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JPS63292868A - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

Info

Publication number
JPS63292868A
JPS63292868A JP62128822A JP12882287A JPS63292868A JP S63292868 A JPS63292868 A JP S63292868A JP 62128822 A JP62128822 A JP 62128822A JP 12882287 A JP12882287 A JP 12882287A JP S63292868 A JPS63292868 A JP S63292868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
switch
reading
image data
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62128822A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Yanagawa
柳川 幹雄
Kanji Honda
本田 完二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP62128822A priority Critical patent/JPS63292868A/ja
Priority to US07/197,989 priority patent/US4894730A/en
Publication of JPS63292868A publication Critical patent/JPS63292868A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、例えば装置本体を手動により走査移動させる
ことで、原稿面に描かれた画像データを読取り、その読
取りデータを記録紙面に対してプリントする小型電子機
器に関する。
[従来技術とその問題点] 最近、手動走査により装置本体を移動させ、画像データ
の読取りあるいはプリントを行なう画像処理装置が考え
られている。この種の画像処理装置には、装置本体の下
面において、CODイメージセンサ等を利用した光学式
の画像読取り部とサーマル印字ヘッド等を利用したプリ
ンタが設けられ、画像データ読取りの際には、被読取り
画像が描かれた原稿面に対して上記本体下面の読取り部
を当接させて装置本体を走査移動し、また、上記読取り
画像データプリントの際には、記録紙に対して上記本体
下面の印字ヘッドを当接させ装置本体を走査移動する必
要がある。
ここで、上記画像データの読取り処理あるいはプリント
処理は、通常、ユーザによる何等かのスイッチ操作を基
に実行されるが、何れにしても装置本体は手動により走
査移動されるため、読取り走査中あるいはプリント走査
中において、ユーザが誤って本体下面を原稿あるいは記
録紙面から離してしまう恐れがあり、この場合、上記読
取り部あるいは印字ヘッドが紙面から離れて画像データ
の確実な読取りあるいはプリントを行なうことができな
くなる。
[発明の目的] 本発明は上記のような問題点に鑑みなされたもので、例
えばユーザにより単に動作スイッチが操作されたのみで
は、読取りあるいはプリント動作が開始されることなく
、装置本体の操作ミスによる読取りミスあるいはプリン
トミスを防止することが可能となる小型電子機器を提供
することを目的とする。
[発明の要点] すなわち本発明に係わる小型電子機器は、装置本体の下
面に対して紙面に当接してON動作する紙面検知スイッ
チを設け、この紙面検知スイッチとユーザにより操作さ
れる動作スイッチとの両方がON動作した際に、画像デ
ータの読取り動作あるいはプリント動作が実行されるよ
う構成したものである。
[発明の実施例] 以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例の小型複写装置は第2図および第3図に示す
ような外観のもので、図中1は縦長箱状をなす手で把持
できる大きさの装置本体である。
この装置本体1の前面には、その中央部に動作開始スイ
ッチ2が設けられるとともに、上端側および下端側に、
拡大プリント指定キー3とリセット/クリアキー4およ
び読取り巾指定スイッチ5が設けられており、装置本体
1の背面には、電源スィッチを兼ねるモード切換スイッ
チ6と、電源ON表示用LED (発光ダイオード)7
a、メモリ残量が所定m以下となったときに点灯するメ
モリ残量表示用LED7bと、印字装置の移動速度が速
すぎる場合に点灯する速度警告用LED7cが設けられ
ている。また、装置本体1の一側面には、印字濃度調節
つまみ8が設けられている。
この小型複写装置の構成を説明すると、この小型複写装
置は、第1図に示すように、装置本体1を構成するフロ
ントケースブロックAおよびリヤケースブロックBと、
装置本体1内に設けられるシャーシブロックCとからな
っている。
フロントケースブロックAについて説明すると、このフ
ロントケースブロックAは、第1図および第6図に示す
ように、装置本体1の前面側を構成するフロントケース
1aの前面に、動作開始スイッチ2、拡大プリント指定
キー3、リセット/クリアキー4および読取り巾指定ス
イッチ5とを設けるとともに、フロントケース1aの一
側面に印字濃度調節つまみ8を設けたものである。上記
動作開始スイッチ2は、フロントケース1aの表面に設
けた大面積のスイッチ釦2aと、このスイッチ釦2aの
中央部に対向させてフロントケース1aの内面に取付け
たスイッチ基板2bとからなっており、スイッチ釦2a
はフロントケース1aに設けた開口部に押込み可能に嵌
合されるとともに、その裏面とスイッチ基板2bとの間
に設けたゴム部材9によってケース表面側に押圧されて
いる。この動作開始スイッチ2は、スイッチm2aの押
圧操作によってONされるもので、スイッチ釦’2aを
押圧すると、このスイッチ釦2aがゴム部材9を弾性変
形させながら押込まれ、このスイッチ釦2aの裏面中央
部に形成されている可動接点10aがスィッチ基板2b
面の固定接点10bに接触して動作開始スイッチ2がO
Nされる。また、上記拡大プリント指定キー3およびリ
セット/クリアキー4は、フロントケース1aに押込み
可能に嵌合されたキー釦3a、4aと、この両キー釦3
a、4aに対向させてフロントケース1aの内面に取付
けたキー接点基板11とからなっており、これら各キー
3.4は、そのキー釦3a。
4aを押圧してキー接点基板11に接触させることによ
ってONされる。一方、読取り巾指定スイッチ5はスラ
イドスイッチとされている。この読取り巾指定スイッチ
5は、フロントケース1aの表面に横方向にスライド可
能に設けられたスライド操作つまみ5aと、この操作つ
まみ5aのスライド領域に対向させてフロントケース1
aの内面に取付けたスイッチ基板5bとからなっており
、スィッチ基板5b面には操作つまみ5aのスライド方
向に沿わせて多数の固定接点が形成され、操作つまみ5
aにはスィッチ基板5b面を摺動して前記各固定接点に
選択的に接触する可動接点が形成されている。また、第
1図および第6図において、12はフロントケース1a
内に設けられた制御ユニットである。この制御ユニット
12は、回路基板12aに複数のLSIチップ13を取
付けて構成されており、上記スイッチ基板2b、5i)
およびキー接点基板11は図示しないリード線によって
制御回路ユニット12に接続されている。
なお、図示しないが、上記回路基板12aには、上記印
字濃度調節つまみ8を有する印字濃度調節用ボリューム
が取付けられており、印字濃度調節つまみ8の一側部は
フロントケース1aの側面に突出されている。また、1
4aはフロントケース1a内の下端部にその一側に近接
させて設けられた第1主接紙ローラであり、この第1主
接紙ローラ14aは、その下部がフロントケース1a下
に僅かに突出する状態でフロントケース1aに回転可能
に軸支されている。さらにフロントケース1aの下端に
は内方に張出す水平張出し板15が形成されており、こ
の張出し板15上には、原稿面を照明する横長なLDE
アレイ16と、複写装置を原稿または外部記録紙上に置
いたときにこれを検知する紙面検知スイッチ17が設け
られている。この紙面検知スイッチ17は作動ビン17
aを備えたマイクロスイッチとされている。この作動ビ
ン17aは、常時はばね力によりフロントケース1aの
下方に突出する状態に押圧されており、複写装置を原稿
または外部記録紙上に置いたときに紙面に当接して押上
