JPS6336007Y2 - - Google Patents
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- JPS6336007Y2 JPS6336007Y2 JP1984040995U JP4099584U JPS6336007Y2 JP S6336007 Y2 JPS6336007 Y2 JP S6336007Y2 JP 1984040995 U JP1984040995 U JP 1984040995U JP 4099584 U JP4099584 U JP 4099584U JP S6336007 Y2 JPS6336007 Y2 JP S6336007Y2
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- girdle
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- abdomen
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- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は少なくともヒツプ部に当布を用いるこ
となく身生地のみの構成としたガードルに関す
る。
となく身生地のみの構成としたガードルに関す
る。
一般にガードルと呼称されるものはヒツプアツ
プを主な目的の一つとしており、このために従前
のガードルは第11図の背面図及び第12図の展
開図に示すようにヒツプ部分にヒツプ後当布10
を裏面から身生地即ち本体生地11に縫着し、ヒ
ツプアツプ効果を演出していた。更にはフロント
前には前部当布21を設け腹部を押える効果をも
からませている構成のものが主であつた。これは
一般に例えば人体における臀部の頂部よりやや下
の部分付近を上縁12として襠部縫合線から脚部
に延びる線で結ぶような区間の肉をしめつけ、そ
の部分の肉を上方に逃がして、その逃げた分がヒ
ツプアツプ効果として現われるという意図のもと
に作成されたものである。しかしながら、これら
当布を付したガードルはその縫い目が一般に臀部
の頂部かそれよりやや下を通るために、例えばタ
イトなジーンズ、パンタロン等のアウターウエア
ーを着用する際、縫い目が外から見える、即ち縫
い目が外にひびくこともあり、苦情の原因の一つ
となることも間々見うけられた。また、これら当
布は通常ガードルの裏面に縫着されるために、そ
の切れはしがチクチクと臀部のやわらかい肌を刺
激するケースもあり、肌の敏感な着用者等に不快
感を与える場合も見受けられた。
プを主な目的の一つとしており、このために従前
のガードルは第11図の背面図及び第12図の展
開図に示すようにヒツプ部分にヒツプ後当布10
を裏面から身生地即ち本体生地11に縫着し、ヒ
ツプアツプ効果を演出していた。更にはフロント
前には前部当布21を設け腹部を押える効果をも
からませている構成のものが主であつた。これは
一般に例えば人体における臀部の頂部よりやや下
の部分付近を上縁12として襠部縫合線から脚部
に延びる線で結ぶような区間の肉をしめつけ、そ
の部分の肉を上方に逃がして、その逃げた分がヒ
ツプアツプ効果として現われるという意図のもと
に作成されたものである。しかしながら、これら
当布を付したガードルはその縫い目が一般に臀部
の頂部かそれよりやや下を通るために、例えばタ
イトなジーンズ、パンタロン等のアウターウエア
ーを着用する際、縫い目が外から見える、即ち縫
い目が外にひびくこともあり、苦情の原因の一つ
となることも間々見うけられた。また、これら当
布は通常ガードルの裏面に縫着されるために、そ
の切れはしがチクチクと臀部のやわらかい肌を刺
激するケースもあり、肌の敏感な着用者等に不快
感を与える場合も見受けられた。
本考案はこれら従前のガードルのヒツプ後当布
について種々検討し改良を図つた結果、身生地そ
のものに当布の作用も付与せしめることを案出
し、ついに本考案に及んだもので、その特徴とす
るところはガードルにおいて、ヒツプ部から腹部
にかけて斜昇方向にデニール数の多い弾性糸を走
