JPS6344871B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344871B2 JPS6344871B2 JP13750779A JP13750779A JPS6344871B2 JP S6344871 B2 JPS6344871 B2 JP S6344871B2 JP 13750779 A JP13750779 A JP 13750779A JP 13750779 A JP13750779 A JP 13750779A JP S6344871 B2 JPS6344871 B2 JP S6344871B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motif
- mold
- sheet
- forming material
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 244000144992 flock Species 0.000 claims description 2
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 claims 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims 1
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Landscapes
- Adornments (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、織物体にモチーフのような視覚的
図案を貼付する方法に関する。
図案を貼付する方法に関する。
この種の視覚的図案としては、商標、商号、言
葉あるいはその他の記号があり、その中にはそれ
が貼付されている織物体の出所を示すものもあれ
ばそうでないものもある。
葉あるいはその他の記号があり、その中にはそれ
が貼付されている織物体の出所を示すものもあれ
ばそうでないものもある。
しかし、いずれにしろ織物体(以下、これを基
体ということもある。)、たとえばスポーツシヤツ
のような用品に対し、図案(モチーフ)を貼付す
る一般的な方法としては、図案を型取つたものの
裏側に熱溶着接着剤を付けておき、それに熱を加
える方法が知られている。しかし、そのような方
法にあつては、図案を型取つたものの取り扱いに
特別な装置を必要としたり、あるいは適用可能な
図案が制限されるなどの欠点がある。
体ということもある。)、たとえばスポーツシヤツ
のような用品に対し、図案(モチーフ)を貼付す
る一般的な方法としては、図案を型取つたものの
裏側に熱溶着接着剤を付けておき、それに熱を加
える方法が知られている。しかし、そのような方
法にあつては、図案を型取つたものの取り扱いに
特別な装置を必要としたり、あるいは適用可能な
図案が制限されるなどの欠点がある。
一方、英国特許明細書第1244407号には、基体
上に弾力をもつ圧縮性のパツドからなる中間層を
挟んで装飾層を接着し、ついで型によつて装飾層
を所望の輪郭線に沿つて切り、そして前記パツド
を押し付けて前記輪郭線の内側部分を基体に接着
するという方法が提案されている。
上に弾力をもつ圧縮性のパツドからなる中間層を
挟んで装飾層を接着し、ついで型によつて装飾層
を所望の輪郭線に沿つて切り、そして前記パツド
を押し付けて前記輪郭線の内側部分を基体に接着
するという方法が提案されている。
この発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、織物体に対し視覚的図案を貼付するための改
良方法を提供するものである。
で、織物体に対し視覚的図案を貼付するための改
良方法を提供するものである。
この発明の特徴をまず述べると、この発明によ
る方法にあつては、まず織物体と積層体とを組み
合せるのであるが、その積層体には少なくとも装
飾層一層とそれに付着された熱溶着接着剤層とを
含んでおり、ついで前記組み合わせ体に所望のモ
チーフに相当する型を介して熱を加えると、それ
により少なくとも前記熱溶着接着剤層のモチーフ
の周囲部分が活性化し、その部分において前記装
飾層が織物体に接着し、そうしたら、前記型を取
り外すとともに、前記シート状のもの(積層体)
の大方を前記織物体からはがすことにより、型に
よつて定まつたモチーフ部分のみを前記織物体上
に残す点に特徴がある。
る方法にあつては、まず織物体と積層体とを組み
合せるのであるが、その積層体には少なくとも装
飾層一層とそれに付着された熱溶着接着剤層とを
含んでおり、ついで前記組み合わせ体に所望のモ
チーフに相当する型を介して熱を加えると、それ
により少なくとも前記熱溶着接着剤層のモチーフ
