 80を有して
いた。プレミックス溶液を残りの65°ブリックスオレ
ンジジユース濃縮物に加えた後、水性オレンジエツセン
ス、オレンジ果肉およびオレンジ油を加えた。得られた
カルシウム補給オレンジジュース濃縮物は、糖分45°
ブリックス、カルシウム0.4重量%、全酸対カルシウ
ムの重量比11およびクエン酸対リンゴ酸の重量比67
:33を育していた。このオレンジジュース濃縮物1部
は、水3部での希釈時に、オレンジジュース98%およ
びカルシウム0.1重量%を含有するオレンジジュース
飲料を与える。
C、リンゴジュース飲料 態様1 カルシウム補給リンゴジュース飲料は、以下の成分から
調製した。
成分       量(g) 70°ブリックスリンゴジユース 243.22濃縮物 リンゴアロマ濃縮物       212.85炭酸カ
ルシウム           4.26クエン酸  
             1.061)>:f酸  
            2.98水        
            954.63合計     
1419.0 プレミックス溶液は、酸を水400gに溶解し、次いで
炭酸カルシウムを撹拌下に注意深く加えることによって
調製した。泡立ちがやんだ後(約5分)、プレミックス
溶液を70°ブリックスリンゴジユース濃縮物に加えた
後、リンゴアロマ濃縮物および水の残部554.63g
を加えた。混合物を強撹拌し、次いでビン詰めして、カ
ルシウム0.12重量%を含有するカルシウム補給リン
ゴジュース飲料を与えた。
態様2 カルシウム補給リンゴジュース飲料は、以下の成分から
調製した。
成分       量(g) 70°ブリックスリンゴジユース 243.22濃縮物 リンゴアロマ濃縮物       212.85スクロ
ース            14.19炭酸カルシウ
ム           4.26クエン酸     
          1.42リンゴ酸       
        3.97水            
        939. 09合計     141
9.0 スクロース(プレミックス安定剤として)をプレミック
ス溶液の調製時に加えた以外は、カルシウム補給リンゴ
ジュース飲料は、態様1の方法に従って調製した。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係るカルシウム補給果汁製品の好ましい製
造法の概略図を図示する。 出願人代理人  佐  藤  −雄 手続:?TlJ正書(方式) 昭和62年8月、M日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、添加タンパク質を実質上含まず、かつ (a)可溶化カルシウム約0.05〜約0.26重量%
    、 (b)クエン酸対リンゴ酸の重量比約5:95から約9
    0:10のクエン酸とリンゴ酸との混合物を含む酸成分
    約0.4〜約4重量%、 (c)果汁少なくとも約45%、 (d)糖分約2〜約16°ブリックス、および (e)塩化物イオン約0.07重量%以下を含むことを
    特徴とするカルシウム補給単一強度果汁飲料。 2、上記果汁がカンキツ類ジュースである、特許請求の
    範囲第1項に記載の飲料。 3、上記果汁がオレンジジュースであり、クエン酸対リ
    ンゴ酸の上記重量比が約60:40から約90:10で
    ある、特許請求の範囲第2項に記載の飲料。 4、上記オレンジジュースが、飲料の約50〜約90%
    を構成する、特許請求の範囲第3項に記載の飲料。 5、上記オレンジジュースが、飲料の約50〜約70%
    を構成する、特許請求の範囲第4項に記載の飲料。 6、更にアスパルテームを含み、上記糖分が約2〜約8
    °ブリックスである、特許請求の範囲第5項に記載の飲
    料。 7、上記オレンジジュースが、飲料の少なくとも約15
    %を構成する、特許請求の範囲第3項に記載の飲料。 8、上記可溶化カルシウムが飲料の約 0.10〜約0.15重量%を構成し、上記酸成分が飲
    料の約0.8〜約1.8重量%を構成する、特許請求の
    範囲第3項に記載の飲料。 9、上記カンキツ類ジュースがグレープフルーツジュー
    スである、特許請求の範囲第2項に記載の飲料。 10、上記果汁がリンゴジュースであり、クエン酸対リ
    ンゴ酸の上記重量比が約30:70から約50:50で
    ある、特許請求の範囲第1項に記載の飲料。 11、塩化物イオン約0.03重量%以下を含む、特許
    請求の範囲第1項に記載の飲料。 12、添加タンパク質を実質上含まず、かつ (a)可溶化カルシウム約0.15〜約1.30重量%
    、 (b)クエン酸対リンゴ酸の重量比約5:95から約9
    0:10のクエン酸とリンゴ酸との混合物を含む酸成分
    約1.2〜約20重量%、 (c)果汁少なくとも約45%、および (d)糖分約6〜約75°ブリックス を含むことを特徴とするカルシウム補給果汁濃縮物。 13、上記果汁がカンキツ類ジュースである、特許請求
    の範囲第12項に記載の濃縮物。 14、上記カンキツ類ジュースがオレンジジュースであ
    り、クエン酸対リンゴ酸の上記重量比が約60:40か
    ら約90:10である、特許請求の範囲第13項に記載
    の濃縮物。 15、凍結されてなる、特許請求の範囲第14項に記載
    の濃縮物。 16、上記可溶化カルシウムが濃縮物の約0.3〜約0
