JPS633003Y2 - - Google Patents
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- JPS633003Y2 JPS633003Y2 JP1980085552U JP8555280U JPS633003Y2 JP S633003 Y2 JPS633003 Y2 JP S633003Y2 JP 1980085552 U JP1980085552 U JP 1980085552U JP 8555280 U JP8555280 U JP 8555280U JP S633003 Y2 JPS633003 Y2 JP S633003Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- gear
- stand
- head stand
- cassette
- Prior art date
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Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 21
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテープレコーダ、特に誤消去防止爪検
知用爪或いはクロムテープ検知用爪の作動に関す
るものであり、その目的とするところは、カセツ
トの挿入及びエジエクト時の抵抗力を少なくし
て、軽く作動し得るテープレコーダを提供するに
ある。
知用爪或いはクロムテープ検知用爪の作動に関す
るものであり、その目的とするところは、カセツ
トの挿入及びエジエクト時の抵抗力を少なくし
て、軽く作動し得るテープレコーダを提供するに
ある。
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
1はシヤーシ、2は該シヤーシ1に固設された
案内ピン1a,1b等によつて案内され前後方向
に移動するヘツド台にして、消去ヘツド2a、録
再ヘツド2bが取付けられている。3はピンチロ
ーラ3aを備えたピンチローラユニツトにして、
シヤーシ1に植設された支持ピン1cに回転自在
に軸支されると共にトーシヨンばね3bによつて
上記ピンチローラ3aを後述するキヤプスタン4
a側に付勢している。また該ユニツト3にはヘツ
ド台2に当接する突片3cと、後述するセツトプ
レート10の突片10aに当接する延長片3dと
が形成されている。4はフライホイールにして、
その回転軸が上記キヤプスタン4aとなつてい
る。
案内ピン1a,1b等によつて案内され前後方向
に移動するヘツド台にして、消去ヘツド2a、録
再ヘツド2bが取付けられている。3はピンチロ
ーラ3aを備えたピンチローラユニツトにして、
シヤーシ1に植設された支持ピン1cに回転自在
に軸支されると共にトーシヨンばね3bによつて
上記ピンチローラ3aを後述するキヤプスタン4
a側に付勢している。また該ユニツト3にはヘツ
ド台2に当接する突片3cと、後述するセツトプ
レート10の突片10aに当接する延長片3dと
が形成されている。4はフライホイールにして、
その回転軸が上記キヤプスタン4aとなつてい
る。
5及び6はシヤーシ1に夫々回転自在に軸支さ
れた供給リール台及び巻取リール台である。7は
テイクアツプユニツトにして、そのレバー7aの
一端がシヤーシ1に軸支され、また略中央にテイ
クアツププーリ7bが軸支されている。このテイ
クアツププーリ7bの回転軸はレバー7aより突
設され、上記巻取リール台6のゴムローラに摺接
可能である。またテイクアツプレバー7aの先端
にはセツトプレート10の当接前端縁10bと当
接される係合突起7dが形成され、かつ軸支され
た側には引張ばね7eがシヤーシ1との間に張設
され、該レバー7aを時計方向に付勢している。
8は第1モータにして、そのプーリ8aからテイ
クアツププーリ7b、フライホイール4等にベル
ト9が捲回されている。10はシヤーシ1に対し
摺動自在に設けられたセツトプレートにして、引
張ばね11によつて常時手前方向のばね力が付与
されている。
れた供給リール台及び巻取リール台である。7は
テイクアツプユニツトにして、そのレバー7aの
一端がシヤーシ1に軸支され、また略中央にテイ
クアツププーリ7bが軸支されている。このテイ
クアツププーリ7bの回転軸はレバー7aより突
設され、上記巻取リール台6のゴムローラに摺接
可能である。またテイクアツプレバー7aの先端
にはセツトプレート10の当接前端縁10bと当
接される係合突起7dが形成され、かつ軸支され
た側には引張ばね7eがシヤーシ1との間に張設
され、該レバー7aを時計方向に付勢している。
8は第1モータにして、そのプーリ8aからテイ
クアツププーリ7b、フライホイール4等にベル
ト9が捲回されている。10はシヤーシ1に対し
摺動自在に設けられたセツトプレートにして、引
張ばね11によつて常時手前方向のばね力が付与
されている。
12はシヤーシ1に軸受された第1ギヤにし
て、その下面に偏心円溝12aが形成されると共
に、その偏心円溝12aの略中央にカム台12b
と突起12cとが形成されている。そして突起1
2cはカム台12bと偏心円溝12aの外周壁と
が形成する最狭小溝部12a1の中間と同心円上に
位置して形成されている。13は第2ギヤであつ
て上記第1ギヤと噛合されており、この回転軸1
3aにはプーリ(図示せず)が取付けられてい
て、フライホイール4の回転軸に設けられたプー
リ(図示せず)との間にベルトが捲回されてい
る。従つて、フライホイール4が第1モータ8に
より回転されると第2ギヤ13を介して第1ギヤ
12が回転される。14はシヤーシ1に軸支さ
れ、上記第2ギヤ13と噛合されている第3ギヤ
にして、その2個所に第2ギヤ13と噛合されな
い切欠部14aが形成されている。またこの第3
ギヤ14の上面にはカム歯14b及びカム板14
cとが一体的に形成されている。15はカム歯1
4bと噛合され、ソレノイド16に通電され吸引
されたときに上記噛合が解除されるロツクアーム
である。
て、その下面に偏心円溝12aが形成されると共
に、その偏心円溝12aの略中央にカム台12b
と突起12cとが形成されている。そして突起1
2cはカム台12bと偏心円溝12aの外周壁と
が形成する最狭小溝部12a1の中間と同心円上に
位置して形成されている。13は第2ギヤであつ
て上記第1ギヤと噛合されており、この回転軸1
3aにはプーリ(図示せず)が取付けられてい
て、フライホイール4の回転軸に設けられたプー
リ(図示せず)との間にベルトが捲回されてい
る。従つて、フライホイール4が第1モータ8に
より回転されると第2ギヤ13を介して第1ギヤ
12が回転される。14はシヤーシ1に軸支さ
れ、上記第2ギヤ13と噛合されている第3ギヤ
にして、その2個所に第2ギヤ13と噛合されな
い切欠部14aが形成されている。またこの第3
ギヤ14の上面にはカム歯14b及びカム板14
cとが一体的に形成されている。15はカム歯1
4bと噛合され、ソレノイド16に通電され吸引
されたときに上記噛合が解除されるロツクアーム
である。
17は一端が後述するストツプレバーに枢着さ
れたオートストツプレバーにして、その略中央下
面に設けられた突起17aが二股アーム18に係
合され、また先端に形成された三カ月状の係合突
起17bは上記第1ギヤ12の偏心円溝12a内