の周囲部分が活性化し、その部分において前記装
飾層が織物体に接着し、そうしたら、前記型を取
り外すとともに、前記シート状のもの(積層体)
の大方を前記織物体からはがすことにより、型に
よつて定まつたモチーフ部分のみを前記織物体上
に残す点に特徴がある。
前記装飾層としてはフロツク加工による層が適
用でき、その場合、そのフロツク加工層は、反対
面に前記熱溶着接着剤層を備えた裏打ち層上に接
着される。また、そのフロツク加工層は、フイル
ム状の接着剤層によつて保持してもよく、そのフ
イルム状の接着剤層としては、前記熱溶着接着剤
層を構成するものを利用することも、あるいはそ
れに付加された別の層を利用することもできる。
用でき、その場合、そのフロツク加工層は、反対
面に前記熱溶着接着剤層を備えた裏打ち層上に接
着される。また、そのフロツク加工層は、フイル
ム状の接着剤層によつて保持してもよく、そのフ
イルム状の接着剤層としては、前記熱溶着接着剤
層を構成するものを利用することも、あるいはそ
れに付加された別の層を利用することもできる。
この発明のさらに特徴ある点は、型にあり、こ
の型は、基体に貼付すべきモチーフを定める突出
した型部分であつて、その部分に溶着領域を有す
るものと、その溶着領域に近接した前記突出した
型部分の面であつて、モチーフをなす材料が基体
上に貼付されるべき領域に隣り合い、前記溶着領
域面に対し鋭角状に配列され、かつ型の軸線に対
し平行に設けられた面と、前記突出した型部分の
面であつて、モチーフをなす材料が基体上に貼付
されない領域に近接し、かつ型の軸線に対しほぼ
平行に設けられた面とを有する。この場合、突出
した型部分の傾斜面は型の線に対し30〜60゜、好
ましくは45゜に設定するのがよい。また、突出し
た型部分(あるいは型形状)については、型ブロ
ツクを切削加工することにより、あるいは他の適
当な方法によつて製造される。なお、このような
型において、モチーフをなす材料を基体に貼付さ
せない型部分は、通常、モチーフをなす材料を基
体に貼付させる型部分よりも大きく凹んでおり、
その凹んだ部分には、熱伝導性の低い物質層が設
けられる。
の型は、基体に貼付すべきモチーフを定める突出
した型部分であつて、その部分に溶着領域を有す
るものと、その溶着領域に近接した前記突出した
型部分の面であつて、モチーフをなす材料が基体
上に貼付されるべき領域に隣り合い、前記溶着領
域面に対し鋭角状に配列され、かつ型の軸線に対
し平行に設けられた面と、前記突出した型部分の
面であつて、モチーフをなす材料が基体上に貼付
されない領域に近接し、かつ型の軸線に対しほぼ
平行に設けられた面とを有する。この場合、突出
した型部分の傾斜面は型の線に対し30〜60゜、好
ましくは45゜に設定するのがよい。また、突出し
た型部分(あるいは型形状)については、型ブロ
ツクを切削加工することにより、あるいは他の適
当な方法によつて製造される。なお、このような
型において、モチーフをなす材料を基体に貼付さ
せない型部分は、通常、モチーフをなす材料を基
体に貼付させる型部分よりも大きく凹んでおり、
その凹んだ部分には、熱伝導性の低い物質層が設
けられる。
以下、添付図面を参照しながら、この発明の実
施例について詳細に説明する。
施例について詳細に説明する。
第1図に示すように、この発明で用いる型は、
銅、真ちゆうあるいは鋼などのような熱伝導性の
物質からなるブロツクの上にモチーフの形状を彫
り込んだものである。ただここでは、この発明を
理解しやすくするため、円をなすくぼみ形状をモ
チーフとし、またその型の彫り込み深さは誇張し
て示されている。
銅、真ちゆうあるいは鋼などのような熱伝導性の
物質からなるブロツクの上にモチーフの形状を彫
り込んだものである。ただここでは、この発明を
理解しやすくするため、円をなすくぼみ形状をモ
チーフとし、またその型の彫り込み深さは誇張し
て示されている。
その型はベース10をもち、そのベース10に
は彫り込みによつて円形の内側輪郭線11とその
内側輪郭線11より大径の円形の外側輪郭線12
が形作られている。ここにおける型は、第2図に
示すような環状のモチーフを得るためのもので、
基体に貼付されるべき部分に隣り合う端壁18は
鋭角状に配列されている。そして、このような型
形状の両端部には加熱領域14が設けられてお
り、またその加熱(したがつて溶着)領域の側
面、つまりモチーフをなす材料が基体側に貼付さ
れない領域部分に近接する箇所には、型の軸線に
対しほぼ平行に壁15が配列されている。
は彫り込みによつて円形の内側輪郭線11とその
内側輪郭線11より大径の円形の外側輪郭線12
が形作られている。ここにおける型は、第2図に
示すような環状のモチーフを得るためのもので、
基体に貼付されるべき部分に隣り合う端壁18は
