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JPS63295566A - キノキサリノン誘導体 - Google Patents

キノキサリノン誘導体

Info

Publication number
JPS63295566A
JPS63295566A JP62267597A JP26759787A JPS63295566A JP S63295566 A JPS63295566 A JP S63295566A JP 62267597 A JP62267597 A JP 62267597A JP 26759787 A JP26759787 A JP 26759787A JP S63295566 A JPS63295566 A JP S63295566A
Authority
JP
Japan
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mol
dihydro
quinoxalinone
ethyl acetate
product
Prior art date
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Granted
Application number
JP62267597A
Other languages
English (en)
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JPH0536436B2 (ja
Inventor
レインハード・サージエス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pfizer Inc
Original Assignee
Pfizer Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pfizer Inc filed Critical Pfizer Inc
Publication of JPS63295566A publication Critical patent/JPS63295566A/ja
Publication of JPH0536436B2 publication Critical patent/JPH0536436B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K5/04Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
    • C07K5/06Dipeptides
    • C07K5/06139Dipeptides with the first amino acid being heterocyclic
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D241/00Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings
    • C07D241/36Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、薬化学乃至化学療法の分野の専門家にとっ
て関心のある新規なキノキサリノン誘導体に関する。さ
らに詳細には、糖尿病性白内障、1に4膜障害及び神経
病質といった、真性糖尿病に由来するある種の慢性併発
症の抑制のための、新規な一連の4−置換−3,4−ジ
ヒドロ−2(1旧−キノキサロノン−1−アルカノイッ
ク酸及びそのエステルに関する。
過去における改良された糖尿病治療薬開発の試みは、多
くの場合血糖値を低下させるような新規化合物を合成し
ようとする努力を含んでいた。より最近になって、糖尿
病性白内障、網膜障害及び神経病質といった、真性糖尿
病に由来するある種の慢性併発症の予防乃至抑制の面で
の、各種有機化合物の効果に関していくつかの研究がな
されるようになった0例えば、に、 5estanjら
の米国特許第3,821,383号には、1.3−ジオ
キソ−1■−ベンズ[d、elイソキノリン−2(3旧
−酢酸及びある種のその近縁誘導体といったアルドース
還元酵素阻害物質が、血糖低下作用があるとはされてい
ないにもかかわらず、前記目的に有効なことが開示され
ている。かかる物質の作用機構は、ブドウ糖やガラクト
−ス等のアルドースがソルビトールやガラクチト−ル等
の対応するポリオールへと人体内で還元される反応の触
媒作用の主因とされるアルドース還元酵素の酵素活性を
阻害するものである。この結果、ガラクトース代謝障害
患者の水晶体へのガラクチトールの避けるべき蓄積や、
糖尿病患者の水晶体、mg、末梢神経系や腎臓へのソル
ビトールのそれが、防止乃至軽減される。眼の水晶体に
ポリオールがあると白内障が生じ、水晶体明度の低下が
付随することは周知のとおりなので、これら化合物は眼
科的なものを含めてのある種の慢性糖尿病併発症治療に
効果を発揮する。
本発明は、糖尿病患者に発生するある種の慢性併発症の
抑制のためのアルドース還元酵素阻害物質として有用な