に臨んでいる。上記二股アーム18は巻取リール
台6の回転軸6aに対して回動自由に取付けられ
ていて、巻取リール台6の回転に伴なつてこれと
同一の方向への回動力を付与され、巻取リール台
6の回転が停止するとフリー状態になる。
れたオートストツプレバーにして、その略中央下
面に設けられた突起17aが二股アーム18に係
合され、また先端に形成された三カ月状の係合突
起17bは上記第1ギヤ12の偏心円溝12a内
に臨んでいる。上記二股アーム18は巻取リール
台6の回転軸6aに対して回動自由に取付けられ
ていて、巻取リール台6の回転に伴なつてこれと
同一の方向への回動力を付与され、巻取リール台
6の回転が停止するとフリー状態になる。
(尚、巻取リール台6と二股アーム18との関
係の詳細は特願昭53−36121を参照されたい) 而して巻取リール台6がテープ巻取り方向、即
ち矢印方向に回転すると、二股アーム18も矢印
方向への回転力が付与され、これに突起17aが
係合されているオートストツプレバー17は矢印
方向への回動力が付与される。これにより係合突
起17bは第1ギヤ12の偏心円溝12aの外周
壁に沿う状態となる。また、巻取リール台6がテ
ープを巻戻される。即ち、矢印と反対方向に回転
すると二股アーム18も時計方向へ回転力が付与
されるので、オートストツプレバー17は上記と
は反対の時計方向に回動力を付与され、従つて係
合突起17bはカム台12bの外周壁に沿う状態
となる。そして上記何れの場合であつてもテープ
の走行が停止し、巻取リール台6の回転が停止す
ると二股アーム18は左右いずれの回転方向への
力が加わつていないフリー状態となるので、オー
トストツプレバー17に加えられていた付勢力も
無くなる。従つて第1ギヤ12が回転して係合突
起17bが最狭小溝部12a1を通過した後はその
軌跡上に位置したままでいるので、該軌跡上にあ
る突起12cと係合される。これによりオートス
トツプレバー17は引き上げられ、その下端部に
ピン19aを介して連結されたストツプレバー1
9を作動せしめて、オートストツプ動作を行な
い、その後上記係合は解除される。
係の詳細は特願昭53−36121を参照されたい) 而して巻取リール台6がテープ巻取り方向、即
ち矢印方向に回転すると、二股アーム18も矢印
方向への回転力が付与され、これに突起17aが
係合されているオートストツプレバー17は矢印
方向への回動力が付与される。これにより係合突
起17bは第1ギヤ12の偏心円溝12aの外周
壁に沿う状態となる。また、巻取リール台6がテ
ープを巻戻される。即ち、矢印と反対方向に回転
すると二股アーム18も時計方向へ回転力が付与
されるので、オートストツプレバー17は上記と
は反対の時計方向に回動力を付与され、従つて係
合突起17bはカム台12bの外周壁に沿う状態
となる。そして上記何れの場合であつてもテープ
の走行が停止し、巻取リール台6の回転が停止す
ると二股アーム18は左右いずれの回転方向への
力が加わつていないフリー状態となるので、オー
トストツプレバー17に加えられていた付勢力も
無くなる。従つて第1ギヤ12が回転して係合突
起17bが最狭小溝部12a1を通過した後はその
軌跡上に位置したままでいるので、該軌跡上にあ
る突起12cと係合される。これによりオートス
トツプレバー17は引き上げられ、その下端部に
ピン19aを介して連結されたストツプレバー1
9を作動せしめて、オートストツプ動作を行な
い、その後上記係合は解除される。
20はプレーアームにして、一端にローラ20
aが設けられ、上記第3ギヤ14のカム板14c
と対応している。またプレーアーム20の他端に
はヘツド台2との間に引張ばね20bが張設され
ており、プレーアーム20を反時計方向に付勢し
て、上記ローラ20aがカム板14cに常時当接
するようになつている。
aが設けられ、上記第3ギヤ14のカム板14c
と対応している。またプレーアーム20の他端に
はヘツド台2との間に引張ばね20bが張設され
ており、プレーアーム20を反時計方向に付勢し
て、上記ローラ20aがカム板14cに常時当接
するようになつている。
21は揺動アームであつて、その基端部21a
は、シヤーシ1に固設されている固定軸1dに回
動自在に取付けられている。該揺動アーム21の
先端部は軸受部21bとなつていて、回転軸22
が挿通されている。該回転軸22の下端部にはデ
イスク23が固着されていて、その上面にフエル
ト23aが付設されている。24は遊星ギヤであ
つて、上記回転軸22に回転自由に遊嵌されてい
る。上記揺動アーム21の軸受部21bの下面
と、上記遊星ギヤ24の上面には夫々圧縮ばね2
5,26が配設されていて、これらの圧縮ばね2
5,26に挾持された状態で、順次上から二股ワ
ツシヤ27、第1ブツシユ28、ワツシヤ29、
第2ブツシユ30が重ねて配設されている。従つ
て、上記遊星ギヤ24の下面は上記圧縮ばね26
によりデイスク23のフエルト23aに押付けら
れている。また、上記揺動アーム21の中間部の
下面からは突起21cが突設されていて、これを
挾む状態で上記二股ワツシヤ27が係止されてい
る。31は太陽ギヤであつて上記固定軸1dに回
転自在に取付けられ、上記揺動アーム21の揺動
運動に伴なつて上記遊星ギヤ24が該太陽ギヤ3
1のまわりを転動しながら噛合するようになつて
いる。該太陽ギヤ31の下方にはプーリ31aが
形成されていて、第2モータ32のプーリ32a
との間にベルト33が捲回されている。従つて、
プーリ31a即ち太陽ギヤ31の回転力は遊星ギ
ヤ24,デイスク23を介して回転軸22に伝え
られ、該回転軸22の上端に取付けられている揺
動ギヤ34を回転させるようになつている。ま
た、上記2つの圧縮ばね25,26に挾まれてい
る部材のうち、第1ブツシユ28は回転軸22と
共に回転するように固着されているので、これに
圧縮ばね25によつて圧接されている二股ワツシ
ヤ27も該回転軸22の回転方向に回転力を付与
され揺動アーム21の突起21cを押すので、該
揺動アーム21は該二股ワツシヤ27や回転軸2
2と逆方向即ち太陽ギヤ31と同じ方向の回転力
を受けることになる。従つて、太陽ギヤ31を第
2図の矢印方向に回転させると、揺動ギヤ34は
矢印方向に回転されると共に、揺動アーム21は
固定軸1dを中心にして矢印方向に回動力を生
じ、揺動ギヤ34は前記巻取リール台6の回転軸
6aに取付けられたギヤ6cと噛み合つて、巻取
リール台6を矢印方向で早送り回転させることに
なり、他方太陽ギヤ31を上記矢印方向と反対方
向(時計回り)に回転させると揺動アーム21が
左方に振れ、矢印と逆方向に回転している揺動ギ
ヤ34を巻戻リール台5のギヤ5aと噛み合せ
て、テープを高速で巻戻すようになる。
は、シヤーシ1に固設されている固定軸1dに回
動自在に取付けられている。該揺動アーム21の
先端部は軸受部21bとなつていて、回転軸22
が挿通されている。該回転軸22の下端部にはデ
イスク23が固着されていて、その上面にフエル
ト23aが付設されている。24は遊星ギヤであ
つて、上記回転軸22に回転自由に遊嵌されてい
る。上記揺動アーム21の軸受部21bの下面
と、上記遊星ギヤ24の上面には夫々圧縮ばね2
5,26が配設されていて、これらの圧縮ばね2
5,26に挾持された状態で、順次上から二股ワ
ツシヤ27、第1ブツシユ28、ワツシヤ29、
第2ブツシユ30が重ねて配設されている。従つ
