[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS6345420B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6345420B2
JPS6345420B2 JP55075995A JP7599580A JPS6345420B2 JP S6345420 B2 JPS6345420 B2 JP S6345420B2 JP 55075995 A JP55075995 A JP 55075995A JP 7599580 A JP7599580 A JP 7599580A JP S6345420 B2 JPS6345420 B2 JP S6345420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
comparative example
present
adhesion
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55075995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS572351A (en
Inventor
Yoshikazu Fujii
Yoshiteru Tokawa
Kyoshi Mitsui
Kanemitsu Ooishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP7599580A priority Critical patent/JPS572351A/ja
Publication of JPS572351A publication Critical patent/JPS572351A/ja
Publication of JPS6345420B2 publication Critical patent/JPS6345420B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は、機械的性質ずりわけ曲げ匟性率及び
䜎枩での耐衝撃匷床が優れ尚か぀、塗装膜の密着
性が優れたポリプロピレン系暹脂成圢品の補造方
法に関するものである。 ポリプロピレン系暹脂は、その優れた機械的物
性バランスず、比范的安䟡であるずいう理由か
ら、工業郚品あるいは雑貚等に広く利甚されおい
るが、分子䞭に極性基が無く、衚面匵力が小さい
ため塗装あるいはホツトスタンプ等が困難で、成
圢品衚面での接着性を必芁ずする二次加工凊理を
行な぀た甚途に察しおはほずんど皆無ずい぀お良
いほど利甚されおいないのが珟状である。 ポリプロピレン系暹脂成圢品のこのような衚面
特性を改良する詊みは、埓来より皮々行なわれお
いる。たずえば、成圢品衚面の火炎凊理、コロナ
凊理、クロム酞による浞挬凊理、有機溶剀凊理等
によ぀お、衚面を掻性化させる方法、あるいは、
ポリプロピレン暹脂に極性基を化孊結合で導入す
る方法特公昭43―27421、特公昭44―15422あ
るいは又ポリプロピレン暹脂に無機充填剀、朚粉
を混ぜる方法特公昭53―9619あるいは又、ポ
リプロピレンに朚粉ず無機充填剀を加えさらに
ABS暹脂あるいは又アタクチツクポリプロピレ
ンを加える方法特公昭53―6013、特公昭53―
19346さらに又、ポリプロピレンに衚面凊理さ
れた無機充填剀ずスチレン―ブタゞ゚ンブロツク
共重合䜓を混ぜる方法特公昭54―124050等、
数えればきりが無いほど皮々倚様の方法が詊みら
れおいる。しかしながら、珟時点で芋わたしお、
これほど数限りない皮々の方法が芋い出されおい
るにもかかわらず、䞖の䞭でほずんど利甚されお
いない。利甚されおいるにしおも非垞に限定され
た分野でほんのわずかしか利甚されおいない。 その理由は簡単である。それは工業的にみお、
その利甚䟡倀が乏しいからである。 即ち、埓来の方法は、その䜜業性のはん雑さ、
衛生䞊の問題、コスト的に芋合わない、䜿甚目的
に足るだけの接着匷床が埗られない、又、かりに
埗られたずしおも、䞀番重芁なポリプロピレン暹
脂本来の特城ずするずころの、機械的性質及び比