、式Iの新規な4−置換−3,4−ジしドロー2(1旧
−キノキサロノン−1−アルカノイック酸 QzR 及びそのC〜C6のアルキルニスデル誘導体、並びに前
記した酸の医薬上許容し得る陽イオン塩基との塩であっ
て、Rがフェニル、しドロキシフェニル、フルオロフェ
ニル、クロロフェニル、ジクロロフェニル、ブロモフェ
ニル、01〜C4のアルキルフェニル又はC1〜C4の
アルコキシフェニルであり、nが1又は2である化合物
に関する。これら新規化合物は、糖尿病患者の水晶体及
び末梢神経へのソルビトール蓄積を軽減乃至阻止する能
力を有する。
本発明の化合物のうち特に関心の高いのは、nが1で、
かつRが上記のものである場合で、そのC1〜C6のア
ルキルエステルをも含む、その中でも、Rがフェニル、
p−フルオロフェニル、p−クロロフェニル、2.5−
ジクロロフェニル、o−トルイル、p−)ルイル及び0
−アニリルであるものは、そのエチルエステルを含めて
好ましい。
本発明の化合物の別の回味ある一群として、その01〜
C6のアルキルエステルを含めて、前示構造式°のnが
2でRが前記したものである場合がある。その中でも、
Rがフェニルであるものは、そのエチルエステルを含め
て好ましい。
本発明の典型的かつ好適例となる化合物の中には、4−
ベンゼンスルホニル−3,4−ジヒドロ−2(IH)−
キノキャリノン−1−酢酸エチル、4−(p−クロロベ
ンゼンスルホニル)−3,4−ジしドロー2(IH)−
キノキャリノン−1−酢酸エチル、4−(2,5−ジク
ロロベンゼンスルホニル)−3,4−ジしドロー2(1
旧−キノキャリノン−1−酢酸エチル、4−(o−)ル
エンスルホニル)−3,4−ジしドロー2(IH)−キ
ノキャリノン−1−酢酸エチル、4−(p−トルエンス
ルホニル)−3,4−ジヒドロ−2(1旧−キノキサリ
ノン−1−酢酸エチル及び4−(p−メトキシベンゼン
スルホニル)−3,4−ジヒドロ−2(1旧−キノキサ
ジノン−1−酢酸エチルがあり、これらに対応する遊離
の酸、例えば4−ベンゼンスルホニル−3,4−ジヒド
ロ−2(1H)−キ、ノキサリノンー1−酢酸もある。
これらの特定の化合物は、糖尿病患者の座骨神経及び水
晶体のンルビトール値を低下させるのに特に有効である
加えて、前記したエステルは以下に述べるように酸の製
造のための中間体としても価値がある。
上記した化合物の中でも、4−ベンゼンスルホニル−3
,4−ジしドロー2(1旧−キノキサジノン−1−酢酸
エチル及び4−ベンゼンスルホニル−3,4−ジヒドロ
−2(1旧−キノキサロノン−1−酢酸は最も好ましい
ものである。この二つは、いずれも高度に有効なin 
vivo活性を有するが、エチルエステルのそれは、前
示米国特許第3,821,383号のアルドース還元酵
素阻害物質alrestatinにも匹敵するものであ
る。
本発明の新規化合物を合成する方法としては、式■のし
かるべく置換した4−アリールスルホニル−3,4−ジ
ヒドロ−2(1旧−キノキサリノン化合物:SOλK (Rは前示のもの)をX (CH2)。C0OR′の好
適な低級詣肪酸エステル(nは目的化合物についての式
■で定義してあり、Xは塩素、臭素又は沃素であり、R
′はメチル又はエチルである)と反応させる。この反応
は、状況に応じてアルカリ金属の水素化物、アルカノラ
ード若しくはアミド、又はアルキル化若しくはアリール
化したアルカリ金属といった塩基性縮合剤の存在下に、
そして通常は反応に不活性な極性有機溶媒、好ましくは
ジオキサン、テトラハイドロフラン又はN、N−ジ低級
アルキル低級アルカノアミドの一つの中で進められる。
この点で好ましい溶媒には、ジオキサン、N、N−ジメ
チルホルムアミド、N、N−ジ(n−プロピル)ホルム
アミド、N、N−ジメチルアセ1−アミド、N、N−ジ
エチルアセトアミド、N、N−ジメチルプロピオナミド
等を含む。一般に、実質的に等モルの反応剤(即ち、4
−アリールスルホニル−3,4−ジヒドロキノキサリノ
ン出発物質に対しモル比で約0,8から約1.25のハ
ライド試薬)が用いられ、反応は約5℃から約35°C
の温度範囲で約7から約64時間かけて進められる。通
常は、室温く20°C)で少なくとも7から16時間未
満の間とする。反応に要する塩基性縮合剤は、すべて前
示したアルカリ金属塩基から選ばれ、弱酸性の4−アリ
ールスルホニル−3,4−ジしドロー2<18)−キノ
キサリノンと塩を作る程度には強く、かといって反応条
件下でこの有機物質を分解しない程度には温和なものが
よい。
かかる塩基性縮合剤には、例えば水素化ナトリウム、水
素化リチウム及び水素化カリウムが含まれ、更にナトリ
ウムメチラートやカリウムt−ブトキサイドのようなす
l・リウムやカリウムの低級アルコラ−1・があり、更
にまたソーダアミド、リチウムアミド、カリウムアミド
等のアルカリ金属アミドもある。反応が終われば、所望
の4−アリールスルホニル−3,4−ジしドロー2(1
旧−キノキサロノン−1−アルカノイック酸アルキルエ
ステルは、反応混合物をまず水で稀釈し、次いで適当な
溶媒、例えば酢酸エチルで抽出して抽出物から溶媒を除
去して所望の中間体エステルを得る等の、この分野でよ