て、上記遊星ギヤ24の下面は上記圧縮ばね26
によりデイスク23のフエルト23aに押付けら
れている。また、上記揺動アーム21の中間部の
下面からは突起21cが突設されていて、これを
挾む状態で上記二股ワツシヤ27が係止されてい
る。31は太陽ギヤであつて上記固定軸1dに回
転自在に取付けられ、上記揺動アーム21の揺動
運動に伴なつて上記遊星ギヤ24が該太陽ギヤ3
1のまわりを転動しながら噛合するようになつて
いる。該太陽ギヤ31の下方にはプーリ31aが
形成されていて、第2モータ32のプーリ32a
との間にベルト33が捲回されている。従つて、
プーリ31a即ち太陽ギヤ31の回転力は遊星ギ
ヤ24,デイスク23を介して回転軸22に伝え
られ、該回転軸22の上端に取付けられている揺
動ギヤ34を回転させるようになつている。ま
た、上記2つの圧縮ばね25,26に挾まれてい
る部材のうち、第1ブツシユ28は回転軸22と
共に回転するように固着されているので、これに
圧縮ばね25によつて圧接されている二股ワツシ
ヤ27も該回転軸22の回転方向に回転力を付与
され揺動アーム21の突起21cを押すので、該
揺動アーム21は該二股ワツシヤ27や回転軸2
2と逆方向即ち太陽ギヤ31と同じ方向の回転力
を受けることになる。従つて、太陽ギヤ31を第
2図の矢印方向に回転させると、揺動ギヤ34は
矢印方向に回転されると共に、揺動アーム21は
固定軸1dを中心にして矢印方向に回動力を生
じ、揺動ギヤ34は前記巻取リール台6の回転軸
6aに取付けられたギヤ6cと噛み合つて、巻取
リール台6を矢印方向で早送り回転させることに
なり、他方太陽ギヤ31を上記矢印方向と反対方
向(時計回り)に回転させると揺動アーム21が
左方に振れ、矢印と逆方向に回転している揺動ギ
ヤ34を巻戻リール台5のギヤ5aと噛み合せ
て、テープを高速で巻戻すようになる。
第4図は上記第3図に示す早送り巻戻し機構の
別の実施例を示すもので、上記実施例と異なる所
は上方の圧縮ばね25を取外し、第1ブツシユ2
8を二股ワツシヤ27の上方に配置し、該第1ブ
ツシユ28の回転力を新たなワツシヤ28aを介
して二股ワツシヤ27に伝えるようにしたもので
ある。また、本図に仮想線で示してあるものはバ
ランスウエイト35であつて、固定軸1dから回
転軸22までの距離をL、バランスウエイト35
の重心までの距離を1とし、上記回転軸22に取
付けてある総ての部材の重量をGとすれば、バラ
ンスウエイト35の重量gはg・1=G・Lとな
るように設定し、揺動アーム21の振れに要する
トルクを少なくするようにしても良い。
別の実施例を示すもので、上記実施例と異なる所
は上方の圧縮ばね25を取外し、第1ブツシユ2
8を二股ワツシヤ27の上方に配置し、該第1ブ
ツシユ28の回転力を新たなワツシヤ28aを介
して二股ワツシヤ27に伝えるようにしたもので
ある。また、本図に仮想線で示してあるものはバ
ランスウエイト35であつて、固定軸1dから回
転軸22までの距離をL、バランスウエイト35
の重心までの距離を1とし、上記回転軸22に取
付けてある総ての部材の重量をGとすれば、バラ
ンスウエイト35の重量gはg・1=G・Lとな
るように設定し、揺動アーム21の振れに要する
トルクを少なくするようにしても良い。
更に、第5図Aに示すように上記実施例では、
揺動アーム21の突起21cに二股ワツシヤ27
が係合するように構成されていたが、早送りから
巻戻し、或いは巻戻しから早送りを直ちに行なお
うとする場合、直ぐに逆転するとテープが傷付き
易くなる虞れがあるため、第5図Bに示すような
突片状のワツシヤ27aの側面で突起21cを押
圧させるように構成しておけば、上記逆転時に該
突片状ワツシヤ27aが略360度回転しないと突
起21cに当接出来ないので、このタイムラグに
よりテープが正常に張られ傷付くことはない。
尚、上記タイムラグを長くするには第5図Cに示
すようにワツシヤ27b,27cと重ねて、ワツ
シヤ27bが1回転してその突片27b′によりワ
ツシヤ27cを押圧し、2つが一体的に更に一回
転してワツシヤ27cが突起21cに当るように
構成しておけば良い。この様なタイムラグ機構は
プーリ31aと太陽ギヤ31との間に組込んでも
同様の目的を達成し得ることはいうまでもない。
揺動アーム21の突起21cに二股ワツシヤ27
が係合するように構成されていたが、早送りから
巻戻し、或いは巻戻しから早送りを直ちに行なお
うとする場合、直ぐに逆転するとテープが傷付き
易くなる虞れがあるため、第5図Bに示すような
突片状のワツシヤ27aの側面で突起21cを押
圧させるように構成しておけば、上記逆転時に該
突片状ワツシヤ27aが略360度回転しないと突
起21cに当接出来ないので、このタイムラグに
よりテープが正常に張られ傷付くことはない。
尚、上記タイムラグを長くするには第5図Cに示
すようにワツシヤ27b,27cと重ねて、ワツ
シヤ27bが1回転してその突片27b′によりワ
ツシヤ27cを押圧し、2つが一体的に更に一回
転してワツシヤ27cが突起21cに当るように
構成しておけば良い。この様なタイムラグ機構は
プーリ31aと太陽ギヤ31との間に組込んでも
同様の目的を達成し得ることはいうまでもない。
36は規制板であつて、前記ヘツド台2と同じ
前後方向にスライド出来るようになつており、前
記プレーアーム20の回動に伴なつて、引張ばね
36aに抗して前方(上方)に進出するようにな
つている。該規制板36にはV字状の規制カム3
6bが形成されていて、上記進出に伴なつて前述
の揺動アーム21の前端部に嵌合し、該揺動アー
ム21が左右に振れて各リール台5,6のギヤ5
a,6cに噛み合わないようにしている。
前後方向にスライド出来るようになつており、前
記プレーアーム20の回動に伴なつて、引張ばね
36aに抗して前方(上方)に進出するようにな
つている。該規制板36にはV字状の規制カム3
6bが形成されていて、上記進出に伴なつて前述
の揺動アーム21の前端部に嵌合し、該揺動アー
ム21が左右に振れて各リール台5,6のギヤ5
a,6cに噛み合わないようにしている。
第6図において、37は作動レバーであつて、
シヤーシ1の支持ピン1eに回動自在に取付けら
れており、引張ばね38により反時計方向に付勢
されている。該作動レバー37の一側端部にはV
字状切欠部37aが形成されていて、これに前記
揺動アーム21の後端部に植設されたピン21d
が当接されている。39は制御レバーであつて、
第1ギヤ12の回転軸に回動自在に取付けられて
おり、その一端部に設けられたピン39aが上記
作動レバー37の他端部37bに当接し、一方、
制御レバー39の他端部に設けられているピン3
9bは前記オートストツプレバー17の側面に当
接している。
シヤーシ1の支持ピン1eに回動自在に取付けら
れており、引張ばね38により反時計方向に付勢
されている。該作動レバー37の一側端部にはV
字状切欠部37aが形成されていて、これに前記
揺動アーム21の後端部に植設されたピン21d
が当接されている。39は制御レバーであつて、
第1ギヤ12の回転軸に回動自在に取付けられて
おり、その一端部に設けられたピン39aが上記
作動レバー37の他端部37bに当接し、一方、
制御レバー39の他端部に設けられているピン3
9bは前記オートストツプレバー17の側面に当
接している。
而して、揺動アーム21が左右に振れて早送
り、又は巻戻し状態にある時は、上記作動レバー
