JPS6344669Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344669Y2 JPS6344669Y2 JP20439283U JP20439283U JPS6344669Y2 JP S6344669 Y2 JPS6344669 Y2 JP S6344669Y2 JP 20439283 U JP20439283 U JP 20439283U JP 20439283 U JP20439283 U JP 20439283U JP S6344669 Y2 JPS6344669 Y2 JP S6344669Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- gas
- valve seat
- valve body
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ガステーブルなどのガス器具におけ
る火力調整用のガス流量調整器に関するものであ
る。
る火力調整用のガス流量調整器に関するものであ
る。
この種のガス流量調整器は、棒状の弁体を弁座
に対して軸方向に移動させて流量を調整するいわ
ゆるニードル弁式のものが多いが、最低流量を確
保するための最低流量穴が弁体に設けられてお
り、ガスの種類が変更される場合などには弁体を
交換する必要があり、調整用の移動機構に連動し
ている弁体を交換する作業はかなり面倒であり、
能率よく作業を進めることが困難であつた。
に対して軸方向に移動させて流量を調整するいわ
ゆるニードル弁式のものが多いが、最低流量を確
保するための最低流量穴が弁体に設けられてお
り、ガスの種類が変更される場合などには弁体を
交換する必要があり、調整用の移動機構に連動し
ている弁体を交換する作業はかなり面倒であり、
能率よく作業を進めることが困難であつた。
本考案はこの点に着目し、交換作業を極めて簡
単に行なうことのできるガス流量調整器を提供す
ることを目的としてなされたものであり、先端に
弁部を有し、軸方向に移動可能に支持された棒状
の弁体をガス入口に連通している入口側ガス室内
に設けるとともに、上記弁体に対応する弁座を端
面に有し、ガス出口に連通する弁座内流路を内部
に有する固定部材を設けたガス流量調整器におい
て、弁体の弁部をむく棒で構成するとともに、固
定部材の側壁にこれを貫通する最低流量穴を設
け、弁座内流路を最低流量穴と弁座の外周面とを
通じて入口側ガス室に連通させたことを特徴とし
ている。すなわち、最低流量穴が移動機構と関係
ない固定部材に設けられているので、取外しや取
付けの作業を容易に行なえるのである。
単に行なうことのできるガス流量調整器を提供す
ることを目的としてなされたものであり、先端に
弁部を有し、軸方向に移動可能に支持された棒状
の弁体をガス入口に連通している入口側ガス室内
に設けるとともに、上記弁体に対応する弁座を端
面に有し、ガス出口に連通する弁座内流路を内部
に有する固定部材を設けたガス流量調整器におい
て、弁体の弁部をむく棒で構成するとともに、固
定部材の側壁にこれを貫通する最低流量穴を設
け、弁座内流路を最低流量穴と弁座の外周面とを
通じて入口側ガス室に連通させたことを特徴とし
ている。すなわち、最低流量穴が移動機構と関係
ない固定部材に設けられているので、取外しや取
付けの作業を容易に行なえるのである。
次に、図示の一実施例について本考案を具体的
に説明する。
に説明する。
第1図は断面図、第2図は移動機構の分解斜視
図であり、1は調整器の本体、2は弁体、3は固
定部材である。本体1はガス入口4とガス出口5
を有するほぼ筒状のもので、下端に軸穴6が形成
されている。弁体2は先端が弁部7となつている
むく棒からなるニードル弁であつて、本体1の軸
穴6にOリング8の部分を挿入して軸方向に移動
可能に支持されている。固定部材3は端面に弁部
7に対応する弁座9を有する有底筒状のものであ
つて、本体1の上端部から挿入され、ピンあるい
はビスなどの抜止手段10により抜止めされてい
る。固定部材3には2個のOリング11,12が
嵌着され、本体1の内部はガス入口4に連通した
入口側ガス室13とガス出口5に連通した出口側
ガス室14とに二分され、弁体2は入口側ガス室
13内に位置し、固定部材3の内部の弁座内流路
15は側壁を貫通する穴16によつて出口側ガス
室14に連通している。また固定部材3の弁座9
に近い部分の側壁には最低流量穴17が穿設さ
れ、弁座9の外周面と本体1の内壁との間に形成
されている間隙18を通じて、弁座内流路15を
入口側ガス室13に連通させている。19は弁体
2に固定部材3方向の付勢力を与えるばねであ
る。
図であり、1は調整器の本体、2は弁体、3は固