らせて編成した生地を用いることにより、少なく
ともヒツプ部に当布を用いない構成とした点にあ
る。
について種々検討し改良を図つた結果、身生地そ
のものに当布の作用も付与せしめることを案出
し、ついに本考案に及んだもので、その特徴とす
るところはガードルにおいて、ヒツプ部から腹部
にかけて斜昇方向にデニール数の多い弾性糸を走
らせて編成した生地を用いることにより、少なく
ともヒツプ部に当布を用いない構成とした点にあ
る。
次に本考案に係るガードルの数種の実施例を述
べつつ本考案の構成を説明する。しかしながら、
本考案のガードルはこれら実施例に制限を受ける
ものではいことは当然である。第1図、第2図に
示すは本例に係るシヨートガードルの背面図と正
面図であり、第3図はその展開図であつて、本体
パネル1は後身頃から腹部までを構成し、フロン
トパネル2は腹部を押えるためのパネルであり、
前当布13は、更に腹部を押える力を加えようと
して付設したものである。この際、本例における
本体パネル1の使用生地は第4図に示す通りで、
イの部分がデニール数の多い弾性糸(「太デニー
ル弾性糸」という)で、例えば420デニールのポ
リウレタン弾性糸、及びロの部分が、デニール数
の少ない弾性糸(「細デニール弾性糸」という)
で、例えば210デニールのポリウレタン弾性糸と、
例えば50デニールのナイロン糸とを用いて編み立
てたパワーネツト生地であり、弾性糸の走つてい
る方向は矢印5に示す通りで、実線4で示すは弾
性糸を1本糸抜きしストライプ調とした状態を表
わしている。また破線6は太デニール弾性糸と細
デニール弾性糸との切り換えの境目を示し、また
太デニール弾性糸使いの区域イは組織が密に、細
デニール弾性糸使いの区域ロは組織が粗になるよ
うに編成されている。従つて、イの部分は太デニ
ールの弾性糸を用いるので身体への緊迫力が強い
上に密度が密なので、身体への緊迫力が更に強く
なり好ましい生地の1例といえる。このように本
例のパワーネツト生地は太デニール弾性糸が段階
的に挿入されており、要部Aでは全てが太デニー
ル弾性糸使いとなるように編成されているのであ
る。第4図に例示するパワーネツト生地はイの部
分の密度48本/インチ、ロの部分48本/インチの
弾性糸が走つている。斯るパワーネツト生地を第
3図にような展開図をもとに、本体パネル1は
ニ,ハ,チ,トの区域になるように、かつ弾性糸
の走つている方向5がヒツプ部から腹部にかけて
前方向に斜昇状となるように裁断すればよい。こ
の際、当然太デニール弾性糸使いのAの部分がガ
ードルのヒツプ部、例えば人体の臀部を支えたり
押えたりする部分7から腹部に向つて斜昇状とな
るのが好ましく、こうして裁断した生地の後中心
部を相互に縫着し、必要に応じ、その縫着部分に
裏面より更に、伸縮性テープ3を縫着すればよ
い。また前部はフロントパネル2をイ,ロ,ハ,
ニとなるように裁断し、前中心部で相互に縫着し
腹部のややわき側で、本体パネル1と縫着14を
行なう。更に前当布イ,ロ,ホ,ヘを取り、前部
に縫着し、襠17や腰部テープ9、裾回りテープ
12等を縫着して本例に係るガードルが出来上
る。この際、本例ではフロントパネル2と前当布
13は通常のガードルと同じ形成方法であり、そ
の使用生地は通常のポリウレタン弾性糸とナイロ
ン糸とで編成されたパワーネツト生地が用いら
れ、弾性糸の走つている方向はガードルの横方向
である。
べつつ本考案の構成を説明する。しかしながら、
本考案のガードルはこれら実施例に制限を受ける
ものではいことは当然である。第1図、第2図に
示すは本例に係るシヨートガードルの背面図と正
面図であり、第3図はその展開図であつて、本体
パネル1は後身頃から腹部までを構成し、フロン
トパネル2は腹部を押えるためのパネルであり、
前当布13は、更に腹部を押える力を加えようと
して付設したものである。この際、本例における
本体パネル1の使用生地は第4図に示す通りで、
イの部分がデニール数の多い弾性糸(「太デニー
ル弾性糸」という)で、例えば420デニールのポ
リウレタン弾性糸、及びロの部分が、デニール数
の少ない弾性糸(「細デニール弾性糸」という)
で、例えば210デニールのポリウレタン弾性糸と、