く知られた標準的手法を用いて、反応混合物から容易に
回収される。
上記のようにして合成した4−アリールスルホニル−3
,4−ジヒドロ−2(1旧−キノキサロノン−1−アル
カノイック酸のメチル又はエチルエステルを本発明の最
終製品なる対応するa M ll112へと変換するに
は、やや昇温した状態で酢酸等の低級脂肪酸中で稀硫酸
を使うなどする、古典的な酸触媒法といったやり方で加
水分解するような適宜の手法によることができる。一般
には、酸触媒加水分解反応は約20℃から約80°Cま
での温度範囲で、約15分から約16時間かけて行なわ
れる6反応が終わると、所望の製品たる4−アリールス
ルボニル−3,4−ジヒドロ−2(1旧−キノキサリ、
ノンー1−アルカノイック酸は、減圧濃縮して塩基で抽
出し、次いで鉱酸で酸性化して回収に便利な沈澱の形で
所望製品を得る等の標準的手法で、反応混合物から容易
に単離できる。要すれば、製品を適宜の溶媒系、好まし
くは低級アルカノールとヘキサンの混合物から再結晶す
る等して、更に精製することができる。
本発明の化合物のうち構造式IのRがヒドロキシフェニ
ルであるものは、Rがメトキシフェニルである対応の化
合物から当業者に知られた手法で脱アルキルすれば、容
易に合成できる0例えば、三臭化硼素を使うと、4−(
p−メトキシベンゼンスルボニル)−3,4−ジヒドロ
−2(1旧−キノキサロノン−1−酢酸は容易に対応す
るp−しドロキシ化合物に変換できる。更に構造式Iで
、Rが1個より多い炭素原子のアルコキシからめアルコ
キシフェニルであるようなものは、一旦対応のメトキシ
化合物からヒドロキシ誘導体にして、次いで沃化エチル
や臭化イソプロピル等により、この分野でよく知られた
手法でアルキル化しても合成可能である。
上述のように、構造式Iの4−アリールスルホニル−3
,4−ジしドロー2(1旧−キノキサリタン−1−アル
カノイツクR目的物はそれ自体で、又は常法により単に
対応のC〜C6の低級アルキルエステル誘導体に変換し
ただけで、本発明の治療目的に使用可能である。
本発明の4−アリールスルホニル−3,4−ジしドロー
2(ill)−キノキサジノン−1−アルカノイック酸
の低級アルキルエステルは、一般に有機化学の慣用操作
により酸を適宜のアルコールと酸触媒穿在下に縮合させ
ることにより得られる。この手法は、本発明の前述の経
路で得られぬような特定のエステルについての便宜的な
合成手段を提供するものである。
本発明の第一の反応で、4−アリールスルホニル−3,
4−ジヒドロ−2(1旧−キノキサジノン−1−アルカ
ノイック酸のメチル及びエチルエステル合成の原料とな
るべき構造式■の4−アリールスルホニル−3,4−ジ
しドロー2(1旧−キノキサリノンは、すべて新規物質
であり、既知物質である3、4−ジヒドロ−2(ill
)−キノキサリノン(3,4−ジヒドロ−2−ヒドロキ
シキノキサリン)を適宜の塩化アリールスルホニルと、
所望のアリールスルホニル誘導体が得られるように、有
機合成の慣用手段により塩基触媒で反応させて得られる
。これらの各反応は、本明細書の実験の部で製造A〜G
として詳細に述べる。
上述の医薬的に許容し得る塩基との塩を作るための試薬
として本発明で用いられる化学塩基は、前記した4−ア
リールスルホニル−3,4−ジしドロー2(IN)−キ
ノキサロノン−1−酢酸等の4−アリールスルホニル−
3,4−ジしドロー2(1旧−キノキサロノン−1−ア
ルカノイック酸と非毒性塩を作るようなものである。か
かる非毒性塩には、ナトリウム、カリウム、カルシウム
、マグネシウム等の薬物学的に許容される陽イオンから
得られるようなものが含まれる。塩の合成は、前示の4
−アリールスルホニル−3,4−ジヒドロ−2(1旧−
キノキサロノン−1−アルカノイック酸化合物を所望の
医薬的に許容し得る陽イオン水溶液で処理し、次いで得
られた溶液を好ましくは減圧下に屹固さえすれば、容易
に実施できる。別法として、前示の酸の低級アルコール
溶液に所望のアルカリ金属のアルカラードを混ぜ、得ら
れた溶液を前記と同様に乾固しても得られる。いずれに
せよ、反応を完結させ所望の晟終物質の収量を上げるた
めには、試薬は等モル用いるのがよい。
上述のように、本発明の4−アリールスルホニル−3,
4−ジヒドロ−2(1H)−キノキサジノン−1−アル
カノイック酸は、そのエステルをも含めて、糖尿病患者
のツルと1・−ル値を統計上有意な程度に低下せしめる
効果があるが故に、慢性糖尿病併発症の抑制剤として化
学療法用途に使い易い0例えば、本発明の典型的かつ好
適薬剤である4−ベンゼンスルボニル−3,4−ジしド
ロー2(IH)−キノキサジノン−1−酢酸エチルは、
100■/にぎの用量で網膜組織内に適用すると、糖尿
病ラットのソルビトール値が高くなるのを阻害すること
が認められた。上記した本発明の薬剤は、経口、局所又
は非経口のいずれかで適用される。一般に、日量体重1
 kg当たり 1,0から200■程度投与するのが9
通だが、患者の症状、体調や投与の形態によっても調整
ずべきである。
前示の化合物は、上記のいずれの投与形態にあっても単
独で適用するか、或いは医薬上許容可能な担体と組み合
