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JPS6333789B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6333789B2
JPS6333789B2 JP58131671A JP13167183A JPS6333789B2 JP S6333789 B2 JPS6333789 B2 JP S6333789B2 JP 58131671 A JP58131671 A JP 58131671A JP 13167183 A JP13167183 A JP 13167183A JP S6333789 B2 JPS6333789 B2 JP S6333789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
glycidyl
copolymer
formula
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58131671A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS6023412A (en
Inventor
Yasumi Shimizu
Yukinari Fuminomori
Tetsuya Nakada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Soda Co Ltd
Original Assignee
Osaka Soda Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Soda Co Ltd filed Critical Osaka Soda Co Ltd
Priority to JP13167183A priority Critical patent/JPS6023412A/en
Publication of JPS6023412A publication Critical patent/JPS6023412A/en
Publication of JPS6333789B2 publication Critical patent/JPS6333789B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は新規な耐油性ゴム組成物に関する。従
来代表的な耐油性ゴムとしてアクリルニトリル―
ブタジエン共重合体ゴム、エピクロルヒドリン系
ゴム、アクリルゴム等があり、使用環境に応じて
使い分けられている。しかし近年では燃料油、潤
滑油の成分が変化してきているので種々の問題点
が生じてきている。たとえば燃料油においては芳
香族炭化水素含有量が増加し、また潤滑油におい
ては各種添加剤の種類や量が増大しているので、
これらに接触あるいは浸漬されるゴム類は物性の
低下あるいは添加物の作用による劣化を来さぬよ
うできるだけ耐性を向上させる必要が生じてい
る。一方空気中における酸化によつて劣化した
油、いわゆる酸敗油等による劣化現象も耐油ゴム
製品の大きな問題である。 この種の問題の対策としては多くの場合弗素ゴ
ムがその優れた性能により代替品として使用され
ているが、このゴムは非常に高価である上に耐寒
性が著しく劣るという欠点を持つている。一般に
ゴムは耐油性の向上につれて耐寒性の低下するの
が通常であり、高度の耐油性と耐寒性とを兼備し
たゴムとしてはエピクロルヒドリン―エチレンオ
キシド共重合体ゴム類が知られているが、反面こ
のゴムは上記の油中の各種添加剤あるいは酸敗油
による劣化を受けやすい。このようにエピクロル
ヒドリン系ゴムはその分子構造上、ポリエーテル
主鎖の酸化分解(酸化劣化)や塩素の存在により
潤滑油添加剤の影響を受けやすく、また金属に対
する腐食の可能性が問題となる。 他にニトリルゴムは不飽和結合の存在に起因し
て耐オゾン性が悪く老化時に脆化し易い。さらに
耐油性と耐寒性とのバランスが悪い。 またアクリルゴムは耐潤滑油性に優れるが、燃
料油に対して著しく耐性に乏しく耐寒性も非常に
劣つている。 このような状況から高度の耐油性と耐寒性とを
兼備するとともに、上記のような添加剤、酸敗油
等に対する耐性が改善された安価なゴムの出現が
望まれている。 本発明者らはこれらの条件を満すべく鋭意研究
の結果本発明に到達したもので、すなわち本発明
の主鎖構造が下記の式()で表わされる構造単
位10モル%以上と式()で表わされる構造単位
および/もしくは式()で表わされる構造単位
1モル%以上とよりなり、80℃,0.1%のモノク
ロロベンゼン溶液中で測定した還元粘度が0.8以
上である共重合体、および該共重合体に対する加
硫用薬剤を含むことを特徴とする耐油性ゴム組成
物である。 (但し、()式中Rは炭素数1〜4の飽和ア
ルキル基を表わす)。 (但し、()式中Yはアリルオキシ基、アク
リロキシ基、メタクリロキシ基又はソルボキシ基
を表わす)。 (但し、()式中Xは塩素原子、臭素原子又
はクロロアセトキシ基を表わす)。 本発明の共重合体において、上記式()で表
わされる構造単位を形成するモノマーは下記一般
(但し、Rは炭素数1〜4の飽和アルキル基を
表わす) で表わされる飽和脂肪族カルボン酸のグリシジル
エステルであり、具体的には、グリシジルアセテ
ート、グリシジルプロピオネート、グリシジルブ
チレート等の1種または2種以上であり特にグリ
シジルアセテート、グリシジルプロピオネートが
好ましい。 本発明の共重合体において、上記式()で表
わされる構造単位を形成するモノマーは、下記一
般式 (但し、Yはアリルオキシ基、アクリロキシ
基、メタクリロキシ基、又はソルボキシ基を表わ
す) で表わされるエチレン性不飽和基含有エポキシド
であり、具体的には、アリルグリシジルエーテ
ル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシ
ジル及びソルビン酸グリシジルから選ばれる。 本発明の共重合体において、上記式()で表
わされる構造単位を形成するモノマーは、下記一
般式 (但し、Xは塩素原子、臭素原子又はクロロア
セトキシ基を表わす) で表わされるハロゲン含有エポキシドであり、具
体的には、エピクロルヒドリン、エピブロムヒド
リン及びモノクロル酢酸グリシジルから選ばれ
る。 本発明において使用される各種共重合体の具体
例を示すと下記の如くである。 グリシジルアセテート―アリルグリシジルエー
テル共重合体 グリシジルプロピオネート―アリルグリシジル
エーテル共重合体 グリシジルブチレート―アリルグリシジルエー
テル共重合体 グリシジルアセテート―アクリル酸グリシジル
共重合体 グリシジルアセテート―メタクリル酸グリシジ
ル共重合体 グリシジルアセテート―モノクロル酸グリシジ
ル共重合体 グリシジルアセテート―エピハロヒドリン共重