例えば50デニールのナイロン糸とを用いて編み立
てたパワーネツト生地であり、弾性糸の走つてい
る方向は矢印5に示す通りで、実線4で示すは弾
性糸を1本糸抜きしストライプ調とした状態を表
わしている。また破線6は太デニール弾性糸と細
デニール弾性糸との切り換えの境目を示し、また
太デニール弾性糸使いの区域イは組織が密に、細
デニール弾性糸使いの区域ロは組織が粗になるよ
うに編成されている。従つて、イの部分は太デニ
ールの弾性糸を用いるので身体への緊迫力が強い
上に密度が密なので、身体への緊迫力が更に強く
なり好ましい生地の1例といえる。このように本
例のパワーネツト生地は太デニール弾性糸が段階
的に挿入されており、要部Aでは全てが太デニー
ル弾性糸使いとなるように編成されているのであ
る。第4図に例示するパワーネツト生地はイの部
分の密度48本/インチ、ロの部分48本/インチの
弾性糸が走つている。斯るパワーネツト生地を第
3図にような展開図をもとに、本体パネル1は
ニ,ハ,チ,トの区域になるように、かつ弾性糸
の走つている方向5がヒツプ部から腹部にかけて
前方向に斜昇状となるように裁断すればよい。こ
の際、当然太デニール弾性糸使いのAの部分がガ
ードルのヒツプ部、例えば人体の臀部を支えたり
押えたりする部分7から腹部に向つて斜昇状とな
るのが好ましく、こうして裁断した生地の後中心
部を相互に縫着し、必要に応じ、その縫着部分に
裏面より更に、伸縮性テープ3を縫着すればよ
い。また前部はフロントパネル2をイ,ロ,ハ,
ニとなるように裁断し、前中心部で相互に縫着し
腹部のややわき側で、本体パネル1と縫着14を
行なう。更に前当布イ,ロ,ホ,ヘを取り、前部
に縫着し、襠17や腰部テープ9、裾回りテープ
12等を縫着して本例に係るガードルが出来上
る。この際、本例ではフロントパネル2と前当布
13は通常のガードルと同じ形成方法であり、そ
の使用生地は通常のポリウレタン弾性糸とナイロ
ン糸とで編成されたパワーネツト生地が用いら
れ、弾性糸の走つている方向はガードルの横方向
である。
斯るガードルにおいて斜昇状に走つている太デ
ニール弾性糸使いの部分は主にAの部分であるが
B,C,D及びN,M,Lの部分にも第4図に示
す通り適宜に用いられており、斯る部分に用いら
れる時は、ヒツプ部の頂部より上方からウエスト
部分にかけても斜昇状に太デニール弾性糸が走つ
ていることになり、他の部分は細デニール弾性糸
使いであるが、このような、段階的に太デニール
弾性糸を挿入する構成のものも当然本考案の範囲
に入る物で、この際、ヒツプ部の頂部では細デニ
ール弾性糸が適宜に入つているだけ全体としての
人体への緊迫力はやや弱くなる。ここで本考案に
言うヒツプ部とはヒツプ部全体の区域を云つてお
り、必要ならば脚部上方までを指すが、好ましく
はヒツプ部における従来ガードルの当布を付設し
ていた部分、例えば人体の臀部を支えたり、押え
たりする部分7を云うもので、当然脚部上方も含
むこともある。前記した人体の臀部を支えたり、
押えたり部分とは例えば第1図、第11図の7に
示す如くガードルの概念として人体の臀部を支え
たり、押えたりする部分を言うもので厳密な特定
区域を差すものでないことは勿論である。また本
考案に斯る腹部とは腹部から下腹部にかけての部
分及び脇腹にかけての部分を云つており、必ずし
も腹部の中心部を言うものでないことは本例によ
つても理解できるものである。尚、本例のものは
後中心に縫着線24があり、更に伸縮性テープ3
が縫着されているので、この部分ではヒツプ部は
二、三重構成になるが、本考案はヒツプ部をヒツ
プ後当布を用いない構成で一重とすればよいもの
で後中心線に縫着線や伸縮性テープが縫着されて
いても、勿論本考案の範囲である。
ニール弾性糸使いの部分は主にAの部分であるが
B,C,D及びN,M,Lの部分にも第4図に示
す通り適宜に用いられており、斯る部分に用いら
れる時は、ヒツプ部の頂部より上方からウエスト
部分にかけても斜昇状に太デニール弾性糸が走つ
ていることになり、他の部分は細デニール弾性糸
使いであるが、このような、段階的に太デニール
弾性糸を挿入する構成のものも当然本考案の範囲
に入る物で、この際、ヒツプ部の頂部では細デニ