わせて適用され、投与は一回にしても数回に分割しても
よい、更に、本発明の化合物は各種剤型で適用可能であ
って、多くの医薬的に許容し得る無害の担体と共に、錠
剤、カプセル剤、甘味入り錠剤、1−ロー千剤、硬飴剤
、粉剤、噴霧剤、水分散液、注射液、エリキシル剤、甘
味液等の形態とすることができる。この担体には、固体
稀釈剤、増量剤、滅菌水性媒体や各種無毒有機溶媒を含
む、一般に、かかる各種剤型において所望の単位用量を
与えるには、全組成中に約0.5〜約90重量%に相当
する濃度で本発明の化合物を存在させる。
経口適用目的には、拘縁酸ナトリウム、炭酸カルシウム
や燐酸カルシウム等の各種賦形剤を、澱粉、特に馬鈴薯
又はタピオカ澱粉、アルギン酸及びある種のケイ酸複塩
等の崩壊剤、更にポリビニルピロリドン、ゼラチン及び
アカシアのような結合剤と共に用いて錠剤とすることが
できる。加えて、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル
硫酸すl・リウムやタルクといった潤滑剤は、錠剤fヒ
エ程で役立つことが多い、類型の固体組成物は、柔らか
く乃至硬く詰めたゼラチンカプセルの増量剤として使用
可能で、このための好適材質には高分子量ポリエチレン
グリコールも含まれる。水性分散液乃至エリキシル剤で
の経口適用の際には、必須の活性物質に加えて各種甘味
剤や芳香剤、着色剤乃至染料、要すれば乳化剤乃至分散
剤、更には水、エタノール、プロピレングリコール、グ
リセリンやその混合物等の稀釈剤を組み合わせることも
可能である。
非経口適用に際しては、前示4−アリールスルホニル−
3,4−ジヒドロ−2(IH)−キノキサリノン−1−
アルカノイック酸乃至そのエステルのごま油乃至ビーナ
ツツ油の溶液、又はプロピレングリコール乃至N、N−
ジメチルホルムアミド水WI液とするか、前示の対応す
る水溶性アルカリ金属乃至アルカリ土類金属の塩の滅菌
水溶液とすることができる。
要すればかかる水溶液は適宜緩衝し、稀釈液も予め十分
量の塩類や葡萄糖で等慢性にしておく、このようにした
水溶液は、静脈、筋肉、皮下又は腹膜組織への注射に特
に有用である。この際に用いるべき滅菌水性媒体は、す
べて当業者によく知られた標準的手法で容易に得られる
。また、前示の4−アリールスルホニル−3,4−ジし
ドロー2(IH)−キノキサリタン−1−アルカノイッ
ク酸化合物乃至そのエステルを、適宜の眼薬溶液(0,
5〜2.0%)として眼に点滴し局所投与することも可
能である。
本発明の化合物の慢性糖尿病併発症抑制剤としての効果
は、以下の代表的生物乃至薬学検査のいずれか又は両者
に合格する性能で評価される。即ち、(1)単離したア
ルドース還元酵素の酵素活性を阻害する性能を測定する
か、(2)急性ストレプトゾトシナイズしたく糖尿病の
)う・ソトの座骨神経にソルビトールが蓄積するのを軽
減乃至阻害する性能を測定する。
製」LA cat 5ociet  、 Vol、123 、 p
、2399(1923)にW、 I+。
Perkinらが記載している方法に従って50%の収
率で製造した]3.4−ジヒドロ−2−2(1H)−キ
ノキサリノン(3,4−ジヒドロ−2−ヒドロキシキノ
キサリン)109 (0,068モル)及び炭酸カリウ
ム9.6g(0,069ミル)を懸濁させた懸濁液を窒
素雰囲気下40℃で撹拌しながら、この懸濁液に30分
間を要して塩化ベンゼンスルホニル11.59 (0,
07モル)を添加した。次いで反応混合物を還流温度で
14時間加熱し、氷500ai!に注入した。生じた褐
色固体を酢酸エチルから再結晶すると、183〜185
℃の融点を有する純粋な4−ベンゼンスルホニル−3,
4−ジヒドロ−2(1旧−キノキサリノン10.2g(
52%)が得られた。更に、純粋な生成物の特性を調べ
るべく核磁気共鳴分析及び元素分析にかけた。
元素分析(C14H12N203Sとして)計算値:C
,58,32:H,4,19:N、  9.72実測値
:C,58,36:H,4,37:N、  9.58製
造B アセトン1G(lWJl中に3.4−ジヒドロ−2(i
ll)−キノキサリノン4.0g(0,027モル)及
び炭酸カリウム4.0g(0,029モル)を懸濁させ
た懸濁液を窒素雰囲気上室温(20℃)でFM痒しなが
ら、この懸濁液に塩化0−トルエンスルホニル6.67
g(0,035モル)をゆっくり滴加した。次いで反応
混合物を室温で約71時間撹拌後、混合物を真空下で濃
縮し、残渣を酢酸エチルに溶解させ、1N塩酸で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、乾燥させた有機濾
過物を活性炭で処理した。こうして(濾過後)得られた
透明な濾過物を真空下で11縮すると、所望の固体生成
物が得られた。これを酢酸エチル/ヘキサンから2回再
結晶すると、149〜151℃の融点を有する純粋な4
−(o−トルエンスルホニル)−3,4−ジヒドo−2
(1H)−キノキサリノン1.06び(20%)が得ら
れた。
元素分析(C15H14N203Sとして)計算値:C
,59,58:H,4,67:N、  9.27実測1
ift:C,59,63:H,4,71:N、  9.