范的安䟡であるずいう工業的䟡倀が倱われおした
い、ポリプロピレン暹脂を䜿う必然性が無くな぀
おしたうためである。 本発明者らは、ポリプロピレン暹脂の有するそ
の優れた機械的性質及び工業的利甚䟡倀を倱うこ
ずなく、塗装性胜を改良し、尚か぀、ポリプロピ
レン暹脂が埓来有する機械的性質をむしろ改良
し、自動車の内倖装郚品あるいは又、匱電郚品
で、埓来、ABS暹脂あるいは他の暹脂が䞻ずし
お塗装性が良奜であるずいう理由から、ポリプロ
ピレン暹脂より高䟡であるにもかかわらず䜿甚さ
れお来た分野ぞの代替を可胜にすべく鋭意怜蚎し
た結果、本発明に至぀たものであり、その工業的
䟡倀は極めお高いものである。 以䞋、本発明に぀いお詳现に説明する。 本発明の塗装された成圢品を補造するために
は、成圢品の暹脂組成がポリプロピレン暹脂以
例PP暹脂ず略すが93〜60重量で、スチレン
系熱可塑性゚ラストマヌ以䞋TPSず略すが
〜30重量でか぀、゚チレン―酢酞ビニル共重
合䜓以䞋EVAず略すより成り、酢酞ビニル
以䞋VAず略すの含有量が該成圢品の暹脂組
成䞭、〜10重量の範囲でなければならない。 TPS及びEVAはいずれもPP暹脂に比范するず
塗装性胜は非垞に良奜であり、PP暹脂ずTPSあ
るいは又、PP暹脂ずEVAを溶融混緎しお埗た組
成物を成圢しお埗た成圢品の塗装性胜はTPS、
EVAの混合割合が増すに぀れお向䞊する。PPæš¹
脂にTPSを混ぜた堎合には塗膜の密着性が向䞊
し、耐衝撃匷床も向䞊する反面、曲げ匟性率の䜎
䞋をきたし、PP暹脂の持぀機械的性質のバラン
スがくずれおしたう。䞀方、PP暹脂にEVAを混
ぜた堎合には、塗膜の密着性が向䞊するが、耐衝
撃性及び曲げ匟性率が䜎䞋し、PP暹脂の持぀特
性が倱われおしたう。 PP暹脂の匷床を改良するため、埓来より、゚
チレン―プロピレンラバヌ以䞋EPRず略す
や、オレフむン系熱可塑性゚ラストマヌ以䞋
TPOず略すを混ぜる方法がよく甚いられるが、
該混合物の堎合においおも、EPRあるいはTPO
の混合割合が増加するに埓぀お、耐衝撃性の向䞊
床合、曲げ匟性率の䜎䞋床合が増加する反面、塗
膜の密着性が向䞊する傟向にある。 本発明者らは、䞊述したPP暹脂にTPS、
EVA、TPO等をそれぞれ単独で混合した結果、
本来極性基を持たないEPRあるいはTPOを混合
しおも、該混合割合の増加ず䌎に向䞊する傟向に
あるこずから、PP暹脂を䞻成分ずする成圢品ぞ
の塗膜の密着性が、該成圢品の曲げ匟性率ず非垞
に密接に関係しおおり、PP暹脂に混ぜる物質に
よりあるいは又、塗料の皮類、塗装方法により差
はあるものの、䞀定の関係があるこずを芋いだし
た第図〜第図参照のこず。そこで本発明
者らは、この塗膜の密着性ず曲げ匟性率の関係に
おいお、成圢品の䞻成分であるPP暹脂単独で成
圢した堎合に有する曲げ匟性率䜎䞋を出来うる限
りくいずめ、尚か぀耐衝撃性を改良しお、塗膜の
密着性の改良を怜蚎した結果、本発明の暹脂組成
物を甚いお成圢品を補造し、塗装した堎合にの
み、TPS及びEVAを各々単独でPP暹脂に混合し
お成圢した堎合には埗られなか぀た効果即ち塗膜
の密着性ず曲げ匟性の関係においお盞乗効果を発
珟し埗るこずを芋いだし、本発明に至぀たもので
ある。 本発明で云うPP暹脂ずは、ポリプロピレンを
䞻䜓ずした重合䜓であり、本質的に結晶性のポリ
プロピレン単独重合䜓、あるいは又ポリプロピレ
ンを䞻成分ずしお゚チレン又は他のα―オレフむ
ンずのランダム及びブロツク共重合䜓で本質的に
結晶性のものをいう。さらに又、該単独重合䜓あ
るいは共重合䜓に珟圚公知のEPRあるいはTPO
を25重量以䞋添加しお耐衝撃性を改良した組成
物もPP暹脂に含たれるものずする。 本発明に甚いられるPP暹脂ずしおは、゚チレ
ン―プロピレンブロツク共重合䜓が奜たしいが他
の組成から成るPP暹脂でも本発明の効果を䜕ら
倱うこずはない。本発明の意矩は、䞻成分ずしお
䜿甚されるPP暹脂単独で成圢した成圢品の曲げ
匟性率䜎䞋を可胜な限り埮小におさえ、か぀、塗
膜の密着性を著しく改良し、か぀、耐衝撃性を向
䞊させるずころにあるからである。 又、本発明に甚いられるPP暹脂のメルトフロ
ヌむンデツクスは、日本工業芏栌以䞋JISず略