    .75重量%を構成し、上記酸成分が濃縮物の約2.4
    〜約9重量%を構成する、特許請求の範囲第15項に記
    載の濃縮物。 17、上記オレンジジュースが濃縮物の少なくとも約9
    5%を構成する、特許請求の範囲第16項に記載の濃縮
    物。 18、上記オレンジジュースが濃縮物の約50〜約90
    %を構成する、特許請求の範囲第15項に記載の濃縮物
    。 19、(a)水と、クエン酸0〜約90重量%およびリ
    ンゴ酸約10〜100重量%を含む酸成分と、炭酸カル
    シウム、酸化カルシウムおよび水酸化カルシウムからな
    る群から選ばれるカルシウム源とから可溶化カルシウム
    の少なくとも準安定なプレミックス水溶液を調製し、 (b)この可溶化カルシウムのプレミックス溶液を、糖
    分約20〜約80°ブリックスを有する濃縮果汁を含む
    果汁材料と一緒にして、(1)可溶化カルシウム少なく
    とも約0.05%、(2)果汁少なくとも約45%、お
    よび(3)糖分約2〜約75°ブリックスを有するカル
    シウム補給果汁製品を与える ことを特徴とするカルシウム補給果汁製品の製造法。 20、可溶化カルシウムのプレミックス溶液が、(1)
    酸成分を含有する水溶液を調製し、(2)カルシウム源
    を酸成分含有水溶液に加える工程によって調製する、特
    許請求の範囲第19項に記載の方法。 21、果汁が濃縮オレンジジュースであり、酸成分がク
    エン酸約15〜約60重量%およびリンゴ酸約40〜約
    85重量%を含む、特許請求の範囲第20項に記載の方
    法。 22、カルシウム源が炭酸カルシウムであり、プレミッ
    クス溶液中の全酸対カルシウムの重量比が約1〜約6で
    ある、特許請求の範囲第21項に記載の方法。 23、可溶化カルシウムのプレミックス溶液が、プレミ
    ックス溶液中の糖分約2〜約12°ブリックスを与える
    のに十分な量の濃縮オレンジジュースを更に含む、特許
    請求の範囲第22項に記載の方法。 24、可溶化カルシウムのプレミックス溶液が、約2〜
    約40°ブリックスの量の糖を更に含む、特許請求の範
    囲第21項に記載の方法。 25、可溶化カルシウム約0.05〜約0.26%およ
    び糖分約5〜約14°ブリックスを有するカルシウム補
    給オレンジジュース飲料を与える、特許請求の範囲第2
    1項に記載の方法。 26、可溶化カルシウム約0.15〜約1.30重量%
    および糖分約35〜約50°ブリックスを有するカルシ
    ウム補給オレンジジュース濃縮物を与える、特許請求の
    範囲第21項に記載の方法。 27、更にカルシウム補給オレンジジュース濃縮物を凍
    結する工程を含む、特許請求の範囲第26項に記載の方
    法。 28、(a)水と、クエン酸0〜約90重量%およびリ
    ンゴ酸約10〜100重量%を含む酸成分と、炭酸カル
    シウム、酸化カルシウム、および水酸化カルシウムから
    なる群から選ばれるカルシウム源とから可溶化カルシウ
    ムの少なくとも準安定なプレミックス水溶液を調製する
    工程、(b)この可溶化カルシウムのプレミックス溶液
    を、糖分約20〜約80°ブリックスを有する濃縮果汁
    を含む果汁材料と一緒にして、(1)可溶化カルシウム
    少なくとも約0.05%、(2)果汁少なくとも約45
    %、および(3)糖分約2〜約75°ブリックスを有す
    るカルシウム補給果汁製品を与える工程 によって製造されるカルシウム補給果汁製品。
JP62109939A 1986-05-07 1987-05-07 カルシウムで栄養補給された果汁飲料およびジュ−ス濃縮物 Expired - Lifetime JP2559732B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US860607 1986-05-07
US06/860,607 US4722847A (en) 1986-05-07 1986-05-07 Fruit juice beverages and juice concentrates nutritionally supplemented with calcium

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6352864A true JPS6352864A (ja) 1988-03-07
JP2559732B2 JP2559732B2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=25333598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62109939A Expired - Lifetime JP2559732B2 (ja) 1986-05-07 1987-05-07 カルシウムで栄養補給された果汁飲料およびジュ−ス濃縮物

Country Status (18)

Country Link
US (1) US4722847A (ja)
EP (1) EP0244903B2 (ja)
JP (1) JP2559732B2 (ja)
KR (1) KR960004263B1 (ja)