合体 グリシジルプロピオネート―エピハロヒドリン
共重合体 グリシジルブチレート―エピハロヒドリン共重
合体 グリシジルアセテート―エピハロヒドリン―ア
リルグリシジルエーテル共重合体 グリシジルアセテート―エピハロヒドリン―ア
クリル酸グリシジル共重合体 グリシジルアセテート―エピハロヒドリン―メ
タクリル酸グリシジル共重合体 グリシジルアセテート―エピハロヒドリン―ソ
ルビン酸グリシジル共重合体 グリシジルアセテート―グリシジルプロピオネ
ート―アリルグリシジルエーテル共重合体 グリシジルアセテート―グリシジルプロピオネ
ート―アクリル酸グリシジル共重合体 グリシジルアセテート―グリシジルプロピオネ
ート―メタクリル酸グリシジル共重合体 グリシジルアセテート―グリシジルプロピオネ
ート―ソルビン酸グリシジル共重合体 グリシジルアセテート―グリシジルプロピオネ
ート―モノクロル酸グリシジル共重合体 グリシジルアセテート―グリシジルプロピオネ
ート―エピハロヒドリン共重合体 (上記においてエピハロヒドリンはエピクロル
ヒドリンおよび/またはエピブロムヒドリンを表
わす)。 これら共重合体のコモノマー成分としてカルボ
ン酸グリシジルエステルは少くとも10モル%以上
含むものが使用される。上記成分が10モル%未満
であると加硫ゴムの耐油性が低下するので好まし
くない。また加硫用官能基となるエチレン性不飽
和基を有するエポキシドまたはハロゲン含有エポ
キシドは少くとも1モル%以上含まれることが必
要である。 たとえばカルボン酸グリシジルエステル―アリ
ルグリシジルエーテル共重合体においては前者が
80〜99モル%、後者が20〜1モル%の範囲が好ま
しく、カルボン酸グリシジルエステル―エピハロ
ヒドリン共重合体においては前者が20〜95モル
%、後者が5〜80モル%の範囲が好ましい。 これらの共重合物は本出願人の出願にかかわる
米国特許第3773694号に開示されるa)有機錫化
合物およびb)正リン酸あるいはポリリン酸類の
アルキルエステルの熱縮合生成物を触媒として各
モノマー成分を開環共重合することにより得られ
る。重合反応は溶媒の存在下あるいは不存在下に
おいて通常10〜80℃の温度範囲で行われ、触媒は
モノマー100gに対し0.01〜1.0gの範囲が適当で
あり、反応系中の水分は可能な限り低くすること
が望ましい。このようにして得られた共重合体は
80℃、0.1%のモノクロロベンゼン溶液中で測定
した還元粘度が0.8以上であるゴム状のランダム
共重合体である。 本発明組成物はポリマー成分として上記共重合
体以外のポリマーを含むことができる。それらの
ポリマーは特に制限はないが上記共重合体と共通
した加硫系で加硫しうるものが好ましい。 たとえばアリルグリシジルエーテルもしくはア
クリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジルの
ごときエチレン性不飽和基を有するモノマーとの
共重合体に対して好ましいポリマーとしては、天
然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチ
レン―ブタジエンゴム、エチレン―プロピレン―
ブタジエンゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチル
ゴム、クロロプレンゴム、アクリルニトリル―ブ
タジエンゴム、エピクロルヒドリン―アリルグリ
シジルエーテル共重合体ゴム、エピクロルヒドリ
ン―エチレンオキサイド―アリルグリシジルエー
テル共重合体ゴム、不飽和基含有アクリルゴム等
を挙げることができる。 またエピハロヒドリン、モノクロル酢酸グリシ
ジルのごときハロゲン含有モノマーとの共重合体
に対して好ましいポリマーとしては、エピクロル
ヒドリン単独重合体ゴム、エピクロルヒドリン―
アリルグリシジルエーテル共重合体ゴム、エピク
ロルヒドリン―エチレンオキシド共重合体ゴム、
エピクロルヒドリン―エチレンオキシド―アリル
グリシジルエーテル共重合体ゴム、クロロプレン
ゴム、塩素含有アクリルゴム、塩素化ポリエチレ
ンゴム、クロルスルホン化ポリエチレンゴム、弗
化ゴム、臭素化ブチルゴム等を挙げることができ
る。 これらのポリマー組成を有する本発明組成物に
おいて使用される加硫剤は、共重合体のコモノマ
ー成分がエチレン性不飽和エポキシドである場合
は公知の不飽和ゴムの加硫剤を用いることができ
る。 このような加硫剤の例として有機ペルオキシ
ド、硫黄、硫黄供与性化合物、硫黄化合物系促進
剤、あるいはこれらと各種促進剤の組合せ、メル
カプトトリアジン類等のほかいわゆる樹脂加硫用
薬剤、いわゆるオキシム加硫用薬剤等が挙げられ
る。有機ペルオキシドとしてはジクミルペルオキ
シド、キユメンハイドロペルオキシド、2,5―
ジメチル―2,5―ジ―(第三ブチルペルオキ
シ)ヘキサン、ジ第三ブチルペルオキシド、ベン
ゾイルペルオキシド等が挙げられる。硫黄供与化
合物の例としては、テトラメチルチウラムジスル
フイド、ペンタメチレンテトラスルフイド、硫黄
化合物促進剤の例としては2―メルカプトベンゾ
チアゾール、ジベンゾチアゾール等のチアゾール
類、2―シクロヘキシルベンゾチアジルスルフエ
ンアミドのごときメルカプトイミダゾリン類、ジ
メチルチオカルバミン酸のごときチオカルバミン
酸塩類、イソプロピルキサントゲン酸亜鉛のごと
きキサントゲン酸塩類等が挙げられる。また硫黄
あるいは硫黄系化合物と組合わせて使用する促進
剤の例としてはジフエニルグアニジンのごときグ
アニジン類、ヘキサメチレンテトラミンのごとき
アミン類等がある。またメルカプトトリアジン類
の例としては、たとえばジブチルアミノ―3,5
―ジメルカプトトリアジンを挙げることができ
る。樹脂加硫用薬剤としてはアルキルフエノール
ホルムアルデヒド樹脂類、オキシム加硫用薬剤と
してはp―キノンジオキシム、pp′―ジベンジル
キノンジオキシム等を挙げることができる。 また本発明組成物における共重合体のコモノマ
ー成分がハロゲン含有エポキシドである場合の加
硫剤としてはポリアミン類、チオウレア類、メル
カプトトリアジン類、ポリフエノール類等が挙げ
られる。ポリアミン類加硫剤の具体例としてはヘ
キサメチレンジアミンカーバメート、チオウレア
類の具体例としてはエチレンチオウレア、ジブチ
ルチオウレア、またメルカプトトリアジン類の具
体例としてはトリメルカプトトリアジン、ジブチ
ルアミノ―3,5―トリアジン等が挙げられる。 上記のごとき官能基を有しないゴム類たとえば
エチレン―プロピレンゴム、シリコンゴム等を混
合する場合はたとえば有機ペルオキシドによる加
硫法を採用して適切にブレンドすることができ
る。 これらの加硫剤は当該分野の既知の技術に従つ
て適宜加硫助剤と組合わせて使用される。本発明
組成物に配合されるこれら加硫剤、加硫助剤はポ
リマー成分に対して0.01〜20重量%、通常0.1〜