37が鎖線状態に位置しているので、制御レバー
39がフリーの状態にあり、オートストツプレバ
ー17の動きを自由にしているが、揺動アーム2
1が中立位置(実線状態)にあるポーズ時には、
作動アーム37及び制御アーム39も実線状態に
位置して、制御アーム39のピン39bがオート
ストツプレバー17を反時計方向に押しており、
リール台6が停止していてもオートストツプが働
かない。
り、又は巻戻し状態にある時は、上記作動レバー
37が鎖線状態に位置しているので、制御レバー
39がフリーの状態にあり、オートストツプレバ
ー17の動きを自由にしているが、揺動アーム2
1が中立位置(実線状態)にあるポーズ時には、
作動アーム37及び制御アーム39も実線状態に
位置して、制御アーム39のピン39bがオート
ストツプレバー17を反時計方向に押しており、
リール台6が停止していてもオートストツプが働
かない。
次に、第7図において、40はシヤーシ1の側
部に植設されたピン1fに軸支されたエジエクト
レバーであり、引張ばね41により反時計方向に
付勢されている。該エジエクトレバー40の中間
部には折曲片40aが設けられていて、ヘツド台
2の側部突片2cに当接し、エジエクトレバー4
0を実線から鎖線位置に回動させるに伴なつてヘ
ツド台2がストツプ位置からエジエクト位置に摺
動するようになつている。42はサブエジエクト
レバーであつて、シヤーシ1のピン1gに回動自
在に取付けられ、引張ばね43により時計方向に
付勢されている。2dはヘツド台2の側面に折曲
して形成された解除片であつて、その先端折曲片
2d1がカム台2の上記移動に伴なつてサブエジエ
クトレバー42の下方を押圧し、該サブエジエク
トレバー42を引張ばね43に抗して反時計方向
に回動する。サブエジエクトレバー42が回動す
るとその上端に形成された鉤部42aがカセツト
ホルダー44側部の係合片44aから外れる。該
カセツトホルダー44はシヤーシ1のピン1hに
回動自在に取付けられ、トーシヨンばね44bに
より時計方向に付勢されているので、その係合片
44aからサブエジエクトレバー42の鉤部42
aが外れると、カセツトホルダー44は鎖線状態
に開いてカセツトの装填、取出しが可能となる。
部に植設されたピン1fに軸支されたエジエクト
レバーであり、引張ばね41により反時計方向に
付勢されている。該エジエクトレバー40の中間
部には折曲片40aが設けられていて、ヘツド台
2の側部突片2cに当接し、エジエクトレバー4
0を実線から鎖線位置に回動させるに伴なつてヘ
ツド台2がストツプ位置からエジエクト位置に摺
動するようになつている。42はサブエジエクト
レバーであつて、シヤーシ1のピン1gに回動自
在に取付けられ、引張ばね43により時計方向に
付勢されている。2dはヘツド台2の側面に折曲
して形成された解除片であつて、その先端折曲片
2d1がカム台2の上記移動に伴なつてサブエジエ
クトレバー42の下方を押圧し、該サブエジエク
トレバー42を引張ばね43に抗して反時計方向
に回動する。サブエジエクトレバー42が回動す
るとその上端に形成された鉤部42aがカセツト
ホルダー44側部の係合片44aから外れる。該
カセツトホルダー44はシヤーシ1のピン1hに
回動自在に取付けられ、トーシヨンばね44bに
より時計方向に付勢されているので、その係合片
44aからサブエジエクトレバー42の鉤部42
aが外れると、カセツトホルダー44は鎖線状態
に開いてカセツトの装填、取出しが可能となる。
45はロツク板であつて、シヤーシ1のピン1
iに回動自在に取付けられ、上記引張ばね43に
より反時計方向に付勢されている。該ロツク板4
5には係合爪45a及び突出片45bが形成され
ていて、ヘツド台2に穿設されたスリツト2e内
に入り込み、カセツトホルダー44が鎖線状態に
開いている時には該突出片45bが鎖線位置に突
出していて、同様に鎖線位置にある係合爪45a
に上記ヘツド台2のスリツト2eが係止され、ヘ
ツド台2をエジエクト位置に保つており、カセツ
トホルダー44が実線状態に閉じるとその下面板
44cが上記突出片45bを押圧するので、ロツ
ク板45が実線位置まで回動し、上記係合爪45
aとヘツド台2のスリツト2eとの係合が外れて
ヘツド台2が前進し、今度は該スリツト2eが上
記突出片45bと係合して、ヘツド台2をストツ
プ位置に保持する。
iに回動自在に取付けられ、上記引張ばね43に
より反時計方向に付勢されている。該ロツク板4
5には係合爪45a及び突出片45bが形成され
ていて、ヘツド台2に穿設されたスリツト2e内
に入り込み、カセツトホルダー44が鎖線状態に
開いている時には該突出片45bが鎖線位置に突
出していて、同様に鎖線位置にある係合爪45a
に上記ヘツド台2のスリツト2eが係止され、ヘ
ツド台2をエジエクト位置に保つており、カセツ
トホルダー44が実線状態に閉じるとその下面板
44cが上記突出片45bを押圧するので、ロツ
ク板45が実線位置まで回動し、上記係合爪45
aとヘツド台2のスリツト2eとの係合が外れて
ヘツド台2が前進し、今度は該スリツト2eが上
記突出片45bと係合して、ヘツド台2をストツ
プ位置に保持する。
第8図において、46はカセツト押えレバーで
あつて、シヤーシ1のピン1jに回動自在に取付
けられ引張ばね47により時計方向に付勢されて
いる。該レバー46の一端部はカム面46aとな
つていて、ヘツド台2が鎖線のエジエクト位置に
ある場合には、該ヘツド台2の下方に植設した作
動ピン2fが当接しているので鎖線位置にあり、
その他端部に一体的に設けた押え板46bは第7
図からも明らかな様に後退しており、ヘツド台2
が実線のストツプ位置に来た時、上記作動ピン2
fがカム面46aから外れるので、カセツト押え
レバー46は引張ばね47により実線状態に回動
して、その押え板46bがカセツトの背面を押え
る。
あつて、シヤーシ1のピン1jに回動自在に取付
けられ引張ばね47により時計方向に付勢されて
いる。該レバー46の一端部はカム面46aとな
つていて、ヘツド台2が鎖線のエジエクト位置に
ある場合には、該ヘツド台2の下方に植設した作
動ピン2fが当接しているので鎖線位置にあり、
その他端部に一体的に設けた押え板46bは第7
図からも明らかな様に後退しており、ヘツド台2
が実線のストツプ位置に来た時、上記作動ピン2
fがカム面46aから外れるので、カセツト押え
レバー46は引張ばね47により実線状態に回動
して、その押え板46bがカセツトの背面を押え
る。
第8及び9図において、48は誤消去防止レバ
ー、49はクロムテープ検知レバーであつて、夫
夫独立してシヤーシ1のピン1kに遊嵌状態で取
付けられている。該レバー48の一端部には誤消
去防止検知爪48aが、該レバー49の一端部に
はクロムテープ検知爪49aが各々形成されてい
る。50及び51はスライド板であつて、夫々引
張ばね52,53により上方に付勢されており、
スライド板50及び51の夫々の下端部は、上下
方向と直角に夫々重畳して曲折されており、その
下端部に上記ヘツド台2の作動ピン2gと係合さ
れている。上記スライド板50の上端部は曲折さ
れていて、その当接面50aは上記誤消去防止レ
バー48の他端突設部48bに対設され、一方ス
ライド板51の上端部も曲折されていて、その当
接面51aは上記クロムテープ検知レバー49の
突設部49bに対設されている。
ー、49はクロムテープ検知レバーであつて、夫
