JPS6338698Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338698Y2 JPS6338698Y2 JP1981042664U JP4266481U JPS6338698Y2 JP S6338698 Y2 JPS6338698 Y2 JP S6338698Y2 JP 1981042664 U JP1981042664 U JP 1981042664U JP 4266481 U JP4266481 U JP 4266481U JP S6338698 Y2 JPS6338698 Y2 JP S6338698Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball bearing
- rotor
- holding part
- shaft
- motor shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電動機軸に関し、加工の容易化を図つ
たものである。
たものである。
一般に電動機軸は、それが本来もつ機能から第
1図に示す如く負荷支持部1、回転子保持部2、
玉軸受保持部3に分けられ、それぞれ外径寸法を
異ならせている。なお、第1図において、4はE
リング挿入溝である。第2図は従来の電動機軸に
回転子、玉軸受を嵌合させた状態を示すもので、
第1図の如く加工された電動機軸に、まず回転子
5を回転子保持部2に圧入嵌合する。さらに第2
図に示す如く2ケのEリング6をEリング挿入溝
4に挿入後、玉軸受7を玉軸受保持部3に圧入嵌
合する。前記の作業をするために電動機軸のそれ
ぞれの寸法は、回転子保持部2の外径寸法>玉軸
受保持部3の外径寸法>負荷支持部1の外径寸法
と設定されている。軸加工は、負荷支持部1、玉
軸受保持部3に別々の研磨加工を施し、回転子保
持部2は第7図に示す如く軸方向に多数の山と谷
からできた溝8を形成することにより回転子保持
部2は玉軸受保持部3より径大としている。
1図に示す如く負荷支持部1、回転子保持部2、
玉軸受保持部3に分けられ、それぞれ外径寸法を
異ならせている。なお、第1図において、4はE
リング挿入溝である。第2図は従来の電動機軸に
回転子、玉軸受を嵌合させた状態を示すもので、
第1図の如く加工された電動機軸に、まず回転子
5を回転子保持部2に圧入嵌合する。さらに第2
図に示す如く2ケのEリング6をEリング挿入溝
4に挿入後、玉軸受7を玉軸受保持部3に圧入嵌
合する。前記の作業をするために電動機軸のそれ
ぞれの寸法は、回転子保持部2の外径寸法>玉軸
受保持部3の外径寸法>負荷支持部1の外径寸法
と設定されている。軸加工は、負荷支持部1、玉
軸受保持部3に別々の研磨加工を施し、回転子保
持部2は第7図に示す如く軸方向に多数の山と谷
からできた溝8を形成することにより回転子保持
部2は玉軸受保持部3より径大としている。
以上の如く、従来においては各部の外径寸法が
異なり、その加工が煩雑で、軸加工に多くの時間
を要するものであつた。
異なり、その加工が煩雑で、軸加工に多くの時間
を要するものであつた。
本考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたもの
で、第3図、第4図に示す如く軸と回転子5、玉
軸受7、Eリング6との勘合作業は従来と同様で
ある。また軸のそれぞれの寸法も回転子保持部2
の外径寸法>玉軸受保持部3の外径寸法>負荷支
持部1の外径寸法としている。ただし、軸加工が
従来と異なる。すなわち、軸の各部に同時研磨加
工を施し(寸法を同一とする)、次に回転子保持
部2に軸方向に第7図の如く従来と同様な多数の
山と谷からできた溝8を形成することにより上述
の寸法関係となし、軸と回転子5を圧入勘合させ
る。また、第6図に示す如く、玉軸受保持部3に
軸のの円周方向に数個の山と谷の溝9を形成して
上述の寸法関係となし、その山と玉軸受7の内径
とを圧入勘合させる。この際、従来においては第
5図に示すように玉軸受7と軸とは玉軸受内径全
面にわたつて締結状態となつていたが、玉軸受7
の内径長さ(但しR部はのぞく)の1/2以下の範
囲にて締結状態とする。
で、第3図、第4図に示す如く軸と回転子5、玉
軸受7、Eリング6との勘合作業は従来と同様で
ある。また軸のそれぞれの寸法も回転子保持部2
の外径寸法>玉軸受保持部3の外径寸法>負荷支
持部1の外径寸法としている。ただし、軸加工が
従来と異なる。すなわち、軸の各部に同時研磨加
工を施し(寸法を同一とする)、次に回転子保持
部2に軸方向に第7図の如く従来と同様な多数の
山と谷からできた溝8を形成することにより上述
の寸法関係となし、軸と回転子5を圧入勘合させ
る。また、第6図に示す如く、玉軸受保持部3に
軸のの円周方向に数個の山と谷の溝9を形成して
上述の寸法関係となし、その山と玉軸受7の内径
とを圧入勘合させる。この際、従来においては第