AT (1) ATE55042T1 (ja)
AU (1) AU594271B2 (ja)
CA (1) CA1325130C (ja)
DE (2) DE3764017D1 (ja)
EG (1) EG18049A (ja)
ES (1) ES2016336T5 (ja)
FI (1) FI91481C (ja)
GR (2) GR3000729T3 (ja)
IE (1) IE60333B1 (ja)
MA (1) MA20969A1 (ja)
MX (1) MX165456B (ja)
PH (1) PH23972A (ja)
PT (1) PT84820B (ja)
TR (1) TR24771A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0380054A (ja) * 1989-08-24 1991-04-04 Q P Corp カルシウム強化剤
JPH08256745A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Chugoku Ishiyoku Kenkyusho:Kk 天然含カルシウム飲料
WO2009104660A1 (ja) * 2008-02-19 2009-08-27 サントリーホールディングス株式会社 果汁含有アルコール飲料
JP2013126393A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Sapporo Breweries Ltd 香味改善用組成物及びこれを含む果汁含有アルコール飲料
JP2019528742A (ja) * 2016-09-19 2019-10-17 ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company 天然ウォーターエッセンス及びそれを製造する方法

Families Citing this family (91)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4919963A (en) * 1986-05-07 1990-04-24 The Procter & Gamble Company Method of preparing fruit juice beverages and juice concentrates nutritionally supplemented with calcium
CA1319612C (en) * 1987-07-02 1993-06-29 Haile Mehansho Iron-calcium mineral supplements with enhanced bioavailability
US4994283A (en) * 1987-07-02 1991-02-19 The Procter & Gamble Company Iron-calcium mineral supplements with enhanced bioavailability
US4830862A (en) * 1987-07-31 1989-05-16 The Procter & Gamble Company Calcium-supplemented beverages and beverage concentrates containing low levels of sulfate
US4871554A (en) * 1987-08-12 1989-10-03 Coca-Cola Company Calcium fortified food product
US5128374A (en) * 1987-08-28 1992-07-07 The Procter & Gamble Company Use of calcium citrate malate for the treatment of osteoporosis and related disorders
US5314919A (en) * 1987-08-28 1994-05-24 The Procter & Gamble Company Calcium supplements
US4834990A (en) * 1987-12-23 1989-05-30 Amer Moh S Non-dairy liquid health food
US5225221A (en) * 1987-12-28 1993-07-06 The Procter & Gamble Company Preparation of calcium-supplemented beverages by dispersing calcium hydroxide in pasteurized juice stream
DE3884174T2 (de) * 1987-12-28 1994-01-27 Procter & Gamble Herstellung von Fruchtsaftgetränken durch Dispersion einer Calziumhydroxidaufschlämmung in einen Strom von pasteurisiertem Saft.
ATE73983T1 (de) * 1988-07-14 1992-04-15 Granini Gmbh Verfahren zur herstellung eines fruchtsaftgetraenkes.