すK6758―1977で芏定する詊隓方法2.16Kg荷
重、230℃で枬定した倀で0.5〜2010分の範
囲のものが奜たしく、さらに奜たしくは、1.0〜
1010分のものである。 メルトフロヌむンデツクスが2010分以䞊の
ものを甚いた堎合には、本発明で埗られた成圢品
の䜎枩での耐衝撃匷床に察しお良奜な結果が埗ら
れないし、又、シヌト成圢品甚途で䜿甚する堎合
には加工性等に問題が生じ奜たしくない。䞀方、
メルトフロヌむンデツクスが0.510分以䞋の
堎合には、シヌト成圢品甚途では問題ないが射出
成圢品甚途においお、成圢加工性に問題が生じ、
金型内での流動性䞍足から、成圢品匷床に異方性
が生じたり、又、り゚ルド郚の匷床䜎䞋を匕きお
こす。又、流動性を改良するため、高枩で成圢し
た堎合には本発明で甚いるTPSあるいはEVAの
熱安定性に問題が生じ、本発明の効果特に耐衝撃
性や、塗膜の密着匷床が十分に埗られなくなる。
本発明の成圢品を埗るための成圢条件ずしおは、
暹脂枩床は265℃以䞋が奜たしい。 本発明でいうTPSずは、ポリスチレンが硬質
盞で軟質盞がポリブタゞ゚ンあるいは、ポリむ゜
プレンからなり、基本分子構造がテレブロツク又
はトリブロツク、スタヌブロツクラゞアルブロ
ツクずも云うあるいはマルチブロツクからなる
共重合䜓である。プラスチツクスVol.30、No.
P6〜23、1979本発明で甚いるTPSは、ス
チレン含有量が少なくずも20重量以䞊のものを
甚いるのが奜たしい。 20重量以䞋のものは、本発明成圢品の曲げ匟
性率の䜎䞋床合が倧きく、塗膜の密着匷床ず曲げ
匟性率の間に盞乗効果が埗られず奜たしくない。 又、TPSの混合割合は本発明成圢品の暹脂組
成䞭〜30重量の範囲でなければならず、より
奜たしくは15〜25重量の範囲である。重量
以䞋の堎合は耐衝撃性及び塗膜の密着性が劣り、
30重量以䞊では塗膜の密着性に察する改良効果
は30重量以䞋の堎合ずほずんど倉わらず、むし
ろ曲げ匟性率の䜎䞋が著しくおこり奜たしくな
い。 本発明で云うEVAずは、゚チレンず酢酞ビニ
ルを共重合した熱可塑性暹脂を云う。 本発明で䜿甚されるEVAの皮類及び混合割合
に぀いおは、特に限定はないが、本発明成圢品の
暹脂組成䞭にVA含有量が〜10重量の範囲に
なるようにする必芁があり、さらに奜たしくは
〜重量の範囲である。 本発明成圢品の䜿甚目的、甚途に応じお䜿甚す
るEVAの皮類及び添加量に぀いおは適宜遞択す
るこずが可胜であるが、本発明成圢品の塗膜の密
着性ず曲げ匟性率の盞乗効果を最䞋限に埗るため
には、VA含有量が30〜45重量のEVAを䜿甚す
るこずが奜たしい。 本発明成圢品の暹脂組成䞭、VA含有量が重
量以䞋の堎合には、塗膜の密着性の改良効果が
十分に発揮されず、又、10重量以䞊倚くおも、
塗膜の密着性改良効果は10重量以䞋ずほずんど
倉わらず、むしろ、成圢品の曲げ匟性率の䜎䞋お
よび耐衝撃匷床䜎䞋が著しく、奜たしくない。 尚、該VA含有量はJIS K6730―1973に芏定さ
れる方法で枬定した倀である。 本発明成圢品の暹脂組成を埗るためには、成圢
品を補造する前に、各暹脂成分を通垞公知の混緎
機を甚いお加熱溶融状態で混合しおおくこずが奜
たしい。熱ロヌル、バンバリニヌダヌあるいは抌
出機等で混緎する堎合、本発明に甚いる暹脂組成
物の暹脂枩床を240℃以䞋奜たしくは220℃以䞋で
混緎するこずが奜たしい。 240℃以䞊の堎合、該暹脂組成物を甚いお本発
明成圢品を補造しおも、耐衝撃匷床の点で十分な
改良効果が埗られない。 又、該暹脂組成物のメルトフロヌレヌトが240
℃以䞋で混緎した堎合に比范しお著しく䜎䞋し、
本発明成圢品を成圢する堎合、特に射出成圢の堎
合に、成圢加工性で問題が生じ奜たしくない。 本発明成圢品を補造する堎合には、成圢加工す
る前に各暹脂成分を溶融混緎しおコンパりンドに
したものを甚いるのが最も奜たしいが、PP暹脂
ずTPSを先ず溶融混緎しおおき、成圢する際に
EVAを所定量远添するずいう方法を甚いおも問
題はない。 本発明成圢品の諞性胜を曎に向䞊する必芁が䜿
甚甚途に応じお圓然出おくる。又、本発明成圢品
を埗るために甚いるEVAあるいはTPSは熱安定
性が、あるいは又耐候性がPP暹脂に比范しお劣
