JPS6346173Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6346173Y2 JPS6346173Y2 JP2437884U JP2437884U JPS6346173Y2 JP S6346173 Y2 JPS6346173 Y2 JP S6346173Y2 JP 2437884 U JP2437884 U JP 2437884U JP 2437884 U JP2437884 U JP 2437884U JP S6346173 Y2 JPS6346173 Y2 JP S6346173Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- chuck
- center
- pedestal
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 23
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 20
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
- Turning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
この考案は偏心部を有する軸状工作物を把持す
るチヤツクであつて、微調整により偏心部中心の
心合せを高精度に行ない得る偏心チヤツクに関す
る。
るチヤツクであつて、微調整により偏心部中心の
心合せを高精度に行ない得る偏心チヤツクに関す
る。
従来技術
このような工作物の心合せを行なうには従来は
工作物を載置する受台とチヤツク本体との間にス
ペーサを介在させ、このスペーサを工作物の偏心
量に応じて取替えることにより行なつていた。そ
のため±0.02mm程度しか心合せの精度が確保でき
ず、それ以上の高精度を期待することは出来なか
つた。
工作物を載置する受台とチヤツク本体との間にス
ペーサを介在させ、このスペーサを工作物の偏心
量に応じて取替えることにより行なつていた。そ
のため±0.02mm程度しか心合せの精度が確保でき
ず、それ以上の高精度を期待することは出来なか
つた。
目 的
従つてこの考案は上記欠点を解消するためにな
されたものであつて、従来用いられていたスペー
サを取替えることにより工作物の偏心量変化に対
応するとゝもに、工作物を載置する受台を調整可
能とすることにより、より高精度な心合せを行な
はしめるようになしたチヤツクを提供しようとす
るものである。
されたものであつて、従来用いられていたスペー
サを取替えることにより工作物の偏心量変化に対
応するとゝもに、工作物を載置する受台を調整可
能とすることにより、より高精度な心合せを行な
はしめるようになしたチヤツクを提供しようとす
るものである。
解決手段
工作物の偏心量に応じてスペーサを取替えると
ともに、工作物を載置する受台に貫通溝を設けて
受台の工作物載置部分を撓み得るようになし、こ
の溝に更にテーパ軸を挿通して軸方向に移動さ
せ、前記工作物載置部分を撓わませて微調整する
ことによつて工作物の偏心部中心をチヤツク中心
に高精度に心合せさせるようになしたものであ
る。
ともに、工作物を載置する受台に貫通溝を設けて
受台の工作物載置部分を撓み得るようになし、こ
の溝に更にテーパ軸を挿通して軸方向に移動さ
せ、前記工作物載置部分を撓わませて微調整する
ことによつて工作物の偏心部中心をチヤツク中心
に高精度に心合せさせるようになしたものであ
る。
実施例
以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。研削盤の主軸先端に取付けられたチヤツク本
体1にはシリンダ装置2とこのシリンダ装置2の
作動により開閉させられて工作物を把持、解放す
るチヤツク部3が取付けられている。更にチヤツ
ク本体1にはチヤツクの中心側を開口部とした断
面コの字状の支持基台4が一体的に設けられてい
る。この支持基台4のコの字状の底面には基準ス
ペーサ5が固着されていて、基準スペーサ5の上
面はチヤツク中心から一定の距離に正確に精密な
平面を維持している。基準スペーサ5の上部には
工作物の偏心量に応じて取替える変更用スペーサ
6と工作物を載置する受台7とが基準スベーサ5
とは別にボルト8にて取付けられている、また受
台7の一方の側面とコの字状支持基台4の側部と
の間には受台7の中心即ちそれに載置される工作
物の中心をチヤツク中心と一致させるための基準
となる側面用基準スペーサ9が取付けられてい
る。そして受台7は反対側の側面からこの側面用
基準スペーサ9に圧接されている。受台7はチヤ
ツク本体1に取付けられた状態で中央部において
主軸々線に平行なひようたん形の貫通溝10を有
しており、この貫通溝10の両側部にてわずかに
接続して一体状を維持している。前記貫通溝10
の中央部にはテーパ穴11が穿設されていて、こ
のテーパ穴11にはテーパ軸12が回転を阻止さ
れた状態で挿通されている。またテーパ軸12の
小径部前端面にはねじ軸13がねじ込まれてい
て、このねじ軸13のフランジ端14は受台7の
段付穴部に係合している。そのためこのねじ軸1