15重量%の範囲で使用される。これらの量のポリ
マーの組成、薬剤の種類、成型品の目的等によつ
て任意に定められる。 さらに本発明組成物は加工上必要なあるいは実
用上の諸物性の調整に必要な各種の補強剤、充填
剤、可塑剤、加工助剤、安定剤、老化防止剤、顔
料、難燃剤等を任意に配合できる。また本発明組
成物の製造加工においても当該技術分野で行われ
ている各種の加工手段を利用できる。 本発明組成物は以上述べたように通常の加硫剤
により容易に加硫されるとともに、得られた加硫
物は次のような特色を有する。 各種オイル類に対し、きわめて良好な耐油性
を有するとともに耐寒性、耐熱性を兼備しゴム
としての性能バランスが優れている。 酸敗油に対しても優れた耐性を有する。 従来のハロゲン含有ゴムに比較し金属に対す
る腐蝕性が改善される。 弗素ゴムに比較して対潤滑油性、耐エンジン
オイル性は匹敵し、さらに耐寒性が著しく改善
され、かつ経済的に安価な利点を有する。 以下実施例、比較例により本発明組成物の効果
を説明する。なお表中の配合は重量部である。 実施例1〜14、比較例1〜6 第1表に示す各配合物をロール温度60℃の6イ
ンチロールで混練を行い、160℃で20分間加圧成
型し、得られた加硫物の物性試験を行つた。その
結果を第2表に示す。
The present invention relates to a novel oil-resistant rubber composition. Acrylic nitrile is a typical oil-resistant rubber.
There are butadiene copolymer rubbers, epichlorohydrin rubbers, acrylic rubbers, etc., and they are used depending on the usage environment. However, in recent years, various problems have arisen as the components of fuel oil and lubricating oil have changed. For example, the aromatic hydrocarbon content of fuel oil is increasing, and the types and amounts of various additives are increasing in lubricating oil.
It has become necessary to improve the resistance of rubbers that come into contact with or be immersed in these materials as much as possible so as not to cause deterioration in physical properties or deterioration due to the effects of additives. On the other hand, deterioration caused by oil degraded by oxidation in the air, so-called rancid oil, is also a major problem for oil-resistant rubber products. As a countermeasure for this type of problem, fluororubber is often used as a substitute due to its excellent performance, but this rubber has the drawbacks of being very expensive and having significantly poor cold resistance. Generally speaking, as oil resistance improves, cold resistance of rubber decreases, and epichlorohydrin-ethylene oxide copolymer rubbers are known as rubbers that have both high oil resistance and cold resistance. Rubber is susceptible to deterioration due to various additives in the oil or rancid oil. As described above, due to its molecular structure, epichlorohydrin rubber is susceptible to the effects of lubricating oil additives due to oxidative decomposition (oxidative deterioration) of the polyether main chain and the presence of chlorine, and the possibility of corrosion to metals poses a problem. In addition, nitrile rubber has poor ozone resistance due to the presence of unsaturated bonds and is susceptible to embrittlement during aging. Furthermore, the balance between oil resistance and cold resistance is poor. Furthermore, although acrylic rubber has excellent lubricating oil resistance, it has extremely poor resistance to fuel oil and very poor cold resistance. Under these circumstances, there is a desire for an inexpensive rubber that has both high oil resistance and cold resistance, and has improved resistance to the above-mentioned additives, rancid oil, and the like. The present inventors have arrived at the present invention as a