定部材である。本体1はガス入口4とガス出口5
を有するほぼ筒状のもので、下端に軸穴6が形成
されている。弁体2は先端が弁部7となつている
むく棒からなるニードル弁であつて、本体1の軸
穴6にOリング8の部分を挿入して軸方向に移動
可能に支持されている。固定部材3は端面に弁部
7に対応する弁座9を有する有底筒状のものであ
つて、本体1の上端部から挿入され、ピンあるい
はビスなどの抜止手段10により抜止めされてい
る。固定部材3には2個のOリング11,12が
嵌着され、本体1の内部はガス入口4に連通した
入口側ガス室13とガス出口5に連通した出口側
ガス室14とに二分され、弁体2は入口側ガス室
13内に位置し、固定部材3の内部の弁座内流路
15は側壁を貫通する穴16によつて出口側ガス
室14に連通している。また固定部材3の弁座9
に近い部分の側壁には最低流量穴17が穿設さ
れ、弁座9の外周面と本体1の内壁との間に形成
されている間隙18を通じて、弁座内流路15を
入口側ガス室13に連通させている。19は弁体
2に固定部材3方向の付勢力を与えるばねであ
る。
21は本体1の下端部に固定されたガイド部
材、22は回転可能に支持された調整リングであ
り、ガイド部材21は円筒の上端面を螺旋状にカ
ツトしたカム面23aを有する下部材21aと、
これに対応した螺旋状のカム面23bを有する上
部材21bとからなるもので、組立てられた状態
でカム面23a,23bの間に螺旋状のスリツト
23が形成され、このスリツト23が弁体2の下
端の外周に位置するようになつている。調整リン
グ22はスリツト23の外周に位置して設けられ
るもので、内周面に軸方向の縦溝24が形成さ
れ、また外周にはギヤ部25が設けられており、
このギヤ部25が火力調整レバー等によつて駆動
されるセレクタギヤ(図示せず)と噛合い、調整
操作に応じて回転するようになつている。弁体2
の下端には直径方向に貫通して外方に突出する係
合ピン26が設けられ、組立てられた状態では係
合ピン26はガイド部材21のスリツト23と調
整リング22の縦溝24の両方に係合している。
材、22は回転可能に支持された調整リングであ
り、ガイド部材21は円筒の上端面を螺旋状にカ
ツトしたカム面23aを有する下部材21aと、
これに対応した螺旋状のカム面23bを有する上
部材21bとからなるもので、組立てられた状態
でカム面23a,23bの間に螺旋状のスリツト
23が形成され、このスリツト23が弁体2の下
端の外周に位置するようになつている。調整リン
グ22はスリツト23の外周に位置して設けられ
るもので、内周面に軸方向の縦溝24が形成さ
れ、また外周にはギヤ部25が設けられており、
このギヤ部25が火力調整レバー等によつて駆動
されるセレクタギヤ(図示せず)と噛合い、調整
操作に応じて回転するようになつている。弁体2
の下端には直径方向に貫通して外方に突出する係
合ピン26が設けられ、組立てられた状態では係
合ピン26はガイド部材21のスリツト23と調
整リング22の縦溝24の両方に係合している。
上述のように構成されているので、火力調整を
するために調整リング22が回転させられると、
係合ピン26が縦溝24で押されて弁体2が回転
し、回転に伴つて係合ピン26がスリツト23に
沿つて螺旋状に移動するため、弁体2が軸方向に
移動して弁部7と弁座9の間隔が変化し、ガスの
流量が調整される。弁部7の弁座9方向への移動
はばね19の付勢力とカム面23aのテーパの作
用により確実に行なわれる。そして弁部7が弁座
9に密着した状態では、入口側ガス室13と出口
側ガス室14は間隙18、最低流量穴17、弁座
内流路15を経て連通されており、これで最低流
量が確保される。ガスの種類などに応じて最低流
量を変える必要があるときには、異なる大きさの
最低流量穴17を有する別の固定部材3と交換す
ればよい。なお、この実施例のように固定部材3
を本体1に直接螺合せず、ピンのような抜止手段
10によつて本体1に固定した場合には、固定部
材3の着脱自体も容易となる。
するために調整リング22が回転させられると、
係合ピン26が縦溝24で押されて弁体2が回転
し、回転に伴つて係合ピン26がスリツト23に
沿つて螺旋状に移動するため、弁体2が軸方向に
移動して弁部7と弁座9の間隔が変化し、ガスの
流量が調整される。弁部7の弁座9方向への移動
はばね19の付勢力とカム面23aのテーパの作
用により確実に行なわれる。そして弁部7が弁座
9に密着した状態では、入口側ガス室13と出口
側ガス室14は間隙18、最低流量穴17、弁座
内流路15を経て連通されており、これで最低流
量が確保される。ガスの種類などに応じて最低流
量を変える必要があるときには、異なる大きさの
最低流量穴17を有する別の固定部材3と交換す