夫独立してシヤーシ1のピン1kに遊嵌状態で取
付けられている。該レバー48の一端部には誤消
去防止検知爪48aが、該レバー49の一端部に
はクロムテープ検知爪49aが各々形成されてい
る。50及び51はスライド板であつて、夫々引
張ばね52,53により上方に付勢されており、
スライド板50及び51の夫々の下端部は、上下
方向と直角に夫々重畳して曲折されており、その
下端部に上記ヘツド台2の作動ピン2gと係合さ
れている。上記スライド板50の上端部は曲折さ
れていて、その当接面50aは上記誤消去防止レ
バー48の他端突設部48bに対設され、一方ス
ライド板51の上端部も曲折されていて、その当
接面51aは上記クロムテープ検知レバー49の
突設部49bに対設されている。
而して、ヘツド台2が鎖線のエジエクト位置に
ある時はその垂下ピン2gが夫々の引張ばね5
2,53に抗して各スライド板50,51を引き
戻しているので、該スライド板50,51の当接
面50a,51aは夫々のレバー48,49の突
設部48b,49bから十分な間隔をもつて引離
されているので、各レバー48,49は重量の大
きい突設部48b,49b側を下方にして、鎖線
状態に位置する。そしてヘツド台2が実線のスト
ツプ位置に前進すると引張ばね52,53により
各スライド板50,51が前進し、レバー48,
49の突設部48b,49bを弾性的に押圧する
ようになる。
ある時はその垂下ピン2gが夫々の引張ばね5
2,53に抗して各スライド板50,51を引き
戻しているので、該スライド板50,51の当接
面50a,51aは夫々のレバー48,49の突
設部48b,49bから十分な間隔をもつて引離
されているので、各レバー48,49は重量の大
きい突設部48b,49b側を下方にして、鎖線
状態に位置する。そしてヘツド台2が実線のスト
ツプ位置に前進すると引張ばね52,53により
各スライド板50,51が前進し、レバー48,
49の突設部48b,49bを弾性的に押圧する
ようになる。
尚、本実施例ではプレイ動作用スイツチ、録音
用スイツチ、早送り用スイツチ、巻戻し用スイツ
チ、ポーズ用スイツチ等は全てフエザータツチ式
のもので、各スイツチをONさせた後は電気的回
路により第1及び第2モータ8,32、ソレノイ
ド16等を制御しており、エジエクト動作のみ、
レバー40にて機械的に操作するようになつてい
る。
用スイツチ、早送り用スイツチ、巻戻し用スイツ
チ、ポーズ用スイツチ等は全てフエザータツチ式
のもので、各スイツチをONさせた後は電気的回
路により第1及び第2モータ8,32、ソレノイ
ド16等を制御しており、エジエクト動作のみ、
レバー40にて機械的に操作するようになつてい
る。
次に上記した構成に基いて動作を説明する。
カセツトの装填動作
第7図において、鎖線状態に開いているカセツ
トホルダー44にカセツトを挿入し、該カセツト
ホルダー44を実線状態に閉じると、該ホルダー
44の下面板44cがロツク板45の突出片45
bを下方へ押し、該ロツク板45を鎖線状態から
実線状態へ回動させる。ロツク板45が回動する
とヘツド台2のスリツト2eとロツク板45の係
合爪45aとの係合が外れ、ヘツド台2が左方へ
前進し(第1図)、下方への突出2fがプレーア
ーム20の突出部20bに当接し停止する。第8
図に示すように、ヘツド台2が上記作動により鎖
線状態のエジエクト位置から実線状態のストツプ
位置に前進すると、そのヘツド2a,2bがカセ
ツトの窓に少し挿入される。また、該ヘツド台2
の前進に伴なつてカセツト押えレバー46も回動
し、その押え板46bがカセツトの後面を弾性的
に押え、カセツトを固定する。更にヘツド台2の
前進によりスライド板50,51も摺動し、その
当接面50a,51aが夫々レバー48,49の
突設部48b,49bを弾性的に押圧し、レバー
48,49を回動させようとする。しかし、カセ
ツトの後面窓内にある誤消去防止用爪或いはクロ
ムテープ表示爪等が付いている時には、該レバー
48,49先端の検知爪48a,49aが上記爪
に当つてレバー48,49は回動することは出来
ず、他方、爪が欠けている時のみ回動して適宜ス
イツチ手段を介して、必要な回路へ情報を伝え
る。
トホルダー44にカセツトを挿入し、該カセツト
ホルダー44を実線状態に閉じると、該ホルダー
44の下面板44cがロツク板45の突出片45
bを下方へ押し、該ロツク板45を鎖線状態から
実線状態へ回動させる。ロツク板45が回動する
とヘツド台2のスリツト2eとロツク板45の係
合爪45aとの係合が外れ、ヘツド台2が左方へ
前進し(第1図)、下方への突出2fがプレーア
ーム20の突出部20bに当接し停止する。第8
図に示すように、ヘツド台2が上記作動により鎖
線状態のエジエクト位置から実線状態のストツプ
位置に前進すると、そのヘツド2a,2bがカセ
ツトの窓に少し挿入される。また、該ヘツド台2
の前進に伴なつてカセツト押えレバー46も回動
し、その押え板46bがカセツトの後面を弾性的
に押え、カセツトを固定する。更にヘツド台2の
前進によりスライド板50,51も摺動し、その
当接面50a,51aが夫々レバー48,49の
突設部48b,49bを弾性的に押圧し、レバー
48,49を回動させようとする。しかし、カセ
ツトの後面窓内にある誤消去防止用爪或いはクロ
ムテープ表示爪等が付いている時には、該レバー
48,49先端の検知爪48a,49aが上記爪
に当つてレバー48,49は回動することは出来
ず、他方、爪が欠けている時のみ回動して適宜ス
イツチ手段を介して、必要な回路へ情報を伝え
る。
また、第1図においてヘツド台2が前進する
と、ピンチローラユニツト3の突片3cの係合が
外れ、該ユニツト3はトーシヨンばね3bによつ
て回転し、延長片3dがセツトプレート10の突
片10aに当接し、これによつてユニツト3は停
止する。この時ピンチローラ3aとキヤプスタン
4aとは当接していない。
と、ピンチローラユニツト3の突片3cの係合が
外れ、該ユニツト3はトーシヨンばね3bによつ
て回転し、延長片3dがセツトプレート10の突
片10aに当接し、これによつてユニツト3は停
止する。この時ピンチローラ3aとキヤプスタン
4aとは当接していない。
プレー動作
先ずプレー用スイツチを入れると、第1モータ
8が作動してベルト9を介しフライホイール4及
びテイクアツプユニツト7のプーリ7bを回転さ
せる。また、ソレノイド16にも通電されてロツ
クアーム15が吸引され、カム歯14bとのロツ
クが外れる。そしてセツトプレート10によつて
カム板14cが少し回転され第3ギヤ14が第2
ギヤ13と噛合される。第2ギヤ13はフライホ
イル4との間に掛回されたベルト(図示せず)に
より回転されているので、第3ギヤ14は略180
度回転される。第3ギヤ14の回転によつてカム
板14cの大径部がプレーアーム20のローラ2
0aと対応し、これによつてプレーアーム20は
回動し、ヘツド台2をプレイ位置に前進させる。
8が作動してベルト9を介しフライホイール4及
びテイクアツプユニツト7のプーリ7bを回転さ
せる。また、ソレノイド16にも通電されてロツ
クアーム15が吸引され、カム歯14bとのロツ
クが外れる。そしてセツトプレート10によつて
カム板14cが少し回転され第3ギヤ14が第2
ギヤ13と噛合される。第2ギヤ13はフライホ
イル4との間に掛回されたベルト(図示せず)に
より回転されているので、第3ギヤ14は略180