result of intensive research to satisfy these conditions, that is, the main chain structure of the present invention is composed of 10 mol% or more of structural units represented by the following formula () and the formula (). A copolymer consisting of 1 mol% or more of the structural unit represented by and/or the structural unit represented by the formula () and having a reduced viscosity of 0.8 or more when measured in a 0.1% monochlorobenzene solution at 80°C, and An oil-resistant rubber composition characterized by containing a vulcanizing agent for a copolymer. (However, in the formula (), R represents a saturated alkyl group having 1 to 4 carbon atoms). (However, in the formula (), Y represents an allyloxy group, an acryloxy group, a methacryloxy group, or a sorboxy group). (However, in the formula (), X represents a chlorine atom, a bromine atom, or a chloroacetoxy group). In the copolymer of the present invention, the monomer forming the structural unit represented by the above formula () has the following general formula: (However, R represents a saturated alkyl group having 1 to 4 carbon atoms.) It is a glycidyl ester of a saturated aliphatic carboxylic acid represented by One species or two or more species are particularly preferred, and glycidyl acetate and glycidyl propionate are particularly preferred. In the copolymer of the present invention, the monomer forming the structural unit represented by the above formula () has the following general formula: (However, Y represents an allyloxy group, an acryloxy group, a methacryloxy group, or a sorboxy group.) It is an ethylenically unsaturated group-containing epoxide represented by: Selected from glycidyl sorbate. In the copolymer of the present invention, the monomer forming the structural unit represented by the above formula () has the following general formula: (However, X represents a chlorine atom, a bromine atom, or a chloroacetoxy group.) It is a halogen-containing epoxide represented by the following formula, and is specifically selected from epichlorohydrin, epibromohydrin, and glycidyl monochloroacetate. Specific examples of various copolymers used in the present invention are as follows. Glycidyl acetate-allyl glycidyl ether copolymer Glycidyl propionate-allyl glycidyl ether copolymer Glycidyl butyrate-allyl glycidyl ether copolymer Glycidyl acetate-glycidyl acrylate copolymer Glycidyl acetate-glycidyl methacrylate copolymer Glycidyl acetate -Glycidyl monochlorate copolymer Glycidyl acetate-epihalohydrin copolymer Glycidyl propionate-epihalohydrin copolymer Glycidyl butyrate-epihalohydrin copolymer Glycidyl acetate-epihalohydrin-allyl glycidyl ether copolymer Glycidyl acetate-epihalohydrin-glycidyl acrylate Copolymer Glycidyl acetate-epihalohydrin-glycidyl methacrylate copolymer Glycidyl acetate-epihalohydrin-glycidyl sorbate copolymer Glycidyl acetate-glycidyl propionate-allyl glycidyl ether copolymer Glycidyl acetate-glycidyl propionate-glycidyl acrylate Copolymer Glycidyl acetate-glycidyl