げられるもので、紙面検知スイッチ17は作動ビン17
aの押上げによってONするようになっている。
一方、リヤケースブロックBは、第1図および第6図に
示すように、装置本体1の背面側を構成するりャケース
1bに、電源スィッチを兼ねるモード切換スイッチ6と
、電源ON表示用、メモリ残量表示用および速度警告用
の各LED7a。
7b、7cを設けたものである。上記モード切換スイッ
チ6はスライドスイッチとされている。このモード切換
スイッチ6は、リヤケース1bの表面に横方向にスライ
ド可能に設けられたスライド操作つまみ6aと、この操
作つまみ6aに対向させてリヤケース1bの肉厚内に取
付けられたスイッチ基板6bとからなっており、スィッ
チ基板6b面には操作つまみ6aのスライド方向に沿わ
せて複数の固定接点が形成され、操作つまみ6aにはス
ィッチ基板6b面を摺動して前記各固定接点に接触する
可動接点が形成されている。この操作つまみ6aは、第
3図に示したPポジション(プリントモード切換ポジシ
ョン)と、Rポジション(読取りモード切換ポジション
)と、OFFポジションと、Eポジション(インクテー
プカセット70のイジェクトポジション)とにスライド
移動されるもので、モード切換スイッチ6は、操作つま
み6aがOFFポジションにあるときは電源をOFFさ
せている状態にあり、操作っまみ6aがプリントモード
切換ポジションPまたは読取りモード切換ポジションR
にスライドさせたときに、電源をONさせるとともに複
写装置をプリントモードまたは読取りモードに切換える
ようになっている。なお、このモード切換スイッチ6の
スイッチ基板6bは、図示しないリード線によってフロ
ントケースブロックAの制御ユニット12に接続されて
いる。また、第1図および第6図において、18はりャ
ケースブロック8の下端部に設けられた補助ローラユニ
ットである。この補助ローラユニット18は、リヤケー
ス1b内に上下摺動可能に設けられた昇降プレート19
に、左右一対の補助接紙ローラ18a、18bを取付け
たもので、補助接紙ローラ18a、18bは、昇降プレ
ート19の両側部に両端を支承させた水平0−ラ軸20
に取付けられている。この補助ローラユニット18は、
前記モード切換スイッチ6の操作つまみ6aのスライド
操作に連動して上下動されるようになっている。すなわ
ち、第1図において、21は上記昇降プレート19に形
成された左右一対のカム溝であり、この各カム溝21は
、その両端側に^低差をもつ下段側水平溝部21aと上
段側水平溝部21bを形成し、中央部に上記両水平溝部
21a、21bをつなぐ傾斜溝部21cを形成するとと
もに、上段側水平溝部21bの終端に、上方に立上がる
垂直溝部21dを形成した形状とされている。この各カ
ム溝21には、前記操作つまみ6aに固定した一対のカ
ム溝係合ビン22がそれぞれ摺動可能に係合されている
。このカム溝係合ビン22は、操作っまみ6aのスライ
ド移動によってカム溝21内を摺動移動するもので、こ
のカム溝係合ビン22は、モ・−ド切換スイッチ6の操
作つまみ6aがプリントモード切換ポジションPにある
ときはカムW421の下段側水平溝部21aに位置して
おり、操作つまみ6aを読取りモード切換ポジションR
に移動させたときは傾斜溝部21cを通って昇降プレー
ト19を下降させながら上段側水平溝部21bの始端に
移動し、操作つまみ6aをOFFポジションに移動させ
たときは上段側水平溝部21bの中間に移動し、さらに
操作つまみ6aをイジェクトポジションEに移動させた
とき°は上段側水平溝部21t)の終端つまり垂直溝部
21d下に移動する。
つまり、上記補助ローラユニット18は、モード切換ス
イッチ6をプリントモード切換ポジションPに切換えた
ときに上昇され、モード切換スイッチ6を読取りモード
切換ポジションRに切換えたときに下降されるもので、
この補助ローラユニット18は、プリントモードでは補
助接紙ローラ18a、18bの下端がリヤケース1b下
に前記第1主接紙ローラ14aの下端とほぼ同一レベル
に突出する位置にあり、読取りモードでは補助接紙ロー
ラ18a、18bの下端が第1主接紙ローラ14aより
も下方に突出する位置にくる。また、この補助ローラユ
ニット18は、モード切換スイッチ6をOFFポジショ
ンおよびイジェクトポジションEに切換えたときも読取
りモードのときと同じレベルにあるが、イジェクトポジ
ションEに切換えると、カム溝係合ビン22がカム溝2
1の垂直溝部21d下にきてこの垂直溝部21dに入り
込める状態となるために、この状態では補助ローラユニ
ット18をさらに下方に引下げることができる。なお、
このときの補助ローラユニット18の引下げおよび元位
置への復帰は手動によって行なわれる。
次暢、シャーシブロックCについて説明する。
このシャーシブロックCは、上記フロントケースブロッ
クAとりャケースブロックBとを組合わせて構成される
装置本体1内に収納されるもので、このシャーシブロッ
クCは次のような構成となっている。すなわち、第1図
および第4図〜第7図において、23は装置本体1内に
その一側面に沿わせて垂直に設けられるシャーシであり
、このシャーシ23の下端部には、第2主接紙ローラ1
4bが回転可能に軸支されている。この第2主接紙ロー
ラ14bは、前記フロントケースブロックAに設けた第
1主接紙ローラ14aと対をなすもので、この第2主接
紙ローラ14bは第1主接紙ローラ14aと同一レベル
に設けられており、装Wi本体1は、上記2つの主接紙
ローラ14a。
14b、とりャケースブロックBの2つの補助接紙ロー
ラ18a、18bとの4個の接紙ローラを介して原稿、
または記録紙上に接触されてその紙面上を走査移動され
る。24はシャーシ23の下端側外面に設けられた走査
移動量検出用メインエンコーダユニットである。このメ
インエンコーダユニット24は、上記第2主接紙ローラ
14bの回転によって装置本体1の走査移動量を検出す
るもので、このメインエンコーダユニット24q1シヤ
ーシ23に固定した支軸25に回転可能に軸支された回
転円板26と、この回転円板26の回転量を検出する回
転量検出器27とからなっており、上記回転円板26は
その外周部に全周にわたって多数のスリット26aを一
定間隔で設けたものとされている。また回転量検出器2
7は、回転円板26の外周部をその両面側からかかえる
口字状のものであり、この回転量検出器27には、発光
ダイオード等の発光素子とフォトトランジスタ等の受光
素子(いずれも図示せず)が回転円板26をはさんで対
向するように設けられている。この回転量検出器27は
シャーシ23に固定されている。
上記回転円板26は第2主接紙ローラ14bの回転によ
り回転伝達ベルト28を介して回転されるもので、この
回転伝達ベルト28は第2主接紙ローラ14bおよび回
転円板26とそれぞれ一体回転するプーリ29a、29
bに巻き掛けられている。つまり上記メインエンコーダ
ユニット24は、第2主接紙ローラ14bの回転によっ
て回転される回転円板26の回転量つまり装置本体1の
走査移動量を回転量検出器27によって検出するもので
あり、回転量検出器27は、発光素子からの光が回転円
板26のスリット26aを通って受光素子に受光された
ときにパルス信号を出力するようになっている。30は
シャーシ23の下端側に取付けられた印字ヘッドユニッ
トである。この印字ヘッドユニット30は、ヘッド支持
フレーム31と、サーマル印字ヘッド32と、この印字
ヘンド32を下方に押圧する左右一対の押しばね(コイ
ルばね)33とからなっている。ヘッド支持フレーム3
1は、印字ヘッド32の背面に対向する垂直な背面板部
31aおよびその上縁から前方に張出す水平な上面板部
31bと、これらの先端に形成された垂直な端板部31
cとがらなっており、このヘッド支持フレーム31はそ
の基端をシャーシ23に固定して片持ち支持されている
。また、このヘッド支持フレーム31の端板部31cと
シャーシ23の下端側には、互いに正対させて印字ヘッ
ド支持軸348.34bがそれぞれ水平に固定されてい
る。この印字ヘッド支持軸34a。
34bは、印字ヘッド32の両側面に形成した縦長の長
溝35内に摺動可能に嵌挿されており、印字ヘッド32
はこの印字ヘッド支持軸34a。
34t)に、前後方向に傾動可能にかつ長溝35の長さ
の範囲内で上下動可能に支持されている。また、上記一
対の押しばね33は同じばねカのものとされており、こ
の各押しばね33は、ヘッド支持フレーム31の上面板
部31bと印字ヘッド32の上端面との間に介在されて
印字ヘッド32を下方に押圧している。この各押しばね
33は、印字ヘッド32を適度な接触圧で記録紙面に接
触させるためのもので、印字ヘッド32は、長溝35の
長さの範囲内で上下動しながら記録紙面に常に一定の接