US4992282A (en) * 1989-05-08 1991-02-12 The Procter & Gamble Company Stable nutritional vitamin and mineral supplemented beverage
US5186965A (en) * 1990-06-14 1993-02-16 The Procter & Gamble Company Calcium citrate malate composition
US5232709A (en) * 1990-08-06 1993-08-03 The Procter & Gamble Company Calcium and trace mineral supplements comprising estrogen
US5108761A (en) * 1990-10-01 1992-04-28 The Procter & Gamble Company Method of preventing tooth enamel erosion utilizing an acidic beverage containing calcium
JPH06502310A (ja) * 1990-10-31 1994-03-17 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー カルシウム強化ソース
NZ235972A (en) * 1990-11-06 1995-04-27 Amaranathan Balasingham Fruit product by soft pulping after skin removal
HUT65818A (en) * 1991-05-06 1994-07-28 Procter & Gamble Combined calcium and vitamin d additives
AU3240193A (en) * 1991-12-26 1993-07-28 Procter & Gamble Company, The Storage stable calcium-supplemented beverage concentrates
US5389387A (en) * 1991-12-26 1995-02-14 The Procter & Gamble Company Storage stable calcium-supplemented beverage concentrates
EP0587972A1 (en) * 1992-09-18 1994-03-23 The Procter & Gamble Company Sports drink without added sugar or artificial sweetener
CA2146633C (en) * 1992-10-21 1998-09-01 Mark Benson Andon Concentrated bioavailable calcium source
CA2146631C (en) * 1992-10-21 1999-07-20 Alice Lyles Burkes Storage stable calcium-supplemented beverage premix concentrates and syrups
WO1994008471A1 (en) * 1992-10-21 1994-04-28 The Procter & Gamble Company Sweetener containing a concentrated bioavailable calcium source
EP0668727B1 (en) * 1992-11-19 1996-07-10 The Procter & Gamble Company Method for enhancing bioavailability of beta-carotene
US5424082A (en) * 1994-03-03 1995-06-13 The Proctor & Gamble Company Calcium and vitamin C containing beverage products with improved color stability
US5474793A (en) * 1994-05-10 1995-12-12 Meyer; Larry E. Process for preparing calcium-supplemented not-from-concentrate fruit juice beverages
CN1075716C (zh) * 1994-06-28 2001-12-05 普罗克特和甘保尔公司 含油相的稳定的汽水饮料用糖浆和稳定汽水用糖浆油相的方法
US5500232A (en) * 1994-10-06 1996-03-19 Bristol-Myers Squibb Company Calcium fortified beverages
US5942550A (en) * 1996-01-25 1999-08-24 The Procter & Gamble Company Cholesterol lowering drink mix compositions
US5612026A (en) * 1996-01-25 1997-03-18 The Procter & Gamble Company Cholesterol lowering drink mix compositons
GB9603518D0 (en) 1996-02-20 1996-04-17 Smithkline Beecham Plc Novel process
US6248378B1 (en) 1998-12-16 2001-06-19 Universidad De Sevilla Enhanced food products
DE19645931A1 (de) * 1996-11-07 1998-05-14 Budenheim Rud A Oetker Chemie Anreicherung von Getränken mit Calcium
US5928691A (en) * 1997-05-01 1999-07-27 Nestec S.A. Calcium complex and a process of making a food fortified with calcium
US5840354A (en) * 1997-06-03 1998-11-24 General Mills, Inc. Dried fruit products fortified with calcium and method of preparation
GB9717598D0 (en) 1997-08-19 1997-10-22 Smithkline Beecham Plc Novel composition and use
US6024994A (en) * 1997-11-06 2000-02-15 Nestec S.A. Calcium complexes for fortification of foods and process of making
US6036985A (en) * 1998-04-03 2000-03-14 Nestec S.A. Calcium complex and food fortified therewith
US6039986A (en) * 1998-07-10 2000-03-21 Nestec S.A. Fortification of foodstuff
US6086927A (en) * 1998-08-06 2000-07-11 Pasco Beverage Co. Process for preparing calcium enriched food products and the products therefrom
GB9819530D0 (en) * 1998-09-09 1998-10-28 Smithkline Beecham Plc Novel compositions and use
US6811800B2 (en) * 1998-09-29 2004-11-02 The Procter & Gamble Co. Calcium fortified beverages
CA2343024A1 (en) * 1998-09-29 2000-04-06 The Procter & Gamble Company Low acid beverages supplemented with nutritional calcium sources
