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JPS6332177B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6332177B2
JPS6332177B2 JP53114187A JP11418778A JPS6332177B2 JP S6332177 B2 JPS6332177 B2 JP S6332177B2 JP 53114187 A JP53114187 A JP 53114187A JP 11418778 A JP11418778 A JP 11418778A JP S6332177 B2 JPS6332177 B2 JP S6332177B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
useful
antihalation
dyes
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53114187A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS5456818A (en
Inventor
Roi Reuinson Suchiiibun
Adein Ansonii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS5456818A publication Critical patent/JPS5456818A/en
Publication of JPS6332177B2 publication Critical patent/JPS6332177B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/825Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antireflection means or visible-light filtering means, e.g. antihalation
    • G03C1/83Organic dyestuffs therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/28Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using thermochromic compounds or layers containing liquid crystals, microcapsules, bleachable dyes or heat- decomposable compounds, e.g. gas- liberating
    • B41M5/286Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using thermochromic compounds or layers containing liquid crystals, microcapsules, bleachable dyes or heat- decomposable compounds, e.g. gas- liberating using compounds undergoing unimolecular fragmentation to obtain colour shift, e.g. bleachable dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/494Silver salt compositions other than silver halide emulsions; Photothermographic systems ; Thermographic systems using noble metal compounds
    • G03C1/498Photothermographic systems, e.g. dry silver
    • G03C1/49836Additives
    • G03C1/49845Active additives, e.g. toners, stabilisers, sensitisers
    • G03C1/49854Dyes or precursors of dyes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱を加えられたことによつて電磁吸
収特性が変化可能な換言すると、熱漂白可能な組
成物、そしてそのような組成物の層を有している
写真要素に関する。上述の層は、例えば、フイル
ター層あるいはハレーシヨン防止層として有用で
ある。 現在、多数の写真記録材料が公知であり、これ
らの材料は、いろいろな処理溶液あるいは処理浴
に浸漬することによつて処理することができる。
また、改良された写真複製を作成するため、この
ような材料中にいろいろなフイルター層(フイル
ターオーバーコート層を含む)、フイルター中間
層及びハレーシヨン防止層を介在せしめることも
公知である。これらの層のフイルター能力あるい
はハレーシヨン防止能力は、一般に、これらの写
真記録材料を処理溶液あるいは処理浴のあるもの
によつて処理する間に取り除くことができる。こ
のようにすることによつて、所望とする電磁スペ
クトル領域、一般に可視領域、に対して透明な処
理材料を得ることができる。 画像形成要素もまた公知であり、これらの要素
は、像状露光後、ただ要素の加熱を行なうだけで
処理することができる。これらの画像形成要素
は、熱現像可能な公知の写真要素(フオトサーモ
グラフイツク要素としても公知)を包含してい
る。熱現像可能な要素、例えば熱現像可能な写真
フイルムは、特に、改良されたマイクロイメージ
形成能力を得るため、フイルター層あるいはハレ
ーシヨン防止層を有するのが望ましい。殆んどの
ケースについて言えることであるが、これらのフ
イルター層あるいはハレーシヨン防止層は、処理
溶液あるいは処理浴の使用を避けるため、熱処理
により実質的に透明にされるものでなければなら
ない。 写真要素のハレーシヨン防止層は、輻射線感光
層を通過した光線が感光性層内に反射するのを防
止する働きがある。もしもこの不所望な反射が防
止されないとすると、得られる画像の鮮鋭度はこ
の反射光によつて低下せしめられるであろう。ハ
レーシヨン防止層、そしてフイルター層は、熱現
像可能な写真要素と一緒に使用することが提案さ
れている。 熱現像可能な写真要素内におけるハレーシヨン
防止層は、熱又は光に暴露せしめられて有色から
無色に変化することが知られている。ただし、こ
のようなハレーシヨン防止層内において独立した
賦活成分が用いられているわけではなく、ここで
は、色素によつてハレーシヨン防止の保護が計ら
れている。しかしながら、これらの色素は、一般
的に、それらが有色から無色に変化する以前にお
いて、所望の温度よりもさらに高い温度を必要と
する。さらに、いま1つのハレーシヨン防止層も
公知であり、この層は、加熱により供給される塩
基によつて中和せしめられる色素の酸性成分を含
有している熱現像可能な写真要素中において用い
られている。このようなハレーシヨン防止層は、
例えばWieseらの米国特許第3769019号明細書
(これに対応する日本出願は、特公昭50−16648号
公報である)に記載されている。ここでは、酸性
成分を加熱により除去することによつて色素の脱
色(無色化)が行なわれている。このハレーシヨ
ン防止層における1つの問題点は、無色化された
状態にある色素がいつも変らず望ましい状態を維
持し得ないということである。このようなハレー
シヨン防止層の場合、無色の状態から有色の状態
への変化があるので、現像後の画像に悪い影響が
あらわれてくる。この現像は、好ましくない程度
に短時間のうちにあらわれてくることがあり得
る。 光漂白可能な色素を含有している光漂白可能な
ハレーシヨン防止層もまた公知である。しかしな
がら、感光性ハレーシヨン防止層を設けること
は、処理後における光漂白工程として付加的な処
理作業を行なうことが必要となつてくるので、
屡々有利ではない。 一般的に、フオトサーモグラフイツク要素中に
おいてハレーシヨン防止層あるいはフイルター層
として有利であり得る層は、単独でも支持体上に
おいて有用であることができ、したがつて、サー
モグラフイーによる画像形成目的に関して有用な
要素を提供することができる。すなわち、このよ
うな要素を像状に加熱すると、像状露光領域にお
いて熱漂白を達成することができる。この画像形
成法では、任意の色変化が画像の形成に有用であ
る。例えば、実質的に無色の色素プレカーサ(前
駆物質)を像状に加熱してポジ型の色画像を形成
させることができる。また、有色の色素を像状に
熱に暴露して無色の物質を形成させ、よつて、ネ
ガ型の画像を提供することもできる。なお、この
ような概念で使用することのできるサーモグラフ
イツク要素としては多数の要素が公知である。要
素を短時間だけ像状加熱すると、反応体のマイグ
レーシヨンがひきおこされ、したがつて、像状加
熱領域における無色化が行なわれる。多くのサー
モグラフイツク要素は、さらに、反射コピーの作
製、加熱鉄筆による筆記あるいはレーザーを用い
た像状露光にも有用である。還元剤を用いること
によつてホルマザン色素を有色から無色に像状に
変化せしめることもまた公知である。この像状色
変化法は、例えば、Research Disclosure,1974
年10月,Item12617,12〜30頁,発行所:
Industrial Opportunities Ltd.,Homewell,
Havant,Hampshire,P09,1EF,UK、に記載
されている。しかしながら、今、サーモグラフイ
ーによる画像形成用の材料と色素との新規かつ改
良された結合体を提供することが依然として求め
られている。この種の要求は、特に、色の変化が
より永続的であつてより安定な画像をもたらす材
料に関して課せられている。 画像形成要素内において用いるものとして種々
のヘキサアリールビイミダゾール化合物が公知で
あり、これらの要素では、その像状露光領域にお
いて、無色の化合物が有色の化合物に光分解的に
変化せしめられる。ヘキサアリールビイミダゾー
ル化合物を使用した画像形成材料は現在公知であ
り、これらの材料は、遊離基画像形成機構として
説明されるもの、例えば米国特許第3390994号明
細書に記載されているもの、を包含している。付
言すると、ホルマザン色素とヘキサアリールビイ
ミダゾールとを含んでなる熱現像可能な写真要素
の項では無色の層の形成に関する説明を認めるこ
とができない。 熱漂白可能な層を有している上述の要素、特
に、熱漂白可能なフイルター層あるいはハレーシ
ヨン防止層を含有しているフオトサーモグラフイ
ツク要素は、それぞれ、以下に述べるような欠点
の少なくとも1つを有している。 (1) 層を漂白するに当つて、望ましくない程度に
高い温度が必要である。 (2) 多くの場合に、色素が漂白される場合であつ
ても、その色素が十分に安定である訳ではなく
かつ、処理後に長期にわたつて保存した後、不
所望な汚染あるいは色抜けを生ずる傾向があ
る。 (3) ハレーシヨン防止層及びフイルター層の目的
を考慮した場合、適当な色素を選択するのが望
ましくないまでに制限される。 さらに、今、フオトサーモグラフイツクフイル
ムで使用するために望ましい中性色を提供するハ
レーシヨン防止層もあわせて求められている。 上記したような従来の技術の問題点は、本発明
によれば、(i)次式により表わされるヘキサアリー
ルビイミダゾール化合物: (上式において、R及びR′は、それぞれ、水
素であるかあるいは1〜4個の炭素原子を有する
アルキル基である)と、(ii)前記ヘキサアリールビ
イミダゾール化合物を加熱した時に形成される生
成物との反応性を具えている、ホルマザン、ア
ゾ、ポリメチン及びオキサノール色素からなる群
から選ばれる色素とを含んでなる熱漂白可能な組
成物、そしてかかる組成物を含む層を有してなる
写真要素、によつて解決することができる。以
下、これらの発明について詳述する: 本発明者らは、鋭意研究の結果、下記の成分:
(a)支持体、(b)前記支持体上に施された感光性成分
及び(c)前記支持体の内部あるいはその上方に含ま
れているフイルター成分を含んでなる写真要素に
おいて上述のような改良を達成し得るということ
を見い出した。すなわち、本発明によると、前記
フイルター成分を、(i)以下に詳述する少なくとも
1種類のヘキサアリールビイミダゾールと、(ii)こ
のヘキサアリールビイミダゾールを最低約90℃の
温度まで加熱した時に形成される生成物(ヘキサ
アリールビイミダゾールの生成物)との反応性を
具えている少なくとも1種類のハレーシヨン防止
色素又はフイルター色素とを反応的に組み合せて
含有しているようになすことによつて、そして、
最低約90℃の温度まで加熱した場合、約20分間以
内において、一般に約0.5分間以内において、前
記フイルター成分の少なくとも40%、好ましくは
少なくとも90%が無色となるようになすことによ
つて、上述のような改良を達成することができ
る。ここに記載のハレーシヨン防止成分あるいは
フイルター成分は、その成分に処理後安定性があ
るので、特に有利である。さらに、この成分の層
は、加熱により少なくとも40%が無色になり、か
つ良好な保存寿命/貯蔵安定性を呈示することが
できる。 これらの利点は、下記の成分: (a)支持体、特に透明なフイルム支持体、(b)前記
支持体上に施された少なくとも1つの感光性層及
び(c)前記支持体の内部あるいはその上方に含まれ
ている少なくとも1種類のハレーシヨン防止成分
を含んでなり、 前記ハレーシヨン防止成分が、(i)少なくとも1
種類のヘキサアリールビイミダゾールと(ii)少なく
とも1種類のホルマザンハレーシヨン防止色素と
を反応的に組み合わせて含有しておりかつ、 最低約90℃の温度まで加熱した場合、約20分間
以内において前記ハレーシヨン防止成分の少なく
とも約40%、好ましくは少なくとも約90%が無色
となるような本発明による写真要素において特に
明らかである。 本発明による有色の熱漂白可能な要素は、種々
の方法を用いて改良された画像形成を行なうのに
有用である。これらの利点は、したがつて、(i)以
下に詳述する少なくとも1種類のヘキサアリール
ビイミダゾールと、(ii)このヘキサアリールビイミ
ダゾールを最低約90℃、一般に最低約120℃の温
度まで加熱した時にその生成物(ヘキサアリール
ビイミダゾールの生成物)との反応性を具えてい
る少なくとも1種類の色素とを反応的に組み合わ
せて含有している有色の熱漂白可能な組成物(こ
の組成物は、最低約90℃の温度まで加熱した場
合、約20分間以内において、一般的に約30秒間以
内において、本質的に無色に変化する)において
具現することができる。このような形態によつて
示される本発明の1態様は、支持体と、その上方
に施されたものであつて、(i)下記のような少なく
とも1種類のヘキサアリールビイミダゾールと(ii)
少なくとも1種類の色素、特に少なくとも1種類
のホルマザン色素(これは、最低約90℃の温度ま
で加熱した後、ヘキサアリールビイミダゾールの
生成物との反応性を具えている)及び(iii)バインダ
との結合体を含む少なくとも1つの層とを含んで
なるサーモグラフイツク要素であり、前記結合体
は、最低120℃の温度まで加熱した後、30秒間以
内においてその少なくとも40%、好ましくはその
少なくとも90%、が無色に変化する。 本発明による写真記録材料では種々のヘキサア
リールビイミダゾール化合物が有用である。本願
明細書中において“酸化アリールイミダゾイル二
量体”とも呼ばれているこれらのヘキサアリール
ビイミダゾール化合物は、公知化合物でありかつ
この技術分野において公知な方法によつて調製す
ることができる。例えば、ヘキサアリールビイミ
ダゾールは、酸化体としてヘキサシアノ鉄()
酸カリウムを使用して出発原料であるトリアリー
ルイミダゾールを界面酸化することによつて調製
することができる。本発明に従つて有用である一
般的なヘキサアリールビイミダゾール化合物は、
例えば、下記の米国特許各号に記載されているの
で、それらのなかから任意に選択することができ
る:3734733;339097;3383212;3445234;
3395018;3390994;3615481;3666466;3630736
及び;3533797。 有用なヘキサアリールビイミダゾール化合物の
一般的な例には酸化2,4,5―トリアリールイ
ミダゾリル二量体が含まれており、この二量体中
のアリール基は、p―イソプロピルフエニル基、
p―メトキシフエニル基、p―n―ブチルフエニ
ル基、p―メチルフエニル基及びp―エチルフエ
ニル基からなる群から選らばれたアリール基であ
る。 特に有用な化合物は、次式: () (上式において、R及びR′は、それぞれ、水
素原子であるかあるいは1〜4個の炭素原子を有
するアルキル基、例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基及びブチル基である)によつて表わされ
る化合物の酸化アリールイミダゾイル二量体であ
る。 必要に応じて、ヘキサアリールイミダゾール化
合物の混合物を有利に使用することもできる。こ
のような混合物の一例をあげると、例えば、前記
構造式()によつて表わされる化合物であつて
式中のR及びR′が水素原子であるもの(a)と式中
のR及びR′がイソプロピル基であるもの(b)との