触圧で接触するとともに、装置本体1が記録紙面に対し
て垂直に立った姿勢にあるときはもちろん、装置本体1
が左右に傾いた場合にも、長溝35の長さの範囲内で左
右方向にローリングして常に記録紙面にフラットに接触
するようになっている。また、36および37は印字ヘ
ッド32の前後方向の傾き角を調整するための板ばねお
よびヘッド傾角調整ねじであり、板ばね36は、ヘッド
支持フレーム31の背面板部31aに取付けられて印字
ヘッド支持軸34a、34bより下側において印字ヘッ
ド32の背面に摺動可能に弾接し、ヘッド傾角調整ねじ
37は、ヘッド支持フレーム31の背面板部31aに螺
合挿通されて印字ヘッド支持軸34a、34bより上側
において印字ヘッド32の背面に摺動可能に当接してい
る。このヘッド傾角調整ねじ37は、印字ヘッド32の
前後方向の傾き角つまり記録紙に対する接触角を調整す
る際にドライバによって回されるもので、このヘッド傾
角調整ねじ37をねじ込み方向に回すと、印字ヘッド3
2が板ばね36のばね力に抗して前面側に倒れる方向に
傾動し、ヘッド傾角調整ねじ37を抜き出し方向に回す
と、印字ヘッド32が板ばね36のばね力によって背面
側に倒れる方向に傾動するから、印字ヘッド32の記録
紙に対する接触角を最適な状態に調整することができる
。38はリヤケース1bにヘッド傾角調整ねじ37と対
向させて設けられたドライバ挿入孔38であり、ヘッド
傾角の調整は、上記ドライバ挿入孔38からドライバを
挿入してヘッド傾角調整ねじ37を回すことによって装
置本体1の外部から行われる。なお、このヘッド傾角の
調整は装置本体1内がらインクテープカセット7゜を抜
き出した状態で行なわれる。
一方、第1図および第4図〜第7図において、39は装
置本体1内に装填されるインクテープカセット70のイ
ンクテープ81をプリント動作に応じて巻取るインクテ
ープ巻取りユニットであり、このインクテープ巻取りユ
ニット39は、インクテープカセット7oの巻取側スプ
ール73を巻取り方向に回転させるインクテープ巻取軸
4oとこのインクテープ巻取軸40の駆動モータ41か
らなっている。上記インクテープ巻取軸40は、インク
テープカセット70の巻取側スプール73に嵌入係合す
るもので、このインクテープ巻取軸40は、中心軸40
aに、外周に軸方向に沿うスプール係合凸条を形成した
外軸40bを嵌合同定した構造となっている。このイン
クテープ巻取軸40はその中心軸40aの基端を上記シ
ャーシ23に回転可能に片持ち支承されて水平にシャー
シ23に支持されている。また、巻取軸駆動モータ41
は、インクテープ巻取軸40の上方に位置させてシャー
シ23に形成したモータ収納部42内に固定されており
、そのモータ軸41aはシャーシ23を貫通させてその
外面に突出されている。
そして、このモータ軸41aの先端には、巻取軸駆動ギ
ヤ43が固定されており、この駆動ギヤ43はシャーシ
23に軸支した第1中間ギヤ44および第2中間ギヤ4
5を介してインクテープ巻取軸40の軸端に固定した受
動ギヤ46と噛合されている。また、47は巻取軸駆動
モータ41の回転数からインクテープ巻取軸40の回転
速度つまりインクテープ81の巻取り速度を検出する目
的で設けられたモータ回転検出用エンコーダユニット(
以下モータエンコーダユニットという)であり、このモ
ータエンコーダユニット47は、モータ軸41aに固定
された外周部の1か所にスリット48aを有する回転円
板48と、シャーシ23に固定された回転検出器49と
からなっている。上記回転数検出器49は、前述した走
査移動量検出用メインエンコーダユニット24の回転量
検出器27と同様に、発光素子と受光素子くいずれも図
示せず)とを回転円板49をはさんで対向するように設
けたものであり、この回転検出器49は、回転円板48
が1回転するごとに、つまり発光素子からの光が回転円
板48のスリット48aを通って受光素子に受光された
ときにパルス信号を出力する。また、50はインクテー
プカセット70の供給側スプール74に嵌入係合する供
給側スプール係合軸であり、このスプール係合軸50は
上記インクテープ巻取軸40の下方に水平に設けられて
いる。このスプール係合軸50は、外周に軸方向に沿う
スプール係合凸条を形成した中空軸とされており、シャ
ーシ23に片持ち支持させた固定軸51に回転および軸
方向に摺動可能に嵌装されている。52はスプール係合
軸50内に挿入されたコイルばねからなるブレーキばね
、53は上記固定軸にその軸方向に摺動可能に嵌合され
てスプール係合軸50の先端部内面に摩擦接触するブレ
ーキ部材であり、ブレーキばね52の一端はシャーシ2
3に受止められ、他端はブレーキ部材53に弾接されて
このブレーキ部材53をスプール係合軸50の先端部内
面に押付けている。
すなわち、このブレーキばね52およびブレーキ部材5
3は、インクテープカセット70の供給側スプール74
に嵌入係合してこの供給側スプール74と一体回転する
スプール係合軸50の回転を制動するもので、スプール
係合軸50は、巻取側スプール73へのインクテープ8
1の巻取りにともなってテープ繰出し方向に回転する供
給側スプール74に回転抵抗をかけて、インクチー78
1にパックテンションを与えるようになっている。
また、上記ブレーキばね52は、供給側スプール保合軸
50をその先端方向に押出す作用ももっており、したが
って上記スプール係合軸50は、インクテープカセット
70が装置本体1内に装填されていないときは第4図に
示すように先端方向に押出されている。
また、54は原稿面の画像を読取る読取りユニットであ
り、この読取りユニット54もシャーシ23に取付けら
れている。第8図および第9図は上記読取りユニット5
4の詳細な構造を示したもので、55はシャーシ23に
そのモータ収納部42から前方に張出すように取付けら
れる横長基台であり、この基台55上には横長な読取り
部回路基板56が設けられており、この回路基板56の
下面には、基台55の長さ方向中央部に設けた読取り用
開口58と対向させて、COD等の一次元イメージセン
サ57が受光面を下に向けて取付けられている。このイ
メージセンサ57は、その画素列の方向が装置本体1の
走査移動方向と直交するようにして、回路基板56の長
さ方向に沿わせて取付けられている。また基台55の下
面には1前記読取り用開口58と対向させてレンズ筒5
9が取付けられており、このレンズ筒59内には、LE
Dアレイ16により照明される原稿面からの反射光をイ
メージセンサ57の受光面に結像させる結像レンズ60
が設けられている。上記読取り部回路基板56は、基台
55の両端に突出形成した基板支持部55a上に基板両
端部を摺動可能に支持されて、基板巾方向(イメージセ
ンサ57の画素列方向と直交する方向)に横移動可能に
設けられており、イメージセンサ57は、この回路基板
56を横移動させることによって、画素列が結像レンズ
60の光軸と一致する状態に位W1調整されるようにな
っている。このイメージセンサの位置調整機構について
説明すると、第8図および第9図において、61は読取
りユニット54の両端部に設けられた円板状のセンサ位
ays整つまみであり、このセンサ位置調整つまみ61
は、その中心を貫通させて上記基台55にねじ込み固定
した支軸62に回転可能に軸支されている。また、この
センサ位W1r14整っまみ61の下面には、その回転
中心から偏心させて円板状の回転カム63が一体に形成
されており、この回転カム63は、回路基板56の両端
部に設けられた横長の矩形状開口64内に嵌入されてい
る。上記開口61の巾は、回転カム63の直径とほぼ同
じ巾とされており、回転カム63はその外周面の両側部
において間口64の両側面に摺接している。なお、上記
回転カム63の厚さは回路基板56の厚さとほぼ同じで
あり、センサ位I!調整っまみ61はその外周部におい
て回路基板56の上面に摺接して、回m基板56を浮上
らないように押えている。上記位置調整機構は、センサ
位置調整っまみ61を回すことによって回路基板56を
巾方向に横移動させるもので、センサ位置調整っまみ6
1を回すと、回転カム63の偏心回転によって回路基板
56が第9図に鎖線で示すように横移動されるから、回
路基板56に取付けられているイメージセンサ57の位
置をその画素列が結像レンズ6oの光軸に一致するよう
に調整することができる。なお、センサ位置調整つまみ
61は、その外周部上面に設けた溝部61aにドライバ
等の工具を嵌入させて回される。
また、第1図および第6図において、65はシャーシ2
3の上端部に設けられた電源ユニットであり、この電源
ユニット65は、シャーシ23の上端部に形成した電池
収納部66内に電源電池67を収納して構成されている