propionate-glycidyl methacrylate copolymer Glycidyl acetate-glycidyl propionate-glycidyl sorbate copolymer Glycidyl acetate-glycidyl propionate-glycidyl monochlorate copolymer Glycidyl acetate-glycidyl methacrylate copolymer Pionate-epihalohydrin copolymer (in the above epihalohydrin represents epichlorohydrin and/or epibromohydrin). These copolymers contain at least 10 mol% or more of carboxylic acid glycidyl ester as a comonomer component. If the content of the above components is less than 10 mol%, the oil resistance of the vulcanized rubber decreases, which is not preferable. Further, it is necessary that at least 1 mol % or more of an epoxide having an ethylenically unsaturated group or a halogen-containing epoxide serving as a vulcanizing functional group is contained. For example, in carboxylic acid glycidyl ester-allyl glycidyl ether copolymer, the former is
The latter is preferably in the range of 80 to 99 mol%, and the latter in the range of 20 to 1 mol%. In the carboxylic acid glycidyl ester-epihalohydrin copolymer, the former is preferably in the range of 20 to 95 mol%, and the latter is in the range of 5 to 80 mol%. These copolymers are prepared using a thermal condensation product of a) an organotin compound and b) an alkyl ester of orthophosphoric acid or polyphosphoric acids as a catalyst, which is disclosed in U.S. Pat. No. 3,773,694 filed by the present applicant. It can be obtained by ring-opening copolymerization. The polymerization reaction is usually carried out at a temperature range of 10 to 80°C in the presence or absence of a solvent, the appropriate amount of catalyst is 0.01 to 1.0 g per 100 g of monomer, and the moisture in the reaction system is kept as low as possible. It is desirable to keep it low. The copolymer thus obtained is
It is a rubbery random copolymer with a reduced viscosity of 0.8 or more when measured in a 0.1% monochlorobenzene solution at 80°C. The composition of the present invention can contain polymers other than the above copolymers as polymer components. There are no particular restrictions on these polymers, but those that can be vulcanized using the same vulcanization system as the above-mentioned copolymers are preferred. For example, preferred polymers for copolymers with monomers having ethylenically unsaturated groups such as allyl glycidyl ether, glycidyl acrylate, and glycidyl methacrylate include natural rubber, isoprene rubber, butadiene rubber, styrene-butadiene rubber, and ethylene rubber. -propylene-
Examples include butadiene rubber, butyl rubber, halogenated butyl rubber, chloroprene rubber, acrylonitrile-butadiene rubber, epichlorohydrin-allyl glycidyl ether copolymer rubber, epichlorohydrin-ethylene oxide-allyl glycidyl ether copolymer rubber, unsaturated group-containing acrylic rubber, etc. be able to. Preferred polymers for copolymers with halogen-containing monomers such as epihalohydrin and glycidyl monochloroacetate include epichlorohydrin homopolymer rubber, epichlorohydrin-