15製造C 250dのフラスコ内の、2.73!F (0,027
モル)のトリエチルアミン(3,74IllIl)を含
有するクロロホルム100mI中に3.4−ジヒドロ−
2(IH)−キノキサリノン4.0g(0,027モル
)を溶解させた溶液を窒素雰囲気上室温(20℃)で撹
拌しながら、この溶液にクロロホルム100dに溶解さ
せた塩化p−フルオロペンセンスルホニル5.8457
 (0,03モル)をゆっくり滴加した。次いで反応混
合物をこの点で約64時間撹拌し、最侵に水300ae
に注入した。水性混合物をクロロホルムで抽出後溶媒を
減圧下で蒸発させると、固体残渣が得られた。これを酢
酸エチルに溶解し、1N塩酸で洗浄した。洗浄した酢酸
エチル溶液を真空下で濃縮し、残留する固体物質を酢酸
エチル/ヘキサンから2回再結晶すると、176〜17
8℃の融点を有する純粋な4−(p−フルオロベンゼン
スルホニル)−3,4−ジヒドロ−2(IH)−キノキ
サリノン2.819 (37%)が得られた。
元素分析(C14H11FN203Sとして)計算11
:C,54,89;H,3,62:N、  9.15実
測11:C,54,93:H,3,59:N、  8.
79製造D フラスコ内の、10.1g(0,10モル)のトリエチ
ルアミン(14ae )を含有するクロロホルム150
d中に3.4−ジヒドロ−2(1H)−キノキサリノン
6.7g(0,045モル)を溶解させた溶液を窒素雰
囲気上室温(20℃)で撹拌しながら、この溶液にクロ
ロホルム150dに溶解させた塩化p−クロロベンゼン
スルホニル1o、J7 (0,05モル)をゆっくり滴
加した。次いで反応混合物をこの点で7時間撹拌し、更
に当量の塩化p−クロロベンゼンスルホニルを混合物に
添加し、約16時間以上(即ち一晩)撹拌を続けた。撹
拌終了後、反応混合物を減圧下で蒸発乾固させ、生じた
残渣を水に溶解し、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥させた。
乾燥剤を1過により除去し、生じたP液を真空下で濃縮
後、残留物質を酢酸エチルに溶解させ、1N塩酸で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。次いで乾燥さ
せた有機濾過物を活性炭で処理し、再びP遇し、こうし
て得られた透明なP液を真空下で濃縮すると、所望の結
晶生成物が得られた。これを酢酸エチル/ヘキサンから
2回再結晶すると、213〜215℃の融点を有する純
粋な4−(p−クロロベンゼンスルホニル)−3,4−
ジヒドロ−2(I II )−キノキサリノン3.97
9 (27%)が得られた。
更に再結晶すると、融点は215〜217℃に上昇した
元素分析(C14H11CIN203Sとして)計算値
:C,52,09;H,3,44;N、  8.67実
測値:C,52,23;H,3,37;N、  8.6
3製造E 氷酢酸35−中に3.4−ジヒドロ−2(1H)−キノ
キサリノン4.09 (0,027モル)を溶解させた
溶液を温浴上で加熱し、塩化o−トルエンスルホニルら
。489 (0,034モル)で処理後、酢酸ナトリウ
ム2.89 (0,034モル)を添加した。酢酸ナト
リウムは、1/2当量、1/4当砧、1/8当M及び1
/8当ff1(即ち、0.0135モル、  0.00
7モル、 O,QO35モル及び0.0035モル)ず
つ順次添加した。各添加終了後反応混合物を10分間加
熱し、最終添加侵は15分間加熱した。その後混合物を
激しく撹拌しながら、この混合物に水(約300ai!
 )を急速に添加して沈澱物を形成させた。生じた沈澱
物を吸引濾過により集め、60%酢酸、  6N塩酸及
び水で順次洗浄し、デシケータ中で一晩約16時間乾燥
させた。
こうして得られた生成物をエタノール及び少量の水から
再結晶すると、189〜191℃の融点を有する純粋な
4−(p−)−ルエンスルホニル)−3,4−ジヒドロ
−2(1H)−キノキサリノン4.85g(60%)が
得られた。
元素分析(C1,H14N203Sとして)計算値:C
,59,58;H,4,67:N、  9.27実測1
fl:C,59,67:H,4,58:N、  9.2
3製造F 氷酢酸5〇−中に3.4−ジヒドロ−2(IH)−キノ
キサリノン4.09 (0,027モル)を溶解させた
溶液を温浴上で加熱し、塩化p−メトキシベンゼンスル
ホニル7.03g(0,0034モル)で処理後、酢酸
ナトリウム2.8g(0,034モル)を添加した。酢
酸ナトリウムは、0.0135モル、  0.007モ
ル、 0.0035モル及び0.0035モルずつ順次
添加した。各添加の間に15分間加熱した。最後に0.