US6106874A (en) * 1998-11-18 2000-08-22 Abbott Laboratories Calcium fortified juice-based nutritional supplement and process of making
US6444252B1 (en) 1998-11-20 2002-09-03 General Mills, Inc. Methods of preparation of gel products fortified with calcium
US6077557A (en) * 1998-11-20 2000-06-20 General Mills, Inc. Gel products fortified with calcium and method of preparation
US6235322B1 (en) 1999-03-09 2001-05-22 Mintech, Inc. Highly soluble and stable mineral supplements containing calcium and magnesium
AU2201600A (en) * 1999-12-17 2001-06-25 General Mills Inc. Gel products fortified with calcium and method of preparation
US6660322B2 (en) 1999-12-21 2003-12-09 Loretta Zapp Method for enhancing post-processing content of beneficial compounds in foodstuffs made with cocoa beans
US7713566B2 (en) * 1999-12-21 2010-05-11 Zapp Loretta M Method for enhancing post-processing content of beneficial compounds in beverages
US6723368B1 (en) 1999-12-21 2004-04-20 Loretta M. Zapp Method for enhancing post-processing content of beneficial compounds in beverages naturally containing same
US6669979B1 (en) 2000-01-11 2003-12-30 Jifu Zhao Method for promoting extraction of beneficial compounds into beverages naturally containing same, and for extending the duration of freshness of coffee
WO2001060183A2 (en) * 2000-02-17 2001-08-23 Welch Foods, Inc. Calcium-fortified, grape-based products and methods for making them
US6803064B1 (en) 2000-06-14 2004-10-12 Pepsico, Inc. Calcium fortified beverage compositions and process for preparing the same
US6458405B1 (en) 2000-07-17 2002-10-01 General Mills, Inc. Gel products with carrageenan
US6596334B1 (en) 2000-09-26 2003-07-22 General Mills, Inc. Gel products forming system and methods of preparation
AU2002211770A1 (en) * 2000-10-16 2002-04-29 Pepsico, Inc. Calcium-supplemented beverages and method of making same
US20020122866A1 (en) * 2001-03-01 2002-09-05 Sevugan Palaniappan Process apparatus, and composition for calcium fortification of beverages
US20040013786A1 (en) * 2001-05-03 2004-01-22 Mcardle Richard N. Orange juice of low citrus oil content for reduction of heartburn episodes
US6565898B2 (en) 2001-05-03 2003-05-20 Tropicana Products, Inc. Reduction of heartburn episodes after ingestion of orange juice
US6682767B2 (en) 2001-05-03 2004-01-27 Tropicana Products, Inc. Reduction of heartburn episodes upon ingestion of orange juice
US6811804B2 (en) * 2001-06-07 2004-11-02 Abbott Laboratories Juice and soy protein beverage and uses thereof
US20030211204A1 (en) * 2002-05-10 2003-11-13 Fields Christine C. Method of preparing beverages and beverage concentrates nutritionally supplemented with minerals
US6833146B2 (en) 2002-07-08 2004-12-21 Unilab Pharmatech, Ltd. Powered beverage mix with rapidly dissolving calcium
CN101297713B (zh) * 2002-07-29 2012-01-11 百事可乐公司 提高柠檬/酸橙味饮料的稳定性的方法
US20040048925A1 (en) * 2002-09-09 2004-03-11 Wiley David B. Composition and method for enhancing the bioavailability of calcium and magnesium in dietary supplements and food additives
US20040106678A1 (en) * 2002-09-17 2004-06-03 Dobbins Thomas A Compositions for the parenteral administration of calcium and magnesium
US7138151B2 (en) 2002-11-22 2006-11-21 Unilab Pharmatech, Ltd. Calcium-fortified acidic beverages
US20050100636A1 (en) * 2003-11-10 2005-05-12 Megan Botteri [A Low-Calorie Sports Drink For Physically Active Women That is Fortified with Iron, Calcium and Essential Vitamins for Use in Rehydration and Replacing Electrolytes Lost During Periods of Physical Activity]
US7422761B2 (en) 2003-12-03 2008-09-09 Tropicana Products, Inc. In-line process for preparing calcium-supplemented juice beverages