3を回わせばテーパ軸12が軸方向に移動し、受
台7の貫通溝10から上半分は撓わまされる。受
台7の後方チヤツク本体1には上チヤツク部の回
動範囲において、貫通穴付のロツド15が立設さ
れていて、貫通穴内にはばね16にて常に上方へ
付勢されて、頭部をロツド15よりも上に突出さ
せているピン17が挿通されている。このピン1
7の下端にはドツク18が取付けられていて、ピ
ン17が下方に押されたときドツク18を感知す
る近接スイツチ19が主軸台に取付けられてい
る。主軸後端には傾斜カムとカムフオロアによる
公知の図示しない主軸一定角度位置停止装置が装
備されていて、工作物取替時にはチヤツクを第1
図に図示の状態に停止せしめる。カムフオロアが
傾斜カムの頂上に当接したときには主軸が回転し
ない状態となる。この状態を検知するためにチヤ
ツク本体1の外周1個所にドツク20がまた主軸
台にこのドツク20を感知する近接スイツチ21
が取付けられている。そしてこの近接スイツチ2
1が作動した場合にはインチングにより主軸をわ
ずかに回転させてから正しくチヤツクを一定角度
位置に停止させる。
る。研削盤の主軸先端に取付けられたチヤツク本
体1にはシリンダ装置2とこのシリンダ装置2の
作動により開閉させられて工作物を把持、解放す
るチヤツク部3が取付けられている。更にチヤツ
ク本体1にはチヤツクの中心側を開口部とした断
面コの字状の支持基台4が一体的に設けられてい
る。この支持基台4のコの字状の底面には基準ス
ペーサ5が固着されていて、基準スペーサ5の上
面はチヤツク中心から一定の距離に正確に精密な
平面を維持している。基準スペーサ5の上部には
工作物の偏心量に応じて取替える変更用スペーサ
6と工作物を載置する受台7とが基準スベーサ5
とは別にボルト8にて取付けられている、また受
台7の一方の側面とコの字状支持基台4の側部と
の間には受台7の中心即ちそれに載置される工作
物の中心をチヤツク中心と一致させるための基準
となる側面用基準スペーサ9が取付けられてい
る。そして受台7は反対側の側面からこの側面用
基準スペーサ9に圧接されている。受台7はチヤ
ツク本体1に取付けられた状態で中央部において
主軸々線に平行なひようたん形の貫通溝10を有
しており、この貫通溝10の両側部にてわずかに
接続して一体状を維持している。前記貫通溝10
の中央部にはテーパ穴11が穿設されていて、こ
のテーパ穴11にはテーパ軸12が回転を阻止さ
れた状態で挿通されている。またテーパ軸12の
小径部前端面にはねじ軸13がねじ込まれてい
て、このねじ軸13のフランジ端14は受台7の
段付穴部に係合している。そのためこのねじ軸1
3を回わせばテーパ軸12が軸方向に移動し、受
台7の貫通溝10から上半分は撓わまされる。受
台7の後方チヤツク本体1には上チヤツク部の回
動範囲において、貫通穴付のロツド15が立設さ
れていて、貫通穴内にはばね16にて常に上方へ
付勢されて、頭部をロツド15よりも上に突出さ
せているピン17が挿通されている。このピン1
7の下端にはドツク18が取付けられていて、ピ
ン17が下方に押されたときドツク18を感知す
る近接スイツチ19が主軸台に取付けられてい
る。主軸後端には傾斜カムとカムフオロアによる
公知の図示しない主軸一定角度位置停止装置が装
備されていて、工作物取替時にはチヤツクを第1
図に図示の状態に停止せしめる。カムフオロアが
傾斜カムの頂上に当接したときには主軸が回転し
ない状態となる。この状態を検知するためにチヤ
ツク本体1の外周1個所にドツク20がまた主軸
台にこのドツク20を感知する近接スイツチ21
が取付けられている。そしてこの近接スイツチ2
1が作動した場合にはインチングにより主軸をわ
ずかに回転させてから正しくチヤツクを一定角度
位置に停止させる。
このように構成されているので偏心量の異なる
工作物を把持する場合には図示しない主軸一定角
度位置停止装置によりチヤツクを第1図に示す状
態に停止させる。その後シリンダ装置2を作動さ
せて上チヤツク部3を開き加工済工作物を取出
し、受台7の側面から押圧をゆるめる。そしてボ
ルト8,8′を外して受台7と変更用スペーサ6
を取外す。取替用スペーサ6は新しい工作物の偏
心量に適したものと交換して受台7とゝもにコの
字状の支持基台4の中に挿入する。受台7を側面
用基準スペーサ9にボルト8′にて押圧してから
ボルト8にてチヤツク本体1に固着する。そして
テストピースを把持させ、ダイヤルインジケータ
で振れを見ながら後ねじ軸13を回わしテーパ軸
12を軸線方向に移動させることによつて工作物
載置部を撓わませ、取替えた変更用スペーサ6の
加工誤差及び取付誤差を補正して心合わせを行な
う。心合め後受台7上に新しい工作物を載置し、
シリンダ装置2の作用により上チヤツク3を作動
させ工作物を把持する。このとき上チヤツクによ
りピン17を作動させ近接スイツチ19により把
持を確認する。
工作物を把持する場合には図示しない主軸一定角
度位置停止装置によりチヤツクを第1図に示す状
態に停止させる。その後シリンダ装置2を作動さ
せて上チヤツク部3を開き加工済工作物を取出
し、受台7の側面から押圧をゆるめる。そしてボ
ルト8,8′を外して受台7と変更用スペーサ6