混合物である。 最適なヘキサアリールビイミダゾール化合物あ
るいはこのような化合物の混合物の選択は、いろ
いろなフアクター、例えば、使用されるべき1種
類又はそれ以上の特定のハレーシヨン防止色素あ
るいはフイルター色素、処理条件、色素含有層中
における所望とする漂白の度合あるいは成分の溶
解度特性に依存するであろう。 本発明に従うと、上述のヘキサアリールビイミ
ダゾール化合物と一緒に種々の色素及び色素プレ
カーサを有利に使用することができる。本発明に
従うと、色が変化する任意の色素又は色素プレカ
ーサ、すなわち、上述のヘキサアリールビイミダ
ゾール化合物を加熱することによつて形成された
遊離基であると考えられるものとの反応によつて
その電磁波吸収特性が変化する任意の色素又は色
素プレカーサを使用することができる。ハレーシ
ヨン防止層の目的からすれば、例えば、熱漂白可
能な層は、画像形成組成物が感光するスペクトル
領域において実質的に一様な吸収を示すものが望
ましい。さらに、ハレーシヨン防止色素又は色素
プレカーサは、それを含む層の少なくとも約40%
好ましくは少なくとも90%が有色から無色に変化
するかあるいはその層が実質的に光学濃度を有し
ない程度まで色変化すべきである。 漂白可能であるかあるいは無色の状態に変えら
れる色素としてはいろいろな色素が知られてい
る。ホルマザン色素及びアゾ色素は、有用な色素
の例である。 特に有用なハレーシヨン防止色素は、ホルマザ
ン色素である。有用なホルマザン色素は、例え
ば、次の構造式によつて表わすことができる。 上式において、 R2は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基
であるかあるいは6〜14個の炭素原子を有するア
リール基、例えばメチル基、エチル基、ヘキシル
基、フエニル基、p―ニトロフエニル基及びジメ
トキシフエニル基であり、 R3は、6〜14個の炭素原子を有するアリール
基、好ましくは、例えばp―ニトロフエニル基、
p―メトキシフエニル基及びアントラキノニル基
のような置換フエニル基を含めたフエニル基であ
り、そして、 R4は、6〜14個の炭素原子を有するアリール
基、好ましくは、例えばp―ニトロフエニル基、
p―メトキシフエニル基、及びアントラキノニル
基のような置換フエニル基を含めたフエニル基で
ある。 特に有用なホルマザン色素は、例えば、下記の
化合物である。 1 1,3,5―トリフエニルホルマザン 2 1―(4―クロロフエニル)―3,5―ジフ
エニルホルマザン 3 1―p―ニトロフエニル―3,5―(ジフエ
ニル)ホルマザン 4 1,5―ジフエニル―3―メチルホルマザン 5 1,5―ジフエニル―3―(3―ヨードフエ
ニル)ホルマザン 6 1,5―ジフエニル―3―(2―ナフチル)
ホルマザン、及び 7 1―(2―カルボキシフエニル)―3,5―
ジフエニルホルマザン その他の有用なホルマザン色素は、例えば、
Research Disclosure(前掲書)、1974年10月、
Item12617、12〜30頁、に記載されている。 所望とする吸収度を得るため、ホルマザン色素
の混合物を特に有利に使用することができる。こ
のようなホルマザン色素の混合物の一例として、
例えば、トリフエニルホルマザンと1―(p―ニ
トロフエニル)―3―メチル―5―フエニルホル
マザンとの混合物をあげることができる。 ホルマザン色素とそれらの調製法はこの技術分
野において公知である。例えば、Chemical
Reviws,1955年、356頁から、に記載されている
ようなこの技術分野において公知な手法を使用し
てホルマザン色素を調製することができる。 上述のような本発明の色素―ビイミダゾール結
合体を構成するいろいろな成分の被覆量及び割合
は、例えば、特定の使途、ハレーシヨン防止成分
又はフイルター成分の要素内における位置、所望
とする吸収度あるいは処理温度のようないろいろ
なフイルターに応じて広い範囲にわたつて変更す
ることができる。例えば、一部のサーモグラフイ
ーの利用を例にとると、色素の濃度は、少なくと
も約0.05の光学濃度をもたらすのに十分であれば
よい。識別力をもたすため、要素を約70℃以上に
加熱する場合に所望とする画像を提供し得るよう
な程度(少なくとも)まで色素の濃度を下げるの
に十分な量でヘキサアリールビイミダゾールを存
在せしめることが必要である。また、他方におい
て、ハレーシヨンの防止を目的として、色素の濃
度は、少なくとも約0.2、例えば約0.3〜約0.8、の
光学濃度をもたらすのに十分であることが望まし
い。ヘキサアリールビイミダゾールは、上述のよ
うな色素の少なくとも40%の漂白を行なうのに最
低十分な濃度で存在せしめなければならない。例
えばホルマザン色素を用いる場合、ヘキサアリー
ルビイミダゾールの有用な濃度は、ホルマザン色
素1モルに対して0.2〜10モルである。一般的に、
過剰量のヘキサアリールビイミダゾール化合物を
使用するならば、ハレーシヨン防止を目的として
色素が用いられている要素内において上述のよう
な色素との望ましい程度の反応を確実ならしめる
ことができる。ヘキサアリールビイミダゾール化
合物及び色素の好ましいモル比は、約0.4〜3.0で
あり、特に好ましいモル比は、約1.0〜1.5であ
る。ただ、上述のような色素及び色素含有層がど
のようなメカニズムを経て有色から無色へと変化
するのか、その正確なところは未だ完全に把握さ
れるに至つていない。しかしながら、ヘキサアリ
ールビイミダゾール化合物は、加熱によつてラジ
カルを形成し、次に、これらのラジカルが、色素
の構造を有色の材料からなり色のうすい有色の材
料へと変化させる方向で色素と反応するのではな
いかと考えられる。この反応は、加熱後における
無色の層の大きな安定性に顕著に寄与しているも
のと考えられる。 本発明による要素は、いろいろなコロイド及び
重合体を単独もしくは組み合わせて含有すること
ができ、これらのコロイド及び重合体は、ビヒク
ル、結合剤として、そしていろいろな層中に含ま
せることができる。これらの材料として適当なも
のは、親水性の材料あるいは疎水性の材料であ
る。これらのコロイド及び重合体は透明もしくは
半透明でありかつこれらのコロイド及び重合体に
包含されるものは、例えば、色素を有色から無色
に変える反応に悪影響を及ぼすことがなくかつ用
いられる処理温度に耐えることのできる材料であ
る。これらのコロイド及び重合体は、例えば、蛋
白質、例えばゼラチン、ゼラチン誘導体、セルロ
ース誘導体、例えばデキストランのような多糖
類、その他、そして、合成高分子材料、例えば水
溶性のポリビニル化合物、例えばポリ(ビニルピ
ロリドン)、アクリルアミド重合体、その他、を
包含している。ここで有利に使用し得るその他の
合成高分子化合物としては、例えば、ラテツクス
の状態にある分散ビニル化合物がある。有効な重
合体には、本発明の要素の画像形成材料との相溶
性を具えている高分子量の物質、重合体及び樹脂
がある。ハレーシヨンの防止を目的としてヘキサ
アリールビイミダゾールと一緒にホルマザン色素
を使用する場合、有用なバインダはポリスルホン
アミドである。有用なポリスルホンアミドバイン
ダは、ポリ(エチレン―コ―1,4―シクロヘキ
シレン―ジメチレン―1―メチル―2,4―ベン
ゼンジスルホンアミド)バインダである。必要に
応じて、上述のようなコロイド及び重合体の混合
物もまた有利に使用することができる。さらに、
不水溶性の重合体、例えばポリ(ビニルブチラー
ル)、例えばBUTVARB―76(米国モンサント社
製の製品の商品名)及びハレーシヨン防止化合物
又はフイルター化合物との相容性を具えているラ
テツクスも同じように有用である。 上述のようなハレーシヨン防止層は、種々の写
真要素中において有利に使用することができる。
有用な写真要素は、写真用ハロゲン化銀から画
像、例えば色像、が導びかれるように構成されて
いる要素あるいは非銀画像形成法用に構成されて
いる要素である。本発明によるハレーシヨン防止
材料を用いる場合、マイクロイメージング用に構
成されている写真要素が特に有用である。 ヘキサアリールビイミダゾール化合物と色素、
特にホルマザン色素、との上述のような結合体
は、画像形成要素内の任意の適当な位置に介在せ
しめることができ、したがつて、加熱後、色素の
望ましい漂白を達成することができる。本発明に
よる画像形成要素の構成成分のうち上記以外の成
分は、その要素内の任意の適当な位置に介在せし
めて所望とする画像を形成させることができる。
例えば、必要に応じて、本発明による画像形成要
素の1種類又はそれ以上の成分をその要素の1つ
又はそれ以上の層内に存在させることができる。
場合によつては、上述のような還元剤、画像安定
剤又はそのプレカーサ、色素及び(又は)その他
の添加剤の特定量(割合)を熱現像可能な要素上
の保護層の内部に混入するのが望ましいこともあ
る。場合によつては、このようにすることを通じ
て、上述のような要素の層と層との間で特定の添
加剤がマイグレートするのを軽減することができ
る。 所望とする画像を提供するために、本発明によ
る写真要素中に含まれる画像形成成分を互いに反
応的に組み合わせることが必要である。さらに、
画像形成要素内において所望とする熱漂白を行な
うために、上述のような色素及びヘキサアリール
ビイミダゾール化合物を互いに反応的に組み合わ
せることも必要である。なお、本願明細書におい
て屡々用いられている“反応的に組み合わせる”
という用語は、上述のような各成分が所望とする
処理及び熱漂白を可能としかつより有効な現像画
像を提供するような方向で配置されておりかつそ
れらの位置には互いに関係があることを説明する
ために用いられている。さらに、この用語は、ヘ
キサアリールビイミダゾール化合物と色素とを上
述のように加熱した場合に色素の有色から無色へ
の望ましい変化を可能とするような位置にそれら
の化合物及び色素が互いに存在せしめられている
ことを説明するためにも用いられている。例え
ば、成分の1つを画像形成要素の1つの層に介在
させかつ残りの成分を1つもしくはそれ以上の別
の層に介在せしめることができる(但し、これら
の成分を反応的に組み合わせて)。 本発明による熱現像可能な写真記録材料は、先
にも述べた通り、感光性成分を含んでおり、この
感光性成分は、銀感光性成分あるいは非銀感光性
成分のいずれであつてもよい。銀感光性成分を使
用する場合には、感光性ハロゲン化銀が特に有用
であろう(なぜなら、このハロゲン化銀は、他の
写真成分に比較して感光度にすぐれているからで
ある。本発明による熱現像可能な写真要素内に含
まれる感光性ハロゲン化銀の一般的な濃度は、支
持体1平方メートルについて、約1×10-4〜約
10-1モルである。好ましい写真用ハロゲン化銀
は、塩化銀、臭化銀、臭沃化銀、塩臭沃化銀ある
いはその混合物である。本発明の目的を考える
に、沃化銀もまた有用な写真用ハロゲン化銀の1
つであると考えられる。必要に応じて粗粒子ある
いは微粒子の写真用ハロゲン化銀を使用し得ると
いうものの、超微粒子の写真用ハロゲン化銀もま
た有用である。写真用ハロゲン化銀は、写真技術
の分野において公知な手法、特に写真用ハロゲン
化銀―ゼラチン乳剤の調製を包含する手法、のい
ずれを用いても調製することができる。本発明の
目的に関して有用な調製法及び写真用ハロゲン化
銀の形態は、例えば、Product Licensing
Index,Volume92,1971年12月,
Publication9232,107頁,発行所:Industrial
Opportuities Ltd.(前出)、に記載されている。
また、Research Disclosure(前掲書)の
Vol.148,1976年8月,Item14879及び同書1974
年9月,43〜45頁,に記載されているハロゲン化
銀組成物は、有用なハロゲン化銀材料の別の例で
ある。 特に有用な感光性成分は、マイクロイメージン
グに供することを目的としている成分である。 上述のような熱現像可能な写真要素は、種々の
還元剤、特に有機還元剤(一般的には写真用ハロ
ゲン化銀現像剤)を有することができる。これら
の還元剤は、組み合わせて使用しても有利に使用
することができる。特に有用な還元剤は、ポリヒ
ドロキシベンゼンを含むハロゲン化銀現像剤、ア
ミノフエノール還元剤、アスコルビン酸現像剤、
ヒドロキシルアミン還元剤、3―ピラゾリドン還
元剤、レダクトン還元剤、没食子酸エステル還元
剤、例えばResearch Disclosure(前掲書)、
1973年1月、16〜21頁、に記載されているような
スルホンアミドフエノール還元剤、そしてフエニ
レンジアミンハロゲン化銀現像剤である。特に有
用な熱現像可能な写真要素は、上述のような還元
剤の混合物を含有することができる。 還元剤の最適濃度は、例えば所望とする画像、
熱現像可能な材料中に含まれるその他の成分、処
理条件、その他のようないろいろなフアクターを
考慮に入れて決定することができる。 本願明細書において用いられている“還元剤”
という用語は、そのなかに還元剤プレカーサなら
びに還元剤そのものを含めるつもりで用いられて
いる。すなわち、還元剤プレカーサには、加熱に
よるかあるいは何か別の条件に暴露する(所望と
する時間に)ことによつて還元剤が形成されるよ
うな化合物を含めることができる。 本発明による画像形成要素は、よりすぐれた色
調を具えている中性又は黒色の画像を処理後に提
供するために、画像用トナー、すなわち、調色剤
を含有することができる。最適な画像用トナーあ
るいは調色剤は、例えば、特定の画像形成材料、
所望とする画像、特定の処理条件、その他のよう
な種々のフアクターに依存するであろう。ある場
合を例にとると、特定の画像調色剤あるいはトナ
ーは、特定の画像形成材料を用いた場合に、それ
以外の材料を用いた場合に較べてはるかに良好な
結果をもたらすことができる。必要に応じて、調
色剤あるいはトナーの混合物を有利に使用するこ
とができる。 調色剤あるいは調色剤混合物の最適濃度は、例
えば、特定の画像形成材料、処理条件あるいは所
望とする画像のようないろいろなフアクターに従
属するであろう。 本発明による画像形成要素中、例えば画像形成
層中及び前述のようなハレーシヨン防止層中又は
フイルター層中、にメルト―形成性化合物あるい
はメルト形成体を含ませることも屡々有用であ
る。また、必要に応じて、メルト―形成性化合物
あるいはメルト形成体の混合物も有利に使用する
ことができる。ここで、本願明細書において用い
られている“メルト―形成性化合物”あるいは
“メルト形成体”という用語は、所定の処理温度
まで加熱した後に改良された反応媒体、一般に溶
融した媒体、を形成することができ、よつて、こ
の媒体内において前述のような反応結合体がより
良好な画像をもたらし得るような化合物を指す目
的で用いられている。この反応媒体が処理温度に
おいてどのような性質を具えているかその正確な
ところはまだ完全に判明していないけれども、反
応温度でもつてメルト(溶融物)が生成するので
このメルトが反応成分間の相互反応をより良好に
するのが原因ではないかと考えられる。有用なメ
ルト―形成性化合物は、反応結合体をメルト形成
に関与させ得るというものの、通常、その反応結
合体とは別の独立した成分である。一般的に有用
なメルト―形成性成分は、本発明の材料を構成す
る成分のうちこれとは別のその他の成分との相溶
性を具えているもの、例えば、アミド類、イミド
類、環状尿素及びトリアゾール類である。有用な
メルト―形成性化合物あるいはメルト形成体は、
例えば、Research Disclosure(前掲書)、
Vol.150、1976年10月、Item15049、に記載され
ている。先にも述べたように、本発明のハレーシ
ヨン防止層あるいはフイルター層は、必要に応じ
て、メルト―形成性化合物を含有することができ
る。 本願明細書に記載のような熱現像可能な写真要
素中では広範囲の濃度のメルト―形成性化合物あ
るいはメルト形成体が有用である。メルト―形成
性化合物の最適濃度は、例えば、特定の画像形成
材料、所望とする画像あるいは処理条件のような
種々のフアクターに依存するであろう。 前述のような本発明の画像形成要素及び組成物
では、それらの要素及び組成物に付加的な感度を
付与するために、分光増感色素あるいはその混合
物を有利に使用することができる。有用な増感色
素は、例えば、Product Licensing Index(前掲
書)、Vol.92、1971年12月、Publication9232、
107〜110頁、第XV節、に記載されている。 本発明による画像形成要素は、さらに、広範囲
のpAg値を有することができる。ここで、pAg値
は、オリオン(Orion)式デジタルPH計に接続せ
しめられた常用のカロメル電極及びAg―AgCl電
極を使用することによつて測定することができ
る。本発明による熱現像可能な写真要素におい
て、一般的なpAg値の範囲は、約2〜約13であ
る。最適なpAg値は、例えば、特定の画像形成要
素、所望とする画像あるいは処理条件のようない
ろいろな既述のフアクターに依存するであろう。 本発明による画像形成要素は、一般的に、中性
域の中でも酸性側にかたよつているPH領域、すな
わち、約7よりも小さいPH値、を有している。本
発明による熱現像可能な写真要素に関して、一般
的に有用なPH値の範囲は、約2〜約6であり、好
ましくは、約3.5〜約5.0である。前記したビイミ
ダゾールと色素との結合体もまた、酸性側にかた
よつた中性域、すなわち、約7よりも小さいPH
値、において有用である。 本発明による前述の画像形成要素では、処理後
における画像の安定性を改良するために、安定剤
又は安定剤プレカーサをその要素中で使用するの