ール弾性糸が適宜に入つているだけ全体としての
人体への緊迫力はやや弱くなる。ここで本考案に
言うヒツプ部とはヒツプ部全体の区域を云つてお
り、必要ならば脚部上方までを指すが、好ましく
はヒツプ部における従来ガードルの当布を付設し
ていた部分、例えば人体の臀部を支えたり、押え
たりする部分7を云うもので、当然脚部上方も含
むこともある。前記した人体の臀部を支えたり、
押えたり部分とは例えば第1図、第11図の7に
示す如くガードルの概念として人体の臀部を支え
たり、押えたりする部分を言うもので厳密な特定
区域を差すものでないことは勿論である。また本
考案に斯る腹部とは腹部から下腹部にかけての部
分及び脇腹にかけての部分を云つており、必ずし
も腹部の中心部を言うものでないことは本例によ
つても理解できるものである。尚、本例のものは
後中心に縫着線24があり、更に伸縮性テープ3
が縫着されているので、この部分ではヒツプ部は
二、三重構成になるが、本考案はヒツプ部をヒツ
プ後当布を用いない構成で一重とすればよいもの
で後中心線に縫着線や伸縮性テープが縫着されて
いても、勿論本考案の範囲である。
本実施例の身生地を本体パネル21のみで構成
する場合は第6図に示す展開図によればよく、こ
うして作成されたシヨートガードルは同図の如く
ヒツプ部の後中心から腹部の前中心にかけて斜昇
方向にデニール数の多い弾性糸を走らせて編成し
た生地(例えばパワーネツト生地)を用いてお
り、その背面構成は第1図の示すものと略同様で
後中心縁23同志で縫着すればよく腹部は前中心
縁22同志で縫着すればよい。本例では前当布1
3を用いないでその部分が一重構成となり、太デ
ニール弾性糸を用いている緊迫力の強い部分Aが
ちようど腹部を構成することになつて、身生地の
みで、前当布を用いたと同様の腹押え効果を奏す
ることも期待できる。このように本例のものは身
生地即ち本体パネルを2枚縫着し、当布を用いな
い構成であり、非常に簡素化された機能性ガード
ルとなる。勿論、弾性糸のデニールの太さと緊迫
力の関係上、第3図に示す如き前当布13を用い
た方がよい場合もありこうした時は前当布のある
ガードルを作成することもでき、これらは必要に
応じ自由に選択できるものである。
する場合は第6図に示す展開図によればよく、こ
うして作成されたシヨートガードルは同図の如く
ヒツプ部の後中心から腹部の前中心にかけて斜昇
方向にデニール数の多い弾性糸を走らせて編成し
た生地(例えばパワーネツト生地)を用いてお
り、その背面構成は第1図の示すものと略同様で
後中心縁23同志で縫着すればよく腹部は前中心
縁22同志で縫着すればよい。本例では前当布1
3を用いないでその部分が一重構成となり、太デ
ニール弾性糸を用いている緊迫力の強い部分Aが
ちようど腹部を構成することになつて、身生地の
みで、前当布を用いたと同様の腹押え効果を奏す
ることも期待できる。このように本例のものは身
生地即ち本体パネルを2枚縫着し、当布を用いな
い構成であり、非常に簡素化された機能性ガード
ルとなる。勿論、弾性糸のデニールの太さと緊迫
力の関係上、第3図に示す如き前当布13を用い
た方がよい場合もありこうした時は前当布のある
ガードルを作成することもでき、これらは必要に
応じ自由に選択できるものである。
次に第7〜9図に示すはロングガードルに係る
一実施例の背面図、正面図、展開図であり、本例
での使用生地は第4図に示すもので前例と同様で
あるためここでは省略する。
一実施例の背面図、正面図、展開図であり、本例
での使用生地は第4図に示すもので前例と同様で
あるためここでは省略する。
こうして第7〜8図に示す如く、ヒツプ部の後
中心から腹部の前中心にかけて斜昇方向にデニー
ル数の多い弾性糸を走らせて編成した生地(例え
ばパワーネット生地)を用いてなるガードルが作
成されるものであり、これにより腹部も一枚生地
で押え効果が表現される。また、本例は脚部布1
6が設けられているが、脚部15は前面部では細
デニール弾性糸が、背面部は太デニール弾性糸が
主なる構成となつており、脚部布16は通常のパ
ワーネツト生地を弾性糸の走つている方向を横に
して用いてある。尚、必要に応じ前当布13を用
いてもよいことは勿論である。また、第10図に