を取外す。取替用スペーサ6は新しい工作物の偏
心量に適したものと交換して受台7とゝもにコの
字状の支持基台4の中に挿入する。受台7を側面
用基準スペーサ9にボルト8′にて押圧してから
ボルト8にてチヤツク本体1に固着する。そして
テストピースを把持させ、ダイヤルインジケータ
で振れを見ながら後ねじ軸13を回わしテーパ軸
12を軸線方向に移動させることによつて工作物
載置部を撓わませ、取替えた変更用スペーサ6の
加工誤差及び取付誤差を補正して心合わせを行な
う。心合め後受台7上に新しい工作物を載置し、
シリンダ装置2の作用により上チヤツク3を作動
させ工作物を把持する。このとき上チヤツクによ
りピン17を作動させ近接スイツチ19により把
持を確認する。
効 果
以上詳述したようにこの考案では偏心量の異な
る工作物を把持するに際し、偏心量変更用として
スペーサを取替え、この取替えたスペーサによる
誤差を補正する手段として工作物を載置する受台
に溝を設け、受台の工作物載置部を撓み得るよう
になし、更にテーパ軸を挿通させ、このテーパ軸
を移動させることにより前記載置部を撓わませて
前記誤差を補正するようになしたので、工作物の
偏心部中心をチヤツク本体の中心に一致させる心
合せを簡単に高精度に行なはせることが可能とな
つた。
る工作物を把持するに際し、偏心量変更用として
スペーサを取替え、この取替えたスペーサによる
誤差を補正する手段として工作物を載置する受台
に溝を設け、受台の工作物載置部を撓み得るよう
になし、更にテーパ軸を挿通させ、このテーパ軸
を移動させることにより前記載置部を撓わませて
前記誤差を補正するようになしたので、工作物の
偏心部中心をチヤツク本体の中心に一致させる心
合せを簡単に高精度に行なはせることが可能とな
つた。
第1図は本考案の実施例を示す偏心チヤツクの
正面図、第2図は第1図の−断面図、第3図
は受台部分のみを示す図である。 1……チヤツク本体、5……基準スペーサ、6
……変更用スペーサ、7……受台、10……貫通
溝、11……テーパ穴、12……テーパ軸、13
……ねじ軸。
正面図、第2図は第1図の−断面図、第3図
は受台部分のみを示す図である。 1……チヤツク本体、5……基準スペーサ、6
……変更用スペーサ、7……受台、10……貫通
溝、11……テーパ穴、12……テーパ軸、13
……ねじ軸。
Claims (1)
- 偏心軸工作物の偏心部中心をチヤツクの中心に
一致させて把持する偏心チヤツクにおいて、チヤ
ツクの中心から一定の距離に設けられた基準面の
上に工作物の偏心量に応じた厚さの変更用スペー
サと工作物を載置する受台とを取付け、前記受台
には中央部に工作物載置部分を撓みやすくするた
めの貫通溝と更にこの貫通溝の中央にテーパ穴と
を設け、前記テーパ穴にテーパ軸を挿通し、前記
テーパ軸を軸線方向に移動させることにより前記
受台の工作物載置部分を撓わませて微調整し、工
作物の偏心部中心を高精度にチヤツク中心に心合
せさせるようになしたことを特徴とする偏心チヤ
ツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2437884U JPS60138607U (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 偏心チヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2437884U JPS60138607U (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 偏心チヤツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60138607U JPS60138607U (ja) | 1985-09-13 |
JPS6346173Y2 true JPS6346173Y2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=30518471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2437884U Granted JPS60138607U (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 偏心チヤツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60138607U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6406905B2 (ja) * | 2014-07-17 | 2018-10-17 | 株式会社Fuji | チャックおよび基準面の位置決め方法 |
-
1984
- 1984-02-21 JP JP2437884U patent/JPS60138607U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60138607U (ja) | 1985-09-13 |
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