鋭角状に配列されている。そして、このような型
形状の両端部には加熱領域14が設けられてお
り、またその加熱(したがつて溶着)領域の側
面、つまりモチーフをなす材料が基体側に貼付さ
れない領域部分に近接する箇所には、型の軸線に
対しほぼ平行に壁15が配列されている。
この発明の方法によりモチーフを基体に貼付し
ようとする場合には、基体16にシート状のモチ
ーフ形成用の材料(図示せず)を備えておく。こ
のモチーフ形成用の材料は、上層がフロツク加工
層で下層が熱溶着接着剤層であるが、この材料に
ついては後でもう少し詳しく述べる。つぎにその
積層体上に前記した型を押し付け、その型に熱を
加えることにより、領域17部分の熱溶着接着剤
層を基体16に付着させる。そしてこの付着が完
了したら、型を取り除くとともに、シート状のモ
チーフ形成用材料を基体16からはがす。このと
き、モチーフ18は基体16上にしつかりと付着
されたままである。この実施例では、外側部分が
領域19からはがされ、内側の円板形状のものが
領域20からはがされることになる。
ようとする場合には、基体16にシート状のモチ
ーフ形成用の材料(図示せず)を備えておく。こ
のモチーフ形成用の材料は、上層がフロツク加工
層で下層が熱溶着接着剤層であるが、この材料に
ついては後でもう少し詳しく述べる。つぎにその
積層体上に前記した型を押し付け、その型に熱を
加えることにより、領域17部分の熱溶着接着剤
層を基体16に付着させる。そしてこの付着が完
了したら、型を取り除くとともに、シート状のモ
チーフ形成用材料を基体16からはがす。このと
き、モチーフ18は基体16上にしつかりと付着
されたままである。この実施例では、外側部分が
領域19からはがされ、内側の円板形状のものが
領域20からはがされることになる。
ところで、基体16上に残されたモチーフ形成
材料は、第3図に示すように、従来のような弾力
をもつ圧縮性のパツドを用いることなくして浮出
した状態を呈する。この場合、モチーフ形成用材
料の裏打ち層が符号21で示され、フロツク加工
部分が符号22で示されている。
材料は、第3図に示すように、従来のような弾力
をもつ圧縮性のパツドを用いることなくして浮出
した状態を呈する。この場合、モチーフ形成用材
料の裏打ち層が符号21で示され、フロツク加工
部分が符号22で示されている。
第4図には型の他の実施例が示されているが、
そこにおける型も前記第1図のものとほぼ同様で
ある。ちがう点といえば、型の中央部分、つまり
モチーフ形成用材料が基体に付着しない部分に、
熱伝導性の低い物質層24を備えている点だけで
ある。
そこにおける型も前記第1図のものとほぼ同様で
ある。ちがう点といえば、型の中央部分、つまり
モチーフ形成用材料が基体に付着しない部分に、
熱伝導性の低い物質層24を備えている点だけで
ある。
なお、以上においては加熱型を用いた例につい
て説明したが、型の加熱には高周波加熱を適用す
ることもできる。
て説明したが、型の加熱には高周波加熱を適用す
ることもできる。
また、モチーフ形成用材料については、上層が
フロツク加工による物質で下層が熱溶着接着剤と
したが、その熱溶着接着剤を、取り扱いおよび上
側のフロツク加工層を支持するに充分な粘着力を
もつフイルム状とすることができるし、あるい
は、上側のフロツク加工層をフイルム状の接着剤
の上に貼付してから、そのフイルム状の接着剤を
熱溶着接着剤によつて被覆するようにすることも
できる。さらには、裏打ち層を用い、その裏打ち
層の一面にフロツク加工層を設け、他面に接着剤
層を設けることもできる。
フロツク加工による物質で下層が熱溶着接着剤と
したが、その熱溶着接着剤を、取り扱いおよび上
側のフロツク加工層を支持するに充分な粘着力を
もつフイルム状とすることができるし、あるい
は、上側のフロツク加工層をフイルム状の接着剤
の上に貼付してから、そのフイルム状の接着剤を
熱溶着接着剤によつて被覆するようにすることも
できる。さらには、裏打ち層を用い、その裏打ち
層の一面にフロツク加工層を設け、他面に接着剤
層を設けることもできる。
しかしいずれにしろ、この発明の貼付方法によ
れば、貼付されたモチーフが浮出し模様を呈する
ため、あたかも基体に刺繍を施したと同様の印象
を与えることができ、また型取られた図案(モチ
ーフ)を製造する必要がないことおよびシート状
のモチーフ形成材料から任意の箇所にモチーフを
貼付することができることから、きわめて利用し
やすく、さらには、断続的で、互いに離れ離れの
モチーフが得られるので、種々のモチーフに広く
適用できるなどの優れた効果を有する。
れば、貼付されたモチーフが浮出し模様を呈する
ため、あたかも基体に刺繍を施したと同様の印象
を与えることができ、また型取られた図案(モチ
ーフ)を製造する必要がないことおよびシート状