示す展開図のものは前部の構成が第3図の展開図
に示されるものと同様であり、斯る展開による製
品は第2図に示す前部を有するロング調ガードル
となり、要するに第7図に示すガードルの前部が
第2図に示すガードルの如く作成されるものであ
る。
中心から腹部の前中心にかけて斜昇方向にデニー
ル数の多い弾性糸を走らせて編成した生地(例え
ばパワーネット生地)を用いてなるガードルが作
成されるものであり、これにより腹部も一枚生地
で押え効果が表現される。また、本例は脚部布1
6が設けられているが、脚部15は前面部では細
デニール弾性糸が、背面部は太デニール弾性糸が
主なる構成となつており、脚部布16は通常のパ
ワーネツト生地を弾性糸の走つている方向を横に
して用いてある。尚、必要に応じ前当布13を用
いてもよいことは勿論である。また、第10図に
示す展開図のものは前部の構成が第3図の展開図
に示されるものと同様であり、斯る展開による製
品は第2図に示す前部を有するロング調ガードル
となり、要するに第7図に示すガードルの前部が
第2図に示すガードルの如く作成されるものであ
る。
本考案に係るガードルの使用生地は前記実施例
に示す第4図のものの他に、適宜の構成のもので
よいことは勿論で例えば第4図のものでストライ
プ調でないもの、また、太デニール弾性糸が段階
的に挿入されていないものでもよく、特に制限は
ない。編組織、編密度等も自由でよく、また、太
デニール弾性糸挿入部分の巾も適宜でよいが、だ
いたいの目安としては従来ヒツプ後当布10が使
われていた程度の巾でよく、1例としては第12
図鎖線で示す巾16の程度でよい。また、使用生
地におけるデニール数の多い弾性糸とデニール数
の少ない弾性糸のデニール値についても特に制限
はなく必要に応じ、所望の値に設定すればよい。
ヒツプ部から腹部にかけて斜昇方向に編成すると
は背面から前面に昇り勾配に斜めに編成されるこ
とを言つておりヒツプ部、腹部等の説明は前記し
た通りである。また、前例のパワーネツト生地と
は経編機によつて編成される生地の一種で、当業
界でパワーネツトと呼称されているものである。
に示す第4図のものの他に、適宜の構成のもので
よいことは勿論で例えば第4図のものでストライ
プ調でないもの、また、太デニール弾性糸が段階
的に挿入されていないものでもよく、特に制限は
ない。編組織、編密度等も自由でよく、また、太
デニール弾性糸挿入部分の巾も適宜でよいが、だ
いたいの目安としては従来ヒツプ後当布10が使
われていた程度の巾でよく、1例としては第12
図鎖線で示す巾16の程度でよい。また、使用生
地におけるデニール数の多い弾性糸とデニール数
の少ない弾性糸のデニール値についても特に制限
はなく必要に応じ、所望の値に設定すればよい。
ヒツプ部から腹部にかけて斜昇方向に編成すると
は背面から前面に昇り勾配に斜めに編成されるこ
とを言つておりヒツプ部、腹部等の説明は前記し
た通りである。また、前例のパワーネツト生地と
は経編機によつて編成される生地の一種で、当業
界でパワーネツトと呼称されているものである。
本考案に斯るガードルはその後中心縫着線の前
面もしくは裏面の部分に伸縮性テープを縫着し、
後中心が人体における臀烈に程よく合致し、臀部
2山部の輪郭を更に形よく強調できるようにする
と便利である。勿論、本考案は斯る伸縮性テープ
が縫着されていなくてもよいことは勿論で、伸縮
性テープは必要に応じ設ければよい。
面もしくは裏面の部分に伸縮性テープを縫着し、
後中心が人体における臀烈に程よく合致し、臀部
2山部の輪郭を更に形よく強調できるようにする
と便利である。勿論、本考案は斯る伸縮性テープ
が縫着されていなくてもよいことは勿論で、伸縮
性テープは必要に応じ設ければよい。
襠17も必要に応じ設ければよく、本体生地と
1体構成であつてもよいし特に制限はない。尚、
図面のうち第3、第6、第9、第10、第12図
に示す展開図では襠17は省略されている。
1体構成であつてもよいし特に制限はない。尚、
図面のうち第3、第6、第9、第10、第12図
に示す展開図では襠17は省略されている。
前当布13は前例の通り必要に応じ設ければよ
く、その大きさ、形状、使用生地等も特に制限は