が屡々望ましい。一部の場合には、独立した安定
剤又は安定剤プレカーサの不存在において本発明
による熱現像可能な写真要素が十分に安定である
こともあり得る。しかしながら、写真用ハロゲン
化銀が感光性成分として用いられているような多
くの場合には、不所望な処理後の焼き出しを回避
するために、処理が完了した後にハロゲン化銀を
安定化することが望ましい。前述のような熱現像
可能な写真要素では、種々の安定剤又は安定剤プ
レカーサが有用である。これらの安定剤又は安定
剤プレカーサは、単独で使用してもよくあるい
は、必要に応じて、組み合わせて使用してもよ
い。一般的に有用な安定剤又は安定剤プレカーサ
は、熱現像可能な写真要素中でそれらを加熱する
ことによつて安定な銀メルカプチドを形成するこ
とのできる硫黄含有化合物である。有用な安定剤
又は安定剤プレカーサは、例えば、ベルギー特許
第768071号明細書に記載されているものである。
また、必要に応じて、光分解により活性化せしめ
たポリハロゲン化有機化合物も有利に使用するこ
とができる。このような光分解により活性化せし
めたポリハロゲン化有機化合物は、例えば、米国
特許第3874946号及び同第3707377号明細書に記載
されている。 前述の画像形成要素において、それに含まれる
べき安定剤又は安定剤プレカーサあるいはこれら
の化合物の混合物の濃度としては広範囲の濃度が
有用である。安定剤又は安定剤プレカーサあるい
はこれらの化合物の混合物の最適濃度は、例え
ば、特定の画像形成要素、処理条件又は所望とす
る安定性のようないろいろなフアクターに依存す
るであろう。 前述のような本発明の画像形成要素では、現像
活性化剤(これは、アルカリ―放出剤、塩基―放
出剤あるいは活性化剤プレカーサとしても知られ
ている)を有利に使用することができる。“現像
活性化剤”という用語は、本願明細書においてそ
れが用いられている場合、処理温度において現像
剤を補助して画像形成要素内の潜像を現像するこ
とのできる媒体又は化合物を意味している。有用
な現像活性化剤あるいは活性化剤プレカーサは、
例えば、ベルギー特許第709967号明細書及び
Research Disclosure(前掲書)、Vol.155、1977
年3月、Item15567、に記載されている。有用な
活性化剤プレカーサは、例えば、グアニジニウム
化合物、例えばトリクロロ酢酸グアニジニウム、
グルタル酸ジグアニジニウム、コハク酸ジグアニ
ジニウム及びマロン酸ジグアニジニウム;マロン
酸第4アンモニウム;アミノ酸、例えば6―アミ
ノカプロン酸及びグリシン、そして;2―カルボ
キシカルボキサアミド活性化剤プレカーサであ
る。 ある場合には、指紋が焼き付けられたり摩擦カ
ブリが生じたりするのを軽減しかつ別の利点をひ
きだすために、画像形成要素の上方に、例えば、
本発明による画像形成層及びハレーシヨン防止層
又はフイルター層の上方に、1つの“オーバーコ
ート”層を塗被するのが有用である。オーバーコ
ート層は、バインダとしてもまた有用である前述
のような重合体の1種類もしくはそれ以上である
ことができる。しかしながら、本発明の要素の画
像形成層との相容性を有しておりかつ適用される
処理温度を許容することができるような別の重合
体物質もまた有利に使用することができる。この
ような別のバインダ又は重合体物質には、例え
ば、酢酸セルロース及びポリ塩化ビニルがある。
必要に応じて、これらの重合体物質の混合物をオ
ーバーコートの目的に供することもまた有用であ
る。 本発明による画像形成要素、特に写真用ハロゲ
ン化銀画像形成要素は、その他の添加剤、例え
ば、感度増大化合物としての働きがある現像調節
剤、硬膜剤、可塑剤及び滑剤、コーテイング助
剤、増白剤、帯電防止剤又は帯電防止層あるいは
カブリ防止剤を含有することができる。これらの
添加剤は例えば、Product Licensing Index(前
掲書)、Vol.92、1971年12月、Publication9232、
107〜110頁、に記載されている。 本発明による画像形成要素は、本発明に従つて
適用される処理温度を許容することのできる種々
の支持体を有することができる。一般的な支持体
としては、例えば、米国特許第3634089号及び第
3725070号明細書に記載されているような、セル
ロースエステルフイルム、ポリ(ビニルアセター
ル)フイルム、ポリ(エチレンテレフタレート)
フイルム、ポリカーボネートフイルム及びポリエ
ステルフイルム支持体をあげることができる。さ
らに、これらに関連したフイルムや樹脂状支持
体、そして、所定の処理温度に耐えうるようなガ
ラス、紙、金属及び同様な支持体もまた有用であ
る。一般的に、フレキシブルな支持体が最も有用
である。 ハレーシヨン防止化合物は、前述のように、色
素(特にホルマザン色素)とヘキサアリールビイ
ミダゾール化合物との結合体を含んでいる。この
ハレーシヨン防止化合物は、必要に応じて、透明
な支持体中、例えば透明なフイルム支持体中に存
在せしめることができる。例えば、熱現像可能な
写真要素に関して有用であるセルローストリアセ
テート及びポリエステルフイルム支持体は、前述
のようなヘキサアリールビイミダゾール化合物と
色素、特にホルマザン色素、との結合体を含有す
ることができる。 本発明によるハレーシヨン防止成分及びフイル
ター成分ならびに前記したその他の組成物は、写
真技術の分野において公知な種々のコーテイング
法を使用して適当な支持体上に塗被することがで
きる。 前記した本発明によるハレーシヨン防止層では
種々の成分が有用であるというものの、そのよう
な成分のなかでも、特に、最低約130℃の温度ま
で要素を加熱した時に約30秒間以内に少なくとも
90%が無色に変化するような結合体を存在せしめ
るのが屡々望ましい。この結合体は、前述のよう
なフオトサーモグラフイツク要素中において有利
に使用することができる。また、この結合体は、
サーモグラフイツク要素中においても有利に使用
することができる。 ある場合には、ビイミダゾール化合物を含有し
ている結合体中に低濃度の、一般には、支持体1
平方フイートについて約6mgまでの、1―ナフト
エ酸を含ませるのが有用である。このように1―
ナフトエ酸を存在せしめると、ビイミダゾール化
合物を含有している結合体から揮発性の成分が放
出されるという不都合を軽減することができる。
また、存在せしめるのに有効なその他の酸は、例
えば、2―ナフトエ酸及び安息香酸である。さら
に、適当なバインダを選択することを通じて、独
立した酸性化合物を添加することの望ましさを左
右することもできる。 本発明の特に有用な1つの態様を示すと、それ
は、下記の成分: (a) 支持体 (b) 前記支持体上に配されている少なくとも1つ
の感光性ハロゲン化銀層、及び (c) 少なくとも1つのハレーシヨン防止層、を含
んでなり、前記ハレーシヨン防止層が、(i)前述
のような式()により表わされる少なくとも
1種類の化合物、(ii)少なくとも1種類のホルマ
ザン色素及び(iii)無水マレイン酸―スチレン共重
合体を含む重合体バインダを反応的に組み合わ
せて含有しており、そして、最低約120℃の温
度まで加熱した時に、約30秒間以内に前記ハレ
ーシヨン防止層の少なくとも約90%が無色に変
化するような写真要素である。 本発明による画像形成では種々の像状露光手段
が有用である。本発明による要素は、通常、スペ
クトルの紫外線領域及び青色領域に感光し、した
がつて、露光手段としては、このような輻射線を
放射するような手段が有利である。しかしなが
ら、一般的には、前記した写真要素中でもしも分
光増感色素を使用するのであるならば、その他の
電磁スペクトル領域を使用した露光手段が有利で
ある。通常、本発明による感光要素には、可視光
源、例えばタングステンランプ、を用いて像状露
光を施して現像可能な画像を形成させることがで
きる。しかしながら、その他の輻射線源、例えば
レーザー光線、電子ビームなども有効に利用する
ことができる。 本発明によるサーモグラフイツク要素の場合に
おいて、ここで使用する像状加熱手段は、その要
素の加熱領域において可視像を形成し得るもので
あるならばどのような加熱手段であつてもよい。
一例をあげると、単純型のホツトプレート、赤外
線加熱手段、その他がこれに該当する。 本発明による熱現像可能な写真要素において、
その熱現像可能な要素を適度に高められた温度ま
でただ一様に加熱するだけで、像状露光後短時間
のうちに可視像を現像することができる。例え
ば、像状露光が完了した後、潜像の現像が行なわ
れるが、同時に、ハレーシヨン防止層又はフイル
ター層を有色から無色に変化させるのに必要な温
度が得られるような範囲の温度まで熱現像可能な
写真要素を加熱することができる。上記加熱を行
なう温度の範囲は、約90〜約250℃、例えば約90
〜約250℃である。加熱は、一般的に、所望とす
る画像が現像されるまで、そしてハレーシヨン防
止層又はフイルター層が所望の程度に漂白される
まで、実施することができる。この加熱時間は、
一般的に、約1秒間ないし約20分間、例えば約1
秒間ないし約90秒間である。本発明による熱現像
可能な写真要素は、約1秒間ないし約20分間にわ
たつて約90〜約250℃の温度まで加熱してやるの
が普通である。 本発明のもう1つの態様は、(a)前述のような露
光後のフオトサーモグラフイツク要素において画
像を現像しかつ(b)その要素に含まれるハレーシヨ
ン防止成分を有色の状態から無色の状態(少なく
とも40%、好ましくは少なくとも90%)に変える
方法であり、前記色変化工程(b)は、画像が現像さ
れかつハレーシヨン防止成分の少なくとも40%、
好ましくは少なくとも90%が有色から無色に変化
するまで、少なくとも約90℃の温度まで要素を加
熱することを含んでいる。 本発明による熱現像可能な感光性要素は、ネガ
型画像もしくはポジ型画像を形成させるのに有用
である。ここで、ネガ型画像もしくはポジ型画像
を形成させることは、例えば、主として特定の感
光性ハロゲン化銀を選択することに依存するであ
ろう。有用な感光性ハロゲン化銀成分の1部類を
示すと、それは、ポジ型画像を形成させるのが目
的となつている直接ポジ型写真用ハロゲン化銀の
グループである。 本発明による処理は、通常、周囲の圧力及び湿
度条件下において実施する。もちろん、必要に応
じて、標準的な大気条件を外れた圧力及び湿度を
使用することも可能である。しかしながら、標準
的な大気条件を使用するのが有利である。 前述のような本発明による熱現像可能な写真要
素あるいはサーモグラフイツク要素に必要な加熱
を施すためには種々の加熱手段を使用することが
できる。このような加熱手段は、例えば、単純型
のホツトプレート、アイロン、ローラ、赤外線加
熱手段、その他であることができる。 本発明の写真要素を製造するのに用いられるコ
ーテイングの調製を補助する目的で有機溶剤を使
用するのが屡々望ましい(なぜなら、一部の化合
物について、それらの溶解度は極く限られたもの
であるから)。例えば本発明によるハレーシヨン
防止層又はフイルター層のようなコーテイング用
の組成物を調製するのに有用である一般的な有機
溶剤は、例えば、テトラヒドロフラン,塩化メチ
レン,アセトン及びブタノールである。さらに、
写真技術の分野において公知な手段を使用して、
これらの溶剤と前述の成分(本発明による)との
混合を実施することもできる。 本発明によるハレーシヨン防止成分あるいはフ
イルター成分は、必要に応じて感光性のジアゾ・
タイプの材料、気泡画像形成材料あるいはその他
の非銀画像形成材料と一緒に有利に使用すること
ができる。 以下に詳述する例は、いずれも本発明の理解を
さらに容易ならしめるためのものである。 例 1 Journal of Organic Chemistry36,2265頁
(1971年),に記載の手法に従つて2,4,5―ト
リフエニルイミダゾールの酸化二量体(ロフイン
ダイマーとしても知られている)を調製し、次
に、この35mgをとつて、1gのテトラヒドロフラ
ンに溶解した。得られた組成物に、2gの、ポリ
スルホンアミド:ポリ(エチレン―コ―1,4―
シクロヘキシレンジメチレン―1―メチル―2,
4―ベンゼンジスルホンアミド)、の20重量%ア
セトン溶液を添加した。7mgの1,5―ジフエニ
ル―3―(p―メトキシフエニル)ホルマザン色
素をこの溶液に溶解した。得られた色素溶液をポ
リ(エチレンテレフタレート)フイルム支持体上
に6ミルの湿潤時塗膜厚で塗布した(ドクターブ
レード塗布機を使用)。得られた塗膜を乾操して
本発明による熱漂白可能な要素を得た。得られた
要素を150℃の温度の熱い金属ブロツク上に載置
して2,3秒間にわたつてそれらを接触させ、加
熱を行なつたところ、その要素が迅速かつ完全に
漂白せしめられた。90℃及び112℃の温度におけ
る漂白速度から活性化エンタルピーを求めたとこ
ろ、それはほぼ29Kcal/モルであつた。 例 2 テトラヒドロフランの代りに塩化メチレン溶剤
を使用して前記例1に記載の手法を繰り返した。 色素含有組成物をポリ(エチレンテレフタレー
ト)フイルム支持体上に2ミルの湿潤時塗膜厚で
塗布した。支持体上に塗布した色素含有組成物の
被覆量は、下記の通りであつた。 2,4,5―トリフエニルイミダ
ゾールの酸化二重体 4.8mg/dm2 トリフエニルホルマザン色素 1.1mg/dm2 バインダ(次の第表を参照され
たい) 21.5mg/dm2 次の第表に記載のような重合体を用いたとこ
ろ、下記のような結果が得られた。 【表】 イソプロピリ
デンジフエニ
レンイソフタ
レート−コ−
テレフタレー
ト(50:50)〓
耐熱耐湿試験に供するため、得られた要素を50
%の相対湿度で38℃の温度で温置した。得られた
結果は、3週間温置した後でも色素濃度のロスは
最低でありかつ漂白の著しい減損は認められない
ということを示した。また、温置及び予備漂白の
済んだサンプルは、上述の温置条件下で3週間を
経過しても色もどりがないということをあわせて
示した。 例 3 前記例2に記載の手法を繰り返した。使用した
バインダも例2に記載のものであり、また、塗膜
中に含まれる各成分の濃度は下記の通りであつ
た。 2,4,5―トリフエニルイミダ
ゾールの酸化二量体 5.4mg/dm2 トリフエニルホルマザン色素 3.2mg/dm2 ポリエステルバインダ(例2記載
のもの) 21.5mg/dm2 p―トリエンスルホン酸 1.1mg/dm2 前記例2に記載のようにして塗膜を乾燥した。
160℃の温度で10秒間にわたつて記載のように加
熱したけれども、上述の酸を含有している塗膜か
ら揮発性の成分が放出せしめられたことが確認さ
れなかつた。 例 4 前記例2に記載のものと同様なテトラヒドロフ
ラン組成物を調製した。塗膜に含まれる成分は、
下記の通りであつた。 トリフエニルホルマザン色素 1.1mg/dm2 ポリスルホンアミドバインダ 21.5mg/dm2 酸化イミダゾール二量体のモル比を0.5〜2.75
モル(いずれも、色素1モル当りの二量体のモル
数)の範囲で変え、その場合のモル数の増分を
0.25モルずつとした。得られた結果を未漂白の塗
膜のそれと比較した。比較の結果は、特定の組成
物における最適レベルは色素1モル当り約1.6モ
ル(上述の二量体で)であることを示した。従つ
て、160℃の温度で5秒間にわたつて加熱した場
合に塗膜に関してすぐれた漂白性が得られた。ま
た、150℃の温度で10秒間にわたつて塗膜を加熱
した場合にもすぐれた漂白性が得られた。塗膜の
漂白性は、10秒間にわたつてそれを加熱した場合
に140℃の温度で良好であつたけれども、130℃の
温度で10秒間にわたつて塗膜を加熱した場合には
望ましいものではなかつた。 例 5 前記例2に記載のものと同様であつて下記の成
分を含有しているテトラヒドロフラン組成物を調
製した。 トリフエニルホルマザン色素 1.1mg/dm2 酸化イミダゾール二量体(例2に記
載のもの) 3.4mg/dm2 ポリスルホンアミドバインダとこの組成物とを
50〜400mg/ft2(5.4〜43.1mg/ft2に対応)の濃度
で、すなわち、この範囲内で濃度をいろいろに変
えて、混合した。 得られた塗膜を38℃の温度及び50%の相対湿度
で4週間にわたつて温置したところ、温置により
失なわれる色素の量が増加すればするほど重合体
のレベルが低下するということが判明した。ま
た、重合体の被覆量が37.7mg/dm2である場合、
4週間温置後における色素のロスは20%よりも少
なくかつ2週間温置後における色素のロスは約10
%であるということも判明した。組成物の組成を
変更してみたところ、安定性に関していろいろな
相関関係を見い出すことができた。 例 6 前記例5に記載のものと同様であつて下記の成
分を含有しているテトラヒドロフラン組成物を調
製した。 トリフエニルホルマザン色素 1.1mg/dm2 酸化イミダゾール二量体 3.8mg/dm2 ポリスルホンアミドバインダ (例1に記載のもの) 32.3mg/dm2 この組成物に、それを前記例5に記載のように
支持体上に塗布する以前に、2.5,5,10及び20
mg/ft2(0.2,0.46,0.93及び1.87mg/ft2に対応)
の被覆量で下記の酸を加えた。 p―トルエンスルホン酸 1―ナフトエ酸 温置後に得られた結果は、1―ナフトエ酸のレ
ベルが低い(5mg/ft2)と温置による色素のロ
スが少なくて処理速度は僅かに増大し、また、得
られた塗膜を漂白した後に認められる汚染には影
響があらわれないことは明白であるということを
立証するものであつた。 例 7 前記例5に記載のものと同様であつて下記の成
分を含有しているテトラヒドロフラン組成物を調