すなわち、上記センタブロックCは、第2主接紙ローラ
14bと、回転円板26および回転量検出器27と前記
第2主接紙ローラ14bの回転を回転円板26に伝達す
る機構を備えたメインエンコーダユニット24と、印字
ヘッド32およびその押しばね33とヘッド傾角調整l
l構を備えた印字ヘッドユニット30と、インクテープ
巻取軸40とその駆動モータ41およびモータエンコー
ダユニット47を備えたインクテープ巻取りユニット3
9と、回転制動機構を備えた供給側スプール係合軸50
と、イメージセンサ57および結像レンズ60とイメー
ジセンサ57の位置調整機構を備えた読取りユニット5
4と、Nr!Aユニット65とを、全てシャーシ23に
設けたものである。
そして、複写装置は、上記センタブロックCをそのWi
2主接主接−ローラ14bロントケースブロックA側の
第1主接紙ローラ14aと同一レベルにくるように位置
決めしてリヤケース1b内に収納し、センタブロックC
をそのシャーシ23をリヤケース1bにビス止めしてリ
ヤケースブロック8に取付けるとともに、このリヤケー
スブロック已にフロントケースブロックAを接合してリ
ヤケース1bとフロントケース1aとを嵌め合せること
によって組立てられる。
次に、上記複写装置に使用されるインクテープカセット
70について説明すると、このインクテープカセット7
oは第1図に示すような形状のものとされている。第1
0図はこのインクテープカセット70を分解して示した
もので、71は下端面が開放する縦長箱状のカセットケ
ースであり、このカセットケース71は、装置本体1の
下端とモータ収納部42との間に収まる高さで、かつ装
置本体1内のりャケース1b側にイメージセンサ57の
読取り視野を遮らないように収まる厚さのものとされて
いる。このカセットケース71は、ケース前面と一側面
を形成する前部側ケース体71aと、ケース背面と他側
面を形成する後部側ケース体71bとを組合わせて構成
されるもので、カセットケース71の一側面には、その
下端側に装置本体1の印字ヘッドユニット30をカセッ
トケース71内に入り込ませるための縦長切欠部72が
形成されている。このカセットケース71内には、その
上端側と中間部とに、l!装置本体のインクテープ巻取
軸40および供給側スプール係合軸50にそれぞれ嵌合
する巻取側スプール73および供給側スプール74とが
水平に設けられている。この両スプール73.74は、
内周面に軸方向に沿わせてインクテープ巻取軸40およ
び供給側スプール係合軸50のスプール係合凸条と噛合
う係合溝を形成した中空軸からなっており、この両スプ
ール73.74は、その一端をカセットケース71の一
側面に設けた軸受孔75.76に嵌挿するとともに、他
端をカセットケース71の他側内面に形成した軸受筒7
7.78に挿入して回転可能に支持されている。また、
カセットケース71の下端開放部の前後縁には、一対の
テープガイド軸79a、79bが、その一端を上記切欠
部72の開放端両側部に固定し、他端をカセットケース
71の他側内面に形成したソケット80a。
80bに嵌入固定して水平に設けられている。そして、
供給側スプール74に巻付けられている熱転写インクテ
ープ81は、上記テープガイド軸79a、79bで案内
されてケース下端の開放部を通され、巻取側スプール7
3に巻付けられている。なお、82はカセットケース7
1内に設けられたテープ案内軸である。また、上記供給
側スプール74の内部には、第5図に示すように、供給
側スプール74を供給側スプール係合軸50に完全に嵌
合させたときにこのスプール係合軸50の軸端に当接し
てスプール係合軸5oをその基端方向に押す押込み段部
83が形成されている。
一方、前記装置本体1の側面には、第1図に示すように
、フロントケース1aおよびリヤケース1bの側面を切
欠して形成されたカセット装填口1Cが開口されており
、このカセット装填口1Cには開閉蓋1dが設けられて
いる。この開閉蓋1dは、その−側縁を、カセット装填
口1Gのフロントケース1a側の側縁部にヒンジ部68
により軸支して、フロントケース1aLIR1閉可能に
取付けられている。また、開閉蓋1dの他側線部の内面
には、開閉蓋1dを閉じた状態にロックするためのフッ
ク部材69aが設けられており、カセット装填口1Cの
リヤケース1b側の側縁部には、上記フック部材69a
を掛止するロック突起69bが突設されている。上記フ
ック部材69aは、開閉蓋1dの外面に上下方向にスラ
イド可能に設けたロックつまみ(図示せず)のスライド
操作により上下動されるも、ので、開閉蓋1dを閉じた
状態でロックつまみを下方にスライドさせると、フック
部材69aが上方からロック突起69bに係合して開閉
lidをロックし、またロックつまみを上方にスライド
させると、フック部材69aがロック突起69bの上方
に離脱して開閉l11dのロックが解除される。
そして、前記インクテープカセット70は、上記開閉W
1dを開いてカセット装填口1Cから装置本体1内に挿
入装填される。このインクテープカセット70は、切欠
部72が形成されている側面側から、上記切欠l572
を装置本体1内の印字ヘッドユニット30に合せ、かつ
巻取側スプール73および供給側スプール74の露出端
を装置本体1内のインクテープ巻取軸40および供給側
スプール係合軸50に対向させて挿入されるもので、イ
ンクテープカセット70を装置本体1内に挿入すると、
第5図および第6図に示すように、印字ヘッドユニット
30が上記切欠部72からカセットケース71内に入り
込んで印字ヘッド32の先端がカセッ、ト下端の開放部
に露出しているインクテープ部分にその上方から対向す
る状態になり、また、インクテープ巻取軸40および供
給側スプール係合軸50がインクテープカセット70の
巻取鋼スプール73および供給側スプール74にそれぞ
れ嵌入係合する。この場合、ブレーキばね52によって
先端方向に押出されている供給側スプール係合軸50は
、供給側スプール74が完全に嵌合するまでは押出し状
態にあるが、供給側スプール74が完全に嵌合して供給
側スプール74内の押込み段部83が供給側スプール係
合軸50の軸端に当接すると、供給側スプール係合軸5
0がインクテープカセット70の最11装填位置までの
挿入にともなってブレーキばね52を圧縮させながら第
5図に示すように基端方向に押込まれる。
したがって、インクテープカセット70を装置本体1内
に装填すると、上記ブレーキばね52の反発力によって
ブレーキ部材53が供給側スプール係合軸50の軸端内
面に強く押圧されるようになり、これにより供給側スプ
ール係合軸50は、その回転を制動されて、インクテー
プカセット70の供給側スプール74から繰り出される
インクチー781にパックテンションを与えるようにな
る。
なお、装置本体1内に装填されたインクテープカセット
70は、カセット装填口1cの開閉!!1dを閉じてこ
の開閉111dをロックすることにより、開閉111d
により後側面を受止められてl順位置に保持される。ま
た、装置本体1内へのインクテープカセット70の装填
は、モード切換スイッチ6の操作つまみ6aをイジェク
トポジションEに切換えた後に、補助ローラユニット1
8を引下げてから行なえばよく、このようにすれば、装
置本体1のカセット装填口1c側にある補助接紙ローラ
18aがカセット装填の邪魔になることはない。
これは、装置本体1内からインクテープカセット70を
抜き出す場合も同様である。上記補助ローラユニット1
8の引下げは、手でローラ軸2oを下方に引くことで行
なわれるもので、モード切換スイッチ6の操作つまみ6
aをイジェクトポジションEに切換えると、上記操作っ
まみ6aとともに移動するカム溝係合ビン22が昇降プ
レート19のカム溝21の垂直溝部21dの下にくるか
ら、補助ローラユニット18を引下げることができる。
また、装置本体1内がらのインクテープカセット70の
抜き出しは、開閉11dを開いて行なわれるが、この場
合、インクテープカセット70の供給側スプール74に
嵌入係合している供給側スプール係合軸50はブレーキ
ばね52によって先端方向に押圧されているために、開
閉蓋1dを開くと、ブレーキばね52のばね力により供
給側スプール係合軸5,0とともにインクテープカセッ
ト70がカセット装填01C側に押出されて、インクテ
ープカセット70の側部がカセット装填口1Cから外部
に突出するから、インクテープカセット70の抜き出し
を容易に行なうことができる。
第11図は上記小型複写装置の構成を模式的に示したも
ので、この小型複写装置は、制御ユニット12およびL
EDアレイ16を組込んだフロントケースブロックAと
、補助ローラユニット18を組込んだりャケースブロッ
クBと、メインエンコーダユニット24、印字ヘッドユ