007モルの酢酸ナトリウムを添加し、更に15分間加
熱した。その後、生じた反応混合物を水450dに注入
し、室温になるまで撹拌した。次いで生成物を濾過によ
り回収し、60%酢酸水溶液及び水で洗浄し、一定重か
まで風乾したく収ff17.5g)。これを水性エタノ
ールから再結晶すると、164〜166℃の融点を有す
る純粋な4−(p−メトキシベンゼンスルホニル)−3
,4−ジヒドロ−2(1旧−キノキサリノン7.0g(
81%)が得られた。更に酢酸エチル/ヘキサンから再
結晶すると、融点は180〜182℃に上昇した。
反見光工(C15H14N204Sとして)計算値:C
,56,59;H,4,43;N、  8.80実測値
:C,56,82:H,4,36;N、  8.58製
造G 木酢7150Irl中に3.4−ジヒドロ−2(1+1
)−キノキサリノン7.0g(0,047モル)を溶解
させた溶液を100℃に加熱し、塩化2.5−ジクロロ
ベンゼンスルホニル14.59 (0,059モル)で
処理した。次いで生じた溶液が沸点に達した侵酢酸ナト
リウム4.79 (0,059モル)を添加した。酢酸
ナトリウムは、0.024モル、  0.011モル、
  0.006モル、  0.006モル及び0.01
1モルずつ順次添加した。各添加の間に15分間加熱し
た。最後に0.011モルの酢酸ナトリウムを添加し、
更に30分間加熱した。その侵、生じた反応混合物を水
500dに注入し、撹拌しながら室温(20℃)まで冷
却した。次いで生成物を濾過により回収し、酢酸エチル
に溶解後有機溶液を5N塩酸で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し蓼だ。乾燥剤を濾過により除去し、溶媒
の一部を減圧下で蒸発さけると、濃縮物として結晶性の
残留物質が生じた。これを水性エタノールから再結晶す
ると、228〜230℃の融点を有する純粋な4−(2
,5−ジクロロベンゼンスルホニル)−3,4−ジヒド
ロ−2(1+1)−キノキサリノン2.99 (17%
)が得られた。
Ll且亙(014810C12N203 S トして)
計算1i11:C,47,07;H,2,82;N、 
 7.84実mm:c、 46.83 ;H,2,85
;N、  7.68火J1九ユ 乾燥フラスコ内の、ジオキサン1511!i!中に50
%水素化ナトリウム192■(0,004モル)を懸濁
させた懸濁液を、15分間を要してジオキサン20ai
!中の4−ベンゼンスルホニル−3,4−ジヒドロ−2
(1H)−キノキサリノン(製造Aの生成物)  17
 (0,0035Eル)、次いでブロム酢酸エチル68
81H9 (0,004モル)で処理した。生じた反応
混合物を室温(20℃)で7時間撹拌し、氷400al
tに注入し、沈澱した固体物質を四塩化炭素から再結晶
すると、113〜115℃の融点を有する純粋なエチル
4−ベンゼンスルホニル−3,4−ジヒドロ−2(1+
1)−キノキサジノン−1−アセテート844Rg(6
5%)が得られた。更に、純粋な生成物の特性を調べる
べく核磁気共鳴分析及び元素分析にかけた。
元素分析(C18H18N205Sとして)計算値:C
,57,74:H,4,85:N、  7.48実測値
:C,57,39:H,4゜88 :N、  7.+2
実施例2 乾燥フラスコ内の、ジオキサン20d中に50%水素化
ナトリウム336J1!J (0,007モル)を懸濁
させた懸濁液を、窒素雰囲気下でジオキサン40mに溶
解させた4−(o−トルエンスルホニル)−3,4−ジ
ヒドロ−2(1H)−キノキリーリノン(Il造Bの生
成物)1.8g(0,006モル)で処理しく起泡を防
止すべく撹拌しながらゆっくり添加した)、次いでジオ
キサン10allに溶解させた1゜17g(0,007
モル)のブロム酢酸エチル(0,81all)を撹拌し
ながらゆっくり滴加して処理した。その後反応混合物を
室温(20℃)で約16時間(即ち一晩)撹拌後、混合
物を真空下で濃縮し、残渣を水に溶解させ、酢酸エチル
で抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、乾燥させた
右vs濾過物を活性炭で処理した。こうして<r”a後
)得られた透明なe液を真空下で濃縮すると、所望の結
晶生成物が得られた。これをジエチルエーテル/ヘキサ
ンから再結晶すると、113〜115℃の融点を有する
純粋なエチル4−(Q−トルエンスルホニル)−3,4
−ジヒドロ−2(1H)−キノキサジノン−1−アセテ
ート262#I!F(11%)が得られた。
2LLLf[(C19H2oN205Sとして)計算値
:C,58,74:H,5,19:N、  7.21実
測値: C,5B、93 :H,5,17:N、  6
.96実施例3 乾燥フラスコ内の、ジオキサン20d中に50%水素化
ナトリウム960q(0,020T−ル)を懸濁させた
撹拌懸濁液を、窒素雰囲気下でジオキサン10〇−に懸
濁させた4−(p−フルオロベンゼンスルホニル)−3
,4−ジヒドロ−2(1旧−キノキサリノン(製造Cの
生成物)  5.3g(0,017モル)で処理しく起
泡を防止すべくゆっくり添加した)、次いでジオキサン
20−で希釈した3、349 (0,020モル)のブ
ロム酢酸エチル(2,3m)を滴加して処理した。
その後反応混合物を室温(2(1℃)で約16時間(即
ち一晩)撹拌後、混合物を真空下で濃縮し、残渣を水に
溶解させ、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、乾燥させた有fl濾過物を濃縮し、四塩化炭
素で処理して結晶化させた。こうして得られた固体物質
