JPS63286187A - 物干し金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明が属する技術分野） 本発明は、建物の壁面、ベランダの手摺等の任意の取付
は箇所に固定され、使用時には支持腕を前方に突出させ
て物干し竿等を支持し、不使用時には支持腕を側方に回
動させて格納するようになっている物干し金具に関する
。

（発明の課題とその特徴点） 本出願人は先に、建物の壁面やベランダの手摺等の任意
の取付は箇所に固定されるブロック状の基体と、該基体
内に水平方向回動可能に嵌装されたロータと、該ロータ
に軸を介して上下方向回動可能に取付けられた支持腕と
から成り、支持腕が、基体に対して、水平前方回動と水
平側方回動の各位置に選択的に固定されるようになって
いる物干し金具を開発したが（特開昭６０−１２２５９
７号参照）、本発明は、この先行発明の改良に係るもの
あって、その構成上の特徴は特許請求の範囲に記載した
とおりである。

すなわち、前記先行発明では、支持腕が水平突出状態で
のみ使用されるようになっているため、金具を比較的低
い位置に取付けたときに長い物が干しにくい（支持腕と
床との間の距離が短く、干し物が床に触れて汚れる恐れ
がある）という問題点があるが、本発明は、この問題点
を解決するために、支持腕を水平から上方に所定角度（
例えば約４５度）傾斜した状態でも使用できるようにし
たものである。

本発明では、前記従来例における基体を座体と基体の２
体に分離し、基体を、座体に上下方向回動可能に軸着す
るとともに、水平と上方傾斜の各位置に選択的に固定さ
れるようにし、また、支持腕は従来例と同様に基体に対
して前方回動と側方回動の各位置に選択的に固定される
ようにしており、支持腕の水平回動の位置固定と上下回
動の位置固定をそれぞれ独立して行うことができるよう
になっている。

（図面による説明） 本発明の一実施例の分解図である第１図において、１は
座体、２は基体、３はロータ、４は支持腕である。

座体１は、Ｔ形で、建物の壁面やベランダの手摺等の任
意の取付は箇所に固定される固定部５と突出部６を持ち
、突出部６には長孔７が穿設されている。

基体２は、長孔７を通る軸８を介して、座体１に上下方
向回動可能かつ斜め上下動可能に取付けられるようにな
っており、この基体２にはロータ３が水平方向回動可能
に嵌装される孔９が穿設されている。

ロータ３は大径部１０と小径部ＩＩを持ち、大径部１０
に形成した凹陥部１２に支持腕４の軸支部１３が入り、
軸１４により上下方向回動可能に取付けられるようにな
っている。

突出部６には凸部＋５．１６．１７．１８が形成され、
また、基体２には、凸部１５．１６に選択的に係合する
突部１９と、凸部１７．１８に選択的に係合する突部２
０が設けられており、基体２は水平と上方傾斜の各位置
にそれぞれ固定されるようになっている（第２図参照）
。

基体２の上方傾斜の角度は任意であるが、約４５度が一
般的である。

また、基体２の下端部の前面と両側面には四部２１、２
２が設けられ、これら凹部２１．２２に、支持腕４の基
端下側に突設した係合片２３を選択的に係合させること
により、支持腕４は前方回動と側方凹動の各位置にそれ
ぞれ固定されるようになっている。

支持腕４を側方回動の格納位置に固定するとき基体２は
水平と上方傾斜の何れの位置に固定しておいても構わな
い。

基体２の位置固定は第３図に示す態様で行われるように
してもよく、この場合の基体２は、突部２４、２５を、
突出部６の水平面２６と突部２７にそれぞれ係合させる
ことにより水平位置に固定され、突出部６の斜面２８．
２９にそれぞれ係合させることにより上方傾斜位置に固
定されるようになっている。

図中、３０は支持腕４の側方回動格納時に竿類を１￥ト
けておく竿ｆｆｆけであり、金具の組立て作業の最後の
段階てロータ３の小径部１１に通して取付けられる。

なお、図面において先端部の方が省略されている支持腕
４に適宜の竿掛は部が長さ方向に適宜間隔て適宜数もう
けられているのは勿論である。

（発明の効果） 本発明の物干し金具は以上のようなものでありて、基体
を」三方傾斜位置に固定することにより支持腕を上方傾
斜使用位置にすることもてきるので、干し物が成る程度
長くて床に触れて汚れる恐れがあるときは支持腕をこの
位置にして使用すればよく、水平使用位置と上方傾斜使
用位置の使い分けにより、上手に物干し作業を行うこと
ができ、また、不使用時には支持腕を左右何れかに回動
して格納位置にすることができるので、大変都合がよい
。そして、支持腕は簡単な操作で各位置に位動させるこ
とができ、また、各位置に確実に固定されるので使用上
安全である。さらに、本発明の物干し金具は、支持腕の
水平回動の位置固定と上下回動の位置固定をそれぞれ独
立して行うことができるようになっているので、例えば
支持腕を上方傾斜位置に固定したまま格納位置に回動固
定することもでき、この点で機能的に優れている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の分解斜視図、第２図は同じ
く基体の位置固定態様を示す断面図、第３図は基体の位
置固定態様の別間断面図である□。 ６一 図中、１は座体、２は基体、３はロータ、４は支持腕１
１０００．。 特許出願人　　　株式会社ナカ技術研究所代理人弁理士
　　染　　谷　　廣　　司第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 建物の壁面、ベランダの手摺等の任意の取付け箇所に固
   定される座体と、該座体に軸を介して上下方向回動可能
   に取付けられた基体と、該基体内に水平方向回動可能に
   嵌装されたロータと、該ロータに軸を介して上下方向回
   動可能に取付けられた支持腕とから成り、基体は、座体
   に対して、水平と上方傾斜の各位置に選択的に固定され
   るようになつており、また、支持腕は、基体に対して、
   前方回動と側方回動の各位置に選択的に固定されるよう
   になっていることを特徴とする物干し金具。