Allyl glycidyl ether copolymer rubber, epichlorohydrin-ethylene oxide copolymer rubber,
Examples include epichlorohydrin-ethylene oxide-allyl glycidyl ether copolymer rubber, chloroprene rubber, chlorine-containing acrylic rubber, chlorinated polyethylene rubber, chlorosulfonated polyethylene rubber, fluorinated rubber, and brominated butyl rubber. As the vulcanizing agent used in the composition of the present invention having these polymer compositions, when the comonomer component of the copolymer is an ethylenically unsaturated epoxide, a known vulcanizing agent for unsaturated rubber can be used. Examples of such vulcanizing agents include organic peroxides, sulfur, sulfur donating compounds, sulfur compound accelerators, combinations of these and various accelerators, mercaptotriazines, so-called resin vulcanizing agents, and oxime vulcanizing agents. Examples include sulfur chemicals. Examples of organic peroxides include dicumyl peroxide, kyumene hydroperoxide, 2,5-
Examples include dimethyl-2,5-di-(tert-butylperoxy)hexane, di-tert-butyl peroxide, benzoyl peroxide, and the like. Examples of sulfur donor compounds include tetramethylthiuram disulfide and pentamethylene tetrasulfide. Examples of sulfur compound promoters include thiazoles such as 2-mercaptobenzothiazole and dibenzothiazole, and 2-cyclohexylbenzothiazyl sulfide. Examples include mercaptoimidazolines such as phenamide, thiocarbamates such as dimethylthiocarbamic acid, and xanthates such as zinc isopropylxanthate. Examples of accelerators used in combination with sulfur or sulfur-based compounds include guanidines such as diphenylguanidine and amines such as hexamethylenetetramine. Examples of mercaptotriazines include dibutylamino-3,5
- Dimercaptotriazine may be mentioned. Examples of resin vulcanizing agents include alkylphenol formaldehyde resins, and oxime vulcanizing agents include p-quinone dioxime and pp'-dibenzylquinone dioxime. Further, when the comonomer component of the copolymer in the composition of the present invention is a halogen-containing epoxide, examples of the vulcanizing agent include polyamines, thioureas, mercaptotriazines, polyphenols, and the like. Specific examples of polyamine vulcanizing agents include hexamethylene diamine carbamate, specific examples of thioureas include ethylene thiourea, dibutylthiourea, and specific examples of mercaptotriazines include trimercaptotriazine, dibutylamino-3,5-triazine, etc. can be mentioned. When mixing rubbers that do not have the above-mentioned functional groups, such as ethylene-propylene rubber, silicone rubber, etc., a vulcanization method using an organic peroxide can be employed for appropriate blending. These vulcanizing agents are used in combination with vulcanization aids as appropriate according to known techniques in the art. These vulcanizing agents and vulcanization aids blended into the composition of the present invention are 0.01 to 20% by weight, usually 0.1 to 20% by weight, based on the polymer components.