製した。 トリフエニルホルマザン色素 1.1mg/dm2 酸化イミダゾール二量体 5.4mg/dm2 コポリ(マレイミド―スチレン)
(50:50重量部)からなる重合
体バインダ、米国モンサント社
より商品名Lytron820として市
販されている 21.5mg/dm2 この組成物を支持体上に塗布し、そして加熱し
た。得られた塗膜は、すつかり漂白されて無色の
物質へと変化し、また、揮発性成分の発生も肉眼
で認められなかつた。 例 8 本例は比較例である。 前記例5に記載のものと同様なテトラヒドロフ
ラン組成物を使用して、下記の成分を含有してい
る塗膜を調製した。 トリフエニルホルマザン色素 1.1mg/dm2 酸化イミダゾール二量体 3.2mg/dm2 (下記参照のこと) ホリスルホンアミドバインダ 21.5mg/dm2 (前記例1に記載のもの) 上記組成物に含ませたイミダゾール二量体は、
下記の2種類である。 2―(o―クロロフエニル)―4,5―ジフ
エニルイミダゾール二量体 2―(o―メトキシフエニル)―4,5―ジ
フエニルイミダゾール二量体 上記組成物をp―トルエンスルホン酸(添加
剤)の有無に関して試験した。p―トルエンスル
ホン酸有りの場合、その適用量は5mg/ft2(0.46
mg/dm2に対応)であつた。 上記組成物を適当な支持体上に塗布した後、得
られた塗膜を熱処理に供した。200℃の温度で30
秒間にわたつて加熱した後、塗膜において観察さ
れた漂白は最低のものであつた。 この事実は、上記イミダゾール二量体を上記組
成物中に介在せしめてもそれらの二量体は熱分解
(これは、使用される温度及び時間において最高
に有用であるべきである)に対して安定でありす
ぎるということを示すものであつた。 例 9 酸化イミダゾール二量体の一部のものは、特定
の溶剤に関して限られた溶解度を有している。例
えば、特定のイミダゾール二量体の溶解性は、塩
化メチレン組成物及びテトラヒドロフラン組成物
に限定されている。 本例では、下記の成分を混合しかつ得られた混
合物を透明なポリ(エチレンテレフタレート)フ
イルム支持体上に塗布することによつてアセトン
組成物を調製した。 トリフエニルホルマザン色素 1.1mg/dm2 次式を有する可溶化イミダゾールの
酸化二量体: 4.0mg/dm2 ポリスルホンアミドバインダ 32.3mg/dm2(前記例1に記載のもの) 上記組成物をフイルム支持体上に塗布した後、
得られた塗膜を乾燥し、そして、次に、160℃の
温度で10秒間にわたつて要素を加熱することによ
つて熱処理を実施した。本例では、塗膜の良好な
漂白を達成することができた。 漂白前、38℃の温度及び50%の相対湿度で4週
間にわたつて塗膜を温置した。この結果、色素濃
度において37.5%のロスが認められたものの、
160℃における漂白能力には何の減損も認められ
なかつた。 例 10 熱漂白可能な層中に追加のイミダゾール二量体
を含ませた。本例で使用した追加の二量体は、次
式によつて表わされる化合物の可溶化イミダゾー
ル酸化二量体であつた。 【表】 コーテイング溶剤としてテトラヒドロフランを
使用して塗膜を調製した。なお、使用した成分の
レベル(被覆量)は、下記の通りであつた。 酸化イミダゾール二量体 3.7mg/dm2 トリフエニルホルマザン色素 0.93mg/ft2 重合体バインダ 28.0mg/dm2 ここで使用した重合体バインダは、無水マレイ
ン酸―スチレン共重合体(米国モンサント社から
市販されているLytron820)であるかあるいはポ
リスルホンアミドバインダ:ポリ(エチレン―コ
―1,4―シクロヘキシレン―ジナチレン―1―
メチル―2,4―ベンゼンジスルホンアミド)で
あつた。本発明による要素を得るため、塗膜を乾
燥した。なお、得られた組成物をポリ(エチレン
テレフタレート)フイルム支持体上に塗布した時
の湿潤時の塗膜の厚みは2ミルであつた。 得られた要素を160℃の温度で10秒間にわたつ
て加熱したところ、その要素が保有している漂白
性は、前記2種類の重合体バインダ及び前記イミ
ダゾール二量体のそれぞれについて良好であると
いうことが確認された。また、400nmの吸収にお
いて最低の汚染が認められた。 無水マレイン酸―スチレン共重合体をバインダ
として使用したところ、より追好な温置安定性が
観察された。 例 11 化合物10Bを使用して前記例10に記載の手法を
繰り返した。但し、本例では、テトラヒドロフラ
ンの代りにアセトンを使用した。この二量体10B
はアセトン組成物中へのすぐれた溶解度を有して
いることが見い出された。 この二量体10Bを含有している塗膜は、それを
10秒間加熱した場合、160℃の温度においてすぐ
れた漂白作用を示した。 例 12 本例では、前記例10に記載のものと同様な手法
を使用して、前述の酸化、トリス置換、イミダゾ
ール二量体(例10における化合物10C)を組成物
中に含ませた。使用したトリフエニルホルマザン
色素は0.9mg/dm2でありかつ無水マレイン酸―
スチレン共重合体からなる前記重合体バインダは
28mg/dm2であつた。得られた塗膜を160℃の温
度で10秒間にわたつて加熱した場合、良好な漂白
性が観察された。 前述のトリス置換二量体(化合物10C)を比較
的に高レベル(被覆量)で塗布した場合にも良好
な結果が観察された。 例 13〜16 下記の色素を評価した。 方 法 原液(A)の調製:7gのアセトンに350mgの2―
フエニル―4,5―ビス(p―イソプロピルフエ
ニル)イミダゾール二量体を溶解した。 例 13 塗布工程(a): 0.7gの原液(A)に6mgの色素A(前式参照)を溶
解した。この溶液に、1:1のアセトン:2―メ
トキシエタノール中に含まれる1.4gの15重量%
ポリ(ビニルブチラール)(米国モンサント社か
らBUTVAR B―76として市販されている)を
添加した。次に、この溶液を下塗り付きのポリ
(エチレンテレフタレート)フイルム支持体上に
4ミルのドクタープレードを用いて塗布した。 例 14 10mgの色素B(前式参照)を使用して前記工程
(a)を繰り返した。 例 15 9mgの色素C(前式参照)を使用して前記工程
(a)を繰り返した。なお、本例では、色素の溶解を
補助するために、数滴のメチルエチルケトンを添
加した。 例 16 12mgの色素D(前式参照)を使用して前記工程
(a)を繰り返した。 支持体の表面を150℃のブロツク上に載置する
ことによつて得られた要素を加熱し、そして漂白
に至る時間(秒)を記録した。熱漂白の前後にお
いて拡散光濃度を読み取つた。結果は、次の第
表に要約した通りである。 【表】 下記の酸化トリアリールイミダゾール二量体を
試験に供した。この試験では、重合体バインダ中
に含まれるトリフエニルホルマザン色素を手で塗
布した塗膜においてあらゆる二量体を試験した。
供試化合物は、次式によつて表わされる酸化二量
体であつた。 上式において、R2及びR3は、それぞれ、下記
の第表に定義する通りである。式中の置換基
は、すべて、特に第表に示したものを除いて、
パラ―位に結合している。 【表】 ロピル
前記ホルマザン化合物の金属キレートもまた前
述の目的に有用であつた。 例 32 錯生成ホルマザン色素の漂白: 0.4gの温2―メトキシエタノールに2mgの酢
酸第2銅―水化物及び6mgのトリフエニルホルマ
ザンを溶解して暗紫色の溶液を得た。この溶液
に、1.4gの、1:1重量部のアセトン/2―メ
トキシエタノールにポリ(ビニルブチラール)
(BUTVAR B―76)を溶かして得た15重量%溶
液、そして0.3gの1,2―ジクロロエタンに50
mgの酸化二量体(ビスイソプロピル―置換したト
リフエニルイミダゾール酸化二量体、前記化合物
10B)を溶かして得た溶液、を添加した。得られ
た溶液をポリ(エチレンテレフタレート)フイル
ム支持体(下塗り層あり)上に4ミルの湿潤時塗
膜厚で塗布した。得られたフイルムは、灰色がか
つた紫色を呈した。0.36の中性拡散光濃度を有し
ているこのフイルムのサンプルを140℃の熱い金
属ブロツク上で5秒間にわたつて加熱した。加熱
後のフイルムの中性拡散濃度は0.09であつた。 例 33 下記の物質を含有していて塗膜を2ミルのドク
ターブレードを用いて調製した。 BUTVAR B―76 300mg/ft2(ポリビニルブチラール) 色素33A(下記参照) 10mg/ft2 ビスイソプロピル―置換したトリフ
エニルイミダゾール酸化二量体
(前記参照) 100mg/ft2 溶剤としてアセトンを使用した。 色素33Aは、次式によつて表わされるような構
造を有していた: この塗膜に熱を適用(160℃の温度で10秒間)
したところ、色素が漂白されてその濃度(λnax
で)は0.360から0.105(漂白後)に変化した。す
なわち、これは、71%が変化したことを示してい
る。 例 34 前記例33に記載の手法を繰り返したけれども、
本例では、色素33Aの代りに色素34Bを使用し
た。 色素34Bは、次のような構造式によつて表わす
ことができる。 この塗膜に熱を適用(160℃の温度で10秒間)
したところ、色素が漂白されてその濃度(λnax
540nmで)は0.42から0.165(漂白後)に変化した。
すなわち、濃度の低下は61%であつた。 例 35 メルト形成体の使用: 次の組成物に一連の低融点固体(すなわち、メ
ルト形成体)を加えた。これらのメルト形成体の
量は、100mg/ft2(約11mg/dm2)であつた。 【表】 得られた組成物を、アセトン溶液から、ポリ
(エチレンテレフタレート)フイルム支持体上に
湿潤時塗膜厚2ミルで塗布した。なお、メルト形
成体は、塗布に先がけて上記組成物に添加した。 塗膜を乾燥後、130℃の温度で5秒間にわたつ
て加熱を実施した。得られた結果は、下記の通り
である。 【表】 メチル尿素及びN―メチルベンズアミドを含有
している塗膜を120℃の温度で15秒間にわたつて
処理しても上述のような色素を漂白することがで
きた。 例 36 前記例35に記載の手法を繰り返して(各成分の
量も同じにして)塗膜を調製した。但し、本例で
は、LYTRON820の代りにBUTVAR B―76
(ポリ(ビニルブチラール))を使用した。下記の
時間及び温度を適用して熱いブロツク上で処理を
実施したところ、色素の漂白を達成することがで
きた。 温度(℃) 時間(秒) 150 3 140 3 130 5 120 10 例 37〜47 下記のような組成物中において一連の重合体を
試験した。 【表】 リフエニルイミダゾール二量体
(前記化合物10B)
各例について、130℃の温度で10秒間にわたつ
て塗膜を加熱した。得られた結果は、次の表に記
載の通りである。 【表】 【表】 ント社の商品名)
例48〜50 (比較例) 前記例33に記載のものと同様な組成物中におい
て下記の色素(色素33Aの代り)を試験した。各
例について、色素の漂白は満足すべきものでなか
つた。 例48 (比較例) 例49 (比較例) 例50 (比較例)
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The present invention comprises a thermally bleachable composition whose electromagnetic absorption properties can be changed by the application of heat, and a layer of such a composition. Concerning photographic elements. The layers described above are useful, for example, as filter layers or antihalation layers. A large number of photographic recording materials are currently known which can be processed by immersion in various processing solutions or baths.
It is also known to incorporate various filter layers (including filter overcoat layers), filter interlayers, and antihalation layers into such materials to produce improved photographic reproductions. The filtering or antihalation ability of these layers can generally be removed during processing of these photographic recording materials by some processing solution or bath. By doing so, it is possible to obtain treated materials that are transparent to the desired region of the electromagnetic spectrum, generally the visible region. Imaging elements are also known and can be processed after imagewise exposure by simply heating the element. These imaging elements include known thermally developable photographic elements (also known as photothermographic elements). It is particularly desirable for thermally developable elements, such as thermally developable photographic films, to have a filter layer or antihalation layer for improved microimaging capabilities. In most cases, these filter or antihalation layers must be rendered substantially transparent by heat treatment to avoid the use of processing solutions or baths. The antihalation layer of a photographic element functions to prevent light rays that pass through the radiation-sensitive layer from reflecting back into the photosensitive layer. If this unwanted reflection is not prevented, the sharpness of the resulting image will be reduced by this reflected light. Antihalation layers, as well as filter layers, have been proposed for use with thermally developable photographic elements. Antihalation layers in thermally developable photographic elements are known to change from colored to colorless upon exposure to heat or light. However, an independent activating component is not used in such an antihalation layer, and here antihalation protection is provided by a dye. However, these dyes generally require higher than desired temperatures before they change from colored to colorless. Additionally, another antihalation layer is known which is used in thermally developable photographic elements containing acidic components of the dye that are neutralized by a base provided by heating. There is. Such an antihalation layer is