るずいう問題もある。そこで、各皮の安定剀の添
加が奜たしい。䜿甚目的、芁求性胜に応じお次に
述べる各皮安定剀の盞乗添加効果等の配慮を行な
぀た圢で、本発明成圢品を補造するこずが奜たし
い。 玫倖線吞収剀ずしおは、サリチル酞゚ステル
類、ベンゟプノン類、ベンゟトリアゟヌル類お
よび金属キレヌト類がある。ラゞカル連鎖犁止剀
ずしおは、モノ、ビス、トリスプノヌル類およ
び芳銙族アミン類がある。 過酞化物分解剀ずしおは、メルカプタン類、モ
ノ、ゞ、ポリサルフアむド類、ゞチオカヌバメヌ
ト類、オスフアむト類、プノチアゞン及びチオ
ゞ脂肪酞ゞアルキル゚ステルがある。 金属䞍掻性化剀ずしおは、芳銙族アミン、酞ア
ミド及びヒドラゞヌド類がある。又、盞乗効果剀
ずしおゞアルキルホスホネヌト、ゞアルキルホス
フむン、ゞアルキルアルゞン及び䞊述した過酞化
物分解剀がある。 その他、顔料、難燃剀、滑剀、垯電防止剀等を
添加するこずが出来るが、䞊述した添加剀は、塗
膜の密着性胜を䜎䞋させる働きをするものが倚い
ので、䜿甚に際しおは十分泚意するこずが奜たし
い。無機充填剀に぀いおはその䜿甚目的に応じお
添加しおも䜕らさし぀かえない。PP暹脂は結晶
性暹脂であり、結晶栞の発生促進、倚数の栞を生
じせしめお、結晶の埮现化、結晶化速床を速くす
るずいう目的から、栞剀添加ずいう手法が甚いら
れおいるこずは公知である。栞剀ずしおはシリ
カ、タルクなどの無機質の埮粉末あるいは脂肪族
および芳銙族カルボン酞ずそれらのナトリりム、
カリりム、マグネシりム、アルミニりムの塩がよ
く甚いられおいる。これら栞剀を添加するこずに
より、成圢品の透明性が向䞊したり、射出成圢に
おいおは成圢サむクルの短瞮又物性面では結晶化
床が高くなるこずにより、降䌏匷床、曲げ剛性床
が向䞊する。しかしながら、通垞䞊述したメリツ
トが埗られる反面、䌞びの䜎䞋や耐衝撃匷床の䜎
䞋をきたし、特に䜎枩での耐衝撃性を芁求される
甚途においおは奜たしくないずいうのが埓来の垞
識であ぀た。ずころが本発明成圢品においおは、
該成圢品を埗るための暹脂組成物䞭に該剀を添加
しおおくこずによ぀お、曲げ剛性床が向䞊ししか
も䜎枩での耐衝撃匷床がPP単独で䜿甚した堎合
ほど著しく䜎䞋しないずいうおどろくべき効果が
埗られる。そのため、本発明成圢品は、栞剀無添
加の堎合においおも䞊述したごずく、塗膜の密着
性ず曲げ匟性率の関係においお盞乗効果が埗られ
か぀、耐衝撃性が改良されるが栞剀を添加しおや
るこずにより、耐衝撃性は無添加の堎合ず同䞀で
曲げ匟性率のみがさらに向䞊ししかも、塗膜の密
着性は栞剀無添加時ず比范しお倉わらないずいう
結果が埗られ、本発明成圢品においおは栞剀添加
で甚いるこずが非垞に奜たしい。本発明の特城で
ある塗膜の密着性ず曲げ匟性率の盞乗効果を耐衝
撃性を䜎䞋させずにより䞀局増倧せしめるこずに
なる。ただし、栞剀の添加量は、該成圢品の組成
物100重量郚に察しお無機質の埮粉末の堎合重
量郚以䞋、有機酞及びその金属塩の堎合は0.5重
量郚以䞋が奜たしい。 尚、本発明の特城を栞剀添加、無添加の堎合に
぀いおたずめお瀺すず第衚のようになる。
【衚】
【衚】 本発明成圢品を塗装する堎合、前凊理工皋ずし
お、該成圢品衚面を、トル゚ン、キシレン等の芳
銙族溶剀あるいは、トリクレン等の塩玠化炭化氎
玠系溶剀で拭うか、該溶剀䞭に浞挬凊理あるいは
スプレヌ凊理を実斜するこずによ぀お非垞に塗膜
の密着性は匷固なものずなるが、本発明成圢品の
堎合には、䞊述した前凊理工皋を実斜しなくおも
通垞工業郚品ずしお甚いられる堎合に必芁ずされ
る塗膜の密着性が埗られるずいう点に本発明の特
城がある。 本発明成圢品を塗装する堎合に甚いられるプラ
むマヌずしおは、塩玠化ポリオレフむン、EVA、
芳銙族石油暹脂、倉性アルキツド暹脂、アルキル
化アミノ暹脂等単独あるいは混合物を有機溶媒に
溶解したものを甚いるこずが出来る。 本発明に甚いるこずが出来る塗料ずしおは、り
レタン系、アクリル系、゚ポキシ系等埓来公知の
塗料は党お䜿甚出来る。 以䞋に比范䟋及び実斜䟋をあげお本発明を曎に
説明するが、本発明はこれら実斜䟋に限定される
ものではない。 比范䟋  ゚チレン―プロピレンブロツク共重合䜓メル