Used in a range of 15% by weight. These amounts are arbitrarily determined depending on the composition of the polymer, the type of drug, the purpose of the molded product, etc. Furthermore, the composition of the present invention may optionally contain various reinforcing agents, fillers, plasticizers, processing aids, stabilizers, anti-aging agents, pigments, flame retardants, etc. necessary for processing or for adjusting various physical properties in practical use. Can be combined with Furthermore, various processing methods used in the technical field can be used in the production and processing of the composition of the present invention. As described above, the composition of the present invention can be easily vulcanized using a common vulcanizing agent, and the resulting vulcanizate has the following characteristics. It has extremely good oil resistance against various oils, as well as cold and heat resistance, giving it an excellent balance of performance as a rubber. It also has excellent resistance to rancid oils. Corrosion to metals is improved compared to conventional halogen-containing rubbers. Compared to fluororubber, it has comparable lubricating oil resistance and engine oil resistance, has significantly improved cold resistance, and is economically inexpensive. The effects of the composition of the present invention will be explained below using Examples and Comparative Examples. The formulations in the table are parts by weight. Examples 1 to 14, Comparative Examples 1 to 6 Each compound shown in Table 1 was kneaded with a 6-inch roll at a roll temperature of 60°C, and then pressure-molded at 160°C for 20 minutes. Physical property tests were conducted. The results are shown in Table 2.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】 以上の試験結果より本発明加硫組成物はNBR
(比較例1)、エピクロルヒドリン―エチレンオキ
シド―アリルグリシジルエーテル共重合体ゴム
(比較例2)、エピクロルヒドリン―エチレンオキ
シド共重合体ゴム(比較例3)、エピクロルヒド
リンゴム(比較例4)、アクリルゴム(比較例5)
に比較し耐油性に優れており、耐寒性、耐熱性と
のバランスの良いことが判る。フツ素ゴム(比較
例6)は他の諸性質は優れているが耐寒性が劣つ
ている。また実施例6,7と比較例1,2との対
照により本発明品をニトリルゴムやエピクロルヒ
ドリン系ゴムに混合すると、これらの耐油性が改
善されることが判る。 腐食試験 実施例1,8〜11、比較例3,4の各加硫物を
2枚の金属板に挾み、相対湿度100%、50℃の雰
囲気で120時間静置後、取り出し、ゴム片跡の金
属板の腐食度を下記のようなクラスで評価した。
その結果を第3表に示す。但し鋼板はJIS G314
(SPCC)、アルミ板はJIS H4000(A505 2p)を使
用した。
[Table] From the above test results, the vulcanized composition of the present invention is NBR
(Comparative example 1), epichlorohydrin-ethylene oxide-allyl glycidyl ether copolymer rubber (comparative example 2), epichlorohydrin-ethylene oxide copolymer rubber (comparative example 3), epichlorohydrin rubber (comparative example 4), acrylic rubber (comparative example 5) )
It has superior oil resistance compared to , and it can be seen that it has a good balance between cold resistance and heat resistance. Fluororubber (Comparative Example 6) is excellent in other properties, but poor in cold resistance. Further, a comparison between Examples 6 and 7 and Comparative Examples 1 and 2 shows that when the products of the present invention are mixed with nitrile rubber or epichlorohydrin rubber, the oil resistance of these rubbers is improved. Corrosion test Each of the vulcanizates of Examples 1, 8 to 11 and Comparative Examples 3 and 4 was sandwiched between two metal plates and left to stand in an atmosphere of 100% relative humidity and 50°C for 120 hours, then taken out and rubber pieces The degree of corrosion of the metal plate left behind was evaluated using the following classes.
The results are shown in Table 3. However, the steel plate is JIS G314
(SPCC), and the aluminum plate used was JIS H4000 (A505 2p).

【表】【table】

【表】 本発明加硫組成物はエピクロルヒドリン系ゴム
に比べて耐金属腐蝕性が著しく改善されている。
[Table] The vulcanized composition of the present invention has significantly improved metal corrosion resistance compared to epichlorohydrin rubber.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 主鎖構造が下記の式()で表わされる構造
単位10モル%以上と式()で表わされる構造単
位および/もしくは式()で表わされる構造単
位1モル%以上とよりなり、80℃,0.1%のモノ
クロロベンゼン溶液中で測定した還元粘度が0.8
以上である共重合体、および該共重合体に対する
加硫用薬剤を含むことを特徴とする耐油性ゴム組
成物。 (但し、()式中Rは炭素数1〜4の飽和ア
ルキル基を表わす)。 (但し、()式中Yはアリルオキシ基、アク
リロキシ基、メタクリロキシ基又はソルボキシ基
を表わす)。 (但し、()式中Xは塩素原子、臭素原子又
はクロロアセトキシ基を表わす)。
[Scope of Claims] 1 The main chain structure includes 10 mol% or more of the structural units represented by the following formula (), and 1 mol% or more of the structural units represented by the formula () and/or the structural units represented by the formula (). The reduced viscosity measured in 0.1% monochlorobenzene solution at 80℃ is 0.8.
An oil-resistant rubber composition comprising the copolymer described above and a vulcanizing agent for the copolymer. (However, in the formula (), R represents a saturated alkyl group having 1 to 4 carbon atoms). (However, in the formula (), Y represents an allyloxy group, an acryloxy group, a methacryloxy group, or a sorboxy group). (However, in the formula (), X represents a chlorine atom, a bromine atom, or a chloroacetoxy group).
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