For example, it is described in US Pat. No. 3,769,019 by Wiese et al. (the corresponding Japanese application is Japanese Patent Publication No. 16648/1983). Here, the dye is decolorized (colorless) by removing the acidic component by heating. One problem with this antihalation layer is that the dye in its colorless state cannot always remain in the desired state. In the case of such an antihalation layer, since there is a change from a colorless state to a colored state, an adverse effect appears on the image after development. This development can appear undesirably over a short period of time. Photobleachable antihalation layers containing photobleachable dyes are also known. However, providing a photosensitive antihalation layer requires an additional processing operation as a photobleaching step after processing.
Often not advantageous. In general, any layer that may be useful as an antihalation layer or filter layer in a photothermographic element may be useful alone on a support and therefore for thermographic imaging purposes. can provide useful elements. That is, imagewise heating of such elements can achieve thermal bleaching in the imagewise exposed areas. In this imaging method, any color change is useful in forming the image. For example, a substantially colorless dye precursor can be imagewise heated to form a positive color image. Colored dyes can also be imagewise exposed to heat to form a colorless material, thus providing a negative-working image. Note that there are many known thermographic elements that can be used with this concept. Imagewise heating of the element for a short period of time causes migration of the reactants and thus colorlessness in the imagewise heated areas. Many thermographic elements are also useful for making reflective copies, writing with heated pens, or imagewise exposure using lasers. It is also known to image-wise change formazan dyes from colored to colorless by using reducing agents. This imagewise color change method is used, for example, in Research Disclosure , 1974
October, Item 12617, pp. 12-30, Publisher:
Industrial Opportunities Ltd., Homewell,
Havant, Hampshire, P09, 1EF, UK. However, there remains a need to provide new and improved combinations of materials and dyes for thermographic imaging. This type of requirement is particularly imposed on materials in which the color change is more permanent and provides a more stable image. A variety of hexaarylbiimidazole compounds are known for use in imaging elements in which a colorless compound is photolytically converted to a colored compound in the imagewise exposed areas of the element. Imaging materials using hexaarylbiimidazole compounds are currently known, and these materials include what is described as a free radical imaging mechanism, such as that described in U.S. Pat. No. 3,390,994. are doing. Additionally, in the section on heat-developable photographic elements comprising formazan dyes and hexaarylbiimidazole, no discussion regarding the formation of a colorless layer can be found. The above-mentioned elements having a heat-bleachable layer, in particular photothermographic elements containing a heat-bleachable filter layer or an antihalation layer, each suffer from at least one of the following disadvantages: have. (1) Undesirably high temperatures are required to bleach the layer. (2) In many cases, even when dyes are bleached, they are not sufficiently stable and may cause undesirable staining or loss of color after long-term storage after processing. There is a tendency to occur. (3) Considering the purpose of the antihalation and filter layers, the selection of suitable dyes is undesirably limited. Additionally, there is now a need for antihalation layers that provide the desired neutral color for use in photothermographic films. According to the present invention, the problems of the conventional techniques as described above can be solved by (i) a hexaarylbiimidazole compound represented by the following formula: (In the above formula, R and R' are each hydrogen or an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms) and (ii) formed when the above hexaarylbiimidazole compound is heated. a thermally bleachable composition comprising a dye selected from the group consisting of formazan, azo, polymethine and oxanol dyes, which is reactive with the product, and a layer comprising such a composition. This can be solved by photographic elements. These inventions will be described in detail below: As a result of intensive research, the present inventors discovered the following components:
In a photographic element comprising: (a) a support, (b) a photosensitive component disposed on said support, and (c) a filter component contained within or above said support. We have found that improvements can be achieved. That is, according to the present invention, the filter component comprises (i) at least one hexaarylbiimidazole as detailed below; and (ii) the hexaarylbiimidazole formed when heated to a temperature of at least about 90°C. containing in reactive combination at least one antihalation dye or filter dye that is reactive with the product (the product of hexaarylbiimidazole) and,
said filter component by at least 40%, preferably at least 90%, becoming colorless within about 20 minutes, generally within about 0.5 minutes, when heated to a temperature of at least about 90°C; Improvements such as this can be achieved. The antihalation or filter components described herein are particularly advantageous because of their post-processing stability. Furthermore, the layer of this component can become at least 40% colorless upon heating and exhibit good shelf life/storage stability. These advantages are based on the following components: (a) a support, in particular a transparent film support, (b) at least one photosensitive layer applied on said support, and (c) within or on said support. at least one type of antihalation component contained above, the antihalation component comprising: (i) at least one type of antihalation component;
and (ii) at least one formazan antihalation dye, and when heated to a temperature of at least about 90°C, said halation occurs within about twenty minutes This is particularly evident in photographic elements according to the invention in which at least about 40%, preferably at least about 90%, of the inhibiting component is colorless. Colored thermally bleachable elements according to the present invention are useful for improved imaging using a variety of methods. These advantages, therefore, include (i) at least one hexaarylbiimidazole as detailed below and (ii) heating the hexaarylbiimidazole to a temperature of at least about 90°C, generally at least about 120°C. a colored heat-bleachable composition containing in reactive combination at least one dye that is reactive with its product (the product of hexaarylbiimidazole) when may turn essentially colorless within about 20 minutes, generally within about 30 seconds, when heated to temperatures down to about 90°C. One embodiment of the present invention represented by such a form comprises a support, and a support provided thereon, comprising: (i) at least one hexaarylbiimidazole as described below; and (ii)
at least one dye, in particular at least one formazan dye, which is reactive with the hexaarylbiimidazole product after heating to a temperature of at least about 90° C.; and (iii) a binder. at least one layer comprising a conjugate of at least 40% of the conjugate, preferably at least 90% of the conjugate within 30 seconds after heating to a temperature of at least 120°C. %, changes to colorless. A variety of hexaarylbiimidazole compounds are useful in photographic recording materials according to the invention. These hexaarylbiimidazole compounds, also referred to herein as "oxidized arylimidazoyl dimers," are known compounds and can be prepared by methods known in the art. For example, hexaarylbiimidazole is hexacyanoferric () as the oxidized form.