度回転される。第3ギヤ14の回転によつてカム
板14cの大径部がプレーアーム20のローラ2
0aと対応し、これによつてプレーアーム20は
回動し、ヘツド台2をプレイ位置に前進させる。
一方、セツトプレート10は切込部10cがカ
ム板14cの小径部と対応するので、引張ばね1
1によつて引かれ、従つて、ピンチローラユニツ
ト3の延長片3dは突片10aから離れ、ユニツ
ト3は回転されてピンチローラ3aがキヤプスタ
ン4aに圧接される。
ム板14cの小径部と対応するので、引張ばね1
1によつて引かれ、従つて、ピンチローラユニツ
ト3の延長片3dは突片10aから離れ、ユニツ
ト3は回転されてピンチローラ3aがキヤプスタ
ン4aに圧接される。
更に、セツトプレート10が引かれることによ
り前端縁10bにて規制されているテイクアツプ
ユニツト7の突起7dは引張ばね7eによつて該
セツトプレート10の移動と共に回動し、これに
よりプーリ7bが巻取リール台6のゴムローラに
当接され、巻取リール台6を回転駆動する。
り前端縁10bにて規制されているテイクアツプ
ユニツト7の突起7dは引張ばね7eによつて該
セツトプレート10の移動と共に回動し、これに
よりプーリ7bが巻取リール台6のゴムローラに
当接され、巻取リール台6を回転駆動する。
尚、上記プレー動作時には、プレーアーム20
により規制板36が前進し、そのV字状カム面3
6aが揺動アーム21の前端に嵌合するようにな
つているので、揺動アーム21の左右の振れは防
止され、揺動ギヤ24が各リール台5,6のギヤ
5a,6cと噛合わないようになつている。
により規制板36が前進し、そのV字状カム面3
6aが揺動アーム21の前端に嵌合するようにな
つているので、揺動アーム21の左右の振れは防
止され、揺動ギヤ24が各リール台5,6のギヤ
5a,6cと噛合わないようになつている。
また、録音動作は機械的動作が上記プレー動作
と同様なので、以下その説明は省略する。
と同様なので、以下その説明は省略する。
プレー状態よりストツプ動作
ストツプ用スイツチをONすると上記ソレノイ
ド16に通電され、ロツクアーム15とカム歯1
4bとのロツクが外れ、カム板14cが少し回転
して第3ギヤ14と第2ギヤ13とが噛合され
る。これにより第3ギヤ14は略180度回転する
ので、プレーアーム20は元の位置に戻り、ヘツ
ド台2を中間位置まで戻す。一方、セツトプレー
ト10が引張ばね11の力に抗して引かれるの
で、前端縁10bが前進し、引張ばね7eの力に
抗して突起7dを押し上げ、プーリ7bが巻取リ
ール台6のゴムローラから離れ、巻取リール台6
の回転は停止される。また、セツトプレート20
が引かれると、突片10aがピンチローラユニツ
ト3の延長片3dを押すことにより、該ユニツト
3は回動されてピンチローラ3aがキヤプスタン
4aより離開される。
ド16に通電され、ロツクアーム15とカム歯1
4bとのロツクが外れ、カム板14cが少し回転
して第3ギヤ14と第2ギヤ13とが噛合され
る。これにより第3ギヤ14は略180度回転する
ので、プレーアーム20は元の位置に戻り、ヘツ
ド台2を中間位置まで戻す。一方、セツトプレー
ト10が引張ばね11の力に抗して引かれるの
で、前端縁10bが前進し、引張ばね7eの力に
抗して突起7dを押し上げ、プーリ7bが巻取リ
ール台6のゴムローラから離れ、巻取リール台6
の回転は停止される。また、セツトプレート20
が引かれると、突片10aがピンチローラユニツ
ト3の延長片3dを押すことにより、該ユニツト
3は回動されてピンチローラ3aがキヤプスタン
4aより離開される。
早送り動作
先ず、早送り用スイツチをONすると、第1モ
ータ8と共に第2モータ32も作動し、ベルト3
3を介してプーリ31aを第2図矢印方向に回転
させる。プーリ31aが回転すると、これと一体
となつた太陽ギヤ31が遊星ギヤ24を回転さ
せ、この下面に圧接されているフエルト23aを
介してデイスク23が回転して回転軸22、揺動
ギヤ34が矢印方向(時計方向)に回転する。ま
た、回転軸22の回転に伴なつてこれと一体とな
つた第1ブツシユ28が回転し、これに圧接され
ている二股ワツシヤ27が該回転軸22と同一方
向への回転力を付与され揺動アーム21の突起2
1cに作用する。従つて該揺動アーム21はピン
1dを中心にして矢印方向(反時計方向)の回転
力を受け、回転中の揺動ギヤ34を巻取リール台
6のギヤ6cに押し付けて巻取リール台6を高速
で回転させる。
ータ8と共に第2モータ32も作動し、ベルト3
3を介してプーリ31aを第2図矢印方向に回転
させる。プーリ31aが回転すると、これと一体
となつた太陽ギヤ31が遊星ギヤ24を回転さ
せ、この下面に圧接されているフエルト23aを
介してデイスク23が回転して回転軸22、揺動
ギヤ34が矢印方向(時計方向)に回転する。ま
た、回転軸22の回転に伴なつてこれと一体とな
つた第1ブツシユ28が回転し、これに圧接され
ている二股ワツシヤ27が該回転軸22と同一方
向への回転力を付与され揺動アーム21の突起2
1cに作用する。従つて該揺動アーム21はピン
1dを中心にして矢印方向(反時計方向)の回転
力を受け、回転中の揺動ギヤ34を巻取リール台
6のギヤ6cに押し付けて巻取リール台6を高速
で回転させる。
巻戻し動作
今度は、巻戻し用スイツチをONさせると、上
記第2モータ32は上記と逆方向に回転し、プー
リ31a、太陽ギヤ31、遊星ギヤ24、回転軸
22及び揺動ギヤ24等は総て第2図矢印方向と
は逆の方向に回転され、一方、揺動アーム21も
二股ワツシヤ27により反対方向の回動力を受け
るので、上記揺動ギヤ24は反時計方向に高速で
回転しながら供給リール台5のギヤ5aに噛合さ
れ、供給リール台5を巻戻し方向(時計方向)に
高速で回転させる。
記第2モータ32は上記と逆方向に回転し、プー
リ31a、太陽ギヤ31、遊星ギヤ24、回転軸
22及び揺動ギヤ24等は総て第2図矢印方向と
は逆の方向に回転され、一方、揺動アーム21も
二股ワツシヤ27により反対方向の回動力を受け
るので、上記揺動ギヤ24は反時計方向に高速で
回転しながら供給リール台5のギヤ5aに噛合さ
れ、供給リール台5を巻戻し方向(時計方向)に
高速で回転させる。
プレー状態からのオートストツプ動作
プレー状態では巻取リール台6が回転している
ので二股アーム18が矢印方向に付勢され、オー
トストツプレバー17も同一方向に回動力が付与
され、その先端に設けられた係合突起17bは第
1ギヤ12の偏心円溝12aの外周壁に圧接され
ている。一方、第1ギヤ12は第2ギヤ13と噛
合され、且つ第2ギヤ13はフライホイール4と
の間にベルトが捲回されているので、第1ギヤ1
2は回転している。従つて係合突起17bが外周
壁に圧接された状態で第1ギヤ12は回転され、
係合突起17bと突起12cとは係合されること
はない。
ので二股アーム18が矢印方向に付勢され、オー
トストツプレバー17も同一方向に回動力が付与
され、その先端に設けられた係合突起17bは第
1ギヤ12の偏心円溝12aの外周壁に圧接され
ている。一方、第1ギヤ12は第2ギヤ13と噛
合され、且つ第2ギヤ13はフライホイール4と
の間にベルトが捲回されているので、第1ギヤ1
2は回転している。従つて係合突起17bが外周
壁に圧接された状態で第1ギヤ12は回転され、
係合突起17bと突起12cとは係合されること
はない。