US7323201B2 (en) * 2004-06-08 2008-01-29 Tate & Lyle Ingredients Americas, Inc. Highly soluble form of tricalcium citrate, and methods of its making and use
US20060073237A1 (en) * 2004-09-16 2006-04-06 Cargill, Inc. Calcium supplementation of foodstuffs
US20060228457A1 (en) * 2005-04-06 2006-10-12 Jordan Rachel L Frozen carbonated beverage, concentrate and method
FR2886817B1 (fr) * 2005-06-10 2007-08-24 Gervais Danone Sa Produit alimentaire enrichi en probiotique et appauvri en acides organiques
US20070077314A1 (en) * 2005-07-15 2007-04-05 Pak Charles Y C Powder mix of potassium calcium citrate for the treatment of kidney stones and osteoporosis
WO2007035760A1 (en) * 2005-09-20 2007-03-29 Board Of Regents, The University Of Texas System Enhanced solubility of preformed calcium citrate by adding citric acid
RU2008137637A (ru) * 2006-02-21 2010-03-27 Ньютриджой, Инк. (Us) Композиция и способ для получения пищевых продуктов и напитков с улучшенным вкусом, содержащих белок и фруктовые соки, обогащенных кальцием и микроэлементами
US20080081088A1 (en) * 2006-09-30 2008-04-03 Lederman Steven N Phosphoric acid beverages with calcium to phosphorus ratios of 1:1 or greater and methods of making
US20090162490A1 (en) * 2007-12-20 2009-06-25 Tropicana Products, Inc. Calcium-fortified beverages and method of making thereof
US20090258813A1 (en) * 2008-04-15 2009-10-15 Blount Juanita C Clean freeze
US8628812B2 (en) 2008-12-30 2014-01-14 Pepsico, Inc. Preservative system for acidic beverages based on sequestrants
CN101773266A (zh) * 2009-01-13 2010-07-14 养生堂有限公司 加工的柑橘属水果原汁或其浓缩汁,它们的制备方法及含它们的产品
WO2010141441A1 (en) 2009-06-03 2010-12-09 Pepsico, Inc. Beverage preservative system containing pimaricin-povidone complex
US8425968B2 (en) 2009-06-19 2013-04-23 Pepsico., Inc. Beverage preservative system containing pimaricin-cyclodextrin complex
US20110135791A1 (en) * 2009-12-07 2011-06-09 The Coca-Cola Company Concentrate composition for providing edible calcium-fortified products using stabilized buffering protein component
US11013248B2 (en) 2012-05-25 2021-05-25 Kraft Foods Group Brands Llc Shelf stable, concentrated, liquid flavorings and methods of preparing beverages with the concentrated liquid flavorings
GB201417386D0 (en) 2014-10-01 2014-11-12 Nofima As Sugar-depleted fruit or vegetable juice product, method of producing the same and use thereof to maintain health and treat and to prevent medical ailments
CA3102210C (en) 2015-11-02 2022-06-14 Pura Scents, Inc. Scent dispensation
USD816506S1 (en) 2015-11-02 2018-05-01 Pura Scents, Inc. Vial for a scent dispenser
USD809116S1 (en) 2015-11-02 2018-01-30 Pura Scents Dispenser

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931710A (ja) * 1982-08-17 1984-02-20 Masaki Takahara カルシウム補給用飲用液
JPS59187768A (ja) * 1983-02-01 1984-10-24 ザ,プロクタ−,エンド,ギヤンブル,カンパニ− 改善されたフレ−バ−印象のために特定の陽イオン−食用酸混合物を含有する飲料

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2325360A (en) * 1941-02-06 1943-07-27 Crown Can Company Method of treating juices and product
US3114641A (en) * 1957-03-25 1963-12-17 Inst Divi Thomae Foundation Citrus juice product
US3657424A (en) * 1970-04-01 1972-04-18 Florida State Full-flavored citrus juice energy supplement
US3723133A (en) * 1972-02-07 1973-03-27 Agriculture Method of preparing a dehydrated deacidified citrus juice product
GB1440161A (en) * 1973-01-23 1976-06-23 Nishiyama K Fruit juice composition and a milk drink containing it
US4078092A (en) * 1975-12-30 1978-03-07 Kazuhiro Nishiyama Apple juice compositions and milk-apple juice drink containing such compositions
JPS548767A (en) * 1977-06-15 1979-01-23 Hisaharu Kaji Calcium enriched soft drink
CH648729A5 (fr) * 1981-03-31 1985-04-15 Nestle Sa Procede de fabrication d'une boisson acide enrichie en proteines.