It can be prepared by interfacial oxidation of the starting triarylimidazole using potassium acid. Common hexaarylbiimidazole compounds useful in accordance with the present invention include:
For example, they are described in the following US patents and can be arbitrarily selected from them: 3734733; 339097; 3383212; 3445234;
3395018; 3390994; 3615481; 3666466; 3630736
and ;3533797. Common examples of useful hexaarylbiimidazole compounds include oxidized 2,4,5-triarylimidazolyl dimers in which the aryl group is a p-isopropylphenyl group,
It is an aryl group selected from the group consisting of p-methoxyphenyl group, p-n-butylphenyl group, p-methylphenyl group, and p-ethylphenyl group. A particularly useful compound has the following formula: () (In the above formula, R and R' are each a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, such as a methyl group, an ethyl group, a propyl group and a butyl group) It is an oxidized arylimidazoyl dimer of the compound. If desired, mixtures of hexaarylimidazole compounds can also be used advantageously. An example of such a mixture is, for example, a compound represented by the above structural formula () in which R and R' are hydrogen atoms, and (a) a compound represented by the above structural formula () in which R and R' are hydrogen atoms. is a mixture with (b) where is an isopropyl group. The selection of the optimal hexaarylbiimidazole compound or mixture of such compounds depends on a variety of factors, such as the particular antihalation dye or filter dyes to be used, the processing conditions, and the dye in the dye-containing layer. will depend on the degree of bleaching desired or the solubility characteristics of the ingredients. According to the invention, various dyes and dye precursors can be advantageously used with the hexaarylbiimidazole compounds described above. According to the present invention, any dye or dye precursor that changes color, i.e., by reaction with what is believed to be a free radical formed by heating the above-mentioned hexaarylbiimidazole compound, Any dye or dye precursor that has altered electromagnetic absorption properties can be used. For antihalation layer purposes, for example, it is desirable that the heat-bleachable layer exhibit substantially uniform absorption in the spectral region to which the imaging composition is sensitive. Additionally, the antihalation dye or dye precursor comprises at least about 40% of the layer containing it.
Preferably at least 90% should change color from colored to colorless or to such an extent that the layer has substantially no optical density. Various dyes are known as dyes that can be bleached or converted to a colorless state. Formazan dyes and azo dyes are examples of useful dyes. A particularly useful antihalation dye is a formazan dye. Useful formazan dyes can be represented, for example, by the following structural formula. In the above formula, R 2 is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms or an aryl group having 6 to 14 carbon atoms, such as methyl, ethyl, hexyl, phenyl, p-nitrophenyl. and a dimethoxyphenyl group, R 3 being an aryl group having 6 to 14 carbon atoms, preferably, for example a p-nitrophenyl group,
a phenyl group, including substituted phenyl groups such as p-methoxyphenyl and anthraquinonyl, and R 4 is an aryl group having 6 to 14 carbon atoms, preferably, for example a p-nitrophenyl group,
p-methoxyphenyl group and phenyl group including substituted phenyl groups such as anthraquinonyl group. Particularly useful formazan dyes are, for example, the compounds described below. 1 1,3,5-triphenylformazan 2 1-(4-chlorophenyl)-3,5-diphenylformazan 3 1-p-nitrophenyl-3,5-(diphenyl)formazan 4 1,5-diphenyl-3- Methylformazan 5 1,5-diphenyl-3-(3-iodophenyl)formazan 6 1,5-diphenyl-3-(2-naphthyl)
formazan, and 7 1-(2-carboxyphenyl)-3,5-
Diphenylformazan Other useful formazan dyes include, e.g.
Research Disclosure (ibid.), October 1974,
Item 12617, pages 12-30. In order to obtain the desired absorbance, mixtures of formazan dyes can be used with particular advantage. An example of such a mixture of formazan dyes is
For example, a mixture of triphenylformazan and 1-(p-nitrophenyl)-3-methyl-5-phenylformazan can be mentioned. Formazan dyes and methods of their preparation are known in the art. For example, Chemical
Formazan dyes can be prepared using techniques known in the art, such as those described in Reviws, 1955, p. 356 et seq. The coating amounts and proportions of the various components constituting the dye-biimidazole conjugate of the present invention as described above will vary depending on, for example, the specific use, the position of the antihalation component or filter component within the element, the desired absorbency, or Depending on the various filters, the processing temperature can be varied over a wide range. For example, in some thermographic applications, the concentration of the dye may be sufficient to provide an optical density of at least about 0.05. To provide discrimination, the hexaarylbiimidazole is used in an amount sufficient to reduce the concentration of the dye to (at least) such a degree as to provide the desired image when the element is heated above about 70°C. It is necessary to make it exist. On the other hand, for purposes of preventing halation, it is desirable that the concentration of the dye be sufficient to provide an optical density of at least about 0.2, such as from about 0.3 to about 0.8. The hexaarylbiimidazole must be present in a minimum sufficient concentration to effect bleaching of at least 40% of the dye as described above. For example, when using a formazan dye, useful concentrations of hexaarylbiimidazole are from 0.2 to 10 moles per mole of formazan dye. Typically,
Excess amounts of the hexaarylbiimidazole compound can be used to ensure the desired degree of reaction with the dyes described above in elements in which the dyes are used for antihalation purposes. A preferred molar ratio of hexaarylbiimidazole compound and dye is about 0.4 to 3.0, and a particularly preferred molar ratio is about 1.0 to 1.5. However, the exact mechanism by which the dyes and dye-containing layers described above change from colored to colorless has not yet been fully understood. However, hexaarylbiimidazole compounds form radicals upon heating, and these radicals then react with the dye in a way that changes the structure of the dye into a colored material with a lighter color. It is thought that they may do so. It is believed that this reaction significantly contributes to the great stability of the colorless layer after heating. Elements according to the invention can contain various colloids and polymers, alone or in combination, which can be included as vehicles, binders, and in various layers. Suitable materials include hydrophilic materials and hydrophobic materials. These colloids and polymers are transparent or translucent and the inclusions in these colloids and polymers do not adversely affect, for example, reactions that change dyes from colored to colorless and are compatible with the processing temperatures used. It is a durable material. These colloids and polymers include, for example, proteins such as gelatin, gelatin derivatives, cellulose derivatives, polysaccharides such as dextran, etc., and synthetic polymeric materials such as water-soluble polyvinyl compounds such as poly(vinylpyrrolidone). ), acrylamide polymers, and others. Other synthetic polymeric compounds which can be advantageously used here include, for example, dispersed vinyl compounds in the form of a latex. Useful polymers include high molecular weight materials, polymers and resins that are compatible with the imaging materials of the elements of this invention. When using formazan dyes with hexaarylbiimidazole to prevent halation, useful binders are polysulfonamides. A useful polysulfonamide binder is poly(ethylene-co-1,4-cyclohexylene-dimethylene-1-methyl-2,4-benzenedisulfonamide) binder. If desired, mixtures of colloids and polymers as mentioned above can also be used advantageously. moreover,
Latexes that are compatible with water-insoluble polymers such as poly(vinyl butyral), such as BUTVARB-76 (trade name of a product manufactured by Monsanto, USA) and antihalation or filter compounds, are also suitable. Useful. Antihalation layers as described above can be advantageously used in a variety of photographic elements.
Useful photographic elements are those constructed in which an image, such as a color image, is derived from photographic silver halide or those constructed for non-silver imaging processes. Photographic elements configured for microimaging are particularly useful when using antihalation materials according to the invention. Hexaarylbiimidazole compounds and dyes,
Conjugates such as those described above, particularly with formazan dyes, can be interposed at any suitable location within the imaging element so that the desired bleaching of the dye can be achieved after heating. Among the constituent components of the image forming element according to the present invention, components other than those mentioned above can be interposed at any appropriate position within the element to form a desired image.
For example, if desired, one or more components of an imaging element according to the invention may be present in one or more layers of the element.
Optionally, specific amounts (proportions) of reducing agents, image stabilizers or their precursors, dyes and/or other additives as described above are incorporated into the protective layer on the thermally developable element. Sometimes it is desirable. In some cases, through doing so, migration of certain additives between layers of the element as described above can be reduced. In order to provide the desired image, it is necessary to reactively combine the imaging components contained in photographic elements according to the invention with one another. moreover,
It is also necessary to reactively combine the dye and the hexaarylbiimidazole compound with each other to effect the desired thermal bleaching within the imaging element. Note that "reactively combining" is often used in this specification.
The term indicates that the components are oriented and relative to each other as described above to permit the desired processing and thermal bleaching and to provide a more effective developed image. It is used to explain. Additionally, the term refers to a compound in which the hexaarylbiimidazole compound and the dye are brought into position relative to each other such that when the compound and the dye are heated as described above, the desired change in the dye from colored to colorless is possible. It is also used to explain what is happening. For example, one of the components can be present in one layer of the imaging element and the remaining components can be present in one or more other layers (provided the components are combined reactively). . As mentioned above, the heat-developable photographic recording material of the present invention contains a photosensitive component, and this photosensitive component may be either a silver-sensitive component or a non-silver photosensitive component. . When using silver photosensitive elements, photosensitive silver halides may be particularly useful because they have superior photosensitivity compared to other photographic elements. Typical concentrations of light-sensitive silver halide contained within heat-developable photographic elements according to the invention range from about 1 x 10 -4 per square meter of support to about
10 -1 mole. Preferred photographic silver halides are silver chloride, silver bromide, silver bromoiodide, silver chlorobromoiodide, or mixtures thereof. For purposes of this invention, silver iodide is also one of the useful photographic silver halides.
It is thought that this is the case. Ultrafine grain photographic silver halides are also useful, although coarse grain or fine grain photographic silver halides can be used if desired. Photographic silver halides can be prepared using any of the techniques known in the photographic art, particularly those involving the preparation of photographic silver halide-gelatin emulsions. Preparation methods and forms of photographic silver halide useful for the purposes of the present invention are described, for example, in Product Licensing
Index, Volume 92, December 1971,
Publication9232, 107 pages, Publisher: Industrial
Opportuities Ltd. (supra).