なく、またフロントパネル2を設ける場合、一枚
生地を用い前中心縫着線のない構成でもよく適宜
でよい。
く、その大きさ、形状、使用生地等も特に制限は
なく、またフロントパネル2を設ける場合、一枚
生地を用い前中心縫着線のない構成でもよく適宜
でよい。
本考案のガードルは以上の通りであり、本考案
はガードルのヒツプ部に当布等を付設しない構成
であつても、当布を用いたと同様の効果を奏する
という利点がある上に、前記の如く当布を用いな
いため、ヒツプ部山部付近に縫い目がないので、
縫い目が外にひびくこともなく、好適なガードル
の提供が可能になつた上に、従前のものの如く当
布の切れ目もないので着用感の好ましいガードル
が提供できるようになつた。また構成が簡単なの
で縫製工程の工数低減に寄与する等本考案のガー
ドルは多くの効果を有するものである。更に本考
案の係るガードルは必要に応じ本体パネルのみで
構成することも可能であり、こうすることによ
り、腹部の当布も不要となる等の効果を奏するこ
ともでき、その応用範囲は極めて広いものがあ
る。
はガードルのヒツプ部に当布等を付設しない構成
であつても、当布を用いたと同様の効果を奏する
という利点がある上に、前記の如く当布を用いな
いため、ヒツプ部山部付近に縫い目がないので、
縫い目が外にひびくこともなく、好適なガードル
の提供が可能になつた上に、従前のものの如く当
布の切れ目もないので着用感の好ましいガードル
が提供できるようになつた。また構成が簡単なの
で縫製工程の工数低減に寄与する等本考案のガー
ドルは多くの効果を有するものである。更に本考
案の係るガードルは必要に応じ本体パネルのみで
構成することも可能であり、こうすることによ
り、腹部の当布も不要となる等の効果を奏するこ
ともでき、その応用範囲は極めて広いものがあ
る。
第1図は本考案に係るガードルの一実施例を示
す背面図であり、第2図はその正面図であり、第
3図はその展開図であり、第4図は上記実施例の
ガードルに用いた使用生地を示す平面図であり、
第5図は第1図に示すガードルの斜視図であり、
第6図は他の実施例を示す展開図であり、第7図
は更に他の実施例を示す正面図であり、第8図は
その背面図であり、第9図はその展開図であり、
第10図は更に他の実施例を示す展開図であり、
第11図は従来のガードルを示す背面図であり、
第12図はその展開図である。 1,21,31,41……本体パネル、11…
…従来の本体パネル、13……ヒツプ後当布、イ
区域……太デニール弾性糸使い編成区域、ロ区域
……細デニール弾性糸使い編成区域。
す背面図であり、第2図はその正面図であり、第
3図はその展開図であり、第4図は上記実施例の
ガードルに用いた使用生地を示す平面図であり、
第5図は第1図に示すガードルの斜視図であり、
第6図は他の実施例を示す展開図であり、第7図
は更に他の実施例を示す正面図であり、第8図は
その背面図であり、第9図はその展開図であり、
第10図は更に他の実施例を示す展開図であり、
第11図は従来のガードルを示す背面図であり、
第12図はその展開図である。 1,21,31,41……本体パネル、11…
…従来の本体パネル、13……ヒツプ後当布、イ
区域……太デニール弾性糸使い編成区域、ロ区域
……細デニール弾性糸使い編成区域。
Claims (1)
- 密度を48本/インチにて420デニールのポリウ
レタン弾性糸を編込んでパワーネツト地による広
幅生地部分を形成すると共に、同広幅生地部分の
上下側に密度を48本/インチの条件下で410及び
210デニールのポリウレタン弾性糸を夫々編込ん
でパワーネツト地によるストライプ調の小幅部分
を順次形成し、ヒツプ部の後中心から腹部の前中
心にかけて弾性糸を斜昇状に走行するように前記
広幅生地部分を配置すると共に、ヒツプ部及び腹
部以外の部分では後中心から前中心にかけて弾性
糸を斜昇状に走行するように前記ストライプ調の
小幅生地部分を配置し、ヒツプ部に当布を用いな