ればよい。なお、この実施例のように固定部材3
を本体1に直接螺合せず、ピンのような抜止手段
10によつて本体1に固定した場合には、固定部
材3の着脱自体も容易となる。
上述のように、本考案は固定部材の方に最低流
量穴を設け、これを通じて入口側ガス室と出口側
ガス室とを連通させるようにしているので、最低
流量を変更するためには流量調整を行なうための
移動機構とは関係のない固定部材を交換すればよ
く、作業は簡単で能率よく行なうことができるの
である。
量穴を設け、これを通じて入口側ガス室と出口側
ガス室とを連通させるようにしているので、最低
流量を変更するためには流量調整を行なうための
移動機構とは関係のない固定部材を交換すればよ
く、作業は簡単で能率よく行なうことができるの
である。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
要部の分解斜視図である。 1……本体、2……弁体、3……固定部材、4
……ガス入口、5……ガス出口、7……弁部、9
……弁座、13……入口側ガス室、14……出口
側ガス室、15……弁座内流路、17……最低流
量穴。
要部の分解斜視図である。 1……本体、2……弁体、3……固定部材、4
……ガス入口、5……ガス出口、7……弁部、9
……弁座、13……入口側ガス室、14……出口
側ガス室、15……弁座内流路、17……最低流
量穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 先端に弁部を有し、軸方向に移動可能に支持さ
れた棒状の弁体をガス入口に連通している入口側
ガス室内に設けるとともに、上記弁体に対応する
弁座を端面に有し、ガス出口に連通する弁座内流
路を内部に有する固定部材を設けたガス流量調整
器において、 弁体の弁部をむく棒で構成するとともに、固定
部材の側壁にこれを貫通する最低流量穴を設け、
弁座内流路を最低流量穴と弁座の外周面とを通じ
て入口側ガス室に連通させてなるガス流量調整
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20439283U JPS60112770U (ja) | 1983-12-31 | 1983-12-31 | ガス流量調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20439283U JPS60112770U (ja) | 1983-12-31 | 1983-12-31 | ガス流量調整器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112770U JPS60112770U (ja) | 1985-07-30 |
JPS6344669Y2 true JPS6344669Y2 (ja) | 1988-11-21 |
Family
ID=30766790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20439283U Granted JPS60112770U (ja) | 1983-12-31 | 1983-12-31 | ガス流量調整器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112770U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2772429B1 (fr) | 1997-12-16 | 2000-06-02 | Sagem | Vanne de controle pour systeme de recirculation des gaz d'echappement d'un moteur a combustion interne |
JP4796452B2 (ja) * | 2006-08-01 | 2011-10-19 | 日本電産サンキョー株式会社 | 弁体開閉装置 |
KR200475684Y1 (ko) * | 2013-08-07 | 2014-12-22 | 이완호 | 밸브 구동 장치 |
JP7168465B2 (ja) * | 2019-01-22 | 2022-11-09 | リンナイ株式会社 | 電動式ガス流量調節弁 |
-
1983
- 1983-12-31 JP JP20439283U patent/JPS60112770U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60112770U (ja) | 1985-07-30 |
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