のモチーフ形成材料から任意の箇所にモチーフを
貼付することができることから、きわめて利用し
やすく、さらには、断続的で、互いに離れ離れの
モチーフが得られるので、種々のモチーフに広く
適用できるなどの優れた効果を有する。
第1図はこの発明による型の一実施例を示す一
部切り欠いた斜視図、第2図は第1図に示される
型によつて基体上に貼付したモチーフを示す斜視
図、第3図は第2図の−線に沿う断面図、第
4図はこの発明による型の他の実施例を示す一部
切り欠いた斜視図である。 16……織物体(基体)、17……モチーフの
周囲部分、18……モチーフ、21……熱溶着接
着剤層(裏打ち層)、22……装飾層(フロツク
加工層)。
部切り欠いた斜視図、第2図は第1図に示される
型によつて基体上に貼付したモチーフを示す斜視
図、第3図は第2図の−線に沿う断面図、第
4図はこの発明による型の他の実施例を示す一部
切り欠いた斜視図である。 16……織物体(基体)、17……モチーフの
周囲部分、18……モチーフ、21……熱溶着接
着剤層(裏打ち層)、22……装飾層(フロツク
加工層)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 織物体シートにモチーフ形成物質シートを配
置し、前記モチーフ形成物質シートが上面にかな
り永久的に結合するフロツク物質と、下面に接着
するホツトメルトとを持ち、 前記モチーフ形成物質シートに、印加部分のモ
チーフの縁に沿つてのみ延長した制限領域に沿つ
て熱と圧力とを加えて、該モチーフ形成物質シー
トがホツトメルト接着剤を活性化させて前記織物
体に結合され、該モチーフ形成物質シートの残つ
た部分を30〜60度の角度で切り込み、 前記縁に沿つて前記モチーフ形成物質シートを
切断し、前記モチーフ形成物質シートの残つた部
分を剥ぎ取る織物体にモチーフなどの図案を貼付
する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13750779A JPS5663082A (en) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | Adhering of design such as motif to fabric |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13750779A JPS5663082A (en) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | Adhering of design such as motif to fabric |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5663082A JPS5663082A (en) | 1981-05-29 |
JPS6344871B2 true JPS6344871B2 (ja) | 1988-09-07 |
Family
ID=15200275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13750779A Granted JPS5663082A (en) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | Adhering of design such as motif to fabric |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5663082A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61667A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-06 | 島田 信正 | シ−ト・幌の修理方法 |
JPS61666A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-06 | 島田 信正 | シ−ト・幌の修理方法 |
JP2685139B2 (ja) * | 1991-10-11 | 1997-12-03 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
-
1979
- 1979-10-24 JP JP13750779A patent/JPS5663082A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5663082A (en) | 1981-05-29 |
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