Also, Research Disclosure (cited above)
Vol.148, August 1976, Item 14879 and same book 1974
The silver halide compositions described in September 2003, pages 43-45 are another example of useful silver halide materials. Particularly useful photosensitive components are those intended for microimaging. Thermally developable photographic elements as described above can have a variety of reducing agents, particularly organic reducing agents (generally photographic silver halide developers). These reducing agents can also be used advantageously in combination. Particularly useful reducing agents include silver halide developers containing polyhydroxybenzene, aminophenol reducing agents, ascorbic acid developers,
Hydroxylamine reducing agents, 3-pyrazolidone reducing agents, reductone reducing agents, gallic acid ester reducing agents, such as Research Disclosure (ibid.),
and phenylenediamine silver halide developers, such as those described in J. 1973, pp. 16-21. Particularly useful thermally developable photographic elements can contain mixtures of reducing agents as described above. The optimal concentration of the reducing agent can be determined, for example, depending on the desired image,
The determination can take into account various factors such as other components included in the heat-developable material, processing conditions, etc. “Reducing agent” as used herein
The term is used to include therein the reducing agent precursor as well as the reducing agent itself. That is, the reducing agent precursor can include a compound such that the reducing agent is formed upon heating or upon exposure to some other condition (at a desired time). Imaging elements according to the present invention may contain imaging toners, ie toning agents, to provide a neutral or black image with better tone after processing. The optimal imaging toner or toning agent is, for example, a specific imaging material,
It will depend on various factors such as the desired image, specific processing conditions, etc. In some cases, certain image toning agents or toners can produce much better results with certain imaging materials than with other materials. . If desired, toning agents or toner mixtures can be advantageously used. The optimum concentration of toning agent or toning agent mixture will depend on various factors such as, for example, the particular imaging material, processing conditions, or desired image. It is also often useful to include melt-forming compounds or melt formers in imaging elements according to the invention, such as in the imaging layer and in the antihalation layer or filter layer as described above. Also, if necessary, melt-forming compounds or mixtures of melt-forming bodies can be advantageously used. As used herein, the term "melt-forming compound" or "melt former" refers to a compound that forms a modified reaction medium, generally a molten medium, after heating to a given processing temperature. It is therefore used to refer to compounds in which reactive conjugates such as those described above may result in better images in this medium. Although the exact properties of this reaction medium at the processing temperature are not yet completely clear, a melt is formed at the reaction temperature, and this melt is responsible for the interactions between the reaction components. It is thought that the reason is to improve the reaction. Useful melt-forming compounds are usually separate and independent components from the reactive conjugate, although they can participate in melt formation. Generally useful melt-forming components are those that are compatible with other components of the material of the present invention, such as amides, imides, and cyclic ureas. and triazoles. Useful melt-forming compounds or melt formers include:
For example, Research Disclosure (ibid.),
Described in Vol. 150, October 1976, Item 15049. As mentioned above, the antihalation layer or filter layer of the present invention can contain a melt-forming compound, if necessary. A wide range of concentrations of melt-forming compounds or melt formers are useful in thermally developable photographic elements such as those described herein. The optimum concentration of melt-forming compound will depend on various factors such as, for example, the particular imaging material, the desired image, or processing conditions. In the imaging elements and compositions of the invention as described above, spectral sensitizing dyes or mixtures thereof can be advantageously used to impart additional sensitivity to those elements and compositions. Useful sensitizing dyes are described, for example, in Product Licensing Index (ibid.), Vol. 92, December 1971, Publication 9232;
Pages 107-110, Section XV. Imaging elements according to the invention can further have a wide range of pAg values. Here, the pAg value can be measured by using a conventional calomel electrode and an Ag-AgCl electrode connected to an Orion digital PH meter. Typical pAg values range from about 2 to about 13 in thermally developable photographic elements according to the invention. The optimal pAg value will depend on various factors mentioned above, such as, for example, the particular imaging element, the desired image, or processing conditions. Imaging elements according to the present invention generally have a PH range that leans toward the acidic side of the neutral range, ie, a PH value of less than about 7. For thermally developable photographic elements according to the present invention, a generally useful range of PH values is from about 2 to about 6, preferably from about 3.5 to about 5.0. The biimidazole-dye conjugate described above also has a neutral range that leans toward the acidic side, that is, a PH of less than about 7.
useful in value. In the aforementioned imaging elements according to the present invention, it is often desirable to use a stabilizer or stabilizer precursor in the element to improve the stability of the image after processing. In some cases, thermally developable photographic elements according to the present invention may be sufficiently stable in the absence of a separate stabilizer or stabilizer precursor. However, in many cases where photographic silver halide is used as a light-sensitive component, the silver halide must be stabilized after processing is complete to avoid undesired post-processing print-out. This is desirable. A variety of stabilizers or stabilizer precursors are useful in thermally developable photographic elements such as those described above. These stabilizers or stabilizer precursors may be used alone or in combination, if necessary. Generally useful stabilizers or stabilizer precursors are sulfur-containing compounds that can form stable silver mercaptides by heating them in a thermally developable photographic element. Useful stabilizers or stabilizer precursors are, for example, those described in Belgian Patent No. 768071.
Furthermore, if necessary, polyhalogenated organic compounds activated by photolysis can also be advantageously used. Such photolytically activated polyhalogenated organic compounds are described, for example, in US Pat. Nos. 3,874,946 and 3,707,377. A wide range of concentrations of the stabilizer or stabilizer precursor or mixtures of these compounds to be included in the imaging elements described above are useful. The optimum concentration of stabilizer or stabilizer precursor or mixture of these compounds will depend on various factors such as, for example, the particular imaging element, processing conditions, or desired stability. In the imaging elements of the present invention as described above, development activators (also known as alkali-releasing agents, base-releasing agents or activator precursors) can be advantageously used. The term "development activator" as used herein means a medium or compound capable of assisting a developer to develop a latent image within an imaging element at processing temperatures. ing. Useful developer activators or activator precursors include:
For example, Belgian Patent No. 709967 and
Research Disclosure (cited above), Vol.155, 1977
March, Item 15567. Useful activator precursors include, for example, guanidinium compounds such as guanidinium trichloroacetate,
diguanidinium glutarate, diguanidinium succinate and diguanidinium malonate; quaternary ammonium malonate; amino acids such as 6-aminocaproic acid and glycine; and; 2-carboxycarboxamide activator precursor. In some cases, e.g.
It is useful to coat one "overcoat" layer over the imaging layer and antihalation layer or filter layer according to the invention. The overcoat layer can be one or more of the aforementioned polymers that are also useful as binders. However, other polymeric materials that are compatible with the imaging layers of the elements of the invention and can tolerate the applied processing temperatures may also be used to advantage. Such other binders or polymeric materials include, for example, cellulose acetate and polyvinyl chloride.
It is also useful, if desired, to provide mixtures of these polymeric materials for overcoating purposes. Imaging elements, particularly photographic silver halide imaging elements, according to the invention may contain other additives, such as development modifiers, hardeners, plasticizers and lubricants, coating aids, which act as speed-enhancing compounds, It may contain brighteners, antistatic agents or antistatic layers or antifoggants. These additives are described in, for example, Product Licensing Index (ibid.), Vol. 92, December 1971, Publication 9232,
It is described on pages 107-110. Imaging elements according to the invention can have a variety of supports capable of tolerating the processing temperatures applied according to the invention. Common supports include, for example, U.S. Pat.
Cellulose ester film, poly(vinyl acetal) film, poly(ethylene terephthalate) as described in No. 3725070
Mention may be made of film, polycarbonate film and polyester film supports. Additionally, related film and resinous supports, as well as glass, paper, metal, and similar supports that can withstand certain processing temperatures are also useful. Generally, flexible supports are most useful. Antihalation compounds include conjugates of dyes (particularly formazan dyes) and hexaarylbiimidazole compounds, as described above. The antihalation compound can optionally be present in a transparent support, such as a transparent film support. For example, cellulose triacetate and polyester film supports useful for thermally developable photographic elements can contain combinations of hexaarylbiimidazole compounds and dyes, particularly formazan dyes, as described above. The antihalation and filter components of this invention, as well as the other compositions described above, can be coated onto a suitable support using a variety of coating methods known in the photographic art. Although various components are useful in antihalation layers according to the present invention as described above, among such components, there are particularly
It is often desirable to have a conjugate that is 90% colorless. This conjugate can be advantageously used in photothermographic elements as described above. Also, this combination is
It can also be used advantageously in thermographic elements. In some cases, a low concentration of the biimidazole compound-containing conjugate, typically support 1
It is useful to include up to about 6 mg per square foot of 1-naphthoic acid. Like this 1-
The presence of naphthoic acid can alleviate the disadvantage of volatile components being released from the conjugate containing the biimidazole compound.
Other acids that may also be useful include, for example, 2-naphthoic acid and benzoic acid. Furthermore, the desirability of adding a separate acidic compound can also be influenced through the selection of a suitable binder. One particularly useful embodiment of the invention comprises the following components: (a) a support, (b) at least one photosensitive silver halide layer disposed on said support, and (c) at least one antihalation layer, the antihalation layer comprising (i) at least one compound represented by formula () as described above; (ii) at least one formazan dye; and (iii) at least one formazan dye. containing in reactive combination a polymeric binder comprising a maleic anhydride-styrene copolymer and at least about 90% of the antihalation layer within about 30 seconds when heated to a temperature of at least about 120°C. It is a photographic element in which % changes to colorless. Various imagewise exposure means are useful in forming images according to the present invention. The elements according to the invention are normally sensitive to the ultraviolet and blue regions of the spectrum, and the exposure means are therefore advantageously those which emit such radiation. Generally, however, if spectral sensitizing dyes are used in the photographic elements described above, exposure means using other regions of the electromagnetic spectrum are advantageous. Typically, photosensitive elements according to the invention can be subjected to imagewise exposure using a visible light source, such as a tungsten lamp, to form a developable image. However, other radiation sources can also be effectively used, such as laser beams, electron beams, etc. In the case of a thermographic element according to the invention, the imagewise heating means used herein may be any heating means capable of forming a visible image in the heated region of the element.
Examples include simple hot plates, infrared heating means, and the like. In a thermally developable photographic element according to the invention,
By simply uniformly heating the thermally developable element to a suitably elevated temperature, a visible image can be developed within a short time after imagewise exposure. For example, after the imagewise exposure is completed, the latent image is developed, but at the same time it is thermally developed to a temperature range that provides the temperature necessary to change the antihalation layer or filter layer from colored to colorless. Possible photographic elements can be heated. The temperature range for the above heating is about 90 to about 250°C, for example about 90°C.
~250°C. Heating can generally be carried out until the desired image is developed and the antihalation layer or filter layer is bleached to the desired degree. This heating time is
Generally, from about 1 second to about 20 minutes, such as about 1
seconds to about 90 seconds. Thermally developable photographic elements of this invention are typically heated to a temperature of about 90 DEG to about 250 DEG C. for a period of about 1 second to about 20 minutes. Another aspect of the invention includes (a) developing an image in a photothermographic element after exposure as described above, and (b) converting the antihalation component contained in the element from a colored state to a colorless state ( at least 40%, preferably at least 90%), said color changing step (b) comprising at least 40% of the antihalation component
Preferably comprising heating the element to a temperature of at least about 90°C until at least 90% changes from colored to colorless. Thermally developable photosensitive elements according to the present invention are useful for forming negative-working or positive-working images. Here, forming a negative or positive image, for example, will depend primarily on the selection of a particular photosensitive silver halide. One class of useful photosensitive silver halide components is the group of direct positive photographic silver halides whose purpose is to form positive working images. Processing according to the invention is typically carried out under ambient pressure and humidity conditions. Of course, pressures and humidity outside standard atmospheric conditions can be used if desired. However, it is advantageous to use standard atmospheric conditions. A variety of heating means can be used to provide the necessary heating to the thermally developable photographic or thermographic elements of the present invention as described above. Such heating means can be, for example, a simple hot plate, an iron, a roller, an infrared heating means, or the like. It is often desirable to use organic solvents to aid in the preparation of the coatings used to make the photographic elements of this invention, since for some compounds their solubility is only limited. from). Common organic solvents useful for preparing compositions for coatings such as antihalation layers or filter layers according to the invention are, for example, tetrahydrofuran, methylene chloride, acetone and butanol. moreover,
using means known in the field of photographic technology,
It is also possible to carry out mixing of these solvents with the aforementioned components (according to the invention). The antihalation component or filter component according to the present invention may be a photosensitive diazo compound, if necessary.
type materials, cellular imaging materials or other non-silver imaging materials. The examples detailed below are provided to further facilitate understanding of the present invention. Example 1 An oxidized dimer of 2,4,5-triphenylimidazole (also known as lofin dimer) was prepared according to the procedure described in Journal of Organic Chemistry , 36 , p. 2265 (1971). Next, 35 mg of this was taken and dissolved in 1 g of tetrahydrofuran. To the resulting composition was added 2 g of polysulfonamide:poly(ethylene-co-1,4-
cyclohexylene dimethylene-1-methyl-2,
A 20% by weight acetone solution of 4-benzenedisulfonamide) was added. 7 mg of 1,5-diphenyl-3-(p-methoxyphenyl) formazan dye was dissolved in this solution. The resulting dye solution was coated onto a poly(ethylene terephthalate) film support at a wet film thickness of 6 mils (using a doctor blade coater). The resulting coating was dried to obtain a thermally bleachable element according to the invention. Heating by placing the resulting element on a hot metal block at a temperature of 150 DEG C. and contacting them for a few seconds caused rapid and complete bleaching of the element. The activation enthalpy was determined from the bleaching rate at temperatures of 90°C and 112°C and was approximately 29 Kcal/mol. Example 2 The procedure described in Example 1 above was repeated using methylene chloride solvent in place of tetrahydrofuran. The dye-containing composition was coated onto a poly(ethylene terephthalate) film support at a wet film thickness of 2 mils. The coating amount of the dye-containing composition applied onto the support was as follows. Oxidized duplex of 2,4,5-triphenylimidazole 4.8 mg/dm 2 Triphenylformazane dye 1.1 mg/dm 2 Binder (see table below) 21.5 mg/dm 2 When such a polymer was used, the following results were obtained. [Table] Isopropylidene diphenylene
Len isofta
rate-co-
Terephthalate (50:50)
In order to subject the obtained elements to heat and humidity tests, 50
% relative humidity and a temperature of 38°C. The results obtained showed that even after 3 weeks of incubation, the loss of dye concentration was minimal and no significant loss of bleaching was observed. It was also shown that the sample that had been incubated and pre-bleached did not lose its color even after 3 weeks under the above-mentioned incubation conditions. Example 3 The procedure described in Example 2 above was repeated. The binder used was also as described in Example 2, and the concentrations of each component contained in the coating were as follows. Oxidized dimer of 2,4,5-triphenylimidazole 5.4 mg/dm 2 Triphenylformazane dye 3.2 mg/dm 2 Polyester binder (as described in Example 2) 21.5 mg/dm 2 p-trienesulfonic acid 1.1 mg/dm dm 2 The coating was dried as described in Example 2 above.