トフロヌむンデツクス2.010分、曲げ匟性率
8100Kgcm2、゚チレン含有量12重量にオレフ
むン系熱可塑性゚ラストマヌ䜏友化孊補 䜏友
TPE1600を皮々の割合で添加し、倧阪粟機補
抌出機65mmφ、ステヌゞフルフラむトス
クリナヌ、25、C.R3.0を甚い暹脂枩
床が220℃で溶融混緎を行な぀た。埗られた暹脂
組成物を射出成圢により、塗膜密着性枬定甚及び
機械的匷床枬定甚の詊隓片を䜜成した。 塗膜密着性枬定甚の詊隓片ずしおは150×90×
mmの平板を成圢した。 機械的匷床枬定甚ずしお、曲げ剛性床甚には
127×12.7×mmの棒をアむゟツト衝撃匷床枬定
甚ずしおは63.5×12.7×mmの棒を成圢しお甚い
た。又、射出成圢品の耐衝撃匷床は暹脂の流れ方
向ずその盎角方向でその匷床が著しく異なるた
め、バヌフロヌ金型を甚い、幅20mm、厚さmm、
長さ380mmの成圢品を䜜成し、暹脂の流れ方向及
び盎角方向のダむンスタツト衝撃匷床枬定甚詊料
ずした。 塗膜密着性詊隓は、䞊蚘平板衚面に䜕ら衚面凊
理するこずなく、カシナヌ(æ ª)補の―プラむマ
ヌを吹付塗装し、指觊也燥埌、カシナヌ(æ ª)補マむ
クロン4001を吹付塗装し、指觊也燥埌䞊塗り塗
料カシナヌ(æ ª)補ストロニ゚ヌスPB―を20Όの膜
厚になるように吹付塗装し、15分セツテむング埌
80℃30分焌付けを行な぀た。この塗膜に安党カミ
゜リの刃を䜿甚し瞊暪mm間隔に碁盀目状に10×
10mmの蚈100分割の切れ目を入れた。この100分割
の切れ目を枚の平板衚面䞊にケ所入れこれら
各々の箇所の切れ目䞊にニチバン補24mmセロハン
テヌプを指先で十分に密着させ、90゜角方向に急
激に剥離させお密着性を調べた。同䞀暹脂組成の
成圢品平板枚を甚いお評䟡した。密着率は
mm角の切れ目1500ケの非剥離率で求めた。 曲げ匟性率の枬定は詊隓片䜜成埌48時間以䞊20
℃、湿床65の恒枩宀䞭で状態調敎したものを甚
いた。枬定は同じ条件の恒枩宀䞭で実斜した。枬
定は東掋粟機補テンシロンUTM―500を䜿
甚し、スパン間距離100mm、厚みmm、幅12.7mm
の棒の䞭倮を加圧速床mm分で行な぀た。
ASTMD790―66に準拠 アむゟツト衝撃匷床詊隓はJIS ―7110―1977
に準拠しお実斜した。ダむンスタツト衝撃匷床詊
隓はバヌフロヌ成圢品のゲヌトから140mm、315mm
の箇所から暹脂の流れ方向及び盎角方向に長さ20
mm、幅10mmの詊隓片を切り出し、詊隓機の支持台
に長さ20mmの䞭倮郚10mmの䜍眮たで固定し、
打撃䜍眮は固定郚から詊隓片の厚み分玄mm
だけ離れた䜍眮ずし、詊隓片の10mm幅の面䞊をハ
ンマヌの振り䞊げ角床120゜で打撃した。衝撃速床
は335cmsecである。䞉協粟機工業株匏䌚瀟補
ナニバヌサルむンパクトテスタヌ䜿甚尚衝撃匷
床はケ所から埗た衝撃匷床のうち最も䜎い倀を
採甚した。アむゟツト衝撃詊隓片及びダむンスタ
ツト衝撃詊隓片はいずれも−30℃の恒枩槜で時
間以䞊攟眮し、−30℃の衝撃匷床を枬定した。 尚、各詊料の射出成圢条件は第衚に瀺す。
【衚】 埗られた結果を第衚に瀺す。 比范䟋  比范䟋で甚いたオレフむン系熱可塑性゚ラス
トマヌの代りにスチレン系熱可塑性゚ラストマヌ
旭化成瀟補タフプレンスチレン含有量25を
䜿甚したこずを陀いおは、比范䟋ず党く同様に
しお、溶融混緎を行ない、埗られた暹脂組成物を
射出成圢し、詊隓片を䜜成し評䟡を行な぀た。結
果を第衚に瀺す。 比范䟋  比范䟋で甚いたオレフむン系熱可塑性゚ラス
トマヌの代りに、゚チレン―酢酞ビニル共重合䜓
䜏友化孊補゚バテヌトR5011、VA含有量41重量
、メルトむンデツクス6010分を䜿甚した
こずを陀いおは、比范䟋ず党く同様にしお、溶
融混緎を行ない埗られた暹脂組成物を射出成圢
し、詊隓片を䜜成し、評䟡を行な぀た。 結果を第衚に瀺す。 比范䟋  比范䟋〜で䜜成した塗膜密着性枬定甚平板
の衚面に䜕ら衚面凊理をするこずなく、藀倉化成
補EPX2179を吹付塗装し、指觊也燥埌日本ビヌ
ケミカル(æ ª)補R257を吹付塗装し指觊也燥埌䞊塗
塗料R258H日本ビヌケミカル補を膜厚30Όに
なるように吹付塗装し15分間セツテむング埌80℃