い構成としたことを特徴とするガードル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4099584U JPS60152610U (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | ガ−ドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4099584U JPS60152610U (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | ガ−ドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60152610U JPS60152610U (ja) | 1985-10-11 |
JPS6336007Y2 true JPS6336007Y2 (ja) | 1988-09-26 |
Family
ID=30550404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4099584U Granted JPS60152610U (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | ガ−ドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60152610U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008106382A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Nikken Kk | 体形補整機能に優れた経編補整パンツ |
JP2008150732A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Descente Ltd | 旋回機能を有するスポーツウェア |
JP4493047B2 (ja) * | 2007-02-05 | 2010-06-30 | 株式会社タムラ | 骨盤矯正用パンティーガードル |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4688521B2 (ja) * | 2005-02-22 | 2011-05-25 | 株式会社 アドヴァンシング | 衣類 |
JP4389254B2 (ja) * | 2007-11-24 | 2009-12-24 | 康只 三浦 | 体に密着する衣料 |
JP5237490B1 (ja) * | 2012-09-13 | 2013-07-17 | 岡島 愛子 | 下半身用衣類 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS479944U (ja) * | 1971-03-08 | 1972-10-05 | ||
JPS5346817U (ja) * | 1976-09-25 | 1978-04-20 |
-
1984
- 1984-03-21 JP JP4099584U patent/JPS60152610U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS479944U (ja) * | 1971-03-08 | 1972-10-05 | ||
JPS5346817U (ja) * | 1976-09-25 | 1978-04-20 |
Cited By (3)
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JP2008150732A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Descente Ltd | 旋回機能を有するスポーツウェア |
JP4493047B2 (ja) * | 2007-02-05 | 2010-06-30 | 株式会社タムラ | 骨盤矯正用パンティーガードル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60152610U (ja) | 1985-10-11 |
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