DE3137440A1 (de) * 1981-09-21 1983-03-31 Eckes, Peter, 6501 Nieder-Olm Proteinhaltiges konditionsgetraenk
US4551342A (en) * 1983-02-01 1985-11-05 The Procter & Gamble Company Beverages containing specific cation-edible acid mixtures for improved flavor impression
CA1319612C (en) * 1987-07-02 1993-06-29 Haile Mehansho Iron-calcium mineral supplements with enhanced bioavailability
DE3884174T2 (de) * 1987-12-28 1994-01-27 Procter & Gamble Herstellung von Fruchtsaftgetränken durch Dispersion einer Calziumhydroxidaufschlämmung in einen Strom von pasteurisiertem Saft.

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931710A (ja) * 1982-08-17 1984-02-20 Masaki Takahara カルシウム補給用飲用液
JPS59187768A (ja) * 1983-02-01 1984-10-24 ザ,プロクタ−,エンド,ギヤンブル,カンパニ− 改善されたフレ−バ−印象のために特定の陽イオン−食用酸混合物を含有する飲料

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0380054A (ja) * 1989-08-24 1991-04-04 Q P Corp カルシウム強化剤
JPH08256745A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Chugoku Ishiyoku Kenkyusho:Kk 天然含カルシウム飲料
WO2009104660A1 (ja) * 2008-02-19 2009-08-27 サントリーホールディングス株式会社 果汁含有アルコール飲料
JP2013126393A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Sapporo Breweries Ltd 香味改善用組成物及びこれを含む果汁含有アルコール飲料
JP2019528742A (ja) * 2016-09-19 2019-10-17 ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company 天然ウォーターエッセンス及びそれを製造する方法

Also Published As

Publication number Publication date
ATE55042T1 (de) 1990-08-15
KR960004263B1 (ko) 1996-03-30
ES2016336B3 (es) 1990-11-01
EP0244903A1 (en) 1987-11-11
PT84820A (en) 1987-06-01
PT84820B (pt) 1989-12-29
US4722847A (en) 1988-02-02
TR24771A (tr) 1992-03-09
IE60333B1 (en) 1994-06-29
PH23972A (en) 1990-01-23
EP0244903B2 (en) 1999-08-04
AU7253387A (en) 1987-11-12
MX165456B (es) 1992-11-11
FI872007A (fi) 1987-11-08
MA20969A1 (fr) 1987-12-31
FI91481C (fi) 1994-07-11
FI872007A0 (fi) 1987-05-06
GR3031471T3 (en) 2000-01-31
ES2016336T5 (es) 1999-11-16
JP2559732B2 (ja) 1996-12-04
DE244903T1 (de) 1988-04-07
DE3764017D1 (de) 1990-09-06
FI91481B (fi) 1994-03-31
GR3000729T3 (en) 1991-10-10
AU594271B2 (en) 1990-03-01
KR870010801A (ko) 1987-12-18
CA1325130C (en) 1993-12-14
IE871188L (en) 1987-11-07
EP0244903B1 (en) 1990-08-01
EG18049A (en) 1991-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2559732B2 (ja) カルシウムで栄養補給された果汁飲料およびジュ−ス濃縮物
US4919963A (en) Method of preparing fruit juice beverages and juice concentrates nutritionally supplemented with calcium
US4830862A (en) Calcium-supplemented beverages and beverage concentrates containing low levels of sulfate
AU687611B2 (en) Calcium fortified beverages
US4737375A (en) Beverages and beverage concentrates nutritionally supplemented with calcium
US20030211204A1 (en) Method of preparing beverages and beverage concentrates nutritionally supplemented with minerals
JPH07327648A (ja) 改善された色安定性を有するカルシウム及びビタミンc含有飲料製品
JPH08501449A (ja) 添加糖又は人工甘味料の含まれていないスポーツドリンク
EP1906771A1 (en) Tri-part calcium fortified compositions and methods of making the same
GB2207335A (en) Calcium-supplemented beverages and beverage concentrates containing low levels of chloride
AU604144B2 (en) Sprinkling device
US20070003671A1 (en) Two-part calcium fortified compositions and methods of making the same
PH27164A (en) Method of preparing fruit juice beverages and juice concentrates nutritionally supplemental with calcium
JPS61135574A (ja) 迅速水分補給用飲料
MXPA99009019A (en) Yogurt and yogurt containing foods and beverages supplemented with calcium

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070905

Year of fee payment: 11