を四塩化炭素、次いでジエチルエーテル/ヘキサンから
再結晶すると、粗生成物が得られた。次いで、この粗生
成物をジエチルエーテルに溶解させた後sN1酸で数回
洗浄゛した。その後洗浄した生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出液: 1%氷酢酸含有ベンゼ
ン)で処理した。最初の10ケのフラクションを合し、
真空下で濃縮後ヘキサンでリンスして過剰の酢酸を除去
した。洗浄した濃縮物をヘキサンで処理して(scra
tched)結晶化させた。こうして得られた結晶生成
物を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶すると、94〜9
6℃の融点を有する純粋なエチル4−(p−フルオロベ
ンゼンスルホニル)−3,4−ジヒドロ−2(IN)−
キノキサジノン−1−アセテート420IIpJ(6%
)が得られた。
元素分析(018H47FN205Sとして)計算値:
C,55゜09 :H,4,37:N、  7.14実
測値:C,55,25:H,4,46:N、  7.1
3火101庄 乾燥フラスコ内の、ジオキサン25d中に50%水素化
ナトリウム7004 (0,0145モル)を懸濁させ
た懸濁液を、窒素雰囲気下でジオキサン150dに懸濁
させた4−(p−クロロベンゼンスルホニル)−3゜4
−ジヒドロ−2(1旧−キノキサリノン(賀mDの生成
物)  4.09 (0,012モル)で処理しく起泡
を防止すべく撹拌しながらゆっくり添加した)、次いで
ジオキサン20−で希釈した2、42g(0,0145
モル)のブロム酢酸エチル(1,67m)を撹拌しなが
らゆっくり滴加して処理した。その後反応混合物を室温
(20℃)で約16時間(即ち一晩)撹拌後、混合物を
真空下で濃縮し、残渣を水に溶解させ、酢酸エチルで抽
出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、乾燥させた有機
濾過物を濃縮した。得られたゴム状油状物賀をクリ力ゲ
ル力ラムクロマトグラフイ−(溶出液= 1%氷酢酸含
有ベンゼン)で処理した。生成物を含有する社8〜20
のフラクションを合し、真空下で濃縮後ジエチルエーテ
ル/ヘキサンでリンスして過剰の酢酸を除去した。その
後洗浄した濃縮物をヘキサンで処理して(scratc
hed)結晶化させた。こうして得られた結晶生成物を
酢酸エチル/ヘキサンから再結晶すると、97〜99℃
の融点を有する純粋なエチル4−(p−クロロベンゼン
スルホニル)−3,4−ジヒドロ−2(IH)−キノキ
サジノン−1−アセテート5609 (11%)が得ら
れた。
反見立1(C18H17CIN205Sとして)計算値
:C,52,87;H,4,19:N、  6.85実
測値: C,53,18ニド1. 4.11  :N、
  7.09実施例5 乾燥フラスコ内の、ジオキサン25d中に50%水素化
ナトリウム576η(0,012モル)を懸濁させた撹
拌懸濁液を、窒素雰囲気下でジオキサン25I11に溶
解させた4−(p−トルエンスルホニル)−3,4−ジ
ヒドロ−2(IH)−キノキサリノン(製造Eの生成物
)3.09 (0,01モル)で処理しく起泡を防止す
べくゆっくり添加した)、次いでジオキサン15mで希
釈した2、OOg (0,012モル)のブロム酢酸エ
チル(1,38d )をゆっくり滴加して処理した。そ
の後反応混合物を室温(20℃)で約16時間(即ち一
晩)撹拌侵、混合物を真空下で濃縮し、残渣を水に溶解
させ、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、乾燥させた有機濾過物を活性炭で処理した。こう
して(濾過後)得られた透明な濾過物を真空下で濃縮し
て所望の結晶性最終生成物を得た。これをジエチルエー
テル/ヘキサンから再結晶すると、105〜108℃の
融点を有する純粋なエチル4−(p−トルエンスルホニ
ル)−3,4−ジヒドロ−2(IH)−キノキサジノン
−1−アセテート291q(8%)が得られた。
元素分析(C19H2oN205sとして)計算1fl
:C,58,74:H,5,19:N、  7.21実
測値:C,58,59:H,5,16:N、  7.3
11適亘1 乾燥フラスコ内の、ジオキサン30−中に50%水素化
ナトリウム7204 (0,015モル)を懸濁させた
撹拌懸濁液を、窒素雰囲気下でジオキサン55−に溶解
させた4−(p−メトキシベンゼンスルホニル)−3,
4−ジヒド0−2(1H)−キノキサリノン(製造Fの
生成物)  4.0g(0,013モル)で処理しく起
泡を防止すべくゆっくり添加した)、次いでジオキサン
15dで希釈した2、59 (0,015モル)のブロ
ム酢酸エチル(1,7d)をゆっくり滴加して処理した
。その後反応混合物を室温(20℃)で約64時間撹拌
後、混合物を真空下で濃縮し、残渣を水に溶解させ、酢
酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、乾
燥させた右IN濾過物を濃縮した。溶媒を蒸発後得られ
たガム状物質をジエチルエーテルで結晶化させて融点1
07〜109℃の融点を有する粗生成物2.169を得
た。これを酢酸エチル/ヘキサンから再結晶すると、1
18〜120℃の融点を有する純粋なエチル4−(p−
メトキシベンゼンスルホニル)−3,4−ジヒドロ−2
(ill)−キノキサジノン−1−アセテート1.46
g(29%)が得られた。
元素分析(C19H2oN206Sとして)計算値:C
,56,42;H,4,98:N、  6.93実測(
icl:C,56,62:H,4,99:N、  6.