ニット30、インクテープ巻取リユニット39、読取り
ユニット54および電源ユニット65を組込んだセンタ
ブロックCとの3つのブロックがらなっており、フロン
トケースブロックAのLEDアレイ16およびセンタブ
ロックCの各ユニット24.30゜47.54および6
5は、それぞれリード線またはフラットケーブル等のフ
レキシブルコネクタ90によってフロントケースブロッ
クAの制御ユニット12に接続されている。
次に、前記第1図における制御ユニット12の回路基板
12aを中心として形成される電子回路の構成について
第12図により説明する。メインエンコーダユニット2
4は、上記したように回転円板26、回転量検出器27
等により構成されており、装置本体1の移動量に応じた
パルス信号、すなわち移動量検出信号と、装置本体1の
移動方向に対応する上記回転円板26の正転/逆転検出
信号とを出力する。このメインエンコーダユニット24
から出力される移動量検出信号は、制御部101、タイ
ミング信号発生部1o2、速度検出811103、モー
タ駆動11Jtll1104へ送うレル。
また、正転/逆転検出信号は、制御部1o1、りイミン
グ信号発生部102、モータ駆動1lIIj御部104
へ送られる。上記制御部101にGよ、前記第2図及び
第3図における動作開始スイッチ2、拡大プリント指定
キー3、リセット/クリアキー4、読取り巾指定スイッ
チ5、モード切換スイッチ6、印字濃度a節つまみ8等
のキー及びスイッチ105から操作信号が与えられると
共に、サーマル印字ヘッド32の温度及び記録紙すの温
度を検出するyA度センサ106から温度検出信号が与
えられる。更に、制御部101は、図示しなし)が内部
に電源電圧検出器を備えている。そして、制御部101
−は、上記キー及びスイッチ107からの操作信号に応
じてLED部107における電源ON表示用LED7a
、メモリ残量表示用LED7b、速度警告用LED7c
の点灯I制御及びその他各部の制御動作を行なうと共に
、モード切換スイッチ6により指定される読取りモード
或いはプリントモードに応じてタイミング信号発生部1
02に動作指令R,Pを与える。この場合、制御部10
1は、読取りモードであれば動作命令R1また、プリン
トモードであれば動作命令Pをタイミング信号発生部1
02に与える。
上記タイミング信号発生部102は、制御部101から
動作命令Rが与えられた場合は、一定周期のCOD露光
タイミング信号を発生すると共に、メインエンコーダユ
ニット24から与えられる移動量検出信号に同期して所
定数の読取タイミング信号A1シリアル/パラレル変換
信号B1クロックパルスC等の各種タイミング信号を発
生する。また、タイミング信号発生部102は、制御部
101から動作命令Pが与えられた場合は、上記メイン
エンコーダユニット24から正転検出信号が与えられる
場合のみ上記移動量検出信号に同期してプリントタイミ
ング信号を発生する。そして、上記タイミング信号発生
部102から出力されるCOD露光タイミング信号は一
次元イメージセンサ57に、読取タイミング信号AはA
/D変換部109に、シリアル/パラレル変換信号Bは
シリアル/パラレル変換部110に、クロックパルスC
はアドレスカウンタ111及び読取り巾メモリアドレス
制御部112に、それぞれ送られる。
上記−次元イメージセンサ57は、原稿aからの反射光
をCOD露光タイミング信号に同期して読取り、アンプ
10Bを介してA/D変換部109へ出力する。このA
/D変換部109は、入力信号を読取タイミング信号A
によりて白黒2値の信号に変換し、シリアル/パラレル
変換部110に出力する。このシリアル/パラレル変換
部110は、入力信号をシリアル/パラレル変換信号B
により例えば8ビツト毎にパラレル信号に変換し、デー
タセレクタ113を介して画像データメモリ114に出
力する。また、データセレクタ113は、そのデータラ
インが上記制御部101に接続されており、制御部10
1からのセレクト信号りによりシリアル/パラレル変換
部110あるいは制御部101の一方が選択される。上
記画像データメモリ114の書込みアドレス(行及び桁
アドレス)は、読取り巾メモリアドレス制御部112に
より示され、アドレスカウンタ111により指定される
。ここで、読取り巾メモリアドレス制御部112には、
前記第3図における読取り巾指定スイッチ5の走査に基
づく読取り巾アドレスデータが制御部101から与えら
れ、指定読取り巾に対応するアドレス数でアドレスカウ
ンタ11による書込み指定アドレスがカウントアツプさ
れる。
つまり、読取り巾指定スイッチ5に沿って描かれた巾目
盛りの0点から操作つまみ5aを合わせた目盛りまでの
間の画像データだけを画像データメモリ114に書込み
記憶させる。また、画像データメモリ114の読出しア
ドレスも、制御部101よりアドレスカウンタ111を
介して与えられるが、この場合も、読取り巾メモリアド
レス制御部112に設定される読取り巾アドレス数に基
づき、印字−行方の読出しアドレスが指定される。ここ
で、上記タイミング信号発生回路102は、読取り走査
移動の開始後、装置本体1下面側の読取り位置からその
進行方向端部までの距離に相当するメインエンコーダパ
ルスが与えられないと、アドレスカウンタ111に対す
るクロックパルスを発生しないので、実際には、上記読
取り位置がVt装置本体の初期設置位置における読取り
方向端部位置に進むまで、画像データメモリ114に対
する読取りデータの書込みは行なわれない。
また、画像データの読取り終了時においては、画像デー
タメモリ114に書込まれた画像データの、装置本体1
下面側の読取り位置からその進行逆方向端部までの距離
に相当するアドレス分がクリアされるので、実際には、
装置本体1の最終設置位置における反読取り方向端部ま
での画像データの読取りしか行なわれない。つまり、前
記第7図における装置本体1の読取り状態では、本体初
期設置位置における右側面端部から本体最終設置位置に
おける左側面端部までの間に位置する画像データの読取
りが行なわれることになる。
しかして、上記原稿の読取りが終了し、その後、プリン
トモードに切換えられると、III tl1部101は
上記したように動作命令Pをタイミング信号発生部10
2に出力すると共に、メインエンコーダユニット24か
らの移動量検出信号に応じて画像デ上タメモリ114の
記憶データをデータセレクタ113を介して順次読出す
。この制御部101は、画像データメモリ114から画
像データを読出すと、温度センサ106からのヘッド温
度、電源電圧検出器の検出データ及び印字濃度調節っま
み8の値を基に通電時間を設定し、プリントデータとし
てサーマルヘッド駆動回路115へ出力する。このサー
マルヘッド駆動回路115は、制御部101からプリン
トデータが送られてくると、タイミング信号発生部10
2からのタイミング信号に同期してサーマル印字ヘッド
32を駆動する。
ここで、モータ駆動制御部104がメインエンコーダユ
ニット24からの装置本体1の移動量検出信号に基づき
、巻取軸駆動モータ41に適切なモータ駆動パルス信号
を与えることで、第6図におけるインクテープカセット
70の供給側スプール74から繰出されたインクテープ
81が、サーマル印字ヘッド32に接しながら巻取側ス
プール73に巻取られる。この場合、モータエンコーダ
ユニット47により巻取軸駆動モータ41の回転が検出
され、上記モータエンコーダユニット47の検出信号に
基づいてインクチー781の巻取り速度が装置本体1の
移vJmに合った速度になるよう、上記モータ駆動制御
部104により巻取軸駆動モータ41がトルク制御され
る。なお、上記メインエンコーダユニット24から逆転
検出信号が与えられる状態では、巻取軸駆動モータ41
に対する駆動パルスは出力されず、インクチー181の
巻取りは行なわれない。
第13図は第12図におけるタイミング信号発生回路1
02の内部構成を示すもので、まず、制御部101から
読取り動作命令Rが与えられると、メインエンコーダユ
ニット24からのエンコーダパルスに同期してカウンタ
CTがカウント動作を開始すると共に、読取りタイミン
グ信号発生回路102a及びシリアル/パラレル信号発
生回路102bがそれぞれA/D変換部109に対する
読取りタイミング信号A及びシリアル/パラレル変換部
110に対するシリアル/パラレル変換信号Bを発生す
る。ここで、カウンタCTは、装置本体1下面側の読取
り位Iarからその進行方向端部までの距離Qlに相当
する移動量のエンコーダパルスをカウントすることでカ
ウンタキャリを発生するもので(第16図(A)参照)
、つまり上記読取り位置rが距離多1を移動した時点か
らアドレスカウンタタイミング信号発生回路102cか