そしてテープの全てが巻き取られ巻取リール台
6の回転が停止すると、係合突起17bを外周壁
に圧接していた外力がなくなるため、該係合突起
17bは最狭小溝部12a1を通過した後、その軌
跡位置に保持される。この軌跡上には突起12c
が位置しているので、第1ギヤ12の回転によつ
て係合突起17bと係合される。これによつてオ
ートストツプレバー17は上方へ引かれ、ストツ
プレバー19を引く。ストツプレバー19が引か
れると前述したストツプ用スイツチがONされ、
前記ストツプ動作により第1モータ8が停止し、
ヘツド台2がストツプ位置まで後退する。
6の回転が停止すると、係合突起17bを外周壁
に圧接していた外力がなくなるため、該係合突起
17bは最狭小溝部12a1を通過した後、その軌
跡位置に保持される。この軌跡上には突起12c
が位置しているので、第1ギヤ12の回転によつ
て係合突起17bと係合される。これによつてオ
ートストツプレバー17は上方へ引かれ、ストツ
プレバー19を引く。ストツプレバー19が引か
れると前述したストツプ用スイツチがONされ、
前記ストツプ動作により第1モータ8が停止し、
ヘツド台2がストツプ位置まで後退する。
早送り時におけるオートストツプ動作
早送り時には巻取リール台6はプレー状態と同
じ方向に高速回転している。従つて係合突起17
bは第1ギヤ12の偏心円溝12aの外周壁に圧
接されている。そして巻取リール台6の回転が停
止すると、前記したと同様な動作によつて係合突
起17bと突起12cとが係合され、オートスト
ツプレバー17が引かれてストツプレバー19を
介してストツプ用スイツチがONされる。
じ方向に高速回転している。従つて係合突起17
bは第1ギヤ12の偏心円溝12aの外周壁に圧
接されている。そして巻取リール台6の回転が停
止すると、前記したと同様な動作によつて係合突
起17bと突起12cとが係合され、オートスト
ツプレバー17が引かれてストツプレバー19を
介してストツプ用スイツチがONされる。
巻戻し時におけるオートストツプ動作
巻戻し時には巻取リール台6は上記プレー又は
早送り状態とは逆方向(時計方向)に高速回転し
ている。従つて、オートストツプレバー17は二
股アーム18により前記した場合とは逆方向に回
転力が付与されているので、その係合突起17b
は第1ギヤ12の偏心円溝12a内のカム台12
bに圧接される。これにより巻取リール台6が回
転している間は第1ギヤ12は係合突起17bが
カム台12bに圧接された状態で回転される。そ
してテープの巻戻しが終了し巻取リール台6の回
転が停止すると、係合突起17bは最狭小溝部1
2a1を通過した後、その軌跡位置に保持される。
この軌跡上には突起12cが位置しているので、
第1ギヤ12の回転によつて係合突起12cと係
合され、オートストツプレバー17が引かれてス
トツプレバー19を介してストツプ用スイツチを
ONさせる。
早送り状態とは逆方向(時計方向)に高速回転し
ている。従つて、オートストツプレバー17は二
股アーム18により前記した場合とは逆方向に回
転力が付与されているので、その係合突起17b
は第1ギヤ12の偏心円溝12a内のカム台12
bに圧接される。これにより巻取リール台6が回
転している間は第1ギヤ12は係合突起17bが
カム台12bに圧接された状態で回転される。そ
してテープの巻戻しが終了し巻取リール台6の回
転が停止すると、係合突起17bは最狭小溝部1
2a1を通過した後、その軌跡位置に保持される。
この軌跡上には突起12cが位置しているので、
第1ギヤ12の回転によつて係合突起12cと係
合され、オートストツプレバー17が引かれてス
トツプレバー19を介してストツプ用スイツチを
ONさせる。
プレー時におけるポーズ動作
前記したようにプレー時にはヘツド台2が録再
位置にあり、且つ巻取リール台6が回転してい
る。ここでポーズ用スイツチをONするとセツト
プレート10が第2図で少し上方に移動しロツク
されると共に、その前端縁10bでテイクアツプ
レバー7aを少し回動させてプーリ7bを巻取リ
ール台6のゴムローラから引離して巻取リール台
6の回転を停止させる。また、セツトプレート1
0の移動によりピンチローラユニツト3も少し回
動してピンチローラ3aがキヤプスタン4bから
少し離れてテープの走行を止める。
位置にあり、且つ巻取リール台6が回転してい
る。ここでポーズ用スイツチをONするとセツト
プレート10が第2図で少し上方に移動しロツク
されると共に、その前端縁10bでテイクアツプ
レバー7aを少し回動させてプーリ7bを巻取リ
ール台6のゴムローラから引離して巻取リール台
6の回転を停止させる。また、セツトプレート1
0の移動によりピンチローラユニツト3も少し回
動してピンチローラ3aがキヤプスタン4bから
少し離れてテープの走行を止める。
尚、上記ポーズ時においてもプレー時と同様
に、規制板36が前進し、そのV字状カム面36
aが揺動アーム21の前端に嵌合し、該揺動アー
ム21を中立位置に規制しているので、第6図に
示すように該揺動アーム21の後端部が作動レバ
ー37のV字状切欠部37aの中央に係合し、作
動レバー37を実線状態に保持する。従つて、制
御レバー39が実線のように時計方向に回動され
てそのピン39bがオートストツプレバー17の
側面を押圧し、その係合突起7dを偏心円溝12
aの外周壁に押付けているので、突起12cと係
合する虞れはなく、オートストツプは働かない。
に、規制板36が前進し、そのV字状カム面36
aが揺動アーム21の前端に嵌合し、該揺動アー
ム21を中立位置に規制しているので、第6図に
示すように該揺動アーム21の後端部が作動レバ
ー37のV字状切欠部37aの中央に係合し、作
動レバー37を実線状態に保持する。従つて、制
御レバー39が実線のように時計方向に回動され
てそのピン39bがオートストツプレバー17の
側面を押圧し、その係合突起7dを偏心円溝12
aの外周壁に押付けているので、突起12cと係
合する虞れはなく、オートストツプは働かない。
しかし、プレー作動時にも上記揺動アーム21
が中立位置に規制され、作動レバー37を実線状
態に回動させようとしているが、セツトプレート
10が鎖線状態に下がつているので制御レバー3
9のピン39bを該セツトプレート10の段部1
0cが係止してオートストツプレバー17から引
離しているので、オートストツプ動作が働くよう
になつている。
が中立位置に規制され、作動レバー37を実線状
態に回動させようとしているが、セツトプレート
10が鎖線状態に下がつているので制御レバー3
9のピン39bを該セツトプレート10の段部1
0cが係止してオートストツプレバー17から引
離しているので、オートストツプ動作が働くよう
になつている。
本考案は上記した如く、検知レバーの検知爪
が、該検知レバーの自重でカセツトから離れる方
向に回動するので、該検知爪がカセツトに引つ掛
かつたりすることがなく、また、カセツト装填後
における検知レバーの回動を制御するスライド板
は、該スライド板を係止しているヘツド台のばね
付勢と同一方向にばね付勢されているので、前記
検知レバーの回動において動作方向とは反対方向
の力が何ら作用することがなく、従つて、動作が
円滑に行われ誤動作等の虞れがないものである。
が、該検知レバーの自重でカセツトから離れる方
向に回動するので、該検知爪がカセツトに引つ掛
かつたりすることがなく、また、カセツト装填後