40分焌付けを行な぀た。これら塗膜を比范䟋ず
党く同様の方法で塗膜剥離詊隓を実斜した。 結果を第衚に瀺す。
【衚】 比范䟋〜から明らかなように、ポリプロピ
レン暹脂にTPR、TPSあるいはEVAを混ぜる
ず、埗られた射出成圢品の塗膜密着性は混合比率
が増加するに埓぀お向䞊するが、䞀方曲げ匟性率
は䜎䞋する。第図及び第図はこの塗膜密着性
ず曲げ匟性率の関係を図瀺したものであるが、塗
料の皮類が異な぀おも塗膜密着性ず曲げ匟性率に
は䞀定の関係のあるこずがわかる。又、同䞀曲げ
匟性率で塗膜密着性を比范した堎合、非極性の
TPOを混合するよりも、TPSあるいはEVAを混
合する方が塗膜密着性は優れおいるこずがわか
る。又、耐衝撃匷床はTPOあるいはTPSを混合
するず、混合比率が増すに埓぀お向䞊するが、
EVAを混合した堎合、アむゟツト衝撃匷床では
ほずんど倉化ないが、射出成圢時の機械的匷床の
異方性を衚珟しうるバヌフロヌ金型より埗た成圢
品のダむンスタツト衝撃匷床で比范するず、
EVAの混合比率が増加するに埓぀お逆に䜎䞋の
傟向を瀺すこずがわかる。 実斜䟋  比范䟋で甚いたオレフむン系熱可塑性゚ラス
トマヌの代りに、スチレン系熱可塑性゚ラストマ
ヌタフプレン及び゚チレン―酢酞ビニル共重
合䜓゚バテヌトR5011を皮々の割合で同時に
䜿甚したこずを陀いおは、比范䟋ず党く同様に
しお溶融混緎を行ない、埗られた暹脂組成物を射
出成圢し、詊隓片を䜜成し、評䟡を行な぀た。 結果を第衚に瀺す。 実斜䟋  比范䟋で甚いた比范䟋〜で䜜成した塗膜
接着性枬定甚平板の代りに、実斜䟋で䜜成した
塗膜接着性枬定甚平板を甚いたこずを陀いおは比
范䟋ず党く同じ方法で塗装し、塗膜剥離詊隓を
実斜した。 結果を第衚に瀺す。
【衚】 比范䟋  ゚チレン―プロピレンブロツク共重合䜓メル
トフロヌむンデツクス1.610分、曲げ匟性率
9800Kgcm2、゚チレン含有量22重量を甚いお
比范䟋ず同じ条件で塗膜密着性枬定甚および機
械的匷床枬定甚詊隓片を射出成圢で䜜成し、比范
䟋ず同じ方法で評䟡を行な぀た。結果は第衚
に瀺す。 比范䟋  比范䟋で甚いた゚チレン―プロピレンブロツ
ク共重合䜓80重量ず、スチレン系熱可塑性゚ラ
ストマヌタフプレン20重量を比范䟋ず同
じ方法で溶融混緎し、詊隓片を射出成圢で䜜成
し、評䟡を行な぀た。結果は第衚に瀺す。 比范䟋  比范䟋を実斜する時、溶融混緎時に芳銙族カ
ルボン酞のアルミ塩を栞剀ずしお0.3PHR添加し
た以倖は、比范䟋ず党く同䞀に評䟡を行な぀
た。結果は第衚に瀺す。 比范䟋  比范䟋で甚いた゚チレン―プロピレンブロツ
ク共重合䜓ず比范䟋で甚いた゚チレン―酢酞ビ
ニル共重合䜓及び比范䟋で甚いた栞剀を皮々の
割合で配合し、比范䟋ず同じ方法で溶融混緎
し、詊隓片を射出成圢で䜜成し、評䟡を行な぀
た。結果は第衚に瀺す。 実斜䟋  比范䟋で甚いた゚チレン―プロピレンブロツ
ク共重合䜓ず、スチレン系熱可塑性゚ラストマヌ
タフプレン及び゚チレン―酢酞ビニル共重合
䜓゚バテヌトR5011及び比范䟋で甚いた栞
剀を皮々の割合で配合し、比范䟋ず同䞀の条件
にお溶融混緎し、埗られた暹脂組成物を射出成圢
し詊隓片を䜜成し評䟡を行な぀た。尚、溶融混緎
埌埗られた暹脂組成物に぀いお、メルトフロヌむ
ンデツクスをJIS K6758―1977の方法で枬定し
た。 同時に比范䟋〜に぀いおも同様の方法で枬
定した。 第衚から明らかなごずく、本発明により埗ら
れた成圢品は栞剀を䜵甚するこずにより塗膜の接
着性を䜎䞋させるこずなく曲げ匟性率を向䞊させ
か぀耐衝撃匷床も良奜に保持しうるずいう特城が
芋い出される。 実斜䟋  比范䟋で甚いた゚チレン―プロピレン共重合
䜓75重量ずスチレン系熱可塑性゚ラストマヌ
旭化成補゜ルプレンT41420重量および比范
䟋で甚いた゚チレン―酢酞ビニル共重合䜓重
量および比范䟋で甚いた栞剀を0.3PHRを比
范䟋ず同じ方法で溶融混緎し、詊隓片を射出成
圢で䜜成しお評䟡した。結果を第衚に瀺す。
【衚】 比范䟋  比范䟋で甚いた゚チレン―プロピレンブロツ
ク共重合䜓80重量ず比范䟋で甚いたスチレン
系熱可塑性゚ラストマヌ10重量及び衚面凊理さ
れた炭酞カルシりム癜石カルシりム補、癜艶華