らアドレスカウンタ111に対するクロックパルスが発
生される。
一方、制御部101からプリント動作命令Pが与えられ
ると、メインエンコーダユニット24がらのエンコーダ
パルスに同期して、サーマルヘッド駆動回路115に対
しプリントタイミング信号が発生される。
次に、第14図(A)及び(B)はそれぞれ前記第6図
及び第7図における紙面検知スイッチ17の構造を示す
もので、作動ビン17aはその先端に小型の接紙ローラ
を備えている。第14図(A)における装置本体1を原
稿a上あるいは記録紙す上に置かない状態では、作動ビ
ン17aはフロントケース1a下面に対しばね17bの
ばね力により突出し、接点17c、17dは接触しない
。一方、第14図(B)における装置本体1を例えば原
稿8面上に置いた状態では、作動ビン17aはばね17
bのばね力にに抗して矢印1で示す方向に押され、接点
170.17dが接触する。すなわち、装置本体1を原
稿8面上あるし′%番よ記録紙す面上に置くことで紙面
検知スイッチ17からのH″(ハイ)レベル信号が制御
部101へ出力される。
第15図は上記紙面検知スイッチ17と動作開始スイッ
チ2との組合せ回路を示すもので、各スイッチ2及び1
7からのスイッチング信号は、それぞれ共にアンドゲー
トAND4及びノアゲートNORに入力され、アンドゲ
ートAND4の出力はフリップフロップFFのセット端
子Sに、ノアゲートNORの出力はフリップ70ツブF
Fのリセット端子Rに与えられる。そして、上記フリッ
プ70ツブFFのQ出力が動作開始指令信号として制御
部101に与えられる。つまり、動作開始スイッチ2及
び紙面検知スイッチ17の両方がONLで上記動作開始
指令信号°が出力され、両方がOFFしてその出力が停
止される。したがって、ユーザの意思及び装置本体1の
紙面に対する設置状態に応じた確実な読取り及びプリン
ト動作が行なえることになる。
次に上記構成による小型複写装置の動作について説明す
る。原稿に記録されている文字、画像等の情報を読取る
場合には、まず、モード切換スイッチ6をOFFポジシ
ョンから読取りモード切換ポジションRに切換える。モ
ード切換スイッチ6を読取りモード切換ポジションRに
切換えると、電源がONされると共に、制御部101が
読取りモードになる。このとき制御部101は、LED
部107における電源ON表示用LED7aを点灯し、
電源がオンしたことを表示すると共に、動作命令Rをタ
イミング信号発生部102に与える。
この際、第1図におけるカム溝係合ビン22がカム溝2
1の上段側水平溝部21bの始端に移動して補助ローラ
ユニット18が下降され、補助接紙ローラ18a、18
bが主接紙ローラ14a。
14bよりも下方に突出する。しかして、ユーザーは、
この状態で第7図に示すように装置本体1の前面に設け
られている動作開始スイッチ2をONさせ、装置本体1
を、主接紙ローラ14a。
14b及び補助接紙ローラ18a、18bを原稿a面に
接触させて置く。このとき、例えば第16図(A)に示
すように、原WAa面上の画像データrABCDJのう
ちrBcJのみ読取りたい場合には、装置本体1の右側
面を読取り範囲の左端に合わせる。このように、装置本
体1を原稿a上に置くと、紙面検知スイッチ17が原l
ia面に当接してONL、この紙面検知スイッチ17と
上記動作開始スイッチ2との両方のスイッチのONによ
って制御部101が読取り動作状態となってLEDアレ
イ16が点灯する。なお、これは後述するプリントを行
なう場合も同様であり、この場合も制御部101は、紙
面検知スイッチ17と動作開始スイッチ2との両方がO
NLだ時にプリント動作状態となる。この後、装置本体
1を原稿a上に置いた状態のまま、原稿a面に沿わせて
前方(装置本体1の前面方向)Xに手動で走査移動させ
ると、LEDアレイ16からの投射光が原稿a面に照射
され、その反射光が結像レンズ60を介して一次元イメ
ージセンサ57に入射する。一方、原稿a面に接して装
置本体1の移動に伴って回転する各接紙ローラのうち、
第2接紙ローラ14bの回転によってメインエンコーダ
ユニット24の回転円板26が回転する。この回転円板
26の回転により、回転量検出器27から装置本体1の
移動量に応じたパルス信号が出力される。つまり、この
回転量検出器27から出力されるパルス信号が第12図
におけるメインエンコーダユニット24の出力となり、
複写装置本体1に対する移動量検出信号として制御部1
01、タイミング信号発生部102、速度検出部103
、モータ駆動制御部104へ送られる。この場合、メイ
ンエンコーダユニット24からは、正転検出信号が制御
部101、タイミング信号発生部102、モータ駆動制
御部104に対し出力される。
一方、タイミング信号発生部102は、制御部101か
ら読取り動作命令Rが与えられると、−定周期のCCD
露光タイミング信号を発生し、−次元イメージセンサ5
7に与えると共に、メインエンコーダユニット24から
与えられる移動量検出信号に応じて、読取りタイミング
信号A及びシリアル/パラレル変換信号Bを発生し、A
/D変換部109及びシリアル/パラレル変換部110
へそれぞれ出力する。ここで、第13図におけるタイミ
ング信号発生部102は、第16図(A)における距離
!21に相当するエンコーダパルスをカウントした時点
からクロックパルスCを発生し、アドレスカウンタ11
1及び読取り巾メモリアドレス制御部112に出力する
しかして、上記−次元イメージセンサ57は、タイミン
グ信号発生部102から上記CCD露光タイミング信号
に同期して原稿a面からの反射光゛ に応じた信号、す
なわち画像信号を出力する。この−次元イメージセンサ
57の出力信号は、アンプ108により増幅されてA/
D変換部109へ送られる。このA/D変換部109は
、アンプ108を介しで送られてくる画像信号をタイミ
ング信号発生部102からの読取りタイミング信号Aに
同期してシリアルなデジタル信号に変換し、シリアル/
パラレル変換部110へ出力する。このシリアル/パラ
レル変換部110は、タイミング信号発生部102から
送られてくるシリアル/パラレル変換悟りBに同期して
シリアル入力信号を例えば8ビツト毎にパラレルの画像
データに変換し、データセレクタ113へ出力する。こ
のデータセレクタ113は、読取りモードが指定されて
いる場合には、制御部101からのセレクトDによりシ
リアル/パラレル変換部110側に切換えられている。
従って、上記シリアル/パラレル変換部110から出力
される画像データは、データセレクタ113を介して画
像データメモリ114へ送られる。この画像データメモ
リ114の書込みアドレスは、アドレスカウンタ111
のカウント出力により指定される。このアドレスカウン
タ111は、タイミング信号発生部102からのクロッ
クパルスCにより順次桁アドレスが「+1」され、画像
データメモリ114のアドレスを指定する。そして、タ
イミング信号発生部102は、画像データメモリ114
に1行分の画像データが逼込まれると、タイミング信号
の発生を停止し、メインエンコーダユニット24から次
の移動量検出信号が送られてくるまで待機状態となる。
この場合、読取り巾指定スイッチ5により予め原稿aの
読取り巾が指定されると、その指定中に換算したアドレ
ス数データが読取り巾メモリアドレス制御部112にセ
ットされる。すると、アドレスカウンタ111は、上記
指定読取り巾対応のアドレス数データに1行分の書込み
アドレスを一致させ、画像データメモリ114に対し繰
返しアドレス指定する。つまり、イメージセンサ57で
読取った画像データのうち、第2図における巾目盛りの
0点から操作つまみ5aを合わせた目盛りまでの間の画
像データだけが、上記画像データメモリ114に書込ま
れることになる。
ここで、アドレスカウンタ111には、装置本体1が距
l!liλlを移動するまでクロックパルスCが与えら
れないので、それまで、イメージセンサ57により読取
られた画像データは画像データメモリ114には書込ま
れず無効になる。以下同様の動作が繰返され、原8Ia
面上の装置本体1の初期設置位置における右側面位置か
らX方向に読取った画像データが1i像データメモリ1
14に順次書込まれる。
この後、原稿a面の画像データrBCJ上を装置本体1
を走査移動させ、その左側面位置を被読取り範囲の右端
に合わせ、そして、動作開始スイッチ2をOFFさせ、
さらに装置本体1を原稿aから離間して紙面検知スイッ
チ17をOFFさせると、所定の読取り終了処理動作が
開始される。
第17図は上記読取り終了処理動作を示すフローチャー
トであり、上記各スイッチ2.17から動作開始指令信
号が与えられる状態では、制御部101から引続き読取
り動作命令Rが出力されるが(ステップ81.82)、