80実施例7 乾燥フラスコ内の、ジオキサン25d中に50%水素化
ナトリウム600■(0,0125モル)を懸濁させた
撹拌懸濁液を、窒素雰囲気下でジオキサン75mに溶解
させた4−(2,5−ジクロロベンゼンスルホニル)−
3,4−ジヒドロ−2(1旧−キノキサリノン(製造G
の生成物)  3.89 (0,01モル)で処理しく
起泡を防止すべくゆっくり添加した)、次いでジオキサ
ン20Idで希釈した2、19 (0,0125モル)
のブロム酢酸エチル(14d)をゆっくり滴加して処理
した。その後反応混合物を室温(20℃)で約64時間
撹拌後、混合物を真空下で濃縮し、残渣を水に溶解させ
、酢酸エチルで抽出し、有機抽出物を濃縮し、残渣を四
塩化炭素で結晶化させて融点132.5〜135℃の融
点を有する粗生成物1.759を得た。これを四塩化炭
素から2回再結晶すると、134〜136℃の融点を有
する純粋なエチル4−(2,5−ジクロロベンゼンスル
ホニル)−3,4−ジヒドロ−2(1旧−キノキサジノ
ン−1−アセテート910■(19%)が得られた。
元素分析(C18H16C122N205Sとして)計
Wfa:C,48,76:H,3,64:N、  6.
32実測値:C,48,66:H,3,59:N、  
6.23宋」U1旦 30%硫酸水溶液30m及び98%酢酸20dに懸濁さ
せたエチル4−ベンゼンスルホニル−3,4−ジヒドロ
−2(IH)−キノキサジノン−1−アセテート3g(
o、ooaモル)の懸濁液を80℃で15分間、次いで
60℃で5時間加熱後、室温(20℃)で16時間保持
した。得られた溶液を減圧下で濃縮して油状物とし、こ
れを飽和重炭酸ナトリウム水溶液に溶解させた後3N塩
酸で処理して沈澱物を得た。固体生成物を濾過により回
収し、活性炭で処理後エタノール/石油エーテルから再
結晶すると、122℃(分解)の融点を有する純粋な4
−ベンゼンスルホニル−3,4−ジヒドロ−2(1旧−
キノキサリノン−1−酢酸750q(27%)が得られ
た。純粋な生成物の特性を調べるべく核磁気共鳴分析及
び元素分析にかけた。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式の4−アリールスルホニル−3,4−ジヒド
    ロ−2(1H)−キノキサリノン−1−アルカノイック
    酸▲数式、化学式、表等があります▼ 若しくはそのC_1〜C_6のアルキルエステル誘導体
    、又は前記した酸の医薬上許容し得る陽イオン塩基との
    塩であって、Rがフェニル、ヒドロキシフェニル、フル
    オロフェニル、クロロフェニル、ジクロロフェニル、ブ
    ロモフェニル、C_1〜C_4のアルキルフェニル又は
    C_1〜C_4のアルコキシフェニルであり、nが1又
    は2である化合物。
  2. (2)nが2である特許請求の範囲第1項記載の化合物
  3. (3)nが1である特許請求の範囲第1項記載の化合物
  4. (4)Rがフェニル、フルオロフェニル、クロロフェニ
    ル、ジクロロフェニル、C_1〜C_4のアルキルフェ
    ニル又はC_1〜C_4のアルコキシフェニルである特
    許請求の範囲第3項記載の化合物。
  5. (5)C_1〜C_6のアルキルエステルである特許請
    求の範囲第4項記載の化合物。
  6. (6)エチルエステルである特許請求の範囲第5項記載
    の化合物。
  7. (7)Rがフェニルである特許請求の範囲第4項記載の
    化合物。
  8. (8)C_1〜C_6のアルキルエステルである特許請
    求の範囲第7項記載の化合物。
  9. (9)エチルエステルである特許請求の範囲第8項記載
    の化合物。
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