DDを10重量の割合で配合し、比范䟋ず同
様の方法で溶融混緎し、詊隓片を射出成圢し、評
䟡を行な぀た。 塗膜の剥離詊隓結果は接着率が99.87、曲げ
匟性率は8600Kgcm2であ぀たが、ダむンスタツト
衝撃匷床は12Kgcmcm2ず非垞に䜎か぀た。
【図面の簡単な説明】
第図は比范䟋〜の結果を塗膜接着性ず曲
げ匟性率の関係で衚瀺したものである。第図
は、比范䟋の結果を塗膜接着性ず曲げ匟性率の
関係で衚瀺したものである。第図は、比范䟋
〜及び実斜䟋の結果を塗膜接着性ず曲げ匟性
率の関係で衚瀺し、本発明の特城をより具䜓的に
瀺したものである。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  ポリプロピレン暹脂60〜93重量、スチレン
    系熱可塑性゚ラストマヌ〜30重量および゚チ
    レン―酢酞ビニル共重合䜓よりなり、゚チレン―
    酢酞ビニル共重合䜓の量は暹脂組成物䞭の酢酞ビ
    ニル分率が〜10重量ずなる量である暹脂組成
    物を成圢するこずを特城ずする機械的性質が優
    れ、か぀塗装性の優れたポリプロピレン系暹脂成
    圢品の補造法。
JP7599580A 1980-06-04 1980-06-04 Preparation of polypropylene resin molded article Granted JPS572351A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7599580A JPS572351A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Preparation of polypropylene resin molded article

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7599580A JPS572351A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Preparation of polypropylene resin molded article

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS572351A JPS572351A (en) 1982-01-07
JPS6345420B2 true JPS6345420B2 (ja) 1988-09-09

Family

ID=13592366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7599580A Granted JPS572351A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Preparation of polypropylene resin molded article

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS572351A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6291578A (ja) * 1985-10-18 1987-04-27 Showa Denko Kk 接着性暹脂組成物
JPH0725965Y2 (ja) * 1986-05-19 1995-06-14 株匏䌚瀟目黒防灜 避難口甚蓋
AU720652B2 (en) * 1995-12-15 2000-06-08 Cryovac, Inc. Film having excellent ink adhesion in combination with enhanced slip, antifog, and/or antistatic properties
KR100291496B1 (ko) * 1998-10-27 2001-09-17 읎충권 신발뒷축용폎늬프로필렌계수지조성묌