上記動作開始指令信号が与えられなくなると、制御部1
01からの読取り動作命令Rの出力が停止される(ステ
ップS1→83)。そして、データセレクタ113が制
御部101側に切換えられて制御部1016tら画像デ
ータメモリ114に対しクリアデータが出力されると同
時に、アドレスカウンタ111にダウンカウント制御信
号が与えられ、所定アドレス分のダウンカウントが開始
される(ステップ84〜S7)。ここで、上記所定アド
レス分とは、第16図(A)における装置本体1の下面
側読取り位Hrから読取り進行方向とは逆方向の端部位
置、つまり装置本体1の左側面位置までの距mβ2に相
当するアドレス分であり、この読取り終了時における装
置本体1の左側面から距離22間に対応する読取り画像
データは、画像データメモリ114から消去されること
になる。すなわち、装置本体1の読取り最II設置位置
における左側面位置から読取り位置rまでの画像データ
は無効になる。したがって、装置本体1の走査移動開始
時における右側面位置から移動終了時における左側面位
置までを原稿aに対する画像データの被読取り範囲とし
て規定でき、所望の画像データが容易且つ正確に読取ら
れるようになる。
ここで、上記原稿aの読取りを行なう場合には、補助接
紙ローラ18a、、18bを主接紙ローラ14a、14
bよりも下方に突出させているので、装置本体1は、第
7図に示すように、前方にやや傾いた姿勢で走査移動さ
れることになる。したがって、装置下面に突出している
印字ヘッド32の先端及びその下のインクチー781が
原稿a面に摺接することは無く、印字ヘッド32の摩耗
及びインクチー181による原稿a面の汚れは防止され
る。
なお、速度検出部103おいては、メインエンコーダユ
ニット24からのパルス信号に基づいて装置本体1の移
動速度が検出され、その移動速度が速過ぎると、LED
部1部子07ける速度警告用LED7cが点灯され、ユ
ーザに対し警報が行なわれる。これは、プリント時にお
いても同様である。また、上記の読取り途中で画像デー
タメモリ114のメモリ残量が少なくなると、メモリ残
量表示用LED7bが点灯され、メモリ残量が少ないこ
とが報知される。
次に、上記のようにして原稿aから読取った画像データ
をプリント・アウトする場合の動作について説明する。
画像データをプリント・アウトする場合は、モード切換
スイッチ6をプリントモード切換ポジションPに切換え
る。このモード切換スイッチ6をプリントモード切換ポ
ジションPに切換えると、制御部101はプリントモー
ドとなり、セレクト信@Dによりデータセレクタ113
を制御部101側に切換える。この際、カム溝係合ビン
22がカム溝21の下段側水平溝部21aに移動して補
助ローラユニット18が上昇され、補助接紙ローラ18
a、18bが主接紙ローラ14a、14bと同一突出レ
ベルとなる。この状態でユーザーは、第6図で示すよう
に、複写装置本体1を各接紙ローラ14a、14b及び
18a。
18bをノート等の外部記録紙す面に接触させて置く。
このように、装置本体1を記録紙す上に置くと、紙面検
知スイッチ17が記録紙す面に当接してONすると共に
、印字ヘッド32がインクテープ81を介して記録紙す
面に接触する。この場合、印字ヘッド32は、記録紙す
との接触により押しばね33を圧縮させながら各接紙ロ
ーラ14a、14b及び18a、18bの記録紙接触レ
ベルまで上昇し、押しばね33の反発力によって記録紙
す面に押圧接触される。この後、動作開始スイッチ2を
ONさせると、制御部101からプリント動作命令Pが
出力され、複写装置本体1を記録紙す面に沿わせて前方
に走査移動させると、この装置本体1の移動に伴い上記
各接紙ローラが回転し、第2主接紙ローラ14bの回転
が回転伝達ベルト28を介して回転円板26に伝達され
る。
この回転円板26の回転に伴ってメインエンコーダユニ
ット24から上記読取り時と同様に装置本体1の移動速
度に応じた移動量検出信号が取出される。
上記装置本体1の前進移動を開始することでメインエン
コーダユニット24から移動量検出信号及び正転検出信
号が出力されると、モータ駆動制御部104により巻取
軸駆動モータ41が駆動される。これにより、インクテ
ープ巻取軸40が回転駆動されてインクテープカセット
70の巻取側スプール73が巻取方向に回転され、供給
側スプール74から繰り出されるインクテープ81がサ
ーマル印字ヘッド32の発熱部を通り上記巻取側スプー
ル73に巻取られる。この場合、モータエンコーダユニ
ット47により巻取軸駆動モータ41の回転が検出され
、モータ駆動制御部104は、上記モータエンコーダユ
ニット47から与えられる検出信号に基づき、インクチ
ー181の巻取り速度が装置本体1の移動量、つまりプ
リント速度に合うように巻取軸駆動モータ41のトルク
制御を行なう。このモータトルク制御は、巻取軸駆動モ
ータ41が1回転する毎に、モータ駆動制御部104に
おいて、モータエンコーダユニット47からのパルス信
号周期と、メインエンコーダユニット24からのエンコ
ーダパルスの数とを比較して行なわれるもので、上記モ
ータ41が1回転する間にメインエンコーダユニット2
4から与えられるエンコーダパルス数が所定値よりも多
い場合(装置本体1の移動速度がテープ巻取り速度より
も速い場合)には、モータ駆動パルス巾を長くしてテー
プ巻取り速度を増透させ、また、エンコーダパルス数が
所定値よりも少ない場合(装置本体1の移動速度がテー
プ巻取り速度より遅い場合)には、モータ駆動パルス巾
を短くしてテープ巻取り速度を減速させる。これは、巻
取側スプール73のテープ巻取り径が大きくなってモー
タ41に掛かる負荷が増加した場合も同様であり、モー
タ41に掛かる負荷の増加によりテープ巻取り速度が遅
くなった場合にも、モータ41が1回転する間のエンコ
ーダパルス数が所定値よりも多くなるから、この時も自
動的にモータ41のトルクが増加されテープ巻取り速度
が増速される。
一方、上記制御部101は、メインエンコーダユニット
24から送られてくる移動量検出信号に応じて、タイミ
ング信号発生部102に1行印字命令を出力し、このタ
イミング信号発生部102は、サーマルヘッド駆動回路
115にプリントタイミング信号を出力する。また、制
御部101は、メインエンコーダユニット24からの移
動量検出信号に応じて画像データメモリ114の行及び
桁アドレスを順次指定し、画像データメモリ114に記
憶されている画像データをデータセレクタ113を介し
て読出し、サーマルヘッド駆動回路115へ1行分づつ
出力する。更に制御部101は、1行印字命令が与えら
れると、印字データの黒字数、湿度センサ106からの
ヘッド温度、電源電圧検出器の電圧検出信号、印字濃度
調節つまみ8の調節値等を基にサーマル印字ヘッド32
に対する通電時間を設定し、画像データメモリ114か
ら読出した画像データをサーマルヘッド駆動回路115
へ出力する。このサーマルヘッド駆動回路115は、制
御部101からの制御デ〒り及びタイミング信号発生部
102からのタイミング信号に従ってサーマル印字ヘッ
ド32を駆動する。このサーマル印字ヘッド32の駆動
により、画像データがインクチー781を介して記録紙
す上に熱転写される。この場合、装置本体1の移動に伴
い、巻取軸駆動モータ41によりインクテープ巻取軸4
0が回転駆動され、供給側スプール74からインクテー
プ81の未使用部分が送り出され、上記サーマル印字ヘ
ッド32によりプリントされた後の使用済み部分が巻取
側スプール73に順次巻き取られる。上記のようにして
複写Vl装置本体を移動操作することにより、画像デー
タメモリ114に記憶されている画像データが記録紙す
に順次プリントされる。
ここで、例えば前記第16図(A)で示したように読取
り処理を行なった場合には、第16図(B)で示すよう
に、その読取り範囲に対応する画像データ「8C」がプ
リントされることになり、読取り位置rが実際に走査移
動した原稿範囲でも、読取り開始時及び読取り終了時に
おいてユーザには見えない画像データrAJ及びrDJ
の一部範囲As 、Q2が第16図(C)に示すように
プリントされることはない。これにより、所望の画像デ
ータの正確な読取り/プリントが可能になる。
なお、記録紙すにプリントされる画像データは、原稿a
からの読取り巾と同−巾でプリントされるが、予め第2
図における拡大プリント指定キー3により拡大プリント
を指定すれば、上記自作データを所定比率の巾に拡大さ
せてプリントすることができる。また、プリント終了後
に、リセット/クリアキー4を押せば、同一画像データ
を繰返しプリントすることができる。ここで、上記小型
複写装置は、印字ヘッド32を押しばね33のばね力で
記録紙すに押圧接触させているので、印字ヘッド32を