における検知レバーの回動を制御するスライド板
は、該スライド板を係止しているヘツド台のばね
付勢と同一方向にばね付勢されているので、前記
検知レバーの回動において動作方向とは反対方向
の力が何ら作用することがなく、従つて、動作が
円滑に行われ誤動作等の虞れがないものである。
また、本考案にあつては、テープが装填されヘ
ツド台が中間位置に達しストツプモードとなつた
時に検知レバーが回動され、誤消去防止爪の有無
を検知できるので、録音モードへの切換えを未然
に禁止できると共に、テープ種類の検知も行える
ことから、ストツプモードでテープ種類を表示す
るようにすれば、録音バイヤスやイコライザ等を
事前に設定することができる等の効果を有するも
のである。
ツド台が中間位置に達しストツプモードとなつた
時に検知レバーが回動され、誤消去防止爪の有無
を検知できるので、録音モードへの切換えを未然
に禁止できると共に、テープ種類の検知も行える
ことから、ストツプモードでテープ種類を表示す
るようにすれば、録音バイヤスやイコライザ等を
事前に設定することができる等の効果を有するも
のである。
第1図はテープレコーダの平面図、第2図はシ
ヤーシを取外した状態の平面図、第3図は早送り
巻戻し用駆動機構の縦断面図、第4図は早送り巻
戻し用駆動機構の他の実施例を示す縦断面図、第
5図A,B,Cは夫々上記駆動機構内に組込んだ
タイムラグ機構の各実施例を示す説明斜視図、第
6図はポーズ時のオートストツプ防止機構を示す
平面図、第7図はエジエクト及びヘツド台移動機
構を示す側面図、第8図はヘツド台とカセツト押
え並びに誤消去防止検知爪等との関係を示す平面
図、第9図はその側面図である。 48,49……レバー、48a,49a……検
知爪、50,51……スライド板、52,53…
…引張ばね。
ヤーシを取外した状態の平面図、第3図は早送り
巻戻し用駆動機構の縦断面図、第4図は早送り巻
戻し用駆動機構の他の実施例を示す縦断面図、第
5図A,B,Cは夫々上記駆動機構内に組込んだ
タイムラグ機構の各実施例を示す説明斜視図、第
6図はポーズ時のオートストツプ防止機構を示す
平面図、第7図はエジエクト及びヘツド台移動機
構を示す側面図、第8図はヘツド台とカセツト押
え並びに誤消去防止検知爪等との関係を示す平面
図、第9図はその側面図である。 48,49……レバー、48a,49a……検
知爪、50,51……スライド板、52,53…
…引張ばね。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シヤーシに対して回動自在に軸支され、かつ、
一端に誤消去防止検知爪等の検知爪が形成される
と共に他端に後述するスライド板の当接面と当接
する突設部が形成され、また、前記軸支部分を支
点として前記突設部側が重く形成された検知レバ
ーと、 エジエクト時における後退位置と、カセツト装
填時のストツプ時における中間位置と、録音、再
生時における前進位置との3つの位置を取り得る
ヘツド台と、 該ヘツド台が後退位置にあるときは、これと係
合され動きが阻止され、かつ、ヘツド台が中間位
置及び前進位置にある時は係合が解除され上方へ
の動きがフリーとなるスライド板と、 該スライド板を常時前記ヘツド台の前進方向と
同じ方向にばね付勢するばね手段とを備え、 カセツトが装填されエジエクト位置より前進し
て中間位置および前進位置にヘツド台が移動して
前記スライド板の係合が解除されると、該スライ
ド板は前記ばね手段により上方に移動して当接面
を前記検知レバーの突設部に当接させ、これによ
り検知レバーが回動して検知爪がカセツトの誤消
去防止爪等の爪の有無を検知するようにしたこと
を特徴とするテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980085552U JPS633003Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980085552U JPS633003Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5718141U JPS5718141U (ja) | 1982-01-29 |
JPS633003Y2 true JPS633003Y2 (ja) | 1988-01-25 |
Family
ID=29447789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980085552U Expired JPS633003Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS633003Y2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4816970U (ja) * | 1971-07-06 | 1973-02-26 | ||
JPS4934133A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-03-29 | ||
JPS5331250A (en) * | 1976-09-02 | 1978-03-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Refrigerant heat transferring system |
JPS5350553A (en) * | 1976-10-19 | 1978-05-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Air-conditioning system |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5650602Y2 (ja) * | 1974-12-27 | 1981-11-26 | ||
JPS6131389Y2 (ja) * | 1979-02-21 | 1986-09-12 |
-
1980
- 1980-06-20 JP JP1980085552U patent/JPS633003Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4816970U (ja) * | 1971-07-06 | 1973-02-26 | ||
JPS4934133A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-03-29 | ||
JPS5331250A (en) * | 1976-09-02 | 1978-03-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Refrigerant heat transferring system |
JPS5350553A (en) * | 1976-10-19 | 1978-05-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Air-conditioning system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5718141U (ja) | 1982-01-29 |
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