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JPS63313675A - スタッド部品及びその溶接方法 - Google Patents

スタッド部品及びその溶接方法

Info

Publication number
JPS63313675A
JPS63313675A JP14672087A JP14672087A JPS63313675A JP S63313675 A JPS63313675 A JP S63313675A JP 14672087 A JP14672087 A JP 14672087A JP 14672087 A JP14672087 A JP 14672087A JP S63313675 A JPS63313675 A JP S63313675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stud
parts
steel plate
copper plating
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14672087A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Naruse
成瀬 和雄
Masahiko Inoue
昌彦 井上
Hideaki Hida
飛田 英明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP14672087A priority Critical patent/JPS63313675A/ja
Publication of JPS63313675A publication Critical patent/JPS63313675A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アーク溶接用スタッド部品に関するものであ
る。
(従来の技術) スタッド部品は、通常、鋼板等の被溶接部材(母材)に
アーク溶接されるが、この際に母材にプレス加工等によ
り下孔を設ける必要がないことや、溶接面への圧痕が少
ないことなどの利点を有していることから、自動車、家
電製品等に広くに採用されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、スタッド部品をアーク溶接した場合、鋼板等
の母材のスタッド部品周辺の表面、即ち、アーク溶接に
より熱の影響を受ける部分(以下、熱影響部という)に
、空気中のCO□や残存油の炭化物(以下、黒色生成物
という)や、スタッド部品や鋼板の素材のミストが付着
する。特にスタッド部品は、第3図に示すようなウェル
ドナツト部品9に比べて鋼板側の熱影響部が広いため、
この黒色生成物や素材のミストが広範囲に付着し、塗装
の際に塗膜の密着性を低下させ、塗膜欠陥を引き起こす
。また、特に電着塗装の場合には、溶接後に化成処理を
行なうと、黒色生成物の発生した部分で化成処理被膜が
生成しにくくなり、結果として広範囲に渡って塗膜の密
着性が低下するという問題を生じる。
さらに、厳しい腐蝕環境下では、塗膜の剥離によって素
材の浸食、孔あきが早期に、しかも広範囲に渡って起こ
る可能性が高くなり、防錆上の点からも問題となってい
る。
また、特に亜鉛メッキ等により表面処理が施された防錆
鋼板にスタッド部品を溶接する場合は、熱影響部がさら
に広(なるため、上記のような黒色生成物等による塗膜
欠陥等が非常に広範囲で発生するという問題がある。
銅等でめっきされたスタッド部品においては、このよう
な塗膜欠陥を来す黒色生成物等の発生量が少ないことが
知られている。従って、スタッド部品の表面を銅等の溶
接性に優れた金属で被覆すれば、母材の熱影響部の塗膜
欠陥等は解消される。しかしながら、銅めっきは耐蝕性
に欠けるため、スタッド部品自体の耐蝕性が低下して赤
錆等を生じる結果となる。
また、スタッド部品自体の耐蝕性を改善するためには、
スタッド部品の表面を耐蝕性の良い金属、例えば亜鉛等
で被覆することが考えられているが、亜鉛めっきにした
場合、黒色生成物等の付着量が多くなるため好ましくな
い。このほか、スタッド部品の耐蝕性を改善するために
は、シールドガス(アルゴン等)を使用する方法も考え
られているが、これによっても耐蝕性はそれほど改善さ
れず、空気中での溶接と比べてもほとんど差が見出され
ない。
従って、本発明はスタッド部品自体の耐蝕性が良く、し
かも鋼板の熱影響部に付着する黒色生成物の量が少なく
、従って塗膜欠陥等を生じることが少なく、防錆効果も
高いスタッド部品を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明のスタッド部品は
、溶接部の表面に銅めっきが施され、その他の部分の表
面に亜鉛めっきが施されていることを特徴とする。
また、本発明は該スタッド部品を母材にアーク溶接する
ことからなるスタッド部品の溶接方法にも関する。
本発明は、アーク溶接により溶接される全てのスタッド
部品に適用できる。
(作用) 本発明のスタッド部品は、溶接部の表面に銅めっきが施
されているため、母材の熱影響部に付着する黒色生成物
及び素材のミストが少なく、また、溶接部以外の部分の
表面に亜鉛めっきが施されているため、スタッド部品自
体の耐蝕性が良い。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する
第1図及び第2図に、本発明の一実施例のスタッドボル
ト1を鋼板2にアーク溶接した状態を示す。
本実施例のスタッドボルト1は、溶接部7の表面が銅め
っきにより被覆されており、その他の部分の表面、即ち
ガイド部5、ネジ部4、フランジ部3の表面が亜鉛めっ
きクロメート(MFZn−5c)により被覆されている
本実施例のスタッドボルト1を鋼板2にア−り溶接した
。第1図及び第2図において、8は熱影響部を示すが、
この部分に付着した黒色生成物の量は、全表面を亜鉛め
っきで被覆したスタットボルトを使用した場合に比べて
極めて少なかった。
また、アーク溶接されたスタッド部品及び鋼板2につい
て、塩水噴霧試験を行なったところ、全表面を銅めっき
で被覆したスタッド部品に比べて、極めて良好な耐蝕性
を示した。
(発明の効果) 本発明のスタッド部品は、溶接部表面に銅めっきが施さ
れ、その他の部分の表面に亜鉛めっきが施されている。
従って、鋼板の熱影響部に生じる黒色生成物及び素材ミ
ストの量が非常に少ないため、塗膜の密着性が良く、電
着塗装の際の化成処理膜も容易に形成され、塗膜欠陥が
生じることが殆どない。従って、塗膜の剥離に起因する
素材の浸食、孔あき等が起こりにくい。
また、スタッド部品自体の耐蝕性もよく、腐蝕しやすい
環境下でも良好な耐蝕性を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、鋼板に溶接された本発明の一実施例のスタッ
ドボルトを示す側面図、第2図は第1図の状態を示す斜
視図、第3図はウェルドナツトを示す側面図である。 1・・・スタッドボルト  2・・・鋼板7・・・溶接
部      8・・・熱影響部特許出願人 トヨタ自
動車株式会社 才1図 牙2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶接部の表面に銅めっきが施され、その他の部分
    の表面に亜鉛めっきが施されていることを特徴とするス
    タッド部品。
  2. (2)溶接部の表面に銅めっきが施され、その他の部分
    の表面に亜鉛めっきが施されたスタッド部品を、鋼板に
    アーク溶接することからなるスタッド部品の溶接方法。
JP14672087A 1987-06-12 1987-06-12 スタッド部品及びその溶接方法 Pending JPS63313675A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14672087A JPS63313675A (ja) 1987-06-12 1987-06-12 スタッド部品及びその溶接方法

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JP14672087A JPS63313675A (ja) 1987-06-12 1987-06-12 スタッド部品及びその溶接方法

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JPS63313675A true JPS63313675A (ja) 1988-12-21

Family

ID=15414025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14672087A Pending JPS63313675A (ja) 1987-06-12 1987-06-12 スタッド部品及びその溶接方法

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JP (1) JPS63313675A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055187A (ja) * 1990-07-09 1993-01-14 Daido Sanso Kk オーステイナイト系ステンレス製硬質ねじ
JP4778615B2 (ja) * 1998-12-08 2011-09-21 ニューフレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー 溶接可能なアルミニウムスタッド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055187A (ja) * 1990-07-09 1993-01-14 Daido Sanso Kk オーステイナイト系ステンレス製硬質ねじ
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