Although heated as described at a temperature of 160° C. for 10 seconds, no volatile components were observed to be released from the acid-containing coating. Example 4 A tetrahydrofuran composition similar to that described in Example 2 above was prepared. The ingredients contained in the paint film are
It was as follows. Triphenylformazane dye 1.1mg/dm 2Polysulfonamide binder 21.5mg/ dm Molar ratio of imidazole dioxide dimer 0.5 to 2.75
mol (in both cases, the number of moles of dimer per mole of dye), and the increment of the number of moles in that case is
The amount was 0.25 mole each. The results obtained were compared with those of unbleached coatings. Comparison results showed that the optimum level in a particular composition was about 1.6 moles per mole of dye (in dimer as described above). Therefore, excellent bleaching properties were obtained for the coatings when heated at a temperature of 160° C. for 5 seconds. Excellent bleaching properties were also obtained when the coating was heated at 150°C for 10 seconds. The bleaching properties of the coating were good at a temperature of 140°C when it was heated for 10 seconds, but were less desirable when the coating was heated for 10 seconds at a temperature of 130°C. Nakatsuta. Example 5 A tetrahydrofuran composition was prepared similar to that described in Example 2 above and containing the following ingredients. Triphenylformazane dye 1.1 mg/dm Imidazole 2 oxide dimer (as described in Example 2) 3.4 mg/dm 2 Polysulfonamide binder and this composition
Mixing was carried out at concentrations ranging from 50 to 400 mg/ft 2 (corresponding to 5.4 to 43.1 mg/ft 2 ), ie varying concentrations within this range. When the resulting coatings were incubated for four weeks at a temperature of 38°C and 50% relative humidity, the researchers found that the higher the amount of pigment lost during incubation, the lower the level of polymer. It has been found. In addition, when the polymer coating amount is 37.7 mg/dm 2 ,
The dye loss after 4 weeks incubation is less than 20% and the dye loss after 2 weeks incubation is about 10%.
It was also found that %. When we tried changing the composition of the composition, we were able to find various correlations regarding stability. Example 6 A tetrahydrofuran composition was prepared similar to that described in Example 5 above and containing the following ingredients. Triphenylformazane dye 1.1 mg/dm 2 Oxide imidazole dimer 3.8 mg/dm 2 Polysulfonamide binder (as described in Example 1) 32.3 mg/dm 2 To this composition it was added as described in Example 5 above. 2.5, 5, 10 and 20 before coating on the support.
mg/ft 2 (compatible with 0.2, 0.46, 0.93 and 1.87 mg/ft 2 )
The following acids were added at a coverage of . p-Toluenesulfonic acid 1-naphthoic acid The results obtained after incubation showed that lower levels of 1-naphthoic acid (5 mg/ft 2 ) resulted in less loss of dye upon incubation and a slight increase in processing speed. It was also established that the staining observed after bleaching the resulting paint film was clearly unaffected. Example 7 A tetrahydrofuran composition similar to that described in Example 5 above and containing the following ingredients was prepared. Triphenylformazane dye 1.1mg/ dm Imidazole dioxide dimer 5.4mg/dm 2 copoly(maleimido-styrene)
(50:50 parts by weight), 21.5 mg/ dm2 , commercially available from Monsanto Company, USA under the trade name Lytron 820. This composition was coated on a support and heated. The resulting coating film was instantly bleached and turned into a colorless substance, and no volatile components were observed with the naked eye. Example 8 This example is a comparative example. A coating containing the following ingredients was prepared using a tetrahydrofuran composition similar to that described in Example 5 above. Triphenylformazane dye 1.1 mg/ dm Imidazole dioxide dimer 3.2 mg/dm 2 (see below) Folysulfonamide binder 21.5 mg/dm 2 (as described in Example 1 above) Included in the above composition The imidazole dimer is
There are two types below. 2-(o-chlorophenyl)-4,5-diphenylimidazole dimer 2-(o-methoxyphenyl)-4,5-diphenylimidazole dimer The above composition was mixed with p-toluenesulfonic acid (additive ). If p-toluenesulfonic acid is used, the applied amount is 5 mg/ft 2 (0.46
mg/ dm2 ). After coating the above composition on a suitable support, the resulting coating film was subjected to heat treatment. 30 at a temperature of 200℃
After heating for several seconds, minimal bleaching was observed in the coating. This fact indicates that even if the imidazole dimers are present in the composition, they will resist thermal decomposition (which should be maximally useful at the temperature and time used). This shows that it is too stable. Example 9 Some oxidized imidazole dimers have limited solubility in certain solvents. For example, the solubility of certain imidazole dimers is limited to methylene chloride and tetrahydrofuran compositions. In this example, an acetone composition was prepared by mixing the following ingredients and coating the resulting mixture onto a clear poly(ethylene terephthalate) film support. Triphenylformazane dye 1.1 mg/ dm Oxidized dimer of solubilized imidazole with quadratic formula: 4.0 mg/dm 2 Polysulfonamide binder 32.3 mg/dm 2 (as described in Example 1 above) After coating the above composition on a film support,
The resulting coating was dried and then heat treated by heating the element for 10 seconds at a temperature of 160°C. In this example, it was possible to achieve good bleaching of the coating film. Before bleaching, the coatings were incubated for 4 weeks at a temperature of 38° C. and a relative humidity of 50%. As a result, although a loss of 37.5% in dye density was observed,
No loss of bleaching ability was observed at 160°C. Example 10 Additional imidazole dimer was included in the heat-bleachable layer. The additional dimer used in this example was a solubilized imidazole oxidized dimer of the compound represented by the formula: [Table] Coatings were prepared using tetrahydrofuran as the coating solvent. The levels (coating amounts) of the components used were as follows. Imidazole oxide dimer 3.7 mg/dm 2 Triphenylformazane dye 0.93 mg/ft 2 Polymer binder 28.0 mg/dm 2 The polymer binder used here was a maleic anhydride-styrene copolymer (commercially available from Monsanto Company, USA). Lytron 820) or polysulfonamide binder: poly(ethylene-co-1,4-cyclohexylene-dinatylene-1-
methyl-2,4-benzenedisulfonamide). To obtain the element according to the invention, the coating was dried. Incidentally, when the obtained composition was applied onto a poly(ethylene terephthalate) film support, the thickness of the wet coating film was 2 mils. When the resulting element was heated at a temperature of 160° C. for 10 seconds, the bleaching properties of the element were found to be good for each of the two polymeric binders and the imidazole dimer. This was confirmed. Also, the lowest contamination was observed at 400 nm absorption. When a maleic anhydride-styrene copolymer was used as the binder, better thermal stability was observed. Example 11 The procedure described in Example 10 above was repeated using compound 10B. However, in this example, acetone was used instead of tetrahydrofuran. This dimer 10B
was found to have excellent solubility in acetone compositions. The coating film containing this dimer 10B is
It showed excellent bleaching action at a temperature of 160°C when heated for 10 seconds. Example 12 In this example, the aforementioned oxidized, tris-substituted, imidazole dimer (Compound 10C in Example 10) was incorporated into a composition using a similar procedure as described in Example 10 above. The triphenylformazane dye used was 0.9 mg/dm 2 and maleic anhydride.
The polymer binder is made of a styrene copolymer.
It was 28mg/ dm2 . Good bleaching properties were observed when the resulting coating was heated at a temperature of 160° C. for 10 seconds. Good results were also observed when the aforementioned tris-substituted dimer (compound 10C) was applied at relatively high levels (coverage). Examples 13-16 The following dyes were evaluated. Method Preparation of stock solution (A): 350 mg of 2- in 7 g of acetone
Phenyl-4,5-bis(p-isopropylphenyl)imidazole dimer was dissolved. Example 13 Coating step (a): 6 mg of dye A (see previous formula) was dissolved in 0.7 g of stock solution (A). This solution contains 1.4 g of 15% by weight in 1:1 acetone:2-methoxyethanol.
Poly(vinyl butyral) (commercially available as BUTVAR B-76 from Monsanto, USA) was added. This solution was then coated onto a primed poly(ethylene terephthalate) film support using a 4 mil doctor blade. Example 14 The above steps using 10 mg of dye B (see previous formula)
Repeat (a). Example 15 The above steps using 9 mg of dye C (see previous formula)
Repeat (a). In this example, several drops of methyl ethyl ketone were added to assist in dissolving the dye. Example 16 The above steps using 12 mg of dye D (see previous formula)
Repeat (a). The resulting element was heated by placing the surface of the support on a 150°C block and the time (in seconds) to bleaching was recorded. Diffuse light density was read before and after thermal bleaching. The results are summarized in the table below. [Table] The following oxidized triarylimidazole dimer was used for testing. In this test, all dimers were tested in hand-applied coatings of triphenylformazane dye contained in a polymeric binder.
The test compound was an oxidized dimer represented by the following formula. In the above formula, R 2 and R 3 are each as defined in the table below. All substituents in the formula, except those specifically shown in the table,
It is attached at the para position. Table: Lopil Metal chelates of the formazan compounds were also useful for the aforementioned purposes. Example 32 Bleaching of a complexed formazan dye: 2 mg of cupric acetate hydrate and 6 mg of triphenylformazan were dissolved in 0.4 g of warm 2-methoxyethanol to obtain a dark purple solution. To this solution, add 1.4 g of poly(vinyl butyral) to 1:1 parts by weight of acetone/2-methoxyethanol.
(BUTVAR B-76) and 50% by weight solution in 0.3 g of 1,2-dichloroethane.
mg of oxidized dimer (bisisopropyl-substituted triphenylimidazole oxidized dimer, the above compound)
A solution obtained by dissolving 10B) was added. The resulting solution was coated onto a poly(ethylene terephthalate) film support (with subbing layer) at a wet film thickness of 4 mils. The obtained film had a grayish-purple color. A sample of this film, having a neutral diffuse optical density of 0.36, was heated on a hot metal block at 140°C for 5 seconds. The neutral diffusion concentration of the film after heating was 0.09. Example 33 A coating containing the following materials was prepared using a 2 mil doctor blade. BUTVAR B-76 300 mg/ft 2 (Polyvinyl Butyral) Dye 33A (see below) 10 mg/ft 2 Bisisopropyl-substituted triphenylimidazole oxidized dimer (see above) 100 mg/ft 2 Acetone was used as the solvent. Dye 33A had a structure as represented by the following formula: Apply heat to this coating (160°C for 10 seconds)
As a result, the dye was bleached and its concentration (λ nax
) changed from 0.360 to 0.105 (after bleaching). In other words, this shows that 71% has changed. Example 34 Although the procedure described in Example 33 above was repeated,
In this example, dye 34B was used in place of dye 33A. Dye 34B can be represented by the following structural formula. Apply heat to this coating (160°C for 10 seconds)
As a result, the dye was bleached and its concentration (λ nax =
at 540 nm) changed from 0.42 to 0.165 (after bleaching).
That is, the decrease in concentration was 61%. Example 35 Use of Melt Formers: A series of low melting point solids (ie, melt formers) were added to the following compositions. The amount of these melt formers was 100 mg/ft 2 (approximately 11 mg/dm 2 ). TABLE The resulting composition was coated from an acetone solution onto a poly(ethylene terephthalate) film support to a wet film thickness of 2 mils. Note that the melt former was added to the above composition prior to coating. After drying the coating film, it was heated at a temperature of 130°C for 5 seconds. The results obtained are as follows. [Table] Even when coatings containing methylurea and N-methylbenzamide were treated at a temperature of 120° C. for 15 seconds, it was possible to bleach the pigments mentioned above. Example 36 A coating was prepared by repeating the procedure described in Example 35 above (using the same amounts of each component). However, in this example, BUTVAR B-76 is used instead of LYTRON820.
(Poly(vinyl butyral)) was used. Bleaching of the dye could be achieved when the treatment was carried out on a hot block applying the times and temperatures described below. Temperature (°C) Time (sec) 150 3 140 3 130 5 120 10 Examples 37-47 A series of polymers were tested in compositions as described below. [Table] Rifuenylimidazole dimer (above compound 10B)
For each example, the coating was heated for 10 seconds at a temperature of 130°C. The results obtained are as listed in the following table. [Table] [Table] Product name of Ntoto Co., Ltd.)
Examples 48-50 (Comparative Examples) The following dyes (in place of Dye 33A) were tested in compositions similar to those described in Example 33 above. In each case, bleaching of the dye was unsatisfactory. Example 48 (comparative example) Example 49 (comparative example) Example 50 (comparative example)

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (i)次式により表わされるヘキサアリールビイ
ミダゾール化合物: (上式において、R及びR′は、それぞれ、水
素であるかあるいは1〜4個の炭素原子を有する
アルキル基である)と、(ii)前記ヘキサアリールビ
イミダゾール化合物を加熱した時に形成される生
成物との反応性を具えている、ホルマザン、ア
ゾ、ポリメチン及びオキサノール色素からなる群
から選ばれる色素とを含んでなる熱漂白可能な組
成物。 2 (i)次式により表わされるヘキサアリールビイ
ミダゾール化合物: (上式において、R及びR′は、それぞれ、水
素であるかあるいは1〜4個の炭素原子を有する
アルキル基である)と、(ii)前記ヘキサアリールビ
イミダゾール化合物を加熱した時に形成される生
成物との反応性を具えている、ホルマザン、ア
ゾ、ポリメチン及びオキサノール色素からなる群
から選ばれる色素とを含む層を有してなる写真要
素。
[Claims] 1 (i) Hexaarylbiimidazole compound represented by the following formula: (In the above formula, R and R' are each hydrogen or an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms) and (ii) formed when the hexaarylbiimidazole compound is heated. A thermally bleachable composition comprising a dye selected from the group consisting of formazan, azo, polymethine and oxanol dyes, which is reactive with the product. 2 (i) Hexaarylbiimidazole compound represented by the following formula: (In the above formula, R and R' are each hydrogen or an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms) and (ii) formed when the hexaarylbiimidazole compound is heated. A photographic element comprising a layer comprising a dye selected from the group consisting of formazan, azo, polymethine and oxanol dyes, which is reactive with a product.
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