5図に示すように玉軸受7と軸とは玉軸受内径全
面にわたつて締結状態となつていたが、玉軸受7
の内径長さ(但しR部はのぞく)の1/2以下の範
囲にて締結状態とする。
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、軸外周全てにわたつて同時研磨を施すことが
できるので軸加工時間が従来に比べて大幅に短縮
すると共に、玉軸受の軸への圧入を容易となるな
ど実用的価値の大なるものである。
ば、軸外周全てにわたつて同時研磨を施すことが
できるので軸加工時間が従来に比べて大幅に短縮
すると共に、玉軸受の軸への圧入を容易となるな
ど実用的価値の大なるものである。
第1図は従来の電動機軸の正面図、第2図は同
電動機軸に回転子及び玉軸受を嵌合させた状態を
示す断面図、第3図は本考案の一実施例における
電動機軸の正面図、第4図は同電動機軸に回転子
及び玉軸受を嵌合させた状態を示す断面図、第5
図は従来の電動機軸の玉軸受嵌合部の拡大断面
図、第6図は本考案の電動機軸の玉軸受嵌合部の
拡大断面図、第7図は本考案の電動機軸の回転子
保持部の断面図である。 1……負荷支持部、2……回転子保持部、3…
…玉軸受保持部、5……回転子、7……玉軸受、
8,9……溝。
電動機軸に回転子及び玉軸受を嵌合させた状態を
示す断面図、第3図は本考案の一実施例における
電動機軸の正面図、第4図は同電動機軸に回転子
及び玉軸受を嵌合させた状態を示す断面図、第5
図は従来の電動機軸の玉軸受嵌合部の拡大断面
図、第6図は本考案の電動機軸の玉軸受嵌合部の
拡大断面図、第7図は本考案の電動機軸の回転子
保持部の断面図である。 1……負荷支持部、2……回転子保持部、3…
…玉軸受保持部、5……回転子、7……玉軸受、
8,9……溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 負荷支持部、回転子保持部、および玉軸受保
持部を同一径に加工し、前記回転子保持部には
軸方向に複数の溝を形成し、かつ玉軸受保持部
には円周方向に複数の溝を形成したことを特徴
とする電動機軸。 (2) 前記玉軸受保持部は玉軸受巾の1/2以下の長
さにて玉軸受と嵌合するよう形成したことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
電動機軸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981042664U JPS6338698Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981042664U JPS6338698Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57155963U JPS57155963U (ja) | 1982-09-30 |
JPS6338698Y2 true JPS6338698Y2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=29839691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981042664U Expired JPS6338698Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6338698Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1293320C (zh) * | 2001-09-21 | 2007-01-03 | 日本精工株式会社 | 轴承装置 |
JP2016220332A (ja) * | 2015-05-18 | 2016-12-22 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48104003A (ja) * | 1972-04-13 | 1973-12-26 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5084706U (ja) * | 1973-12-07 | 1975-07-19 |
-
1981
- 1981-03-25 JP JP1981042664U patent/JPS6338698Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48104003A (ja) * | 1972-04-13 | 1973-12-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57155963U (ja) | 1982-09-30 |
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