常に一定の圧力で記録紙すに接触させてプリントを行な
わせることができる。さらに、印字ヘッド32をローリ
ング回動可能に設けているため、走査移動中に装置本体
1が左右に傾いても、印字ヘッド32は;装置本体1の
傾き角だけ反対側にローリングして常にフラットに記録
紙す面に接触するから、プリント画像がかすれたりする
ことはない。
したがって、上記構成の小型複写装置によれば、装置本
体1を走査移動させることで原稿a上の画像データを読
取り、記録紙す面にプリントすることができるばかりか
、動作開始スイッチ2及び紙面検知スイッチ17の両方
がONすることで制御部101から読取りあるいはプリ
ント動作命令R1Pを出力させるので、例えば画像デー
タの読取りに際し、装置本体1の下面が原稿8面に確実
に当接してないのに、読取り動作が開始されることはな
い。
また、上記実施例では、読取り動作の終了時において、
画像データメモリ114に読取り書込んだ画像データを
一部消去する構成としたが、読取り動作中に動作開始ス
イッチ2又は紙面検知スイッチ17の何れか一方がOF
Fすることがあっても、両スイッチ2.17が0FFt
、、ない限り制御部101からの読取り動作命令Rの出
力が停止されないので、必要な画像データが誤って消去
されることはない。
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、装置本体の下面に対して
紙面に当接してON動作する紙面検知スイッチを設け、
この紙面検知スイッチとユーザにより操作される動作ス
イッチとの両方がON動作した際に、画像データの読取
り動作あるいはプリント動作が実行されるよう構成した
ので、例えばユーザにより単に動作スイッチが操作され
たのみでは、読取りあるいはプリント動作が開始される
ことなく、装置本体の操作ミスによる読取りミスあるい
はプリントミスを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の小型電子機器の一実施例に係わる小型複
写vi置を示したもので、第1図は分解斜視図、第2図
及び第3図は正面図及び背面図、第4図は縦断正面図、
第5図はインクチー7カセツトを装填した状態の縦断正
面図、第6図及び第7図はプリント状態及び読取り状態
の縦断側面図、第8図及び第9図は読取りユニットの縦
断正面図及び平面図、第10図はインクテープカセット
の分解斜視図、第11図は小型複写装置の基本構成を示
す模式図、第12図は上記小型複写装置の電子回路全体
の構成を示すブロック図、第13図は上記小型複写装置
のタイミング信号発生回路の内部構成を示す回路図、第
14図(A)及び(B)はそれぞれ上記小型複写装置に
おける紙面検知スイッチの動作構造を示す図、第15図
は上記小型複写装置における動作開始スイッチ及び紙面
検知スイッチの組合せ回路を示す図、第16図(A)〜
(C)はそれぞれ上記小型複写装置による画像データの
読取り及びプリント状態を示す図、第17図は上記小型
複写装置による読取り終了処理動作を示すフローチャー
トである。 1・・・装置本体、A・・・フロントケースブロック、
1a・・・フロントケース、B・・・リヤケースブロッ
ク、1b・・・リヤケース、C・・・シャーシブロック
、2・・・動作開始スイッチ、3・・・拡大プリント指
定キー、4・・・リセット/クリアキー、5・・・読取
り巾指定スイッチ、6・・・モード切換スイッチ、7a
・・・電源ON表示用LED、7b・・・メモリ残澄表
示用LED、7c・・・速度警告用LED、8・・・印
字濃度調節つまみ、12・・・制御ユニット、12a・
・・回路基板、14a、14b・・・主接紙ローラ、1
6・・・LEDアレイ、17・・・紙面検知スイッチ、
17a・・・作動ピン、18・・・補助ローラユニット
、18a。 18b・・・補助接紙ローラ、19・・・昇降プレート
、21・・・カム溝、22・・・カム溝係合ビン、24
・・・メインエンコーダユニット、26.48・・・回
転円板、26a、48a・・・スリット、27・・・回
転量検出器、28・・・回転伝達ベルト、30・・・印
字ヘッドユニット、32・・・サーマル印字ヘッド、3
3・・・押しばね、39・・・インクテープ巻取りユニ
ット、40・・・インクテープ巻取軸、41・・・巻取
軸駆動モータ、43.44.45.46・・・ギヤ、4
7・・・モータエンコーダユニット、49・・・回転検
出器、50・・・供給側スプール係合軸、54・・・読
取りユニット、56・・・読取り部回路基板、57・・
・−次元イメージセンサ、60・・・結像レンズ、61
・・・センサ位flall整つまみ、65・・・電源ユ
ニット、70・・・インクテープカセット、71・・・
カセットケース、73・・・巻取側スプール、74・・
・供給側スプール、81・・・インクテープ、101・
・・制御回路、102・・・タイミング信号発生部、1
02a・・・読取りタイミング信号発生回路、102b
・・・シリアル/パラレル信号発生回路、102C・・
・アドレスカウンタタイミング信号発生回路、103・
・・速度検出部、104・・・モータ駆動制御部、10
5・・・キー及びスイッチ、106・・・温度センサ、
107・・・LED部、108・・・アンプ、109・
・・A/D変換部、110・・・シリアル/パラレル変
換部、111・・・アドレスカウンタ、112・・・読
取り巾メモリアドレス制御部、113・・・データセレ
クタ、114・・・画像データメモリ、115・・・サ
ーマルヘッド駆動回路、CT・・・カウンタ、a・・・
原稿、b・・・記録紙。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図    第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 網郁部101、 第15図 第17図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 筺体の下面に画像データの読取り部及びプリンタあるい
    はその何れか一方を有し、し、該筺体下面を原稿あるい
    は記録紙に当接させて画像データの読取りあるいはプリ
    ントを行なう小型電子機器において、上記筺体の下面が
    原稿あるいは記録紙面に当接したことを検知する紙面検
    知手段と、上記画像データの読取り動作あるいはプリン
    ト動作を行なうことを命令する動作命令手段と、上記紙
    面検知手段及び動作命令手段の状態に基づき上記読取り
    部あるいはプリンタの動作を制御する手段とを具備した
    ことを特徴とする小型電子機器。
JP62128822A 1987-05-26 1987-05-26 小型電子機器 Pending JPS63292868A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62128822A JPS63292868A (ja) 1987-05-26 1987-05-26 小型電子機器
US07/197,989 US4894730A (en) 1987-05-26 1988-05-24 Manually sweeping contact sensitive copier with image data memory

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62128822A JPS63292868A (ja) 1987-05-26 1987-05-26 小型電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63292868A true JPS63292868A (ja) 1988-11-30

Family

ID=14994272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62128822A Pending JPS63292868A (ja) 1987-05-26 1987-05-26 小型電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63292868A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093915A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Brother Ind Ltd 印字装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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