JPS63291614A - 水流フィルタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、空気の除塵、清浄化のためのフィルターに関
するものである。

〔背景技術〕

従来の吸着式あるいは粘着式のフィルター装置では、汚
れがフィルター自身に付着した場合、フィルターの定期
的な清掃交換が必要であった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、フィルター自体に汚れが付着すること
を防止し、清掃・交換の不用な水流フィルターを提供す
ることである。

〔発明の開示〕

本発明の水流フィルターは、表面が親水生の線材を、一
端から他端に下降するように並設し、該一端に給水装置
を接続し、該他端に排水機を接続することを特徴とする
ものである。即ち表面が親水性の線材の一端のすべてか
ら、水が流れ落ちることのできるように設置された給水
装置と、汚れを吸着した後、該線材の他端から流れ落ち
る流水を回収する排水機とを備えたものである。

本発明の構成によれば、本水流フィルターを通過する汚
れを含んだ空気が、該線材を流れる水に接触した際、汚
れが流水に吸着し、流水と共に該排水機に流れ落ちる。

このことにより、該線材に汚れが付着することなく、空
気を清浄化することができる。

スＪ１舛 本発明の一実施例を第１図及び第２図に基づいて説明す
る０本発明の水流フィルターは、一端から他端に下降す
るよう並設した表面が親水性の線材１と、該線材１の一
端から水を流すための流れ孔３をもつ給水装置２と、該
線材１の他端の下部に設置された排水機４と、給水装置
２に設けられた流水人口５とを備えたものである。

第２図は、本発明の線材１の断面の拡大表示である。該
線材１は、親水性材料によって被覆されているが（斜線
部）、親水性材料としては、界面活性剤、合成シリカを
樹脂に混ぜたものが一般的である。

第３図は、本発明の除塵効果を上げるため、第１図記載
の水流フィルターを積層したものである。

今、線剤１の直径を０．５ｆｌ、親水性材料の表面を流
れる流水の厚みを０．　Ｉ　Ｍ、流水の流速を２０ｍ／
ｈとすれば、一つの流水孔３から流れる水の流量は約１
３ａＪ／ｈと計算できる。本発明の水源は、水道配管で
流水人口５より樋状の給水装置２に入れ、流水孔３より
線剤１に流すものであるので、水道元栓の開閉の度合に
よって流量制御は可能であるが、元栓が半びらきの状態
において、前記の流水孔３についてこれから流れる水の
流量約１３ｃｄ／ｈを満足する孔径を設定しておけば、
元栓の開閉による流量の増減に際し便利である。

線材１は、親水性材料によって被覆されているが、これ
は、線剤１の流水孔３から流れてきた水を薄い液膜にし
て流すためである。流水が液膜化することにより、線材
表面が均一な流水層を形成し、流水層の形成ムラがなく
なる。更にフィルターが網目構造でなく、線材を並設し
た構造となっているので、流水がスムーズに下降し、均
一な液膜層を形成する。

流水を液膜化する方法として、線材に細かい（２０μｍ
程度）凹凸をつける方法もある。すなわち、線材表面を
粗面にして、親水性の向上を図ろうとするものである。

流水孔３は、線材１各々北一定量の流量を供給するもの
であり、第１図の実施例では線材１各々に対し、流水孔
３が１ケづつ設置しであるが、線材１各々に一定流量（
現設定条件では、１３ｃｏ！／ｈ）が供給されれば、流
水孔３の数についての指定はない。

〔発明の効果〕

本発明の流水フィルターによれば、フィルターを構成す
る線材の表面を親水性にすることにより、線材に水を流
せば、水が液膜化し流れる。この線材に汚れを含んだ空
気が触れると、汚れが液膜に吸着し、液膜と共に排水機
に除去される。このことにより、汚れがフィルター自体
に付着せず、フィルターの清掃、交換の必要がないフィ
ルタ一式除塵が可能となっている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は、
同上の部分断面図、第３図は、本発明の異なる実施例を
示す側面図である。 ■・・・・・・線材、２・・・・・・給水装置、３・・
・・・・流水孔、４・・・・・・排水機、５・・・・・
・流水入口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）表面が親水生の線材を、一端から他端に下降する
   ように並設し、該一端に給水装置を接続し、該他端に排
   水機を接続することを特徴とする水流フィルター。