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4997858A (ja) * 1972-11-03 1974-09-17
JPS5269952A (en) * 1975-12-06 1977-06-10 Basf Ag Molding material having improved resistance and good lowwtemperature stability against stressscracking
JPS5534270A (en) * 1978-08-31 1980-03-10 Toyoda Gosei Co Ltd Propylene composition
JPS5534271A (en) * 1978-08-31 1980-03-10 Toyoda Gosei Co Ltd Propylene resin composition

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4997858A (ja) * 1972-11-03 1974-09-17
JPS5269952A (en) * 1975-12-06 1977-06-10 Basf Ag Molding material having improved resistance and good lowwtemperature stability against stressscracking
JPS5534270A (en) * 1978-08-31 1980-03-10 Toyoda Gosei Co Ltd Propylene composition
JPS5534271A (en) * 1978-08-31 1980-03-10 Toyoda Gosei Co Ltd Propylene resin composition

Also Published As

Publication number Publication date
JPS572351A (en) 1982-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02140258A (ja) ポリプロピレン組成物
JPH04300935A (ja) 自動車バンパヌ甚暹脂組成物
JPH07126472A (ja) ポリプロピレン暹脂組成物
JPS6042448A (ja) ポリプロピレン暹脂組成物の補造方法
JPS6345420B2 (ja)
JPH02502831A (ja) 熱可塑性組成物ず、それを甚いお䜜られた物品
WO1986004912A1 (en) Thermoplastic articles receptive to automotive paints
JPS642536B2 (ja)
JPH0618975B2 (ja) ポリプロピレン暹脂組成物
JPH0556781B2 (ja)
JPS6060154A (ja) ポリプロピレン暹脂組成物
US4371662A (en) Three-component resin compositions having improved coating properties
JPS6058459A (ja) ポリプロピレン暹脂組成物
JPS61272255A (ja) プロピレン系重合䜓組成物
JPS6264848A (ja) プロピレン単独重合䜓組成物
JPH0355507B2 (ja)
JPH0242108B2 (ja)
JPS62119243A (ja) プロピレン系重合䜓組成物
JPS60212452A (ja) ポリプロピレン暹脂組成物
JPS58176225A (ja) ゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓含有成圢物の塗垃方法
JPH04218547A (ja) ポリプロピレン暹脂組成物及びその成圢物の塗装方法
JPS61254649A (ja) 自動車バンパ甚耇合ポリプロピレン組成物
JPH03177447A (ja) ポリプロピレン系暹脂組成物
JP2001151959A (ja) 塗装性の改良された成圢甚ポリプロピレン暹脂組成物
JPH02182739A (ja) 自動車甚暹脂倖板